JP6415194B2 - 隙間の屋根構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の屋根に設置される屋根パネルなどの側面を形成する屋根フレーム間に間隔が空いている場合の隙間の屋根構造に関するものである。
建物の屋根に太陽電池モジュールを設置するために、屋根と太陽電池モジュールとを一体化させた屋根パネルを並べて構築される屋根構造が知られている(特許文献1など参照)。
ここで、建物の屋根の面積は、必ずしも屋根パネルの規定の大きさ(幅)の倍数になるわけではないので、屋根パネル間には隙間が空くことがある。そこで、このような隙間を塞ぐための構造が、特許文献2,3などに開示されている。
特許文献2には、屋根パネル間の隙間の上方を覆うカバー部材が開示されている。このカバー部材は、隣接する屋根パネルの縁部間に架け渡されるだけの構造となっている。
また、特許文献3には、エキスパンション・ジョイントを介して複数棟が連結された建物の連結構造が開示されている。この連結構造においても、隣接する屋根ユニットの縁部間に架け渡されるだけのカバー部材によって隙間は覆われている。
特許第5564140号公報 特許第4577805号公報 特許第3766470号公報
しかしながら塞ぐ隙間が広くなる場合は、縁部間に架け渡されるだけのカバー部材だけでは積雪荷重などの上載荷重に耐えられなくなる。また、このような構造では、建築時や修繕時に作業者が荷重をかけることもできない。
そこで、本発明は、隙間が広くなった場合にも上載荷重を作用させることが可能な隙間の屋根構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の隙間の屋根構造は、水平方向に延びる梁材の上に間隔を置いて略平行に設置される第1の屋根フレームと第2の屋根フレームの上面間を塞ぐための隙間の屋根構造であって、前記屋根フレームと略平行となるように前記梁材の上に設置される長尺状の隙間支持材と、前記隙間支持材の上方に配置される前記隙間の幅よりも狭い幅の隙間下地板と、前記隙間下地板並びに前記第1及び第2の屋根フレームの上面を覆うカバー材とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記隙間支持材の下部と前記梁材の上面と接続する連結金具を備えた構成とすることが好ましい。また、前記隙間支持材に前記隙間下地板が接合されることが好ましい。
さらに、前記隙間には、略平行に複数の前記隙間支持材が設置される構成とすることができる。そして、対向する前記隙間支持材の下部間を接続するとともに、前記梁材に固定される連結金具を備えた構成とすることができる。
また、対向する前記隙間支持材の上部間を接続するとともに、前記隙間下地板の下面に合わせた形状に上面が成形された受け材を備えた構成とすることができる。さらに、前記受け材に前記隙間下地板が接合されることが好ましい。
このように構成された本発明の隙間の屋根構造は、カバー材の下方に隙間下地板が配置される。また、隙間下地板と梁材との間には、隙間支持材が介在される。
このため、カバー材に積雪荷重や作業時の荷重などの上載荷重が作用しても、隙間下地板及び隙間支持材によって下方から確実に支持させることができる。すなわち、隙間が広くなった場合にも上載荷重に充分に耐え得る構造とすることができる。
また、隙間支持材の下部と梁材の上面とを連結金具によって接続することで、横方向の力が隙間支持材に作用しても転倒しないようにすることができる。さらに、隙間支持材と隙間下地板とを接合させることによって、隙間下地板が梁材に固定されることになるので、下方から吹き上げる風の力に対しても確実に抵抗させることができる。
また、隙間が広くなる場合は、隙間支持材を複数設置することによって、大きくなる作用荷重に充分に対抗させることができる。さらに、複数の隙間支持材は、連結金具によって一体化させることができる。
また、対向する隙間支持材の上部間に、隙間下地板の下面に合わせた形状に上面が成形された受け材が架け渡されていれば、隙間支持材間の間隔が広くなっても、隙間下地板からの荷重を確実に受けさせることができる。さらに、受け材と隙間下地板を接合させることによって、下方から吹き上げる風による吹き上げ荷重が大きくなっても抵抗させることができる。
