JP6417859B2 - 相乗り料金計算プログラム、相乗り料金計算装置、及び相乗り料金計算方法 - Google Patents

相乗り料金計算プログラム、相乗り料金計算装置、及び相乗り料金計算方法 Download PDF

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Description

本発明は、相乗り料金計算プログラム、相乗り料金計算装置、及び相乗り料金計算方法に関する。
従来から、利用距離及び利用時間の少なくとも一方により利用料金が定まるタクシー等の旅客輸送サービスが利用されている。該旅客輸送サービスを、降車地が異なる複数の利用者が、車両に相乗りすることにより利用する場合があり、そのため、相乗りを行う利用者の各々が支払う利用料金を計算する技術が知られている。
例えば、各利用者の各乗車区間について発生した利用料金をその区間の利用者間で均等に分担する第1の技術が提案されている。また例えば、先に降車する利用車の降車地を経由するための迂回等により、後で降車する利用者に生じる時間等の不利益の補償分を、先に降車する利用者の支払金額に上乗せする第2の技術が提案されている。
特開2004−213223号公報 特開2013−214167号公報
しかしながら、第1の技術では、先に降車する利用者のために迂回等により、後で降車する利用者に生じる時間等の不利益が、料金分担に考慮されていない。
また、第2の技術では、各利用者の乗車地及び降車地を事前に決定する必要があり、後から降車する利用者の降車地が決定していないと各利用者の支払額が計算できない。しかしながら、先の利用者が降車する時点で後から降車する利用者の降車地が不明確である場合や、先の利用者が降車した後に行き先を変更する場合等があるため、後から降車する利用者の降車地を決定することが困難な場合がある。
本発明は一つの側面として、先に降車する利用者の支払金額を、後で降車する利用者の降車地にかかわらず、後で降車する利用者の不利益を補償した金額を加味して計算することを目的とする。
1つの態様では、利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なる利用者を含む複数の利用者が車両に相乗りして利用する場合に該降車地で降車する利用者の支払額を計算する。計算は、利用者が降車する降車地における降車人数、該降車地における降車前の乗客人数、該降車地までの利用料金から支払済または徴収済の支払額を除いた残額、及び後で降車する利用者に対する補償率に基づいて行う。
一つの側面として、先に降車する利用者の支払金額を、後で降車する利用者の降車地にかかわらず、後で降車する利用者の不利益を補償した金額を加味して計算することができる、という効果を有する。
タクシーの利用料金の具体例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る相乗り料金計算装置の一例の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る相乗り料金計算装置として機能するコンピュータで実行される料金計算プログラムの一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る相乗り料金計算装置として機能するコンピュータの一例の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る相乗り料金計算装置で実行される相乗り料金計算処理の一例を示すフローチャートである。 地点iにおける本実施形態に係る相乗り料金計算処理を説明するための説明図である。 実施例1における、5人の利用者の乗降車地となる各地点、及び降車地における料金メータ指示値Sの具体例を説明するための説明図である。 実施例1における、各利用者の相乗り料金である降車時の支払額pを説明するための説明図である。 実施例2における、5人の利用者の乗降車地となる各地点、及び降車地における料金メータ指示値Sの具体例を説明するための説明図である。 実施例2における、各利用者の相乗り料金である降車時の支払額pを説明するための説明図である。
以下、図面を参照して開示の技術の一実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、旅客輸送サービスの一例として、タクシーを利用する場合について説明するが、タクシーに限定されるものではないことはいうまでもない。タクシーとは、図1に示した具体例のように、利用距離及び利用時間の少なくとも一方に基づく従量制の利用料金で、車両毎の貸切による旅客輸送を提供する旅客輸送サービスである。図1に示したタクシーの料金メータ指示値Siの計算方式では、まず、初乗り料金として、2000mまでは、一律、利用料金は730円である。また、2000m以後、280mごとに90円が利用料金に加算される距離制料金が適用される。さらに、高速道路走行時以外で、時速10km以下、1分45秒ごとに90円が利用料金に加算される時間距離併用制料金が適用される。
なお、本実施形態において「相乗り料金」とは、タクシーに相乗りする複数の利用者の各々が支払う金額(支払額)のことをいう。
図2は、本実施形態に係る相乗り料金計算装置の一例の機能的な概略構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、相乗り料金計算装置10は、入力部12、受付部14、残額算出部16、支払済額算出部18、乗客人数算出部20、支払額計算部22、料金計算用データ記憶部24、及び出力部26を備える。
入力部12は、相乗り料金計算装置10に相乗り料金を計算させるために、利用者が、料金計算用データを入力するための機能を有する。なお、本実施形態の相乗り料金計算装置10において利用者が入力する料金計算用データは、乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値S(詳細後述)である。
本実施形態の相乗り料金計算装置10の料金計算用データ記憶部24に記憶される料金計算用データ25について説明する。料金計算用データは、図3に示すように、料金メータ指示値S、乗車人数b、降車人数d、降車時の支払額p、乗降前の支払済額q、乗降前の残額r、乗降前の乗客人数n、及び補償率aを含む。
iは、0を含む自然数であって、乗降車地である地点の地点番号を示しており、相乗り開始地点または、最初の乗車地点では、i=0である。料金メータ指示値Sは、タクシーの料金メータの指示値である。乗車人数bは、地点iにおいて、該地点iから相乗りを行うタクシーに乗車する利用者の人数である。開示の技術において、利用者が降車する降車地における降車人数の一例である降車人数dは、地点iにおいて、該地点iで相乗りを行うタクシーから降車する利用者の人数である。開示の技術において、降車地で降車する利用者の支払額の一例である降車時の支払額pは、地点iで降車する利用者が支払う金額であり、相乗り料金である。乗降前の支払済額qは、先に降車した利用者が既に支払った支払済額(或いは、先に降車した利用者から徴収した金額)の合計金額である。開示の技術において、降車地までの利用料金から支払済の支払額を除いた残額の一例である乗降前の残額rは、地点iまでのタクシーの利用料金(地点iにおける料金メータ指示値Sに対応)のうち、未だ支払われていない金額である。開示の技術において降車地における降車目の乗客人数の一例である乗降前の乗客人数nは、地点iにおいて、利用者が乗降する前の乗客人数、すなわち、地点iの直前におけるタクシーの乗客人数である。
