JP6420556B2 - 情報端末機器の操作補助装置 - Google Patents

情報端末機器の操作補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6420556B2
JP6420556B2 JP2014059998A JP2014059998A JP6420556B2 JP 6420556 B2 JP6420556 B2 JP 6420556B2 JP 2014059998 A JP2014059998 A JP 2014059998A JP 2014059998 A JP2014059998 A JP 2014059998A JP 6420556 B2 JP6420556 B2 JP 6420556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information terminal
terminal device
main body
switch
apparatus main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014059998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015184870A (ja
Inventor
充 永田
充 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daytona Corp
Original Assignee
Daytona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daytona Corp filed Critical Daytona Corp
Priority to JP2014059998A priority Critical patent/JP6420556B2/ja
Publication of JP2015184870A publication Critical patent/JP2015184870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6420556B2 publication Critical patent/JP6420556B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、情報端末機器を遠隔操作するための入力装置に関するものであって、特にタッチパネル画面を直接触れることでその入力を行うことを前提としている情報端末機器に対して、その画面に触れることなく遠隔操作を行うことができるようにした新規な情報端末機器の操作補助装置に係るものである。
近年のいわゆるスマートフォンなどを含めた携帯情報端末機器は、GPSモジュールの搭載がされていることや、高速でデータ通信が行えることなどの利点を活かして、本来の高性能な携帯電話機の枠を超えて種々の利用方法が試みられている。具体的には、カーナビゲーションや、背面側に具えられたカメラユニットを利用したドライブレコーダー、更にはGPSを用いた位置情報を含めたデータ計測(データロガーなど)にもスマートフォンが利用されている。このような種々の広汎な利用に際しては、その使用する機能に応じた態様で車輌などに後付け的に適切な位置を選択して取り付けられる。
しかしながら、いわゆるスマートフォンなどを含めた携帯情報端末機器は、携帯性の確保・維持と、操作性・機能性の向上との要請から、実質的に操作部片も兼ね備えているタッチパネル機能付液晶パネルが多く用いられている。このため、上記のように使用する機能に応じた取り付け形態によっては、そもそもタッチパネル機能付液晶パネルを直接タッチすることができない場合が生じることや、操縦している都合上、手を伸ばして直接タッチすることができない場合など、その操作が困難な状態も出現する。
もちろん情報端末機器を遠隔操作するための手法は提案されているものの、上記のような環境において、その使い勝手を充分に満足するような手法の提案は、なされていない(特許文献1)。
更にまたこの種のタッチパネルは、いわゆる静電容量方式タッチパネルを用いたものが主流となっており、使用者が直に指先で触れる場合には、繊細な操作が可能であるものの、タッチ機能を確保した手袋・グローブを装着した状態では、簡単な操作であれば可能であるが繊細な操作は極めて困難である。特にこのような困難な傾向は、自動二輪車に携帯情報端末機器を搭載した場合に特に顕著に現れる。
特開2010−152493号公報
本発明は、これらの種々の背景を考慮してなされたものであって、情報端末機器に具えられたタッチパネルの操作が行い難い状況であっても、確実にその操作を行うことができるようにした新規な情報端末機器の操作補助装置の開発を試みたものである。
請求項1記載の情報端末機器の操作補助装置は、分離された情報端末機器をワイヤレス通信手段を用いて操作するために車輌用のハンドルバーの既存のハンドルグリップのグリップ鍔に添ってハンドルグリップ上に設けられる情報端末機器の操作補助装置であって、 このものは、全体として肉厚状の鍔状に形成され装置本体に対し、この装置本体の中央に桿状部材であるハンドルグリップを受け入れる咥え込み部を設け、一方装置本体の周曲面である操作面には、指先で操作する操作スイッチを配置した構成を具えてなり、前記装置本体における操作面を形成していない周曲面上の範囲には、逃げ部が設けられていることを特徴として成るものである。
