JP6423736B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被冷却物と接触する吸熱部材を冷媒によって冷却する冷却装置に関する。
従来、高密度の熱源を冷却する従来の冷却装置としては、チラーと呼ばれる冷却装置(以下、単にチラー装置という)や、特許文献1に記載されたものなどがある。チラー装置は、冷凍サイクルを利用して冷却水を冷却し、この冷却水によって被冷却物を冷却するものである。このチラー装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサや冷却水を循環させる冷却水ポンプなどの電動部品を備えている。
特許文献1に記載された冷却装置は、被冷却物が接触する吸熱部材を冷凍サイクルの原理で冷却するものである。吸熱部材は、冷凍サイクルの冷媒が流れる冷媒室を有している。冷凍サイクルは、冷媒を圧縮するコンプレッサと、冷媒を冷却するコンデンサと、冷媒を膨張させる膨張弁と、膨張弁の下流側に設けられた気液分離器、アキュムーレータおよびエバポレータなどを備えている。
気液分離器は、液状の冷媒とガス状の冷媒とを分離する気液分離室を有している。この気液分離室の下端部は、第1の冷媒通路によって吸熱部材の冷媒室の上端部に接続されている。気液分離室の上部は、第2の冷媒通路によって吸熱部材の冷媒室の上端部に接続されている。このため、気液分離室内に溜められた液状の冷媒は、第1の冷媒通路を通って吸熱部材内に流下する。吸熱部材内の冷媒は、被冷却物の熱が伝達されることにより気化する。この冷媒ガスは、第2の冷媒通路を通って気液分離室に流入する。気液分離室内の冷媒ガスは、アキュムレータとエバポレータを通ってコンプレッサに吸い込まれる。
特開2007−294887号公報
上述した従来のチラー装置では、冷却水の温度が大気温度より低くなるために、結露により生じた凝縮水で被冷却物や周辺の電気機器に不具合が生じるおそれがある。また、コンプレッサ駆動用モータや冷却水ポンプ駆動用のモータなどの動力を発生させる電気機器が必要で、消費電力が多くなるという問題もあった。消費電力が多くなるという問題は、特許文献1に開示されている冷却装置にも同様に生じる。
チラー装置では、冷却水が漏洩するおそれがあった。冷却水が漏洩してしまうと、被冷却物や周辺の電気機器に不具合が生じるおそれがある。しかも、この種の冷却装置は、いわゆる顕熱変化により冷却するものであるために、冷却効率を高くするにも限界があった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、結露を防止しながら高い冷却能力が得られ、しかも、消費電力が少なくなる冷却装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る冷却装置は、第1の冷媒が流れる冷媒室を有し、被冷却物の熱が伝達される吸熱部材と、ガス状の前記第1の冷媒と液状の前記第1の冷媒とを分離させる気液分離室を有する気液分離器と、前記冷媒室の下端部と前記気液分離室の下端部とを接続する第1の冷媒通路と、前記冷媒室の上端部と前記気液分離室の上端部とを接続する第2の冷媒通路と、前記第2の冷媒通路の途中であって、前記吸熱部材および前記気液分離器より高い位置に設けられ、前記第1の冷媒を大気によって冷却する第1の凝縮器と、前記第2の冷媒通路に前記第1の凝縮器と並列に設けられているとともに、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒が流れる第3の冷媒通路の途中に設けられ、前記第1の冷媒の熱を前記第2の冷媒に伝達させる熱交換器と、前記第3の冷媒通路における前記熱交換器より下流側に設けられ、前記第2の冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記第3の冷媒通路における前記コンプレッサより下流側に設けられ、前記コンプレッサから吐出された第2の冷媒を冷却する第2の凝縮器と、前記第3の冷媒通路における第2の凝縮器と前記熱交換器との間に設けられた膨張弁と、前記コンプレッサの回転を制御する制御装置とを備え、前記第1の冷媒は、前記冷媒室内で被冷却物の熱によって加熱されることにより気化しかつ前記第1の凝縮器内で大気によって冷却されて液化するものであり、前記第2の冷媒は、第2の凝縮器で冷却されることにより液化し、前記膨張弁を通って膨張して熱交換器内で気化されるものであることを特徴とするものである。
