JPH032882A

JPH032882A - 現像剤供給装置

Info

Publication number: JPH032882A
Application number: JP1138532A
Authority: JP
Inventors: Hiromitsu Saijo; 西條　博光; Toshiharu Yamamoto; 俊治山本; Akio Kimura; 明夫木村
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1989-05-31
Filing date: 1989-05-31
Publication date: 1991-01-09
Also published as: DE4017457A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、粉体現像剤を使用する複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置の現像装置に現像剤を供給
する現像剤供給装置に関するものである。

（従来の技術）従来、画像形成装置として、現像剤を収容した容器を画
像形成装置本体に着脱自在に設け、この容器から落下供
給された現像剤を貯蔵部に一旦貯蔵し、ここから搬送手
段で現像装置に補給するものが知られている。

しかしながら、この画像形成装置では、貯蔵部の他に前
記容器を装着するためのスペースを必要とするので、画
像形成装置が大型化する。また、容器から貯蔵部に現像
剤が供給されてしまえば、容器の収容スペースは実質的
に不要になるわけで、スペース効率が悪いものであった
。

そこで、現像剤供給容器として、一端に開口部を有する
円筒体の内周面に沿って螺旋溝を設け、この円筒体を回
転させながら前記螺旋溝に沿って現像剤を容器の一端側
に搬送し、前記開口部を介して直接的に現像装置に現像
剤を供給するようにしたものが、特開昭５３−１４６６
３９号公報で提案されている。このものでは、貯蔵部が
不要になり、その分スペース効率が良くなる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記現像剤供給装置では、容器の外周部
に周方向に沿ってギヤ部を設けるとともに、容器収容部
の側部に駆動ギヤを配置し、該駆動ギヤを前記ギヤ部に
噛合させるようにしている。

すなわち、容器は、外周面に接線方向の搬送力を加え、
該搬送力に基づいて回転されるようになっており、しか
もその搬送力は周囲に一様に作用する構成となっていな
い。

したがって、収容部に収容されている容器の回転軸が振
れ、円筒容器が収容部の中で踊ることになる。このため
、円筒容器と収容部との接触位置及び摩擦力が変化し、
駆動ギヤにかかる負荷が大きく変動する。また、円筒容
器における現像剤供給用の開口部とこれに通じる収容部
の現像剤流入口との位置がずれ、これらの隙間から現像
剤がこぼれて周囲を汚染したり、こぼれた現像剤が容器
と収容部との間に入り、容器と収容部との摩擦力が大き
くなって駆動負荷が更に大きくなる。

（課題を解決するための手段）本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
、　ＤＷｎに開口部を有し内周面に沿って軸方向に延在
する螺旋溝を設けた円筒容器に略水平に配置し、この円
筒容器を周方向に回転して内部に収容されている現像剤
を前記螺旋溝に沿って搬送し、前記開口部を介して送り
出す現像剤供給装置において、前記円筒容器をその両端
外側部に設けた支点部を中心に回転可能に支持するとと
もに、少なくともいずれか一方の支点部を介して回転力
を伝えるようにしたものである。

（作用）前記現像剤供給装置では、円筒容器は両端の支点部を介
して支持されるとともに、該支点部を介して回転力が伝
えられるので、回転軸が安定し、駆動系にかかる負荷が
少なくなる。

（実施例）以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。

第１，２図において、１は現像剤供給容器（以下、「容
器」という。）で、一端を開放し他端を閉鎖した円筒体
２と、この円筒体２の開放部に着脱自在に設けたＭＩＯ
とからなる。なお、円筒体２の他端側も蓋で閉鎖するよ
うにしてもよい。

円筒体２は、熱可塑性樹脂を用いてブロー成形により一
体的に形成したもので、内側に突出する突条３が内周面
に沿って螺旋状に形成され、突条３と突条３との間に螺
旋溝４か形成されている。

また、円筒体２の開放側（第１図における左側）には、
螺旋溝４の終端部５の近傍に開口部６が設けてあり、円
筒体２の閉鎖側の後壁７には中央に内側に突出した凹部
８が設けである。

Ｍｌｏは、内面を円筒体２の閉鎖側（第１図における右
側）に向かって膨出し、円筒体２の中心軸上に頂点を有
する円錐状の規制部１１が設けてあり、ＭＩＯの外面に
は中央に係合凹部１２が設けである。なお、規制部１１
は、半球状又は半楕円球状としてもよい。

前記構成からなる容器１は、円筒体２の開口部６を図示
しないシールテープ等で覆い、トナーＸが装填され、Ｍ
ｌｏで密封される。なお、トナーＸに代えて、トナーと
磁性キャリアとからなるスタータを装填してもよい。

容器１を装管するトナー搬送装置２ｏては、第３．４図
に示すように、フレーム２１が略Ｕ字状に形成され、そ
の底部に設けた補給口２２が、現像装置に連結されてい
る輸送管２４の一端上部に位置させである。なお、フレ
ーム２１には、そのＵ状の内面に沿って補給口２２の両
側にそれぞれスポンジ等のシール部材２３．２３が設け
である。

また、輸送管２４には搬送羽根２５が収容してあり、図
示しないモータで回転するようにしである。

さらに、フレーム２１の側部には駆動装置２６が設ケチ
アリ、その駆動軸２７がフレーム２１の内側に突出させ
である。一方、駆動装置２６の反対側には、駆動軸２７
と同軸上に軸２８が設けてあり、この軸２８は軸方向に
移動できるようにしである。

前記トナー搬送装置２０に対して、容器１はその開放側
をフレーム２１に支持させ、Ｍｉｏの係合凹部１２に駆
動軸２７の先端を係合し、閉鎖側の凹部８に軸２８の先
端を圧接して係合し、これら軸２７，２８を支点として
略水平状態で回転可能に支持させる。なお、容器１をト
ナー搬送装置２０に装着するとき、円筒体１の開口部６
は上方に位置させ、装管前または装着後にシールテープ
を剥がして開口部６を開放する。

以上のようにしてトナー搬送装置２０に装着された容器
１は、駆動装置２６の駆動軸２７が矢印ａ方向に回転す
ると、この駆動軸２７とこれと対向する軸２８を中心に
矢印ａ方向に回転する。

容２ｉ１に収容されているトナーＸは、容器１の矢印ａ
方向の回転により、螺旋溝４に沿って全体的に開放側に
移動する。また、Ｍｌｏの規制部１１と容器ｌの内面と
の間の空間（以下「規制空間」という。）１３に運ばれ
ると、該規制空間１３ては開放側に向かうに従って空間
断面積が縮小されているので、開放側に向かうトナーＸ
の移動が規制され、開放側端部に到達するトナー量が一
定になる。

螺旋溝４に沿って開放側に到達したトナーＸは、容器１
の回転とともに開口部６が下に位置したときに、該開口
部６より補給口２２を介して輸送管２４に落下供給され
る。すなわち、トナーは容器１が一回転するごとに一定
量づつ輸送管２４に供給される。そして、輸送管２４に
供給されたトナーＸは、搬送羽根２５の回転に基づいて
現像装置に搬送される。

容器１から輸送管２４に供給される一回転当たりのトナ
ー量を縦軸、容器１の回転回数を横軸にとって表すと、
第５図において実線で示すように、容器ｌの装着直後と
トナーエンプティ状態のときを除き、容器ｌから供給さ
れる一回転当たりのトナー量が安定している。

なお、第５図において点線で示す曲線は、開口部６を螺
旋溝４の終端部５の近傍から遠ざけた場合の結果を示す
。この曲線より、開口部６を螺旋溝４の終端部５から遠
ざけた場合、螺旋溝４に沿って搬送されてきたトナーＸ
が、螺旋溝４の終端部５を越えると突条３の規制から解
放されて分散しまた逆流して、−回転当たりのトナー落
下量が不安定になることが分かる。

第６図は、蓋１０の係合凹部１２と、円筒体２の後壁７
に設けた四部８を共に深くし、これらに駆動軸２７、軸
２８をそれぞれ挿入したものである。この場合、円筒体
２の支持が確実となり、円筒体２の回転がさらに安定す
る。

第７図は、フレーム２１にＭｌｏに対向する壁２１ａを
設け、この壁２１ａとＭＩＯの対向面にそれぞれ駆動軸
２７を中心として同一形状のウレタンフオーム等からな
るリング部材３０．３１をそれぞれ設けたものである。

このものでは、円筒体２０回転にしたかって両リング部
材３０．３１の対向面が摺動する。また、リング部材３
０，３１の存在により円筒体２からこぼれたトナーが駆
動軸２７に付着したり係合凹部１２に侵入したりするの
がないので、トナーによる駆動系の汚れが防止される。

なお、リング部材３０．３１の摺動筒にポリテトラフル
オロエチレン等の低摩擦部材を設けておけば、円筒体２
の駆動系の負荷がそれほど大きくなることがない。

第８図は、円筒体２の一端を支持する軸２８の支持構造
を示す。この図において、軸２８は支軸３２に回動可能
に取り付けたアーム３３に設けてあり、アーム３３はス
プリング３４で矢印方向に付勢されている。したがって
、軸２８は円筒体２の凹部８に圧接係合される。また、
円筒体２を取り外すときはアーム３３を矢印方向と逆の
方向に退避させればよい。

第９．１０，１１図はトナー搬送装置の他の実施例を示
す。

このトナー搬送装置において、収容容器４０の底部は円
筒体２の外周形状に対応させてあり、開口部４１に供給
管４２が接続しである。また、搬送羽根４６を有するト
ナー輸送管４５には連結管４３が形成され、この連結管
４５に前記供給管４２が接続してあり、供給管４２と連
結管４３との接触部分がリング状のシール部材４４でシ
ールされている。

したがって、前記トナー搬送装置では、収容容器４０は
供給管４２と連結管４３との接続部を介して矢印す、　
　ｂ″方向回転することができる。

このため、収容容器４０を画像形成装置の本体外に移動
させ、他の部材と干渉しない位置で容器１を着脱するこ
とができる。また、その際に容器１から収容容器部４０
にこぼれたトナーが周囲に落下することもない。さらに
、収容容器４０では、周囲の側壁が十分高くしであるの
で、容器１から収容容器４０にこぼれたトナーが容器ｌ
の回転に基づいて周方向に搬送されても、側壁を越えて
外部に飛び出ることはない。

なお、以上の説明では、容器１において現像剤落下口（
開口部６）を円筒体２の外周部に設けたが、蓋１０に設
けてもよい。

また、蓋１０に係合凹部１２を設け、円筒体２に凹部８
を設け、これらにそれぞれ駆動軸２７、軸２８を係合し
て支持させるものとしたが、Ｍｌｏ及び円筒体２、又は
円筒体が両端を開放したものであれば両端に設けた蓋に
それぞれ支軸を設け、これらの支軸に回転力を伝達する
ようにしてもよい。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように、本発明にかかる現像剤供
給容器では、円筒体は両端の支持部を介して周方向に回
転される。

したがって、円筒体の回転中心が一定し、その中心軸が
変動することがないので、駆動負荷か安定する。また、
現像剤の供給口（開口部）の位置が安定するので、該落
下口とこれに通じる現像剤受入れ口との位置ずれがなく
、現像剤が周囲にこぼれて汚染することもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は現像剤供給容器の縦断面図、第２図は現像剤供
給容器の斜視図、第３図は現像剤供給容器及び補給部の
横断面図、第４図は現像剤供給容器及び補給部の縦断面
図、第５図は本発明にかかる現像剤供給容器の回転回数
と一回転当たりの現像剤補給量との関係を示す図、第６
〜８図は現像剤供給容器の他の実施例を示し、第６図は
現像剤供給容器の縦断面図、第７．８図は部分断面図、
第９〜１１図は収容容器の他の実施例を示し、第９図は
斜視図、第１０図は横断面図、第１１図は縦断面図であ
る。１・・・現像剤供給容器（容器）、２・・・円筒体、３
・・突条、４・・・螺旋溝、６・・・開口部、８・・・
凹部、１０・・・蓋、１２・・・係合凹部、２６・・・
駆動装置、２７・・−駆動軸、２８・・・軸。特許出願人　ミノルタカメラ株式会社代理人　弁理士　青白　葆　はか１名第５図 ○ 容器口転回Ｐ１．（回）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一端に開口部を有し内周面に沿って軸方向に延在
する螺旋溝を設けた円筒容器を略水平に配置し、この円
筒容器を周方向に回転して内部に収容されている現像剤
を前記螺旋溝に沿って搬送し、前記開口部を介して送り
出す現像剤供給装置において、前記円筒容器をその両端
外側部に設けた支点部を中心に回転可能に支持するとと
もに、少なくともいずれか一方の支点部を介して回転力
を伝えるようにしたことを特徴とする現像剤供給装置。