JP6424080B2 - Ctiシステム - Google Patents

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Description

本発明は、外部ネットワークから電話の着信があった際に発信元の顧客情報をPC等の情報端末に表示するCTIシステムに関するものである。
一般に、ビジネスその他の場面における連絡手段として電話が広く用いられている。しかし電話は、音声のみを逐次伝達するものであるため、電話オペレータにとって通話相手を即座に特定することや通話内容の聞き違いを完全に排除することは困難であった。
そこで従来から、コールセンター・病院等において、顧客情報をあらかじめデータベースに記録しておき、外部ネットワークから電話の着信があった際に発信元の顧客情報をPC端末に表示することにより、電話オペレータの顧客対応を支援するCTI(Computer Telephony Integration:コンピュータ電話統合)システムが知られている。
特許文献1には、センター側内線番号とキャリア網センター側番号を関連付けて記憶する宛先変換情報DBと、CTIサーバからセンター側内線番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、キャリア網センター側ゲートウェイに対して、センター側内線番号を割り当てられているIP電話機から、キャリア網拠点側番号への呼の発信を指示するセンター側呼制御装置と、センター側内線番号とキャリア網センター側番号とキャリア網拠点側番号と顧客電話番号を関連付けて記憶する呼情報DBと、キャリア網拠点側ゲートウェイから、キャリア網センター側番号とキャリア網拠点側番号を受け取り、呼情報DBから顧客電話番号を読み出し、PSTN網ゲートウェイに対して公衆網発信元番号から顧客電話番号へ呼を転送する指示を出す拠点側呼制御装置とを備えるCTIシステムが開示されている。
これによれば、集中受発信業務センター側などのIP電話機からセンター側キャリア網中継器、営業店側キャリア網中継器、営業店側公衆網中継器を経由して顧客電話機に呼を着信させることができる。
特開2010−246163号
しかしながら、従来のCTIシステムは、着信信号(呼)から着信先の電話番号情報を抽出するために、ルータと各電話の間に電話毎にCTIサーバを設けなければならなかった。
このため、従来のCTIシステムは、電話の数が増加するに従ってCTIサーバの数が増加して構成が複雑になり、設置および管理のコストが増大するため、特に、小規模なオフィスにおいて導入が困難であった。
また、電話毎にCTIサーバを設けるため、顧客情報データベースの更新の際、各CTIサーバの顧客情報データベースを更新する必要があり、面倒であった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、設置および管理が容易なCTIシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、外部ネットワークから電話の着信があった際に発信元の顧客情報を情報端末に表示するCTIシステムにおいて、出力側UNIポートと、入力側UNIポートと、前記情報端末に接続されるLANポートと、前記電話に接続される電話ポートを有し、外部ネットワークに接続されるルータ装置と、前記ルータ装置の出力側UNIポートに接続された第1のポートと、前記ルータ装置の入力側UNIポートに接続された第2のポートと、第3のポートを備えたハブと、前記ハブの第3のポートに接続された入力端子と、前記ルータ装置に接続された出力端子と、顧客情報データベースを有するCTIサーバとを備え、前記ルータ装置は、前記外部ネットワークから前記電話に対する着信信号を受信した際に、前記出力側UNIポートを介して発信元の電話番号情報を前記ハブに送信し、前記ハブは、前記発信元の電話番号情報を第1のポートを介して受信したあと、該発信元の電話番号情報を第2のポートを介して前記ルータ装置の前記入力側UNIポートに送信するとともに、前記発信元の電話番号情報をミラーリングして第3のポートを介して前記CTIサーバに送信し、前記CTIサーバは、前記発信元の電話番号情報を入力端子を介して受信したあと、該発信元の電話番号情報に対応する顧客情報を前記顧客情報データベースから抽出し、該顧客情報を前記出力端子を介して前記ルータ装置に送信することを特徴とする。
