JP6412616B1 - 物品格納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 店頭で提供されたキャリー格納箱のキャリー格納箱としての使用後に、該キャリー格納箱をロール格納箱として再利用可能にし、更には、該ロール格納箱の使用時におけるロール状物品の回転引き出し性に優れる物品格納箱を提供すること。【解決手段】 物品格納箱100であって、支持部40が蓋板31の外面側に配置され、キャリー格納箱1001Aの把手40Aとして使用可能にされ、支持部40が蓋板31の内面側に配置され、ロール格納箱100Bの回転支軸40Bとして使用可能にされるもの。【選択図】 図5

Description

本発明は物品格納箱に関する。
従来、店頭でケーキ等の物品を箱本体の中に設けた格納部に格納し、これを運搬するキャリー格納箱として、特許文献1に基礎の如く、箱本体が格納部を開閉する蓋板を有し、該蓋板に把手を連設してなるものがある。
特開2003-226325号公報
しかしながら、特許文献1に記載のキャリー格納箱は、店頭から持ち運んだキャリー格納箱としての使用後には該キャリー格納箱が廃棄物として廃棄処分されなければならず、箱の有効利用度が低い。
また、キャリー格納箱は、キャリー格納箱としての使用後にはそのまま廃棄処分される運命にあるため、キャリー格納箱の材質、デザイン等は低コスト化され易く、キャリー格納箱の高級化に困難がある。
尚、本発明者は、キャリー格納箱の使用後に、該キャリー格納箱をロールペーパー等のロール状物品のためのロール格納箱として再利用し、更には、該ロール格納箱に格納したロール状物品の回転引き出し性の向上を図ることを着想した。
本発明の課題は、店頭で提供されたキャリー格納箱のキャリー格納箱としての使用後に、該キャリー格納箱をロール格納箱として再利用可能にし、更には、該ロール格納箱の使用時におけるロール状物品の回転引き出し性に優れる物品格納箱を提供することにある。
請求項1に係る発明は、箱本体の中に設けた格納部に物品を格納可能にする物品格納箱であって、該箱本体が該格納部を開閉する蓋板を有し、該蓋板が該蓋板に連結される支持部を備え、該支持部が該蓋板の外面側と内面側の双方に選択的に配置替え可能にされ、該支持部が該蓋板の外面側に配置され、物品が該格納部に格納されて該蓋板が閉蓋された状態で、該支持部が把手として使用可能にされ、該支持部が該蓋板の内面側に配置され、外界に開かれた該蓋板の該支持部にロール状物品が挿填され、該蓋板が閉蓋されて該支持部及び該ロール状物品が該格納部に格納された状態で、ロール状物品が該支持部に回転可能に支持されて該ロール状物品の先端部を該箱本体に備えた引き出し口から引き出して使用可能にされるものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記箱本体が前記引き出し口を備える正面板を有するとき、前記蓋板が該正面板、又は該正面板に相対する背面板の上縁部に連設されているヒンジ部を回転中心として開閉可能にされ、該蓋板の該ヒンジ部に交差する側縁部に連結片を介して前記支持部を備えるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において更に、前記連結片が、前記蓋板の閉蓋時に、前記箱本体の正面板及び背面板に交差する側板の内側面に添って前記格納部に納められる平板状をなし、前記支持部が該連結片の先端部に連結されて丸められた筒状をなすようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明において更に、前記蓋板の前記ヒンジ部に交差する両側の第1と第2の側縁部のそれぞれに第1と第2の連結片を介して支持部と支持受部を備え、ロール状物品が挿填された該支持部の自由端を該支持受部に支持させてなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記支持部の自由端が前記支持受部に挿着されて支持され、この挿着状態のロックとロック解除とを行なうロック切換手段を有してなるようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5にいずれかに係る発明において更に、前記箱本体が1枚の展開状態の厚板を折り曲げることにより形成されてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)物品格納箱は、支持部が蓋板の外面側に配置され、物品が格納部に格納されて蓋板が閉蓋された状態で、支持部が把手として利用可能にされ、キャリー格納箱を構成する。
他方、物品格納箱は、支持部が蓋板の内面側に配置され、外界に開かれた蓋板の支持部にロール状物品が挿填され、蓋板が閉蓋されて支持部及びロール状物品が格納部に格納された状態で、ロール状物品が支持部に回転可能に支持されてロール状物品の先端部を箱本体に備えた引き出し口から引き出して使用可能にされ、ロール格納箱を構成する。
