JP6424117B2 - 吸気制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車用の吸気制御装置に関する。
従来、内燃機関への吸気を制御する吸気制御装置として、複数の吸気通路が設けられたスロットルボディと、スロットルボディに回転可能に支持されたスロットル軸と、スロットル軸の回転によって各吸気通路を開閉するように吸気通路毎に設けられたスロットルバルブとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の吸気制御装置では、スロットル軸に設けられたスロットルレバーを、モータ収納部に収納されたモータで回転させることにより、スロットルバルブで吸気通路を開閉し、吸気の制御が行われる。モータ収納部の回転軸方向の側壁には、換気孔が設けられる。
特開2012−97649号公報
しかしながら、上記特許文献1の吸気制御装置によれば、自動二輪車に搭載した場合、飛び石等がモータ収納部に当たったり、モータ収納部の水抜き穴に泥水等が付着したりすることにより、モータ収納部やモータに悪影響が生じるおそれがある。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、飛び石や泥水等によるモータへの悪影響を回避できる自動二輪車用の吸気制御装置を提供することにある。
第1発明に係る自動二輪車用の吸気制御装置は、複数の吸気通路が設けられたスロットルボディと、前記スロットルボディに回転可能に支持されたスロットル軸と、前記スロットル軸の回転によって前記複数の吸気通路を開閉するように該吸気通路毎に設けられたスロットルバルブと、前記スロットル軸に設けられ、該スロットル軸を回転させるためのスロットルレバーと、アクセル操作に連動して駆動するモータと、前記モータを収納するモータ収納部と、前記モータの駆動力を前記スロットルレバーに伝達する動力伝達機構とを備え、前記スロットル軸は、前記スロットルボディが取り付けられる自動二輪車の車幅方向に延在し、前記モータ及び前記モータ収納部は、前記スロットル軸の中心軸線及び前記吸気通路の中心軸線を含む平面に対して前記スロットルボディの一方の側の側面に位置し、かつ該モータの回転軸が該スロットル軸と平行に配置され、前記一方の側の側面において、前記スロットル軸に沿った方向における前記モータ収納部の両側に、該モータ収納部を保護する保護部材の取付けが可能な第1取付部を備えることを特徴とする。
本発明において、自動二輪車の運転者によりアクセル操作が行われると、これに連動してモータが駆動し、スロットルレバーを回転させる。これにより、スロットル軸を介してスロットルバルブが開閉され、吸気通路を通る吸気が制御される。
その際、第1取付部に保護部材が取り付けられていれば、モータ収納部の車幅方向両側に保護部材が位置するので、保護部材により、自動二輪車の車幅方向両側からモータ収納部を隠すようにしてモータ収納部やモータが保護される。したがって、飛び石等によるモータへの悪影響を回避し、モータによる吸気の制御機能を良好に維持することができる。その際、モータ収納部の車幅方向両側に位置する保護部材を、自動二輪車の両側面視において、気化器に似せた形状にすることができる。
第2発明に係る自動二輪車用の吸気制御装置は、第1発明において、前記スロットルボディの一方の側は、該スロットルボディが自動二輪車に取り付けられた場合の該スロットルボディの上側であり、前記スロットルボディの他方の側の側面には、前記モータ収納部に連通する水抜き孔が設けられ、前記スロットルボディの他方の側の側面における前記水抜き孔の前記車幅方向両側、及び該スロットルボディの該車幅方向両端部のうち、該水抜き孔の該車幅方向両側に位置するいずれか2箇所以上において、該水抜き孔を保護する保護部材の取付けが可能な第2取付部を備えることを特徴とする。
これによれば、自動二輪車の両側から水抜き孔を隠すようにして水抜き孔を保護する保護部材を、第2取付部を用いて設置することができる。これにより、水抜き孔に泥水等の付着や詰りが生じてモータに悪影響が生じるのを防止することができる。また、自動二輪車の両側面視において、第2取付部に取り付けた保護部材を気化器に似せた形状にすることができる。
第3発明に係る自動二輪車用の吸気制御装置は、第1又は第2発明において、前記モータ収納部は、いずれかの前記第1取付部の側に、前記モータへの電気的接続を確立するためのカプラの差込口を備えることを特徴とする。
これによれば、モータ収納部のカプラの差込口が存在する側の第1取付部に保護部材を取り付けることによって、その保護部材により、自動二輪車の側面視においてカプラを隠し、カプラ又はそのカプラに取り付けられるリード線を保護することができる。これにより、モータに対する電気的な接続を良好に維持することができる。
