JP6420592B2 - 撹拌装置および収容容器 - Google Patents

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本発明は撹拌装置および該撹拌装置で用いる収容容器に関する。特に、撹拌軸または撹拌翼を支持する軸受部の軸受中心を支点として、端部が円を描いて振れるように該撹拌軸を旋回させることで撹拌対象物を撹拌させる撹拌装置およびその撹拌装置で用いる収容容器に関する。
医薬、化学分野の生産プロセスでは、液またはスラリーの混合、溶解、晶析、濃縮、スラリー懸濁、及び気液接触等の撹拌処理が行われる。このような撹拌処理では、撹拌対象となる材料によっては外部からのコンタミネーションを嫌う場合があり、この場合は滅菌処理などを施した収容容器が使用される。
また、撹拌軸部分を通じて発生するコンタミネーションを防ぐという観点で設計された、撹拌軸の上半分の所定部分を支点として、撹拌槽内の撹拌軸の先端(下端)が円を描くように撹拌軸を旋回運動させるようにした撹拌装置を利用することもできる(例えば、特許文献1)。このように、撹拌軸の先端が円を描くように撹拌軸を旋回運動させ、撹拌軸が積極的に自転しない撹拌装置を利用することにより、軸封装置が不要になり軸封部分を通じてコンタミネーションが発生することを抑制することができる。
特開2013−81930号公報
上記従来技術の撹拌装置によって外部からのコンタミネーションを防ぐことはできるが、用途によっては撹拌軸(撹拌翼)と撹拌対象物との接触も避けたいとの要望もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、撹拌対象物が直接、撹拌軸(撹拌翼)と接触することなく、異物混入が生じないように、適切に撹拌対象物を撹拌させることができる撹拌装置および収容容器を提供することを目的とする。
本発明に係る収容容器は、上記した課題を解決するために、撹拌対象物を撹拌させるための撹拌軸と、前記撹拌軸を支持する軸受部と、前記軸受部の軸受中心を支点として、端部が円を描いて振れるように該撹拌軸を旋回させる駆動装置と、を備える撹拌装置で用いられ、前記撹拌対象物を収容する収容容器であって、外圧による変形が小さい材料により構成され、内部に空間が形成された本体部と、前記本体部内に突出するように配置され、前記撹拌軸を収納するための空間を形成するように有底筒状に設けられており、該本体部とともに前記撹拌対象物を収容するための密閉空間を形成する内周壁部と、前記本体部と前記内周壁部とを接合する接合部と、前記撹拌軸の旋回運動に追随して撓むように、少なくとも前記内周壁部の一部が可撓性を有する。
上記構成によると、本発明に係る収容容器を利用する撹拌装置は、駆動装置により撹拌軸を、軸受中心を支点として旋回させることにより撹拌対象物を撹拌させることができる構成である。
ここで、本発明に係る収容容器では、内周壁部を備えており、この内周壁部により形成された空間に撹拌軸を収納させることで、本体部内に該撹拌軸を収納させることができる。このため、収容容器では、本体部内の密閉空間に収容させた撹拌対象物を、撹拌軸を撹拌対象物に直接、接触させることなく、該撹拌軸の旋回運動により撹拌させることができる。このため、撹拌対象物に異物混入することを防ぐことができるとともに、撹拌作業後に、撹拌軸を取り替えたり、洗浄したりする必要がなくなる。
また、本発明に係る収容容器では、少なくとも内周壁部の一部が可撓性を有している。このため、接合部を介して本体部に接合された内周壁部は、撹拌作業中は、撹拌軸の旋回運動に追随して動くことができ、収容容器内の撹拌対象物を適切に撹拌させることができる。また、撹拌作業中、撹拌軸は実質的に自転していないため、内周壁部と擦れることがなく、内周壁部を摩耗させ、孔をあけてしまうなどの不具合を生じることを防ぐことができる。