これにより、店頭で提供されたキャリー格納箱のキャリー格納箱としての使用後にキャリー格納箱を廃棄物として廃棄処分することなく、該キャリー格納箱をロール格納箱として再利用できる。即ち、キャリー格納箱をロール格納箱として再利用できることから、キャリー格納箱の材質、デザイン等に一定のコストをかけることができ、キャリー格納箱を高級化できる。
(b)蓋板に支持部を備え、外界に開かれた蓋板の支持部にロール状物品が回転可能に挿填され、蓋板がロール状物品を支持部に挿填した状態で閉蓋される。従って、箱本体の一部である蓋板に支持部を連設して備えるものとしながら、箱本体の格納部に納められるロール状物品を、同じく格納部の中に配設されて使用される支持部に対し簡易かつ確実に挿填してセットできる。
(c)箱本体の内部に納められるロール状物品が支持部に回転可能に挿填されてセットされ、ロール状物品を支持部まわりで回転可能にしたから、ロール状物品の引き出し使用性は良い。
(請求項2)
(d)前記箱本体が前記引き出し口を備えた正面板を有するとき、前記蓋板が該正面板、又は該正面板に相対する背面板の上縁部に連設されているヒンジ部を回転中心として開閉可能にされ、該蓋板の該ヒンジ部に交差する側縁部に連結片を介して前記支持部を備える。これにより、支持部が、連結片を介することにより、箱本体の格納部の中の高さ方向中間レベルに位置付けられ、かつ引き出し口に平行配置される。従って、支持部に回転可能に挿填されたロール状物品は、格納部の中の適宜の高さ位置にセットされ、かつ引き出し口から円滑に引き出し使用可能にされる。
(請求項3)
(e)前記連結片が、前記蓋板の閉蓋時に、前記箱本体の正面板及び背面板に交差する側板の内側面に添って前記格納部に納められる平板状をなす。これにより、ロール状物品の全幅を、箱本体の両側の側板の内法から連結片の平板厚みを差し引いて得られた寸法に近い値に設定しておくことで、ロール状物品が回転可能に挿填された支持部を箱本体の格納部に納めたとき、箱本体の側板の内面とロール状物品の端面との間に挟まれる連結片の振れ動きを抑制できる。従って、この連結片に連結されている支持部は、格納部の中における位置を安定化され、ロール状物品を安定的に回転可能にし、ロール状物品の引き出し使用性を向上する。
(f)前記支持部が前記連結片の先端部に連結されて丸められた筒状をなす。丸められた筒状支持部は、支持部が平板状をなすものに比して、支持部まわりでのロール状物品の回転性をスムースにし、ロール状物品の引き出し使用性を向上する。
(請求項4)
(g)前記蓋板の前記ヒンジ部に交差する両側の第1と第2の側縁部のそれぞれに第1と第2の連結片を介して支持部と支持受部を備え、ロール状物品が挿填された支持部の自由端を支持受部に支持させる。支持部は、一端を蓋板の一側の側縁部に設けられた第1の連結片に支持され、他端の自由端を蓋板の他側の側縁部に設けられた第2の連結片の支持受部に支持される。従って、支持部は蓋板の両側の側縁部に設けられた第1と第2の連結片により両持ち支持されるものになる。これにより、支持部は箱本体の中における支持状態を安定化され、ロール状物品を安定的に回転可能にし、ロール状物品の引き出し使用性を向上する。
(請求項5)
(h)前記支持部の自由端が前記支持受部に挿着されて支持され、この挿着状態のロックとロック解除とを行なうロック切換手段を有する。物品格納箱がキャリー格納箱とロール格納箱のそれぞれに使用されるときに、支持部と支持受部との挿着状態を安定的に維持できる。
(請求項6)
(i)1枚の展開状態の厚紙等の厚板を折り曲げることにより箱本体を形成し、支持部を箱本体の一部である蓋板に連結されるようにして備えた。これにより、箱本体及び支持部からなる物品格納箱の全てが1枚の厚板から構成され、ばらばらな複数パーツを管理する必要がないし、組立段階まで1枚の展開状態の厚板を管理するだけで足り、取扱い性を向上できる。
図1は実施例1の物品格納箱を構成する厚紙の展開図である。 図2の物品格納箱の支持部を箱外に配置した状態の斜視図である。 図3は物品格納箱の支持部を箱内に配置した状態の斜視図である。 図4は物品格納箱の組立て過程を示す斜視図である。 図5は蓋板の支持部にロールペーパーを挿填する過程を示す斜視図である。 図6は蓋板の支持部に挿填したロールペーパーを格納部に格納する過程を示す斜視図である。 図7は閉蓋された格納部からロールペーパーを引き出して使用する状態を示す斜視図である。 図8は図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図9は支持部のロック切換手段を示す模式図である。 図10は実施例2の物品格納箱を構成する厚紙の展開図である。 図11の物品格納箱の支持部を箱外に配置した状態の斜視図である。 図12は物品格納箱の支持部を箱内に配置した状態の斜視図である。 図13は物品格納箱の組立て過程を示す斜視図である。 図14は蓋板の支持部にロールペーパーを挿填する過程を示す斜視図である。 図15は蓋板の支持部に挿填したロールペーパーを格納部に格納する過程を示す斜視図である。 図16は閉蓋された格納部からロールペーパーを引き出して使用する状態を示す斜視図である。 図17は図16のXVII-XVII線に沿う断面図である。
