JP6414342B2 - 空気吹出装置 - Google Patents
空気吹出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6414342B2 JP6414342B2 JP2017550029A JP2017550029A JP6414342B2 JP 6414342 B2 JP6414342 B2 JP 6414342B2 JP 2017550029 A JP2017550029 A JP 2017550029A JP 2017550029 A JP2017550029 A JP 2017550029A JP 6414342 B2 JP6414342 B2 JP 6414342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airflow
- air
- wall
- air flow
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/34—Nozzles; Air-diffusers
- B60H1/3414—Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction
Description
対象空間に空気を吹き出す吹出口と、吹出口の空気流れ上流側に連なる空気流路を内部に形成する流路形成部材と、この空気流路に流速が異なる2つの気流を発生させる気流偏向部材とを備える。
車両のインストルメントパネルの上面部に設けられ、空気を吹き出す吹出口と、
吹出口の空気流れ上流側に連なる空気流路を形成する流路形成部材と、
空気流路に配置され、空気流路に流速が異なる2つの気流を発生させる気流偏向部材とを備え、
流路形成部材は、車両前方側の前方壁と、前方壁よりも車両後方側に位置し、前方壁に対向する後方壁とを有し、
空気流路は、気流偏向部材と後方壁との間の第1流路と、気流偏向部材と前方壁との間の第2流路とを有し、
気流偏向部材は、第1流路の車両前後方向での幅を第2流路の車両前後方向での幅よりも小さくすることにより、第1流路を通過した第1気流を、第2流路を通過した第2気流よりも高速とし、
後方壁のうち吹出口側の一部は、第1気流をガイドするためのガイド壁を構成し、
ガイド壁は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びており、
気流偏向部材は、板形状部を少なくとも有し、
板形状部は、車両前方側の表面である前面と車両後方側の表面である後面とを有し、
板形状部の前面は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びているとともに、所定の曲率半径(R2)を有する曲面を含んでおり、
ガイド壁の壁面は、所定の曲率半径(R3)を有する曲面形状であり、
ガイド壁の壁面の曲率半径は、板形状部の前面の曲率半径よりも大きくされている。
図1に示すように、空気吹出装置10は、吹出口11と、ダクト12と、気流偏向部材13とを備える。
図8に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、第1実施形態の空気吹出装置10に対して、1つのガイド部材16を追加したものである。本実施形態の空気吹出装置10のその他の構成は、第1実施形態の空気吹出装置10と同じである。
図10に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、ガイド部材16が、空気流路に対して動かないように、固定されている。本実施形態のガイド部材16は、第2実施形態のガイド部材16に対して、回転軸16bを有していない点のみが異なる。本実施形態の空気吹出装置のその他の構成は、第2実施形態の空気吹出装置10と同じである。
図11に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、ガイド部材16が、空気流路に対して動かないように、固定されている。本実施形態のガイド部材16は、第2実施形態のガイド部材16に対して、回転軸16bを有していない点のみが異なる。さらに、気流偏向部材13が、空気流路に対して動かないように、固定されている。気流偏向部材13は、第1実施形態の気流偏向部材13に対して、回転軸13bを有していない点のみが異なる。本実施形態の空気吹出装置10のその他の構成は、第2実施形態の空気吹出装置10と同じである。本実施形態の空気吹出装置10は、フェイスモードの吹き出しモードのみを行う。
図12に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、間隔Ldと間隔Lcが同じとなり、間隔Ldと間隔Lcの両方よりも間隔Laが小さくなるように、ガイド部材16が、配置されている。本実施形態の空気吹出装置のその他の構成は、第2実施形態の空気吹出装置10と同じである。
図13に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、第1実施形態の空気吹出装置10に対して、2つのガイド部材16、17を追加したものである。本実施形態の空気吹出装置10のその他の構成は、第1実施形態の空気吹出装置10と同じである。
図15に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、2つのガイド部材16、17が、空気流路に対して動かないように、固定されている。本実施形態のガイド部材16、17は、第6実施形態のガイド部材16、17に対して、回転軸16b、17bを有していない点のみが異なる。本実施形態の空気吹出装置のその他の構成は、第6実施形態の空気吹出装置10と同じである。
図16に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、2つのガイド部材16、17が、空気流路に対して動かないように、固定されている。本実施形態のガイド部材16、17は、第6実施形態のガイド部材16、17に対して、回転軸16b、17bを有していない点のみが異なる。さらに、気流偏向部材13が、空気流路に対して動かないように、固定されている。気流偏向部材13は、第1実施形態の気流偏向部材13に対して回転軸13bを有していない点のみが異なる。本実施形態の空気吹出装置10のその他の構成は、第6実施形態の空気吹出装置10と同じである。本実施形態の空気吹出装置10は、フェイスモードの吹き出しモードのみを行う。
図17に示すように、本実施形態の空気吹出装置10は、間隔Leと間隔Ldと間隔Lcが同じとなり、間隔Leと間隔Ldと間隔Lcのすべてよりも間隔Laが小さくなるように、2つのガイド部材16、17のそれぞれが、配置されている。本実施形態の空気吹出装置10のその他の構成は、第6実施形態の空気吹出装置10と同じである。