したがって、本発明に係る収容容器は、撹拌対象物が直接、撹拌軸(撹拌翼)と接触することなく、異物混入が生じないように、適切に撹拌対象物を撹拌させることができるという効果を奏する。
本発明に係る収容容器は、上記した構成において、前記本体部は、前記内周壁部および該内周壁部内に収納された前記撹拌軸を受け入れるために、該本体部の上面において上方に突出し、該撹拌軸の旋回運動を妨げない範囲で規定された内径寸法を有する筒状の挿入口を備え、前記接合部は、前記挿入口に設けられており、可撓性を有する前記内周壁部の一部は、前記接合部と連結する該内周壁部の端部であってもよい。
上記構成によると、本発明に係る収容容器は、本体部が挿入口を備えるため該挿入口を介して本体部内に内周壁部および内周壁部に収納された撹拌軸を収容させることができる。また、この挿入口の内径は撹拌軸の旋回運動を妨げない範囲で規定されている。このため、内周壁部に収納された撹拌軸の移動が該挿入口により妨げられることを防ぐことができる。また、挿入口に接合部が設けられている。このため、この接合部により内周壁部を本体部に接合させ、両者によって密閉空間を形成することができる。これにより、挿入口から本体部内の撹拌対象物に異物が混入するのを防ぐことができる。
さらにまた、接合部と連結する内周壁部の端部が可撓性を有するため、内周壁部は、挿入口に設けられた接合部を固定点として水平方向に自由に振れることができる。このため、内周壁部は、撹拌軸の旋回運動を妨げることなく、この旋回運動に追随して移動することができ、内周壁部と本体部とによって形成した密閉空間の撹拌対象物を適切に撹拌させることができる。
また、本発明に係る収容容器は、上記した構成において、前記接合部は、前記内周壁部を前記本体部に対して着脱可能に接合される構成であってもよい。
上記した構成によると接合部で内周壁部が本体部に対して着脱可能となっているため、例えば、異なる形状の撹拌軸が複数ある場合、撹拌軸の形状ごとに応じた内周壁部を用意し、撹拌装置で使用する撹拌軸に合わせて内周壁部を、適宜選択して本体部に取り付けることができる。
本発明に係る収容容器は、上記した構成において、前記本体部は、前記内周壁部の可撓性を有する部分よりも弾性率が大きい硬質性プラスチックにより構成されていてもよい。
上記構成によると、本体部が硬質性プラスチックにより構成されているため、運搬中に収容容器が容易に変形することなく、また、外部からの衝撃にも強い。このため、本発明に係る収容容器は、密閉空間に撹拌対象物を収容させたまま、容易に運搬することができる。また、収容容器として鋼製容器を使用する場合に比べてコストを抑制することができる。
本発明に係る撹拌装置は、上記した課題を解決するために、撹拌対象物を撹拌させるための撹拌軸と、前記撹拌軸を支持する軸受部と、前記軸受部の軸受中心を支点として、端部が円を描いて振れるように該撹拌軸を旋回させる駆動装置と、前記撹拌対象物を収容する収容容器と、を備え、前記収容容器は、外圧による変形が小さい材料により構成され、内部に空間が形成された本体部と、前記本体部内に突出するように配置され、前記撹拌軸を収納するための空間を形成するように有底筒状に設けられており、該本体部とともに前記撹拌対象物を収容するための密閉空間を形成する内周壁部と、前記本体部と前記内周壁部とを接合する接合部と、前記撹拌軸の旋回運動に追随して撓むように、少なくとも内周壁部の一部が可撓性を有する。
上記構成によると、撹拌装置は、駆動装置により撹拌軸を、軸受中心を支点として旋回させることにより撹拌対象物を撹拌させることができる。
また、撹拌軸は収容容器の内周壁部に収納させることができるため、収容容器内の撹拌対象物に直接、接触することなく、かつ撹拌対象物を収容容器の密閉空間内に収容させたまま、該撹拌対象物の撹拌を行うことができる。このため、撹拌対象物に異物混入することを防ぐことができるとともに、撹拌作業後に、撹拌軸を取り替えたり、洗浄したりする必要がなくなる。