(実施例1)(図1乃至図9)
物品格納箱100は、1枚の板紙、段ボール紙等の厚紙を印刷機、打抜き機に通すことにより、図1の展開紙101に打抜き形成される。その後の使用段階で、展開紙101を折り曲げることにより箱本体102を形成し、(i)箱外に配置される支持部40を把手40Aとして用い、箱本体102の中に設けた格納部103にケーキ等の物品を格納して運搬可能にするキャリー格納箱100Aとして使用可能にされるとともに、(ii)箱内に配置される支持部40をロールペーパー1(ロール状物品)のための回転支軸40Bとして用いるとともに、格納部103に支持部40及びロールペーパー1を格納し、回転支軸40Bに回転可能に支持されたロールペーパー1の先端部2を箱本体102に備えた引き出し口104から引き出し可能にするロール格納箱100Bとして使用可能にされる。
物品格納箱100は、図1に示す如く、正面板11の左右の側縁部に左右の側板12、13を折り曲げ可能に連設し、側板12の左側縁部に背面板14を折り曲げ可能に連設している。更に、物品格納箱100は、側板13の右側縁部に差込片13Aを折り曲げ可能に連設し、背面板14の左側縁部に当て板14Aを折り曲げ可能に連設するとともに、背面板14と当て板14Aの折り曲げ部に沿う中央部分に差込片13Aのための差込スリット14Bを設けている。図4に示す如く、正面板11に対して左右の側板12、13を折り曲げ、側板12に対して背面板14を折り曲げ、背面板14に対して折り曲げた当て板14Aの上に側板13を当て、側板13に対して折り曲げた差込片13Aを差込スリット14Bに差し込むことにより、平面視で四角状の箱胴10が形成される。箱胴10において、正面板11の内側面と背面板14の内側面の内法はロール状物品1を格納可能とするように、該ロール状物品1の格納当初の外径より大きく設定され、左右の側板12、13の内法はロール状物品1の幅より大きく設定される。
このとき、背面板14は当て板14Aの折り曲げ部に沿う中央部分(差込スリット14Bに沿う部分)を該当て板14Aの折り曲げ部よりも長さhだけ僅かに突き出した突片15とし、差込スリット14Bに差し込まれた側板13の差込片13Aの外側面を突片15の内側面に当接させ、箱胴10の組立強度を高めている。
尚、正面板11は、その上端寄り(上下中央又は下端寄りでも可)の幅方向全域に渡り、ジッパー(ミシン目等でも可)で囲まれた閉鎖板16を有する。閉鎖板16は、物品格納箱100がキャリー格納箱100Aとしての使用段階では開封されずに箱本体102の格納部103を封止し、物品格納箱100がロール格納箱100Bとしての使用段階では開封されて取り除かれ、ロールペーパー1の引き出し口104を形成可能にする。閉鎖板16は、全周を正面板11から切除されて四角状の引き出し口104を形成しても良く、コの字状をなす3辺のみを切除されて残りの1辺が正面板11につながる開き扉状の引き出し口104を形成しても良い。
また、正面板11は、閉鎖板16の下部にU字状切込線によって囲まれた舌片状クリップ17を備える。クリップ17は、格納部103に格納されたケーキ等に関する物品説明用紙、又は引き出し口104からつまみ出されたロールペーパー1の先端部2等を挟み込み保持可能にする。
物品格納箱100は、図1に示す如く、正面板11、左右の側板12、13、背面板14の各下縁部に、底板21、左右の底フラップ22、23、底舌片24のそれぞれを折り曲げ可能に連設している。正面板11に対して底板21を折り曲げ、左右の側板12、13に対して折り曲げた左右の底フラップ22、23を底板21の外側面の上に重ね、背面板14に対して折り曲げた底舌片24を左底フラップ22と右底フラップ23の各外側面の上に重ねるとともに、底舌片24の先端突出部24Aを底板21の先端凹部21Aに通して該底板21の内側面上に差し入れる。これにより、底板21、左右の底フラップ22、23、底舌片24が互いに重なり合った箱底20が形成される。
物品格納箱100は、図1に示す如く、正面板11の上縁部に蓋板31を折り曲げ可能に連設し、蓋板31の先端縁部に閉じ込め板32を折り曲げ可能に連設している。蓋板31は、正面板11との折り曲げ部をヒンジ部33とし、このヒンジ部33を回転中心として回転し、箱胴10及び箱底20とともに箱本体102を形成するとともに、箱本体102の中の格納部103を開閉可能にする。図7、図8に示す如く、正面板11に対して蓋板31を折り曲げ、蓋板31に対して折り曲げた閉じ込め板32を背面板14における上縁側の内側面に添って挿着することにより、格納部103を閉じる(閉蓋する)ものになる。