本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、下記のように、請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、空気吹出装置は、吹出口と、流路形成部材と、気流偏向部材とを備える。吹出口は、車両のインストルメントパネルの上面部に設けられる。流路形成部材は、吹出口の空気流れ上流側に連なる空気流路を形成する。流路形成部材は、前方壁と後方壁とを有する。空気流路は、第1流路と第2流路とを有する。気流偏向部材は、第1流路を通過した第1気流を、第2流路を通過した第2気流よりも高速とする。後方壁のうち吹出口側の一部は、第1気流をガイドするためのガイド壁を構成する。ガイド壁は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びている。気流偏向部材は、板形状部を少なくとも有する。板形状部は、車両前方側の表面である前面を有する。板形状部の前面は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びている。
Claims (13)
- 車室内空間に空気を吹き出す空気吹出装置であって、
車両のインストルメントパネルの上面部(1a)に設けられ、空気を吹き出す吹出口(11)と、
前記吹出口の空気流れ上流側に連なる空気流路を形成する流路形成部材(12)と、
前記空気流路に配置され、前記空気流路に流速が異なる2つの気流を発生させる気流偏向部材(13)とを備え、
前記流路形成部材は、車両前方側の前方壁(122)と、前記前方壁よりも車両後方側に位置し、前記前方壁に対向する後方壁(121)とを有し、
前記空気流路は、前記気流偏向部材と前記後方壁との間の第1流路(12a)と、前記気流偏向部材と前記前方壁との間の第2流路(12b)とを有し、
前記気流偏向部材は、前記第1流路の車両前後方向での幅を前記第2流路の車両前後方向での幅よりも小さくすることにより、前記第1流路を通過した第1気流を、前記第2流路を通過した第2気流よりも高速とし、
前記後方壁のうち前記吹出口側の一部は、前記第1気流をガイドするためのガイド壁(14)を構成し、
前記ガイド壁は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びており、
前記気流偏向部材は、板形状部(13a)を少なくとも有し、
前記板形状部は、車両前方側の表面である前面(132)と車両後方側の表面である後面(131)とを有し、
前記板形状部の前面は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びているとともに、所定の曲率半径(R2)を有する曲面を含んでおり、
前記ガイド壁の壁面は、所定の曲率半径(R3)を有する曲面形状であり、
前記ガイド壁の壁面の曲率半径は、前記板形状部の前面の曲率半径よりも大きくされている空気吹出装置。 - 前記気流偏向部材の空気流れ下流端(134)が、前記ガイド壁における車両後方側へ曲がり始める位置(P1)と曲がり終わりの位置(P2)の車両上下方向での中間位置(P3)よりも上側に位置する請求項1に記載の空気吹出装置。
- 前記気流偏向部材は、前記板形状部に設けられた回転軸(13b)を有し、
前記回転軸は、前記板形状部の空気流れ上流端(133)から前記回転軸までの距離よりも、前記板形状部の空気流れ下流端(134)から前記回転軸までの距離の方が短くなる位置に設けられている請求項1または2に記載の空気吹出装置。 - さらに、前記気流偏向部材と前記前方壁との間に配置されたガイド部材(16)を備え、
前記ガイド部材は、板形状部(16a)を少なくとも有し、
前記ガイド部材の板形状部は、車両前方側の表面である前面(162)と車両後方側の表面である後面(161)とを有し、
前記ガイド部材の板形状部の前面は、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気吹出装置。 - 前記気流偏向部材と前記後方壁との最短距離を第1間隔(La)とし、前記ガイド部材と前記気流偏向部材との最短距離を第2間隔(Lc)とし、前記ガイド部材と前記前方壁との最短距離を第3間隔(Ld)としたとき、
前記ガイド部材は、前記第3間隔、前記第2間隔、前記第1間隔の順に小さくなるように、配置されている請求項4に記載の空気吹出装置。 - 前記ガイド部材は、前記空気流路に対して動かないように、固定されている請求項4または5に記載の空気吹出装置。
- 前記ガイド部材は、前記板形状部に設けられた回転軸(16b)を有し、
前記ガイド部材の回転軸は、前記板形状部の空気流れ上流端(163)から前記回転軸までの距離よりも、前記板形状部の空気流れ下流端(164)から前記回転軸までの距離の方が短くなる位置に設けられている請求項4または5に記載の空気吹出装置。 - さらに、前記気流偏向部材と前記前方壁との間に、互いに間をあけて車両前後方向に並んで配置された複数のガイド部材(16、17)を備え、
前記複数のガイド部材のそれぞれは、板形状部(16a、17a)を少なくとも有し、
前記複数のガイド部材の板形状部のそれぞれは、車両前方側の表面である前面(162、172)と車両後方側の表面である後面(161、171)とを有し、
前記複数のガイド部材の板形状部の前面のそれぞれは、車両後方側に曲がりながら下から上に向かって延びている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気吹出装置。 - 前記複数のガイド部材および前記気流偏向部材によって、前記前方壁と前記後方壁との間に複数の流路(12e、12d、12c、12a)が車両前後方向に並んで形成されており、
前記複数のガイド部材、前記気流偏向部材、前記前方壁および前記後方壁のうちの隣り合う壁と壁との最短距離(Le、Ld、Lc、La)が、車両後方側に向かうにつれて小さくなるように、前記複数のガイド部材が配置されている請求項8に記載の空気吹出装置。 - 前記複数のガイド部材のそれぞれは、前記空気流路に対して動かないように、固定されている請求項8または9に記載の空気吹出装置。
- 前記複数のガイド部材のそれぞれは、前記板形状部に設けられた回転軸(16b、17b)を有し、
前記複数のガイド部材の回転軸のそれぞれは、前記板形状部の空気流れ上流端(163、173)から前記回転軸までの距離よりも、前記板形状部の空気流れ下流端(164、174)から前記回転軸までの距離の方が短くなる位置に設けられている請求項8または9に記載の空気吹出装置。 - 前記ガイド壁は、所定の曲率半径(R3)の曲面形状を有し、
前記気流偏向部材の板形状部の前面は、所定の曲率半径(R2)の曲面形状を有し、
前記ガイド壁の曲率半径は、前記気流偏向部材の板形状部の前面の曲率半径よりも大きくされている請求項1ないし11のいずれか1つに記載の空気吹出装置。 - さらに、前記前方壁のうち前記気流偏向部材の空気流れ上流端(133)よりも空気流れ下流側の部位に設けられ、前記前方壁から車両後方に向かって突出する突出部(15)を備える請求項1ないし12のいずれか1つに記載の空気吹出装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015222447 | 2015-11-12 | ||
JP2015222447 | 2015-11-12 | ||
