JP6419369B1 - シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法と判別装置 - Google Patents

シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法と判別装置 Download PDF

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【課題】シリコン結晶型太陽電池ウェハー製造時に形成される拡散層の有無を正確に判別する方法と装置を提供する。【解決手段】判別方法は、4探針プローブの4探針を試料の拡散層に接触させて拡散層のシート抵抗を測定し、4探針のうちの2探針を試料の拡散層に切替えて接触させ、その2探針間の探針間抵抗を2探針法により測定し、両測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを判別する。判別装置は、4探針と2探針に切替え可能な切替ユニット、プローブ駆動機構、抵抗測定ユニット、測定ステージ駆動機構及び制御/データ処理ユニットを備える。抵抗測定ユニットは試料に接触させた4探針プローブの4探針によりシート抵抗を測定可能であり、試料に接触させた4探針プローブの2探針により探針間抵抗を測定可能で、制御/データ処理ユニットは駆動機構や他の機構の制御、測定した両抵抗値に基づく拡散層の有無の判別を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明はシリコン結晶型太陽電池のシリコンウェハーの抵抗を測定することにより、シリコンウェハーの製造時にその表面に形成する拡散層の有無を判別する拡散層判別方法と判別装置に関する。
シリコン結晶(単結晶、多結晶)型太陽電池のシリコンウェハーの製造工程では、光起電力を発生するPN接合の形成のためシリコンウェハーの表面に高濃度の不純物拡散により拡散層を形成する(図2)。拡散層の品質評価、管理のための測定評価技術として4探針法によるシート抵抗の測定方法が多く用いられているがシート抵抗の測定では拡散層の有無の判別ができない。
4探針法による測定は、等間隔に配列された4探針の外側2探針から試料に電流を印加し、内側2探針間の電位差を測定し、測定値を補正計算してシート抵抗、抵抗率を算出する測定方法である。このとき測定される試料のシート抵抗、抵抗率、厚さの関係を次式に示す。
シリコン結晶型太陽電池の製造工程における単結晶または多結晶のベアウェハー(拡散層形成前のウェハー)と、拡散層のシート抵抗・抵抗率・厚さの例を表1に示す。
4探針法によるシート抵抗測定の原理図と等価回路を図4、図5に示す。4探針法によるシート抵抗測定では、図5の等価回路に示すように探針と試料間の接触抵抗(rC1、c2、rC3、c4)の影響を除外して測定が行われる。しかし、シリコンウェハーの表面に形成される拡散層のシート抵抗値は、拡散層形成前のウェハー自身のシート抵抗値の範囲とは表1のように重なることが多いため、4探針法によるシート抵抗測定でのシート抵抗値だけではシリコンウェハーの表面に拡散層が形成されているかどうかの判別ができない。このため、4探針法によるシート抵抗測定のみでは、拡散層が形成されていないウェハーが次工程に混入する(誤混入)の可能性を防ぐことはできない。
シリコンウェハーのシート抵抗や抵抗率を測定する方法として2探針法がある(特許文献1、2)。しかし、特許文献1は広がり抵抗測定により抵抗率(不純物濃度)を測定できるようにした方法であり、特許文献2はPN接合の光起電力を利用したシート抵抗測定方法であり、いずれも、シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層の抵抗を測定して拡散層の有無を判別する方法ではない。
米国特許第3,628,137号公報 特公平7−32185号公報
本発明の課題は、シリコン結晶型太陽電池ウェハーに拡散層が形成されているか否かを判別する拡散層判別方法と判別装置を提供することにある。
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法は、4探針プローブの4探針を試料に接触させて拡散層のシート抵抗を測定し、4探針プローブの4探針のうちの2探針を試料の拡散層に切替え接触させて、2探針法により2探針間の抵抗(探針間抵抗)を測定し、前記両測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを判別する方法である。本発明のシリコン結晶型太陽電池のシリコンウェハーの拡散層判別方法は、4探針プローブの2探針又は2探針プローブの2探針を試料に接触させて2探針法により2探針間の探針間抵抗を測定し、その測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを判別する方法であってもよい。
