JP6417159B2 - 組立式トイレ - Google Patents

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Description

本発明は、紙製の組立式トイレに関する。
従来の組立式トイレとしては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された組立式トイレは、底面部及び4つの側面部を有する外箱と、4つの側面部を有する内箱とを備えている。外箱及び内箱は、何れも段ボールからなる。内箱は、外箱の側面部から離間した状態で、外箱の中に配置されている。内箱の中には、排泄物が収容されるプラスチック製の袋が設けられている。また、外箱の上面には、便座部が設けられている。
特開2008−104558号公報
上述の組立式トイレにおいては、外箱の側面部及び内箱の側面部によって側壁が構成されている。このように側壁を二重構造とすることにより、トイレの強度をある程度は高めることができる。しかしながら、従来の組立式トイレには、強度の面で向上の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、強度に優れた組立式トイレを提供することを目的とする。
本発明による組立式トイレは、段ボール又は厚紙からなり、第1の側面部、当該第1の側面部に隣り合う第2の側面部、当該第2の側面部に隣り合う第3の側面部、及び当該第3の側面部に隣り合う第4の側面部、並びに底面部を備える箱状の組立式トイレであって、上記第1乃至第4の側面部の各々は、外側面、当該外側面に対向する内側面、及び当該外側面の上端と当該内側面の上端とを連結する水平面を有し、上記第1の側面部の上記水平面と上記第2の側面部の上記水平面とは、互いに重なり、上記第2の側面部の上記水平面と上記第3の側面部の上記水平面とは、互いに重なり、上記第3の側面部の上記水平面と上記第4の側面部の上記水平面とは、互いに重なり、上記第4の側面部の上記水平面と上記第1の側面部の上記水平面とは、互いに重なることを特徴とする。
この組立式トイレにおいては、各側面部が、外側面及び内側面からなる二重構造を有している。さらに、各側面部には、外側面と内側面とを連結する水平面が設けられている。各側面部は、その水平面が隣り合う側面部の水平面と重なり合うように構成されている。これにより、側面部どうしが相互に支え合う構造が実現されるため、トイレの強度を飛躍的に高めることができる。
本発明によれば、強度に優れた組立式トイレが実現される。
本発明による組立式トイレの第1実施形態を示す斜視図である。 図1の組立式トイレを示す平面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図1の組立式トイレの組立前の状態を示す平面図である。 図1の組立式トイレの組立て手順を説明するための図である。 図1の組立式トイレの組立て手順を説明するための図である。 図1の組立式トイレの組立て手順を説明するための図である。 図1の組立式トイレの効果を説明するための図である。 図1の組立式トイレの効果を説明するための図である。 本発明による組立式トイレの第2実施形態を示す斜視図である。 図11の組立式トイレを示す平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図11の組立式トイレの組立前の状態を示す平面図である。 図11の組立式トイレの組立て手順を説明するための図である。 図11の組立式トイレの組立て手順を説明するための図である。 段ボールの構造を説明するための図である。 一変形例に係る組立式トイレを示す平面図である。 他の変形例に係る組立式トイレを示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による組立式トイレの第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1の組立式トイレを示す平面図である。また、図3及び図4は、それぞれ図2のIII−III線及びIV−IV線に沿った断面図である。組立式トイレ1は、段ボール又は厚紙からなる箱状の組立式トイレである。組立式トイレ1は、側面部10(第1の側面部)、側面部20(第2の側面部)、側面部30(第3の側面部)及び側面部40(第4の側面部)、並びに底面部50を備えており、直方体の形状をしている。組立式トイレ1の大きさは、例えば、幅(各側面部10,30の水平方向の長さ)が45cm程度、奥行(各側面部20,40の水平方向の長さ)が50cm程度、高さ(各側面部10,20,30,40の高さ)が50cm程度である。
側面部10は、外側面11、内側面12及び水平面13を有している。これらの外側面11、内側面12及び水平面13は、何れも矩形である。内側面12は、外側面11に対向している。詳細には、外側面11及び内側面12は、何れも鉛直(底面部50に対して垂直)な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面11と内側面12とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面11の水平方向の長さと内側面12の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面11の鉛直方向の長さと内側面12の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面12は、外側面11の全体に対向している。また、内側面12の下端は、図3に示すように、底面部50に達している。水平面13は、外側面11の上端と内側面12の上端とを連結している。
側面部20は、外側面21、内側面22及び水平面23を有している。これらの外側面21、内側面22及び水平面23は、何れも矩形である。内側面22は、外側面21に対向している。詳細には、外側面21及び内側面22は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面21と内側面22とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面21の水平方向の長さと内側面22の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面21の鉛直方向の長さと内側面22の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面22は、外側面21の全体に対向している。また、内側面22の下端は、図4に示すように、底面部50に達している。水平面23は、外側面21の上端と内側面22の上端とを連結している。
側面部30は、外側面31、内側面32及び水平面33を有している。これらの外側面31、内側面32及び水平面33は、何れも矩形である。内側面32は、外側面31に対向している。詳細には、外側面31及び内側面32は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面31と内側面32とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面31の水平方向の長さと内側面32の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面31の鉛直方向の長さと内側面32の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面32は、外側面31の全体に対向している。また、内側面32の下端は、図3に示すように、底面部50に達している。水平面33は、外側面31の上端と内側面32の上端とを連結している。