本発明の実施の形態の隙間の屋根構造の構成を示した断面図である。 屋根フレーム間を屋根ふき材で塞いだ状態を示した断面図である。 太陽電池モジュールを取り付ける工程を説明する斜視図である。 建物ユニットの上に屋根パネルを設置する工程を説明する斜視図である。 屋根パネル間に下地セットを配置する工程を説明する斜視図である。 桁屋根梁に下地セットを固定する工程を説明する断面図である。 連結金具の上方を隙間下地板で塞ぐ工程を説明する斜視図である。 屋根パネル間をカバー材で覆う工程を説明する斜視図である。 実施例1の隙間の屋根構造の構成を示した断面図である。 実施例2の隙間の屋根構造の構成を示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の隙間の屋根構造の構成を説明する断面図である。また、図2,3は、屋根として並べられる屋根パネル10の構成を説明するための図である。さらに、図4は、その屋根パネル10が設置される建物としてのユニット建物の屋根構造の構築過程を示した斜視図である
本実施の形態では、屋根パネル10,10間の隙間に設けられる隙間の屋根構造について説明するが、これに限定されるものではなく、梁材の上に間隔を置いて略平行に設置された屋根フレーム間であれば、いずれの形態によって設置された屋根フレームに対しても適用することができる。
まず、ユニット建物について説明すると、図4に示すように複数の建物ユニットH1,・・・を隣接させて構築される住宅などの建物である。建物ユニットH1は、隅角部に配置される4本の鋼製の柱H11,・・・と、柱H11,H11の上端間及び下端間をそれぞれ繋ぐ鋼製の梁材(H12,H13など)とによって直方体状に形成される。また、この建物ユニットH1は、柱材と梁材とがすべて溶接によって剛接合される鉄骨ラーメン構造である。
柱H11,H11の上端間に架け渡される水平方向に延びる梁材は、下階では天井梁であり、最上階では屋根梁となる。ここで、長辺側(桁側)の屋根梁を桁屋根梁H12とし、短辺側の屋根梁を妻屋根梁H13とする。
一方、屋根パネル10は、図2−4に示すように、側縁を形成するために略平行に配置される一対の屋根フレーム2,2と、屋根フレーム2,2間を塞ぐように配置される屋根ふき材4と、屋根ふき材4の上方を跨ぐように屋根フレーム2,2に固定される太陽電池モジュール1とを主に備えている。
また、一対の屋根フレーム2,2の内側面側には、図2に示すようにガイド部3が形成される。このガイド部3は、一対の屋根フレーム2,2にそれぞれ固定される支持材31,31と、それらの支持材31,31に両側縁を支持させる下地板としての野地板32とを有している。
屋根フレーム2は、幅の広い下フランジ21と、それよりも幅が狭い上フランジ23と、平行に配置された下フランジ21と上フランジ23との側縁間を繋ぐウェブ22とによって、断面視略C字形又はコ字形に形成される。
そして、この屋根フレーム2のウェブ22の内側面に沿って、木桟などを支持材31として取り付ける。この支持材31は、屋根ふき材4の上面に形成される(排水)勾配に合わせて取り付けられる。
また、支持材31は、図1に示すように、屋根フレーム2の外側面側から打ち込まれた木ねじ31aによってウェブ22に接合される。この支持材31は、屋根フレーム2の長手方向の位置によって取り付ける高さが異なることになる。
こうして屋根フレーム2,2の内側面側にそれぞれ取り付けられた支持材31,31の上には、図2に示すように野地板32の両側縁を載せる。野地板32は、一定の厚さに成形されているので、支持材31,31の勾配と同じ勾配の上面が形成されることになる。
この野地板32は、釘31bによって支持材31に接合させる。また、野地板32の上面は、ポリエチレンルーフィングなどの防水シート32aで覆う。この防水シート32aは、屋根フレーム2の内側面にかかる位置まで敷設されて、野地板32の全面が防水シート32aによって覆われることになる。
そして、この防水シート32aの上から屋根ふき材4を設置する。この屋根ふき材4は、例えば防水性能及び耐食性能に優れた溶融アルミニウムめっき鋼板などによって形成される。
屋根ふき材4は、野地板32の上に重ねる長方形の平板状の平板部40と、平板部40の両側縁からほぼ垂直に立ち上げられる立壁部41,41と、立壁部41,41の上端からほぼ直角に外側に向けて張り出される上縁部42,42とが、一枚の板材を折り曲げ加工することによって形成される。
この屋根ふき材4の平板部40に形成される勾配は、支持材31の取り付け勾配と一致している。また、屋根ふき材4は、上縁部42を屋根フレーム2の上フランジ23に載せて、ドリルねじ24をねじ込んで上縁部42及び上フランジ23を貫通させることによって接合される。