開示の技術において、後で降車する利用者に対する補償率の一例である補償率aは、先に降車する利用者が、該利用者のために迂回等したことにより、後で降車する利用者に生じる時間等の不利益を補償するためのものである。本実施形態の相乗り料金計算装置10では、補償率aを、予め定められた定数としており、0<補償率a<1としている。なお、補償率aをどのような値とするかは、特に限定されないが、各利用者の相乗り料金が、個人でタクシーを利用した場合の利用金額未満となる値であることが好ましい。本実施形態の相乗り料金計算装置10では、補償率aは、乗車人数、降車人数、及び乗車距離等に基づいて、経験的に予め定められて、相乗り料金計算装置10に記憶されている。なお、補償率aは、予め定めておくことに代えて、利用者が設定できるようにしてもよい。また、補償率aは、状況に応じた値でもよい。例えば、迂回する距離が長い等、後で降車する利用者に乗じる不利益が多いと判断される場合は補償率aを大きくし、迂回する距離が短い等、後で降車する利用者に乗じる不利益が少ないと判断される場合は補償率aを小さくしてもよい。
受付部14は、利用者が入力部12により入力した乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sを受け付ける機能を有する。受け付けられた乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sは、料金計算用データ記憶部24に、料金計算用データ25として記憶される。
料金計算用データ記憶部24は、料金計算用データ25を記憶する機能を有する。
残額算出部16は、乗降前の残額rを算出する機能を有する。乗降前の残額rは、タクシーの料金メータ指示値Sから乗降前の支払済額qを減じた(料金メータ指示値S−乗降前の支払済額q)金額である。
支払済額算出部18は、乗降前の支払済額qを算出する機能を有する。
乗客人数算出部20は、乗降前の乗客人数nを算出する機能を有する。
開示の技術における計算部の一例である支払額計算部22は、降車時の支払額pを計算する機能を有する。本実施形態の支払額計算部22は、乗降前の残額rと、乗降前の乗客人数nと、降車人数dと、補償率aと、に基づいて降車時の支払額pを計算する。
出力部26は、支払額計算部22で計算された降車時の支払額pを、ユーザに対して出力する機能を有する。
なお、相乗り料金計算装置10は、例えば図3に示すコンピュータ30で実現することができる。コンピュータ30は、図3、4に示す、料金計算プログラム50を実行することにより、料金計算用データ25に基づいて降車時の支払額pを計算し、計算結果を出力部26から出力する機能を有する。
コンピュータ30は、図4に示すようにCPU(Central Processing Unit)32、メモリ34、不揮発性の記憶部36、入出力インターフェース(I/F)40、及びネットワークI/F40を備える。CPU32、メモリ34、記憶部36、入出力I/F40、及びネットワークI/F42は、バス44を介して互いに接続されている。入出力I/F40は、表示部46及び操作部48に接続されている。
表示部46は、相乗り料金及びその計算に関する表示を行うものである。本実施形態の表示部46の具体例としては、タッチパネルや液晶ディスプレイ等が挙げられる。入出力I/F40及び表示部46が、上述の入力部12に対応する。
操作部48は、料金計算用データ25等の入力に当たり、相乗り料金計算装置10のユーザによって操作されるものである。操作部48の具体例としては、タッチパネル、マイク、及びキーボード等が挙げられる。入出力I/F40及び操作部48が、上述の出力部26に対応する。
なお、表示部46及び操作部48は、一体型としたタッチパネルであってもよい。
記憶部36はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部36には、コンピュータ30を相乗り料金計算装置10として機能させるための料金計算プログラム50が記憶されている。
CPU32は、料金計算プログラム50を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、料金計算プログラム50が有する各プロセスを順次実行する。
開示の技術に係る相乗り料金計算プログラムの一例である料金計算プログラム50は、受付プロセス52、残額算出プロセス54、支払済額算出プロセス56、乗客人数算出プロセス58、及び料金計算プログラム50を有する。
CPU32は、受付プロセス52を実行することで、受付部14として動作する。また、CPU32は、残額算出プロセス54を実行することで、残額算出部16として動作する。また、CPU32は、支払済額算出プロセス56を実行することで、支払済額算出部18として動作する。また、CPU32は、乗客人数算出プロセス58を実行することで、乗客人数算出部20として動作する。さらに、CPU32は、支払額計算プロセス60を実行することで、支払額計算部22として動作する。
これにより、料金計算プログラム50を実行したコンピュータ30が、相乗り料金計算装置10として機能する。なお、料金計算プログラム50は、開示の技術に係る相乗り料金計算プログラムの一例である。
また、記憶部36には、料金計算用データ25が記憶されている。料金メータ指示値S記憶領域62は、料金メータ指示値Sが記憶される記憶領域として機能する。乗車人数b記憶領域64は、乗車人数bが記憶される記憶領域として機能する。降車人数d記憶領域66は、降車人数dが記憶される記憶領域として機能する。乗降前の支払済額q記憶領域68は、乗降前の支払済額qが記憶される記憶領域として機能する。乗降前の残額r記憶領域70は、乗降前の残額rが記憶される記憶領域として機能する。乗降前の乗客人数n記憶領域72は、乗降前の乗客人数nが記憶される記憶領域として機能する。降車時の支払額p記憶領域74は、降車時の支払額pが記憶される記憶領域として機能する。補償率a記憶領域76は、補償率aが記憶される記憶領域として機能する。
なお、本実施形態の相乗り料金計算装置10が、具体例として、スマートフォンやタブレット端末に代表されるPDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末装置)であるコンピュータ30の場合について説明する。なお、コンピュータ30は、PDAに限定されない。コンピュータ30は、いわゆる、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ等であってもよい。