第4発明に係る自動二輪車用の吸気制御装置は、第2発明において、前記スロットルバルブの開度を検出する開度センサが前記スロットル軸の一端に設けられ、前記スロットルボディの他方の側の側面であって、いずれか2つの前記第2取付部の間に、前記開度センサ用のリード線を固定する第1固定部が設けられることを特徴とする。
これによれば、リード線を第1固定部で固定することにより、容易にリード線を隠しつつ第2取付部に保護部材を設置することができる。また、自動二輪車が完成するまでの工程間で自動二輪車とともにスロットルボディを容易に移動させるために、リード線を第1固定部に固定して保護することができる。また、リード線を隠しながら第2取付部に取り付けた保護部材を、自動二輪車の両側面視において、気化器に似せた形状にすることができる。
第5発明に係る自動二輪車用の吸気制御装置は、第4発明において、前記第1固定部が間に設けられた2つの前記第2取付部のうちの一方に対して該第1固定部よりも近い位置に、前記開度センサ用のリード線を固定する第2固定部を備えることを特徴とする。
これによれば、上記の一方の第2取付部に取り付ける保護部材を適切に設計することにより、開度センサに接続されるリード線を、該保護部材の外では第1固定部により、中では第2固定部により確実に固定することができる。したがって、リード線と該保護部材とが干渉するのを防止し、リード線を痛めないようにして、簡単に該保護部材を第2取付部に取り付けることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車用の吸気制御装置の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1の吸気制御装置の左側面図である。 図1の吸気制御装置の右側面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、実施形態の自動二輪車用の吸気制御装置1は、2つの吸気通路2が設けられたスロットルボディ3と、スロットルボディ3に回転可能に設けられたスロットル軸4と、スロットル軸4の回転によって吸気通路2を開閉するように吸気通路2毎に設けられたスロットルバルブ5とを備える。
図2に示すように、吸気通路2を経て自動二輪車のエンジン40に吸気が供給される。吸気通路2よりも下流側には、燃料噴射弁41が設けられる。燃料噴射弁41は、図示していない燃料タンクから燃料ポンプにより加圧されて燃料が供給される燃料通路の出口に設けられ、該出口を開閉することにより燃料を吸気内に断続的に噴射する。
スロットル軸4には、スロットル軸4を回転させるためのスロットルレバー6が設けられる。スロットル軸4は、スロットルボディ3が取り付けられる自動二輪車の車幅方向W(図1参照)に延在する。
スロットルボディ3には、運転者のアクセル操作に連動して駆動するモータ7と、モータ7を収納するモータ収納部8と、モータ7の駆動力をスロットルレバー6に伝達する動力伝達機構9とが設けられる。したがって、モータ7の駆動力によってスロットルバルブ5が開閉される。
動力伝達機構9は、モータ7の回転軸7aに固定されたピニオン10と、スロットルレバー6に設けられた従動ギア11と、ピニオン10と従動ギア11との間に介在する中間ギア12とで構成される。中間ギア12は、ピニオン10と噛み合う大径ギア13と、従動ギア11と噛み合う小径ギア14とを備える。したがって、動力伝達機構9は、モータ7の回転力を、ピニオン10、中間ギア12及び従動ギア11で減速して、スロットルレバー6に伝達する。
モータ7の駆動は、電子制御ユニット(ECU)42により制御される。すなわち、電子制御ユニット42は、運転者のアクセル操作やエンジン40の状態に基づき、モータ7を制御してスロットルバルブ5の開度を調整することにより、エンジン40に供給される吸気を制御する。このとき、スロットルバルブ5の開度が、後述する開度センサ29により認識され、モータ7の制御のためにフィードバックされる。
この吸気制御に並行して、電子制御ユニット42は、吸気に混合される燃料の量を制御する。すなわち、電子制御ユニット42は、運転者の操作やエンジン40の状態に基づいて燃料噴射弁41を開閉し、エンジン40に供給される吸気に対する燃料の噴射タイミングや噴射回数を制御する。
図1で示されるように、モータ7及びモータ収納部8は、スロットル軸4の中心軸線及び吸気通路2の中心軸線を含む平面に対してスロットルボディ3の一方の側の側面に位置し、かつモータ7の回転軸7aがスロットル軸4と平行に配置される。スロットルボディ3は、該一方の側が鉛直上方を向くように、自動二輪車に取り付けられる。以下、スロットルボディ3について、該一方の側を「上側U」といい、該一方の側反対側を「下側D」という。
スロットルボディ3の上側Uの側面において、スロットル軸4に沿った方向におけるモータ収納部8の両側に、それぞれ第1取付部15a及び15bが設けられる。第1取付部15a及び15bは、モータ収納部8を保護する中空円筒状の保護部材16a及び16bがそれぞれ取付け可能に構成される。