側面部40は、外側面41、内側面42及び水平面43を有している。これらの外側面41、内側面42及び水平面43は、何れも矩形である。内側面42は、外側面41に対向している。詳細には、外側面41及び内側面42は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面41と内側面42とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面41の水平方向の長さと内側面42の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面41の鉛直方向の長さと内側面42の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面42は、外側面41の全体に対向している。また、内側面42の下端は、図4に示すように、底面部50に達している。水平面43は、外側面41の上端と内側面42の上端とを連結している。
図1及び図2に示すように、側面部10の水平面13と側面部20の水平面23とは、互いに重なっている。具体的には、側面部20の水平面23の端部上に、側面部10の水平面13の端部が重なっている。側面部20の水平面23と側面部30の水平面33とは、互いに重なっている。具体的には、側面部30の水平面33の端部上に、側面部20の水平面23の端部が重なっている。側面部30の水平面33と側面部40の水平面43とは、互いに重なっている。具体的には、側面部30の水平面33の端部上に、側面部40の水平面43の端部が重なっている。また、側面部40の水平面43と側面部10の水平面13とは、互いに重なっている。具体的には、側面部40の水平面43の端部上に、側面部10の水平面13の端部が重なっている。
組立式トイレ1において、側面部10,20,30,40の水平面13,23,33,43は、便座として機能する。そして、側面部10,20,30,40で囲まれた空間S1に排泄物が溜まる。組立式トイレ1の使用時、当該空間S1には、排泄物を収容するための袋(図示せず)が配設される。かかる袋としては、例えばポリエチレン製の袋を用いることができる。袋の中には、排泄物を吸収する排泄物処理材が入れられていることが好ましい。
図5は、組立式トイレ1の組立前の状態を示す平面図である。同図は、組立式トイレ1の内側の面を示している。組立式トイレ1は、1枚の平坦な段ボール又は厚紙からなる。底面部50の4辺には、それぞれ側面部10,20,30,40が連設されている。
具体的には、底面部50の1つの辺(図5における下側の辺)に側面部10の外側面11が連設されている。側面部10において、外側面11には水平面13が連設され、水平面13には内側面12が連設されている。底面部50と外側面11との境界には、折込線L11が形成されている。外側面11と水平面13との境界には、折込線L12が形成されている。また、水平面13と内側面12との境界には、折込線L13が形成されている。このように、本実施形態において側面部10は、複数の折込線L12,L13を有する1枚の連続する段ボール又は厚紙からなる。側面部10は、これらの折込線L12,L13に沿って折り込まれることにより、外側面11、外側面11に対向する内側面12、及び外側面11の上端と内側面12の上端とを連結する水平面13が形成されるように構成されている。
外側面11の両側には、それぞれ爪部14及び爪部15が連設されている。爪部14は、後述する側面部40の孔部45aに挿入される。外側面11と爪部14との境界には、折込線L14が形成されている。また、爪部15は、後述する側面部20の孔部24aに挿入される。外側面11と爪部15との境界には、折込線L15が形成されている。
内側面12には、切込部17(第4の切込部)及び切込部19(第1の切込部)が形成されている。各切込部17,19は、内側面12の下端(水平面13の反対側の端部)から内側面12の途中まで延在している。ここで、切込部17と内側面12の側端との間隔d17は、側面部40の水平面43の幅d43に略等しい。また、切込部19と内側面12の側端との間隔d19は、側面部20の水平面23の幅d23に略等しい。
底面部50のもう1つの辺(図5における左側の辺)に側面部20の外側面21が連設されている。側面部20において、外側面21には水平面23が連設され、水平面23には内側面22が連設されている。底面部50と外側面21との境界には、折込線L21が形成されている。外側面21と水平面23との境界には、折込線L22が形成されている。また、水平面23と内側面22との境界には、折込線L23が形成されている。このように、本実施形態において側面部20は、複数の折込線L22,L23を有する1枚の連続する段ボール又は厚紙からなる。側面部20は、これらの折込線L22,L23に沿って折り込まれることにより、外側面21、外側面21に対向する内側面22、及び外側面21の上端と内側面22の上端とを連結する水平面23が形成されるように構成されている。
外側面21の両側には、それぞれ補強部24及び爪部25が連設されている。補強部24は、組立後の組立式トイレ1において側面部10の外側面11に重なるように設けられている。外側面21と補強部24との境界には、折込線L24が形成されている。折込線L24の一部分には、孔部24aが形成されている。孔部24aには、上述の爪部15が挿入される。また、爪部25は、後述する側面部30の孔部34aに挿入される。外側面21と爪部25との境界には、折込線L25が形成されている。
水平面23から内側面22にかけてスリット26(第1のスリット)が形成されている。本実施形態においてスリット26は、水平面23から内側面22の途中にかけて形成されている。すなわち、スリット26は、折込線L22から内側面22の途中まで延在している。スリット26には、側面部10の内側面12が差し込まれる。具体的には、内側面12における切込部19の延長線上にある部分がスリット26に差し込まれる。このとき、切込部19は、内側面22におけるスリット26が形成されていない部分(スリット26の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット26と内側面22の下端との間隔d261は、切込部19の長さに略等しい。また、スリット26と内側面22の側端との間隔d262は、側面部10の水平面13の幅d13に略等しい。
さらに、内側面22には、切込部29(第2の切込部)が形成されている。切込部29は、内側面22の下端(水平面23の反対側の端部)から内側面22の途中まで延在している。ここで、切込部29と内側面22の側端との間隔d29は、側面部30の水平面33の幅d33に略等しい。
底面部50のもう1つの辺(図5における上側の辺)に側面部30の外側面31が連設されている。側面部30において、外側面31には水平面33が連設され、水平面33には内側面32が連設されている。底面部50と外側面31との境界には、折込線L31が形成されている。外側面31と水平面33との境界には、折込線L32が形成されている。また、水平面33と内側面32との境界には、折込線L33が形成されている。このように、本実施形態において側面部30は、複数の折込線L32,L33を有する1枚の連続する段ボール又は厚紙からなる。側面部30は、これらの折込線L32,L33に沿って折り込まれることにより、外側面31、外側面31に対向する内側面32、及び外側面31の上端と内側面32の上端とを連結する水平面33が形成されるように構成されている。