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層の判別装置は、4探針プローブと、抵抗測定判別ユニットと、試料に接触させる探針を4探針と2探針に切替え可能な切替ユニットと、制御/データ処理ユニットと、測定ステージ駆動機構を備えたものである。抵抗測定判別ユニットは前記4探針を試料に接触させて測定したシート抵抗と、2探針を試料に接触させて測定した探針間抵抗値に基づいて拡散層の有無の判別を行うことができるようにしたものである。制御/データ処理ユニットは前記プローブの切替えとか測定ステージ駆動等を制御でき、測定データの処理が可能なものである。測定ステージ駆動機構は制御/データ処理ユニットにより制御されて測定ステージを駆動させるものである。本発明の判別装置は手動操作も可能であり、その場合は、前記した制御/データ処理ユニット、測定ステージ駆動機構は省略することもできる。前記判別装置は4探針プローブを4探針と2探針に切替えて4探針測定と2探針測定の双方を行うことができるようにしたものであるが、本発明の判別装置では4探針プローブを2探針プローブに代えることもできる。この場合は、前記切替ユニットは不要である。
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法は次のような効果がある。
(1)4探針プローブのうちの4探針法によるシート抵抗測定値と、2探針による探針間抵抗測定値との双方により拡散層の有無の判別を行うので、拡散層の有無を正確に判別でき、拡散層の形成されていないベアウェハーが次工程に混入されるのを防ぐことができる。
(2)4探針プローブを使用した場合は、試料の多点位置における拡散層の判別を容易にかつ迅速に行うことができる。
(3)2探針法による探針間抵抗測定値のみに基づいて拡散層の有無の判別を行う場合も、ベアウェハーの抵抗値と重ならない探針間抵抗値のみを測定することができるので、拡散層の有無を正確に判別でき、拡散層の形成されていないベアウェハーが次工程に混入されるのを防ぐことができる。
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別装置は次のような効果がある。
(1)4探針プローブと、4探針プローブを4探針と2探針とに切替え可能な切替ユニットを備えているので、一つの4探針プローブで4探針法によるシート抵抗測定と、2探針法による探針間抵抗測定の双方を行って、拡散層の有無を正確に判別することができる。
(2)2探針で探針間抵抗を測定できるので、ベアウェハーの抵抗値と重ならない探針間抵抗値のみを測定して、拡散層の有無を正確に判別することができる。
(3)切替ユニットと、制御/データ処理ユニットと、測定ステージ駆動機構をも設けた場合は、試料を測定ステージにセットして、測定装置をスタートさせれば、拡散層の判定を全自動で行うことができる。
太陽電池ウェハーの拡散層測定判別とシート抵抗測定装置の構成例の説明図。 シリコン結晶型太陽電池のベアウェハー(不純物拡散前)と拡散ウェハー(不純物拡散後)の説明図。 シリコン結晶型太陽電池の拡散層とベアウェハーのシート抵抗分布説明図。 4探針法によるシート抵抗測定原理図。 図4の等価回路。 2探針法による抵抗測定原理図。 図6の等価回路。 ショットキー障壁ダイオード等価回路。 試料と探針の接触抵抗の説明図。 2探針法による探針間抵抗とシート抵抗の説明図。 2探針法による探針間抵抗の分布説明図。 4探針法により測定されたシート抵抗分布図。 2探針法により測定された探針間抵抗分布図。
(拡散層判別方法の実施形態1)
シリコン結晶型太陽電池のベアウェハーと拡散ウェハーの構成は図2のとおりである。通常、シリコン結晶型太陽電池の拡散層とベアウェハーのシート抵抗分布は図3のようになっている。
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法の一例を以下に説明する。この判別方法は、シリコン結晶型太陽電池ウェハー(拡散層形成済みのウェハー)の試料の表面に4探針プローブの4探針を接触させて、4探針法により試料の拡散層のシート抵抗を測定する。4探針法のシート抵抗測定の原理は図4のようになり、その等価回路は図5のようになる。前記4探針プローブのうちの2探針に切替え、その2探針を試料に接触させて探針間抵抗(接触抵抗を含む)を測定する。2探針法による探針間抵抗測定の原理は図6のようになり、その等価回路は図7のようになる。前記のように測定したシート抵抗値と探針間抵抗値に基づいて、拡散層の有無を判別する。
2探針法による探針間抵抗測定では、探針と試料がオーミック接触の状態では図7の等価回路に示すように接触抵抗(RC1、C2)と2探針間の試料の抵抗(R12)が加算された抵抗値になる。金属と半導体材料の接触では通常、図8の等価回路に示すようにショットキー障壁によるダイオード特性が生じ高抵抗となる。シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層は高不純物濃度で形成されており、この条件ではオーミック接触が得られる。探針と試料間のオーミック接触が得られた条件での2探針法による探針間抵抗の測定値(R)は、2探針の接触抵抗がほぼ等しいと仮定すれば次式で表すことができる。