また、物品格納箱100は、閉じ込め板32が挿着される背面板14における上縁側の中央部分に差込舌片34を有する。差込舌片34は、図4に示す如く、背面板14の上縁部に対して平行をなすように背面板14の内部に設けた折り曲げ部と、背面板14の上縁部に沿う中央部分を挟んで該上縁部に直交する2条の切離線で区画されて背面板14の面外に折り曲げ可能にされるとともに、背面板14の上縁部に沿う中央部分に設けた折り曲げ部から外方へ突出する差込部34Aを備える。このとき、蓋板31は、差込舌片34の差込部34Aが差し込まれるスリット34Bを閉じ込め板32の折り曲げ部に備える。また、蓋板31は、閉じ込め板32のスリット34Bから差し込まれて蓋板31の内側面に挿着された差込舌片34の差込部34Aを外界に開放させるつまみ用開放部34Cをスリット34Bの側傍に切欠き形成されて備える。閉じ込め板32が背面板14の内側面に挿着された蓋板31の閉蓋状態は、差込舌片34の差込部34Aを閉じ込め板32のスリット34Bに差し込むことにて維持される。差込舌片34の差込部34Aは、蓋板31のつまみ用開放部34Cによって外界に開放されている部分が使用者の指先に圧接されてスリット34Bから引き出され、閉じ込め板32を背面板14の内側面からの取り出し、ひいては蓋板31の開蓋を可能にする。
尚、蓋板31は左右の両側縁部31A、31Bを箱胴10の外法(左右の側板12、13の外法)よりも外方に長さhだけ僅かに突き出した突片35、36とし、蓋板31の閉蓋の状態で、蓋板31の突片35、36が左右の側板12、13の上端面に当接し、箱本体102の閉蓋強度を高めている。
物品格納箱100は、蓋板31が該蓋板31に連結される支持部40を備える。支持部40は、蓋板31の外面側と内面側の双方に選択的に配置替え可能にされる。
物品格納箱100は、支持部40が蓋板31の外面側に配置され(図2)、ケーキ等の物品が格納部103に格納されて該蓋板31が閉蓋された状態で、該支持部40が把手40Aとして使用可能にされ、キャリー格納箱100Aを構成する。
他方、物品格納箱100は、支持部40が蓋板31の内面側に配置され(図3)、外界に開かれた蓋板31の支持部40にロールペーパー1が挿填され、該蓋板31が閉蓋されて支持部40及びロールペーパー1が格納部103に格納された状態で、ロールペーパー1が支持部40に回転可能に支持されて該ロールペーパー1の先端部2を箱本体102に設けた引き出し口104から引き出して使用可能にされ、ロール格納箱100Bを構成する。
支持部40は、蓋板31のヒンジ部33に交差する側縁部に連結片61(第1の連結片61)を介して連結され、連結片61の外側に折り曲げられた状態で把手40A(図2)となり、連結片61の内側に折り曲げられた状態でロールペーパー1の中心孔の中に挿入される回転支軸40B(図8)となる。支持部40に挿填されたロールペーパー1の先端部2を引き出し口104から外に引っ張れば、ロールペーパー1は支持部40を中心として回転し、ペーパー2を軽快に引き出し可能にする。
本実施例において、物品格納箱100は、蓋板31のヒンジ部33に交差する両側の第1と第2の側縁部31A、31Bのそれぞれに第1と第2の連結片61、62を介して支持部40と支持受部50を備え、把手40A又は回転支軸40Bとなる支持部40の自由端を支持受部50に支持させる。第1と第2の連結片61、62は、支持部40に挿填されたロールペーパー1が格納部103に格納されたとき、支持部40が格納部103の高さ方向の概ね中央部に位置し得る長さとされる。また、支持部40はロールペーパー1の幅(ロールペーパー1の中心孔の長さ)より僅かに短く設定される。
ここで、第1と第2の連結片61、62は、蓋板31の閉蓋時に、箱本体102の正面板11及び背面板14に交差する左右の側板12、13の内側面に添って格納部103に納められる平板状をなす。このとき、第1と第2の連結片61、62は、蓋板31の両側の側縁部31A、31Bに設けられている突片35、36よりも、長さhだけ内方に位置する折り曲げ部で折り曲げられ、左右の側板12、13の内側に差し込まれる。
そして、支持部40は、第1の連結片61の先端部に連結される広幅片41と、広幅片41の一端側に順に折り曲げ可能につながる狭幅片42〜44と、広幅片41の他端側に順に折り曲げ可能につながる狭幅片45、46と、狭幅片44の先端縁部に連設される係止片44Aと、狭幅片46の先端縁部に連設される当て板46Aとを有する。狭幅片46と当て板46Aとの折り曲げ部に沿う中央部分には、係止片44Aのための差込スリット46Bを設けている。支持部40は、広幅片41の両側で各狭幅片42〜44、狭幅片45、46を順に折り曲げ、狭幅片46に対して折り曲げた当て板46Aの上に狭幅片44を当て、狭幅片44に対して折り曲げた係止片44Aを差込スリット46Bに差し込むことにより、六角筒状に丸められた支持部40が形成される。