請求項2記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1記載の要件に加え、前記装置本体の側面の一方または双方には干渉逃げ凹部が形成されていることを特徴として成るものである。
請求項3記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記装置本体の操作面において、親指での操作が可能な範囲に方向性スイッチを配置していることを特徴として成るものである。
請求項4記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記装置本体の操作面においては、同じ指で操作を行うスイッチが2以上具えられている場合には、指先でそれらを判別するための操作ガイド構造を有していることを特徴として成るものである。
請求項5記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記装置本体の操作面に設けられるスイッチについては、操作する手と離れた側に回動支軸を有したフラップタイプのスイッチを適用していることを特徴として成るものである。
請求項6記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、前記装置本体、操作面、各種スイッチについては、左手で操作を行うための形状・構造となっていることを特徴として成るものである。
請求項7記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1、2、3、4、5または6記載の要件に加えて、前記ワイヤレス通信手段には、近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標)規格に基づく通信プロトコルに従って通信することを特徴として成るものである。
請求項8記載の情報端末機器の操作補助装置は、前記請求項1、2、3、4、5、6または7記載の要件に加えて、前記情報端末機器は、スマートフォン、タブレット端末、計測機器、撮影装置、通信機器、カーナビゲーション、電話であることを特徴として成るものである。
まず請求項1記載の発明によれば、ワイヤレス方式で入力信号を通信するので、情報端末機器に担わせる機能用途によっては情報端末機器を直接操作できない場所に固定する状況であっても、その操作を行うことができる。更に装置本体を固定するにあたっては桿状部材をその中心で咥えこむように取り付けることができるので所望の位置に確実に設置するができる。
また桿状部材は、車両用ハンドルバーハンドルグリップであることから、手許に装置本体を設置でき、その情報端末機器の操作の都度、ハンドルから操縦している手を離す必要がなく、安全な操縦状態を維持することができる。
更にまた装置本体における操作面を形成していない周曲面上の範囲には、逃げ部が設けられているので、取り付けられた桿状部材がハンドルバーのハンドルグリップであっても、既存の握り込むことで操作を行う操作レバー(例えばブレーキレバーやクラッチレバー)が既設されていても、そのレバー操作に干渉することがない。
また請求項2記載の発明によれば、装置本体の側面には、干渉逃げ凹部が形成されているので、握り込んだ指が幾分か凹部に受け入れられるため、装置本体を取り付けた場合でもグリップ位置の差異を少なく抑えられ、違和感のない操縦ができる。
また請求項3記載の発明によれば、装置本体の操作面において、親指での操作が可能な範囲に方向性スイッチを配置しているので、いわゆるGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の操作画面において直感的な操作を行うことができる。
また請求項4記載の発明によれば、装置本体の操作面において、同じ指で操作を行うスイッチが2以上設けられている場合には、操作ガイド構造の存在により、使用者はスイッチの位置を視認することなく、指先の感触だけで操作しようとしているスイッチを認識することができ、いわゆるタッチタイピングが行える。特に冬季に用いられる防寒ハンドルカバーなどを用いた場合であっても、操作ボタンを間違えることなく操作でき、確実な情報端末機器の利用が図れる。
また請求項5記載の発明によれば、操作面に設けられるスイッチは、操作する手と離れた側に回動支軸を有したフラップタイプのものを適用しているので、操作する際の指先の移動軌跡に沿ってボタントップが移動するので、違和感のない操作が行える。
また請求項6記載の発明によれば、装置本体、操作面、各種スイッチは、左手で操作を行うための形状・構造となっているので、右手のグリップを捻ることでスロットル操作を行う自動二輪車のような場合であっても、グリップの移動が生じない左手側に設置することができ、指先の操作性も常に確保される。
また請求項7記載の発明によれば、ワイヤレス操作は、近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標)規格に基づく通信プロトコルに従って通信するので、その開発も容易であって、互換性が極めて高く、幅広い機器に応用することができる。
