JP6412112B2 - ターボ機械ロータ組立体及び方法 - Google Patents

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Description

本明細書に開示される主題は、ターボ機械ロータ上でターボ機械ブレードを組み立てるための方法に関し、特に、ガスタービン、軸流圧縮機、又は蒸気タービン等の軸流ターボ機械用のブレードに関する。開示される主題はまた、ターボ機械ロータに関する。
ターボ機械ドラムロータは、通常、ドラムであって、ドラムの周りに円周方向に展開し、全体的にT形状断面を有するブレード保持溝を有する、ドラムを備える。ブレードはそれぞれ、エーロフォイル部分、及び、ルート部分であって、全体的にT形状であり、ロータのブレード保持溝内に保持するために意図される、ルート部分を備える。
ブレードは、ルート部分をブレード保持溝に導入し、その後、半径方向軸の周りにブレードをツイスト操作することによってロータに対して拘束されて、T形状ブレード保持溝によって形成されるアンダーカット内でルート部分を係合させる。
ブレードの数は、完全な環状ブレード配置構成を形成するのに十分でなければならず、また、ブレードは、互いに接線方向に押し込み合って、圧力及び振動に抗する。ブレードをT形状溝に導入し、最終的にブレードを接線方向に互いに押し込み合わせる幾つかの解決策が開発されている。
幾つかの知られているタービンロータ配置構成において、ロータの周りにブレードの完全なリングを組み立てるため、導入される最後のブレードは、ルート部分であって、T形状でなく、T形状ブレード保持溝の幅に関して、軸方向に、すなわち、ロータの回転軸に平行な方向に大きな寸法を有するインサート空間に導入される、ルート部分を有する。最後のブレードは、半径方向ねじを使用して、インサート空間に導入される2つのインサートピースと共に最後のブレードをロックすることによって保持される。最後のブレードが導入されロックされると、完全なブレードリングが形成され、ブレードは、接線方向に互いに押し込み合う。米国特許第7,901,187号はこの種類の構造を開示する。
図23は、タービンロータ及び関連するブレードの一部分を概略的に示し、特に、ロータ上に取り付けられた最後のブレードを示す。ロータは参照数字100で示される。ブレード102は、ロータの周りに取り付けられ、アンダーカットされたブレード保持溝内に保持され、アンダーカットされたブレード保持溝は、例えば、全体的にT形状断面を有し、ロータの周りに円周方向に延在する。最後のブレードを除く各ブレードは、アンダーカットされた溝に係合するT形状ルート部分(図示せず)を有する。ブレード102は、103に示すインサート空間に対応してブレード保持溝に導入される。最後のブレード105は、対向する2つのインサートピース107がインサート空間103に挿入された後にインサート空間103に導入される。インサートピース107及び最後のブレード105は、ねじ109、111によってロータ又はドラム100上にロックされる。
この知られている取付けシステムは、最後のブレード105の保持の能力の減少を含む幾つかの欠点を有する。最後のブレード105は、ねじ109、111によって、ロータの回転中に生成される遠心力に対して半径方向に保持される。十分な半径方向保持効果を得るため、ねじはロータ内に深く係合しなければならない。これは、特に、蒸気タービンで生じるような高い運転温度にさらされるターボ機械において応力集中をもたらす。
米国特許第7,168,919号は、ロータドラム上にブレードを取り付け、接線方向にロックするための知られている更なる配置構成を記載する。この知られている配置構成において、各ブレードは、ルートであって、ルートの軸方向に延在する対向する隆起部分を有する、ルートを有する。ブレードは、それぞれの隆起部分が最初に半径方向に交互配置されるように、T形状溝内に半径方向に交互配置された構成で導入される。最後に、ブレードは、半径方向外側に変位されるため、全てのブレードの隆起部分は半径方向に整列した状態になり、したがって、隣接するブレード間の隙間をなくし、ブレードを接線方向に互いに押し込み合わせる。ブレードの機械加工は非常に複雑であり、組立てプロセスにおいて、最終的な接線方向の干渉を制御し調整することが非常に難しい。
他の知られている配置構成において、シムが、隣接するブレードのルート間に強制的に導入されて、ブレード間に接線方向の干渉を生成し、ブレードを接線方向に互いに押し込み合わせる。シムはねじによってロックされる。同様に、この配置構成は、組立て時にクリティカルな機械加工を必要とするために満足のいくものでないことがわかった。更に、シムは、強制的に導入され、保持用ねじをホストするために肉厚でなければならない。これは、不均等なルートピッチのブレードを必要とするため、ブレード列を、応力耐性の観点から最適化することができない。
したがって、ターボ機械ロータ上にブレードを取り付けるより効率的なシステム、また特に、最後のブレードを挿入し、全体のブレードリングを閉鎖するより効率的な方法についての必要性が存在する。
米国特許第2410588号明細書