また、支持受部50は、第2の連結片62の先端部に連設される広幅片51と、広幅片51の両側に折り曲げ可能につながる狭幅片52、53と、狭幅片52の先端縁部に連設される係止片52Aと、狭幅片53の先端縁部に連設される当て板53Aとを有する。狭幅片53と当て板53Aとの折り曲げ部に沿う中央部分には、係止片52Aのための差込スリット53Bを設けている。支持部50は、広幅片51の両側で各狭幅片52、53を折り曲げ、狭幅片53に対して折り曲げた当て板53Aの上に狭幅片52を当て、狭幅片52に対して折り曲げた係止片52Aを差込スリット53Bに差し込むことにより、三角筒状に丸められた支持部50が形成される。支持部40の六角筒の内径は支持受部50の三角筒の外径を挿入可能な寸法とされ、結果として、把手40A又は回転支軸40Bとなる支持部40の自由端の内径部に支持受部50の外径部を嵌合可能とし、支持部40の自由端を支持受部50に挿着させて支持させることを可能にしている。
更に、本実施例では、支持部40の自由端と支持受部50との上述の挿着状態のロックとロック解除とを行なうロック切換手段70を有する。ロック切換手段70は、支持部40の自由端における広幅片41に折り曲げ可能に連設される係合片71を備え、係合片71の広幅片41との折り曲げ部に沿う中央部分に該広幅片41からコの字状切込線を介して切離された突部71Aを設ける。また、ロック切換手段70は、支持受部50の広幅片51における第2の連結片62との連設部分に係合孔72を備える。第2の連結片62は、広幅片51との連設部分に該広幅片51からコの字状切込線によって切離された突部62Aを備え、該広幅片51が第2の連結片62に対して折り曲げられたときの該広幅片51における突部62Aの切離部分に係合孔72を生成するものとしている。そして、係合片71が折り曲げられた支持部40の自由端に、第2の連結片62に対して折り曲げられた支持受部50が図9(A)、(B)に示す如くに挿着されると、その挿着端で、係合片71の突部71Aが支持受部50の広幅片51に備えてある係合孔72に図9(C)に示す如くに係入し、係合片71が広幅片41に対して直立して第2の連結片62に添設するに至り、支持部40の自由端と支持受部50との挿着状態がロックされる。他方、係合片71の突部71Aと係合孔72の上述の係入ロック状態から、係合片71を広幅片41の外側面に添わせる方向に折り曲げれば、係合片71の突部71Aを係合孔72から容易に離脱させるに至り、支持部40の自由端と支持受部50との挿着状態がロック解除される。
従って、物品格納箱100は、以下の手順で組立てられてキャリー格納箱100Aとして使用される。
(1)正面板11に対して左右の側板12、13を折り曲げ、側板13に対して背面板14を折り曲げ、背面板14に対して折り曲げた当て板14Aの上に側板12を当て、側板12に対して折り曲げた差込片13Aを差込スリット14Bに差し込む(図4)。これにより、箱胴10が形成される。
(2)正面板11に対して底板21を折り曲げ、左右の側板12、13に対して折り曲げた左右の底フラップ22、23を底板21の外側面の上に重ね、背面板14に対して折り曲げた底舌片24を左底フラップ22と右底フラップ23の各外側面の上に重ねるとともに、底舌片24の先端突出部24Aを底板21の先端凹部21Aに通して該底板21の内側面上に差し入れる。これにより、箱底20が形成される。
(3)支持部40及び支持受部50を蓋板31の外面側に配置する。そして、六角筒状の支持部40の自由端の内径部に三角筒状の支持受部50の外径部を挿着して嵌合し、ロック切換手段70(係合片71、係合孔72)によりその挿着状態をロックする。
(4)ケーキ等の物品が箱本体102の格納部103に格納され、蓋板31が閉蓋された状態で、上述(3)の支持部40が把手40Aとして使用可能にされる。
尚、蓋板31の閉蓋状態は、背面板14における差込舌片34の差込部34Aを、閉じ込め板32のスリット34Bに差し込むことにて維持される。また、蓋板31は、差込舌片34の差込部34Aを閉じ込め板32のスリット34Bから引き出すことにて開蓋され、ケーキ等の格納部品を取り出し可能にする。
次に、物品格納箱100が、キャリー格納箱100Aとしての使用後に以下の手順で組立てられてロール格納箱100Bとして使用される。