なお、相乗り料金計算装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る相乗り料金計算装置10による作用について説明する。
相乗り料金計算装置10で行われる相乗り料金計算処理について説明する。図5は、本実施形態の相乗り料金計算装置10で行われる相乗り料金計算処理の一例を示すフローチャートである。また、図6は、地点iにおける相乗り料金計算処理を説明するための説明図である。
図5及び6に示した相乗り料金計算処理は、タクシーの1回の相乗り利用について各利用者の支払額を計算する処理の一例を表している。すなわち、図5及び6に示した相乗り料金計算は、最初の利用者が乗車し、相乗り料金の計算を開始してから、最後の利用者が降車し、相乗り料金の計算が完了するまでについて、各降車地において各利用者の支払額を計算する処理の一例である。
相乗り料金計算処理は、例えば、複数の利用者のうち、相乗りの開始から最後の降車地まで乗車する利用者により、相乗り料金計算装置10によって実行される。具体例としては、利用者が、スマートフォンのアプリ等を起動することにより、相乗り料金計算処理の実行を開始させる。法規等で禁止されていない場合、相乗り料金計算処理は、例えば、タクシーのドライバーにより、相乗り料金計算装置10によって実行されてもよい。
まず、ステップS100で、相乗り料金計算装置10は、乗降前の支払済額q、乗降前の乗客人数n、及び地点番号iを初期化する。具体的には、受付部14は、地点番号iを初期化してi=0とする。また、支払済額算出部18は、乗降前の支払済額qを初期化して、q=0とする。さらに、乗客人数算出部20は、乗降前の乗客人数nを初期化して、n=0とする。
次のステップS102で、受付部14は、入力部12によって利用者により入力された、乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sを受け付ける。具体的には、まず、受付部14は、乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sの入力を利用者に促す表示を表示部46に表示させる。地点iに到着すると、利用者は、該表示に応じて、相乗り料金計算装置10の入力部12によって乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sを、入力する。受付部14は、利用者が入力した乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sを、受け付ける。受付部14が受け付けた乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sは、一旦、料金計算用データ記憶部24に記憶される。
次のステップS104で、残額算出部16は、乗降前の残額rを、料金メータ指示値S及び乗降前の支払済額qから算出する。具体的には、残額算出部16は、料金メータ指示値S及び乗降前の支払済額qを料金計算用データ記憶部24から読み出し、乗降前の残額rを、(1)式により算出する。残額算出部16が算出した乗降前の残額rは、一旦、料金計算用データ記憶部24に記憶される。
=s−q ・・・(1)式
次のステップS106で、支払額計算部22は、降車時の支払額pを、乗降前の残額rと、乗降前の乗客人数nと、降車人数dと、補償率aと、から計算する。具体的には、支払額計算部22は、乗降前の残額r、乗降前の乗客人数n、降車人数d、及び補償率aを料金計算用データ記憶部24から読み出し、降車時の支払額pを、(2)式により計算する。支払額計算部22が計算した降車時の支払額pは、一旦、料金計算用データ記憶部24に記憶される。
・・・(2)式
(2)式は、r/nで算出される割勘の金額(複数の利用者の支払金額を一定にした場合の金額)に、((n−d)/d)×a×(r/n)で算出される補償金額を加算した合計金額を降車時の支払額pとして計算する。
ここで、補償率aは、上述したように、0<a<1の値である。(2)式より、補償率a=0の場合は、降車時の支払額p=乗降前の残額r/乗降前の乗客人数nである。また、(2)式より、補償率a=1の場合は、降車時の支払額p=乗降前の残額r/降車人数dである。すなわち、本実施形態における補償率aは、r/n<p<r/dとなるように予め定められている。これは、降車時の支払額piが乗降前の残額rを地点まで乗車した利用者で割り勘にした金額から、乗降前の残額rを地点で降車する利用者で割り勘にした金額の間とすることを意味している。
乗降前の乗客人数n=0の場合は、地点iの直前での乗客人数が「0」である場合、すなわち、地点iが、相乗り開始地点の場合を示している。相乗り開始地点では、降車する利用者はいないため、降車時の支払額p=0である。また、降車人数d=0の場合は、地点iが、乗車する利用者のみがいる場合を示しており、降車する利用者がいないため、支払いが生じず、降車時の支払額p=0である。そのため、(2)式において、降車人数d=0及び乗降前の乗客人数n=0の少なくとも一方を満たす場合は、降車時の支払額p=0と定義する。
次のステップS108で、出力部26は、支払額計算部22が計算した降車時の支払額pを出力する。地点iで降車する利用者は、出力された降車時の支払額pをタクシーの相乗り料金として支払う。
次のステップS110で、支払済額算出部18は、乗降後の支払済額qi+1を、乗降前の支払済額qと、降車時の支払額pとから算出する。乗降後の支払済額qi+1は、地点iにおける利用者の乗降後の支払済額であり、地点i+1における乗降前の支払済額に相当する。
具体的には、支払済額算出部18は、乗降前の支払済額q、降車人数d、及び降車時の支払額pを料金計算用データ記憶部24から読み出して、乗降後の支払済額qi+1を(3)式により算出する。支払済額算出部18が算出した乗降後の支払済額qi+1は、一旦、料金計算用データ記憶部24に記憶される。
i+1=q+d ・・・(3)式
次のステップS112で、乗客人数算出部20は、乗降後の乗客人数ni+1を、乗降前の乗客人数nと、乗車人数bと、降車人数dとから算出する。乗降前の乗客人数ni+1は、地点iにおける利用者の乗降後におけるタクシーに乗車している利用者の人数であり、地点i+1にける乗降前の乗客人数に相当する。
具体的には、乗客人数算出部20は、乗客人数n、乗車人数b、及び降車人数dを料金計算用データ記憶部24から読み出して、乗降後の乗客人数ni+1を(4)式から算出する。乗客人数算出部20が算出した乗降後の乗客人数ni+1は、一旦、料金計算用データ記憶部24に記憶される。
i+1=n+b−d ・・・(4)式
次のステップS114で、受付部14は、乗降後の乗客人数ni+1=0であるか否かを判定する。乗降後の乗客人数ni+1=0とは、全ての利用者がタクシーから降車して乗客がいない状態を表している。そのため、乗降後の乗客人数ni+1=0の場合は、本処理を終了する。一方、乗降後の乗客人数ni+1=0では無い場合は、未だ利用者が乗客としてタクシーに乗車しているため、本処理を終了せずにステップS116へ進む。
