JP6411167B2 - 電動リール - Google Patents

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Description

本発明は、リール本体に回転自在に支持されて釣り糸が巻回されるスプールを駆動する電動機を備える電動リールに関する。
魚釣り用の電動リールでは、軸受近傍のフレームと電動機などの回転軸との間にシール部材を配設することで、軸受の防水を図ることが行われている。弾性体のシール部材を回転軸に接触させて防水するシール機構では、シール部材が回転軸に接触していることで回転抵抗が発生し、電動機の出力が低下して回転性能が劣るという問題がある。
また、電動機の出力軸は超高速回転するため、シール部材が摩耗し易く、長期的に安定した防水性能を維持することができない。特に、魚釣用電動リールでは、出力軸が超高速で回転駆動するため、シール部材と出力軸の接触面との間で微振動が発生することがある。そして、その影響によって水(海水)が内部に侵入する現象(巻き込まれる状態)が生じ、シール部材の摩耗と相俟って安定した防水性能を維持できない場合がある。
この問題を解決する目的で、例えば特許文献1および特許文献2には、磁気シール機構を用いることが開示されている。特許文献1の魚釣用電動リールは、モータケースとスプールとの間に軸受が設けられ、その軸受の外気と接する側に、磁気シール機構が設けられている。また、特許文献2の魚釣用電動リールは、リール本体の左右側板間に回転自在に支持されたスプールと、リール本体に設けられ、スプールを回転駆動する駆動モータと、駆動モータの出力軸を軸受支持部との間で回転自在に支持する軸受と、軸受をシールするように配設される磁気シール機構と、を有する。磁気シール機構は、出力軸に対して対向するように配設され、磁石を保持した保持部材と、前記出力軸との間に形成される磁気回路によって保持される磁性流体と、を有する。
特開平11−276042号公報 特開2014−161300号公報
電動リールに用いる磁気シール機構では、駆動モータから発生する磁力(磁気)が磁気シールに影響を及ぼし、磁性流体が安定せず本来あるべき範囲からずれてしまう場合がある。そのような場合、充分なシール機能を果たすことができず、水(海水)が内部に侵入する現象(巻き込まれる状態)が生じてしまう問題の解決には至らなかった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであって、電動リールにおいて磁気シール機構のシール機能を低下させることなく、安定した防水性能を維持することを目的とする。
上述の目的を達成するため本発明の観点に係る電動リールは、リール本体と、リール本体に回転可能に支持されて釣り糸が巻回されるスプールと、スプールを回転させる電動機と、電動機で回転させられる回転体を軸受支持部との間で回転自在に支持する軸受と、軸受をシールするように配設される磁気シール機構と、磁気シール機構を電動機の磁気から遮蔽する磁気遮蔽機構と、を備える。
好ましくは、磁気遮蔽機構は、磁気シール機構の電動機側に磁気遮蔽部材を有する。
好ましくは、磁気遮蔽機構は、磁気シール機構の少なくとも電動機側の面を磁気遮蔽部材で覆う。
好ましくは、磁気遮蔽機構は、磁気シール機構に隣合う軸受を支持する軸受支持部の磁気シール機構側の面を磁気遮蔽部材で覆う。
好ましくは、磁気遮蔽部材は比透磁率が1000以上である。
好ましくは、磁気遮蔽部材は磁性シートを含む。
好ましくは、磁気遮蔽部材は、弾性材から形成された磁性エラストマーを含む。
回転体は、電動機の出力軸であってもよい。その場合、磁気シール機構は、電動機の出力軸を軸受支持部との間で回転自在に支持する軸受をシールするように配設される。
本発明によれば、磁気シール機構を電動機の磁気から遮蔽する磁気遮蔽機構を設けたので、磁気シール機構の磁性流体を安定的に維持でき、安定した防水性能を維持できる。
本発明の実施の形態1に係る電動リールの断面図である。 実施の形態1に係る電動リールの部分断面図である。 実施の形態1に係る電動機軸受部分の断面図である。 実施の形態1に係る減速機側のスプール軸受部分の断面図である。 実施の形態1に係る電動機側のスプール軸受部分の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電動リールの断面図である。 実施の形態2に係るスプールの軸受部分の断面図である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動リールの断面図である。電動リール10は、リール本体1に回転自在に支持されて釣り糸が巻回されるスプール2と、スプール2を駆動する電動機3を備える。電動リール10には、スプール2を手動で回転させるためのハンドル4、および水深表示等を行うためのカウンター5などが備えられている。
スプール2は円筒部21と円筒部21の両端のフランジ部22、23から構成される。電動機3はスプール2の円筒部21に収容されている。電動機3の外装31はリール本体1に対して動かないように固定されている。電動機3の出力軸32は、2つの軸受33、34で外装31に対して回転自在に支持されている。2つの軸受33、34はともに、外輪が電動機3の外装31に嵌合して固定され、内輪が出力軸32に嵌合して出力軸32と共に回転する。電動機3の出力軸32は、遊星ギアを含む減速機6の入力側に取り付けられている。減速機6の出力側はスプール2に固定された歯車24に噛み合っている。
スプール2は電動機3側で、電動機3の外装31に対して軸受25で回転可能に支持されている。また、スプール2に固定された歯車24が減速機6側で、リール本体1に対して軸受26で回転可能に支持されている。したがって、スプール2は2つの軸受25、26で回転可能に支持されている。電動機3側の軸受25は、内輪が電動機3の外装31(軸受支持部)に嵌合して固定され、外輪がスプール2に嵌合してスプール2と共に回転する。減速機6側の軸受26は、外輪がリール本体1の固定板11(軸受支持部)に嵌合して固定され、内輪が歯車24に嵌合してスプール2と共に回転する。
図2は、実施の形態1に係る電動リールの部分断面図である。図2は、電動リール10のスプール2、電動機3および減速機6の部分の断面を示す。実施の形態1では、電動機3の軸受34およびスプールの軸受25、26をシールする磁気シール機構41、42、43と、それらの磁気シール機構41、42、43を磁気遮蔽する磁気遮蔽機構51、52、53を採用する。電動機3の軸受33はキャップ35でシールされるので、軸受33には磁気シール機構が採用されない。
電動機3の外装31は、筒部31a、底部31bおよびモータホルダ31cから構成される。モータホルダ31cは筒部31aの一端の外側に螺合し、筒部31aの一端を密閉する。底部31bは筒部31aの他端の内側に螺合し、筒部31aの他端を密閉する。モータホルダ31cの中心にはワンウェイクラッチ36と軸受33が保持される。モータホルダ31cの中心の外側にキャップ35がはめ込まれ、ワンウェイクラッチ36と軸受33がシールされる。底部31bの中心の電動機3内部側には軸受34が保持される。底部31bの中心の電動機3外部側に、磁気シール機構41と磁気遮蔽機構51の一部である磁気遮蔽部材51aが保持される。軸受34は磁気シール機構41でシールされる。磁気遮蔽機構51は、磁気シール機構41を電動機3の磁気から遮蔽する。
また、磁気シール機構41は、電動機3の発熱により、熱せられた外装31の熱のスプール2の放熱経路としても機能する。
スプール2の電動機3側の軸受25は、スプール2のモータホルダ31c側のフランジ部22からモータホルダ31c側に突き出た筒状部27の内周と、電動機3の筒部31aの外周との間に位置する。軸受25とモータホルダ31cの間に、磁気シール機構42および磁気遮蔽機構52の一部である磁気遮蔽部材52aが保持される。スプール2はモータホルダ31cに対して回転するので、スプール2とモータホルダ31cの間には隙間がある。その隙間から水が浸入するので、軸受25のモータホルダ31c側を磁気シール機構42でシールする。磁気遮蔽機構52は、磁気シール機構42を電動機3の磁気から遮蔽する。
スプール2の減速機6側の軸受26は、スプール2に固定された歯車24から突き出た筒状部24bの外周と、リール本体1の固定板11に形成された円筒状のボス部11bの内周との間に位置する。筒状部24bとボス部11bの間で、軸受26と歯車24の間に、磁気シール機構43および磁気遮蔽機構53の磁気遮蔽部材53aが保持される。スプール2は固定板11に対して回転するので、スプール2と固定板11との間に隙間がある(図1参照)。その隙間から水が浸入するので、軸受26のスプール2側(歯車24側)を磁気シール機構43でシールする。磁気遮蔽機構53は、磁気シール機構43を電動機3の磁気から遮蔽する。
図3は、実施の形態1に係る電動機軸受部分の断面図である。軸受34は、モータの回転子37と底部31bの間に挟まれて保持される。軸受34の内輪は、出力軸32に嵌合し出力軸32と共に回転する。軸受34の外輪は底部31bの電動機3内部側に嵌合して固定される。出力軸32は電動機3で回転させられる回転体の1つであり、底部31bは軸受支持部の1つである。底部31bの中心の電動機3外部側に磁気シール機構41が配置される。磁気シール機構41は、磁石41a、磁性部材41b、41cおよび磁性流体41dから構成される。磁石41aおよび磁性部材41b、41cは出力軸32の回転半径方向の外周を囲む円環状である。磁石41aは磁性部材41bと41cに挟まれている。磁石41aおよび磁性部材41b、41cの内周と出力軸32の間には隙間がある。磁気シール機構41では、出力軸32が磁性体から形成されていることが想定されている。
磁石41a、磁性部材41b、出力軸32および磁性部材41cで磁気回路が形成される。磁性流体41dは、たとえば炭化水素油やフッ素油ベースの溶媒に数nm〜十数nmの強磁性体微粒子を界面活性剤を用いて安定に分散させた物質である。出力軸32の磁石41aと磁性部材41b、41cに対向する部分が磁化されるので、磁性流体41dは磁石41a、磁性部材41b、41cおよび出力軸32で囲まれる領域に保持される。磁石41aおよび磁性部材41b、41cと出力軸32の間の隙間は磁性流体41dでシールされ、異物が電動機3の外部から軸受34側に浸入するのを防止する。この磁気シール機構41は、出力軸32の周りを液体で取り囲むため、気体に対して高い密封性がある。また、シール部分での固体接触がないので、ダストの発生がない。さらにシール部分に固体摺動がないので、損失トルクが小さく回転性能が低下しにくい。
磁気シール機構41と軸受34の間、すなわち磁気シール機構41の電動機3側に、磁気遮蔽部材51aが出力軸32の周りを囲んで配置される。また、底部31bの外面に磁気遮蔽部材51bが貼付される。磁気遮蔽部材51aおよび51bはともに磁性体で形成された円環状の部材である。磁気遮蔽部材51aおよび51bで磁気遮蔽機構51が構成される。電動機3から底部31bの外側に漏れる磁束は、磁気遮蔽部材51aと51bに引き寄せられてそれらの中を通り、磁気遮蔽部材51aおよび51bから磁気シール機構41側にはほとんど漏れない。その結果、磁気シール機構41は電動機3の磁気から遮蔽される。磁気シール機構41は、電動機3の磁気の影響を受けないので、磁性流体41dは磁石41aおよび磁性部材41b、41cと出力軸32とに囲まれる領域に安定して保持され、安定した防水性能を維持できる。
磁気遮蔽部材51a、51bは、比透磁率が好ましくはニッケルの比透磁率より高い1000以上である。より好ましくは、磁気遮蔽部材の比透磁率は、鋼板の比透磁率以上で2000以上である。さらに好ましくは、珪素鋼板の比透磁率4600以上で、最も好ましくは、パーマロイの比透磁率60000以上である。
磁気遮蔽部材51a、51bは金属板に限らず、可撓性を有する磁性シートでもよい。例えば、磁気遮蔽部材51bに磁性シートを用いることができる。磁気シールドシートとして市販されている磁性シートには、比透磁率が20000以上のものがある。磁性シートは、必要な部分に適宜貼ることができるので加工と組立が容易で、より安定した磁気遮蔽機能を得ることができる。
また、磁気遮蔽部材51a、51bに、弾性材から形成された磁性エラストマーを用いることもできる。磁性エラストマーは、ゴムなどの非磁性エラストマーに磁性体の粒子を混合したものである。例えば、磁気遮蔽部材51aに磁性エラストマーを用いて、内周を出力軸32に接触させるように配置すれば、磁気遮蔽だけでなくシール効果を得ることができる。この場合、磁気遮蔽部材51aが出力軸32と摺動することになるが、磁気シール機構41と相まってより確実なシール性能が得られる。
図4は、実施の形態1に係る減速機側のスプール軸受部分の断面図である。スプール2の減速機6側の軸受26は、スプール2に固定された歯車24から突き出た筒状部24bの外周と、リール本体1の固定板11に形成された円筒状のボス部11bの内周との間に位置する。軸受26の外輪がリール本体1の固定板11に嵌合して固定され、内輪が歯車24に嵌合して歯車24(スプール2)と共に回転する。歯車24は、減速機6を介して電動機3で回転させられる回転体の1つであり、リール本体1の固定版11は軸受支持部の1つである。軸受26と歯車24の間に、磁気シール機構43および磁気遮蔽機構53の磁気遮蔽部材53aが保持される。
磁気シール機構43は、磁石43a、磁性部材43b、43c、磁性リング43dおよび磁性流体43eから構成される。磁石43aおよび磁性部材43b、43cは円環状である。磁性リング43dは磁性体で形成された円筒状の部材で、磁石43aおよび磁性部材43b、43cに対向して歯車24の筒状部24bの外周に隙間なく嵌合する。磁石43aは磁性部材43bと43cに挟まれている。磁石43aおよび磁性部材43b、43cの内周と磁性リング43dの間には、隙間がある。
磁石43a、磁性部材43b、磁性リング43dおよび磁性部材43cで磁気回路が形成される。歯車24が磁性体でない場合に、このように磁性リング43dを嵌合させて磁気回路を形成する。磁性流体43eは、磁気シール機構41の磁性流体41dと同様である。磁石43aと磁性部材43b、43cに対向する磁性リング43dの部分が磁化されるので、磁性流体43eは磁石43a、磁性部材43b、43cおよび磁性リング43dで囲まれる領域に保持される。磁石43aおよび磁性部材43b、43cと磁性リング43dの間の隙間は磁性流体43eでシールされ、異物が軸受26側に浸入するのを防止する。この磁気シール機構43は、歯車24に密着する磁性リング43dの周りを液体で取り囲むため、気体に対して高い密封性がある。
磁気シール機構43と歯車24の間、すなわち磁気シール機構43の電動機3側に、磁気遮蔽部材53aが歯車24の筒状部24bの周りを囲んで配置される。磁気遮蔽部材53aは磁性体で形成された円環状の部材である。磁気遮蔽部材53aは磁気遮蔽機構53を構成する。歯車24の軸受26に向かう面に磁気遮蔽部材を貼付してもよい。電動機3から歯車24を通して漏れる磁束は、磁気遮蔽部材53aに引き寄せられてその中を通り、磁気遮蔽部材53aから磁気シール機構43側にはほとんど漏れない。その結果、磁気シール機構43は電動機3の磁気から遮蔽される。磁気シール機構43は、電動機3の磁気の影響を受けないので、磁性流体43eは磁石43aおよび磁性部材43b、43cと磁性リング43dとに囲まれる領域に安定して保持され、安定した防水性能を維持できる。
磁気遮蔽部材53aの比透磁率は、磁気遮蔽機構51の磁気遮蔽部材51a、51bと同様である。磁気遮蔽部材51a、51bと同様、磁気遮蔽部材53aを磁性シートまたは磁性エラストマーで形成してもよい。
図5は、実施の形態1に係る電動機側のスプール軸受部分の断面図である。スプール2の電動機3側の軸受25は、スプール2のモータホルダ31c側のフランジ部22からモータホルダ31c側に突き出た筒状部27の内周と、電動機3の筒部31aの外周との間に位置する。軸受25の内輪は電動機3の筒部31aに嵌合して固定され、外輪はスプール2に嵌合してスプール2と共に回転する。スプール2は、減速機6を介して電動機3で回転させられる回転体の1つであり、電動機3の筒部31aは軸受支持部の1つである。軸受25とモータホルダ31cの間に、磁気シール機構42および磁気遮蔽機構52の磁気遮蔽部材52aが保持される。
磁気シール機構42は、磁石42a、磁性部材42b、42c、磁性リング42dおよび磁性流体42eから構成される。磁石42aおよび磁性部材42b、42cは円環状である。磁性リング42dは磁性体で形成された円筒状の部材で、磁石42aおよび磁性部材42b、42cに対向してスプール2の筒状部27の内周に隙間なく嵌合する。図5の断面図では、電動機3の出力軸32に対して磁気シール機構42および磁気遮蔽機構52の片側だけが示され、出力軸32に対して反対側が省略されている。磁石42aは磁性部材42bと42cに挟まれている。磁石42aおよび磁性部材42b、42cと磁性リング42dの間には、隙間がある。
磁石42a、磁性部材42b、磁性リング42dおよび磁性部材42cで磁気回路が形成される。スプール2が磁性体でない場合に、このように磁性リング42dを嵌合させて磁気回路を形成する。磁性流体42eは、磁気シール機構41の磁性流体41dと同様である。磁石42aと磁性部材42b、42cに対向する磁性リング42dの部分が磁化されるので、磁性流体42eは磁石42a、磁性部材42b、42cおよび磁性リング42dで囲まれる領域に保持される。磁石42aおよび磁性部材42b、42cと磁性リング42dの間の隙間は磁性流体42eでシールされ、異物が軸受25側に浸入するのを防止する。この磁気シール機構42は、スプール2に密着する磁性リング42dの内周を液体で隙間無く充填するため、気体に対して高い密封性がある。
磁気シール機構42と軸受25の間、すなわち磁気シール機構42の電動機3側に、磁気遮蔽部材52aが電動機3の筒部31aの周りを囲んで配置される。磁気遮蔽部材52aは磁性体で形成された円環状の部材である。また、電動機3の筒部31aの、少なくとも磁気シール機構42が位置する内周に、磁気遮蔽部材52bが貼付されている。磁気遮蔽部材52bは、筒部31aの内周に沿う筒状である。さらに、筒部31aの端が突き当たるモータホルダ31cの面に、磁気遮蔽部材52cが貼付されている。磁気遮蔽部材52a、52b、52cは磁気遮蔽機構52を構成する。電動機3側の軸受25部分付近の電動機3から漏れる磁束は、磁気遮蔽部材52a、52b、52cに引き寄せられてそれらの中を通り、磁気遮蔽部材52a、52b、52cから磁気シール機構42側にはほとんど漏れない。その結果、磁気シール機構42は電動機3の磁気から遮蔽される。磁気シール機構42は、電動機3の磁気の影響を受けないので、磁性流体42eは磁石42aおよび磁性部材42b、42cと磁性リング42dとに囲まれる領域に安定して保持され、安定した防水性能を維持できる。
上述のように、磁性流体42eは磁石42aおよび磁性部材42b、42cと磁性リング42dとに囲まれる領域に安定して保持される。そのため、磁気シール機構42は、電動機3の回転動作によって熱せられたモータホルダ31cの熱を、磁石42a、磁性部材42b、42c、磁性流体42eおよび磁性リング42dを介して、筒状部27に伝導させる。その結果、スプール2で安定した放熱性能を維持することができる。
磁気遮蔽部材52a、52b、52cの比透磁率は、磁気遮蔽機構51の磁気遮蔽部材51a、51bと同様である。磁気遮蔽部材51a、51bと同様、磁気遮蔽部材52a、52b、52cを磁性シートまたは磁性エラストマーで形成してもよい。なおさらに、スプール2のモータホルダ31c側のフランジ部22からモータホルダ31c側に突き出た筒状部27の外周に、磁気遮蔽部材を貼付してもよい。
実施の形態1の電動リール10では、磁気シール機構41、42、43を電動機3の磁気から遮蔽する磁気遮蔽機構51、52、53を備えるので、磁気シール機構41、42、43の磁性流体41d、42e、43eを安定的に維持でき、安定した防水性能を維持できる。実施の形態1では、電動機3の軸受34、スプール2の軸受25および軸受26のそれぞれを磁気シールする磁気シール機構41、42、43を磁気遮蔽する磁気遮蔽機構51、52、53について説明したが、磁気シール機構と磁気遮蔽機構はこれらに限定されるものではない。
実施の形態1の電動リール10の構造は一例であって、本願発明に係る電動リールの構造は図1に限定されるものではない。また、磁気遮蔽機構の構成は、磁気遮蔽機構51、52、53に限定されるものではない。例えば、磁気シール機構全体を取り囲むように磁気遮蔽部材を配置してもよい。このようにすると、電動機3の磁気だけではなく、他の磁気部品または電動リール10の外部の磁気から磁気シール機構を遮蔽することができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る電動リールの断面図である。実施の形態2に係る電動リール10では、電動機3がスプール7の外側に配置される構造である。図6に示されるように、電動機3はスプール7に並んで、出力軸32がスプール7の回転軸74に平行に配置される。図6では、ハンドルが省略されている。
スプール7は円筒部71と円筒部71の両端のフランジ部72、73から構成される。スプール7は円筒部71を貫通する回転軸74に固定される。回転軸74は、スプール7の両側のフランジ部72、73の外側で、軸受75と76で側板12と13にそれぞれ回転可能に支持されている。軸受75と76はそれぞれ、外輪が側板(軸受支持部)12と13に嵌合して固定され、内輪は回転軸74または回転軸74に固定された歯車77の外周に嵌合して、スプール7と共に回転する。
電動機3の外装31はリール本体1に対して動かないように固定されている。電動機3の出力軸32は、2つの軸受33、34で外装31に対して回転自在に支持されている。2つの軸受33、34はともに、外輪が電動機3の外装31に嵌合して固定され、内輪が出力軸32に嵌合して出力軸32と共に回転する。電動機3の出力軸32は、遊星ギアを含む減速機8の入力側に取り付けられている。減速機8のアウターギア81はスプール7の回転軸74に固定された歯車77に、伝達ギア82を介して噛み合っている。減速機8のアウターギア81は、電動機3の減速機8側が取り付けられる側板13のボス部に、軸受83で回転可能に支持される。
スプール7の回転軸74および回転軸74に固定される歯車77は、電動機3で回転させられる回転体の1つであり、側板12および13は軸受支持部の1つである。スプール7は側板12、13に対して回転するので、スプール7と側板12、13の間には隙間がある。その隙間から水が浸入するので、軸受75、76のスプール7側を磁気シール機構44、45でシールする。磁気遮蔽機構54、55は、磁気シール機構44、45を電動機3の磁気から遮蔽する。
その他、磁気シール機構を採用する候補として、電動機3の減速機8側の軸受34と減速機8のアウターギア81の軸受83が挙げられる。電動機3の減速機8側の軸受34については、磁気シール機構41および磁気遮蔽機構51は実施の形態1と同じである。アウターギア81の軸受83については、外輪が回転し、内輪が固定されるので、実施の形態1におけるスプール2の電動機3側の軸受25と類似している。軸受83に用いる磁気シール機構および磁気遮蔽機構は、実施の形態1の磁気シール機構42および磁気遮蔽機構52と同様に構成することができる。
図7は、実施の形態2に係るスプールの軸受部分の断面図である。図7は、図6の上側、側板12をスプール7の回転軸74が貫通していない方の軸受75部分を示す。図7に向かって右手に電動機3が配置される。軸受75は、外輪が側板12の凹部に嵌合して固定され、内輪が回転軸74に嵌合して回転軸74(スプール7)とともに回転する。軸受75のスプール7側に磁気シール機構44が配置される。
磁気シール機構44は、磁石44a、磁性部材44b、44cおよび磁性流体44dから構成される。磁石44aおよび磁性部材44b、44cは回転軸74を囲む円環状である。磁石44aは磁性部材44bと44cに挟まれている。磁石44aおよび磁性部材44b、44cの内周と回転軸74の間には、隙間がある。磁気シール機構44では、回転軸74が磁性体から形成されていることが想定されている。
磁石44a、磁性部材44b、回転軸74および磁性部材44cで磁気回路が形成される。磁性流体44dは、たとえば炭化水素油やフッ素油ベースの溶媒に数nm〜十数nmの強磁性体微粒子を界面活性剤を用いて安定に分散させた物質である。回転軸74の磁石44aと磁性部材44b、44cに対向する部分が磁化されるので、磁性流体44dは磁石44a、磁性部材44b、44cおよび回転軸74で囲まれる領域に保持される。磁石44aおよび磁性部材44b、44cと回転軸74の間の隙間は磁性流体44dでシールされ、異物がスプール7と側板12の間から軸受75側に浸入するのを防止する。この磁気シール機構44は、回転軸74の周りを液体で取り囲むため、気体に対して高い密封性がある。また、シール部分での固体接触がないので、ダストの発生がない。さらにシール部分に固体摺動がないので、損失トルクが小さく回転性能が低下しにくい。
磁気シール機構44のスプール7側、すなわち磁気シール機構44の電動機3側に、磁気遮蔽部材54aが回転軸74の周りを囲んで配置される。また、側板12の凹部の外周に磁気遮蔽部材54bが貼付される。さらに、側板12のスプール7と反対側の面に、凹部の少なくとも電動機3に近い方の外周部に磁気遮蔽部材54bから連続して磁気遮蔽部材54cを貼付してもよい。また、側板12のスプール7側の面に、凹部の少なくとも電動機3に近い方の外周部に磁気遮蔽部材54dを貼付してもよい。
磁気遮蔽部材54a〜54dは磁性体で形成された部材である。少なくとも磁気遮蔽部材54aおよび54bで磁気遮蔽機構54が構成される。磁気遮蔽機構54は、磁気遮蔽部材54cおよび54dを含んでもよい。電動機3から漏れる磁束は、軸受75の付近では、磁気遮蔽部材54aおよび54bに引き寄せられてそれらの中を通り、磁気遮蔽部材54aおよび54bから磁気シール機構44側にはほとんど漏れない。その結果、磁気シール機構44は電動機3の磁気から遮蔽される。磁気シール機構44は、電動機3の磁気の影響を受けないので、磁性流体44dは磁石44aおよび磁性部材44b、44cと回転軸74とに囲まれる領域に安定して保持され、安定した防水性能を維持できる。
スプール7のもう1つの軸受76の磁気シール機構45および磁気遮蔽機構55は、図7と対称な構造と考えればよい。磁気遮蔽部材54a〜54dの比透磁率は、実施の形態1で説明した磁気遮蔽機構51の磁気遮蔽部材51a、51bと同様である。磁気遮蔽部材51a、51bと同様、磁気遮蔽部材54a〜54dを磁性シートまたは磁性エラストマーで形成してもよい。
実施の形態2の電動リール10では、磁気シール機構44、45を電動機3の磁気から遮蔽する磁気遮蔽機構54、55を備えるので、磁気シール機構44、45の磁性流体44dを安定的に維持でき、安定した防水性能を維持できる。実施の形態2では、電動機3の軸受34、スプールの軸受75および軸受76のそれぞれを磁気シールする磁気シール機構41、44、45を磁気遮蔽する磁気遮蔽機構51、54、55について説明したが、磁気シール機構と磁気遮蔽機構はこれらに限定されるものではない。
実施の形態2の電動リール10の構造は一例であって、本願発明に係る電動リール10の構造は図6に限定されるものではない。また、磁気遮蔽機構の構成は、磁気遮蔽機構51、54、55に限定されるものではない。例えば、磁気シール機構全体を取り囲むように磁気遮蔽部材を配置してもよい。このようにすると、電動機3の磁気だけではなく、他の磁気部品または電動リールの外部の磁気から磁気シール機構を遮蔽することができる。
1 リール本体
2 スプール
3 電動機
7 スプール
10 電動リール
11 固定板(軸受支持部)
12、13 側板(軸受支持部)
25、26 軸受
31a 筒部(軸受支持部)
31b 底部(軸受支持部)
32 出力軸
33、34 軸受
41、42、43、44、45 磁気シール機構
41a、42a、43a、44a 磁石
41b、42b、43b、44b 磁性部材
41c、42c、43c、44c 磁性部材
42d、43d 磁性リング
41d、42e、43e、44d 磁性流体
51、52、53、54、55 磁気遮蔽機構
51a、52a、53a、54a 磁気遮蔽部材
51b、52b、54b 磁気遮蔽部材
52c、54c、54d 磁気遮蔽部材
74 回転軸
75、76 軸受
83 軸受

Claims (8)

  1. リール本体と、
    前記リール本体に回転可能に支持されて釣り糸が巻回されるスプールと、
    前記スプールを回転させる電動機と、
    前記電動機で回転させられる回転体を軸受支持部との間で回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受をシールするように配設される磁気シール機構と、
    前記磁気シール機構を前記電動機の磁気から遮蔽する磁気遮蔽機構と、
    を備える電動リール。
  2. 前記磁気遮蔽機構は、前記磁気シール機構の前記電動機側に磁気遮蔽部材を有する、請求項1に記載の電動リール。
  3. 前記磁気遮蔽機構は、前記磁気シール機構の少なくとも前記電動機側の面を前記磁気遮蔽部材で覆う、請求項2に記載の電動リール。
  4. 前記磁気遮蔽機構は、前記磁気シール機構に隣合う前記軸受を支持する前記軸受支持部の前記磁気シール機構側の面を前記磁気遮蔽部材で覆う、請求項2または3に記載の電動リール。
  5. 前記磁気遮蔽部材は比透磁率が1000以上である、請求項2から4のいずれか1項に記載の電動リール。
  6. 前記磁気遮蔽部材は磁性シートを含む、請求項2から5のいずれか1項に記載の電動リール。
  7. 前記磁気遮蔽部材は、弾性材から形成された磁性エラストマーを含む、請求項2から6のいずれか1項に記載の電動リール。
  8. 前記回転体は、前記電動機の出力軸であって、前記磁気シール機構は、前記電動機の出力軸を前記軸受支持部との間で回転自在に支持する軸受をシールするように配設される、請求項1から7のいずれか1項に記載の電動リール。
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