(5)箱本体102の格納部103からケーキ等の物品が取り出された後に、支持部40及び支持受部50を、外界に開かれた蓋板31の内面側に配置する。そして、六角筒状の支持部40をロールペーパー1の中心孔に一端側から挿入し、三角筒状の支持受部50をロールペーパー1の中心孔に他端側から挿入し、支持部40の自由端の内径部に支持受部50の外径部を嵌合する(図5、図6)。これにより、蓋板31の支持部40にロールペーパー1が回転可能に挿填され、この蓋板31がロールペーパー1を挿填した状態でキャリー格納箱100Aの前述(4)におけると同様に閉蓋されて箱本体102を閉じ、箱本体102の中に形成された格納部103に支持部40、支持受部50、及びロールペーパー1が格納される(図7、図8)。
(6)正面板11に設けてある閉鎖板16が開封され、ロールペーパー1のための引き出し口104を形成する。格納部103に格納されたロールペーパー1の先端部2が箱本体102の引き出し口104からつまみ出され、その必要長さが引き出されて使用される。引き出し口104からつまみ出されたロールペーパー1の先端部2は、必要長さの引き出し前段階で、正面板11が備えるクリップ17に挟み込み保持される。
本実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)物品格納箱100は、支持部40が蓋板31の外面側に配置され、物品が格納部103に格納されて蓋板31が閉蓋された状態で、支持部40が把手40Aとして利用可能にされ、キャリー格納箱100Aを構成する。
他方、物品格納箱100は、支持部40が蓋板31の内面側に配置され、外界に開かれた蓋板31の支持部40にロールペーパー1が挿填され、蓋板31が閉蓋されて支持部40及びロールペーパー1が格納部103に格納された状態で、ロールペーパー1が支持部40に回転可能に支持されてロールペーパー1の先端部を箱本体102に備えた引き出し口104から引き出して使用可能にされ、ロール格納箱100Bを構成する。
これにより、店頭で提供されたキャリー格納箱100Aのキャリー格納箱100Aとしての使用後にキャリー格納箱100Aを廃棄物として廃棄処分することなく、該キャリー格納箱100Aをロール格納箱100Bとして再利用できる。即ち、キャリー格納箱100Aをロール格納箱100Bとして再利用できることから、キャリー格納箱100Aの材質、デザイン等に一定のコストをかけることができ、キャリー格納箱100Aを高級化できる。
(b)蓋板31に支持部40を備え、外界に開かれた蓋板31の支持部40にロールペーパー1が回転可能に挿填され、蓋板31がロールペーパー1を支持部40に挿填した状態で閉蓋される。従って、箱本体102の一部である蓋板31に支持部40を連設して備えるものとしながら、箱本体102の格納部103に納められるロールペーパー1を、同じく格納部103の中に配設されて使用される支持部40に対し簡易かつ確実に挿填してセットできる。
(c)箱本体102の内部に納められるロールペーパー1が支持部40に回転可能に挿填されてセットされ、ロールペーパー1を支持部40まわりで回転可能にしたから、ロールペーパー1の引き出し使用性は良い。
(d)前記箱本体102が前記引き出し口104を備えた正面板11を有するとき、前記蓋板31が該正面板11、又は該正面板11に相対する背面板14の上縁部に連設されているヒンジ部33を回転中心として開閉可能にされ、該蓋板31の該ヒンジ部33に交差する側縁部に連結片61を介して前記支持部40を備える。これにより、支持部40が、連結片61を介することにより、箱本体102の格納部103の中の高さ方向中間レベルに位置付けられ、かつ引き出し口104に平行配置される。従って、支持部40に回転可能に挿填されたロールペーパー1は、格納部103の中の適宜の高さ位置にセットされ、かつ引き出し口104から円滑に引き出し使用可能にされる。
(e)前記連結片61が、前記蓋板31の閉蓋時に、前記箱本体102の正面板11及び背面板14に交差する側板の内側面に添って前記格納部103に納められる平板状をなす。これにより、ロールペーパー1の全幅を、箱本体102の両側の側板12、13の内法から連結片61の平板厚みを差し引いて得られた寸法に近い値に設定しておくことで、ロールペーパー1が回転可能に挿填された支持部40を箱本体102の格納部103に納めたとき、箱本体102の側板13の内面とロールペーパー1の端面との間に挟まれる連結片61の振れ動きを抑制できる。従って、この連結片61に連結されている支持部40は、格納部103の中における位置を安定化され、ロールペーパー1を安定的に回転可能にし、ロールペーパー1の引き出し使用性を向上する。
(f)前記支持部40が前記連結片61の先端部に連結されて丸められた筒状をなす。丸められた筒状支持部40は、支持部40が平板状をなすものに比して、支持部40まわりでのロールペーパー1の回転性をスムースにし、ロールペーパー1の引き出し使用性を向上する。