外側面31の両側には、それぞれ補強部34及び補強部35が連設されている。補強部34は、組立後の組立式トイレ1において側面部20の外側面21に重なるように設けられている。外側面31と補強部34との境界には、折込線L34が形成されている。折込線L34の一部分には、孔部34aが形成されている。孔部34aには、上述の爪部25が挿入される。また、補強部35は、組立後の組立式トイレ1において側面部40の外側面41に重なるように設けられている。外側面31と補強部35との境界には、折込線L35が形成されている。折込線L35の一部分には、孔部35aが形成されている。孔部35aには、後述する側面部40の爪部44が挿入される。
水平面33から内側面32にかけてスリット36(第2のスリット)及びスリット38(第3のスリット)が形成されている。本実施形態において各スリット36,38は、水平面33から内側面32の途中にかけて形成されている。すなわち、各スリット36,38は、折込線L32から内側面32の途中まで延在している。
スリット36には、側面部20の内側面22が差し込まれる。具体的には、内側面22における切込部29の延長線上にある部分がスリット36に差し込まれる。このとき、切込部29は、内側面32におけるスリット36が形成されていない部分(スリット36の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット36と内側面32の下端との間隔d361は、切込部29の長さに略等しい。また、スリット36と内側面32の側端との間隔d362は、側面部20の水平面23の幅d23に略等しい。スリット38には、後述するように、側面部40の内側面42が差し込まれる。ここで、スリット38と内側面32の側端との間隔d382は、側面部40の水平面43の幅d43に略等しい。
底面部50の残りの辺(図5における右側の辺)に側面部40の外側面41が連設されている。側面部40において、外側面41には水平面43が連設され、水平面43には内側面42が連設されている。底面部50と外側面41との境界には、折込線L41が形成されている。外側面41と水平面43との境界には、折込線L42が形成されている。また、水平面43と内側面42との境界には、折込線L43が形成されている。このように、本実施形態において側面部40は、複数の折込線L42,L43を有する1枚の連続する段ボール又は厚紙からなる。側面部40は、これらの折込線L42,L43に沿って折り込まれることにより、外側面41、外側面41に対向する内側面42、及び外側面41の上端と内側面42の上端とを連結する水平面43が形成されるように構成されている。
外側面41の両側には、それぞれ爪部44及び補強部45が連設されている。爪部44は、上述の孔部35aに挿入される。外側面41と爪部44との境界には、折込線L44が形成されている。また、補強部45は、組立後の組立式トイレ1において側面部10の外側面11に重なるように設けられている。外側面41と補強部45との境界には、折込線L45が形成されている。折込線L45の一部分には、孔部45aが形成されている。孔部45aには、上述の爪部14が挿入される。
内側面42には、切込部47(第3の切込部)が形成されている。切込部47は、内側面42の下端(水平面43の反対側の端部)から内側面42の途中まで延在している。内側面42は、上述のスリット38に差し込まれる。具体的には、内側面42における切込部47の延長線上にある部分がスリット38に差し込まれる。このとき、切込部47は、内側面32におけるスリット38が形成されていない部分(スリット38の延長線上にある部分)と係合する。ここで、切込部47の長さは、スリット38と内側面32の下端との間隔d381に略等しい。また、切込部47と内側面42の側端との間隔d47は、側面部30の水平面33の幅d33に略等しい。
さらに、水平面43から内側面42にかけてスリット48(第4のスリット)が形成されている。本実施形態においてスリット48は、水平面43から内側面42の途中にかけて形成されている。すなわち、スリット48は、折込線L42から内側面42の途中まで延在している。スリット48には、側面部10の内側面12が差し込まれる。具体的には、内側面12における切込部17の延長線上にある部分がスリット48に差し込まれる。このとき、切込部17は、内側面42におけるスリット48が形成されていない部分(スリット48の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット48と内側面42の下端との間隔d481は、切込部17の長さに略等しい。また、スリット48と内側面42の側端との間隔d482は、側面部10の水平面13の幅d13に略等しい。
図6〜図8を参照しつつ、組立式トイレ1の組立ての手順を説明する。まず、折込線L31〜L35を折り込むことにより、側面部30を組み立てる。具体的には、折込線L31〜L35に沿って略直角に谷折りすることにより、図6に示すように、底面部50上に立設された側面部30が得られる。
次に、折込線L21〜L25を折り込むことにより、側面部20を組み立てる。具体的には、折込線L21〜L25に沿って略直角に谷折りすることにより、図7に示すように、底面部50上に立設された側面部20が得られる。このとき、爪部25が側面部30の孔部34aに挿入される。また、内側面32におけるスリット36の延長線上にある部分に切込部29が係合するように、内側面22がスリット36に差し込まれる。これにより、補強部34が外側面21の内側の面に重なる。補強部34と外側面21とは、互いに接着されてもよい。かかる接着には、例えば、接着剤や両面テープを用いることができる。
同様に、折込線L41〜L45を折り込むことにより、側面部40を組み立てる。具体的には、折込線L41〜L45に沿って略直角に谷折りすることにより、図8に示すように、底面部50上に立設された側面部40が得られる。このとき、爪部44が側面部30の孔部35aに挿入される。また、内側面32におけるスリット38の延長線上にある部分に切込部47が係合するように、内側面42がスリット38に差し込まれる。これにより、補強部35が外側面41の内側の面に重なる。補強部35と外側面41とは、互いに接着されてもよい。なお、側面部40の組立ては、側面部20の組立てに先立って行われてもよいし、側面部20の組立てと同時に行われてもよい。
続いて、折込線L11〜L15を折り込むことにより、側面部10を組み立てる。具体的には、折込線L11〜L15に沿って略直角に谷折りすることにより、図1に示したように、底面部50上に立設された側面部10が得られる。このとき、爪部14が側面部40の孔部45aに挿入されるとともに、爪部15が側面部20の孔部24aに挿入される。また、内側面42におけるスリット48の延長線上にある部分に切込部17が係合するように内側面12がスリット48に差し込まれるとともに、内側面22におけるスリット26の延長線上にある部分に切込部19が係合するように内側面12がスリット26に差し込まれる。これにより、補強部24,45が外側面11の内側の面に重なる。各補強部24,45と外側面11とは、互いに接着されてもよい。以上により、図1に示した組立式トイレ1が得られる。
組立式トイレ1の効果を説明する。組立式トイレ1においては、各側面部10,20,30,40が、外側面11,21,31,41及び内側面12,22,32,42からなる二重構造を有している。さらに、各側面部10,20,30,40には、外側面11,21,31,41と内側面12,22,32,42とを連結する水平面13,23,33,43が設けられている。各側面部10,20,30,40は、その水平面13,23,33,43が隣り合う側面部10,20,30,40の水平面13,23,33,43と重なり合うように構成されている。これにより、側面部10,20,30,40どうしが相互に支え合う構造が実現されるため、組立式トイレ1の強度を飛躍的に高めることができる。