また、本発明に係る撹拌装置で用いる収容容器では、少なくとも内周壁部の一部が可撓性を有している。このため、内周壁部は、撹拌軸の動きに追随して動くことができる。それゆえ、内周壁部に収容された撹拌軸は、運動を阻害されることなく旋回することができ、収容容器内の撹拌対象物を適切に撹拌させることができる。また、撹拌作業中、撹拌軸は実質的に自転していないため、内周壁部と擦れることがなく、内周壁部を摩耗させ、孔をあけてしまうなどの不具合を生じることを防ぐことができる。
したがって、本発明に係る撹拌装置は、撹拌対象物が直接、撹拌軸(撹拌翼)と接触することなく、異物混入が生じないように、適切に撹拌対象物を撹拌させることができるという効果を奏する。
本発明に係る撹拌装置および収容容器は、以上に説明したように構成され、撹拌対象物が直接、撹拌軸(撹拌翼)と接触することなく、異物混入が生じないように、適切に撹拌対象物を撹拌させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る撹拌装置の概略構成の一例を示す側断面図である。 図1に示す撹拌装置が備えるまわり止め部の一例を示す図である。 図1に示す撹拌装置において収容容器と撹拌軸との配置関係の一例を示す側断面図である。 図3に示す収容容器に蓋部を取り付けた状態の一例を示す側断面図である。 本実施の形態の変形例に係る収容容器と撹拌軸との配置関係の一例を示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る撹拌装置1の具体的な構成例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(撹拌装置の構成)
図1を参照して撹拌装置1の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る撹拌装置1の概略構成の一例を示す側断面図である。
本実施の形態に係る撹拌装置1は、例えば、医薬、化学分野の生産プロセスにおいて、液またはスラリーの混合、溶解、晶析、濃縮、スラリー懸濁、及び気液接触等の撹拌処理に用いられる装置である。撹拌装置1は、直線状に延びた棒形または櫂形の撹拌軸4を旋回させて撹拌対象物の撹拌を行う。
撹拌装置1は、その下方において、撹拌対象物を収容する収容容器2が設けられている。収容容器2は、特に図示しないが載置台の上に載置されていてもよい。なお、収容容器2の構成に関するより具体的な説明については後述する。
収容容器2の上方には、撹拌軸4を旋回させるための駆動装置5と、撹拌軸4の旋回運動の支点となる軸受部6とが設けられており、撹拌軸4はこれら駆動装置5および軸受部6に支持されている。より具体的には、駆動装置5と撹拌軸4の一方の端部(上端部)とが接合されることで駆動装置5は撹拌軸4を支持している。また、軸受部6は、撹拌軸4の両端部間における任意の位置で撹拌軸4を支持する。撹拌軸4を支持し、その旋回運動の支点となる軸受部6は、例えば球面軸受を採用することができる。なお、本実施の形態に係る撹拌軸4は、撹拌軸の中心軸線Aが駆動装置の中心軸線Bに対してαだけ傾いた状態で駆動装置5および軸受部6に支持されている。
駆動装置5は、電気モータ等のアクチュエータ51とアクチュエータ51と連結されている回転部材52と、を備えてなる構成である。回転部材52は、鉛直方向に延伸した出力軸52aと、出力軸52aと撹拌軸4の端部とを連結するリンク部52bとを有する。本実施形態では、駆動装置5の中心軸線Bと回転部材52の回転軸線とが一致するように構成されている。したがって、駆動装置5の中心軸線Bは、回転部材52の回転軸ともいえる。
回転部材52の出力軸52aは、一方の端部でアクチュエータ51と連結されており、他方の端部でリンク部52bと連結されている。リンク部52bは、一方の端部が出力軸52aと連結され上下方向に延伸する第1連結部材52b1と、第1連結部材52b1の他方の端部から、第1連結部材52b1の延伸方向に対して略垂直な方向に突出した第2連結部材52b2とから構成されている。なお、図1に示すようにリンク部52bは、第1連結部材52b1が駆動装置5の中心軸線Bに対して傾いた状態で出力軸52aに接合されている。また、第2連結部材52b2の下面側で撹拌軸4の上端部が固定されている。なお、第2連結部材52b2と撹拌軸4との接続部には図示しないベアリングが設けられている。