(g)前記蓋板31の前記ヒンジ部33に交差する両側の第1と第2の側縁部31A、31Bのそれぞれに第1と第2の連結片61、62を介して支持部40と支持受部50を備え、ロールペーパー1が挿填された支持部40の自由端を支持受部50に支持させる。支持部40は、一端を蓋板31の一側の側縁部31Aに設けられた第1の連結片61に支持され、他端の自由端を蓋板31の他側の側縁部31Bに設けられた第2の連結片62の支持受部50に支持される。従って、支持部40は蓋板31の両側の側縁部31A、31Bに設けられた第1と第2の連結片61、62により両持ち支持されるものになる。これにより、支持部40は箱本体102の中における支持状態を安定化され、ロールペーパー1を安定的に回転可能にし、ロールペーパー1の引き出し使用性を向上する。
(h)前記支持部40の自由端が前記支持受部50に挿着されて支持され、この挿着状態のロックとロック解除とを行なうロック切換手段70を有する。物品格納箱100がキャリー格納箱100Aとロール格納箱100Bのそれぞれに使用されるときに、支持部40と支持受部50との挿着状態を安定的に維持できる。
(i)1枚の展開状態の厚紙等の厚板を折り曲げることにより箱本体102を形成し、支持部40を箱本体102の一部である蓋板31に連結されるようにして備えた。これにより、箱本体102及び支持部40からなる物品格納箱100の全てが1枚の厚板から構成され、ばらばらな複数パーツを管理する必要がないし、組立段階まで1枚の展開状態の厚板を管理するだけで足り、取扱い性を向上できる。
(実施例2)(図10乃至図17)
実施例2の物品格納箱200は、実施例1の物品格納箱100における展開紙101(図1)、箱本体102、格納部103、引き出し口104(図2乃至図9)と同様の展開紙201(図10)、箱本体202、格納部203、引き出し口204を有して構成され、物品格納箱100におけるキャリー格納箱100A、ロール格納箱100Bと同様のキャリー格納箱200A(図11)、ロール格納箱200B(図12)として使用可能にされる。物品格納箱200が物品格納箱100と実質的に異なる点は、大サイズのケーキ等の物品や、ロールペーパー1に対して例えば2倍程度の軸方向長さを有してなるロール状キッチンタオル1A等のロール状物品を、キャリー格納箱200Aやロール格納箱200Bの格納部203に格納可能にしたことにある。
物品格納箱200は、図10乃至図17に示す如く、物品格納箱100における箱胴10、正面板11、側板12、側板13(差込片13A)、背面板14(当て板14A、差込スリット14B)、突片15、閉鎖板16、クリップ17と、底板21(先端凹部21A)、底フラップ22、23、底舌片24(先端突出部24A)と、蓋板31(側縁部31A、31B)、閉じ込め板32、ヒンジ部33、差込舌片34(差込部34A、スリット34B、つまみ用開放部34C)、突片35、36と、支持部40(把手40A、回転支軸40B)、広幅片41、狭幅片42乃至44(係止片44A)、狭幅片45、46(当て板46A、差込スリット46B)と、支持受部50、広幅片51、狭幅片52(係止片52A)、狭幅片53(当て板53A、差込スリット53B)と、第1の連結片61、第2の連結片62(突部62A)と、ロック切換手段70、係合片71(突部71A)、係合孔72と同様の、箱胴210、正面板211、側板212、側板213(差込片213A)、背面板214(当て板214A、差込スリット214B)、突片215、閉鎖板216、クリップ217と、底板221(先端凹部221A)、底フラップ222、223、底舌片224(先端突出部224A)と、蓋板231(側縁部231A、231B)、閉じ込め板232、ヒンジ部233、差込舌片234(差込部234A、スリット234B、つまみ用開放部234C)、突片235、236と、支持部240(把手240A、回転支軸240B)、広幅片241、狭幅片242乃至245(係止片245A)、狭幅片246(当て板246A、差込スリット246B)と、支持受部250、広幅片251、狭幅片252(係止片252A)、狭幅片253(当て板253A、差込スリット253B)と、第1の連結片261、第2の連結片262(突部262A)と、ロック切換手段270、係合片271(突部271A)、係合孔272とを有する。
これにより、物品格納箱200は、物品格納箱100における前述(1)乃至(4)と同様の手順で図13に示す如くに組立てられて大サイズのケーキ等の物品のためのキャリー格納箱200Aとして使用される。また、物品格納箱200は、物品格納箱100における前述(5)、(6)と同様の手順で図14乃至図17に示す如くに組立てられてキッチンタオル1A(先端部2A)のためのロール格納箱210として使用される。従って、物品格納箱200は、物品格納箱100における前述(a)乃至(i)と同様の作用効果を奏するものになる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明では、前記蓋板の前記ヒンジ部に交差する両側の第1と第2の側縁部のそれぞれに第1と第2の連結片を介して第1と第2の支持部を備え、第1と第2の支持部は一方の支持部に他方の支持部が重合されて連結され、これらの第1と第2の支持部を把手とし、又はロール状物品のための回転支軸とするものでも良い。