このようにして防水性能が高い屋根ふき材4によって塞がれた屋根フレーム2,2間には、太陽電池モジュール1が配置される。太陽電池モジュール1の両側縁には、図3に示すように、屋根フレーム2,2に固定させるための受け金具11A,11Bが締結具12(図1参照)によって取り付けられている。
この受け金具11A,11Bは、屋根フレーム2に対して太陽電池モジュール1を傾斜させて取り付ける場合は長さ(高さ)を変える。ここでは、受け金具11Aの方を短くし、受け金具11Bの方を長くしている。なお、太陽電池モジュール1を屋根フレーム2の上面に対して平行に取り付ける場合は、受け金具11A,11Bの長さ(高さ)を同じにする。
太陽電池モジュール1は、受け金具11A,11Bに通したドリルねじ13を屋根フレーム2の上フランジに23にねじ込むことによって固定される。このようにして取り付けられた太陽電池モジュール1の下面は、図1に示すように屋根ふき材4の上面からは離隔している。すなわち、屋根ふき材4の上面と太陽電池モジュール1の下面との間には、雨水などを流下させることが可能となる隙間が存在する。
上述したような構成の屋根パネル10の幅(屋根フレーム2,2間の距離)は、既定の寸法で製作される。これに対して、ユニット建物に必要な屋根の面積がこの屋根パネル10の幅の倍数になるとは限らない。
そこで、図1を参照しながら屋根パネル10,10間に発生する隙間を塞ぐための屋根構造について説明する。ここで、図1の左側の屋根パネル10の右側縁を形成する屋根フレーム2が第1の屋根フレームとなり、図1の右側の屋根パネル10の左側縁を形成する屋根フレーム2が第2の屋根フレームとなる。
この屋根フレーム2の下縁は、ウェブ22にドリルねじ28aによって取り付けられた断面視L字形の固定金具28を介して、桁屋根梁H12に固定される。すなわち固定金具28は、桁屋根梁H12の上面にボルト21bとナット21cによって接合される。
そして、隙間を挟んで対向する屋根フレーム2,2間には、屋根フレーム2,2と略平行となるように設置される長尺状の隙間支持材55,55と、隙間支持材55,55の上方に配置される隙間下地板54と、隙間下地板54及び屋根フレーム2,2の上フランジ23,23を覆うカバー材5と、隙間支持材55,55と桁屋根梁H12とを連結する連結金具56とによって主に構成される。
この連結金具56は、桁屋根梁H12の上面と略平行となる底面部562と、その底面部562の両側縁から略直角に立ち上げられる側壁部561,561とによって、断面視略U字形に成形される。
この連結金具56の底面部562と桁屋根梁H12との間には、長方形の鋼板が取付板57として介在される。この取付板57は、底面部562より隙間支持材55の幅の2倍分だけ長く成形される。
また、取付板57には、略中央にねじ孔が設けられる。そして、底面部562の略中央から突出されたボルト56cにナット56dを締め付けることで、桁屋根梁H12の上フランジと取付板57と連結金具56とを締結する。
この状態では、連結金具56の両側に、それぞれ隙間支持材55の幅だけ取付板57の両端が突出することになる。この突出した取付板57の上に、隙間支持材55,55がそれぞれ載せられる。
この隙間支持材55は、桁屋根梁H12の上に設置される長尺状の角材である。隙間支持材55は、図5,7に示すように、屋根フレーム2に略平行に連続した長さに成形される。
また、隙間支持材55は、図1に示すように、下面を取付板57の上面に接触させ、上面を隙間下地板54の下面に接触させる。さらに、隙間支持材55の厚さ方向にボルト56aを貫通させ、側壁部561側に突出された先端にナット56bを装着して締結することで、隙間支持材55の下部を連結金具56に接合させる。
このようにして連結金具56の両側の側壁部561,561をそれぞれ隙間支持材55,55に接合させることで、対向する隙間支持材55,55の下部同士が接続されたことになる。
さらに、桁屋根梁H12に固定された隙間支持材55,55の上面には、隙間下地板54が載せられる。この隙間下地板54は、隙間の両側の屋根フレーム2,2間の間隔(隙間の幅)よりも僅かに狭い幅に構造用合板などによって成形される。