上記した構成を有する駆動装置5において、アクチュエータ51が動作すると、回転部材52の出力軸52aが回転駆動され、出力軸52aに連結したリンク部52bの第1連結部材52b1も回転する。第1連結部材52b1が回転すると、その端部で接合された第2連結部材52b2も、この第1連結部材52b1を回転中心として回転(周回)する。すると撹拌軸4の上部(第2連結部材52b2との接続部)が軸受部6の軸受中心Oを頂点として撹拌軸4の軸線Aを母線とする逆円錐の側面をなでるように運動する。これにより、撹拌軸4は、軸受部6の軸受中心Oを支点として、撹拌軸4の端部が駆動装置の中心軸線Bを中心に、水平方向に円を描いて振れるように旋回することができる(撹拌軸4の下部が、軸受部6の軸受中心Oを頂点として撹拌軸4の軸線Aを母線とする円錐の側面をなでるように運動する)。
このように、駆動装置5からの動力は、回転部材52の出力軸52aからリンク部52bを介して撹拌軸4に伝達されており、第2連結部材52b2に撹拌軸4の端部が接合されることで、出力軸52aの回転運動が、撹拌軸4の旋回運動へと変換される構成である。なお、撹拌軸4は、上記したように軸受部6の軸受中心Oを支点として旋回運動をするが、撹拌軸4自体は自転していない。
上記したように撹拌軸4は、軸受部6の軸受中心Oを支点とし旋回運動する際に、撹拌軸4自体は自転しない構成であった。しかしながら、撹拌軸4が旋回運動を行うと、撹拌軸4に接する軸受部6からの抵抗により撹拌軸4が自転してしまう場合がある。そこで、図1に示すように撹拌軸4の自転を防止するため、まわり止め部7が備えられている。
まわり止め部7は、上方に位置し、架台8に固着された第1止め部材71と、その下方に位置し撹拌軸4に固着された第2止め部材72とから構成されている。第1止め部材71は、図1の紙面左側から見たとき、図2に示すように略矩形の板において上下方向が長軸となる長孔が形成された、略U字型を逆さにした形状を有する金属性の板である。
一方、第2止め部材72は、図1の紙面で正面視したときの形状が略L字型となる形状を有する金属性の板である。すなわち、第2止め部材72は、上下方向に延びた板の上方の端部を略水平方向に折り曲げて側面形状(図1で正面視したときの形状)がL字型となるように形成されている。そして、図2に示すように、まわり止め部7は、第1止め部材71の長孔部分に第2止め部材72の水平方向に折れ曲がった部分72aを指し込むように構成されている。なお、図2は、図1に示す撹拌装置1が備えるまわり止め部7の一例を示す図である。
このため、撹拌軸4に固着された第2止め部材72は、第1止め部材71に対して上下方向には揺動可能であるが、左右方向への移動が規制されることとなる。これにより撹拌軸4が自転してしまうことを防止することができる。なお、水平方向に折れ曲がった部分72aは円柱状に形成されている。これにより、図2で示される左右方向の移動を規制しつつ、図2に示す側から見たとき、言い換えると図1において側方から見たときの撹拌軸4の動きが、円柱状の部材(水平方向に折れ曲がった部分72a)を略中心とした振り子状となることを可能とする。
また、本実施形態の撹拌装置1では、図1に示すように駆動装置5の中心軸線Bの位置は、収容容器2の中心軸線(不図示)と一致している。しかしながら、これに限定されるものではなく、駆動装置5の中心軸線Bと、収容容器2の中心軸線とがずれた構成であってもよい。
(収容容器の構成)
次に、上記した収容容器2のより詳細な説明を以下に行う。収容容器2は、図1に示すように、収容容器2の内部に設けられた密閉空間内に撹拌対象物を収容するための容器である。