このように、側面部10において、外側面11と内側面12とは、それらの上端において水平面13を介して互いに連結されている。かかる構造によれば、図9に示すように、ユーザが組立式トイレ1に腰を掛けた際に側面部10に対して上方から力Fが加わっても、外側面11と内側面12との間隔が一定に保たれるため、外側面11及び内側面12が鉛直な状態が維持されやすくなる。それゆえ、外側面11及び内側面12は、面に対して平行な方向から力Fを受けることができるので、当該力Fに対して強度を発揮しやすい。
これに対し、図10に示すように、外側面111と内側面112とが上端において互いに連結されていない構造の場合、力Fが加わると、外側面111と内側面112との間隔が変化しやすく、外側面111及び内側面112が鉛直な状態が維持されにくい。それゆえ、外側面111及び内側面112は、面に対して斜め方向から力Fを受けざるを得なくなるので、当該力Fに対して強度を発揮しにくい。
このように、組立式トイレ1において、側面部10が外側面11及び内側面12に加えて水平面13を有することは、組立式トイレ1の強度を高める上で有利に働く。側面部20,30,40についても同様である。
側面部20はスリット26を有しており、側面部10の内側面12がスリット26に差し込まれることにより、側面部20の水平面23上に、側面部10の水平面13が重なるように構成されている。これにより、簡易な構成で、側面部10と側面部20とが相互に支え合う構造を実現することができる。また、側面部10と側面部20とを強固に固定することができる。
さらに、スリット26は、側面部20の水平面23から内側面22の途中にかけて形成されている。そして、側面部10の内側面12は切込部19を有しており、切込部19は、内側面22におけるスリット26の延長線上にある部分と係合する。これにより、側面部10と側面部20との固定を一層強固なものにすることができる。
側面部30はスリット36を有しており、側面部20の内側面22がスリット36に差し込まれることにより、側面部30の水平面33上に、側面部20の水平面23が重なるように構成されている。これにより、簡易な構成で、側面部20と側面部30とが相互に支え合う構造を実現することができる。また、側面部20と側面部30とを強固に固定することができる。
さらに、スリット36は、側面部30の水平面33から内側面32の途中にかけて形成されている。そして、側面部20の内側面22は切込部29を有しており、切込部29は、内側面32におけるスリット36の延長線上にある部分と係合する。これにより、側面部20と側面部30との固定を一層強固なものにすることができる。
側面部30はスリット38を有しており、側面部40の内側面42がスリット38に差し込まれることにより、側面部30の水平面33上に、側面部40の水平面43が重なるように構成されている。これにより、簡易な構成で、側面部30と側面部40とが相互に支え合う構造を実現することができる。また、側面部30と側面部40とを強固に固定することができる。
さらに、スリット38は、側面部30の水平面33から内側面32の途中にかけて形成されている。そして、側面部40の内側面42は切込部47を有しており、切込部47は、内側面32におけるスリット38の延長線上にある部分と係合する。これにより、側面部30と側面部40との固定を一層強固なものにすることができる。
側面部40はスリット48を有しており、側面部10の内側面12がスリット48に差し込まれることにより、側面部40の水平面43上に、側面部10の水平面13が重なるように構成されている。これにより、簡易な構成で、側面部40と側面部10とが相互に支え合う構造を実現することができる。また、側面部40と側面部10とを強固に固定することができる。
さらに、スリット48は、側面部40の水平面43から内側面42の途中にかけて形成されている。そして、側面部10の内側面12は切込部17を有しており、切込部17は、内側面42におけるスリット48の延長線上にある部分と係合する。これにより、側面部40と側面部10との固定を一層強固なものにすることができる。
組立式トイレ1においては、爪部14,15,25,44、及び孔部24a,34a,35a,45aが設けられている。そして、爪部14が孔部45aに挿入されることにより、側面部10と側面部40との固定を一層強固なものにすることができる。爪部15が孔部24aに挿入されることにより、側面部10と側面部20との固定を一層強固なものにすることができる。爪部25が孔部34aに挿入されることにより、側面部20と側面部30との固定を一層強固なものにすることができる。また、爪部44が孔部35aに挿入されることにより、側面部40と側面部30との固定を一層強固なものにすることができる。
側面部10は、複数の折込線L12,L13を有する1枚の連続する段ボール又は厚紙からなり、これらの折込線L12,L13に沿って折り込まれることにより、外側面11、内側面12及び水平面13が形成されるように構成されている。このため、外側面11、内側面12及び水平面13からなる二重構造の側面部10を容易に組み立てることができる。側面部20,30,40についても同様である。
側面部10は、外側面11に重なるように設けられた補強部24,45を有している。これにより、側面部10の強度、ひいては組立式トイレ1の強度を高めることができる。側面部20は、外側面21に重なるように設けられた補強部34を有している。これにより、側面部20の強度、ひいては組立式トイレ1の強度を高めることができる。また、側面部40は、外側面41に重なるように設けられた補強部35を有している。これにより、側面部40の強度、ひいては組立式トイレ1の強度を高めることができる。
組立式トイレ1において、側面部10,20,30,40の水平面13,23,33,43は、便座として機能する。これにより、便座として機能する部材を別途設ける必要がないため、組立式トイレ1の構造を簡素化することができる。また、便座としての使いやすさという観点から、水平面13の幅d13(図5参照)は、5cm以上15cm以下であることが好ましく、8cm以上12cm以下であることがより好ましい。水平面23,33,43についても同様である。
組立式トイレ1は、段ボール又は厚紙からなる。このため、組立式トイレ1は、容易に廃棄することが可能である。また、段ボールや厚紙は比較的軽量であるため、組立の前後を通じて、組立式トイレ1の運搬・移動が容易となる。特に、組立式トイレ1が段ボールからなる場合、消臭効果に優れた組立式トイレ1が実現される。
組立式トイレ1は、組立前、1枚の平坦な段ボール又は厚紙からなる。このため、組立前の組立式トイレ1の保管に必要なスペースを節約することができる。さらに、組立式トイレ1は、箱状をしているため、排泄物が飛散しにくいという利点がある。
(第2実施形態)
図11は、本発明による組立式トイレの第2実施形態を示す斜視図である。図12は、図11の組立式トイレを示す平面図である。また、図13及び図14は、それぞれ図12のXIII−XIII線及びXIV−XIV線に沿った断面図である。組立式トイレ2は、段ボール又は厚紙からなる箱状の組立式トイレである。組立式トイレ2は、側面部60(第1の側面部)、側面部70(第2の側面部)、側面部80(第3の側面部)及び側面部90(第4の側面部)、並びに底面部50を備えており、直方体の形状をしている。組立式トイレ2の大きさは、組立式トイレ1と同様である。
側面部60は、外側面61、内側面62及び水平面63を有している。これらの外側面61、内側面62及び水平面63は、何れも矩形である。内側面62は、外側面61に対向している。詳細には、外側面61及び内側面62は、何れも鉛直(底面部50に対して垂直)な面であり、互いに平行である。本実施形態において内側面62は、外側面61よりも小さい。詳細には、外側面61の水平方向の長さと内側面62の水平方向の長さとは略等しいが、内側面62の鉛直方向の長さは、外側面61の鉛直方向の長さよりも小さい。それゆえ、内側面62の下端は、図13に示すように、底面部50から離間している。水平面63は、外側面61の上端と内側面62の上端とを連結している。さらに、側面部60は、内側面62の下端から底面部50まで延びる補助片部65を有している。補助片部65は、内側面62とは別体に設けられている。