また請求項8記載の発明によれば、情報端末機器は、スマートフォン、タブレット端末、計測機器、撮影装置、通信機器、カーナビゲーション、電話であることから、幅広く適用できる。
本願発明の情報端末機器の操作補助装置の使用状態を示す斜視図である。 同上、正面図、平面図、背面図、底面図である。 同上、両側面図である。 情報端末機器の操作補助装置を具えたハンドルグリップの握り状態を示す底面図である。 情報端末機器の操作補助装置に用いられるスイッチを示す説明図である。 本願発明の本体装置の逃げ部を示した側面図である。 本願発明の他の実施例を示す側面図である。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであると共に、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
図1中に示す符号Dは、本発明の情報端末機器の操作補助装置であって、このものは、いわゆるスマートフォンなどの情報端末機器Cをワイヤレス通信により操作するためのものである。
まずその構成についての説明に先立ち、本発明の情報端末機器の操作補助装置Dが用いられる使用環境について説明する。本発明の情報端末機器の操作補助装置Dは、一例として図1に示すように桿状部材Pである自動二輪車MCの既存のハンドルグリップGのグリップ鍔G′に添うように固定される。これによって自動二輪車MCのハンドルバーHの近傍にマウンタ部材mを介して固定されている情報端末機器Cを、使用者Uの指fで直接触れることなく遠隔的に操作する。
まず本発明の情報端末機器の操作補助装置Dを構成する主要部材について説明する。このものは、全体として肉厚の鍔状の筐体部材を装置本体1とするものであって、この装置本体1は、一例として操作部片2と、取付作用を担う保持部片3とによって構成されている。そして前記操作部片2には、利用者がボタン操作するための種々のスイッチ等を具える。
なおこの種々のスイッチ等を具える側を装置本体1の正面とし、その反対側、即ち実質的に保持部片3側を裏面、又は裏として説明する。
また図1に示す取付状態に倣い、ハンドルグリップGのグリップ鍔G′側を奥と、手を握る側を手前として説明する。更に天地方向については、そのまま上下方向とする。
この装置本体1には、側面視でそのほぼ中央に桿状部材Pを貫通させる咥え込み部10が形成されている。図1に示すものは、操作部片2と保持部片3とが分離した構成となっており、操作部片2側に設けたネジ穴11に対して固定用のネジ32を締め込み、両者を固定してタイプである。従って前記咥え込み部10は、各々の部材に形成された側面視半円状の切欠きが組み合わされて、円孔を現出させるような構成を採る。
更にこの装置本体1は、図1に示すようにその鍔厚み方向となる周曲面の正面に操作面12を形成する。この操作面12に使用者Uが指fで操作するボタン等が配置されるものであって、実質的には操作面12は、操作部片2に形成される。一方この操作面12でない裏面に一例として側面視で扇状に切り欠かれた逃げ部13を形成するものであって、具体的には逃げ部13は、保持部片3に形成されている。この逃げ部13は、次のような作用をする。
即ち図1で示すように自動二輪車のハンドルグリップG′には、一般に可倒式の操作レバーLであるクラッチレバー、ブレーキレバーがその前方に位置している。そしてこのレバーを握り込むことでそのクラッチやブレーキ機能を発揮させる構造となっており、握り込んだ際の操作レバーLとハンドルグリップG′との間のクリアランスcは、極僅か(多くても1cm程度)でしかない。その結果、操作レバーLが接近する部位を操作面12と同じ外径寸法とした場合には、レバーの移動するスペースが失われてしまい、結果としてレバー操作を行うことができなくなってしまう。このためにこの逃げ部13を設けることで、レバー操作を確保するようにしたものである。
またこの装置本体1の側面には、干渉逃げ凹部15が設けられる。この干渉逃げ凹部15は、装置本体1をハンドルグリップGに取り付けて使用した際に使用者Uの握り位置がずれてしまうことによる違和感を抑えるための凹部である。図1、図4に示す実施例では、手前側の側面に使用者Uの握った人差し指f2が幾分か装置本体内側に嵌り込むように前側凹部151形成され、奥側の側面には奥側凹部152が形成されている。
このほかに装置本体1の奥側の側面には、電源となるボタン型のバッテリbを収容するバッテリ収容部16が設けられており、更にこの装置本体1の内部には後述する操作系部材2Aを構成する各要素が適宜組み込まれてネジ等で密閉される。言うまでもないが、この装置本体1を含む情報端末機器の操作補助装置Dは、その使用する環境に応じた充分な防水性や防塵性、更には耐温・耐寒性等を適宜具えることが好ましい。
次にこの装置本体1の操作部片2における操作面12またはその内部に設けられる各種の操作系部材2Aについて説明する。操作系部材2Aとしては、操作スイッチ20と、このものから入力された信号を変換処理する基板26と、この基板26によって適宜変換された信号を無線方式で通信させるための通信モジュール27とが代表的な構成要素となる。
このほかにも操作系部材2Aは、装置の機能状態等を示すインジケータ28や装置の各種設定を行うための設定スイッチ29を有している。