図1では、特に図示していないが、収容容器2内に撹拌対象物を供給したり、該収容容器2内から撹拌対象物を外部に排出したりするための供給・排出用フランジ部やコネクタが設けられていてもよい。コネクタは、例えば、外部から供給される撹拌対象物を流通させるチューブと接合される供給用開口部と、該収容容器2内の撹拌対象物を外部に排出する際に該撹拌対象物を流通させるチューブが接合される排出用開口部とを備えた構成とすることができる。供給用開口部および排出用開口部それぞれにチューブを接合しておく必要がない場合は、供給用開口部および排出用開口部をキャップで覆い、収容容器2の密閉状態が維持されるように構成されることが好ましい。なお、供給・排出用フランジ部で構成される場合も同様に、この供給・排出用フランジ部を閉塞させることができるように構成されていても良い。
ここで、図1に加え、図3を参照して収容容器2について具体的に説明する。図3は、図1に示す撹拌装置1において収容容器2と撹拌軸4との配置関係の一例を示す側断面図である。
図1、3に示すように、収容容器2は、外圧による変形が小さい材料により構成され、内部に空間が形成された本体部21と、本体部21内に突出するように配置され、撹拌軸4を収納するための空間を形成するように有底筒状に設けられており、本体部21と共に撹拌対象物を収容するための密閉空間を形成する内周壁部22とを備えてなる構成である。
本体部21は、その上面において、図3に示すように上方に突出した筒状の挿入口21a(いわゆる瓶首)が形成された有底筒状の容器となっている。そして、本体部21の内部空間は挿入口21aを介して外部と連通しており、この挿入口21aから内周壁部22をこの内部空間に収容できるように構成されている。つまり、挿入口21aは、内周壁部22および内周壁部22に収納された撹拌軸4を、本体部21内に収容できるように設けられている。
挿入口21aの外周には内周壁部22を本体部21に取りつけるための接合部25を構成する嵌合雄部21a1が設けられている。嵌合雄部21a1は、例えば、図3に示すように、挿入口21aの外周に沿って設けられた螺旋状の溝として形成することができる。また、挿入口21aにおける開口寸法は、図1に示すように旋回運動する撹拌軸4が本体部21と当接しない範囲で規定されている。ここで、撹拌軸4では、軸受中心Oに近接するほど旋回運動時における振れ幅(水平方向への移動範囲)が小さくなるため、挿入口21aの開口寸法は、軸受中心Oと挿入口21aとの距離を近接させればさせるほど小さくすることができる。つまり、軸受中心Oと挿入口21aとの位置関係に応じて挿入口21aの開口寸法を規定することができる。
一方、内周壁部22は、図1、3に示すように撹拌軸4の形状に沿うような形に形成されている。具体的には、内周壁部22は、円柱形状の撹拌軸4の外形に沿うように有底円筒形状に形成されている。内周壁部22の内周面と撹拌軸4の外周面との間にはスペーサは介在しておらず、内周壁部22の内周面は撹拌軸4の外周面に接触する。
また、内周壁部22は、図3に示すように、本体部21の挿入口21aの開口部分に対応した位置で撹拌軸4を収納できるように上方が開口している。また、挿入口21aの外周に沿うように筒状の取着部24が配置されており、内周壁部22は、この取着部24に連結されている。そして、この取着部24を介して内周壁部22は本体部21に取り付けられている。すなわち、図3に示すように内周壁部22と取着部24とによって本体部21の挿入口21aが覆われるような配置となっている。