ここで、図5に示すように、一対の隙間支持材55,55間を連結金具56で接続させるとともに、隙間支持材55,55の上面に隙間下地板54を接合させた組立て部材を、下地セット50と呼ぶこととする。工場で下地セット50に組み上げることで、隙間支持材55,55と連結金具56と隙間下地板54とを一度に配置することができるようになる。
一方、隙間下地板54の側縁は、図1,5,7に示すように、屋根フレーム2のウェブ22の上縁に取り付けられた断面視L字形のLアングル54aによって支持される。
このLアングル54aは、ドリルねじ54bによってウェブ22に接合される。さらに、隙間下地板54の両側縁は、ドリルねじ54c,54cによってLアングル54a,54aに接合される。
また、隙間下地板54の上面には、カバー材5の結露防止用に断熱材52が敷設される。さらに、屋根フレーム2の上フランジ23と隙間下地板54との間は、止水テープ53で覆われる。
そして、隙間下地板54及びその両側の上フランジ23,23は、断面視門形の長尺状のカバー材5によって覆われる。このカバー材5は、図8に示すように、端部にドリルねじ51,・・・がねじ込まれて上フランジ23,23に固定される。
以上のようにして工場などで製作された屋根パネル10は、建築現場まで搬送されて、クレーンで吊り上げられて建物ユニットH1,・・・の上に並べて設置される。
以下では、図4−8を参照しながら、複数の屋根パネル10,・・・を並べて構築されるユニット建物の屋根構造について説明する。まず、図4に示すように、屋根パネル10を一枚ずつ建物ユニットH1,・・・の上に並べていく。
この屋根パネル10は、複数の建物ユニットH1,・・・に跨って設置される。屋根パネル10の長さと架け渡す建物ユニットH1,・・・の数との関係は、任意に設定することができる。
屋根パネル10の屋根フレーム2の下フランジ21には、連結穴(図示省略)が桁屋根梁H12,・・・の間隔に合わせて穿孔されている。そこで、その連結穴にボルト21bを通し、桁屋根梁H12に設けられた穴H121に貫通させて、ナット21cを装着する。
また、図6に示されているように、下フランジ21の下にはスペーサ21dを介在させる。そしてボルト21bを、固定金具28、スペーサ21d及び桁屋根梁H12の上フランジに貫通させて下方に突出させ、ナット21cによって締結する。
このようにして建物ユニットH1に屋根パネル10,10を固定させた後に、図5に示すように、屋根パネル10,10間の隙間に下地セット50を配置する。
この下地セット50は、連結金具56の上方周辺を除いては、隙間支持材55,55の上面が隙間下地板54,・・・によって覆われている。一方、桁屋根梁H12の上面には中央にねじ孔が穿孔された取付板57が載せられ、桁屋根梁H12の上フランジの下方からボルト56cがねじ込まれた状態となっている。
そこで、上方に突出したボルト56cの先端に連結金具56のねじ孔を合わせるようにして、下地セット50を屋根パネル10,10間の隙間に降ろす。続いて、隙間支持材55,55間に突出したボルト56cにナット56dを装着して、図6に示すように締結工具Tでナット56dを締め付ける。
このようにして下地セット50を桁屋根梁H12に固定した後に、図7に示すように、隙間下地板54の両側縁をドリルねじ54c,54cによってLアングル54a,54aに接合させる。
また、連結金具56の上方の隙間下地板54,54間を、隙間下地板541によって覆う。この隙間下地板541は、隙間下地板54,54の間隔に合わせて長方形に成形されており、ドリルねじ54c,・・・によってLアングル54a,54a及び隙間支持材55,55に接合させる。
続いて、隙間下地板54,541の上面に断熱材52を敷設し、止水テープ53,53による防水処理を施した後に、図8に示すようにカバー材5を被せる。そして、カバー材5の端部は、ドリルねじ51,・・・によって屋根フレーム2,2に固定させる。
以上のようにして複数の屋根パネル10,・・・を設置して、隙間の屋根構造を構築することによって、陸屋根の全面が屋根パネル10,・・・及びカバー材5で覆われたユニット建物の屋根構造が完成する。
次に、本実施の形態の隙間の屋根構造の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の隙間の屋根構造は、カバー材5の下方に隙間下地板54が配置される。また、隙間下地板54と桁屋根梁H12との間には、隙間支持材55,55が介在される。
このため、カバー材5に積雪荷重や作業時の人荷重などの上載荷重が作用しても、隙間下地板54及び隙間支持材55,55によって下方から確実に支持させることができる。すなわち、屋根フレーム2,2間の隙間が広くなった場合にも、上載荷重に充分に耐え得る構造とすることができる。
また、隙間支持材55,55の下部と桁屋根梁H12の上フランジとを連結金具56によって接続することで、隙間下地板54を介して横方向の力が隙間支持材55,55に作用しても転倒しないようにすることができる。
さらに、隙間支持材55,55と隙間下地板54とが接合されるとともに、連結金具56によって一体化された隙間支持材55,55が桁屋根梁H12に接合されていれば、隙間下地板54が桁屋根梁H12に固定されたことになる。この結果、下方から吹き上げる風による吹き上げ荷重が大きくなっても充分に抵抗させることができる。
また、隙間支持材55,55に支持される隙間下地板54によって下地面が形成されていれば、例えば板厚の薄い(剛性が低い)カバー材5を使用しても、安定して支持させることができる。
さらに、カバー材が一枚板によって形成されていなくても、隙間下地板54の上で繋ぎ合わせていけばよいので、どのような形態の屋根ふき材であっても使用することができる。
以下、前記実施の形態で説明した隙間の屋根構造とは別の形態について、図9を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、カバー材5及び隙間下地板54の上面が略水平に形成される場合について説明した。本実施例1では、カバー材5A及び隙間下地板54Aの上面に排水勾配を形成する場合について説明する。
図9に示した屋根パネル10,10間の隙間は、前記実施の形態で説明した隙間より広くなるため、カバー材5Aに落ちた雨水が両側の屋根パネル10,10に向けてそれぞれ排水されるようにする。
この実施例1の隙間の屋根構造は、屋根フレーム2,2と略平行となるように設置される長尺状の隙間支持材55A,55Aと、隙間支持材55A,55Aの上部間を接続する受け材58と、隙間支持材55A,55A及び受け材58の上方に配置される隙間下地板54Aと、隙間下地板54A及びその両側の上フランジ23,23を覆うカバー材5Aと、隙間支持材55A,55Aと桁屋根梁H12とを連結する連結金具56Aとによって主に構成される。
実施例1の隙間下地板54Aの上面及び下面542は、隙間の幅方向の略中央が最も高くなるように傾斜面に形成される。すなわち、勾配の緩い両流れの切妻屋根状に形成される。
そして、このように形成される隙間下地板54Aに被せるカバー材5Aも、左右対称の断面視五角形状に形成される。さらに、受け材58の上面581も、隙間下地板54Aの下面542に合わせた形状に成形される。すなわち、隙間支持材55A,55Aの上部間には、五角形板状の受け材58が架け渡される。
一方、連結金具56Aは、桁屋根梁H12の上面と略平行となる幅の広い底面部562Aと、その底面部562Aの両側縁から略直角に立ち上げられる側壁部561,561とによって、断面視略U字形に成形される。
この底面部562Aは、幅が広くなるため、2箇所に配置されたボルト56c,56cによって桁屋根梁H12に固定される。また、この底面部562Aの下に敷かれる取付板57Aも、広がった底面部562Aの幅に合わせて長尺状に成形される。
このように構成された実施例1の隙間の屋根構造は、対向する隙間支持材55A,55Aの上部間に、隙間下地板54Aの下面542に合わせた形状に上面581が成形された受け材58が架け渡されている。
このため、隙間支持材55A,55A間の間隔が広くなっても、隙間下地板54Aからの荷重を確実に受けさせることができる。ここで、積雪荷重などの上載荷重を受けさせるだけであれば、受け材58の上面581と隙間下地板54Aの下面542との間には、僅かな間隙があってもよい。
他方、受け材58の上面581と隙間下地板54Aの下面542と接合させることによって、幅の広くなった隙間が受ける大きな吹き上げ荷重にも抵抗させることができるようになる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記実施の形態及び実施例1で説明した隙間の屋根構造とは別の形態について、図10を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
本実施例2では、妻屋根梁H13,H13を挟んで発生する隙間を塞ぐ場合について説明する。この実施例2で説明するカバー材5B及び隙間下地板54Bの上面にも、排水勾配が形成される。
図10に示した屋根パネル10,10間の隙間には、隙間支持材55Bが1本だけ配置される。この屋根フレーム2,2と略平行となるように設置される長尺状の隙間支持材55Bは、断面視略L字形の連結金具59によって妻屋根梁H13に固定される。
この連結金具59は、妻屋根梁H13の上面に載せられる底面部592と、その底面部592の一方の側縁から略直角に立ち上げられる側壁部591とによって成形される。
また、隙間の両側の屋根フレーム2,2の上縁に取り付けられるLアングル54a,54aは、取り付け位置(高さ)が異なっており、図10では、右側のLアングル54aが高い位置に取り付けられている。
このため、これらのLアングル54a,54aに両側縁が支持される隙間下地板54Bによって、左が下がった片流れの傾斜面が形成されることになる。そして、隙間下地板54Bの下面に接触させる隙間支持材55Bの上面も、これに合わせた傾斜面に成形される。
このようにしてカバー材5Bに片流れの傾斜面を形成しておくことで、カバー材5Bに落ちた雨水を一方の屋根パネル10側に向けて速やかに排水させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、建物としてユニット建物を例に説明したが、これに限定されるものではなく、在来工法などによって構築される建物の屋根構造にも適用することができる。
また、前記実施の形態及び実施例では、複数枚の屋根パネル10,・・・を並べることによって平坦な陸屋根を構築する場合について説明したが,これに限定されるものではなく、傾斜屋根にも適用することができる。
H12 桁屋根梁(梁材)
H13 妻屋根梁(梁材)
2 屋根フレーム
23 上フランジ(上面)
5 カバー材
54,541 隙間下地板
55 隙間支持材
56 連結金具
5A カバー材
54A 隙間下地板
542 下面
55A 隙間支持材
56A 連結金具
58 受け材
581 上面
5B カバー材
54B 隙間下地板
55B 隙間支持材
59 連結金具

Claims (6)

  1. 水平方向に延びる梁材の上に間隔を置いて略平行に設置される第1の屋根フレームと第2の屋根フレームの上面間を塞ぐための隙間の屋根構造であって、
    前記屋根フレームと略平行となるように前記梁材の上に設置される長尺状の隙間支持材と、
    前記隙間支持材の上方に配置される前記隙間の幅よりも狭い幅の隙間下地板と、
    前記隙間下地板並びに前記第1及び第2の屋根フレームの上面を覆うカバー材と
    前記隙間に略平行に設置された複数の前記隙間支持材の対向する前記隙間支持材の上部間を接続するとともに、前記隙間下地板の下面に合わせた形状に上面が成形された受け材とを備えたことを特徴とする隙間の屋根構造。
  2. 前記隙間支持材の下部と前記梁材の上面と接続する連結金具を備えたことを特徴とする請求項1に記載の隙間の屋根構造。
  3. 前記隙間支持材に前記隙間下地板が接合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の隙間の屋根構造。
  4. 対向する前記隙間支持材の下部間を接続するとともに、前記梁材に固定される連結金具を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の隙間の屋根構造。
  5. 前記受け材に前記隙間下地板が接合されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の隙間の屋根構造。
  6. 水平方向に延びる梁材の上に間隔を置いて略平行に設置される第1の屋根フレームと第2の屋根フレームの上面間を塞ぐための隙間の屋根構造であって、
    前記屋根フレームと略平行となるように前記梁材の上に設置される長尺状の隙間支持材と、
    前記隙間支持材の上方に配置される前記隙間の幅よりも狭い幅の隙間下地板と、
    前記隙間下地板並びに前記第1及び第2の屋根フレームの上面を覆うカバー材と、
    前記隙間に略平行に設置された複数の前記隙間支持材の対向する前記隙間支持材の下部間を接続するとともに、前記梁材に固定される連結金具と、
    前記連結金具と前記梁材との間に介在されるとともに、突出した両端に前記隙間支持材がそれぞれ載せられる取付板とを備えたことを特徴とする隙間の屋根構造。
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