まず操作スイッチ20について説明すると、図1に示すように一例として、操作面12の上段、中段、下段とに3つのタクタイルスイッチ21、22、23と、その上中段の間にはプッシュスイッチ24と、その中下段の間には方向性スイッチ25が設けられている。
そしてこのタクタイルスイッチ21、22、23は、図1、図5に示すように装置本体1の奥側寄り、即ち操作する手と離れた側に回動支軸20bを配置し、フラップ状に動くスイッチトップ20aを具えるものである。
更に方向性スイッチ25について説明すると、このものは、いわゆる「十字キー」などと呼ばれる上下、左右に延びる十字型をした一体のキーや、上下左右に傾倒するスティックタイプのものや、上下左右にそれぞれ分離して配した4つスイッチで構成されるものであり、図示の実施例においては、一段盛り上がったようないわば台座状の部位にスティックタイプのものが適用されている。
なおこれらのスイッチの種類・仕様に関しては、上述したものに限定されるものではなく、適宜の変更を行うことも当然に含まれるこというまでもない。
また本実施例においては、プッシュスイッチ24の下側にインジケータ28が設けられている。
次に操作ガイド構造20cについて説明する。
この操作ガイド構造20cは、例えば同じ指(本実施例においては親指の)先で操作する操作スイッチ20(タクタイルスイッチ22、23と方向性スイッチ25)が複数配置されている場合には、それぞれの操作スイッチ20を識別するためのいわば触覚に訴える「手掛り」あるいは「目印」となる案内部材である。
図示の本実施例における操作ガイド構造20cは、上述した方向性スイッチ25が設けられた台座状の部位がこれに相当するもので、(図面中では理解し易いように素手で操作しているように示しているが)特に防護用グローブ等をした状態でも操作する親指の指先の触感でその存在を確実に認識しえる形状、構造を有したものである。この段差状の操作ガイド構造20cの存在によって、親指で操作する同種のタクタイルスイッチ22、23を目視することなく、確実に識別することができる。
なおこの操作ガイド構造20cの構造としては、例えば操作スイッチ20自体のスイッチトップ20aの形状に特徴を具えさせて各操作スイッチ20を識別できるようなものであって差し支えない。加えて情報端末機器の操作補助装置Dの操作は、素手やそれに近い感覚を維持させた薄手の手袋の状態で行われるとは限られず、保護用手袋などの比較的厚めの生地で指先が覆われていることも多いが、このような場合であっても、操作ガイド構造20cの存在を確実に感知できるような形状にすることが好ましい。
また操作ガイド構造20cとして、例えば凹凸を複数組み合わせて設けることで点字のような符号的な表現を付するようにしても差し支えない。具体的には図示は省略するが、装置本体1の操作面12と側面との縁(へり)に異なる組み合せの凹凸を設けて、識別を可能にした操作ガイド構造20cとしてもよい。
もちろんこれらのタクタイルスイッチ22、23との間に、単に異なる他のスイッチを設けてそれ自体を操作ガイド構造20cとすることで、それぞれのタクタイルスイッチ22、23とを判別することも可能である。しかしながら、そのような場合には手探りでその操作ガイド構造20cを見つける際に、操作ガイド構造20cである他のスイッチを誤って押してしまうこともある。このため操作スイッチ20の存在そのものを操作ガイド構造20cとする構成ではなく、操作系とは異なる部材を操作ガイド構造20cとすることが好ましい。
この操作ガイド構造20cは、図示を省略するが、方向性スイッチ25に適用することができる。具体的には、方向性スイッチ25がいわゆる十字配置されたタイプ(4方向一体のもの、4方向別体のもの)である場合、その中心部に一例として突起状の操作ガイド構造20cを設けることが好ましい。
次に基板26について説明する。この基板26には、一例として予め接続する情報端末機器Cに応じた一または2以上の制御プログラムが記録されており、その制御プログラムの切り替えは、設定スイッチ29によって行う。この予め記録された制御プログラムには、上述した複数の操作スイッチ20にそれぞれ割り振られる各機能の設定などが含まれている。もちろんこの設定に関しては、情報端末機器Cを操作することで所望の機能に置き換えるようにすることも可能である。
次に通信モジュール27について説明する。このものは、一例として近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標)規格に基づく通信プロトコルに従って通信するものである。その構成等の詳細な説明については公知の規格であるので省略するが、概略的には、入力デバイスに関するHID(Human Interface Device)プロファイルを介して、各種の情報端末機器Cと双方向で無線通信を行う。なおこのほかの通信プロトコルとしては、赤外線を用いたものや、今後同種の規格として策定されるものを適用させることももとより差し支えない。
またインジケータ28は、機器の状態を、点灯、点滅、発光色などの発光状態を変更することで示すほか、バッテリ残量を警告するなどの機能をも具える。