本発明は、前記冷却装置において、さらに、前記吸熱部材の温度を検出するセンサを備え、前記制御装置は、前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が予め定めた設定温度以下である場合は、前記コンプレッサを停止させ、かつ前記吸熱部材の温度が前記設定温度より高い場合には、前記コンプレッサを運転状態とする機能を有していてもよい。
本発明は、前記冷却装置において、前記制御装置は、前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が前記設定温度より高い場合に、前記コンプレッサの回転数を徐々に上昇させる機能と、前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が前記設定温度以下である場合に、前記コンプレッサの回転数を徐々に低下させる機能とを有していてもよい。
本発明は、前記冷却装置において、さらに、前記第2の冷媒通路に大気を吹き付けるファンを備えていてもよい。
本発明は、前記冷却装置において、前記第1の冷媒および第2の冷媒が代替フロンであってもよい。
本発明に係る冷却装置は、コンプレッサが停止している第1の運転形態と、コンプレッサが運転されている第2の運転形態とを採ることができる。
第1の運転形態が採られているときは、被冷却物の熱は、吸熱部材の冷媒室内貯留されている第1の冷媒に伝達される。この第1の冷媒は、被冷却物の熱によって気化する。このとき、吸熱部材は、第1の冷媒が気化するときの気化潜熱に相当する熱エネルギーが奪われて冷却される。吸熱部材が冷却されることは、被冷却物が冷却されることを意味する。気化潜熱を利用して冷却することにより奪われる熱エネルギーは、冷却が顕熱反応である場合と較べて多くなる。
また、このように気化潜熱を利用して冷却が行われることにより、吸熱部材を均一に冷却することが可能になる。水で顕熱反応によって冷却する場合には、入口から流入した低温の水が出口に到達するときには温度が相対的に高い水になる。このため、入口側と出口側では温度差が生じることになる。しかし、気化潜熱を利用して冷却が行われると、冷媒が吸熱部材内で略均等に蒸発するため、上述したように吸熱部材の温度分布が略均等になる。
すなわち、この冷却装置によれば、冷却水を使用して冷却する場合より効率よく冷却することができる。
冷媒室内で第1の冷媒が気化することにより生じた冷媒ガスは、液体の冷媒より比重が小さいために冷媒室内で上昇し、冷媒室の上部から第2の冷媒通路を通って第1の凝縮器に流入する。そして、この冷媒は、第1の凝縮器で冷却されることにより一部あるいは大部分が液化し、重力によって第2の冷媒通路を通って気液分離器の気液分離室に流下する。液状の冷媒とガス状の冷媒は、気液分離器室内で分離される。
液状の冷媒は、重力によって気液分離器から第1の冷媒通路を通って吸熱部材の冷媒室に流入する。このため、第1の冷却形態においては、循環用のポンプを使用することなく、第1の冷媒が吸熱部材と第1の凝縮器および気液分離器を通って循環する。この冷却装置において、第1の冷媒がこのように循環するために必要な電力は0である。
第1の凝縮器は大気によって第1の冷媒を冷却するものである。このため、この冷却装置は、第1の冷却形態では第1の冷媒の温度が大気温度以下になることはないから、結露が生じ難いものである。
第2の運転形態が採られている場合は、コンプレッサから第3の冷媒通路に吐出された第2の冷媒の第2の凝縮器で冷却され、さらに、膨張弁を通って熱交換器内で気化する。熱交換器には、第2の冷媒通路も存在している。このため、熱交換器内において、第2の冷媒が気化するときの気化潜熱に相当する熱エネルギーが、第2の冷媒通路を流れている第1の冷媒から奪われる。すなわち、熱交換器内で第1の冷媒が冷却される。このため、第2の運転形態が採られることにより、第1の冷媒の液化および冷却が促進され、吸熱部材の冷却能力が高くなる。
この冷却装置によれば、第1の運転形態を採ることにより、少ない消費電力でかつ冷却水を使用する場合と較べて高効率の冷却を行うことが可能で、しかも、結露が生じることがない。第1の運転形態では冷却能力が不足する場合には、第2の運転形態を採ることによって、冷却能力の不足分を補うことができる。第2の運転形態ではコンプレッサが運転されて消費電力が増大する。しかし、消費電力は、常にコンプレッサが運転されている従来の冷却装置より少なくなる。