オーミック接触状態の探針と試料間の接触抵抗(R)は、図9に示すように探針と試料の接触直径(D)、試料の抵抗率(ρ)により次式で計算される。

探針と試料の接触が直径10μm(0.001cm)とすると

オーミック接触状態の2探針間の試料の抵抗(試料間抵抗:R12)は、図10に示すように探針と試料の接触直径(D)、探針間隔(S)試料のシート抵抗(ρ)、シート抵抗補正係数(F)により次式で計算される。

2探針間の試料の抵抗とシート抵抗補正係数(F)は、次式により計算される。

探針と試料の接触が直径10μm(0.001cm)、探針間隔が3mm(0.3cm)とすると
シリコン結晶型太陽電池の製造工程における拡散層とベアウェハーのシート抵抗、抵抗率・厚さの例(表1)により計算した2探針法による抵抗Rの値を表2に示す。
2探針法による測定抵抗Rの計算結果と表2をもとに作成した分布図を図11に示す。この分布図は、シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層とベアウェハーとの判別が可能であることを示している。
シリコン結晶型太陽電池のウェハー(試料)を4探針法で測定したシート抵抗と、2探針法で測定した探針間抵抗の例を表3に示す。
シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層とベアウェハーの測定例の表3を、分布図として作成すると図12、図13の分布になる。図12は4探針法測定シート抵抗分布図(測定例)、図13は2探針法測定抵抗分布図(測定例)である。図12、図13から明らかなように、4探針法のシート抵抗測定では拡散層とベアウェハーの判別ができないが、2探針法では確実に判別することができる。
前記実施形態では、4探針法による測定と2探針法による測定のいずれが先であってもよい。
(拡散層判別方法の実施形態2)
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法の他例を以下に説明する。この判別方法は、2探針を試料に接触させて2探針法により2探針間の探針間抵抗を測定し、その測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを判別する方法である。この場合、2探針プローブを使用することができるが、4探針プローブのうちの2探針を使用して、探針間抵抗を測定することもできる。2探針法による測定抵抗は表2のようになるため、ベアウェハーとの判別が可能である。
(拡散層判別装置の実施形態1)
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別装置の一例を図1に基づいて説明する。図1の抵抗測定装置は、試料1を載せる測定ステージ3、測定ステージ駆動機構5、4探針プローブ2、プローブ駆動機構4、4探針/2探針切替ユニット6、抵抗測定ユニット7、制御/データ処理ユニット8を備えている。4探針プローブには汎用の4探針プローブを、プローブ駆動機構には汎用のプローブ駆動機構を使用することができる。
図1の判別装置は、次のように使用して抵抗測定することができる。
1.測定ステージ3の上に試料1を載せる。
2.4探針プローブ2をプローブ駆動機構4により、測定ステージ3を測定ステージ駆動機構5により駆動して、4探針プローブ2の探針を試料1の拡散層の測定位置に押し付けて接触させる。この場合、試料1の拡散層のシート抵抗を測定する場合は、4探針/2探針切替ユニット6により4探針プローブ2の4探針を選択して試料1に接触させ、試料1の探針間抵抗を測定する場合は、4探針/2探針切替ユニット6により4探針プローブ2のうちの2探針を選択して試料1に接触させる。接触させた探針は4探針/2探針切替ユニット6を経由して抵抗測定ユニット7に接続される。
3.4探針を試料1に接触させたときは拡散層のシート抵抗が抵抗測定ユニット7により測定され、2探針を試料1に接触させたときは拡散層の探針間抵抗が抵抗測定ユニット7により測定される。
4.測定ステージ3、プローブ駆動機構4、測定ステージ駆動機構5、4探針/2探針切替ユニット6、抵抗測定ユニット7の動作の制御及び測定結果による拡散層の判別、シート抵抗補正計算などのデータ処理等は制御/データ処理ユニット8により実行される。このデータ処理は前記した抵抗測定方法に記載した方法に則して実行される。
(拡散層判別装置の実施形態2)
本発明のシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別装置の実施形態2は、基本的には図1の判別装置と同じであるが、4探針プローブを2探針プローブとした場合である。この場合、図1の4探針/2探針切替ユニット6は不要である。この判別装置では2探針プローブの2探針を試料に接触させて、抵抗測定ユニット7により両探針間の探針間抵抗を測定し、その測定値を制御/データ処理ユニット8により処理して、拡散層の有無を判別することになる。この場合使用するのは2探針であるが、プローブとしては4探針プローブを用意してもよく、その4探針のうちの2探針のみを使用して抵抗測定するようにしてもよい。
図1の測定装置によれば、測定ステージ3に試料1をセットして測定装置をスタートさせると、測定ステージ駆動機構5による測定ステージ3の駆動、4探針/2探針切替ユニット6による4探針/2探針切替え、抵抗測定ユニット7での4探針法による抵抗測定と2探針法による抵抗測定、制御/データ処理ユニット8による測定データの処理等を全自動で行うことができるが、本発明では手動操作とすることもできる。その場合は、全自動測定に必要な測定ステージ駆動機構5や他の機構等を制御する制御システムはなくてもよい。
前記実施形態は本発明の一例に過ぎない。本発明の課題を達成可能であれば、判別方法も判別装置も前記以外の方法、構成とすることができる。
1 試料
2 4探針プローブ
3 測定ステージ
4 プローブ駆動機構
5 測定ステージ駆動機構
6 4探針/2探針切替ユニット
7 抵抗測定ユニット
8 制御/データ処理ユニット