次に保持部片3について説明する。本実施例においては、装置本体1における操作部片2と、保持部片3とが対となって桿状部材Pを挟みこんで固定する。具体的にはこの保持部片3は、側面視で、いわゆる両サドルのような概略半円弧状の形状を有する。即ち中央には、桿状部材を受け入れる咥え込み部10の一部を内側に形成した弧状部30aが形成され、更にこの弧状部30aの両端につながる締付部30bには、ボルト孔31がそれぞれ設けられている。このボルト孔31にネジ32を通して操作部片2に設けられているネジ穴11に締め込むことで、装置本体1を一体的に組み合わせる。
なお図6に示すように前記締付部30bの外端部と咥え込み部10の中心とを半径とした円弧を仮想すると、この仮想円弧と弧状部30aの外延との間のあたかも切り欠かれた部位が、実質的に装置本体1全体として見た場合の逃げ部13となる。
更に装置本体1の咥え込み部10に嵌め込むアダプタ4について説明する。このものは、情報端末機器の操作補助装置Dを取り付ける桿状部材Pの外径が、咥え込み部10の開口寸法より小さい場合に、その寸法の差異を調整するスペーサとして用いられるものである。このアダプタ4は、取り付けられる桿状部材Pの表面形状に追従して確実に固定できるように、一例として柔軟性・弾性を有するゴムシートや、シリコンシートなどの材料で構成することが好ましいが、もちろんABS樹脂や、アルミ等の金属であっても差し支えない。
本発明は、以上のような構成を有するものであって、以下その使用方法について説明する。
情報端末機器の操作補助装置Dの使用法についての説明にあたっては、図1に示すように自動二輪車MCのハンドル近傍に取り付けられたスマートフォンをハンドルバーHの左手側(クラッチ操作側)のハンドルグリップG′に取り付ける場合に基づいてその手順を説明する。
<1.準備段階>
まず操作したい情報端末機器CであるスマートフォンのOS(Operating System)等の仕様に応じて、情報端末機器Cの操作補助装置Dの通信設定を行う。具体的には、操作したいスマートフォンのOSに応じて情報端末機器Cの操作補助装置Dの設定スイッチ29を切り替えて、予め記録されている各OSに対応しているプログラムを選択する。このプログラムの役割は、ワイヤレス通信の設定などのほか、操作面12に配置されているタクタイルスイッチ21、22、23のそれぞれに、スマートフォンに設けられた主要なキー、例えば「メニュー」ボタン、「ホーム」ボタン、「戻る」ボタンを割り当てる設定を行うことである。
なお予め情報端末機器Cの操作補助装置Dに記録されているプログラムに加えて、操作する情報端末機器Cに対しても、プログラムをインストールする必要がある場合がある。このプログラムは、OSが有している機能だけでは情報端末機器の操作補助装置Dとの間の通信を確立できない場合や、更に詳細な設定(例えばオートパワーオフ機能、ウェイクアップ機能)を可能にするためのものである。
<2.取付段階>
取り付けにあたっては、情報端末機器Cについては、目的に応じた最適な位置を選択して取り付ける。即ちこのものに対しては、操作補助装置Dがワイヤレス方式で通信していること、更には内蔵されているバッテリbによって駆動できることから、互いをなんらの配線で接続する必要がないことから、スマートフォン等の情報端末機器Cは、その使用目的(カーナビゲーション機能、ドライブレコーダー機能、データローガ機能など)に応じた最適な位置を選択して固定する。
一方の情報端末機器Cの操作補助装置Dは、図1に示すように自動二輪車MCのハンドルバーHの左手側のハンドルグリップGの根元(グリップ鍔G′)側に接する位置に固定する。
この時、ハンドルグリップGの外径よりも装置本体1の咥え込み部10の内径が大きい場合には、適宜のアダプタ4を取り付けて確実に固定ができるようにする。もちろん例えばヒーターを内蔵した防寒タイプなどの比較的太めのハンドルグリップGなどが取り付けられている場合には、厚みの少ないアダプタ4を用いたり、アダプタ4を用いることなく取り付け固定してもよい。
固定にするにあたっては、図4に示すようにグリップ鍔G′に奥側の側面を密着させ、更に操作レバーLの移動範囲が装置本体1の逃げ部13に対応するようにその取付角度を設定する。
また好ましくは使用者Uが自動二輪車MCに乗車してハンドルグリップGを握った状態において親指f1で方向性スイッチ25を違和感なく操作できる向きに調整する。
<3.使用方法>
使用方法は、まず情報端末機器Cの電源を入れて、情報端末機器Cの操作補助装置Dとの間で用いるワイヤレス通信の機能を有効にした状態としておき、次に情報端末機器の操作補助装置Dのプッシュスイッチ24を操作して電源を入れる。その後、情報端末機器Cは、ワイヤレス通信による対象機器として情報端末機器の操作補助装置Dの存在を確認し、互いの装置を通信対象として認証する。
この状態で各操作スイッチ20のそれぞれに割り振られた機能が有効となり、あたかも情報端末機器Cに設けられているボタンを操作しているものと同様の操作が行うことができる。
また操作スイッチ20を全く視認できない状態で操作する、いわゆるタッチタイピングによる操作を行う場合について補足して説明する。
このような操作を行う際には、同じ指先で操作する同種のスイッチが複数配設されている場合、上述した操作ガイド構造20cの存在を頼りにして、所望の操作スイッチ20を見付け出してその操作を行う。