したがって、本発明によれば、結露を防止しながら高い冷却能力が得られ、しかも、消費電力が少なくなる冷却装置を提供することができる。
本発明に係る冷却装置の構成を示す系統図である。 本発明に係る冷却装置の要部を示す斜視図である。 冷凍サイクル部を示す斜視図である。 自然循環サイクル部を示す斜視図である。 吸熱部分の状態を模式的に示す断面図である。 インバータ制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る冷却装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の冷却装置とチラー装置との能力を比較するためのグラフである。図8(A)は本発明の冷却装置の能力を示すグラフ、図8(B)はチラー装置の能力を示すグラフ、図8(C)は本発明の冷却装置とチラー装置の能力を示すグラフである。 冷却速度を比較するためのグラフである。 冷却速度を比較するためのグラフである。
以下、本発明に係る冷却装置の一実施の形態を図1〜図10によって詳細に説明する。
図1に示す冷却装置1は、高密度の熱源である被冷却物2を冷却するためのもので、被冷却物2と接触する冷却プレート3を備えている。被冷却物2の熱は、伝導によって冷却プレート3に伝達される。また、この冷却装置1は、冷却プレート3を除く他の構成部品を囲む筐体4(図2参照)を備えている。
冷却プレート3は、図2および図3に示すように、熱伝導率が高い金属によって板状に形成されており、主面が水平方向を指向する状態で筐体4の下部に立てて配置されている。この冷却プレート3は、筐体4の一側部に露出している。また、この冷却プレート3は、温度センサ5(図1参照)を備えている。温度センサ5は、冷却プレート3の温度を信号として後述する制御装置6に送る。この実施の形態においては、この冷却プレート3によって、本発明でいう「吸熱部材」が構成されている。
この冷却プレート3の内部には、冷媒室11が形成されている。この冷媒室11の中には液状の第1の冷媒12(図1参照)が溜められている。この実施の形態による第1の冷媒12は、代替フロン(HFC−134a)である。なお、第1の冷媒12の種類は、代替フロンに限定されることはなく、例えばアンモニアや水でもよい。水を使用する場合は、沸点を下げるために冷媒室11内を減圧させる。
冷却プレート3に被冷却物2から伝達された熱は、図5に模式的に示すように、冷媒室11内の液状の第1の冷媒12に伝達され、この第1の冷媒12を加熱する。この液状の第1の冷媒12は、温度が上昇することにより沸騰して気化し、冷媒ガス12aになる。すなわち、冷却プレート3は、第1の冷媒12が気化するときの気化潜熱に相当する熱エネルギーが奪われて冷却される。このように冷却プレート3が第1の冷媒12によって冷却されることにより、被冷却物2が冷却される。気化潜熱を利用して冷却することにより奪われる熱エネルギーは、冷却が顕熱反応である場合と較べて多くなる。
冷媒ガス12aは、液状の第1の冷媒12より比重が小さいために、冷媒室11内で上昇する。この冷媒室11内は、液状の第1の冷媒12が溜められた冷媒液体層11aと、冷媒ガス12aが溜められた冷媒気体層11bとに分けられる。冷媒室11内の冷媒ガス12aは、冷媒室11の上端部から後述する第2の冷媒通路14に流出する。
冷却プレート3の冷媒室11の下端部は、図1に示すように、第1の冷媒通路15によって気液分離器16の下端部に接続されている。第1の冷媒通路15は、図3に示すように、複数の管部材17によって形成されている。
気液分離器16は、ガス状の第1の冷媒12と液状の第1の冷媒12とを分離させる気液分離室18を有しており、図2および図3に示すように、冷却プレート3と水平方向に隣り合う位置に配置されている。
この実施の形態による気液分離器16は、その上端部が冷却プレート3の上端部と同じ高さに位置する状態で設置されている。この気液分離器16と冷却プレート3とに貯留されている液状の冷媒の液面は、図1に示すように、冷却プレート3の上部であって、被冷却物2と接触する部位より上に位置している。冷却プレート3内の第1の冷媒12が気化して冷媒室11から流出したときは、気液分離器16内から新たに第1の冷媒12が冷媒室11に補充される。
気液分離器16(気液分離室18)の上端部は、第2の冷媒通路14を介して冷却プレート3(冷媒室11)の上端部に接続されている。
第2の冷媒通路14は、冷却プレート3の上端部に接続された複数の管部材21(図3参照)からなる上流側管路22と、気液分離器16の上端部に接続された複数の管部材23からなる下流側管路24と、これら両管路22,24どうしの間に設けられた第1の凝縮器25および熱交換器26などによって構成されている。