また、本発明の支持部は、丸められた筒状をなすことで把手の握り易さ、ロール状物品の回転引き出し性を向上するが、1枚の平板のみからなるもの、又は複数枚の平板が重合されてなるもの等であって良い。
また、本発明の支持受部は、支持部の自由端を嵌合させてこれを支持することにより支持強度を向上するが、支持部の自由端に係合してこれを支持するものであっても良い。
また、本発明の支持部は、相対する他の支持部に重合されて連結され、又は相対する支持受部に支持されることにより、両持ち支持状態とされることで把手の剛性、ロール状物品の回転引き出し性を向上するが、片持ち支持状態で把手とし、又はロール状物品を回転可能に支持するものでも良い。
また、本発明の蓋板は、背面板の上縁部に連設されてなるものでも良い。
また、本発明の物品格納箱は、厚紙からなるものが廃棄処分性等において好ましいが、折り曲げ可能な厚板であればプラスチック板等からなるものであっても良い。
尚、物品格納箱は、店頭で提供されたキャリー格納箱のキャリー格納箱としての使用後に、該キャリー格納箱をロール格納箱として再利用可能にするため、把手又はロール状物品の回転支軸として選択的に用いられる支持部を有し、この支持部を箱外に配置してキャリー格納箱を構成可能にするとともに、この支持部を箱内に配置してロール格納箱を構成可能にするものであっても良い。このとき、把手として用いられる支持部と、ロール状物品の回転支軸として用いられる支持部とが兼用可能にされることは、必須でなく、それらの支持部は互いに独立別物をなすものでも良い。
本発明によれば、店頭で提供されたキャリー格納箱のキャリー格納箱としての使用後に、該キャリー格納箱をロール格納箱として再利用可能にし、更には、該ロール格納箱の使用時におけるロール状物品の回転引き出し性に優れる物品格納箱を提供することができる。
1 ロールペーパー
1A キッチンペーパー
2、2A 先端部
10、210 箱胴
11、211 正面板
12、13、212、213 側板
14、214 背面板
20、220 箱底
33、233 ヒンジ部
31、231 蓋板
40、240 支持部
40A、240A 把手
40B、240B 回転支軸
50、250 支持受部
61、261 第1の連結片(連結片)
62、262 第2の連結片(連結片)
70、270 ロック切換手段
100、200 物品格納箱
100A、200A キャリー格納箱
100B、200B ロール格納箱
101、201 展開紙
102、202 箱本体
103、203 格納部
104、204 引き出し口

Claims (6)

  1. 箱本体の中に設けた格納部に物品を格納可能にする物品格納箱であって、
    該箱本体が該格納部を開閉する蓋板を有し、該蓋板が該蓋板に連結される支持部を備え、
    該支持部が該蓋板の外面側と内面側の双方に選択的に配置替え可能にされ、
    該支持部が該蓋板の外面側に配置され、物品が該格納部に格納されて該蓋板が閉蓋された状態で、該支持部が把手として使用可能にされ、
    該支持部が該蓋板の内面側に配置され、外界に開かれた該蓋板の該支持部にロール状物品が挿填され、該蓋板が閉蓋されて該支持部及び該ロール状物品が該格納部に格納された状態で、ロール状物品が該支持部に回転可能に支持されて該ロール状物品の先端部を該箱本体に備えた引き出し口から引き出して使用可能にされる物品格納箱。
  2. 前記箱本体が前記引き出し口を備える正面板を有するとき、前記蓋板が該正面板、又は該正面板に相対する背面板の上縁部に連設されているヒンジ部を回転中心として開閉可能にされ、該蓋板の該ヒンジ部に交差する側縁部に連結片を介して前記支持部を備える請求項1に記載の物品格納箱。
  3. 前記連結片が、前記蓋板の閉蓋時に、前記箱本体の正面板及び背面板に交差する側板の内側面に添って前記格納部に納められる平板状をなし、 前記支持部が該連結片の先端部に連結されて丸められた筒状をなす請求項2に記載の物品格納箱。
  4. 前記蓋板の前記ヒンジ部に交差する両側の第1と第2の側縁部のそれぞれに第1と第2の連結片を介して支持部と支持受部を備え、ロール状物品が挿填された該支持部の自由端を該支持受部に支持させてなる請求項2又は3に記載の物品格納箱。
  5. 前記支持部の自由端が前記支持受部に挿着されて支持され、この挿着状態のロックとロック解除とを行なうロック切換手段を有してなる請求項4に記載の物品格納箱。
  6. 前記箱本体が1枚の展開状態の厚板を折り曲げることにより形成されてなる請求項1乃至5のいずれかに記載の物品格納箱。
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