まずこの操作ガイド構造20cを手探りで見付け出すにあたっては、図1に示すように方向性スイッチ25の台座がこれに相当するので、例えば装置本体1の側面と操作面12とエッジ(へり)に沿って親指を滑らせてそのエッジ(へり)が屈曲し盛り上がる変位部分を触感のみで探す。そしてその盛り上がった感触を親指の上側または下側にのどちらで感知するかによって、親指の位置にある操作スイッチ20がタクタイルスッチ22、23のいずれのスイッチに該当しているかを特定することができる。このような構造の方向性スイッチ25の台座が操作ガイド構造20cの機能を担っている場合には、操作スイッチ20を識別する際に誤って他の操作スイッチ(この場合、方向性スイッチ25)に触れてしまい、予想外の操作を行ってしまうことを防げる。
更に図示のようなスティック状の方向性スイッチ25を全くの手探りのみで操作する場合には、スティック状のスイッチトップ20aと探すときにも、この操作ガイド構造20cでもある台座を探し出し、その後おおよそのスティック先端の位置を予測した状態で探すことにより、不意にスティックを押し込んでしまったりという誤操作を防ぐことができる。
<4.使用の中断、復帰、終了>
情報端末機器の操作補助装置Dの使用を一時的に中断する場合には、情報端末機器の操作補助装置Dの電源スイッチであるプッシュスイッチ24を操作して電源を切ることで、情報端末機器Cとのワイヤレス通信を終了させる。
再度使用する場合には、情報端末機器の操作補助装置Dの電源を入れることで、情報端末機器C側の設定で自動再接続(既にワイヤレス通信を確立した通信機器の存在を感知した際に自動でその通信を確立させる機能)させる場合のほか、再度上記<3.使用方法>に示した手順で互いのワイヤレス通信を確立させる。
また終了させる場合にも、情報端末機器の操作補助装置Dの電源を切ることでその機能を終了させる。この際、情報端末機器C側において、ワイヤレス通信機能を停止させる必要がある場合にはその操作を行う。
[他の実施の形態]
本発明は以上述べた実施の形態を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
まず、装置本体1の形態については、図1に示すように実質的に二分割された操作部片2と保持部片3とを組み合わせて固定するものを説明したが、例えば、図7に示すように二分割された部材の双方をヒンジ状に拡開自在連結するものや、C字状の一体的な構成としたものを開放端側をネジで固定するような形態としても差し支えない。
更に上述の実施例においては、本発明の情報端末機器の操作補助装置Dを自動二輪車MCに取り付けたものを説明したが、このほかにも、参考的な実施形態として自転車や、水上バイクなどの船舶、農業用機械車輌、工事用などの特殊車輌、更には、マイクロライトプレーンなどの飛行・滑空機などにできる。
また自動二輪車MCに適用するにあっても、例えば警察車輌として用いられているいわゆる白バイなどの特殊車輌・緊急車輌に、本発明の操作補助装置Dを用いることも可能である。
この場合操作を行う対象機器は、上述したような一般的なスマートフォンなどの汎用の通信機器に限られず、例えば白バイに搭載された計測機器、撮影装置、通信機器などの特殊機器を対象としてもよい。本発明の操作補助装置Dは、自動二輪車MCの操縦性を阻害することなく、タッチタイピングとしての操作性を有していることから、例えば逃走車輌の追跡などの高度な操縦が要求される状況においても、操縦に集中しながら的確に所望の機器の操作をも行え、結果的に高度かつ安全な任務遂行を行うことが可能となる。
またこの情報端末機器の操作補助装置Dと共に、ワイヤレス通信を用いた音声通話に用いられるヘッドセット(図示省略)を用いることにより、操作した情報端末機器Cの画面から得られる映像による情報に加えて、音声による情報を併せて得られるようにすることにより、使用者Uに対して広汎な情報を提供することができる。具体的には、カーナビゲーションシステムの音声案内・音声入力を利用できるほか、電話機能を有している場合には、その通話機能を統合的に提供することができる。
また前述の実施例において情報端末機器Cは、自動二輪車MCのハンドルバーH付近にマウンタ部材mを介して取り付けられたいわゆるスマートフォンを例に挙げたが、このほかにも例えば、自動二輪車MCの燃料タンクの上面に取り付けられたタンクバッグ(図示省略)の上面に収納された比較的画面の大きいタブレット端末をその操作対象とすることも差し支えない。
なお本願発明は、その構成要素としてワイヤレス通信を用いて情報端末機器Cを操作するものであるが、もちろんこれに加えて従来の有線による操作を行う機能を残存付加したものも可能である。この場合は、スイッチ等により、ワイヤレス通信と有線通信とを切り換えるようにすることが好ましい。
D 情報端末機器の操作補助装置
C 情報端末機器
m マウンタ部材
MC 自動二輪車
H ハンドルバー
G ハンドルグリップ
G′ グリップ鍔
SW 集合スイッチ
L 操作レバー
c クリアランス
b バッテリ
f 指
f1 親指
f2 人差し指
P 桿状部材
U 使用者

1 装置本体
2 操作部片
3 保持部片
4 アダプタ

1 装置本体
10 咥え込み部
11 ネジ穴
12 操作面
13 逃げ部
15 干渉逃げ凹部
151 前側凹部
152 奥側凹部
16 バッテリ収容部

2 操作部片
2A 操作系部材