側面部70は、外側面71、内側面72及び水平面73を有している。これらの外側面71、内側面72及び水平面73は、何れも矩形である。内側面72は、外側面71に対向している。詳細には、外側面71及び内側面72は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面71と内側面72とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面71の水平方向の長さと内側面72の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面71の鉛直方向の長さと内側面72の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面72は、外側面71の全体に対向している。また、内側面72の下端は、図14に示すように、底面部50に達している。
側面部80は、外側面81、内側面82及び水平面83を有している。これらの外側面81、内側面82及び水平面83は、何れも矩形である。内側面82は、外側面81に対向している。詳細には、外側面81及び内側面82は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において内側面82は、外側面81よりも小さい。詳細には、外側面81の水平方向の長さと内側面82の水平方向の長さとは略等しいが、内側面82の鉛直方向の長さは、外側面81の鉛直方向の長さよりも小さい。それゆえ、内側面82の下端は、図13に示すように、底面部50から離間している。水平面83は、外側面81の上端と内側面82の上端とを連結している。さらに、側面部80は、内側面82の下端から底面部50まで延びる補助片部85を有している。補助片部85は、内側面82とは別体に設けられている。
側面部90は、外側面91、内側面92及び水平面93を有している。これらの外側面91、内側面92及び水平面93は、何れも矩形である。内側面92は、外側面91に対向している。詳細には、外側面91及び内側面92は、何れも鉛直な面であり、互いに平行である。本実施形態において外側面91と内側面92とは、形状及び大きさが略等しい。すなわち、外側面91の水平方向の長さと内側面92の水平方向の長さとは略等しく、かつ外側面91の鉛直方向の長さと内側面92の鉛直方向の長さとは略等しい。したがって、内側面92は、外側面91の全体に対向している。また、内側面92の下端は、図14に示すように、底面部50に達している。
図11及び図12に示すように、側面部60の水平面63と側面部70の水平面73とは、互いに重なっている。具体的には、側面部70の水平面73の端部上に、側面部60の水平面63の端部が重なっている。側面部70の水平面73と側面部80の水平面83とは、互いに重なっている。具体的には、側面部70の水平面73の端部上に、側面部80の水平面83の端部が重なっている。側面部80の水平面83と側面部90の水平面93とは、互いに重なっている。具体的には、側面部90の水平面93の端部上に、側面部80の水平面83の端部が重なっている。また、側面部90の水平面93と側面部60の水平面63とは、互いに重なっている。具体的には、側面部90の水平面93の端部上に、側面部60の水平面63の端部が重なっている。
組立式トイレ2において、側面部60,70,80,90の水平面63,73,83,93は、便座として機能する。そして、側面部60,70,80,90で囲まれた空間S2に排泄物が溜まる。組立式トイレ2の使用時、当該空間S2に排泄物を収容するための袋(図示せず)が配設されることは、組立式トイレ1について説明したとおりである。
図15は、組立式トイレ2の組立前の状態を示す平面図である。同図は、組立式トイレ2の内側の面を示している。組立式トイレ2は、補助片部65,85を除いて、1枚の平坦な段ボール又は厚紙からなる。
底面部50の1つの辺(図15における下側の辺)に側面部60の外側面61が連設されている。側面部60において、外側面61には水平面63が連設され、水平面63には内側面62が連設されている。底面部50と外側面61との境界には、折込線L61が形成されている。外側面61と水平面63との境界には、折込線L62が形成されている。また、水平面63と内側面62との境界には、折込線L63が形成されている。
これらの外側面61、内側面62及び水平面63とは別個に、補助片部65が設けられている。補助片部65の鉛直方向の長さd65と内側面62の鉛直方向の長さd62との和は、外側面61の鉛直方向の長さd611に略等しい。また、補助片部65の水平方向の長さは、内側面62の水平方向の長さに略等しい。
補助片部65には、切込部67及び切込部69が形成されている。各切込部67,69は、補助片部65の下端から補助片部65の途中まで延在している。ここで、切込部67と補助片部65の側端との間隔d67は、側面部90の水平面93の幅d93に略等しい。また、切込部69と補助片部65の側端との間隔d69は、側面部70の水平面73の幅d73に略等しい。
底面部50のもう1つの辺(図15における左側の辺)に側面部70の外側面71が連設されている。側面部70において、外側面71には水平面73が連設され、水平面73には内側面72が連設されている。底面部50と外側面71との境界には、折込線L71が形成されている。外側面71と水平面73との境界には、折込線L72が形成されている。また、水平面73と内側面72との境界には、折込線L73が形成されている。
外側面71の両側には、それぞれ補強部74及び補強部75が連設されている。補強部74は、組立後の組立式トイレ2において側面部60の外側面61に重なるように設けられている。ここで、補強部74の鉛直方向の長さd741は、外側面61の鉛直方向の長さd611に略等しい。また、補強部74の水平方向の長さd742は、外側面61の水平方向の長さd612の2分の1に略等しい。外側面71と補強部74との境界には、折込線L74が形成されている。補強部75は、組立後の組立式トイレ2において側面部80の外側面81に重なるように設けられている。補強部75の大きさは、補強部74の大きさに略等しい。外側面71と補強部75との境界には、折込線L75が形成されている。
水平面73から内側面72にかけてスリット76(第1のスリット)及びスリット78(第2のスリット)が形成されている。本実施形態において各スリット76,78は、水平面73から内側面72の途中にかけて形成されている。すなわち、各スリット76,78は、折込線L72から内側面72の途中まで延在している。スリット76には、補助片部65及び内側面62が差し込まれる。具体的には、補助片部65及び内側面62における切込部69の延長線上にある部分(図15参照)がスリット76に差し込まれる。このとき、切込部69は、内側面72におけるスリット76が形成されていない部分(スリット76の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット76と内側面72の下端との間隔d761は、切込部69の長さに略等しい。また、スリット76と内側面72の側端との間隔d762は、側面部60の水平面63の幅d63に略等しい。スリット78には、後述するように、補助片部85及び内側面82が差し込まれる。ここで、スリット78と内側面72の側端との間隔d782は、側面部80の水平面83の幅d83に略等しい。