第1の凝縮器25は、第2の冷媒通路14を流れる第1の冷媒12を大気によって冷却するもので、図3に示すように、第1の冷媒12が流れるパイプ27と冷却フィン(図示せず)とを有している。パイプ27は、第1の凝縮器25の内部を水平方向に横切る複数の冷却部(図示せず)と、これらの冷却部どうしを接続する屈曲部27aとによって形成されている。第1の凝縮器25の上端部に位置するパイプ27の上流側端部が上流側管路22に接続されている。また、第1の凝縮器25の下端部に位置するパイプ27の下流側端部が下流側管路24に接続されている。この実施の形態による第1の冷媒12は、第1の凝縮器25内で大気によって冷却されて液化するものが用いられている。
この第1の凝縮器25は、図2および図3に示すように、第2の冷媒通路14の途中であって、冷却プレート3よび気液分離器16より高い位置に設けられている。このため、第1の凝縮器25で冷却されて液化した第1の冷媒12は、重力によって下流側管路24を通って気液分離器16に流れ下りる。
熱交換器26は、図1に示すように、第2の冷媒通路14に第1の凝縮器25と並列に設けられて第1の冷媒12が流れる第1の冷媒部28と、第1の冷媒12とは異なる第2の冷媒(図示せず)が流れる第2の冷媒部29とを有している。第2の冷媒は、第1の冷媒12と同等のもので、後述する第3の冷媒通路31に封入されている。すなわち、熱交換器26は、第2の冷媒通路14に第1の凝縮器25と並列に設けられているとともに、第3の冷媒通路31の途中に設けられている。
熱交換器26の第1の冷媒部28と第2の冷媒部29は、第1の冷媒12の熱を第2の冷媒に伝達させる機能を有している。
以下においては、冷却プレート3と、気液分離器16と、第1の凝縮器25と、熱交換器26などの第1の冷媒12が通る部位を単に「自然循環サイクル部32」という。
熱交換器26の第2の冷媒部29は、第2の冷媒を用いる冷凍サイクルの気化行程が行われるものである。冷凍サイクルは、第3の冷媒通路31における熱交換器26より下流側に位置するコンプレッサ33によって行われる圧縮行程と、このコンプレッサ33より下流側に設けられた第2の凝縮器34によって行われる冷却工程と、この第2の凝縮器34と熱交換機との間に設けられた電子膨張弁35によって行われる膨張行程と、上述した熱交換器26の第2の冷媒部29で行われる気化行程などによって構成されている。
第2の冷媒部29の下流側端部は、熱交換器26の上端部に位置しており、図4に示すように、複数の管部材36からなる第1の管路37によってコンプレッサ33の冷媒入口部33aに接続されている。コンプレッサ33の冷媒出口部33bは、複数の管部材38からなる第2の管路39によって第2の凝縮器34の上端部に接続されている。
コンプレッサ33は、図示していないモータによって駆動されることにより第2の冷媒を圧縮して第2の管路39に吐出する。このコンプレッサ33は、回転軸の回転を検出するセンサを備えていない、いわゆるセンサレスのものである。コンプレッサ駆動用のモータは、コンプレッサハウジング40の内部に収容されている。このモータの動作(コンプレッサの回転)は、後述する制御装置6によって制御される。
第2の凝縮器34は、コンプレッサ33から吐出された第2の冷媒を大気によって冷却するもので、第2の冷媒が流れるパイプ41と冷却フィン(図示せず)とを有している。第2の冷媒は、第2の凝縮器34によって冷却されることにより液化される。第2の凝縮器34のパイプ41は、第2の凝縮器34の内部を水平方向に横切る複数の冷却部(図示せず)と、これらの冷却部どうしを接続する屈曲部41aとによって形成されている。第2の凝縮器34の上端部に位置するパイプの上流側端部が第2の管路39に接続されている。また、第2の凝縮器34の下端部に位置するパイプ41の下流側端部は、複数の管部材42からなる第3の管路43と電子膨張弁35とを介して熱交換器26の下端部(第2の冷媒部29の上流側端部)に接続されている。
この実施の形態による第2の凝縮器34は、図2に示すように、上述した第1の凝縮器25と水平方向に並べて設置されている。また、第2の凝縮器34を挟んで第1の凝縮器25とは反対側には、第1および第2の凝縮器25,34に大気を吹き付ける電動式の冷却ファン44が配置されている。この冷却ファン44の動作は、制御装置6によって制御される。