20 操作スイッチ
20a スイッチトップ
20b 回動支軸
20c 操作ガイド構造
21 タクタイルスイッチ
22 タクタイルスイッチ
23 タクタイルスイッチ
24 プッシュスイッチ
25 方向性スイッチ
26 基板
27 通信モジュール
28 インジケータ
29 設定スイッチ

3 保持部片
30a 弧状部
30b 締付部
31 ボルト孔
32 ネジ
4 アダプタ

Claims (8)

  1. 分離された情報端末機器をワイヤレス通信手段を用いて操作するために車輌用のハンドルバーの既存のハンドルグリップのグリップ鍔に添ってハンドルグリップ上に設けられる情報端末機器の操作補助装置であって、 このものは、全体として肉厚状の鍔状に形成され装置本体に対し、この装置本体の中央に桿状部材であるハンドルグリップを受け入れる咥え込み部を設け、一方装置本体の周曲面である操作面には、指先で操作する操作スイッチを配置した構成を具えてなり、前記装置本体における操作面を形成していない周曲面上の範囲には、逃げ部が設けられていることを特徴とする情報端末機器の操作補助装置。
  2. 前記装置本体の側面の一方または双方には干渉逃げ凹部が形成されていることを特徴とする前記請求項1記載の情報端末機器の操作補助装置。
  3. 前記装置本体の操作面において、親指での操作が可能な範囲に方向性スイッチを配置していることを特徴とする前記請求項1または2記載の情報端末機器の操作補助装置。
  4. 前記装置本体の操作面においては、同じ指で操作を行うスイッチが2以上具えられている場合には、指先でそれらを判別するための操作ガイド構造を有していることを特徴とする前記請求項1、2または3記載の情報端末機器の操作補助装置。
  5. 前記装置本体の操作面に設けられるスイッチは、操作する手と離れた側に回動支軸を有したフラップタイプのスイッチを適用していることを特徴とする前記請求項1、2、3または4記載の情報端末機器の操作補助装置。
  6. 前記装置本体、操作面、各種スイッチは、左手で操作を行うための形状・構造となっていることを特徴とする前記請求項1、2、3、4または5記載の情報端末機器の操作補助装置。
  7. 前記ワイヤレス通信手段は、近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標)規格に基づく通信プロトコルに従って通信することを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5または6記載の情報端末機器の操作補助装置。
  8. 前記情報端末機器は、スマートフォン、タブレット端末、計測機器、撮影装置、通信機器、カーナビゲーション、電話であることを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5、6または7記載の情報端末機器の操作補助装置。
JP2014059998A 2014-03-24 2014-03-24 情報端末機器の操作補助装置 Active JP6420556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059998A JP6420556B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 情報端末機器の操作補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059998A JP6420556B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 情報端末機器の操作補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015184870A JP2015184870A (ja) 2015-10-22
JP6420556B2 true JP6420556B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=54351340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014059998A Active JP6420556B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 情報端末機器の操作補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6420556B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105739394B (zh) * 2016-05-03 2018-09-18 天津金米特科技股份有限公司 一种电动助力车语音提示方法
US11400997B2 (en) * 2016-05-23 2022-08-02 Indian Motorcycle International, LLC Display systems and methods for a recreational vehicle
JP6431509B2 (ja) * 2016-09-01 2018-11-28 京セラ株式会社 物理キーユニット、及び物理キーユニットが外付けされる電子機器