ステップS116で、受付部14は、地点番号iをインクリメントした後、ステップS102に戻り、本処理を繰り返す。具体的には、受付部14は、i=i+1として、全ての利用者が降車するまでステップS102〜S114の処理を繰り返す。
本実施形態の相乗り料金計算装置により、相乗り料金計算処理を行う具体的な実施例について以下に説明する。なお、以下の実施例では、具体例として、補償率a=0.15の場合について説明する。
(実施例1)
実施例1として、乗車地が同一で、降車地が異なる利用者を含む複数の利用者が、タクシーを相乗りする場合について説明する。実施例1では、具体例として、5人の利用者が、1台のタクシーに相乗りする場合について説明する。
図7は、実施例1における、5人の利用者の乗降車地となる各地点、及び降車地における料金メータ指示値Sの具体例を説明するための説明図である。また、図8は、実施例1における、各利用者の相乗り料金である降車時の支払額pを説明するための説明図である。
図7に示すように、まず、5人の利用者(利用者A〜E)が、地点0(地点番号i=0)から1台のタクシーに乗車し、相乗りを行う。本実施例では、相乗り料金を計算するために、5人の利用者のうち、最後まで乗車する利用者(具体例として利用者E)が、相乗り料金計算装置10で、相乗り料金計算処理を実行する。具体例として、利用者Eが、スマートフォンのアプリ等を起動することにより、相乗り料金計算処理を開始させる。
相乗り料金計算処理を開始すると、まず、ステップS100で、乗降前の支払済額q、乗降前の乗客人数n、及び地点番号を初期化する。
まず、地点0で利用者は、タクシーの初乗り料金が730円であるため、乗車人数b=5、降車人数d=0、及び料金メータ指示値S=730を入力する。受付部14は、乗車人数b=5、降車人数d=0、及び料金メータ指示値S=730を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=730−0=730を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((0−0)/0)×0.15}×730/0を計算するが、降車人数d=0であるため、降車時の支払額p=0となる(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=0を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、0円が表示される。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=0+0×0=0を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=0+5−0=5を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者A〜Eが乗客として乗車しているため、i=0+1=1となる(S116)。
次の降車地点である地点1では、利用者Aがタクシーから降車し、地点1から乗車する利用者はいないものとする。
利用者は、料金メータが1000円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1000を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1000を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1000−0=1000を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((5−1)/1)×0.15}×1000/5=320を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=320を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、320円が表示される。当該表示に応じて、利用者Aは、相乗り料金として、320円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=0+1×320=320を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=5+0−1=4を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者B〜Eが乗客として乗車しているため、i=1+1=2となる(S116)。
次の降車地点である地点2では、利用者B及びCがタクシーから降車し、地点2から乗車する利用者はいないものとする。
利用者は、料金メータが1450円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=2、及び料金メータ指示値S=1450を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=2、及び料金メータ指示値S=1450を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1450−320=1130を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((4−2)/2)×0.15}×1130/4≒325を計算する(S106)。なお、本実施形態の残額算出部16では、具体例として、(2)式の計算結果が小数点以下を有する場合、少数第1位を四捨五入したものを降車時の支払額pとしている。出力部26が、降車時の支払額p=325を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、325円が表示される。当該表示に応じて、利用者B及びCは、それぞれ、相乗り料金として、325円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=320+2×325=970を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=4+0−2=2を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者D及びEが乗客として乗車しているため、i=2+1=3となる(S116)。
次の降車地点である地点3では、利用者Dがタクシーから降車し、地点3から乗車する利用者はいないものとする。