電子膨脹弁35は、第2の凝縮器34によって冷却されて液化した第2の冷媒を減圧させる。電子膨脹弁35で減圧された第2の冷媒は、熱交換器26内で気化され、気化するときの気化潜熱に相当する熱エネルギーを第1の冷媒部28から奪う。このため、熱交換器26内の第1の冷媒部28を流れる第1の冷媒12は、熱交換器26内で冷却されて液化され、重力によって下流側管路24を通って気液分離器16に流れ下りる。
以下においては、熱交換器26と、コンプレッサ33と、第2の凝縮器34および電子膨脹弁35などの第2の冷媒が通る部位を単に「冷凍サイクル部45」という。
制御装置6は、後述する複数の機能部を有し、コンプレッサ33が停止している第1の運転形態と、コンプレッサ33が運転されている第2の運転形態とを切替える構成が採られている。第1の運転形態が採られると、自然循環サイクル部32のみによって冷却が行われる。第2の運転形態が採られると、自然循環サイクル部32と、冷凍サイクル部45との両方を使用して冷却が行われる。
制御装置6の複数の機能部とは、図1に示すように、膨張弁制御部51と、冷却ファン制御部52と、温度設定部53と、インバータ制御部54である。膨張弁制御部51は、電子膨脹弁35の開度を制御する。冷却ファン制御部52は、冷却ファン44のオン、オフを切替える。温度設定部53は、作業者(図示せず)が目標とする冷却温度を設定するためのものである。
インバータ制御部54は、図6に示すように、回転指令部55と、制御電圧変換部56と、PWM変換部57と、巻線電圧値および巻線電流値取得部58と、位相推定部59などを備え、コンプレッサ駆動用モータの回転、停止および回転速度(周波数)の上昇、低下などの動作を制御する。
次に、上述したように構成された冷却装置1の動作を制御装置6の動作説明を含めて図7に示すフローチャートを用いて説明する。
この実施の形態による冷却装置1は、ステップS1においてメインスイッチ(図示せず)がOFF状態からON状態に移行することにより、動作を開始する。制御装置6は、メインスイッチがON状態となることにより起動する。
制御装置6は、起動後にステップS1において、電子膨脹弁35の開度を所定の開度に設定するとともに、冷却ファン44を回転させる。また、制御装置6は、ステップS1においては、コンプレッサ駆動用モータを停止した状態に保つ。すなわち、運転開始時は、自然循環サイクル部32のみを使用する第1の運転形態で冷却装置1が運転される。このように冷却装置1が第1の運転形態で運転されている状態で冷却プレート3に被冷却物2が接触させられる。
次に、制御装置6は、ステップS2において、現在の冷却プレート3の温度が予め定めた設定温度より高いか否かを判別する。この設定温度は、作業者が温度設定部53によって設定した目標とする温度である。冷却プレート3の温度が設定温度より低い場合、制御装置6は、ステップS3において、コンプレッサ33が動作しているか否かを判別する。コンプレッサ33が動作していない場合は、ステップS2に戻って上述した制御フローが繰り返される。すなわち、第1の運転形態で被冷却物2を充分に冷却できる場合は、ステップS2とステップS3とを繰り返し、自然循環サイクル部32のみによって冷却されることになる。
第1の運転形態が採られているときは、冷却プレート3の冷媒室11内で生じた冷媒ガス12aが主に第1の凝縮器25で冷却される。第1の冷媒12は、第1の凝縮器25内で一部あるいは大部分が液化し、重力によって気液分離器16の気液分離室18に流下する。液状の第1の冷媒12とガス状の第1の冷媒12は、気液分離器16室内で分離される。
液状の第1の冷媒12は、冷却プレート3内の第1の冷媒12が減少したときに、重力によって気液分離器16から第1の冷媒通路15を通って冷却プレート3の冷媒室11に流入する。このため、第1の運転形態において、第1の冷媒12は、循環用のポンプを使用することなく、自然循環サイクル部32を循環する。この冷却装置1において、第1の冷媒12がこのように循環するために必要な電力は、冷却ファン44を駆動するための電力のみである。
第1の凝縮器25は大気によって第1の冷媒12を冷却するものである。このため、この冷却装置1は、第1の冷却形態では第1の冷媒12の温度が大気温度以下になることはないから、結露が生じ難いものである。