本明細書に開示される主題によれば、単一ターボ機械段の回転ブレードは、ロータ軸の周りに円周方向に延在するアンダーカットされたブレード保持溝又はチャネル内に係合するルート部分によってロータ上に組み立てられる。ブレード保持溝及びブレードルート部分は、各ブレードをロータに半径方向に係合させるように形作られる。ブレード保持溝はアンダーカットを備える。例えば、ブレード保持溝の断面の一部分は、各ブレードのルート部分の同様にT形状の又はダブテール形状の部分が係合するダブテール接続を形成するためT形状である。ブレード保持溝は拡張した部分を有する。前記拡張した溝部分に沿って導入されるブレードは、ブレードの最終的な組み立てられた角度位置に対してオーバツイスト操作(over−twist)されて、最小の接線方向寸法の位置を一時的にとり、自由ギャップを生成することができる。最後のブレードはギャップ内に導入され、ブレード保持溝によって形成されたアンダーカット内で係合するようにツイスト操作される。接線方向インサートは、最終的に、拡張した溝部分に導入されて、オーバツイスト操作されたブレードを、各ブレードを各ブレードのそれぞれの半径方向軸の周りに回転させることによって最終的な角度位置に強制的に戻す。ブレードを最終的な角度位置に戻しツイスト操作するとき、ブレードの接線方向寸法が増加し、隣接するブレード間の隙間がなくなる。ブレードのフルリングが得られる。ブレードは、ブレードルート部分の複雑な成形についての必要性なしで、また、半径方向ねじ及び同様なロック用部材を含むクリティカルなブレード−ロータ拘束手段を利用することなく、効率的な方法でブレード保持溝内に半径方向に保持される。
幾つかの実施形態によれば、したがって、ターボ機械組立体が提供され、ターボ機械組立体は、ロータ及び前記ロータ上に取り付けられたブレードのリングを備え、各ブレードは、エーロフォイル部分及びロータのアンダーカットされたブレード保持溝に挿入されるルート部分を備える。ブレード保持溝は、ロータコア又はロータドラムの外周上でロータの回転軸の周りに円周方向に延在する。ブレード保持溝は、拡張した溝部分を備え、拡張した溝部分は、溝の円周方向展開部(circumferential development)の一部に沿って、例えば、約20°から約100°まで、好ましくは約30°から約60°まで延在する。拡張した溝部分は、溝の残りの部分より大きい軸方向の(すなわち、ロータの回転軸に平行な)寸法を有する断面の一部を有する。拡張した溝部分内のブレードは、全体的に半径方向の軸の周りに回転可能であって、最小の接線方向寸法の位置をとる。複数の取外し可能なインサートは、拡張した溝部分に沿ってブレードルート部分と溝の側部との間に配置されて、ブレードを最終的な組み立てられた位置に押し込みロックする。前記位置において、ブレードは、相互干渉の状態になる可能性がある。
本開示の文脈におけるアンダーカットされたブレード保持溝は、ブレードのルート部分に半径方向に係合するのに適する断面形状、例えば、T形状の又はダブテール形状の断面を有する溝として理解されるものとする。
幾つかの実施形態において、各ブレードは、外側シュラウド部分を備えることができる。最終的な位置で組み立てられると、隣接するブレードのシュラウド部分は、交互接触状態にあって、ブレードを囲む連続する環状シュラウドを形成し、ロータ軸の周りでブレードリングを形成する。
更なる態様によれば、本明細書で開示される主題は、上述したターボ機械組立体を組み立てる方法に関しており、方法は、ブレードの第1のセットをブレード保持溝に挿入し、ブレードのルートが係合状態になるようにツイスト操作するステップと、ブレードの第2のセットを前記ブレード保持溝の拡張した部分に挿入し、ブレードの前記第2のセットをブレードの第2のセットのそれぞれの半径方向軸の周りにオーバツイスト操作するステップであって、それにより、ブレードの前記第2のセットのブレードが、減少した接線方向寸法の角度位置をとり、したがって、前記ブレード保持溝内に自由ギャップを生成する、挿入しオーバツイスト操作するステップと、最後のブレードを前記自由ギャップ内に導入し、前記最後のブレードをそれぞれの半径方向軸の周りにオーバツイスト操作するステップと、取外し可能なインサートを、前記拡張した溝部分内で、ブレードの前記第2のセットのルートと前記拡張した溝部分の対向する側部表面との間に順次導入するステップであって、それにより、ブレードの第2のセットのブレードを最終的な角度位置に順次ツイスト操作する、導入するステップとを含む。
なお更なる態様によれば、本明細書で開示される主題は、上述したターボ機械組立体を分解する方法に関しており、方法は、拡張した溝部分から取外し可能なインサートを取り外すステップと、拡張した溝部分内でブレードをオーバツイスト操作するステップであって、したがって、ギャップを生成する、オーバツイスト操作するステップと、拡張した溝部分に沿って配置されたブレードのうちの1つのブレードをツイスト操作するステップであって、したがって、ブレード保持溝からブレードのルート部分を係脱させ、ツイスト操作されたブレードを半径方向に取り外す、ツイスト操作するステップと、残りのブレードをブレード保持溝から取り外すステップとを含む。
特徴及び実施形態は、以下で開示され、本説明の一体部分を形成する添付特許請求の範囲において更に述べられる。上記簡潔な説明は、以下に続く詳細な説明をよりよく理解することができるように、また、当技術分野に対する本発明の寄与をよりよく認識することができるように、本発明の種々の実施形態の特徴を述べる。もちろん、以降で述べられ、添付特許請求の範囲で述べられることになる本発明の他の特徴が存在する。この点に関して、本発明の幾つかの実施形態を詳細に説明する前に、本発明の種々の実施形態が、以下の説明で述べられるか又は図面に示される構造の詳細及びコンポーネントの配置構成にその適用が制限されないことが理解される。本発明は、他の実施形態が可能であり、また、種々の方法で実践又は実施されることが可能である。同様に、本明細書で使用される言回し及び用語が説明のためのものであり、制限的であると見なされるべきでないことが理解される。
したがって、本開示が基づく概念を、本発明の幾つかの目的を実施するための他の構造、方法、及び/又はシステムを設計するための基礎として容易に利用することができることを当業者は認識するであろう。したがって、特許請求の範囲が、こうした等価な構造を、その構造が本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、含んでいると見なされることが重要である。
