JP6409579B2 - パージストッカ、及びパージストッカの稼働方法 - Google Patents

パージストッカ、及びパージストッカの稼働方法 Download PDF

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本発明は、パージストッカに関する。
パージストッカは、各種物品を収容する容器を保管し、かつこの容器にパージガスを供給するパージ装置を備えている。このパージストッカに保管される容器としては、ウェハやレチクルなどを収容するFOUP、SMIF Pod、レチクルPodなどがあり、保管に際してパージ装置により容器内に清浄乾燥空気や窒素ガスなどのパージガスを充填し、収容物の汚染や酸化などを抑制している。パージストッカにおいて、例えば、パージガスの供給が不足するなどパージの異常が発生すると、収容物の汚染等が生じるため、容器へ供給されるパージガスの流量を測定し、パージの異常を検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4670808号明細書
特許文献1で示すように、パージストッカにおいてパージの異常が検出されても、パージの異常が容器に起因するものか、パージ装置に起因するものかを判断していない。従って、パージの異常を検出した場合は、パージストッカの稼働を停止し、容器やパージ装置をそれぞれ検査することが必要となる。この場合、パージの異常が容器に起因する場合であっても、パージストッカの稼働を停止すると、パージストッカの稼働効率を低下させ、生産ライン等に対して影響を与える可能性がある。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであり、パージの異常が発生した場合にその異常が容器またはパージ装置のいずれに起因するかを容易に判断することができ、これにより稼働効率を向上させることが可能なパージストッカ、及びパージストッカの稼働方法を提供することを目的とする。
本発明のパージストッカは、容器内にパージガスを供給する複数のパージ装置と、容器におけるパージの状態を検出する検出装置と、検出装置がパージの異常を検出した場合に、容器のパージを確認する検査部と、容器を搬送する搬送装置と、を備え、検査部として、複数のパージ装置のうち、パージの異常を検出した際のパージ装置と別のパージ装置が用いられ、搬送装置は、容器を別のパージ装置に搬送する
た、容器を保持する複数の棚を備え、パージ装置は、複数の棚のそれぞれに設けられてもよい。また、検出部は、搬送装置の可動範囲から離れて配置されてもよい。
また、本発明のパージストッカは、容器内にパージガスを供給するパージ装置と、容器を搬送する搬送装置と、容器におけるパージの状態を検出する検出装置と、検出装置がパージの異常を検出した場合に、搬送装置によって搬送されかつ容器に代えてパージ装置に接続される参照容器と、を備える。
また、参照容器は、容器と同一構造であってもよい。また、送装置は、検出装置がパージの異常を検出した場合に、パージ装置に対して容器を再度接続する動作を行うものでもよい。また、検出装置は、容器から排出されるパージガスを監視することによって、パージの状態を検出してもよい。また、検出装置は、容器から排出されるパージガスについて、単位時間あたりの流量、酸素濃度、及び水分濃度のうち少なくとも1つに基づいて容器におけるパージの状態を検出してもよい。
また、本発明は、容器内にパージガスを供給する複数のパージ装置を備えるパージストッカの稼働方法であって、容器におけるパージの状態を検出することと、パージの異常を検出した場合に、パージストッカに備える検査部により容器に対するパージを確認することと、を含み、検査部として、パージ装置が用いられ、検査部によるパージの確認は、複数のパージ装置のうち、パージの異常を検出した際のパージ装置と別のパージ装置により行い、容器を搬送装置により別のパージ装置に搬送することを含む
また、本発明は、容器内にパージガスを供給するパージ装置を備えるパージストッカの稼働方法であって、容器におけるパージの状態を検出することと、パージの異常を検出した場合に、パージストッカに備える参照容器を容器に代えてパージ装置に接続することと、を含む。
本発明によれば、検出装置がパージの異常を検出した場合に、検査部により容器のパージを確認するので、パージの異常が容器またはパージ装置のいずれに起因するかを容易に判断することができる。これによりパージストッカの稼働停止を回避することが可能となりパージストッカの稼働効率を向上することができる。また、パージストッカ内に備える複数のパージ装置のいずれかを検査部として用いることができ、さらに、搬送装置により検査部である別のパージ装置に対して容器を容易に搬送できる。
た、容器を保持する複数の棚を備え、パージ装置が、複数の棚のそれぞれに設けられるものでは、複数の棚に容器を保管する際に各棚のパージ装置により並行してパージを行うことができ、また、棚が異なるパージ装置を検査部として用いることができる。また、検出部が、搬送装置の可動範囲から離れて配置されるものでは、搬送装置を停止せずに、作業者等によって容器を検出部に接続することができる。
また、本発明によれば、検出装置がパージの異常を検出した場合に、搬送装置によって搬送されかつ容器に代えて参照容器をパージ装置に接続することにより、パージの異常が容器またはパージ装置のいずれに起因するかを容易に判断することができる。