JP7008232B2 (ja) * 2017-06-09 2022-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 自転車用手元スイッチ
JP7291554B2 (ja) * 2019-06-24 2023-06-15 東洋電装株式会社 ハンドルスイッチ装置
US11407474B2 (en) * 2019-07-29 2022-08-09 Shimano Inc. Operating device for human-powered vehicle
JP7466122B2 (ja) 2020-04-06 2024-04-12 朝日電装株式会社 ハンドルバー用スイッチ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226791U (ja) * 1985-08-02 1987-02-18
JPH07397Y2 (ja) * 1987-01-14 1995-01-11 本田技研工業株式会社 自動二輪車等のスイッチ装置
JPH05238463A (ja) * 1992-02-27 1993-09-17 Suzuki Motor Corp バーハンドル用スイッチ装置
US6400564B1 (en) * 2000-09-14 2002-06-04 Shimano Inc. Switch guide for a bicycle control panel
JP4263631B2 (ja) * 2004-02-06 2009-05-13 本田技研工業株式会社 車両のスイッチパネル装置
JP2014024373A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両および鞍乗型車両に用いる情報処理機器用のプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015184870A (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6420556B2 (ja) 情報端末機器の操作補助装置
EP2544078B1 (en) Display device with adaptive capacitive touch panel
AU2012100011B4 (en) Wireless remote control device for a portable media device
CN102756752B (zh) 触觉式方向盘开关设备
CN109074184B (zh) 用于便携式通信设备的触摸屏的用户接口装置
US20150077347A1 (en) Ergonomically optimized remote controller device and method of use thereof
US20070268268A1 (en) Touchpad Device
US20100156508A1 (en) Electronic device
KR101773032B1 (ko) 다기능 복합 입력 장치
US10166868B2 (en) Vehicle-mounted equipment operation support system
US20210179223A1 (en) User interaction and visual feedback system for bikes
JP2014509768A (ja) 親指に装着可能なカーソル制御及び入力デバイス
US11310358B2 (en) Smart phone case combination keyboard for blind
WO2018142807A1 (ja) 車両用携帯機
JP6311439B2 (ja) 操作装置
US20120086641A1 (en) Multi-mode foldable mouse
KR101355195B1 (ko) 차량 내 기기의 통합 제어 장치
US20110063212A1 (en) Apparatus for Input of Control Signals for Moving an Object
US20180081452A1 (en) Touch input apparatus and vehicle including the same
TWM582004U (zh) Manual control device
JPWO2019176787A1 (ja) 操作画像表示装置、操作画像表示システム、及び操作画像表示プログラム
KR101614011B1 (ko) 도어락 장치
JP2010055792A (ja) 多段入力ロータリスイッチ
JP5821696B2 (ja) 車両における操作対象装置の制御装置及び制御方法
JP2008078045A (ja) ダイヤルスイッチ、電子機器およびカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180815

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6420556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250