本発明の開示される実施形態及びその付随する利点の多くのより完全な認識は、以下の詳細な説明を参照して、添付図面に関連して考えられるときによりよく理解されるため、容易に得られるであろう。
本開示によるブレードの第1のセットのブレードのうちの1つの側面図である。 ラインII−II及びIII−IIIによる図1のブレードの図である。 ラインII−II及びIII−IIIによる図1のブレードの図である。 本開示によるブレードの第2のセットのブレードのうちの1つの、図1と同様の図である。 ラインIV−IVによる図4のブレードの図である。 ラインV−Vによる図4のブレードの図である。 ロータドラムの一部分の図である。 図7のロータドラムの周辺部分の詳細の図である。 図8のロータドラムの周辺部分の詳細の異なる図である。 ロータドラムのブレード保持溝の図7のラインX−Xによる断面図である。 ロータドラムのブレード保持溝の図7のラインXI−XIによる断面図である。 ブレードの第1のセットのブレードの取付けプロセスのステップを示す図である。 ブレードの第1のセットのブレードの取付けプロセスのステップを示す図である。 部分的に組み立てられたブレードリングを有するロータドラム部分の斜視図である。 最後のブレード以外の全てのブレードがロータドラムの周りに取り付けられた状態の、ロータドラムの斜視図である。 最後のブレード以外の全てのブレードがロータドラムの周りに取り付けられた状態の、ロータドラムの斜視図である。 最後のブレードを挿入する最終のステップを示す図である。 全てのブレード及びインサートの一部がロータドラム上に取り付けられた状態のロータドラムの斜視図である。 ブレードリングが最終的な組み立てられた位置にある状態のロータの斜視図である。 ブレードリングが最終的な組み立てられた位置にある状態のロータの斜視図である。 組み立てられかつロックされた状態の第2のセットのブレードのうちの1つの半径方向平面による断面である。 ブレードをブレードの最終的な角度位置にロックするために使用されるインサートの1つの斜視図である。 従来技術による、ロータ上にブレードを取り付けるためのシステムを示す図である。
例示的な実施形態の以下の詳細な説明は添付図面を参照する。異なる図面の同じ参照数字は、同じか又は同様の要素を特定する。更に、図面は、必ずしも一定比例尺に従って描かれていない。同様に、以下の詳細な説明は本発明を制限しない。代わりに、本発明の範囲は添付特許請求の範囲によって規定される。
「一実施形態(one embodiment)」又は「或る実施形態(an embodiment)」又は「幾つかの実施形態(some embodiments)」に対する本明細書全体を通しての参照は、或る実施形態に関連して述べる特定の特徴、構造、又は特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。そのため、本明細書全体にわたる種々の場所におけるフレーズ「一実施形態において(in one embodiment)」又は「或る実施形態において(in an embodiment)」又は「幾つかの実施形態において(in some embodiments)」の出現は、同じ実施形態(複数可)を必ずしも参照しない。更に、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ又は複数の実施形態において任意の適した方法で組合せることができる。
以下の説明及び含まれる図面において、ブレードのリングがその周りに取り付けられるタービンロータの単一のディスクに対して参照が行われる。複数のブレードのリングを有する複数のこうしたディスク又はドラムを、タービン機械の段数に応じて設けることができることが理解されるものとする。一般に、ターボ機械は、実際のところ、複数の段を含み、各段はロータ上に取り付けられた回転ブレードのリング及び機械の静止部分上に取り付けられた静止ブレードのリングを備えることになる。一部の又は全ての段のブレードを、以下で述べるようにロータ上に取り付けることができる。
更に、例を挙げると、タービン、特に蒸気タービンに対して特に参照が行われる。しかしながら、異なる種類のターボ機械において、例えば軸流圧縮機又はガスタービンにおいてブレードを組み立てるために、同じ取付け技法を使用することができることが理解されるものとする。
図面において、ロータ1は、複数のブレード7A、7Bがその周りにリング構成で配置される中央ドラム3からなる。図面において、タービン段のうちの1つに対応するロータ1の「スライス(slice)」だけが示される。実際には、ロータが段数に応じて軸方向伸長部を有すること、及び、各段について、ブレードのリングが、対応するブレード保持溝に沿ってロータドラム上に取り付けられることが理解されるものとする。
図1〜図3及び図4〜図6は、ブレード7A及び7Bの形状をそれぞれ詳細に示す。ブレードの構造は、後でより詳細に述べられる。
ロータ1は、回転軸X−Xを有し、ターボ機械の各段について、ロータ1の周りに円周方向に展開するアンダーカットされたブレード保持溝5を有する。ブレード保持溝5は、ブレード保持溝5のダブテールの又はT形状の断面と、ブレード7A、7Bの相応して形作られるルート部分によってブレード保持溝5上に取り付けられたブレード7A、7Bを保持するように形作られる。一般的に言えば、ブレード保持溝5の断面形状及びブレードルート部分の対応する形状は、ブレード保持溝5によって形成されるアンダーカット内でブレードのルート部分を係合させることによってブレードがロータに拘束されるようにする。