底面部50のもう1つの辺(図15における上側の辺)に側面部80の外側面81が連設されている。側面部80において、外側面81には水平面83が連設され、水平面83には内側面82が連設されている。側面部80と外側面81との境界には、折込線L81が形成されている。外側面81と水平面83との境界には、折込線L82が形成されている。また、水平面83と内側面82との境界には、折込線L83が形成されている。
これらの外側面81、内側面82及び水平面83とは別個に、補助片部85が設けられている。補助片部85の鉛直方向の長さd85と内側面82の鉛直方向の長さd82との和は、外側面81の鉛直方向の長さd81に略等しい。また、補助片部85の水平方向の長さは、内側面82の水平方向の長さに略等しい。
補助片部85には、切込部87及び切込部89が形成されている。各切込部87,89は、補助片部85の下端から補助片部85の途中まで延在している。補助片部85及び内側面82は、上述のスリット78に差し込まれる。具体的には、補助片部85及び内側面82における切込部87の延長線上にある部分(図15参照)がスリット78に差し込まれる。このとき、切込部87は、内側面72におけるスリット78が形成されていない部分(スリット78の延長線上にある部分)と係合する。ここで、切込部87の長さは、スリット78と内側面72の下端との間隔d781に略等しい。切込部87と補助片部85の側端との間隔d87は、側面部70の水平面73の幅d73に略等しい。また、切込部89と補助片部85の側端との間隔d89は、側面部90の水平面93の幅d93に略等しい。
底面部50の残りの辺(図15における右側の辺)に側面部90の外側面91が連設されている。側面部90において、外側面91には水平面93が連設され、水平面93には内側面92が連設されている。底面部50と外側面91との境界には、折込線L91が形成されている。外側面91と水平面93との境界には、折込線L92が形成されている。また、水平面93と内側面92との境界には、折込線L93が形成されている。
外側面91の両側には、それぞれ補強部94及び補強部95が連設されている。補強部94は、組立後の組立式トイレ2において側面部80の外側面81に重なるように設けられている。外側面91と補強部94との境界には、折込線L94が形成されている。補強部95は、組立後の組立式トイレ2において側面部60の外側面61に重なるように設けられている。外側面91と補強部95との境界には、折込線L95が形成されている。各補強部94,95の大きさは、補強部74の大きさに略等しい。
水平面93から内側面92にかけてスリット96(第3のスリット)及びスリット98(第4のスリット)が形成されている。本実施形態において各スリット96,98は、水平面93から内側面92の途中にかけて形成されている。すなわち、各スリット96,98は、折込線L92から内側面92の途中まで延在している。スリット96には、補助片部85及び内側面82が差し込まれる。具体的には、補助片部85及び内側面82における切込部89の延長線上にある部分(図15参照)がスリット96に差し込まれる。このとき、切込部89は、内側面92におけるスリット96が形成されていない部分(スリット96の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット96と内側面92の下端との間隔d961は、切込部89の長さに略等しい。また、スリット96と内側面92の側端との間隔d962は、側面部80の水平面83の幅d83に略等しい。
スリット98には、補助片部65及び内側面62が差し込まれる。具体的には、補助片部65及び内側面62における切込部67の延長線上にある部分(図15参照)がスリット98に差し込まれる。このとき、切込部67は、内側面92におけるスリット98が形成されていない部分(スリット98の延長線上にある部分)と係合する。ここで、スリット98と内側面92の下端との間隔d981は、切込部67の長さに略等しい。また、スリット98と内側面92の側端との間隔d982は、側面部60の水平面63の幅d63に略等しい。
図16及び図17を参照しつつ、組立式トイレ2の組立ての手順を説明する。まず、折込線L71〜L75を折り込むことにより、側面部70を組み立てる。具体的には、折込線L71〜L75に沿って略直角に谷折りすることにより、図16に示すように、底面部50上に立設された側面部70が得られる。同様に、折込線L91〜L95を折り込むことにより、側面部90を組み立てる。具体的には、折込線L91〜L95に沿って略直角に谷折りすることにより、図16に示すように、底面部50上に立設された側面部90が得られる。なお、側面部90の組立ては、側面部70の組立てに先立って行われてもよいし、側面部70の組立てと同時に行われてもよい。
次に、図17に示すように、スリット76及びスリット98に補助片部65を差し込む。具体的には、内側面72におけるスリット76の延長線上にある部分に切込部69が係合するとともに、内側面92におけるスリット98の延長線上にある部分に切込部67が係合するように、補助片部65が差し込まれる。同様に、スリット78及びスリット96に補助片部85を差し込む。具体的には、内側面72におけるスリット78の延長線上にある部分に切込部87が係合するとともに、内側面92におけるスリット96の延長線上にある部分に切込部89が係合するように、補助片部85が差し込まれる。なお、補助片部85の差込みは、補助片部65の差込みに先立って行われてもよいし、補助片部65の差込みと同時に行われてもよい。
続いて、折込線L61〜L63を折り込むことにより、側面部60を組み立てる。具体的には、折込線L61〜L63に沿って略直角に谷折りすることにより、図11に示したように、底面部50上に立設された側面部60が得られる。このとき、内側面62がスリット76及びスリット98に差し込まれる。また、補強部74,95は、外側面61に重なる。詳細には、外側面61の内側の面の略全体が補強部74,95によって覆われる。各補強部74,95と外側面61とは、互いに接着されてもよい。
同様に、折込線L81〜L83を折り込むことにより、側面部80を組み立てる。具体的には、折込線L81〜L83に沿って略直角に谷折りすることにより、図11に示したように、底面部50上に立設された側面部80が得られる。このとき、内側面82がスリット78及びスリット96に差し込まれる。また、補強部75,94は、外側面81に重なる。詳細には、外側面81の内側の面の略全体が補強部75,94によって覆われる。各補強部75,94と外側面81とは、互いに接着されてもよい。なお、側面部80の組立ては、側面部60の組立てに先立って行われてもよいし、側面部60の組立てと同時に行われてもよい。以上により、図11に示した組立式トイレ2が得られる。
組立式トイレ2の効果を説明する。組立式トイレ2においては、各側面部60,70,80,90が、外側面61,71,81,91及び内側面62,72,82,92からなる二重構造を有している。さらに、各側面部60,70,80,90には、外側面61,71,81,91と内側面62,72,82,92とを連結する水平面63,73,83,93が設けられている。各側面部60,70,80,90は、その水平面63,73,83,93が隣り合う側面部60,70,80,90の水平面63,73,83,93と重なり合うように構成されている。これにより、側面部60,70,80,90どうしが相互に支え合う構造が実現されるため、組立式トイレ2の強度を飛躍的に高めることができる。
