JP2008144696A - 多連スロットルボデーにおける駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10とが隣接して対向配置され、両スロットルボデー1、10の吸気通路2、11を横断して絞り弁軸24が回転自在に配置される。
一側スロットルボデー1の他側対向側壁1aから絞り弁軸受孔3を囲繞し、他側方Bに向けて第1収納凹部1bが開口して形成される。
他側スロットルボデー10の一側対向側壁10aから、絞り弁軸受孔12を囲繞し、一側方Aに向けて第2収納凹部10bが開口して形成される。
第1収納凹部1bの開口と第2収納凹部10bの開口を当接して密閉された収納空間Kが形成され、該収納空間K内にモータM、ギア部Gよりなる駆動装置Pが収納配置される。
【選択図】 図1
Description
かかる特許文献1における図1によれば、内部を吸気通路が貫通して穿設された単一のスロットルボデーが側方に複数配置され、右側の2つのスロットルボデーを貫通して第1のスロットルシャフトが配置され、左側の2つのスロットルボデーを貫通して第2のスロットルシャフトが配置されるとともに第1のスロットルシャフトと第2のスロットルシャフトとが継手部材を介して一体的に回転するよう連結される。
又、隣接する中央寄りのスロットルボデー(2番目と3番目の間)の隣接空間に駆動手段が配置されるもので、この駆動手段は、モータと、モータによって減速駆動されスロットルシャフトに回転力を付与するギア部と、により構成され、かかる駆動手段は、スロットルボデー又は連結プレートに固定された保持板に取着される。すなわち駆動手段は隣接する各スロットルボデーの隣接空間に配置される。
又、特許文献1の図5によれば、隣接する複数のスロットルボデーを貫通して単一のスロットルシャフトが配置され、一端側のスロットルボデーに収納部が形成されるとともに収納部の開口が保持蓋によって閉塞保持される。
そして前記モータ、ギア部よりなる駆動手段が収納部内に収納保持される。
すなわち駆動手段は、多連スロットルボデーの一端外側に形成される収納部内に配置される。
第1には駆動装置を隣接するスロットルボデーの対向空間に配置することである。
これは、対向空間に駆動装置を配置することにより多連スロットルボデーの側方長さ(絞り弁軸に沿う方向の長さ)を短縮するのに有利なことによる。
多連スロットルボデーの側方長さが長いことは、二輪車に搭載した際、乗員の足と多連スロットルボデーの外側端とが干渉して好ましいものでなく、二輪車の設計的自由度を阻害することにつながる。
第2には、モータ及びギア部よりなる駆動装置は略密閉された収納空間に配置することである。
これは、特に二輪車にあっては、多連スロットルボデーは大気に開放された状態で二輪車に搭載されるもので、駆動装置に汚水、砂、土等の異物がふりかかった際、腐蝕、ギア部への噛み込み、等の不具合を生じて好ましいものでない。
ここで特許文献1の図1について着目すると、駆動装置が隣接するスロットルボデーの対向空間に配置されることから多連スロットルボデーの側方長さを短縮することは可能なものであるが、駆動装置は単に保持板に取着されるもので大気に開放された状態で配置されて好ましいものでない。
ここでかかる図1のものに対し、カバー等で密閉された収納空間を形成し、この収納空間に駆動装置を配置することが考慮されるものであるが、ギア部が絞り弁軸の周囲を囲繞して配置されることからカバーには絞り弁軸を挿通する挿通孔を設ける必要があり、絞り弁軸をカバーの挿通孔内に挿通配置するものである。一方収納空間は密閉状に形成して内部に異物が進入することを抑止する必要があり、この為にカバーの挿通孔と絞り弁軸との間にはシール部材を配置する必要がある。
上記によれば、シール部材によって絞り弁軸に摺動抵抗が加わることになりモータの駆動力をその分増加させる必要がある。
又、カバーを格別に用意することは部品点数の増加、組みつけ工数の増加につながりその製造コストを効果的に低減できない。
又、特許文献1の図5について着目すれば、駆動装置は、保持蓋で閉塞された収納部内に配置されるので、駆動装置を良好な状態に収納配置できるものであるが多連スロットルボデーの側方長さが長く成って好ましいものでない。
内部を吸気通路が貫通して穿設される他側スロットルボデーと、が隣接して対向配置され、
両スロットルボデーの吸気通路を横断するとともに両スロットルボデーに回転自在に支持され、両吸気通路を開閉する絞り弁が取着された一本軸よりなる絞り弁軸と、
モータと、モータによって減速駆動され、絞り弁軸に回転力を付与するギア部と、
により構成される駆動装置と、を備える多連スロットルボデーにおける駆動装置において、