PCT/JP2016/079790 WO2017081965A1 (ja) | 2015-11-12 | 2016-10-06 | 空気吹出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017081965A1 JPWO2017081965A1 (ja) | 2018-04-12 |
JP6414342B2 true JP6414342B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=58696057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017550029A Expired - Fee Related JP6414342B2 (ja) | 2015-11-12 | 2016-10-06 | 空気吹出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6414342B2 (ja) |
DE (1) | DE112016005216T5 (ja) |
WO (1) | WO2017081965A1 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS619313U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-20 | 小島プレス工業株式会社 | 自動車用室内空調装置 |
JPH0328911U (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-22 | ||
DE69724627T2 (de) * | 1997-12-24 | 2004-06-24 | Carrier Corp., Farmington | Deckenmontierte Vorrichtung für Heizung und Kühlung |
FR2805779B1 (fr) * | 2000-03-06 | 2002-10-04 | Valeo Climatisation | Installation de chauffage et/ou climatisation presentant au moins une sortie de degivrage |
JP3914079B2 (ja) * | 2002-03-25 | 2007-05-16 | 日本プラスト株式会社 | 車両用風向調整装置 |
JP2007024345A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2014210564A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 株式会社デンソー | 空気吹出装置 |
-
2016
- 2016-10-06 JP JP2017550029A patent/JP6414342B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2016-10-06 WO PCT/JP2016/079790 patent/WO2017081965A1/ja active Application Filing
- 2016-10-06 DE DE112016005216.2T patent/DE112016005216T5/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE112016005216T5 (de) | 2018-08-16 |
JPWO2017081965A1 (ja) | 2018-04-12 |
WO2017081965A1 (ja) | 2017-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5935769B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2014210564A5 (ja) | ||
WO2015146124A1 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6365759B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6610784B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6477970B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP2016117473A5 (ja) | ||
WO2016009592A1 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6265302B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP2013086659A (ja) | レジスタ | |
WO2018030022A1 (ja) | 空気吹出装置 | |
US20210031596A1 (en) | Air discharge device | |
US11648820B2 (en) | Vehicle instrument panel structure | |
JP6414342B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP2007331743A (ja) | デフロスタ用送風ダクト | |
JP7115901B2 (ja) | デフロスタ | |
WO2017221570A1 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6536307B2 (ja) | 送風装置 | |
JP6394796B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP6424953B2 (ja) | 空気吹出装置 | |
JP2005153818A (ja) | 車両用空気吹き出し口構造 | |
US11506889B2 (en) | Vehicle instrument panel structure | |
JP6115385B2 (ja) | デフロスターノズル構造 | |
JP7427403B2 (ja) | デフロスタダクト構造 | |
JP2010111207A (ja) | 車両空調装置用の導風装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171127 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180917 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6414342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |