JP6413465B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
上記画像形成装置においては、現像装置にトナーを補給するトナー補給装置が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。トナー補給装置には、トナーを収納したトナーボトルが着脱可能であり、画像形成によって消費された分のトナーを当該トナーボトルに形成されたボトル供給口(トナー排出口)から供給することにより、現像装置内のトナー量を一定に保つように構成されている。
図1は、トナー補給装置200にトナーボトル240が装着された状態を示す図である。トナーボトル240は、未使用のトナーを収納するトナー収納容器であり、円筒状の内周面の軸線方向(トナー補給装置200に対する着脱方向に一致する)に連続した螺旋状突起242が形成され、ネック部244にはトナーを現像装置に供給するためのボトル供給口が形成されている。
トナーボトル240は、トナーボトル240に収納されたトナーの飛散を防止するため、トナー補給装置200に装着された場合にボトル供給口が開口される一方、トナー補給装置200から脱着された場合にボトル供給口が閉口されるように構成されている。具体的には、トナーボトル240の先端部には軸線方向に伸縮可能な蛇腹が形成されている。トナーボトル240がトナー補給装置200から脱着された状態では、蛇腹が伸びてトナーボトル240のボトル先端蓋248に覆い被さった状態となり、ボトル供給口は閉口される。その一方、トナーボトル240がトナー補給装置200に装着された状態では、蛇腹が押し縮められた状態となり、ボトル供給口は開口される。
トナー補給装置200は、トナーボトル240の先端部を保持するトナーボトル先端保持部210と、トナーボトル240の後端部を保持するトナーボトル後端保持部220と、トナーボトル240の後端部を押圧するトナーボトル後端押圧部230とを備えている。
トナーボトル先端保持部210は、トナーボトル240のボトル先端蓋248を保持するボトル先端ホルダー212を有する。ボトル先端ホルダー212の端部は、駆動歯車216の回転駆動軸214に連結されている。駆動歯車216は、トナーボトル回転駆動モーター(図示せず)の回転を受けて回転駆動される。駆動歯車216すなわち回転駆動軸214が回転駆動されることによって、トナーボトル240は所定方向に回転される。その結果、トナーボトル240に収納されたトナーは、螺旋状突起242の螺旋運動によって一方向(装着方向、図中左方向)に搬送され、ボトル供給口から現像装置に補給される。
トナーボトル後端押圧部230は、回転軸232を支点とし、トナーボトル後端保持部220に対して開位置と閉位置との間を回転可能(図中矢印方向)に結合される。図1は、トナーボトル後端保持部220に対してトナーボトル後端押圧部230が閉位置に位置する状態を示している。トナーボトル後端押圧部230には、先端部がR形状に形成され、押圧バネ(図示せず)の付勢を受けてトナーボトル240の底部246のうちトナーボトル240の回転軸に相当する位置をトナーボトル先端保持部210側に押圧する押圧部材250(突起部)が設けられている。トナーボトル後端押圧部230が閉位置に位置する状態において、押圧部材250がトナーボトル240の底部246を押圧することによって、トナーボトル240の先端部は、トナーボトル先端保持部210に確実に係止されて装着される。
特開2002−162819号公報
しかしながら、上記した従来技術では、トナーボトル240の底部246のうちトナーボトル240の回転軸に相当する位置に押圧部材250からの応力が集中するため、現像装置にトナーを補給するためにトナーボトル240が回転される際、当該位置に穴が開き破損するおそれがあるという問題があった。
本発明の目的は、押圧されることによってトナー収納容器の底部が破損することを防止することが可能なトナー補給装置および画像形成装置を提供することである。
本発明に係るトナー補給装置は、
トナーを収納し、回転可能なトナー収納容器を着脱可能に装着する装着部と、
前記トナー収納容器が前記装着部に装着される際、当該トナー収納容器の底部を押圧する押圧部材と、
を備えるトナー補給装置であって
前記装着部には、前記トナー収納容器を回転させる回転駆動軸が連結され、
前記トナー収納容器に収納されているトナーを現像装置に補給するために当該トナー収納容器が回転される際、前記底部において前記押圧部材により押圧される部分の面積は、当該トナー収納容器の回転駆動軸に相当する位置のみが押圧される場合より大きく、
前記押圧部材は、前記トナー補給装置に設けられ、前記トナー収納容器が回転される際、その回転に従動して回転可能に構成されることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記トナー補給装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、トナー収納容器の回転軸に相当する位置のみが押圧される場合と比べて、当該トナー収納容器の底部が広い範囲で押圧される、すなわち当該底部に対する押圧部材からの応力が分散する。その結果、現像装置にトナーを補給するためにトナー収納容器が回転される際、押圧されることによってトナー収納容器の底部が破損することを防止することができる。