すなわち、第1取付部15a、15bには、それぞれ雌ねじを有するねじボス17が設けられる。保護部材16a、16bには、それぞれボルト18を通す貫通孔が設けられる。この貫通孔にボルト18を通し、ねじボス17に、その雌ねじを介してネジ止めすることによりにより、保護部材16a、16bを第1取付部15a、15bに取り付けることができる。
保護部材16aの側面には、モータ7に接続されるリード線30aを保護部材16a内に導入及び導出するための切欠き16cが設けられる。車幅方向Wにおいて、モータ7は、両吸気通路2の中心軸線の内側に配置される。第1取付部15a、15bは、両吸気通路2の中心軸線の外側に配置される。
図1において部分的に拡大して示すように、スロットルボディ3の下側Dの側面には、モータ収納部8に連通する水抜き孔18及び19が設けられる。水抜き孔18及び19は、スロットルボディ3の下側Dの側面に設けられた突起部20及び21の先端面でそれぞれ大径部22となって下方に開口するように形成される。大径部22は、その奥の方よりも段差を経て径が大きくなった部分である。
従来の吸気制御装置におけるモータ収納部のモータ軸方向の側壁に設けられた換気孔は、基本的にモータ収納部内の換気を可能にするものであるとともに、モータ収納部内への水等の浸入を防ぐものである。これに対し、本実施形態の水抜き孔18及び19は、モータ収納部8内の換気を行うとともに、重力を利用して水を抜くことにより、モータ収納部8内に水が溜まるのを防ぐものである。
したがって、水抜き孔18は、吸気制御装置1が設置される自動二輪車の走行時に重力方向における低い場所に位置し、水抜き孔19は、該自動二輪車のスタンドを使用した駐車時に低い場所に位置するように配置される。これにより、モータ収納部8から水が抜け易くなるとともに、水抜き孔18及び19の双方が換気孔として作用する。
スロットルボディ3の下側Dの側面における水抜き孔18、19の車幅方向W両側、及びスロットルボディ3の車幅方向W両端部のうち、水抜き孔18、19の車幅方向W両側に位置するいずれか2箇所以上において、水抜き孔18、19を保護する保護部材の取付けが可能な第2取付部が設けられる。本実施形態では、第2取付部24として、スロットルボディ3の下側Dの側面に第2取付部24a及び24bが設けられ、スロットルボディ3の車幅方向W両端部に第2取付部24c及び24bが設けられる。
第2取付部24a及び24bは、保護部材として、ドーム状の保護部材23a及び23bがそれぞれ取付け可能に構成される。すなわち、第2取付部24a、24bには、それぞれ雌ねじを有するねじボス25が設けられる。保護部材23a、23bには、それぞれボルト26を通す貫通孔が設けられる。この貫通孔にボルト26を通し、ねじボス25に、その雌ねじを介してネジ止めすることによりにより、保護部材23a、23bを第2取付部24a、24bに取り付けることができる。
第2取付部24c及び24dは、保護部材として、蓋状の保護部材23c及び23dをスロットルボディ3の車幅方向W両端部に、ねじ27で取り付けることを可能にするものである。車幅方向Wにおいて、第2取付部24a〜24dは、一方から24c、24a、24b及び24dの順で並んでいる。
水抜き孔18及び19は、両吸気通路2の中心軸線の車幅方向W内側に配置される。第2取付部24a〜24dは、両中心軸線の車幅方向W外側に配置される。
図3に示すように、電子制御ユニット42とモータ7とは、リード線30aにより電気的に接続される。この電気的接続を容易に行うことができるように、リード線30aにはカプラ28が設けられ、モータ収納部8の第1取付部15aの側に、カプラ28の差込口が設けられる。
図1に示すように、スロットル軸4の一端には、スロットルバルブ5の開度を検出する開度センサ29が設けられる。スロットルボディ3の下側Dで、第2取付部24aと24bとの間に、開度センサ29と電子制御ユニット42とを接続する(図4参照)リード線30bを固定する第1固定部31が設けられる。
スロットルボディ3の下側Dの側面で、第2取付部24aと24bとの間の第1固定部31よりも第2取付部24bに近い位置に、リード線30bを固定する第2固定部32が設けられる。ここでは、第2固定部32は、第2取付部24bのねじボス25と一体的に設けられる。リード線30bは、結束帯33により第1固定部31及び第2固定部32に固定され、開度センサ29に導かれる。
第2取付部24bに取り付けられる保護部材23bには、開度センサ29に導かれるリード線30bとの干渉を回避するために、第2取付部24bに取り付けたときにリード線30bが通る2箇所の位置に切欠き23e(図4参照)が設けられる。保護部材23bは、第2取付部24bに取り付けられるとき、第2固定部32を覆うが、その際、第2固定部32を経由して開度センサ29に接続されるリード線30bが、上記の2箇所の切欠き23eを経て支障なく内部を通過するように取り付けられる。