一側スロットルボデーの他側対向側壁から、絞り弁軸受孔を囲繞し、他側方に向けて第1収納凹部を開口して形成するとともに他側スロットルボデーの一側対向側壁から、絞り弁軸受孔を囲繞し、一側方に向けて第2収納凹部を開口して形成し、
前記第1収納凹部の開口と第2収納凹部の開口を当接することにより密閉される収納空間を形成し、
前記収納空間に絞り弁軸を挿通配置するとともに前記駆動装置を収納配置したことを第1の特徴とする。
前記第1鍔部と第2鍔部とを当接して螺着することにより前記収納空間を形成したことを第2の特徴とする。
前記ギア部を、第1収納凹部の他側開口端より他側方に向けて突出して配置したことを第5の特徴とする。
又、駆動装置は密閉された収納空間内に配置されるので、駆動装置を異物より完全に保護することができ、駆動装置の腐蝕、ギア部への異物の噛み込み等を抑止でき、駆動装置を長期に渡って安定して且つ良好に使用することができる。
又、収納空間は、一側スロットルボデーの第1収納凹部と、他側スロットルボデーの第2収納凹部とを当接することによって形成されるので、部品点数、組みつけ工数の増加を抑止でき、製造コストを低減できる。
又、このとき特に第1収納凹部、第2収納凹部は、スロットルボデーに本来穿設される軸受孔以外のカバーに穿設される等の絞り弁軸の軸受孔を必要としないので、絞り弁軸に対して新たに摺動抵抗が増加することもない。
以上によると、一側スロットルボデーと他側スロットルボデーとを連結ステー、連結軸とによる連結に加え、第1鍔部と第2鍔部との螺着による一側スロットルボデーと他側スロットルボデーとの連結を加えることができたので、一側スロットルボデーと他側スロットルボデーとをより強固に且つ正確に位置決め固定できる。
そして、第1摺動筒部と第2摺動筒部との摺動部の寸法にバラツキが生じて間隙が発生したとしても、該間隙を環状シール部材によって確実に密閉できる。
従って第1摺動筒部、第2摺動筒部の寸法精度を必要以上に維持する必要がなく、生産性を効果的に向上することができる。
1は、図1において一側方Aに配置される一側スロットルボデーであり、一側方Aとは図において右方をいう。10は図1において他側方Bに配置される他側スロットルボデーであり、他側方Bとは図において左方をいう。
一側スロットルボデー1は、内部を吸気通路2が紙面の表裏方向に貫通して穿設されるとともに一側方Aから他側方Bに向けて吸気通路2を横断する絞り弁軸受孔3が貫通して穿設される。
又、一側スロットルボデー1の他側方Bに臨む他側対向側壁1aには第1収納凹部1bが凹設される。
この第1収納凹部1bは、他側対向側壁1aより他側方Bに向かってのび、その他側開口端1cが開口して凹設されるもので、他側開口端1cには絞り弁軸受孔3(いいかえると後述する絞り弁軸ともいえる)に直交する側の全周に第1鍔部1dが突出して形成される。又前記第1収納凹部1bは、他側対向側壁1aに開口する絞り弁軸受孔3を囲繞して形成される。
尚、1eは、第1鍔部1dに貫通して穿設されるバカ孔であり、周方向に複数穿設される。
又、1fは一側スロットルボデー1から絞り弁軸受孔3に直交する側に突出して形成された第1連結鍔部であり、この第1連結鍔部1fには、絞り弁軸受孔3に沿う方向にバカ孔1gが貫通して穿設される。
又、他側スロットルボデー10の一側方Aに臨む一側対向側壁10aには第2収納凹部10bが凹設される。
この第2収納凹部10bは、一側対向側壁10aより一側方Aに向かってのび、その一側開口端10cが開口して凹設されるもので、一側開口端10cには絞り弁軸受孔12(いいかえると後述する絞り弁軸ともいえる)に直交する側の全周に第2鍔部10dが突出して形成される。この第2鍔部10dは第1鍔部1dに臨んで当接するよう形成される。
又前記第2収納凹部10bは、一側対向側壁10aに開口する絞り弁軸受孔12を囲繞して形成される。
尚、10eは、第2鍔部10dに貫通して穿設されるメネジ孔であり、周方向に複数穿設されるとともに第1鍔部1dのバカ孔1eに臨んで形成される。
又、10fは他側スロットルボデー10から絞り弁軸受孔12に直交する側に突出して形成された第2連結鍔部であり、この第2連結鍔部10fには、絞り弁軸受孔12に沿う方向にバカ孔10gが貫通して穿設される。
尚、前記バカ孔1gを含む第1連結鍔部1fとバカ孔10gを含む第2連結鍔部10fは互いに対向した位置に形成される。
一側スロットルボデー1の他側対向側壁1aと他側スロットルボデー10の一側対向側壁10aとを対向させた状態において、一側スロットルボデー1の第1鍔部1dと、他側スロットルボデー10の第2鍔部10dとを当接し、かかる状態においてネジ20をバカ孔1eからメネジ孔10eに向けて螺動し、これによって第1収納凹部1bと第2収納凹部10bとが螺着される。
又、第2連結鍔部10fのバカ孔10gから第1連結鍔部1fのバカ孔1gに向けてボルト21が挿通され、ナット22を螺動することによって一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10とが螺着されて固定される。
すなわち一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10とは側方に配置された状態において、ボルト21及びネジ20によって固定されて多連スロットルボデーが形成され、第1収納凹部1bと第2収納凹部10bとが第1鍔部1dと第2鍔部10dとが当接配置されることにより、一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10の隣接対向の間に密閉された収納空間Kが形成される。
又、一側スロットルボデー1の他側対向側壁1aに開口する絞り弁軸受孔3及び他側スロットルボデー10の一側対向側壁10aに開口する絞り弁軸受孔12は前記収納空間内に開口配置される。いいかえると、絞り弁軸受孔3及び12を囲繞して収納空間Kが形成される。
すなわち、モータMは第1収納凹部1b内に挿入されて固定配置され、他側方Bに突出するモータ軸MaにモータギアGaが取着される。又、大径ギアGb1と小径ギアGb2とによって形成される中間ギアGbは、一側スロットルボデー1の他側対向側壁1aに立設された中間軸Gcに回転自在に配置される。又、従動ギアGdは一側スロットルボデー1の絞り弁軸受孔3及び他側スロットルボデー10の絞り弁軸受孔12に回転自在に支承配置された一本軸よりなる絞り弁軸24にベアリングを介して回転自在に配置される。
そして、上記ギア部は、中間ギアGbの大径ギアGb1がモータギアGaに噛合されるとともに小径ギアGb2が従動ギアGdに噛合され、更に従動ギアGdの一部が、絞り弁軸24に固定配置されて同期的に回転するオープンレバー25に係止される。
上記オープンレバーは、後述する絞り弁の開放側に付勢するオープンスプリング26のバネ力によって絞り弁の開放側への回転力を受け、従動ギアGdの一部に、開放側においてバネ力によって当接配置される。
尚、27は絞り弁軸24に取着されて、一側スロットルボデー1の吸気通路2を開閉する絞り弁であり、28は絞り弁軸24に取着されて他側スロットルボデー10の吸気通路11を開閉する絞り弁である。
一方、制御ユニットからの出力信号によってモータMが逆向きの他方向に回転すると、ギア部Gによる他方向回転により、従動ギアGdは減速されて絞り弁の閉方向側へ回転し、これによるとオープンレバー25は従動ギアGdに押圧されてオープンスプリング26のバネ力に抗して閉方向側へ回転するもので、オープンレバー25と同期的に回転する絞り弁軸24の回転により、各絞り弁27、28は、各吸気通路2、11をモータMの他方向回転に応じて閉塞制御する。
又、収納空間Kは、一側スロットルボデー1の第1収納凹部1bと他側スロットルボデー10の第2収納凹部10bとによって形成し、それらの開口端を単に当接したので、他の蓋部材等を必要としないので部品点数の増加を抑止でき、またその組みつけも極めて簡単に行なうことができ、もって製造コストを効果的に低減できたものである。
又、各スロットルボデー1、10の他側対向側壁1a、一側対向側壁10aに開口して穿設される絞り弁軸受孔3、12は、収納空間K内に開口して配置されるので、絞り弁軸24と各絞り弁軸受孔3、12との間に何等のシール部材を必要としない。上記によれば絞り弁軸24の回転抵抗が増加することがなく、従来の出力を有するモータMをそのまま使用することができる。
又、スロットルボデーは、アルミニウム材料等を用い、射出成形によって形成されるが、このとき、前記第1、第2収納凹部1b、10bは容易に一体成形できる。
尚、モータMの一側端Mbに臨む第1収納凹部1bの底部1b1は、開口して形成してもよく、これは、モータMの外周が第1収納凹部1bに微少間隙をもって挿入配置されるからである。
一方、前記ギア部は、実際の組みつけ時において、一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10とが当接されない状態において、一側スロットルボデー1の他側方Bに向けて開口する第1収納凹部1bに向けて組みつけられるが、かかるギア部Gが第1収納凹部1bの他側開口端1cより他側方Bに突出して配置したことによると、ギア部Gの周囲に当接部分が存在することがなくギア部Gの組みつけ性及びグリスの塗布作業を大きく向上できる。又、ギア部Gに対するメンテナンス作業性も向上できる。
図1に示される駆動装置は、スロットルワイヤとモータにより絞り弁が開閉制御されるものであるが、図2に示される駆動装置はモータにより絞り弁が開閉制御されるもので、図1におけるオープンレバー、オープンスプリングを備えておらず、又従動ギアは絞り弁軸に固着され、従動ギアと絞り弁軸とは一体的に回転する。