幾つかの実施形態(図7〜図11参照)において、ブレード保持溝5は、入口スロット又はプラットフォームスロット5A、中間首部分5B、及び底部分5Cを備える。入口スロット5Aは、軸方向に、すなわち、ロータ1の回転軸X−Xに平行な方向に寸法D1を有する。ブレード保持溝5の中間部分5BはD1より小さい幅D2を有し、内側又は底部分5Cは幅D3を有する。幅D3は、図10に示すようにD1と同一である、又は、異なる、例えばD1より大きい可能性がある。そのため、ブレード保持溝5の断面は、ブレード7A、7Bを半径方向に保持するためのアンダーカット5Dを形成する。入口スロット5Aは、2つの環状の、好ましくは平坦な側壁又は表面5E、5Fによって境界付けられる。幾つかの実施形態において、側壁5E、5Fは、互いに対して全体的に平行であり、ロータ軸X−Xに直交することができる。他の実施形態において、側壁5E、5Fは、非平行である可能性がある。
図10に示すブレード保持溝5の断面は、角度α(例えば、図7、図13参照)に対応するブレード保持溝5の全円周方向伸長部に沿って一定である。ブレード保持溝5の円周方向伸長部の残りの部分に沿って、ブレード保持溝5は、図11に示すように、わずかに異なる断面形状を有する。角度β(例えば、図7、図13参照)に対応し、第1の端5Xから第2の端5Yまで延在する前記残りの部分に沿って、ブレード保持溝5は拡張した断面を有する。角度βは、例えば、約20°と100°との間、好ましくは約25°と80°との間、より好ましくは約30°と60°との間の範囲にある可能性がある。ブレード保持溝5のこの部分は、本明細書で「拡張した溝部分(enlarged groove portion)」と呼ばれるであろう。
拡張した溝部分の断面は、入口スロット又はプラットフォームスロット5Aの形状が異なることを除いて、角度αに対応する部分に沿うブレード保持溝5の断面に実質的に対応する。拡張した溝部分に沿って、入口スロット5Aは、側壁5Eと対向する傾斜した側壁5F’との間に形成される。この後者の壁は、傾斜し、対向する側壁5Eに向かって半径方向外側に集束する。幾つかの実施形態において、傾斜した側壁5F’は、実質的に円錐状であり、その円錐表面の軸はロータ1の回転軸X−Xに一致する。側壁5F’はまた、図面に示す側壁と異なる形状を有する可能性がある。一般に、側壁5F’は、以下の説明から明らかになる目的のためにアンダーカットを形成するように形作られる。
そのため、拡張した溝部分に沿う入口スロット5Aの幅は、最小寸法D5から最大寸法D4まで可変である。D5はD1より大きい。他の実施形態において、拡張した溝部分に沿う入口スロット5Aの幅は、半径方向内側方向に増加しながら段階的に変動して、アンダーカットを形成することができる。
以下の説明から明らかになる目的のために、ロータ1のブレード保持溝5のうちの1つに取り付けられるブレードの各リングは、互いにわずかに異なる、ブレード7Aの第1のセット及びブレード7Bの第2のセットを形成する2つのタイプのブレードからなる。図1から図3は、1つのブレード7Aを分離して示す。各ブレード7Aは、中間エーロフォイル部分7F、オプションの半径方向外側シュラウド部分7S、及び半径方向内側ルート部分7Rを備える。ルート部分7Rとエーロフォイル部分7Fとの間で、ブレード7Aはプラットフォーム11を備える。ルート部分7Rは、2つの全体的に平坦な表面13を有し、2つの全体的に平坦な表面13は、ブレード7Aがロータ1に取り付けられると、半径方向に延在し、例えば、ロータ軸X−Xに対して約30°又は40°まで全体的に傾斜する。各ブレード7Aのルート部分7Rは、ブレードのルート部分7Rの下側T形状セクション又はアンダーカットセクションを画定する2つの側部窪み15を更に備える。17とラベル付けされたT形状セクションは、後で述べるように、ブレード保持溝5のアンダーカットされたセクション5C内で係合することができ、各ブレード7Aは、ブレード保持溝5内でロックされる。
プラットフォーム11は、窪み15の上を側方に延在し、2つの対向するレッジ19を形成する。ブレード7Aがロータ1上でその最終的な組み立てられた位置にあるとき、レッジ19は、ブレード保持溝5の入口スロット5Aを画定する側壁5E、5Fと協働する。
図4〜図6は、ブレードの第2のセットの1つのブレード7Bを分離して示す。同じ参照数字は、ブレード7Aに関連して既に述べた同じか又は対応する部分を指定する。第1のセット又はタイプのブレード7Aと第2のセット又はタイプのブレード7Bとの間の主要な差は、2つのレッジ19の一方の形状である。図1と図4を比較することによって最もよく認識されるように、ブレード7Bのレッジ19の一方(図面の右手のレッジ)は傾斜表面19Xを有する。そのため、レッジ19のレベルにおけるブレード7Bの全体幅はブレード7Aの幅より小さい。幾つかの実施形態において、ブレード7Bの両方のレッジ19は、19C(図5、図6)に示すように、一端において面取りされる可能性がある。
ターボ機械段のブレードの各リングは、多数のブレード7A及び少数のブレード7Bによって形成される。ブレード7Aは、角度αに沿って、ブレード保持溝5の主要な部分の周りに配置され、一方、ブレードの第2のセットのブレード7Bは、ロータの角度βに沿ってポイント5Xからポイント5Yまで延在する拡張した溝部分内に位置付けられる。
ブレード保持溝5内の第1の複数の又はセットのブレードの各ブレード7Aを取り付けるためのプロシージャがここで述べられ、図7、図12、図13、及び図14に対して参照が行われる。ブレード7のルート部分7Rを区切る2つの表面13間の距離は、ブレード保持溝5の中間セクション5Bの軸方向寸法D2よりわずかに小さいため、各ブレード7は、2つの平坦表面13を有するルート部分7Rをロータの回転軸X−Xにほぼ直交して配向させることによってブレード保持溝5内に導入することができる。図7において、第1のブレード7Aは、出発位置にあるのが示される。ブレード7Aのルート7Rはブレード保持溝5に導入される。ブレードルート7Rがブレード保持溝5に導入されると、ブレード7Aは、その半径方向軸Y−Yの周りにツイスト操作又は回転される。最終的なツイスト操作された位置において窪みの表面15Xはロータ1の回転軸X−Xに実質的に直交する。ブレード7Aをツイスト操作することによって、ブレード7Aのルート部分7RのT形状セクション17は、ブレード7Aが、拡張したブレード保持溝5内に半径方向に係合するように、拡張したブレード保持溝5の底部分5Cに係合する。最終的なツイスト操作された位置において、プラットフォーム11のレッジ19のうちの1つは、拡張したブレード保持溝5の入口スロット5Aの側部表面5Eに当接する。その後、ブレード7Aは、拡張していないブレード保持溝内で接線方向に変位して、ブレード列内でその最終的な位置に達し、また、両方のレッジ19が表面5E及び5Fに係合した状態になる。
このプロシージャは、拡張した溝部分を除いて全ブレード保持溝5を満たすのに十分な数のブレード7Aについて、すなわち、角度αに沿って延在する部分的なブレードリングが図14に示すように形成されるまで繰返される。こうして取り付けられたブレード7Aは、その角度位置でロックされ、それぞれの半径方向軸Y−Yの周りに回転しない。その理由は、レッジ19がブレード保持溝5の側部表面5E、5Fに当接するからである。
ブレードルート7Rは、当業者に知られている方法で適切に面取りされるか又は丸みを付けられて、ブレード保持溝5の寸法D2を減少させ、各ブレードリングを形成するブレード7Aの数を増加させる、すなわち、角度αを増加させることができる。
角度αに沿ってブレード保持溝5を満たすのに十分な数のブレード7Aがロータ1上に取り付けられると、ブレードの第2のセットのブレード7Bが、残りの拡張した溝部分に沿って全く同じ方法で取り付けられる。
先に述べたように、拡張した溝部分に沿うブレード保持溝5の入口スロット5Aはブレード保持溝5の残りの主要な部分の入口スロット5Aより広いため、ブレードの第2のセットのブレード7Bは、図15及び図16に示すように、そのルート部分7Rがブレード保持溝5内にある状態で導入されると、オーバツイスト操作することができる。オーバツイスト操作された(over−twisted)は、ブレード7Bのルート部分7Rが、拡張した溝部分に導入されると、ブレード7Bが、ブレードの最終的な位置を達成するために必要とされる角度より大きい角度だけその半径方向軸Y−Yの周りに回転することを意味する。オーバツイスト操作は、拡張した溝部分に沿う入口スロット5Aの拡張した軸方向寸法D4、D5によって、また、ブレード7Bの前記第2のセットのブレード7Bのレッジ19のうちの1つの減少した寸法によって可能にされる。ブレード7Bのレッジ19の面取り部19C(図4〜図6)はオーバツイスト操作移動のエンティティを増加させる。
オーバツイスト操作された位置(図15、図16、図17)において、各ブレード7Bは、最終的な角度位置(図19、図20)におけるブレード7の接線方向寸法より小さい接線方向寸法、すなわち、方向fTにおける寸法をとる。これは、ブレード7Bが角度αに対応するブレード保持溝部分に沿って取り付けられるブレード7Aの第1のセットのブレード間のピッチより小さい最小ピッチの位置をとることを意味する。そのため、図15、図16、及び図17に示すように、或る数のブレード7Bが拡張した溝部分に導入され、オーバツイスト操作されると、ブレード7Bが、ブレード7Aの第1のセットの第1のブレード7A(図15、図16、図17において7A1とラベル付けされる)とブレード7Bの第2のセットの最後のブレード(7B1とラベル付けされる)との間に自由ギャップGを残す。
こうして形成される自由ギャップGにおいて、最後のブレード7BXが導入され、ツイスト操作されて、そのルート部分7Rをブレード保持溝5内で係合させることができる。図17を参照されたい。ギャップGの接線方向寸法は、ルート部分7RのT形状セクションの幅より大きいため、最後のブレード7BXが、窪み15の表面15Aがロータ1の回転軸X−Xに平行である状態でギャップ内に導入され、その後、それ自身の半径方向軸Y−Yの周りにツイスト操作されて、表面15Aが回転軸X−Xに直交する状態で最終的な位置をとることができる。
接線方向ギャップGを閉鎖し、ブレード7Aと7Bとの間の隙間をなくし、拡張した溝部分においてその最終的な正しい角度位置でこうして取り付けられたブレードをロックするために、拡張した溝部分に沿って、すなわち、角度βに対応する溝部分に沿って配置される各ブレード7Bは、オーバツイスト操作された角度位置(図15〜図17)から最終的な角度位置(図18〜図20)に戻るようにツイスト操作されなければならない。
オーバツイスト操作された各ブレード7B、7B1、7BXを最終的な角度位置に戻すように移動させるため、接線方向インサート21が、側壁又は側部表面5F’と側壁5F’に向くレッジ19の傾斜表面19Xとの間で、拡張した溝部分に沿って形成される座部20に導入される。図21は、ブレードルート部分7R及びインサート21がブレードルート7Rと表面5F’との間に挿入された状態の拡張した溝部分の断面を示す。
図面に示す実施形態において、拡張した溝部分に沿って配置されるブレード7B、7B1、7BXの数と同一の数のインサート21が座部20に導入される。しかしながら、これは強制ではない。異なる数のインサート21が使用される可能性がある。幾つかの実施形態において、ブレード7Bより多くのインサート21が角度βに沿って使用される可能性がある。逆もまた同様である。第2のセットのブレード7Bの数より少ない数のインサート21を、座部20内に設けることができる。幾つかの実施形態において、単一のインサート21を、ブレード7Bとブレード保持溝5の側部表面5F’との間に形成される接線方向座部に導入することができる。
各インサート21及び座部20の断面形状及び寸法は、インサート21が座部20内で係合し、各ブレード7Bを最終的な角度位置内に押し付け、ブレード7Bをその半径方向軸Y−Yの周りに回転させるようにする。各インサート21は、図22に示すように、対向する傾斜側部表面21A及び21Bを備えることができる。表面21A及び21Bは、各インサート21が全体的にウェッジ形状の断面を有するように半径方向外側に集束する。傾斜側部表面21A及び21Bの傾斜は、側壁5F’の傾斜、及び、ブレード保持溝5の拡張した溝部分に沿って位置付けられたブレード7Bのレッジ19の表面19Xの傾斜と同一又は同様である可能性がある。座部20内にインサート21を順次導入することによって、拡張した溝部分に沿うブレード7Bは、それぞれの半径方向軸Y−Yの周りで最終的な位置で回転又はツイスト操作され、インサート21と座部20の側壁5F’、19Xとの間の干渉によって前記位置にロックされる。こうした干渉は、より多くのインサートが導入され、より多くのブレード7Bがその最終的な角度位置に押し込まれる限り増加する。図18において、最初の3つのインサート21が接線方向座部20内に導入された。図19、図20において、全数のインサート21が座部20内に導入され、全てのブレード7Bが、それぞれの半径方向軸の周りでその最終的な角度位置にロックされる。
インサート21のウェッジ形状断面並びに表面又は壁19X及び5F’の対応する傾斜形状は、半径方向保持効果を生成し、ターボ機械の運転中の遠心力の影響下でインサート21が座部20から離れることを防止する。先に述べたように、壁5F’は、アンダーカットを形成してインサート21を半径方向に保持する場合、異なるように形作ることができる。
幾つかの実施形態において、拡張した溝部分の一端(例において5Y)で、フレア状ガイド表面が設けられて、傾斜側部表面又は側壁5F’とレッジ19の傾斜表面19Xとの間でのインサート21の接線方向挿入を容易にすることができる。図8及び図9は、インサート21が導入される、拡張した溝部分の入口端5Yに設けられるフレア状ガイド表面の考えられる形状を概略的に示す。幾つかの実施形態において、底ガイド表面27及び側部フレア状表面29が設けられ、インサート21用のスライド及びガイド表面を画定する。
幾つかの実施形態において、拡張した溝部分の入口端(位置5Y)に位置付けられる、最後の導入されるインサート21を、ロータ1に拘束することができる。例えば、前記最後のインサート21(図19及び図20で21Xとラベル付けされる)を、ロータドラム3に対して、はんだ付けする、溶接する、ねじ留めする、接着する、又は任意の他の適切な方法で拘束することができる。ロータドラム3に対して最後のインサート21Xを拘束することは、特に簡単である。その理由は、タービン機械の運転中に、インサート21は、半径方向に作用する強い遠心力を受け、また、インサート21及びインサート21が導入される座部20のウェッジ形状断面によって妨げられ、一方、実質的に全くないか又は単に無視できる力が接線方向に加えられるからである。したがって、ロータ1に対して接線方向に最後のインサート21を拘束するために設けられる拘束手段は、更なる安全性のためにだけ設けられる。
これまで開示した実施形態において、インサート21は、フレア状ガイド及びスライド表面27、29を使用して、実質的に接線方向の移動によって座部20に導入される。幾つかの実施形態において、図示しないが、挿入は、ロータドラム3内に機械加工された半径方向スロットを通され、座部20の底に実質的に対応する深さに達することができる。インサート21は、スロット内に半径方向に導入されると、座部20に入る接線方向移動によってシフトされることができる。
最終的な角度位置(図19、図20)においてポイント5Xとポイント5Yとの間での拡張した溝部分に沿って配置されたブレード7Bの回転は、こうした各ブレードの接線方向寸法を増加させる。ブレードの数及びその形状は、最終的な組み立てられた位置においてブレードの完全なリングが形成されるように選択され、各ブレードは、隣り合うブレードに接線方向に押し込まれ、ブレード間の隙間を取り除く。順次に配置されたブレード7A、7Bのプラットフォーム11は互いに接触し、ブレード保持溝5を囲む連続する環状カラーを形成することになる。ブレードのシュラウド部分7Sは、設けられる場合、それぞれの側部縁に沿って互いに接触することになる。互いに当接するシュラウド部分7Sの間の或る程度の干渉が生成され、そのように要求される場合、エーロフォイル部分7Fをねじり偏倚させる(torsionally bias)ことができる。
そのため、インサート21は、最終的な位置でブレード7A、7Bの全体のリングをロックする。インサート21の導入によって引起されるオーバツイスト操作された位置から最終的な組み立てられた位置までの拡張した溝部分に沿う(角度β)ブレード7A、7Bの戻しツイスト操作(back twisting)は、ブレード間の隙間を取り除く。
例えば保守又は修理のためのブレードの分解は、逆にされた操作のシーケンスによって得られる。最初に、導入された最後のインサート21Xが取り外される。ロータドラム3にインサート21を接線方向にロックするねじ等の拘束部材が設けられる場合、前記拘束部材が取り外される。その後、インサート21X、21は、ブレード保持溝5に沿って座部20からそれらを接線方向に摺動させることによって座部20から順次取り外される。ポイント5Xとポイント5Yとの間で拡張した溝部分に沿って配置されたブレード7BX、7B1、7Bは、最小の接線方向寸法の位置にオーバツイスト操作され、したがって、自由ギャップGを生成し、ブレード7BXは、ブレードルート7Rの表面13がロータ1の回転軸X−Xにほぼ直交して位置決めされるまで約90°だけ半径方向軸Y−Yの周りにツイスト操作されることができる。この角度位置が達成されると、ブレード7BXのルート部分7RのT形状部分は、ブレード保持溝5の底部分5C内に形成されたアンダーカット5Dから係脱することができる。そのため、ブレード7BXを半径方向に取り外すことができる。残りのブレード7B、7Aは、ここで個々に約90°程度回転され、アンダーカット5Dから各ブレードのそれぞれのT形状セクションを係脱させることによってブレード保持溝5から半径方向に取出されることができる。
インサート21の取外しは、各インサート21X、21上にノッチ又は同様なものを設けることによって容易にされる可能性がある。図22において、ノッチ21Nがインサート21の一端に設けられる。スクリュードライバ等の工具がノッチ21Nに係合して、インサート21を座部20から押出すことができる。
本明細書で述べる主題の開示される実施形態は、図面において示され、幾つかの例示的な実施形態に関連する特殊性及び詳細によって完全に上述されたが、新規な教示、本明細書で述べられる原理及び概念、並びに、添付特許請求の範囲で述べる主題の利点から実質上逸脱することなく、多くの修正、変更、及び省略が可能であることが当業者に明らかである。したがって、開示される発明の適切な範囲は、全てのこうした修正、変更、及び省略を包含するため、添付特許請求の範囲の最も広い解釈によってだけ決定されるべきである。更に、任意のプロセス又は方法ステップの順序又はシーケンスは、代替の実施形態に従って変わるか又は再順序付けされる場合がある。
1 ロータ
3 ロータドラム
5 ブレード保持溝
5A 入口スロット
5B 中間首部分
5C 底部分
5E、5F 環状の側壁
5F’ 傾斜した側壁
5D アンダーカット
5X 第1の端
5Y 第2の端
7A 第1のセットのブレード
7A1 第1のセットの最初のブレード
7B 第2のセットのブレード
7B1 第2のセットの最後のブレード
7BX 最後のブレード
7F 中間エーロフォイル部分
7S シュラウド部分
7R ルート部分
11 プラットフォーム
13 平坦な表面
15 側部窪み
15A 表面
15X 窪みの表面
17 T形状セクション
19 レッジ
19C 面取り部
19X 傾斜表面
20 座部
21 接線方向インサート
21A、21B 傾斜側部表面
21N ノッチ
21X 最後のインサート
27、29 フレア状ガイド及びスライド表面
X−X 回転軸
Y−Y 半径方向軸
G 自由ギャップ

Claims (21)

  1. ロータ(1)及び前記ロータ(1)上に取り付けられたブレードのリングを備えるターボ機械組立体であって、各ブレードは、エーロフォイル部分(7F)及び前記ロータ(1)の円周ブレード保持溝(5)に挿入されるルート部分(7R)を備え、前記ブレード保持溝は拡張した溝部分を備え、拡張した溝部分内の前記ブレードは、全体的に半径方向のそれぞれの軸の周りに回転可能であって、最小の接線方向寸法の位置をとり、少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)は、前記拡張した溝部分内に位置付けられた前記ブレードの前記ルート部分(7R)と前記ブレード保持溝(5)の側壁との間で、前記拡張した溝部分に沿って配置されて、前記ブレードを、組み立てられる最終的な配置構成内に押し込みロックする、ターボ機械組立体。
  2. 前記少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)は、前記ブレードの前記ルート部分(7R)と前記拡張した溝部分の前記側壁との間に形成される接線方向に延在する座部内に収容され、前記座部及び前記少なくとも1つのインサート(21)は、前記座部内に前記インサート(21)を半径方向に保持するように構成され配置される断面を有する、請求項1に記載のターボ機械組立体。
  3. 前記拡張した溝部分に沿って接線方向に配置される複数の前記インサート(21)を備える、請求項1又は2に記載のターボ機械組立体。
  4. 前記ブレード保持溝(5)は、入口スロット及びブレード保持アンダーカットを形成する底部分を有し、前記拡張した溝部分に沿って、前記入口スロットは、前記ブレード保持溝(5)の残りの部分より大きい軸方向寸法を有する、請求項1又は2又は3に記載のターボ機械組立体。
  5. 前記拡張した溝部分に沿って、前記入口スロットは、前記少なくとも1つのインサート(21)を半径方向に保持するアンダーカットを形成する、請求項4に記載のターボ機械組立体。
  6. 前記ブレードの各ルート部分(7R)は、前記溝の接線方向に延在する対向する側壁と協働する軸方向に延在する対向するレッジを備えて、前記ブレードの半径方向に延在する軸に対して固定角度位置に各ブレードを保持し、前記拡張した溝部分に沿って、前記少なくとも1つのインサート(21)は、前記拡張した溝部分に沿って配置された前記ブレードの前記軸方向に延在するレッジのうちの1つと、前記溝の接線方向に延在する対向する側壁との間に配置され、前記インサート(21)は、前記軸方向に延在するレッジと前記溝の前記側壁との間に強制的に係合し、したがって、前記ブレードを前記最終的な角度位置に保持する、請求項1乃至5のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  7. 前記ブレードは、ブレードの第1のセット及びブレードの第2のセットに分割され、ブレードの前記第2のセットは前記拡張した溝部分に沿って配置され、ブレードの前記第1のセットは前記ブレード保持溝(5)の残りの部分に沿って配置され、ブレードの前記第2のセットの前記ブレードの1つのレッジは、残りのレッジより短い軸方向伸長部及び前記少なくとも1つのインサート(21)と協働する傾斜表面を有する、請求項1乃至6のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  8. 各ブレードは、前記それぞれのエーロフォイル部分(7F)と前記ルート部分(7R)との間にブレードプラットフォームを備え、前記少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)は、前記拡張した溝部分に沿って前記溝の側壁と前記それぞれのブレードの前記プラットフォームとの間に強制的に係合される、請求項1乃至5のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  9. 前記拡張した溝部分及び前記拡張した溝部分に沿って配置された前記ブレードの前記ルート部分(7R)は、対向するアンダーカットを形成し、前記対向するアンダーカットは、前記少なくとも1つのインサート(21)を前記対向するアンダーカット間に半径方向に保持する、請求項1乃至8のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  10. 前記少なくとも1つのインサート(21)に接触する前記ブレードの前記軸方向に延在するレッジはアンダーカットを形成し、前記軸方向に延在するレッジに向く前記拡張した溝部分の前記側壁は対向するアンダーカットを形成し、前記アンダーカットは、前記拡張した溝部分内に前記少なくとも1つのインサート(21)を半径方向に保持する、請求項6又は7記載のターボ機械組立体。
  11. 前記少なくとも1つのインサート(21)は、傾斜した半径方向外側に集束する側部表面を備え、前記側部表面は、前記ブレードルート部分(7R)及び前記拡張した溝部分と協働して、前記インサート(21)を前記拡張した溝部分内に半径方向に保持するようにする、請求項1乃至10のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  12. 前記拡張した溝部分は入口端を有し、前記入口端を通して、前記少なくとも1つのインサート(21)は、前記拡張した溝部分内に導入されるか又は前記拡張した溝部分から取り外される、請求項1乃至11のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  13. 前記入口端は、前記少なくとも1つのインサート(21)を前記拡張した溝部分内に導入し、前記インサート(21)を前記拡張した溝部分から取り外すためのフレア状ガイド表面を有する、請求項12記載のターボ機械組立体。
  14. 前記入口端は、フレア状入口アパーチャを形成する底表面及び側部表面を有し、前記フレア状入口アパーチャは、前記拡張した溝部分内で前記ロータ(1)の外側表面から接線方向にかつ半径方向に延在する、請求項13記載のターボ機械組立体。
  15. 前記少なくとも1つのインサート(21)は、前記ロータ(1)に対して接線方向に拘束され、前記ロータ(1)に対する前記インサート(21)の接線方向変位を防止する、請求項1乃至14のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  16. 前記拡張した溝部分内にブレードの数に対応する数の取外し可能なインサート(21)を備える、請求項1乃至15のいずれかに記載のターボ機械組立体。
  17. 請求項1に従って構築されるターボ機械組立体を組み立てる方法であって、ブレードの第1のセットを前記ブレード保持溝(5)に挿入し、前記ブレードのルート部分(7R)が係合状態になるようにツイスト操作するステップと、ブレードの第2のセットを前記ブレード保持溝(5)の前記拡張した部分に挿入し、ブレードの前記第2のセットをブレードの前記第2のセットのそれぞれの半径方向軸の周りにオーバツイスト操作するステップであって、それにより、ブレードの前記第2のセットの各ブレードが、減少した接線方向寸法の角度位置をとり、したがって、前記ブレード保持溝(5)内に自由ギャップを生成する、挿入しオーバツイスト操作するステップと、ブレードの前記第2のセットの最後のブレードを前記自由ギャップ内に導入し、前記最後のブレードをそれぞれの半径方向軸の周りにオーバツイスト操作するステップと、前記少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)を、前記拡張した溝部分内で、ブレードの前記第2のセットの前記ルート部分(7R)と前記拡張した溝部分の対向する側部表面との間に導入するステップであって、それにより、ブレードの前記第2のセットのブレードを最終的な角度位置に順次ツイスト操作する、導入するステップと、を含む、方法。
  18. 複数の前記取外し可能なインサート(21)を、前記拡張した溝部分内で、ブレードの前記第2のセットの前記ルート部分(7R)と前記拡張した溝部分の前記対向する側部表面との間に順次挿入するステップを含む、請求項17記載の方法。
  19. 前記拡張した溝部分内でロータに導入される前記少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)又は前記最後の取外し可能なインサート(21)を接線方向に拘束するステップを更に含む、請求項17又は18記載の方法。
  20. 前記拡張した溝部分に係合したブレードが存在するのと同じ数の取外し可能なインサート(21)を導入するステップを含む、請求項17又は18又は19記載の方法。
  21. 請求項1に従って構築されるターボ機械組立体を分解する方法であって、前記拡張した溝部分から前記少なくとも1つの取外し可能なインサート(21)を取り外すステップと、前記拡張した溝部分内でそれぞれの半径方向軸の周りに前記ブレードをオーバツイスト操作するステップであって、したがって、ギャップを生成する、オーバツイスト操作するステップと、前記拡張した溝部分に沿って配置された前記ブレードのうちの1つを前記それぞれの半径方向軸の周りにツイスト操作するステップであって、したがって、前記ブレード保持溝(5)から前記ブレードの前記ルート部分(7R)を係脱させ、前記ツイスト操作されたブレードを半径方向に取り外す、ツイスト操作するステップと、残りのブレードをツイスト操作し、前記残りのブレードを前記ブレード保持溝(5)から取り外すステップと、を含む、方法。
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