これによれば、電話番号情報は、ルータ装置から出力側UNIポートを介してハーブに送信され、再びハブからルータ装置の入力側UNIポートに送信される経路をたどるため、ルータ装置により電話が使用可能な状態になる。一方、電話番号情報は、同じくハブにおいてミラーリングされたあと、CTIサーバに送信される経路をたどるため、CTIサーバが顧客情報を抽出することが可能となる。そして、顧客情報は、CTIサーバから前記ルータ装置に送信される経路をたどるため、ルータ装置により情報端末が顧客情報が表示可能な状態になる。
また、本発明は、前記CTIシステムに用いられ、前記ハブの第3のポートに接続された入力端子と、前記ルータ装置に接続された出力端子と、顧客情報データベースを有することを特徴とするCTIサーバであることを特徴とする。これによれば、該CTIサーバを設けることにより、既存のネットワーク構成を利用した簡易な構成のCTIシステムを構築することができる。
本発明によれば、既存のルータ装置を利用した簡易な構成のCTIシステムを構築することができる。
また、電話の数が増加してもCTIサーバの数が増加せず、CTIシステムの設置および管理のコストが抑制されるため、特に、小規模なオフィスであっても容易にCTIシステムを導入することができる。
また、電話毎にCTIサーバを設ける必要がないため、顧客情報データベースの更新の際、一のCTIサーバの顧客情報データベースを更新するだけ足り、便利である。
CTIシステムの概略構成図である。 情報端末のモニターにポップアップ表示された顧客情報を示す図である。 CTIシステムの動作を示すフローチャートである。 外部ネットワークの情報端末に送信された電話の着信履歴を示す図である。
次に、本発明に係るCTIシステムの実施形態について図1〜図4を参照しつつ説明する。
<CTIシステムの構成>
CTIシステム1は、外部ネットワークから電話の着信があった際に発信元の顧客情報を表示するCTI(Computer Telephony Integration:コンピュータ電話統合)システムであって、図1に示すように、ルータ装置10と、ハブ20と、CTIサーバ30と、電話40と、情報端末50を備えている。
ルータ装置10は、光信号・電気信号間の変換とネットワーク間のルート選択を行う光ルータである。ルータ装置10は、出力側UNIポート11と、入力側UNIポート12と、CTIサーバ30に接続されるLANポート13aと、情報端末50接続されるLANポート13bと、電話40に接続される電話ポート14を備えており、光ファイバーケーブル100を介して外部ネットワークと、出力側UNIポート11を介してハブ20のポート21と、入力側UNIポート12を介してハブ20のポート22と接続されている。ここで、UNIポートとは、User−Network Interface(ユーザ・網インタフェース)ポートのことをいう。なお、本実施形態において、出力側UNIポート11は雄型端子であるため、雌型−雌型端子のLANジョイント200とLANケーブル101を介することによりハブ20と接続されている。
また、ルータ装置10は、外部ネットワークから光ファイバーケーブル100を介して電話40に対する着信信号を受信した際に、受信した着信信号を、光信号から電気信号に変換した後、出力側UNIポート11を介して該着信信号をハブ20に送信する。このとき、出力側UNIポート11を介してハブ20に送信される着信信号には、発信元の電話番号情報が含まれているため、ルータ装置10は、発信元の電話番号情報を含んだ着信信号をハブ20に送信する。
また、ルータ装置10は、入力側UNIポート12を介してハブ20から着信信号を受信した後、該着信信号を電話ポート14を介して電話40に送信する。
さらに、ルータ装置10は、LANポート13aを介してCTIサーバ30から発信元の電話番号情報に対応した顧客情報を受信した後、顧客情報の送信先についてのルート選択を行い、ルート先の情報端末50にLANポート13bを介して顧客情報を送信する。