利用者は、料金メータが1900円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1900を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1900を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1900−970=930を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((2−1)/1)×0.15}×930/2≒535を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=535を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、535円が表示される。当該表示に応じて、利用者Dは、相乗り料金として、535円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=970+1×535=1505を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=2+0−1=1を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者Eが乗客として乗車しているため、i=3+1=4となる(S116)。
次の降車地点である地点4は、最終降車地点であり、利用者Eがタクシーから降車する。
利用者は、料金メータが2350円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=2350を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=2350を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=2350−1505=845を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((1−1)/1)×0.15}×845/1=845を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=845を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、845円が表示される。当該表示に応じて、利用者Eは、相乗り料金として、845円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=1505+1×845=2350を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=1+0−1=0を計算する(S112)。
=0(S114で肯定)のため、本処理を終了する。
なお、地点3で、ユーザDの相乗り料金(降車時の支払額p)が確定した後、タクシーの乗客はユーザEのみになるため、ユーザEは、この時点で相乗り料金計算処理を終了させてもよい。具体例として、利用者Eが、スマートフォンのアプリ等の実行を終了(強制終了を含む)させることにより、相乗り料金計算処理を終了させてもよい。
このように、本実施例では、利用者Aは、単独でタクシーを利用する場合、1000円を支払うべきところを、相乗り料金として320円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者B及びCは、それぞれ単独でタクシーを利用する場合、1450円を支払うべきところを、相乗り料金として325円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者Dは、単独でタクシーを利用する場合、1900円を支払うべきところを、相乗り料金として535円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者Eは、単独でタクシーを利用する場合、2350円を支払うべきところを、相乗り料金として845円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。
利用者A〜Eのいずれも、単独で支払うよりも支払金額が安くなると共に、後で降車する利用者に対する補償を含んだ金額を支払うことができる。このように、本実施例の相乗り料金計算装置10によれば、先に降車する利用者の降車地を経由するための迂回等により、後で降車する利用者が受ける不利益を補償するため、支払金額の不公平性を是正し、公平性を実現することができる。
(実施例2)
実施例2として、降車地が異なる利用者、及び乗車地が異なる利用者を含む複数の利用者が、タクシーを相乗りする場合について説明する。実施例2では、具体例として、5人の利用者が、1台のタクシーに相乗りする場合について説明する。
図9は、実施例2における、5人の利用者の乗降車地となる各地点、及び降車地における料金メータ指示値Sの具体例を説明するための説明図である。また、図10は、実施例2における、各利用者の相乗り料金である降車時の支払額pを説明するための説明図である。
図9に示すように、まず、4人の利用者(利用者A〜D)が、地点0(地点番号i=0)から1台のタクシーに乗車し、相乗りを行う。相乗り料金を計算するために、いずれかの利用者が、相乗り料金計算装置10で、相乗り料金計算処理を実行する。本実施例では、相乗りの開始から終了までタクシーに乗車する利用者がいない。このような場合は、例えば、ネットワーク上に設けられた相乗り料金計算装置10により、相乗り料金を計算し、計算結果を各利用者のスマートフォン等に表示させるようにしてもよい。
相乗り料金計算処理を開始すると、まず、ステップS100で、乗降前の支払済額q、乗降前の乗客人数n、及び地点番号を初期化する。
まず、地点0で利用者は、タクシーの初乗り料金が730円であるため、乗車人数b=4、降車人数d=0、及び料金メータ指示値S=730を入力する。受付部14は、乗車人数b=4、降車人数d=0、及び料金メータ指示値S=730を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=730−0=730を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((0−0)/0)×0.15}×730/0を計算するが、降車人数d=0であるため、降車時の支払額p=0となる(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=0を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、0円が表示される。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=0+0×0=0を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=0+4−0=4を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者A〜Dが乗客として乗車しているため、i=0+1=1となる(S116)。
次の降車地点である地点1では、利用者Aがタクシーから降車し、地点1から乗車する利用者はいないものとする。