ステップS2において、冷却プレート3の温度が設定温度より高いと判別された場合、制御装置6は、ステップS4において、コンプレッサ33が動作しているか否かを判別する。このとき、コンプレッサ33が動作していない場合は、ステップS5に進み、制御装置6がコンプレッサ33を始動させる。コンプレッサ33の始動時の回転数は、予め定めた最低回転数Minである。コンプレッサ33が動作を開始することによって、第1の運転形態から第2の運転形態に移行し、自然循環サイクル部32と冷凍サイクル部45との両方によって冷却が行われる。
制御装置6は、コンプレッサ33を始動させた後にステップS6においてインバータ最適化制御を行う。このインバータ最適化制御とは、コンプレッサ駆動用モータの回転を安定させる制御である。
コンプレッサ33が運転されることにより、コンプレッサ33から第3の冷媒通路31に吐出された第2の冷媒が第2の凝縮器34で冷却され、さらに、電子膨脹弁35を通って熱交換器26内の第2の冷媒部29で気化する。熱交換器26内で第2の冷媒部29と隣り合う位置には、第1の冷媒部28が存在している。このため、熱交換器26内において、第2の冷媒が気化するときの気化潜熱に相当する熱エネルギーが、第1の冷媒部28を流れている第1の冷媒12から奪われる。すなわち、熱交換器26内で第1の冷媒12が冷却される。このため、第2の運転形態が採られることにより、第1の冷媒12の液化および冷却が促進され、冷却プレート3の冷却能力が高くなる。
第2の運転形態が採られてコンプレッサ33が運転されている状態でも冷却プレート3の温度が設定温度より高い場合は、ステップS2からステップS4を経てステップS7に進み、制御装置6がコンプレッサ駆動用モータを駆動するための周波数を上げる。すなわち、コンプレッサ33が運転されている状態で冷却プレート3の温度が設定温度より高い場合は、コンプレッサ33の回転数が徐々に増大する。
一方、ステップS2で冷却プレート3の温度が設定温度以下であると判別された場合、制御装置6は、ステップS2からステップS3を経てステップS8に進み、コンプレッサ駆動用モータを駆動するための周波数が最低値であるか否かを判別する。この周波数が最低値ではない場合、制御装置6は、ステップS9において、コンプレッサ駆動用モータを駆動するための周波数を下げる。すなわち、コンプレッサ33が運転されている状態で冷却プレート3の温度が設定温度以下である場合は、コンプレッサ33の回転数が徐々に低下する。
ステップS8で周波数が最低値であると判別された場合は、ステップS10において、制御装置6がコンプレッサ駆動用モータを停止させる。すなわち、制御装置6は、温度センサ5によって検出された冷却プレート3の温度が予め定めた設定温度以下である場合は、コンプレッサ33を停止させ、かつ冷却プレート3の温度が設定温度より高い場合には、コンプレッサ33を運転状態とする機能を有している。
この実施の形態による冷却装置1を試作して実際に動作させたところ、図8〜図10に示すような結果が得られた。図8(A)は、この実施の形態による冷却装置1の第1の運転形態のとき(自然循環サイクル部32のみによって冷却を行ったとき)の能力と、第2の運転形態のとき(冷凍サイクル部45も動作させて冷却を行ったとき)の能力とを示す。図8(B)は、チラー装置の冷却能力を示す。図8(C)は、図8(A)と図8(B)とを重ねたものである。図8(A)〜(C)の縦軸はヒータ負荷であり、横軸は冷却プレ−トと周囲の温度との温度差である。また、図8(A)〜(C)中には、COP(成績係数)が記載されている。COPは、冷却能力を消費電力で除して求めることができる。
図8(B)から分かるように、チラー装置のCOPは低く、冷却能力と消費電力の比が3倍程度である。
しかし、この実施の形態による冷却装置1によれば、冷却プレート3との温度が周囲温度との温度差を許容できるのであれば、大きくCOPを向上させることが可能である。
図8(C)から分かるように、自然循環サイクル部32のみの動作では冷却能力が不足する場合には、インバータ制御されたコンプレッサ33を有する冷凍サイクル部45を動作させることにより、チラー装置と同等の冷却能力を得ることができる。この際、チラー装置と比較して大きくCOPを向上させることができ、省エネ効果が得られる。
この実施の形態による冷却装置1の冷凍サイクル部45とチラー装置の1次側サイクル部は、ともにコンプレッサを用いる構成が採られているが、チラー装置の2次側サイクル部は冷却された水を送るためにポンプが必要である。この実施の形態による冷却装置1の自然循環部に用いられている冷却ファン44の消費電力は。ポンプの消費電力より少ない。すなわち、チラー装置は、この消費電力の差分だけ、この実施の形態による冷却装置1と較べて電力消費が多くなる。