従来技術におけるトナー補給装置の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態におけるトナー補給装置(トナーボトル後端押圧部:開位置)の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態におけるトナー補給装置(トナーボトル後端押圧部:閉位置)の構成を概略的に示す図である。 トナーボトルの底部を押圧部材が押圧する様子を断面図で示す図である。 トナーボトルの底部において押圧部材により押圧される部分を説明する図である。 トナーボトルの底部を押圧部材が押圧する様子を断面図で示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図3は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す。図2、3に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図3に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、駆動部80および制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が80[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は一定の周速度で回転する。
帯電装置414は、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。現像装置412には、現像装置412にトナーを補給するトナー補給装置120が接続される。トナー補給装置120の具体的な構成については後述する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に体積抵抗率が8〜11[logΩ・cm]である高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部100からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用しても良い。
定着部60は、用紙Sの定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、及び加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対を有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
上記画像形成装置1においては、図2,4に示すように、現像装置412にトナーを補給するトナー補給装置120が設けられている。トナー補給装置120には、トナーを収納したトナーボトル160が着脱可能であり、画像形成によって消費された分のトナーをトナーボトル160に形成されたボトル供給口から供給することにより、現像装置412内のトナー量を一定に保つように構成されている。
トナーボトル160は、ボトル状に形成された未使用のトナーを収納するトナー収納容器であり、円筒状の内周面の軸線方向(トナー補給装置120に対する着脱方向に一致する)に連続した螺旋状突起162が形成され、ネック部164にはトナーを供給するボトル供給口が形成されている。
トナーボトル160は、トナーボトル160に収納されたトナーの飛散を防止するため、トナー補給装置120に装着された場合にボトル供給口が開口される一方、トナー補給装置120から脱着された場合にボトル供給口が閉口されるように構成されている。具体的には、トナーボトル160の先端部には軸線方向に伸縮可能な蛇腹が形成されている。トナーボトル160がトナー補給装置120から脱着された状態では、蛇腹が伸びてトナーボトル160のボトル先端蓋166に覆い被さった状態となり、ボトル供給口は閉口される。一方、トナーボトル160がトナー補給装置120に装着された状態では、蛇腹が押し縮められた状態となり、ボトル供給口は開口される。
トナー補給装置120は、トナーボトル160の先端部を保持するトナーボトル先端保持部130と、トナーボトル160の後端部を保持するトナーボトル後端保持部140と、トナーボトル160の後端部を押圧するトナーボトル後端押圧部150(「開閉蓋」ともいう)とを備えている。
トナーボトル先端保持部130は、トナーボトル160のボトル先端蓋166を保持するボトル先端ホルダー132を有する。トナーボトル160のボトル先端蓋166は、ボトル先端ホルダー132(本発明の「装着部」に対応)に着脱可能に装着される。ボトル先端ホルダー132の端部は、駆動歯車136の回転駆動軸134に連結されている。駆動歯車136は、制御部100により制御される駆動部80(トナーボトル回転駆動モーター)の回転を受けて回転駆動される。駆動歯車136すなわち回転駆動軸134が回転駆動されることによって、トナーボトル160は所定方向に回転される。その結果、トナーボトル160に収納されたトナーは、螺旋状突起162の螺旋運動によって一方向(装着方向、図中左方向)に搬送され、ボトル供給口から現像装置412に補給される。