利用者は、料金メータが1000円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=0、及び料金メータ指示値S=1000を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1000を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1000−0=1000を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((4−1)/1)×0.15}×1000/4≒363を計算する(S106)。なお、本実施形態の残額算出部16では、具体例として、(2)式の計算結果が小数点以下を有する場合、少数第1位を四捨五入したものを降車時の支払額pとしている。出力部26が、降車時の支払額p=363を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、363円が表示される。当該表示に応じて、利用者Aは、相乗り料金として、363円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=0+1×363=363を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=4+0−1=3を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者B〜Dが乗客として乗車しているため、i=1+1=2となる(S116)。
次の乗降者地点である地点2では、利用者B及びCがタクシーから降車し、利用者Eが乗車するものとする。
利用者は、料金メータが1450円を示しているため、乗車人数b=1、降車人数d=2、及び料金メータ指示値S=1450を入力する。受付部14は、乗車人数b=1、降車人数d=2、及び料金メータ指示値S=1450を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1450−363=1087を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((3−2)/2)×0.15}×1087/3≒390を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=390を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、390円が表示される。当該表示に応じて、利用者B及びCは、それぞれ、相乗り料金として、390円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=363+2×390=1143を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=3+1−2=2を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者D及びEが乗客として乗車しているため、i=2+1=3となる(S116)。
次の降車地点である地点3では、利用者Dがタクシーから降車し、地点3から乗車する利用者はいないものとする。
利用者は、料金メータが1900円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1900を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=1900を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=1900−1143=757を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((2−1)/1)×0.15}×757/2≒435を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=435を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、435円が表示される。当該表示に応じて、利用者Dは、相乗り料金として、435円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=1143+1×435=1578を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=2+0−1=1を計算する(S112)。
=0ではなく(S114で否定)、タクシーに利用者Eが乗客として乗車しているため、i=3+1=4となる(S116)。
次の降車地点である地点4は、最終降車地点であり、利用者Eがタクシーから降車する。
利用者は、料金メータが2350円を示しているため、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=2350を入力する。受付部14は、乗車人数b=0、降車人数d=1、及び料金メータ指示値S=2350を受け付ける(S102)。
残額算出部16は、(1)式より、r=2350−1578=772を算出する(S104)。支払額計算部22は、(2)式より、p={1+((1−1)/1)×0.15}×772/1=772を計算する(S106)。出力部26が、降車時の支払額p=772を出力する(S108)と、例えば、利用者のスマートフォンの画面上に、降車時の支払額pとして、772円が表示される。当該表示に応じて、利用者Eは、相乗り料金として、772円を支払う。
次回の計算に備え、支払済額算出部18は、(3)式より、q=1505+1×845=2350を計算する(S110)。また、乗客人数算出部20は、(4)式より、n=1+0−1=0を計算する(S112)。
=0(S114で肯定)のため、本処理を終了する。
なお、地点3で、ユーザDの相乗り料金(降車時の支払額p)が確定した後、タクシーの乗客はユーザEのみになるため、ユーザEは、この時点で相乗り料金計算処理を終了させてもよい。具体例として、利用者Eが、スマートフォンのアプリ等の実行を終了(強制終了を含む)させることにより、相乗り料金計算処理を終了させてもよい。
このように、本実施例では、利用者Aは、単独でタクシーを利用する場合、1000円を支払うべきところを、相乗り料金として363円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者B及びCは、それぞれ単独でタクシーを利用する場合、1450円を支払うべきところを、相乗り料金として390円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者Dは、単独でタクシーを利用する場合、1900円を支払うべきところを、相乗り料金として435円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。また、利用者Eは、単独でタクシーを利用する場合、少なくとも2350−1450=900円(初乗り料金を無視)を支払うべきところを、相乗り料金として772円を支払うため、単独で利用する場合に比べて、支払う金額が安くなる。
利用者A〜Eのいずれも、単独で支払うよりも支払金額が安くなると共に、後で降車する利用者に対する補償を含んだ金額を支払うことができる。このように、本実施例の相乗り料金計算装置10によれば、先に降車する利用者の降車地を経由するための迂回等により、後で降車する利用者が受ける不利益を補償するため、支払金額の不公平性を是正し、公平性を実現することができる。