この実施の形態による冷却装置1は、冷却プレート3の温度と周囲温度との差を許容できるほど自然循環サイクル部32の冷却能力が得られ、冷凍サイクル部45のコンプレッサ33の回転速度を低く抑えることができるため、大きな省エネ効果が得られる。
図9は、この実施の形態による自然循環サイクル部32で冷却を行った場合とヒートシンク(図示せず)を使用して冷却を行った場合の冷却速度を比較したグラフである。ヒートシンクを使用して冷却するにあたっては、この実施の形態で用いた冷却ファン44と同等の性能の冷却ファンでヒートシンクに大気を吹き付けて行った。
図9から分かるように、100℃の冷却プレート3を50℃まで冷却させるために必要な時間は、自然循環サイクル部32で約8秒、ヒートシンクで約18秒必要であった。自然循環サイクル部32の冷却速度は、ヒートシンクの冷却速度の2倍以上であった。
図10は、この実施の形態による自然循環サイクル部32で冷却を行った場合と、チラー装置によって周囲温度の水で冷却する場合と、ファンで周囲温度に冷却された水をポンプで循環して冷却する場合とについて冷却速度を比較したグラフである。
図10から分かるように、これらの3つの冷却方式の冷却速度は同等であった。このことは、この実施の形態による自然循環サイクル部32は、水冷と同等の冷却速度で冷却でき、しかも、消費電力がこれらの3つの冷却方式のなかで最も少ないことを意味する。
上述したように構成されたこの実施の形態による冷却装置1において、冷却プレート3が気化潜熱を利用して冷却することにより奪われる熱エネルギーは、冷却が顕熱反応である場合と較べて多くなる。また、このように気化潜熱を利用して冷却が行われることにより、冷却プレート3を均一に冷却することが可能になる。水で顕熱反応によって冷却する場合には、入口から流入した低温の水が出口に到達するときには温度が相対的に高い水になる。このため、入口側と出口側では温度差が生じることになる。しかし、気化潜熱を利用して冷却が行われると、冷媒が冷却プレート3内で略均等に蒸発するため、上述したように冷却プレート3の温度分布が略均等になる。
すなわち、この冷却装置1によれば、冷却水を使用して冷却する場合より効率よく冷却することができる。
第1の凝縮器25は、大気によって第1の冷媒12を冷却するものである。このため、この冷却装置1は、第1の冷却形態では第1の冷媒12の温度が大気温度以下になることはないから、結露が生じ難いものである。
このため、この冷却装置1によれば、第1の運転形態を採ることにより、少ない消費電力でかつ冷却水を使用する場合と較べて高効率の冷却を行うことが可能で、しかも、結露が生じることなく冷却を行うことができる。第1の運転形態では冷却能力が不足する場合には、第2の運転形態を採ることによって、冷却能力の不足分を補うことができる。第2の運転形態ではコンプレッサ33が運転されて消費電力が増大する。しかし、消費電力は、例えばチラー装置のように常にコンプレッサが運転されている従来の冷却装置より少なくなる。
したがって、この実施の形態によれば、結露を防止しながら高い冷却能力が得られ、しかも、消費電力が少なくなる冷却装置を提供することができる。
この実施の形態による冷却装置1は、冷却プレート3の温度を検出する温度センサ5を備えている。制御装置6は、この温度センサ5によって検出された冷却プレート3の温度が予め定めた設定温度(目標温度)以下である場合は、コンプレッサ33を停止させ、かつ冷却プレート3の温度が設定温度(目標温度)より高い場合には、コンプレッサ33を運転状態とする機能を有している。
このため、この実施の形態によれば,第1の運転形態と第2の運転形態とが自動で切り替わるから電力消費を可及的少なく抑えながら被冷却物2を冷却することができる。
この実施の形態による制御装置6は、温度センサ5によって検出された冷却プレート3の温度が設定温度(目標温度)より高い場合に、コンプレッサ33の回転数を徐々に上昇させる機能と、温度センサ5によって検出された冷却プレート3の温度が設定温度(目標温度)以下である場合に、コンプレッサ33の回転数を徐々に低下させる機能とを有している。
このため、この実施の形態によれば、被冷却物2の温度に応じてコンプレッサ33の回転数が変化するから、電力消費量が必要最小限になる。
この実施の形態よる第1の凝縮器25は、第1の冷媒通路14に大気を吹き付ける冷却ファン44を備えている。このため、第1の冷媒12を冷却する効率が高くなるから、より一層冷却効率が高くなる冷却装置を提供できる。また、小型の第1の凝縮器25を使用できるから、コンパクトな冷却装置を実現できるという効果もある。