トナーボトル後端押圧部150は、回転軸152を支点とし、トナーボトル後端保持部140に対して開位置と閉位置との間を回転可能(図中矢印方向)に結合される。図4は、トナーボトル後端保持部140に対してトナーボトル後端押圧部150が開位置に位置する状態を示している。図5は、トナーボトル後端保持部140に対してトナーボトル後端押圧部150が閉位置に位置する状態を示している。トナーボトル後端押圧部150には、トナーボトル後端押圧部150が閉位置に位置する状態において、トナーボトル160の底部168をトナーボトル先端保持部130側に押圧する押圧部170が設けられている。押圧部170がトナーボトル160の底部168を押圧することによって、トナーボトル160の先端部は、トナーボトル先端保持部130に確実に係止されて装着される。その結果、トナーボトル160の先端部に形成されている蛇腹は押し縮められた状態となり、ボトル供給口は開口される。その後、駆動部80の回転を受けてトナーボトル160が回転されることによって、トナーボトル160に収納されたトナーは、ボトル供給口から現像装置412に補給される。
図6は、トナーボトル後端押圧部150が閉位置に位置する状態において、押圧部170がトナーボトル160の底部168をトナーボトル先端保持部130側に押圧する様子を示している。図6に示すように、押圧部170は、断面略T形状の回転押圧部材172(本発明の「押圧部材」に対応)と、ベアリング174と、断面略H形状の保持部材176と、トナーボトル後端押圧部150に取り付けられた押圧バネ178とを有する。
回転押圧部材172は、ベアリング174を介して回転可能に保持部材176に取り付けられている。すなわち、回転押圧部材172は、トナーボトル160内のトナーを現像装置412に補給するためにトナーボトル160が回転される際、その回転に従動して回転可能に構成されている。回転押圧部材172には、トナーボトル160の底部168側に円環状の凸部173が形成されている。凸部173のうちトナーボトル160の底部168を押圧する側の先端部173Aは、R形状に形成されている。保持部材176ひいては回転押圧部材172は、保持部材176をその内側から付勢する押圧バネ178の弾性力によって、トナーボトル160の底部168側に押圧されている。
図7は、トナーボトル160の底部168において回転押圧部材172により押圧される部分192を説明する図である。図7に示すように、トナーボトル160の底部168は、回転押圧部材172によって、トナーボトル160の回転軸(図4,5に示す回転駆動軸134)に相当する位置190を中心として円環状に押圧される。底部168において回転押圧部材172により押圧される部分192の面積は、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190のみが押圧される場合より大きい。これにより、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190のみが押圧される場合と比べて、トナーボトル160の底部168が広い範囲で押圧される、すなわち底部168に対する回転押圧部材172からの応力が分散する。その結果、現像装置412にトナーを補給するためにトナーボトル160が回転される際、押圧されることによってトナーボトル160の底部168が破損することを防止することができる。
その一方、トナーボトル160の底部168と回転押圧部材172との間で摩擦抵抗が増大し、トナーボトル160の回転負荷が増大する。その結果、駆動部80の出力を増大させる必要があり、エネルギー消費量が増大する。
そこで、本実施の形態では、回転押圧部材172は、トナーボトル160が回転される際、その回転に従動して回転可能に構成されている。より具体的には、回転押圧部材172は、ベアリング174を介して回転可能に構成されている。この構成により、回転押圧部材172が回転可能に構成されていない場合と比べて、トナーボトル160の底部168と回転押圧部材172との間における摩擦抵抗を減少させ、トナーボトル160の回転負荷を減少させることができる。その結果、駆動部80の出力の増大量を低減し、駆動部80が過負荷となることを防止することができる。
また、本実施の形態では、回転押圧部材172に形成されている凸部173のうちトナーボトル160の底部168を押圧する側の先端部173AはR形状に形成されているため、トナーボトル160の底部168と回転押圧部材172との間における摩擦抵抗を減少させ、トナーボトル160の回転負荷を減少させることができる。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、トナー補給装置120(画像形成装置1)は、トナーを収納し、回転可能なトナーボトル160を着脱可能に装着するボトル先端ホルダー132と、トナーボトル160のボトル先端蓋166がボトル先端ホルダー132に装着される際、トナーボトル160の底部168を押圧する回転押圧部材172とを備える。具体的には、回転押圧部材172は、底部168においてトナーボトル160の回転軸(回転駆動軸134)に相当する位置190を中心として円環状に押圧する。トナーボトル160に収納されているトナーを現像装置412に補給するためにトナーボトル160が回転される際、底部168において回転押圧部材172により押圧される部分192の面積は、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190のみが押圧される場合より大きい。
このように構成した本実施の形態によれば、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190のみが押圧される場合と比べて、トナーボトル160の底部168が広い範囲で押圧される、すなわち底部168に対する回転押圧部材172からの応力が分散する。その結果、現像装置412にトナーを補給するためにトナーボトル160が回転される際、押圧されることによってトナーボトル160の底部168が破損することを防止することができる。