なお、地点2までは、実施例1と比べて、相乗りを行う利用者の数が少ないため、地点1及び地点2の各々で降車する利用者の支払金額は、実施例1と比べて実施例2の方が高くなる。一方、地点2から乗車して地点4で降車する利用者Eは、実施例1の場合の乗客Eよりも乗車区間が短いため、降車時の支払金額は第1の場合よりも安くなっている。
利用者Eが乗車した地点2から地点4までの料金メータ指示値Sの増加分は900円である。そのため、772円という支払額は、一見、割高にみえるが、当該支払額は、初乗り料金を考慮していないこと、また、乗車区間が長いことを考慮すると、公平性に関して妥当な範囲である。
以上説明したように、本実施形態の相乗り料金計算装置10は、支払額計算部22が、乗降前の乗客人数nと、降車人数dと、補償率aと、乗降前の残額rと、に基づいて、上記(2)式により、降車時の支払額pを計算する。 このように、本実施形態の相乗り料金計算装置10では、後で降車する利用者の降車地に関する情報を用いずに、降車時の支払額pを計算している。そのたため、相乗り料金計算装置10によれば、後で降車する利用者の降車地にかかわらず降車時の支払額pを計算することができる。
また、相乗り料金計算装置10では、0<a<1である補償率aにより補償金額を算出している。そのため、相乗り料金計算装置10によれば、先に降車する利用者のための迂回等により後で降車する利用者の時間的及び金銭的不利益を補償した金額を加味して降車時の支払額pを算出することができる。
従って、本実施形態の相乗り料金計算装置10によれば、先に降車する利用者の支払金額を、後で降車する利用者の降車地にかかわらず、後で降車する利用者の不利益を補償した金額を加味して計算することができる。これにより、相乗り料金計算装置10によれば、先に降車する利用者の降車地を経由するための迂回等により、後で降車する利用者が受ける不利益を補償するため、支払金額の不公平性を是正し、公平性を実現することができる。
なお、本実施形態では、乗車人数b、降車人数d、及び料金メータ指示値Sを利用者が入力する場合について説明したが、入力方法は本実施形態に限定されない。入力方法は、例えば、タクシーの料金メータ等と、ネットワークI/F42を介して電子的に連携し、自動的に入力されるようにしてもよい。
なお、本実施形態の相乗り料金計算装置10(相乗り料金計算処理及び料金計算プログラム50)は、その他の、相乗りを支援するサービス(各種装置、処理、及びプログラム等)と組み合わせて用いてもよい。
その他の相乗りを支援するサービスとして、例えば、相乗りに適した相手を、相乗り候補者に関する登録情報や現状情報に基づいて探索することにより発見し、相乗り候補を通知するサービスが知られている。本実施形態の相乗り料金計算装置10は、このようなサービスと組み合わせて、相乗りに適した相手か否かを判定するようにしてもよい。このように組み合わせる場合は、例えば、まず、相乗りを候補となる複数の利用者について、それぞれ希望する乗車地、及び降車地の情報に基づいて、タクシーの走行経路を推定する。希望する乗車地、及び降車地は、例えば、利用者が、利用者が有するスマートフォン等の端末装置から、希望する乗車地、及び降車地を入力するようにしてもよい。また、希望する乗車地は、利用者の端末装置からGPS(Global Positioning System)受信機等を用いて測定された該端末装置の位置情報を受け付け、該位置情報に基づいた該端末装置の位置を、希望する乗車地とみなしてもよい。また、走行経路の推定方法は、例えば、地図情報等を取得して、取得した地図情報に基づいて推定するようにしてもよい。相乗り料金計算装置10は、推定した経路を走行したと仮定して、各降車地で、各利用者が支払う金額(降車時の支払額p)を計算する。そして、計算した降車時の支払額pが、各利用者が単独でタクシーを利用した場合と比べて十分に安い料金である場合に、相乗りに適した相手だと判定する。なお、相乗り料金計算装置10が、補償率aを0<補償率a<1の間で変化させて、降車時の支払額pを計算し、利用者にとって、より、金額的に得になる利用者の組合せを検出するようにしてもよい。
また、相乗り料金計算装置10は、複数の利用者の各々について乗車地及び降車地が予め既知である場合は、各利用者が支払う金額(降車時の支払額p)を予測してもよい。例えば、各利用者の乗車地及び降車地に基づいて、上述と同様に、タクシーの走行経路を推定し、各降車地までの利用料金を算出する。さらに、相乗り料金計算装置10は、上述の相乗り料金計算処理により、各利用者の降車時の支払額pを計算し、計算結果を利用者に提示する。このように、降車時の支払額pを予測することにより、利用者らは、相乗りを行うか否かを判断することができる。
また、補償率aは、上述したように、利用者が設定できるようにしてもよいし、状況に応じた値でもよく、予め定めておかなくもよい。例えば、各利用者が単独で乗車した場合よりも、相乗り料金が安くなるように、補償率aを調整してもよい。また例えば、上述のように、降車時の支払額pを予測し、全ての利用者が納得する降車時の支払額pとなるように、補償率aを調整してもよい。この場合は、補償率aを異ならせて、補償率a毎に降車時の支払額pを計算して、利用者に提示するようにすればよい。
なお、上記各実施形態では、料金計算プログラム50が記憶部36に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、料金計算プログラム50を記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等が挙げられる。
以上の上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なる利用者を含む複数の利用者が車両に相乗りして利用する場合に、
利用者が降車する降車地における降車人数、該降車地における降車前の乗客人数、該降車地までの利用料金から支払済または徴収済の支払額を除いた残額、及び後で降車する利用者に対する補償率に基づいて、該降車地で降車する利用者の支払額を計算する、
ことを含む処理を実行させる相乗り料金計算プログラム。
(付記2)
前記支払額の計算は、
前記残額を前記乗客人数で除した金額に、
前記降車人数に対する、前記乗客人数から前記降車人数を減じた降車しない人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた補償金額
を加算した合計金額を計算することにより行う、
付記1に記載の相乗り料金計算プログラム。
(付記3)
前記利用者は、乗車地が異なる利用者を含む、
付記1または付記2に記載の相乗り料金計算プログラム。
(付記4)
利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なる利用者を含む複数の利用者が車両に相乗りして利用する場合に、