一方、外部ネットワークへ電話の発信を行う際に、ルータ装置10は、電話40から電話ポート14を介して受信した発信信号を、該信号のルート選択した後、電気信号から光信号に変換し、光ファイバーケーブル100を介して外部ネットワークに送信する。
ハブ20は、ポートミラーリング機能を有するスイッチング・ハブである。ハブ20は、第1のポート21、第2のポート22および第3のポート23を備え、第1のポート21を介してルータ装置10の出力側UNIポート11と、第2のポート22を介してルータ装置10の入力側UNIポート12と、第3のポート23を介してCTIサーバ30の入力端子31と接続されている。
また、ハブ20は、第1のポート21を介してルータ装置10の出力側UNIポート11から送信される着信信号を受信したあと、受信した着信信号を第2のポート22を介してルータ装置10の入力側UNIポート12に送信するとともに、該着信信号をミラーリングして第3のポート23を介してCTIサーバ30の入力端子31に送信する。このとき、ルータ装置10の出力側UNIポート11を介してハブ20が受信する着信信号には上述のように発信元の電話番号情報が含まれているため、ハブ20は、発信元の電話番号情報を含んだ着信信号をルータ装置10に送信するとともに、受信した着信信号をミラーリングした着信信号にも発信元の電話番号情報が含まれているため、発信元の電話番号情報を含んだ着信信号をCTIサーバ30に送信する。
CTIサーバ30は、CTIシステム1を管理するサーバであって、CTIサーバ本体31と、CTIサーバ本体31に設けられたスロットに挿入されている記録媒体32とを備えている。CTIサーバ本体31は、入力端子33、出力端子34を備え、入力端子33を介してハブ20の第3のポート23と、出力端子34を介してルータ装置10のLANポート13aと接続されている。記録媒体32は、SDメモリーカードであって、顧客情報データベースとCTIシステム1を管理するプログラムと外部ネットワークの情報端末のメールアドレスがあらかじめ記録されている。この記録媒体32は、CTIサーバ本体31のスロットの深さ方向に押し又は引かれることにより、CTIサーバ本体31にロック又はアンロックされ、CTIサーバ本体31に自在に着脱することができる。なお、本実施形態において、出力端子34はUSB端子であるため、USB−LANアダプタ201とLANケーブル103を介してルータ装置10と接続されている。
これによれば、記録媒体32に顧客情報データベースが記録されているため、記録媒体32を管理することにより顧客情報を管理することができる。また、顧客情報データベースが記録された記録媒体32がCTIサーバ本体31に着脱自在に設けられているため、CTIサーバ本体31から記録媒体32を取り外して、顧客情報データベースを携帯したり、あるいは別の情報端末に記録媒体32を取り付けて顧客情報データベースの更新したりできるなど、本システムの利便性を向上させることが可能となる。
また、CTIサーバ30は、入力端子33を介してハブ20の第3のポート23から着信信号を受信したあと、受信した着信信号から発信元の電話番号情報を抽出する。そして、抽出した電話番号情報に対応する顧客情報を記録媒体32に記録された顧客データベースから抽出し、抽出した顧客情報を出力端子34を介してルータ装置10のLANポート13aに送信する。
電話40は、モジュラージャック付ケーブル105を備えた一般的な固定電話であって、モジュラージャック付ケーブル105のモジュラージャックがルータ装置10の電話ポート14に挿入されることによりルータ装置10と接続される。
また、電話40は、ルータ装置10の電話ポート14を介して着信信号を受信したあと、呼出音を出力して電話オペレータに電話の着信を知らせる。一方、外部ネットワークへ電話の発信を行う際、電話40は、電話オペレータの操作により発信信号を生成し、ルータ装置10の電話ポート14を介してルータ装置10に発信信号を送信する。
情報端末50は、モニターとLANポートを備えた一般的なパーソナルコンピュータであって、情報端末50のLANポートとルータ装置10のLANポート13bがLANケーブル106を介して接続されることによりルータ装置10と接続される。
情報端末50は、ルータ装置10のLANポート13bを介して顧客情報を受信し、図2に示すように情報端末50のモニターにポップアップ表示する。
<CTIシステムの構築方法>
次に、本CTIシステム1の構築方法について説明する。
はじめに、オペレータは、既に設置されているルータ装置10の電源コードを抜く。そして、ルータ装置10のNUIポート12、13を覆っている蓋を開け、出力側UNIポート11の爪を押しながら出力側UNIポート11を入力側UNIポート12から抜く。
次に、雌型−雌型端子のLANジョイント200の一方の端子にルータ装置10の出力側UNIポート11を差し込み、他方の端子にLANケーブル101の一方の端子を差し込む。
また、ルータ装置10の入力側UNIポート12にLANケーブル102の一方の端子を差し込み、ルータ装置10のLANポート13aにLANケーブル103の一方の端子を差し込む。
次に、ハブ10に図略のACアダプタを接続してコンセントに接続する。そして、ハブ10の第1のポート21にLANケーブル101の他方の端子を、第2のポート22にLANケーブル102の他方の端子を、第3のポート23にLANケーブル104の一方の端子を差し込む。
次に、CTIサーバ30の入力端子33にLANケーブル104の他方の端子を差し込み、CTIサーバ30の出力端子34にUSB−LANアダプタ201のUSB端子を差し込み、USB−LANアダプタ201のLAN端子にLANケーブル103の他方の端子を差し込む。そして、CTIサーバ30に図略のACアダプタを接続してコンセントに接続する。
次に、ルータ装置10の電話ポート14に電話40のモジュラージャック付ケーブル105を差し込む。そして、LANケーブル106の一方の端子をルータ装置10のLANポート13bに差し込み、LANケーブル106の他方の端子を情報端末50のLANポートに差し込む。
<CTIシステムの設定方法>
次に、CTIシステム1のネットワークの設定方法について説明する。
まず、オペレータは、情報端末50を起動し、情報端末50のIPアドレスを調べる。情報端末50のOSがWindows(登録商標)の場合は、コントロールパネルの「ネットワークの状態とタスク表示」を選択し、ローカルエリア接続をクリックして表示される画面の詳細ボタンをクリックする。このときに表示されるIPv4アドレスが情報端末50のIPアドレスである。情報端末50のOSがMac(登録商標)の場合は、システム環境設定のネットワークの詳細でTCP/IPタブをクリックする。このときに表示されるIPv4アドレスが情報端末50のIPアドレスである。
次に、情報端末50のブラウザを起動し、ブラウザのアドレス欄に、調べた上記IPアドレスの末尾の数字を変更したものを入力して、CTIサーバ30のIPアドレスを探す。例えば、調べた上記IPアドレスが「192.168.1.10」であれば、「192.168.1.11」や「192.168.1.12」などを入力する。入力したIPアドレスとCTIサーバ30のIPアドレスが一致すると、ユーザ名とパスワードの入力を要求される。そして、ユーザ名とパスワードにどちらも「user」と入力すると、CTIサーバ30に接続され、CTIサーバ30の設定画面が表示される。
次に、CTIサーバ30のIPアドレスを自動から手動に変更する。表示画面上部の設定変更をクリックし、CTIサーバ30のIPアドレスを手動に変更し、CTIサーバ30のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバのアドレスを他の情報端末と重複しないように入力する。例えば、情報端末50のIPアドレスが「192.168.1.10」であれば、CTIサーバ30のIPアドレスには、「192.168.1.101」等、末尾を1〜255の範囲内で他の情報端末と重複しない大きな番号を入力するとよい。通常、サブネットマスクは「255.255.255.0」、ゲートウェイ、DNSサーバのアドレスはルータ装置10のアドレスである「192.168.1.1」と入力する。入力後、表示画面右下の変更ボタンをクリックし、CTIサーバ30の再起動を行うことにより、入力した内容が設定に反映される。そして、情報端末50のブラウザを起動し、ブラウザのアドレス欄に前記CTIサーバ30のIPアドレスを入力し、CTIサーバ30の設定画面を表示させる。
次に、CTIサーバ30の設定画面で、電話オペレータの会社名、住所、電話番号、FAX番号を入力する。そして、表示画面上部のアプリ情報をクリックし、インストールキーを入力することにより、CTIサーバ30のアクティベーションを行ったあと、CTIサーバ30を再起動する。再起動後に、画面から「CTI機能は停止しています」という表示が消えれば、CTIサーバ30の設定は完了している。
次に、情報端末50にAdobeAIR(登録商標)をダウンロードしてインストールし、CTIサーバ30のクライアント端末用プログラムをダウンロードしてインストールする。そして、CTIサーバ30のクライアント端末用プログラムを起動し、クライアント端末用プログラムの設定画面で上記CTIサーバ30のIPアドレスを入力後、クライアント端末用プログラムを再起動する。これにより、情報端末50は、電話40に対する着信があった際に、情報端末50のモニターにポップアップ表示することが可能となる。
最後に、CSVファイルにより顧客情報データベースを構築する。
オペレータは、情報端末50のブラウザを起動し、ブラウザのアドレス欄に前記CTIサーバ30のIPアドレスの後に「:3001」を付加したアドレスを入力する。例えば、CTIサーバ30のIPアドレスが「192.168.1.101」であれば、ブラウザのアドレス欄に「192.168.1.101:3001」と入力する。これにより、CSVファイルのアップロード画面を表示させ、該画面で顧客情報のCSVファイルをアップロードする。
なお、顧客情報の追加・変更・削除があった場合は、WebAPIにより個別に顧客情報の追加・変更・削除を行い顧客情報データベースを更新する。
これによれば、ルータ装置10の出力側UNIポート11に接続され、ルータ装置10の入力側UNIポート12に接続されたハブ20と、ハブ20に接続された入力端子33と、ルータ装置10に接続された出力端子34と、顧客情報データベースを有する一のCTIサーバ30を設けることにより、既存のネットワーク構成を利用した簡易な構成のCTIシステム1を構築することができる。
<CTIシステムの動作>
次に、CTIシステム1の動作について図3を参照して説明する。なお、以下の説明において、「ステップ」を「S」と略記する。
まず、ルータ装置10は、外部ネットワークから光ファイバーケーブル100を介して電話40に対する着信信号を受信した際に、受信した着信信号を、光信号から電気信号に変換したあと、出力側UNIポート11を介して該信号をハブ20に送信する(S1)。このとき、出力側UNIポート11を介してハブ20に送信される着信信号には、発信元の電話番号情報が含まれているため、ルータ装置10は、発信元の電話番号情報を含んだ信号をハブ20に送信する。
次に、ハブ20は、第1のポート21を介してルータ装置10の出力側UNIポート11から送信される着信信号を受信したあと、受信した着信信号を第2のポート22を介してルータ装置10の入力側UNIポート12に送信するとともに、該着信信号をミラーリングして第3のポート23を介してCTIサーバ30の入力端子31に送信する(S2)。このとき、ルータ装置10の出力側UNIポート11を介してハブ20が受信する着信信号には上述のように発信元の電話番号情報が含まれているため、ハブ20は、発信元の電話番号情報を含んだ信号をルータ装置10に送信するとともに、受信した着信信号をミラーリングした着信信号にも発信元の電話番号情報が含まれているため、発信元の電話番号情報を含んだ信号をCTIサーバ30に送信する。
次に、ルータ装置10は、入力側UNIポート12を介してハブ20から着信信号を受信したあと、該信号を電話ポート14を介して電話40に送信する(S3)。
次に、S4において、電話40は、ルータ装置10の電話ポート14を介して着信信号を受信したあと、呼出音を出力して電話オペレータに電話の着信を知らせ、使用可能な状態となる(S4)。