なお、上記実施の形態では、回転押圧部材172は、底部168においてトナーボトル160の回転軸に相当する位置190を中心として円環状に押圧する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、回転押圧部材172は、底部168においてトナーボトル160の回転軸に相当する位置190とは異なる少なくとも1つ以上の位置を点状に押圧しても良い。トナーボトル160の回転軸に相当する位置190とは異なる複数の位置を押圧する場合には、底部168の径方向に関して均一に押圧する態様が望ましい。また、回転押圧部材172は、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190を含むまたは含まないに関係なく、底部168を面状に押圧しても良い。以上のように、回転押圧部材172は、トナーボトル160がトナーボトル160内のトナーを現像装置412に補給するために回転される際、底部168において回転押圧部材172により押圧される部分192の面積が、トナーボトル160の回転軸に相当する位置190のみが押圧される場合より大きくなるように押圧すれば良い。
また、上記実施の形態では、回転押圧部材172には、トナーボトル160の底部168側に円環状の凸部173が形成されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、トナーボトル160の底部168において、回転押圧部材172により押圧される円環状の凸部169が形成されても良い。回転押圧部材172には、トナーボトル160の底部168側に凹部が形成されていない。凸部169のうち回転押圧部材172により押圧される側の先端部169Aは、R形状に形成されている。この構成により、トナーボトル160の底部168と回転押圧部材172との間における摩擦抵抗を減少させ、トナーボトル160の回転負荷を減少させることができる。
また、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
71 通信部
72 記憶部
80 駆動部
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
120 トナー補給装置
130 トナーボトル先端保持部
132 ボトル先端ホルダー
134 回転駆動軸
136 駆動歯車
140 トナーボトル後端保持部
150 トナーボトル後端押圧部
152 回転軸
160 トナーボトル
162 螺旋状突起
164 ネック部
166 ボトル先端蓋
168 底部
169,173 凸部
169A,173A 先端部
170 押圧部
172 回転押圧部材
174 ベアリング
176 保持部材
178 押圧バネ
190 位置
192 部分
412 現像装置

Claims (8)

  1. トナーを収納し、回転可能なトナー収納容器を着脱可能に装着する装着部と、
    前記トナー収納容器が前記装着部に装着される際、当該トナー収納容器の底部を押圧する押圧部材と、
    を備えるトナー補給装置であって
    前記装着部には、前記トナー収納容器を回転させる回転駆動軸が連結され、
    前記トナー収納容器に収納されているトナーを現像装置に補給するために当該トナー収納容器が回転される際、前記底部において前記押圧部材により押圧される部分の面積は、当該トナー収納容器の回転駆動軸に相当する位置のみが押圧される場合より大きく、
    前記押圧部材は、前記トナー補給装置に設けられ、前記トナー収納容器が回転される際、その回転に従動して回転可能に構成されることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記押圧部材は、前記底部において前記トナー収納容器の回転駆動軸に相当する位置を中心として円環状に押圧することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記押圧部材は、前記底部において前記トナー収納容器の回転駆動軸に相当する位置とは異なる位置を点状に押圧することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  4. 前記押圧部材は、前記トナー収納容器の底部を面状に押圧することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  5. 前記押圧部材は、ベアリングを介して回転可能に構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載のトナー補給装置。
  6. 前記押圧部材のうち前記トナー収納容器を押圧する側の先端部は、R形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のトナー補給装置。
  7. 前記トナー収納容器の前記底部には、前記押圧部材により押圧される凸部が形成されており、
    前記凸部のうち前記押圧部材により押圧される側の先端部は、R形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のトナー補給装置。
  8. 請求項1〜の何れか1項に記載のトナー補給装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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