スリット76及びスリット98がそれぞれ側面部70及び側面部90に形成されており、側面部60の内側面62がスリット76及びスリット98に差し込まれることにより、側面部70の水平面73及び側面部90の水平面93上に、側面部60の水平面63が重なるように構成されている。このため、側面部60と側面部70との固定、及び側面部60と側面部90との固定を、一回の動作(内側面62をスリット76及びスリット98に差し込む動作)で行うことができる。
スリット78及びスリット96がそれぞれ側面部70及び側面部90に形成されており、側面部80の内側面82がスリット78及びスリット96に差し込まれることにより、側面部70の水平面73及び側面部90の水平面93上に、側面部80の水平面83が重なるように構成されている。このため、側面部80と側面部70との固定、及び側面部80と側面部90との固定を、一回の動作(内側面82をスリット78及びスリット96に差し込む動作)で行うことができる。
側面部60の内側面62の鉛直方向の長さは、外側面61の鉛直方向の長さよりも小さい。このように内側面62が短いことにより、スリット76及びスリット98に対する内側面62の差込みを容易に行うことができる。
側面部60には、内側面62の下端から底面部50まで延びる補助片部65が設けられている。すなわち、補助片部65は、外側面61の下部(内側面62が対向していない部分)に対向するように配置される。これにより、内側面62が短いにもかかわらず、側面部60の高さ方向の全体にわたって二重構造が維持される。
側面部80の内側面82の鉛直方向の長さは、外側面81の鉛直方向の長さよりも小さい。このように内側面82が短いことにより、スリット78及びスリット96に対する内側面82の差込みを容易に行うことができる。
側面部80には、内側面82の下端から底面部50まで延びる補助片部85が設けられている。すなわち、補助片部85は、外側面81の下部(内側面82が対向していない部分)に対向するように配置される。これにより、内側面82が短いにもかかわらず、側面部80の高さ方向の全体にわたって二重構造が維持される。
側面部60の外側面61は、略全体が補強部74,95によって覆われる。これにより、側面部60の強度、ひいては組立式トイレ2の強度を一層高めることができる。同様に、側面部80の外側面81は、略全体が補強部75,94によって覆われる。これにより、側面部80の強度、ひいては組立式トイレ2の強度を一層高めることができる。組立式トイレ2のその他の効果は、組立式トイレ1について説明したとおりである。
本発明による組立式トイレは、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においては、組立式トイレが1枚の段ボール又は厚紙からなる場合を示した。しかし、組立式トイレは、複数の段ボール又は厚紙からなっていてもよい。その場合、複数の段ボール又は厚紙は、組立時、適宜の手段(例えばガムテープによる貼合わせ)により相互に接続される。
組立式トイレが複数の段ボールからなる場合、第1乃至第4の側面部における中芯の流れ目方向が、当該各側面部の高さ方向に平行であることが好ましい。すなわち、図18の側面図に示すように、段ボール100は波状の中芯102を有するところ、この中芯102の流れ目方向(紙面に垂直な方向)が各側面部の高さ方向に平行であることが好ましい。かかる構成は、組立式トイレの強度を高めるのに有利である。すなわち、組立式トイレは、ユーザが腰を掛けて使用するものであるため、専ら高さ方向(鉛直方向)の力を受けることになる。そうであるところ、段ボールは中芯の流れ目方向に働く力に対して特に堅牢であるため、流れ目方向を高さ方向に揃えることにより、高さ方向の力に対する組立式トイレの強度を高めることができる。
上記各実施形態においては、図19に示すように、スペーサ部材120が設けられてもよい。同図は、図2に示した組立式トイレ1にスペーサ部材120が設けられた例を示している。本例においては、2つのスペーサ部材120が設けられている。これらのスペーサ部材120は、側面部10,20,30,40で囲まれた空間S1内に配置されている。各スペーサ部材120は、剛性を有しており、側面部10,20,30,40のうち少なくとも2つの側面部の内側面に当接している。本例において各スペーサ部材120は、側面部10,20,30,40の全ての内側面に当接している。スペーサ部材120としては、例えば、プラスチック製の棒状の部材を用いることができる。かかるスペーサ部材120を設けることにより、側面部10,20,30,40が内側に傾くのを抑制することができる。また、空間S1に配設される袋が浅い場合に、袋が底面部50に落下するのを防ぐことができる。
上記各実施形態においては、図20に示すように、固定部材130が設けられてもよい。同図は、図1に示した組立式トイレ1に固定部材130が設けられた例を示している。固定部材130は、側面部10,20,30,40の周囲に設けられている。詳細には、側面部10,20,30,40を包囲するように、固定部材130が設けられている。固定部材130は、側面部10,20,30,40を締め付けている。固定部材130としては、例えば、ゴム又は面ファスナーからなる帯状の部材を用いることができる。かかる固定部材130を設けることにより、側面部10,20,30,40が外側に傾くのを抑制することができる。また、空間S1に配設される袋が破損した場合に、排泄物が組立式トイレ1の外に漏れにくくなる。
1 組立式トイレ
2 組立式トイレ
10 側面部(第1の側面部)
11 外側面
12 内側面
13 水平面
14 爪部
15 爪部
17 切込部(第4の切込部)
19 切込部(第1の切込部)
20 側面部(第2の側面部)
21 外側面
22 内側面
23 水平面
24 補強部
24a 孔部
25 爪部
26 スリット(第1のスリット)
29 切込部(第2の切込部)
30 側面部(第3の側面部)
31 外側面
32 内側面
33 水平面
34 補強部
34a 孔部
35 補強部
35a 孔部
36 スリット(第2のスリット)
38 スリット(第3のスリット)
40 側面部(第4の側面部)
41 外側面
42 内側面
43 水平面
44 爪部
45 補強部
45a 孔部
47 切込部(第3の切込部)
48 スリット(第4のスリット)
50 底面部
60 側面部(第1の側面部)
61 外側面
62 内側面
63 水平面
65 補助片部
67 切込部
69 切込部
70 側面部(第2の側面部)
71 外側面
72 内側面
73 水平面
74 補強部
75 補強部
76 スリット(第1のスリット)
78 スリット(第2のスリット)
80 側面部(第3の側面部)
81 外側面
82 内側面
83 水平面
85 補助片部
87 切込部
89 切込部
90 側面部(第4の側面部)
91 外側面
92 内側面
93 水平面
94 補強部
95 補強部
96 スリット(第3のスリット)
98 スリット(第4のスリット)
120 スペーサ部材
130 固定部材

Claims (21)

  1. 段ボール又は厚紙からなり、第1の側面部、当該第1の側面部に隣り合う第2の側面部、当該第2の側面部に隣り合う第3の側面部、及び当該第3の側面部に隣り合う第4の側面部、並びに底面部を備える箱状の組立式トイレであって、
    前記第1乃至第4の側面部の各々は、外側面、当該外側面に対向する内側面、及び当該外側面の上端と当該内側面の上端とを連結する水平面を有し、
    前記第1の側面部の前記水平面と前記第2の側面部の前記水平面とは、互いに重なり、
    前記第2の側面部の前記水平面と前記第3の側面部の前記水平面とは、互いに重なり、
    前記第3の側面部の前記水平面と前記第4の側面部の前記水平面とは、互いに重なり、
    前記第4の側面部の前記水平面と前記第1の側面部の前記水平面とは、互いに重なり、
    前記第1及び第2の側面部のうち一方の側面部は、前記水平面から前記内側面の途中にかけて形成された第1のスリットを有しており、
    前記第1及び第2の側面部のうち他方の側面部の前記内側面は、当該内側面の下端から延びる第1の切込部を有しており、
    前記一方の側面部の前記内側面における前記第1のスリットの延長線上にある部分に前記第1の切込部が係合するように前記他方の側面部の前記内側面が前記第1のスリットに差し込まれることにより、前記一方の側面部の前記水平面上に前記他方の側面部の前記水平面が重なることを特徴とする組立式トイレ。
  2. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第2及び第3の側面部のうち一方の側面部は、前記水平面から前記内側面にかけて形成された第2のスリットを有しており、
    他方の側面部の前記内側面が前記第2のスリットに差し込まれることにより、前記一方の側面部の前記水平面上に、前記他方の側面部の前記水平面が重なるように構成されている組立式トイレ。
  3. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第2のスリットは、前記一方の側面部の前記水平面から前記内側面の途中にかけて形成されており、
    前記他方の側面部の前記内側面は、当該内側面の下端から延びる第2の切込部を有しており、
    前記第2の切込部と、前記一方の側面部の前記内側面における前記第2のスリットの延長線上にある部分とが係合するように構成されている組立式トイレ。
  4. 請求項又はに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第3及び第4の側面部のうち一方の側面部は、前記水平面から前記内側面にかけて形成された第3のスリットを有しており、
    他方の側面部の前記内側面が前記第3のスリットに差し込まれることにより、前記一方の側面部の前記水平面上に、前記他方の側面部の前記水平面が重なるように構成されている組立式トイレ。
  5. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第3のスリットは、前記一方の側面部の前記水平面から前記内側面の途中にかけて形成されており、
    前記他方の側面部の前記内側面は、当該内側面の下端から延びる第3の切込部を有しており、
    前記第3の切込部と、前記一方の側面部の前記内側面における前記第3のスリットの延長線上にある部分とが係合するように構成されている組立式トイレ。
  6. 請求項又はに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第4及び第1の側面部のうち一方の側面部は、前記水平面から前記内側面にかけて形成された第4のスリットを有しており、
    他方の側面部の前記内側面が前記第4のスリットに差し込まれることにより、前記一方の側面部の前記水平面上に、前記他方の側面部の前記水平面が重なるように構成されている組立式トイレ。
  7. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第4のスリットは、前記一方の側面部の前記水平面から前記内側面の途中にかけて形成されており、
    前記他方の側面部の前記内側面は、当該内側面の下端から延びる第4の切込部を有しており、
    前記第4の切込部と、前記一方の側面部の前記内側面における前記第4のスリットの延長線上にある部分とが係合するように構成されている組立式トイレ。
  8. 請求項又はに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1のスリットは、前記第2の側面部に形成されており、
    前記第4のスリットは、前記第4の側面部に形成されており、
    前記第1の側面部の前記内側面が前記第1及び第4のスリットに差し込まれることにより、前記第2及び第4の側面部の前記水平面上に、前記第1の側面部の前記水平面が重なるように構成されている組立式トイレ。
  9. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1の側面部の前記内側面の鉛直方向の長さは、当該第1の側面部の前記外側面の鉛直方向の長さよりも小さい組立式トイレ。
  10. 請求項に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1の側面部は、当該第1の側面部の前記内側面の下端から前記底面部まで延びる補助片部を有する組立式トイレ。
  11. 請求項乃至10の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第2のスリットは、前記第2の側面部に形成されており、
    前記第3のスリットは、前記第4の側面部に形成されており、
    前記第3の側面部の前記内側面が前記第2及び第3のスリットに差し込まれることにより、前記第2及び第4の側面部の前記水平面上に、前記第3の側面部の前記水平面が重なるように構成されている組立式トイレ。
  12. 請求項11に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第3の側面部の前記内側面の鉛直方向の長さは、当該第3の側面部の前記外側面の鉛直方向の長さよりも小さい組立式トイレ。
  13. 請求項12に記載の組立式トイレにおいて、
    前記第3の側面部は、当該第3の側面部の前記内側面の下端から前記底面部まで延びる補助片部を有する組立式トイレ。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1乃至第4の側面部の前記水平面は、便座として機能する組立式トイレ。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1乃至第4の側面部の各々は、複数の折込線を有する1枚の段ボール又は厚紙からなり、当該折込線に沿って折り込まれることにより、前記外側面、前記内側面及び前記水平面が形成されるように構成されている組立式トイレ。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    当該組立式トイレは、1枚の平坦な段ボール又は厚紙からなる組立式トイレ。
  17. 請求項1乃至15の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    当該組立式トイレは、波状の中芯を有する複数の段ボールからなり、
    前記第1乃至第4の側面部における前記中芯の流れ目方向は、当該各側面部の高さ方向に平行である組立式トイレ。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1乃至第4の側面部で囲まれた空間内に設けられ、当該第1乃至第4の側面部のうち少なくとも2つの側面部の前記内側面に当接するスペーサ部材を備える組立式トイレ。
  19. 請求項1乃至18の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1乃至第4の側面部の周囲に設けられ、当該第1乃至第4の側面部を締め付ける固定部材を備える組立式トイレ。
  20. 請求項1乃至19の何れかに記載の組立式トイレにおいて、
    前記第1乃至第4の側面部のうち少なくとも1つの側面部は、前記外側面に重なるように設けられた補強部を有する組立式トイレ。
  21. 請求項20に記載の組立式トイレにおいて、
    前記少なくとも1つの側面部について、前記外側面の略全体が前記補強部によって覆われる組立式トイレ。
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