一方、CTIサーバ30は、入力端子33からハブ20の第3のポート23を介して着信信号を受信し、受信した着信信号に係る電話番号情報に対応する顧客情報を記録媒体32に記録された顧客データベースから抽出し、抽出した顧客情報を出力端子34を介してルータ装置10のLANポート13aに送信する(S5)。
次に、ルータ装置10は、LANポート13aを介してCTIサーバ30から発信元の電話番号情報に対応した顧客情報を受信したあと、顧客情報の送信先についてのルート選択を行い、ルート先の情報端末50にLANポート13bを介して顧客情報を送信する(S6)。
最後に、情報端末50は、ルータ装置10のLANポート13bを介して顧客情報を受信し、情報端末50のモニターにポップアップ表示する(S7)。
なお、CTIサーバ30は、S5のあと、抽出した顧客情報をメールサービスを通じて記録媒体32に記録されている外部ネットワークの情報端末に送信してもよい。これによれば、外部ネットワークから電話40の着信があった際に、CTIサーバ30が着信情報に基づく顧客情報を外部ネットワークの情報端末に送信するため、図4に示すように、外部ネットワークの情報端末の受信情報を確認することにより電話オペレータが不在の時間(例えば、営業時間外の休日や夜間など)であっても電話40の着信情報をリアルタイムで知ることができる。
これによれば、電話の数が増加してもCTIサーバの数が増加せず、CTIシステムの設置および管理のコストが抑制されるため、特に、小規模なオフィスであっても容易にCTIシステムを導入することができる。
また、電話40毎にCTIサーバ1を設ける必要がないため、顧客情報データベースの更新の際、一のCTIサーバ1の顧客情報データベースを更新するだけ足り、便利である。
なお、LANポート13a,13bは、有線のLANポートに限られず、無線のLANポートであってもよい。
また、ルータ装置10は、出力側UNIポート11を有する第1の装置と、入力側UNIポート12を有する第2の装置に分離された状態で構成されてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…CTIシステム
10…ルータ装置
11…出力側UNIポート
12…入力側UNIポート
13a、13b…LANポート
20…ハブ
30…CTIサーバ
31…CTIサーバ本体
32…記録媒体
33…入力端子
34…出力端子
40…電話
50…情報端末

Claims (2)

  1. 外部ネットワークから電話の着信があった際に発信元の顧客情報を情報端末に表示するCTIシステムにおいて、
    出力側UNIポートと、入力側UNIポートと、前記情報端末に接続されるLANポートと、前記電話に接続される電話ポートを有し、外部ネットワークに接続されるルータ装置と、
    前記ルータ装置の出力側UNIポートに接続された第1のポートと、前記ルータ装置の入力側UNIポートに接続された第2のポートと、第3のポートを備えたハブと、
    前記ハブの第3のポートに接続された入力端子と、前記ルータ装置に接続された出力端子と、顧客情報データベースを有するCTIサーバとを備え、
    前記ルータ装置は、前記外部ネットワークから前記電話に対する着信信号を受信した際に、前記出力側UNIポートを介して発信元の電話番号情報を前記ハブに送信し、
    前記ハブは、前記発信元の電話番号情報を第1のポートを介して受信したあと、該発信元の電話番号情報を第2のポートを介して前記ルータ装置の前記入力側UNIポートに送信するとともに、前記発信元の電話番号情報をミラーリングして第3のポートを介して前記CTIサーバに送信し、
    前記CTIサーバは、前記発信元の電話番号情報を入力端子を介して受信したあと、該発信元の電話番号情報に対応する顧客情報を前記顧客情報データベースから抽出し、該顧客情報を前記出力端子を介して前記ルータ装置に送信することを特徴とするCTIシステム。
  2. 請求項1に記載のCTIシステムに用いられ、前記ハブの第3のポートに接続された入力端子と、前記ルータ装置に接続された出力端子と、顧客情報データベースを有することを特徴とするCTIサーバ。
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