図4に示すように、リード線30bは、開度センサ29側の端部にコネクタ34が設けられており、コネクタ34を開度センサ29の接続部に下方から嵌合させることにより、開度センサ29に接続される。第2取付部24dは、開度センサ29を囲う囲い壁35を構成する。囲い壁35は、コネクタ34との干渉を回避するために、コネクタ34より幅が大きい切欠き36を備える。コネクタ34は、比較的硬い樹脂で構成されており、開度センサ29に嵌合したとき、コネクタ34に結合されたリード線30bの端部近傍の位置や形状を固定して決定する。
この構成において、吸気制御装置1を製造する際には、リード線30aは、カプラ28を介してモータ7に接続される。このとき、第1取付部15aに取り付けられた保護部材16aに、その切欠き16cを経てリード線30aの一部が保護部材16aに導入及び導出されて収納される。これにより、長さに余裕をもって配線されたリード線30aの余裕部分が、保護部材16aより適切に保護される。
一方、リード線30bは、第1固定部31及び第2固定部32で固定され、コネクタ34によって開度センサ29に接続される。その後、第2取付部24a、24bに保護部材23a、23bが取り付けられる。その際に、リード線30bが第1固定部31及び第2固定部32で固定されるので、リード線30bが邪魔にならず、容易に保護部材23a、23bの取付けが行われる。
このとき、保護部材23bの取付けは、保護部材23bの切欠き23eにより、第1固定部31及び第2固定部32で固定されたリード線30bと保護部材23bとが干渉することなく行われる。したがって、リード線30bと保護部材23bとが干渉してリード線30bに損傷を与えることなく、容易に保護部材23bの取付けが行われる。これにより、開度センサ29に接続されるリード線30bは、保護部材23bの外では第1固定部31により、中では第2固定部32により確実に固定された状態となる。
また、自動二輪車を完成するまでの工程間で、スロットルボディ3が取り付けられた自動二輪車を移動させる際には、上記のようにリード線30bを第1固定部31及び第2固定部32で固定しておくことにより、リード線30bが保護されるので、移動が容易に行われる。
吸気制御装置1を使用する際には、自動二輪車の運転者によりアクセル操作が行われると、これに連動してモータ7が駆動し、スロットルレバー6を回転させる。これにより、スロットル軸4を介してスロットルバルブ5が開閉され、吸気通路2を通る吸気が制御される。
この間、第1取付部15a、15bに保護部材16a、16bが取り付けられていれば、モータ収納部8の車幅方向W両側に保護部材16a、16bが位置するので、保護部材16a、16bにより、自動二輪車の車幅方向W両側からモータ収納部8を隠すようにしてモータ7が保護される。
また、第2取付部24a、24bに保護部材23a、23bが取り付けられていれば、自動二輪車の両側から水抜き孔18、19を隠すようにして水抜き孔18及び水抜き孔19が保護される。
また、第1取付部15aに保護部材16aが取り付けられていれば、自動二輪車の側面視においてカプラ28が保護部材16aにより隠され、カプラ28又はカプラ28に取り付けられたリード線37が保護される。したがって、モータ7への電気的接続が、高い信頼性で確保される。
以上のように本実施形態によれば、保護部材16a、16bにより、自動二輪車の車幅方向W両側からモータ収納部8を隠すようにしてモータ7が保護されるので、吸気を制御するためのモータ7の機能を良好に維持することができる。
また、保護部材23a、23bにより、自動二輪車の両側から水抜き孔18、19を隠すようにして水抜き孔18、19が保護されるので、水抜き孔18、19の泥水等の付着や詰りによってモータ7に悪影響が及ぶのを防止することができる。
また、モータ収納部8の第1取付部15a側に、モータ7との電気的接続を確立するためのカプラ28の差込口を備えるので、カプラ28、カプラ28に接続されるリード線30a、これらの接続部等を、第1取付部15aに取り付けられる保護部材16aにより保護することができる。
また、リード線30bが第1固定部31で固定されるので、容易にリード線30bを隠しつつ第2取付部24a、24bに保護部材23a、23bを取り付けることができる。また、自動二輪車の製造工程間でスロットルボディが自動二輪車とともに移動される間、リード線30bを第1固定部31に固定して保護することができる。
また、リード線30bが第1固定部31と第2固定部32で固定されるので、保護部材23bを第2取付部24bに取り付ける際に、リード線30bと保護部材23bとが干渉してリード線30bが損傷するのを防止ししながら、容易に保護部材23bの取付けを行うことができる。
また、第2固定部32を、第2固定部24bの近傍に取り付けるようにしたので、第2固定部24bのねじボス25と一体的に設けることができる。
また、水抜き孔18及び19の大径部22へ移行する部分の段差により、水抜き孔18及び19が泥水等の付着や詰りによって水抜き孔18及び19の機能が阻害されるのを防止することができる。
また、水抜き孔18、19が形成された突起部21、22が、第2取付部24a、244bに取り付けられる保護部材23a、23bにより、自動二輪車の両側面視側から隠すようにして保護されるので、泥水等の付着や詰りにより水抜き孔18及び19の機能が阻害されるのを、より確実に防止することができる。
また、自動二輪車の両側面視において、保護部材16a、16b、23a〜23dのいずれか1つ以上を取り付ける場合、それらを気化器に似せた形状にすることができる。したがって、吸気制御装置1を搭載する自動二輪車の外観を、気化器を有するエンジンを搭載した車両のように見せることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、保護部材23a及び23cを一体物として成形し、この一体物を、第2取付部24a又は24cに取り付けることができるようにしてもよい。保護部材23b及び23dについても同様である。また、本発明は、3気筒以上のエンジンに適用してもよい。
1…吸気制御装置、2…吸気通路、3…スロットルボディ、4…スロットル軸、5…スロットルバルブ、6…スロットルレバー、7…モータ、8…モータ収納部、9…動力伝達機構、16a、16b、23a〜23d…保護部材、15a、15b…第1取付部、24a〜24d…第2取付部、18、19…水抜き孔、28…カプラ、30a、30b…リード線、31…第1固定部、32…第2固定部。

Claims (5)

  1. 複数の吸気通路が設けられたスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に支持されたスロットル軸と、
    前記スロットル軸の回転によって前記複数の吸気通路を開閉するように該吸気通路毎に設けられたスロットルバルブと、
    前記スロットル軸に設けられ、該スロットル軸を回転させるためのスロットルレバーと、
    アクセル操作に連動して駆動するモータと、
    前記モータを収納するモータ収納部と、
    前記モータの駆動力を前記スロットルレバーに伝達する動力伝達機構とを備え、
    前記スロットル軸は、前記スロットルボディが取り付けられる自動二輪車の車幅方向に延在し、
    前記モータ及び前記モータ収納部は、前記スロットル軸の中心軸線及び前記吸気通路の中心軸線を含む平面に対して前記スロットルボディの一方の側の側面に位置し、かつ該モータの回転軸が該スロットル軸と平行に配置され、
    前記一方の側の側面において、前記スロットル軸に沿った方向における前記モータ収納部の両側に、該モータ収納部を保護する保護部材の取付けが可能な第1取付部を備えることを特徴とする自動二輪車用の吸気制御装置。
  2. 前記スロットルボディの一方の側は、該スロットルボディが自動二輪車に取り付けられた場合の該スロットルボディの上側であり、
    前記スロットルボディの他方の側の側面には、前記モータ収納部に連通する水抜き孔が設けられ、
    前記スロットルボディの他方の側の側面における前記水抜き孔の前記車幅方向両側、及び該スロットルボディの該車幅方向両端部のうち、該水抜き孔の該車幅方向両側に位置するいずれか2箇所以上において、該水抜き孔を保護する保護部材の取付けが可能な第2取付部を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用の吸気制御装置。
  3. 前記モータ収納部は、いずれかの前記第1取付部の側に、前記モータへの電気的接続を確立するためのカプラの差込口を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車用の吸気制御装置。
  4. 前記スロットルバルブの開度を検出する開度センサが前記スロットル軸の一端に設けられ、
    前記スロットルボディの他方の側の側面であって、いずれか2つの前記第2取付部の間に、前記開度センサ用のリード線を固定する第1固定部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用の吸気制御装置。
  5. 前記第1固定部が間に設けられた2つの前記第2取付部のうちの一方に対して該第1固定部よりも近い位置に、前記開度センサ用のリード線を固定する第2固定部を備えることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車用の吸気制御装置。
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