利用者が降車する降車地における降車人数、該降車地における降車前の乗客人数、該降車地までの利用料金から支払済または徴収済の支払額を除いた残額、及び後で降車する利用者に対する補償率に基づいて、該降車地で降車する利用者の支払額を計算する計算部を、
備える相乗り料金計算装置。
(付記5)
前記支払額の計算は、
前記残額を前記乗客人数で除した金額に、
前記降車人数に対する、前記乗客人数から前記降車人数を減じた降車しない人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた補償金額
を加算した合計金額を計算することにより行う、
付記4に記載の相乗り料金計算装置。
(付記6)
前記利用者は、乗車地が異なる利用者を含む、
付記4または付記5に記載の相乗り料金計算装置。
(付記7)
コンピュータに、
利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なる利用者を含む複数の利用者が車両に相乗りして利用する場合に、
利用者が降車する降車地における降車人数、該降車地における降車前の乗客人数、該降車地までの利用料金から支払済または徴収済の支払額を除いた残額、及び後で降車する利用者に対する補償率に基づいて、該降車地で降車する利用者の支払額を計算する、
ことを含む処理を実行させる相乗り料金計算方法。
(付記8)
前記支払額の計算は、
前記残額を前記乗客人数で除した金額に、
前記降車人数に対する、前記乗客人数から前記降車人数を減じた降車しない人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた補償金額
を加算した合計金額を計算することにより行う、
付記7に記載の相乗り料金計算方法。
(付記9)
前記利用者は、乗車地が異なる利用者を含む、
付記7または付記8に記載の相乗り料金計算方法。
10 相乗り料金計算装置
22 支払額計算部
24 料金計算用データ記憶部
25 料金計算用データ
30 コンピュータ
32 CPU
34 メモリ
36 記憶部
50 料金計算プログラム

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なり得る複数利用者が車両に相乗りして利用する場合における前記複数利用者それぞれの支払額を計算する処理を実行させる相乗り料金計算プログラムであって、
    前記複数利用者のうちの少なくとも一人である特定利用者が降車する場合に、
    前記特定利用者の降車時における前記利用料金を示す入力を受け付けて第1記憶手段に格納し、
    前記特定利用者の人数である降車人数を示す入力を受け付けて第2記憶手段に格納し、
    前記利用料金のうちで支払済または徴収済の金額を記憶する第3記憶手段から、前記支払済または徴収済の金額を取得し、
    前記複数利用者のうちで前記車両に乗車している人数を記憶する第4記憶手段から、前記特定利用者の降車前において前記車両に乗車している人数である乗客人数を取得し、
    前記複数利用者のうちで前記特定利用者よりも後に降車する利用者に対する補償率を記憶する第5記憶手段から、前記補償率を取得し、
    前記第1記憶手段から取得した前記利用料金から前記支払済または徴収済の金額を減じた残額を計算し、
    前記乗客人数から前記降車人数を減じた乗車継続人数を計算し、
    前記残額を前記乗客人数で除した第1金額と、前記第2記憶手段から取得した前記降車人数に対する前記乗車継続人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた第2金額と、を合計することにより、前記特定利用者の前記支払額を決定する、
    相乗り料金計算プログラム。
  2. 前記複数利用者は、乗車地が異なり得る、
    請求項に記載の相乗り料金計算プログラム。
  3. 利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なり得る複数利用者が車両に相乗りして利用する場合における前記複数利用者それぞれの支払額を計算する相乗り料金計算装置であって、
    前記複数利用者のうちの少なくとも一人である特定利用者が降車する場合に、
    前記特定利用者の降車時における前記利用料金を示す入力を受け付けて第1記憶手段に格納し、前記特定利用者の人数である降車人数を示す入力を受け付けて第2記憶手段に格納する受付部と、
    前記利用料金のうちで支払済または徴収済の金額を記憶する第3記憶手段から、前記支払済または徴収済の金額を取得し、前記複数利用者のうちで前記車両に乗車している人数を記憶する第4記憶手段から、前記特定利用者の降車前において前記車両に乗車している人数である乗客人数を取得し、前記複数利用者のうちで前記特定利用者よりも後に降車する利用者に対する補償率を記憶する第5記憶手段から、前記補償率を取得し、前記第1記憶手段から取得した前記利用料金から前記支払済または徴収済の金額を減じた残額を計算する残額算出部と、
    前記乗客人数から前記降車人数を減じた乗車継続人数を計算する乗客人数算出部と、
    前記残額を前記乗客人数で除した第1金額と、前記第2記憶手段から取得した前記降車人数に対する前記乗車継続人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた第2金額と、を合計することにより、前記特定利用者の前記支払額を決定する支払額計算部と、
    を備える相乗り料金計算装置。
  4. コンピュータに、
    利用距離及び利用時間の少なくとも一方に応じて利用料金が定まる旅客輸送サービスを、降車地が異なり得る複数利用者が車両に相乗りして利用する場合における前記複数利用者それぞれの支払額を計算する処理を実行させる相乗り料金計算方法であって、
    前記複数利用者のうちの少なくとも一人である特定利用者が降車する場合に、
    前記特定利用者の降車時における前記利用料金を示す入力を受け付けて第1記憶手段に格納し、
    前記特定利用者の人数である降車人数を示す入力を受け付けて第2記憶手段に格納し、
    前記利用料金のうちで支払済または徴収済の金額を記憶する第3記憶手段から、前記支払済または徴収済の金額を取得し、
    前記複数利用者のうちで前記車両に乗車している人数を記憶する第4記憶手段から、前記特定利用者の降車前において前記車両に乗車している人数である乗客人数を取得し、
    前記複数利用者のうちで前記特定利用者よりも後に降車する利用者に対する補償率を記憶する第5記憶手段から、前記補償率を取得し、
    前記第1記憶手段から取得した前記利用料金から前記支払済または徴収済の金額を減じた残額を計算し、
    前記乗客人数から前記降車人数を減じた乗車継続人数を計算し、
    前記残額を前記乗客人数で除した第1金額と、前記第2記憶手段から取得した前記降車人数に対する前記乗車継続人数の比と、前記補償率と、前記残額を前記乗客人数で除した金額と、を乗じた第2金額と、を合計することにより、前記特定利用者の前記支払額を決定する、
    相乗り料金計算方法。
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