尚、図1と同一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する。
1kは、第1収納凹部1bの他側方Bに連設して形成された筒状をなす第1摺動筒部であり、その他側開口端1lが他側方Bに向かって開口して形成される。
又10kは、第2収納凹部10bの一側方Aに連設して形成された筒状をなす第2摺動筒部であり、その一側開口端10lが一側方Aに向かって開口して形成される。
そして、一側スロットルボデー1と他側スロットルボデー10とをボルト21によって螺着固定する際、第2摺動筒部10kの外周部を、第1摺動筒部1kの内周部に微少間隙(例えば0.5ミリメートル)をもって挿入配置する。
以上によると、第1摺動筒部1kの他側開口端1l、第2摺動筒部10kの一側開口端10lとが相互に閉塞されるもので、これによって第1収納凹部1bと第2収納凹部10bとにより密閉された収納空間Kが形成される。
そして、前記収納空間内に、図1と同様にモータギアGa、中間ギアGb、従動ギアGcよりなるギア部Gを備える駆動装置Pが収納配置される。
すなわち、取付けピッチLに誤差が生じた際において、第1、第2摺動筒部1k、10kが挿入された状態において、相互に絞り弁軸24の長手方向に移動するもので、かかる取付けピッチLの誤差を吸収できるからである。
いいかえると、第2摺動筒部10kと第1摺動筒部1kの寸法精度を高精度に形成する必要がなく、生産性を向上できる。
1a 他側対向側壁
1b 第1収納凹部
3 絞り弁軸受孔
10 他側スロットルボデー
10a 一側対向側壁
10b 第2収納凹部
12 絞り弁軸受孔
24 絞り弁軸
A 一側方
B 他側方
K 収納空間
P 駆動装置
Claims (5)
- 内部を吸気通路が貫通して穿設される一側スロットルボデーと、
内部を吸気通路が貫通して穿設される他側スロットルボデーと、が隣接して対向配置され、
両スロットルボデーの吸気通路を横断するとともに両スロットルボデーに回転自在に支持され、両吸気通路を開閉する絞り弁が取着された一本軸よりなる絞り弁軸と、
モータと、モータによって減速駆動され、絞り弁軸に回転力を付与するギア部と、
により構成される駆動装置と、を備える多連スロットルボデーにおける駆動装置において、
一側スロットルボデー1の他側対向側壁1aから、絞り弁軸受孔3を囲繞し、他側方Bに向けて第1収納凹部1bを開口して形成するとともに他側スロットルボデー10の一側対向側壁10aから、絞り弁軸受孔12を囲繞し、一側方Aに向けて第2収納凹部10bを開口して形成し、
前記第1収納凹部の開口と第2収納凹部10bの開口を当接することにより密閉される収納空間Kを形成し、
前記収納空間に絞り弁軸24を挿通配置するとともに前記駆動装置を収納配置したことを特徴とする多連スロットルボデーにおける駆動装置。 - 前記第1収納凹部の他側開口端1cに絞り弁軸24に直交する第1鍔部1dを設けるとともに第2収納凹部10bの一側開口端10cに絞り弁軸24に直交する第2鍔部10dを設け、
前記第1鍔部と第2鍔部10dとを当接して螺着することにより前記収納空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の多連スロットルボデーにおける駆動装置。 - 前記第1収納凹部の他側開口端1lに絞り弁軸24に沿う第1摺動筒部1kを設けるとともに第2収納凹部10bの一側開口端10lに絞り弁軸24に沿う第2摺動筒部10kとを設け、前記第1収納筒部と第2摺動筒部10kとを摺動配置することにより前記収納空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の多連スロットルボデーにおける駆動装置。
- 前記第1摺動筒部と第2摺動筒部10kの摺動部Nに環状シール部材30を配置したことを特徴とする請求項3記載の多連スロットルボデーにおける駆動装置。
- 前記ギア部は、モータ軸Maに装着されるモータギアGaと、中間軸Gcに装着され、モータギアGaに噛合される中間ギアGbと、絞り弁軸24に装着され、中間ギアGbに噛合される従動ギアGdと、により構成され、
前記ギア部を、第1収納凹部1bの他側開口端1cより他側方Bに向けて突出して配置したことを特徴とする請求項1記載の多連スロットルボデーにおける駆動装置。
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- 2006-12-12 JP JP2006334173A patent/JP2008144696A/ja active Pending
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