JP6412978B2 - 厚銅配線基板 - Google Patents

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Description

この発明は、厚銅配線基板に関する。具体的には、厚銅配線基板上に電子部品を実装する際の信頼性を向上させるための技術に関する。
電子部品や電子機器に対する小型化への要求に対応するため、高出力型のDC−DCコンバーターなどの大電流回路も一つの基板上に一体的に形成されて小型化が進んでいる。そして、このような小型の大電流回路では、配線部材が一般的な銅箔ではなく、電気抵抗が低く、放熱性に優れた厚い銅板状の部材、いわゆる「厚銅」で形成されている基板、すなわち、厚銅配線基板、大電流基板などと呼ばれる基板(以下、厚銅配線基板)が用いられていることが多い。なお、厚銅配線基板については、以下の非特許文献1などに記載されている。また、以下の非特許文献2には、多層配線基板の製造工程が記載されている。
TSS株式会社、"TSS大電流基板"、[online]、[平成29年4月23日検索]、インターネット<URL:http://tssg.com/products/pwb/daidenryu/> 株式会社システムギアダイレクト、"多層基板の製造工程"、[online]、[平成29年4月23日検索]、インターネット<URL:http://www.systemgear.jp/kiban/process-m.php>
小型の大電流回路には、さらなる小型化と高出力化が求められている。そして、高密度実装技術の進歩により、1/8Brickのサイズで300W(12V/25A)の出力が可能なDC−DCコンバーターも実現している。そして、このような大電流回路では、極めて小さな厚銅配線基板上にサイズの大小を問わず多数の電子部品が実装されることになる。そのため、基板表面には、電子部品の実装領域を避けて回路配線を這わす余裕が無く、自ずと、電子部品の実装領域を横断するように厚銅による回路配線を引き回すことになる。
電子部品として、チップ型のセラミックコンデンサーを実装する例を挙げると、この種の電子部品は、極めて小さな箱状の本体の両端にそれぞれ一つずつ端子を有した構造を有しており、基板上において、このセラミックコンデンサーの実装領域には二つの端子に対応する電極パッドが離間して形成されることになる。さらに、その二つの電極パッドの間を厚銅による回路配線が電子部品の実装領域を横断するように延長形成されることになる。
確かに、厚銅によって微細な回路配線を基板上に形成することはそれほど難しいことではなく、電子部品の実装領域内にその電子部品を実装するための電極パッドに加え、電気信号の経路となる回路配線を形成することは、一般的である。しかし、本発明者は、厚銅配線基板を用いた高密度実装技術の研究開発過程で、厚銅による回路配線を電子部品の実装領域に形成すると、電子部品の実装に寄与せずに、基板表面で遊離した状態で固化した、所謂「半田ボール」が高い確率で発生する、ということを知見した。
半田ボールは、微細な間隙を介して隣り合う回路配線間に付着して短絡の原因となる。ICのように、狭い間隔で複数の端子が配列されているような電子部品であれば、各端子に対応する電極パッド間に半田ボールが付着し、端子間で短絡が発生することもある。また、半田ボールの発生は、実装に寄与するはずの半田の一部が欠落することであり、電子部品を実装するための半田の量が不足することを意味する。すなわち、半田ボールの発生は、電子部品の実装強度を低下させる原因となる。実装強度が低下すれば、実装されている電子部品が脱落したり、半田付け箇所での端子と電極パッドとの接触抵抗が増大したりするなど、深刻な実装不良が発生する。
したがって、電子部品の実装領域にも回路配線が形成された厚銅配線基板では、半田ボールの発生に由来する短絡や電子部品の実装不良を確実に防止するための何らかの方策が必要となる。もちろん、その方策を施すことで製造コストが増加すれば実用上問題がある。
そこで本発明は、電子部品の実装領域にも回路配線が形成された厚銅配線基板において、コストアップを伴わずに、短絡や電子部品の実装不良を確実に防止することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、電子部品を実装するための配線基板であって、
配線部材として板状の厚銅を用いてなり、
前記電子部品の実装領域には、前記電子部品の端子と半田付けされる電極パッドと、当該電子部品の実装領域を横断する回路配線とが前記厚銅によって形成され、
前記電極パッドと前記回路配線の上面にソルダーレジスト層が形成され、
前記電極パッドの上面に形成されている前記ソルダーレジスト層には開口が形成され、
前記電極パッドと前記回路配線との間には前記ソルダーレジスト層を底面とした溝が形成され、
前記開口により、前記電極パッドの上面の前記溝側の縁が露出し、
前記回路配線の上方では前記ソルダーレジスト層が露出し、
前記電極パッドと前記回路配線との間における前記ソルダーレジスト層の上面の高さ位置は前記厚銅の上面の高さ位置よりも下方にあり、
前記電子部品を表面実装する際に溶融して流動する半田が前記溝に流入するとともに、当該流入した半田が遊離するのを防止するために、当該溝にシルク印刷用のインクが充填され、
前記溝に充填されている前記インクは、高さ位置が前記電極パッドの上面の高さ以上であるとともに、当該溝における前記電極パッド側の側壁に当接している、
ことを特徴とする厚銅配線基板としている。
また、前記インクは、前記電子部品の実装領域にて、前記溝の開口を塞ぐように充填されていてもよい。
本発明の厚銅配線基板によれば、電子部品の実装領域にも回路配線が形成された厚銅配線基板において、コストアップを伴わずに、短絡や電子部品の実装不良を確実に防止することができる。なお、その他の効果については以下の記載で明らかにする。
本発明の対象となる厚銅配線基板を含んで構成されているDC−DCコンバーターの概略図である。 従来例に係る厚銅配線基板の構造を示す図である。 上記従来例に係る厚銅配線基板に電子部品を実装する手順を示す図である。 上記従来例に係る厚銅配線基板における電子部品の実装状態を示す図である。 本発明の実施例に係る厚銅配線基板の構造を示す図である。 上記実施例に係る厚銅配線基板に電子部品を実装する手順を示す図である。 本発明のその他の実施例に係る厚銅配線基板の構造を示す図である。
===本発明の対象===
本発明の実施例に係る厚銅配線基板の一適用例として、DC−DCコンバーターを挙げる。図1は、そのDC−DCコンバーター100の斜視図である。ここに示したDC−DCコンバーター100は、1/8Brickの多層の厚銅配線基板1を用いた出力240W(12V/20A)のものである。厚銅配線基板1の表面には、多数の電子部品20が実装されている。
図2は、従来例に係る厚銅配線基板(従来の基板)1eの概略図である。ここでは、図1に示したDC−DCコンバーター100を構成する多数の電子部品20の内、ある電子部品120の実装領域における電極パッドと回路配線の配置や、実装される電子部品の例などを示した。図2(A)は、実装領域における電極パッドや回路配線など、厚銅によって形成されたパターン(以下、厚銅パターン:11,12)の構造を示す平面図である。図中では、厚銅パターン(11,12)と電子部品120との配置関係が解りやすいように、電子部品120を点線で示している。(B)は、(A)に示した実装領域に実装される電子部品120の一例を示す図である。ここでは、チップ型のセラミックコンデンサーなど、両端に一つずつ端子を備えた2端子のチップ型電子部品(以下、電子部品)120を(A)におけるa−a矢視断面に対応させて示している。また、図2(C)は、従来の基板1eについてのa−a矢視断面図である。なお、当該(C)では、厚さ方向のサイズを誇張して示している。
図2(A)に示したように、電子部品120の二つの端子121に対応して二つの電極パッド11が互いに離間して対向配置されており、電子部品120の実装領域を、この二二つの電極パッド11を包含する、長さL、幅Wの領域としている。そして、この電子部品120の実装領域には、電極パッド11以外の回路配線12が当該実装領域を横断するように形成されている。また、(C)に示したように、従来の基板1eは、ガラスエポキシ樹脂などで形成された基体10の表面に、電極パッド11や回路配線12など、厚銅によるパターン(以下、厚銅パターン)が形成されている。また、厚銅パターン(11,12)および基体10の表面にはソルダーレジスト層13が形成されており、電極パッド11上のソルダーレジスト層13の一部が開口し、その開口部分14において電極パッド11の金属表面が露出している。そして、その露出した部分にて電子部品120の端子121が半田付けされる。なお、以下では、電子部品(20,120)の実装面側を上面側として厚銅配線基板の上下方向を規定する。
ところで、一般的な印刷配線基板において、電極パッドや回路配線を形成する配線部材は、30μm程度の厚さの銅箔で形成されているのに対し、厚銅配線基板における配線部材である厚銅は、薄くても100μm以上ある。そのため、図2(C)に示したように、電極パッド11や回路配線12などの厚銅パターンが互いに離間して形成されている領域には、基体10の上面を底とする深い溝15が形成されることになる。以下では、従来の基板1eにおける問題点などについて具体的に説明した上で、本発明の実施例に係る厚銅配線基板の構造や作用、効果などについて説明する。
===従来の厚銅配線基板===
図3(A)〜(E)は、従来の基板1eにおける電子部品120の実装手順を示す図である。この図に基づいて、従来の基板(以下、従来基板)1eにおける問題点を具体的に説明する。まず、(A)は、従来の基板1eの要部断面図であり、先に図2(C)に示したものである。ソルダーレジスト層13の一部が開口し、この開口部分14から電極パッド11の表面が露出している。そして、(B)に示したように、電極パッド11上におけるソルダーレジスト層13の開口部分14にペースト状の半田30を印刷により形成する。そして、電子部品120の端子121が上記開口部分14と重なるように電子部品120を基板1e上に載置するとともに、基板1eを加熱して半田30を溶融させる。このとき、(C)に示したように、溶融した半田が電子部品120に押し広げられるようにして当初の印刷領域より広い領域にまで流動し、その流動した半田30の一部30bが厚銅パターン(11,12)間に形成されている溝15に流れ込む。
基板1eが冷却すると、流動した半田30が電極パッド11の形成領域に向かって凝集する。しかし、その凝集に際し、(D)に示したように、半田30の溝15に流れ込んだ部分30bが深い溝15の側壁を這い上がれず、半田30が電極パッド11側の部分30aと溝15に流れ込んだ部分30bとに分断され、その分断された一方の半田30bが溝15内に残留する。そして、(E)に示したように、その残留した半田30bが固化すると、球状の半田ボール30cとなる。
溝15に残留した半田ボール30cは、例えば、図中右側の幅広の溝15bの中に残留した場合は、半田ボール30cが容易に移動できるため、その後のエア洗浄工程などで除去できる可能性がある。しかし、半田ボール30cが図中左の幅の狭い溝15aの中に残留して、溝15aの側壁間に挟まった状態になると、エア洗浄などでは除去されず、この従来の基板1eを用いた製品(DC−DCコンバーターなど)がそのまま出荷されてしまう可能性がある。もちろん、幅広の溝15bであっても、溝15bの底16と電子部品120の下面122との間に半田ボール30cが挟まってしまう場合もある。そして、このように半田ボール30cが固着したまま製品が出荷されてしまうと、その後、基板1eには振動よる衝撃や、温度変化に伴って伸縮する際の応力などが長期間に亘って繰り返し加わることになり、そのうち、半田ボール30cが溝15から脱落する。そして、半田ボール30cが基板1e上を転がって電気回路を短絡させる可能性がある。溝15内に挟まった半田ボール30cを無理に除去しようとすれば、回路配線12を傷付け、断線させてしまう可能性もある。いずれにしても、半田ボール30cに関わる検査や、除去作業に伴って製造コストが増加する。
また、実装時に溶融した半田30が溝15内に流入することによる弊害は、半田ボール30cに起因する短絡以外にもある。図4は、半田30が残留することによる半田ボール30c以外の問題についての概略を示す図であり、電子部品120の実装状態を示している。そして、図4(A)は、問題がないときの電子部品120の実装状態を示しており、(B)は問題があるときの実装状態を示している。まず、(A)に示したように、電極パッド11上に印刷形成された半田30が溝15内に残留しなければ、電子部品120は十分な量の半田30によって実装される。そのため、リフロー時に溶融した半田30は、冷却して凝集するのに伴って端子121の側面123に這い上がり、半田30が固化すれば十分な強度で電子部品120が実装される。しかし、(B)に示したように、半田ボール30cが溝15に残留すると、実装に寄与する電極パッド11上に残った半田30aの量が不足し、その半田30aの量では、端子121の側面123に十部に這い上がることができず、実装強度が不足する。それによって、半田付け部分が剥離して断線したり、接触抵抗が増大したりするなどの実装不良が発生する。
===本発明の実施例===
上述した従来の基板1eにおける種々の問題は、電子部品120を実装する際に溶融した半田30が厚銅パターン(11,12)間の溝15に流れ込むことを根本的な原因としている。そして、本発明の実施例に係る厚銅配線基板では、電子部品120を表面実装する際に、溶融した半田30が溝15に流れ込まなくするための構造を備えている。しかも、その構造は、ほとんどコストストアップを伴わずに形成することが可能となっている。
図5は、本発明の実施例に係る厚銅配線基板(本実施例の基板)1aの構造を示す図であり、図5(A)は、電子部品120を透過させた状態での平面図である。(B)は、本実施例の基板1aの要部断面図であり、(A)におけるb−b矢視断面に相当する。電極パッド11に沿いつつ、そのパッド11の上面の位置h1より上方に突出する堰状の構造50aが溝15の底に形成されている。当該堰状構造50aは、シルク印刷用のインクを溝15内に充填することによって形成されている。そして、この例では、当該インクが電極パッド11の上面の位置h1よりも高い位置h2まで充填されている。周知のごとく、シルク印刷は、電子部品120の実装時にその部品120を配置する位置を合わせるための目印(シンボルマーク)や、電子回路部品(例えば、DC−DCコンバーター)の型番などを示す文字列などである。
図6(A)〜(D)は、本実施例の基板1aにおける電子部品120の実装手順を示す図である。図6(A)は、本実施例の基板1aの要部断面図であり、先に図5(B)に示したものである。この状態で、図6(B)に示したように、電極パッド11上におけるソルダーレジスト層13の開口部分14にペースト状の半田30を印刷により形成する。そして、電子部品120の端子121と電極パッド11におけるソルダーレジスト層13の開口部分14とを位置合わせして、当該電子部品120を基板1a上に載置する。そして、基板1aを加熱する。なお、ここまでの手順は、従来の基板1eにおける実装手順と同様である、しかし、(C)に示したように、電子部品120に押し広げられるように、溶融した半田30が当初の印刷領域より広い領域にまで流動した際、その流動した半田30が堰状の構造50aによって堰き止められ、溝15内に流れ込むことがない。
そして、基板1aが冷却すると、流動した半田が電極パッド11の形成領域に向かって凝集し、(D)に示したように、半田30が端子121の側面123の上方まで十分に這い上がる。そして、この状態で固化する。したがって、本実施例の基板1aによれば、半田ボール30cが発生せず、その半田ボール30cに起因する短絡が発生することがない。もちろん、半田ボール30cに関わる検査や除去工程も不要となる。また、十分な量の半田30によって電子部品120が実装されるため、実装不良が発生しない。しかも、堰状の構造50aは、シルク印刷によって形成されており、他のシルク印刷部分と同時に形成することができる。すなわち、この堰状の構造50aを形成するための工程を追加する必要が無く、製造コストが増加することがほとんど無い。歩留まりの向上に加え、半田ボール30cに関わる検査や除去作業が不要なことを考えれば、コストダウンも十分に期待できる。
===その他の実施例===
上記実施例では、溶融した半田30の流入を防止するための構造50aが、電極パッド11の上方に突出する堰状の形状であっが、シルク印刷のインクを電極パッド11の上方に突出させなくてもよい。例えば、図7(A)に示した厚銅配線基板1bのように、電極パッド11の高さ位置h1までインクが充填された構造50bであってもよい。また、図中右側の溝15bのように幅広の溝15bにインクを充填する場合では、図7(B)に示した厚銅配線基板1cのように、流動した半田30がインクの充填領域内に留まるのであれば、溝15bの幅の全てにインクを充填しなくてもよい。もちろん、インクを溝15の幅に亘って充填しつつ、その高さh2を電極パッド11の高さh2よりも高くしてもよい。もちろん、シルク印刷の高さは、必ずしも、電極パッド11の高さh1以上でなくてもよい。例えば、配線部材に銅箔を用いた一般的な印刷配線基板でも同様の溝15が形成されることになるが、その溝が浅いために、半田30が溝15に流入したとしても、凝集時にその溝15の側壁を這い上がることができる。したがって、図7(C)に示した厚銅配線基板1dのように、シルク印刷のインクを充填してなる構造50cによって溝15が一般の印刷配線基板における溝15と同等程度まで浅くなれば、溝15内に半田30の一部が残留することがない。いずれにしても、シルク印刷用のインクを厚銅パターン(11,12)によって形成された深い溝15に充填することで、その深い溝15に溶融した半田30が流れ込むのを防止できればよい。
この発明は、小型大出力のDC−DCコンバーターなどに好適である。
1、1a〜1e 厚銅配線基板、10 基体、11 電極パッド、
12 電子部品の実装領域内を横断する回路配線、13 ソルダーレジスト層、
14 ソルダーレジスト層の開口部分、15,15a,15b 溝、16 溝の底、
20,120 電子部品、30,30a,30b 半田、30c 半田ボール、
50a〜50d シルク印刷のインク(半田の流入を防止するための構造)、
100 DC−DCコンバーター、121 電子部品の端子、122 電子部品の下面、
123 端子の側面

Claims (2)

  1. 電子部品を実装するための配線基板であって、
    配線部材として板状の厚銅を用いてなり、
    前記電子部品の実装領域には、前記電子部品の端子と半田付けされる電極パッドと、当該電子部品の実装領域を横断する回路配線とが前記厚銅によって形成され、
    前記電極パッドと前記回路配線の上面にソルダーレジスト層が形成され、
    前記電極パッドの上面に形成されている前記ソルダーレジスト層には開口が形成され、
    前記電極パッドと前記回路配線との間には前記ソルダーレジスト層を底面とした溝が形成され、
    前記開口により、前記電極パッドの上面の前記溝側の縁が露出し、
    前記回路配線の上方では前記ソルダーレジスト層が露出し、
    前記電極パッドと前記回路配線との間における前記ソルダーレジスト層の上面の高さ位置は前記厚銅の上面の高さ位置よりも下方にあり、
    前記電子部品を表面実装する際に溶融して流動する半田が前記溝に流入するとともに、当該流入した半田が遊離するのを防止するために、当該溝にシルク印刷用のインクが充填され、
    前記溝に充填されている前記インクは、高さ位置が前記電極パッドの上面の高さ以上であるとともに、当該溝における前記電極パッド側の側壁に当接している、
    ことを特徴とする厚銅配線基板。
  2. 請求項1において、前記インクは、前記電子部品の実装領域にて、前記溝の開口を塞ぐように充填されていることを特徴とする厚銅配線基板。
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