取着部24は、挿入口21aの嵌合雄部21a1と嵌合するように、取着部24の内周に沿って設けられた螺旋状の溝である嵌合雌部24aを有している。そして、取着部24を挿入口21aの外周を覆うように配置させ、この取着部24を回転させることで嵌合雄部21a1と嵌合雌部24aとが嵌合し、本体部21に対して内周壁部22を取り付けることができる。そして、本体部21に内周壁部22を取り付けることによって本体部21内に密閉空間を形成することができる。このように、本実施の形態に係る収容容器2では、本体部21に対して内周壁部22が着脱可能となっている。このため、例えば、異なる形状の撹拌軸4が複数ある場合、撹拌軸4の形状ごとに応じた内周壁部22を用意し、撹拌装置1で使用する撹拌軸4に合わせて内周壁部22を、適宜選択して本体部21に取り付けることができる。なお、この嵌合雄部21a1と嵌合雌部24aとによって本発明の接合部25を実現する。
上記したように取着部24の内周側と挿入口21aの外周側との間で嵌合させ内周壁部22を本体部21に取り付ける構成である。このため、本体部21に内周壁部22を取り付けるにあたり両者の間で摺動が生じる部分は本体部21の挿入口21aの外周側となる。それゆえ、本実施の形態に係る収容容器2では、内周壁部22を本体部21に取り付けるにあたり、両者の間における摺動にともなって発生する異物が本体部21内に入り込むことを防ぐことができる。
本実施形態では内周壁部22は、撹拌軸4の旋回運動に追随して動くことができるように可撓性を有する材料により構成されている。可撓性を有する材料としては、特に限定されないが、例えば、ゴムなどのエラストマー、または軟質性プラスチックを用いることができる。軟質性プラスチックとしては撹拌軸4の旋回運動に追随して動くことができる(変形して追随できる)ものであれば良い。
一方、本体部21は、内周壁部22よりも弾性率が大きく外圧による変形が小さいものであって、撹拌対象物を収容した際に自立して形状を保持する、例えば硬質性プラスチックやガラス、金属材料等の素材により構成されている。
このように、内周壁部22が可撓性を有するため、旋回運動する撹拌軸4の動きに追随するように変形させることができる。このため、撹拌軸4の旋回運動により本体部21内の密閉空間内に収容した撹拌対象物を適切に撹拌させることができる。
なお、本実施の形態に係る内周壁部22全体は、可撓性を有する材料により構成されたが、内周壁部22の所定部分のみが可撓性を有する材料により構成されていてもよい。より具体的には、内周壁部22は、挿入口21aが設けられている範囲に対応する部分(図3における範囲Dであって、挿入口21aにおける開口側端部位置から本体部21における挿入口21aの立ち上がり開始位置までの範囲)が少なくとも可撓性を有する材料から構成されていればよい。
また、収容容器2は、撹拌装置1に取り付けない状態では、図4に示すように内周壁部22の開口を塞ぐように、取着部24に蓋部26が取り付けられている。図4は、図3に示す収容容器2に蓋部26を取り付けた状態の一例を示す側断面図である。すなわち、取着部24の上部に蓋部26が着脱可能に設けられている。
このため、撹拌作業を実施しない場合は、本体部21に内周壁部22を取り付けた状態で、蓋部26により内周壁部22の開口を塞ぐことができる。これにより、外部から意図せず内周壁部22内に異物が侵入して内周壁部22を破損させてしまうような事態が発生することを防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態に係る収容容器2では、本体部21と内周壁部22とによって形成した密閉空間に撹拌対象物を収容させる構成である。このため、撹拌対象物を収容容器2内に収容した状態で運搬することが可能であり、また、外部から収容容器2内に異物が混入することがない。特に、収容容器2は、本体部21が硬質性プラスチックなどで構成されているため、運搬中に収容容器2が変形することなく、また、外部からの衝撃にも強く、運搬を容易とすることができる。
また、本実施の形態に係る撹拌装置1は、駆動装置5により撹拌軸4を、軸受中心Oを支点として旋回させることにより撹拌対象物を撹拌させることができる。撹拌軸4を収容容器2の内周壁部22に収納させることができるため、収容容器2内の撹拌対象物に直接、接触することなく、かつ撹拌対象物を収容容器2の密閉空間内に収容させたまま、該撹拌対象物の撹拌を行うことができる。このため、撹拌対象物に異物混入することを防ぐことができるとともに、撹拌作業後に、撹拌軸4を取り替えたり、洗浄したりする必要がなくコストを低減させることができる。
さらに、本実施の形態に係る収容容器2では、少なくとも内周壁部22の所定部分が可撓性を有する材料により構成されている。このため、内周壁部22は、撹拌作業中は、撹拌軸4の旋回運動に追随して変形することができ、撹拌軸4の旋回運動を阻害しないため、収容容器2内の撹拌対象物を適切に撹拌させることができる。また、撹拌作業中、撹拌軸4は自転しないため、内周壁部22と擦れることがなく、内周壁部22を摩耗させ、孔をあけてしまうなどの不具合を生じることを防ぐことができる。
(収容容器の変形例)
なお、上記した収容容器2では、挿入口21aの嵌合雄部21a1と、内周壁部22と連結した取着部24の嵌合雌部24aとを嵌合させることで、本体部21に内周壁部22を取り付ける構成であった。しかしながら、収容容器2の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように収容容器2では、本体部21に対して内周壁部22が着脱可能となっておらず、はじめから固着された構成であってもよい。なお、本体部21に対して内周壁部22が固着されている部分27が本発明の接合部に相当する。
以下において、図5を参照して、本実施の形態の変形例に係る収容容器2の一例を説明する。図5は、本実施の形態の変形例に係る収容容器2と撹拌軸4との配置関係の一例を示す側断面図である。
図5に示すように、変形例に係る収容容器2は、上記した本実施の形態に係る収容容器2と比較して以下の点で異なる。すなわち、変形例に係る収容容器2が備える本体部21は、その挿入口21aにおいて嵌合雄部21a1が設けられていない点で異なる。さらに、変形例に係る収容容器2が備える内周壁部22には、取着部24が設けられておらず、内周壁部22の開口側の端部の所定範囲が挿入口21aに予め固着されている点でも異なる。なお、挿入口21aと内周壁部22とは、例えば、溶着により両者を固定させることができる。
すなわち、内周壁部22の開口側の端部から底側にむかう所定範囲が挿入口21aに固着されており、内周壁部22の固着されている部分27と連結している端部から内周壁部22の底に向かう一定範囲が可撓性を有する材料により構成されている。より具体的には、内周壁部22は少なくとも固着部分との境界D部分が可撓性を有する材料により構成されていることが好適である。それ以外の点については、変形例に係る収容容器2は、上記した本実施の形態に係る収容容器2と同様であるため、説明は省略する。
ここで、変形例に係る収容容器2を利用する場合、図5に示すように、軸受中心Oが挿入口21a内に形成される空間内もしくはその近傍に位置するように撹拌軸4が配置されることが好適である。このように撹拌軸4が配置される場合、挿入口21a内における撹拌軸4の振れ幅が小さくなり、挿入口21aの径を小さくすることができる。
さらにまた、撹拌軸4は、図1に示すように、軸受部6の下方において、撹拌軸の中心軸線Aを中心に周方向に向かって突出したフランジ部が形成されていた。ここで、図5に示すように撹拌軸4の構成を、このフランジ部を備えない構成とすると、さらに一層、挿入口21aの径を小さくすることができる。
なお、変形例に係る収容容器2は、上記した実施の形態に係る収容容器2と同様に、蓋部26を備えた構成であってもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
例えば、収容容器2内に邪魔板等が設置されるように構成されていても良い。この場合も本発明の撹拌軸4の場合と同様に邪魔板自体も撹拌対象物と直接、接触しないように構成する。
本発明は、特に医薬、化学分野の生産プロセスにおいて外部からのコンタミネーションを防ぐとともに、撹拌対象物を効果的に撹拌することができる。
1 撹拌装置
2 収容容器
4 撹拌軸
5 駆動装置
6 軸受部
7 まわり止め部
8 架台
21 本体部
21a 挿入口
21a1 嵌合雄部
22 内周壁部
24 取着部
24a 嵌合雌部
25 接合部
26 蓋部
27 固着されている部分
51 アクチュエータ
52 回転部材
52a 出力軸
52b リンク部
52b1 第1連結部材
52b2 第2連結部材
71 第1止め部材
72 第2止め部材
72a 水平方向に折れ曲がった部分
A 撹拌軸の中心軸線
B 駆動装置の中心軸線
O 軸受中心

Claims (4)

  1. 撹拌対象物を撹拌させるための撹拌軸と、
    前記撹拌軸を支持する軸受部と、
    前記軸受部の軸受中心を支点として、端部が円を描いて振れるように該撹拌軸を旋回させる駆動装置と、を備える撹拌装置で用いられ、前記撹拌対象物を収容する収容容器であって、
    外圧による変形が小さい材料により構成され、内部に空間が形成された本体部と、
    前記本体部内に突出するように配置され、前記撹拌軸を収納するための空間を形成するように有底筒状に設けられており、該本体部とともに前記撹拌対象物を収容するための密閉空間を形成する内周壁部と、
    前記本体部と前記内周壁部とを接合する接合部と、を備え、
    前記撹拌軸の旋回運動に追随して撓むように、少なくとも前記内周壁部の一部が可撓性を有しており、
    前記本体部は、前記内周壁部および該内周壁部内に収納された前記撹拌軸を受け入れるために、該本体部の上面において上方に突出し、該撹拌軸の旋回運動を妨げない範囲で規定された内径寸法を有する筒状の挿入口を備え、
    前記接合部は、前記挿入口の外周に沿って設けられた嵌合雄部と、前記内周壁部の開口側端部に連結されるとともに前記挿入口の外周を覆うように配置された、前記嵌合雄部と嵌合する嵌合雌部を有した取着部と、を有し、
    前記接合部は、前記嵌合雄部と前記嵌合雌部とを嵌合させることにより前記内周壁部を前記本体部に対して取り付ける収容容器。
  2. 前記内周壁部の前記開口を塞ぐように前記取着部に着脱可能に設けられた蓋部を備える請求項1に記載の収容容器。
  3. 前記本体部は、前記内周壁部の可撓性を有する部分よりも弾性率が大きい硬質性プラスチックにより構成されている、請求項1または2に記載の収容容器。
  4. 撹拌対象物を撹拌させるための撹拌軸と、
    前記撹拌軸を支持する軸受部と、
    前記軸受部の軸受中心を支点として、端部が円を描いて振れるように該撹拌軸を旋回させる駆動装置と、
    前記撹拌対象物を収容する収容容器と、を備え、
    前記収容容器は、
    外圧による変形が小さい材料により構成され、内部に空間が形成された本体部と、
    前記本体部内に突出するように配置され、前記撹拌軸を収納するための空間を形成するように有底筒状に設けられており、該本体部とともに前記撹拌対象物を収容するための密閉空間を形成する内周壁部と、
    前記本体部と前記内周壁部とを接合する接合部と、を備え、
    前記撹拌軸の旋回運動に追随して撓むように、少なくとも内周壁部の一部が可撓性を有しており、
    前記本体部は、前記内周壁部および該内周壁部内に収納された前記撹拌軸を受け入れるために、該本体部の上面において上方に突出し、該撹拌軸の旋回運動を妨げない範囲で規定された内径寸法を有する筒状の挿入口を備え、
    前記接合部は、前記挿入口の外周に沿って設けられた嵌合雄部と、前記内周壁部の開口側端部に連結されるとともに前記挿入口の外周を覆うように配置された、前記嵌合雄部と嵌合する嵌合雌部を有した取着部と、を有し、
    前記接合部は、前記嵌合雄部と前記嵌合雌部とを嵌合させることにより前記内周壁部を前記本体部に対して取り付ける、撹拌装置。
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