Claims (4)

  1. シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法において、
    前記拡散層は、前記ウェハーの表面において、前記ウェハーと逆導電型の高不純物濃度で形成されており、探針とオーミック接触が得られ、
    4探針プローブの4探針を試料の拡散層に接触させて拡散層のシート抵抗を測定し、
    前記4探針プローブの4探針のうちの2探針を試料の拡散層に切替えて接触させ、その2探針間の探針間抵抗を2探針法により測定し、前記両測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを、前記拡散層が形成されている場合と前記拡散層が形成されていない場合とで、前記2探針間の探針間抵抗が重ならないことを利用して、判別する、
    ことを特徴とするシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法。
  2. シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法において、
    前記拡散層は、前記ウェハーの表面において、前記ウェハーと逆導電型の高不純物濃度で形成されており、探針とオーミック接触が得られ、
    4探針プローブの2探針又は2探針プローブの2探針を試料の拡散層に接触させて、2探針間の探針間抵抗を2探針法により測定し、その測定抵抗値に基づいて拡散層が形成されているか否かを、前記拡散層が形成されている場合と前記拡散層が形成されていない場合とで、前記2探針間の探針間抵抗が重ならないことを利用して、判別する、
    ことを特徴とするシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別方法。
  3. シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層の有無の判別に使用できる判別装置であり、
    前記拡散層は、前記ウェハーの表面において、前記ウェハーと逆導電型の高不純物濃度で形成されており、探針とオーミック接触が得られ、
    4探針プローブと、4探針プローブの4探針のうち試料の拡散層に接触させる探針を4探針と2探針に切替え可能な切替ユニットと、プローブ駆動機構と、抵抗測定ユニットと、測定ステージ駆動機構と、制御/データ処理ユニットを備え、
    抵抗測定ユニットは試料の拡散層に接触させた4探針プローブの4探針によりシート抵抗を測定可能であり、試料の拡散層に接触させた4探針プローブの2探針により探針間抵抗を測定可能であり、
    制御/データ処理ユニットは駆動機構や他の機構の制御、測定した両抵抗値に基づく拡散層の有無の判別を、前記拡散層が形成されている場合と前記拡散層が形成されていない場合とで、前記2探針間の探針間抵抗が重ならないことを利用して、行うことができる、
    ことを特徴とするシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別装置。
  4. シリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層の有無の判別に使用できる判別装置であり、
    前記拡散層は、前記ウェハーの表面において、前記ウェハーと逆導電型の高不純物濃度で形成されており、探針とオーミック接触が得られ、
    4探針プローブ又は2探針プローブと、プローブ駆動機構と、抵抗測定ユニットと、制御/データ処理ユニットを備え、
    抵抗測定ユニットは試料の拡散層に接触させた、4探針プローブの2探針又は2探針プローブの2探針により探針間抵抗を測定可能であり、
    制御/データ処理ユニットは駆動機構や他の機構の制御、測定した探針間抵抗値に基づく拡散層の有無の判別を、前記拡散層が形成されている場合と前記拡散層が形成されていない場合とで、前記2探針間の探針間抵抗が重ならないことを利用して、行うことができる、
    ことを特徴とするシリコン結晶型太陽電池ウェハーの拡散層判別装置。
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