この実施の形態による第1の冷媒12および第2の冷媒は代替フロンである。このため、冷却水を使用する場合とは異なり、第1および第2の冷媒12が漏洩したとしても電気機器に不具合が生じることはない。したがって、この実施の形態によれば、使用する場所に制約を受けることがない冷却装置を提供することができる。
1…冷却装置、2…被冷却物、3…冷却プレート(吸熱部材)、5…温度センサ(センサ)、6…制御装置、11…冷媒室、12…第1の冷媒、12a…冷媒ガス(ガス状の第1の冷媒)、14…第2の冷媒通路、15…第1の冷媒通路、16…気液分離器、18…気液分離室、25…第1の凝縮器、26…熱交換器、31…第2の冷媒通路、33…コンプレッサ、34…第2の凝縮器、35…電子膨脹弁、44…冷却ファン(ファン)。

Claims (5)

  1. 第1の冷媒が流れる冷媒室を有し、被冷却物の熱が伝達される吸熱部材と、
    ガス状の前記第1の冷媒と液状の前記第1の冷媒とを分離させる気液分離室を有する気液分離器と、
    前記冷媒室の下端部と前記気液分離室の下端部とを接続する第1の冷媒通路と、
    前記冷媒室の上端部と前記気液分離室の上端部とを接続する第2の冷媒通路と、
    前記第2の冷媒通路の途中であって、前記吸熱部材および前記気液分離器より高い位置に設けられ、前記第1の冷媒を大気によって冷却する第1の凝縮器と、
    前記第2の冷媒通路に前記第1の凝縮器と並列に設けられているとともに、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒が流れる第3の冷媒通路の途中に設けられ、前記第1の冷媒の熱を前記第2の冷媒に伝達させる熱交換器と、
    前記第3の冷媒通路における前記熱交換器より下流側に設けられ、前記第2の冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    前記第3の冷媒通路における前記コンプレッサより下流側に設けられ、前記コンプレッサから吐出された第2の冷媒を冷却する第2の凝縮器と、
    前記第3の冷媒通路における第2の凝縮器と前記熱交換器との間に設けられた膨張弁と、
    前記コンプレッサの回転を制御する制御装置とを備え、
    前記第1の冷媒は、前記冷媒室内で被冷却物の熱によって加熱されることにより気化しかつ前記第1の凝縮器内で大気によって冷却されて液化するものであり、
    前記第2の冷媒は、第2の凝縮器で冷却されることにより液化し、前記膨張弁を通って膨張して熱交換器内で気化されるものであることを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1記載の冷却装置において、
    さらに、前記吸熱部材の温度を検出するセンサを備え、
    前記制御装置は、
    前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が予め定めた設定温度以下である場合は、前記コンプレッサを停止させ、かつ前記吸熱部材の温度が前記設定温度より高い場合には、前記コンプレッサを運転状態とする機能を有していることを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項2記載の冷却装置において、
    前記制御装置は、
    前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が前記設定温度より高い場合に、前記コンプレッサの回転数を徐々に上昇させる機能と、
    前記センサによって検出された前記吸熱部材の温度が前記設定温度以下である場合に、前記コンプレッサの回転数を徐々に低下させる機能とを有していることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の冷却装置において、
    さらに、前記第2の冷媒通路に大気を吹き付けるファンを備えていることを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載の冷却装置において、
    前記第1の冷媒および前記第2の冷媒は代替フロンであることを特徴とする冷却装置。
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