また、参照容器が、容器と同一構造であるものでは、容器のパージの状態と参照容器のパージの状態との比較を正確に行うことができる。また、搬送装置が、検出装置によりパージの異常を検出した場合に、パージ装置に対して容器を再度接続する動作を行うものでは、パージの異常原因が容器を配置する際の不具合であるときに、パージの異常を容易に解消することができる。また、検出装置が、容器から排出されるパージガスを監視することによってパージの状態を検出するものでは、容器に対するパージの状態を容易かつ確実に検出できる。また、検出装置が、容器から排出されるパージガスについて、単位時間あたりの流量、酸素濃度、及び水分濃度のうち少なくとも1つに基づいて容器におけるパージの状態を検出するものでは、パージの状態を定量的に検出できる。
第1実施形態に係るパージストッカの一例を示す図である。 (A)はパージ装置の一例を示すブロック図、(B)はパージ装置の他の例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るパージストッカの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るパージストッカの一例を示す図である。 第2実施形態に係るパージストッカの動作を示すフローチャートである。 (A)はパージストッカの動作の変形例を示す図、(B)は動作の変形例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るパージストッカの一例を示す図である。 検査部の一例を示すブロック図である。 パージストッカの変形例を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系においては、鉛直方向をZ方向とし、水平方向をX方向、Y方向とする。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1(A)は、本実施形態に係るパージストッカ1の一例を示す図、図1(B)は容器Fおよびパージ装置4の一例を示す図である。パージストッカ1は、例えば、半導体素子の製造に用いられるウェハや、レチクルなどの物品を収容する容器Fを保管する自動倉庫である。容器Fは、例えば、FOUP、SMIF Pod、レチクルPodなどである。図1(A)に示すように、パージストッカ1は、筐体2、複数の保管棚3、複数のパージ装置4、スタッカクレーン(搬送装置)5、及び制御装置6を備える。筐体2は、外部に対して隔離可能な内部空間2aを有する。筐体2は、筐体2の外部と内部空間2aとで容器Fが受け渡される入出庫ポート(図示せず)を備えている。複数の保管棚3、複数のパージ装置4、及びスタッカクレーン5は、筐体2の内部空間2aに配置されている。制御装置6は、筐体2の内部または外部のいずれに配置されてもよい。制御装置6は、パージ装置4およびスタッカクレーン5を制御する。
スタッカクレーン5は、X方向、Y方向、及びZ方向の各方向に容器Fを搬送可能であり、例えば、入出庫ポートと保管棚3との間や、保管棚3から他の保管棚3に容器Fを搬送可能である。スタッカクレーン5は、例えば、走行台車10、支持柱11、支持台12、及び移載装置13を備える。走行台車10は、複数の車輪14を有し、筐体2の底面に設けられたレール15に沿って水平方向(X方向)に移動する。
支持柱11は、走行台車10の上面から鉛直方向(Z方向)に延びて設けられる。支持台12は、支持柱11に支持され、支持柱11に沿ってZ方向にスライド可能に設けられる。移載装置13は、例えば、伸縮可能なアーム部と、上面に容器Fを載置可能な載置部と、備える。なお、スタッカクレーン5は、容器Fを載置するものに代えて、例えば容器Fの上部に備えるフランジ部28(図1(b)参照)を把持して、容器Fを吊り下げて搬送するものや、容器Fの側面を把持して搬送するものでもよい。また、図1には1台のスタッカクレーン5を図示したが、筐体2内に配置されるスタッカクレーン5は2台以上であってもよい。
保管棚3は、高さ方向(Z方向)に複数段並んで配置され、水平方向(X方向)に複数列並んで配置されている。複数の保管棚3には、それぞれ、容器Fを載置可能である。なお、容器Fの保管状況によっては、一部の保管棚3に容器Fが載置されていない場合がある。図1においては、容器Fが載置されていない保管棚3における容器Fの載置スペースを点線(符号B)で示した。
図1(B)に示すように、保管棚3の上面にはピン20が設けられる。ピン20は、保管棚3に対する容器Fの位置決めに利用される。容器Fは、図1(B)ではFOUPの一例を示しており、開口21aを有する箱状の本体部21と、開口21aを塞ぐ蓋部22とを備える。ウェハなどの物品は、開口21aを介して容器Fの内部Faに収容される。本体部21は、その底面側に、位置決め用の凹部23を備える。凹部23は、例えば、本体部21の底面の中心から放射状に延びる溝である。この凹部23には、移載装置13の載置台に備える不図示のピンが入り込み、容器Fを搬送する際の位置決めを行っている。保管棚3は、移載装置13の載置台が鉛直方向に通行可能な切り欠き(図示せず)を有する。移載装置13は、載置台を保管棚3の上方から下方に、切り欠き部を通って移動することにより、保管棚3の上面に容器Fを移載する。その際、容器Fは、凹部23に保管棚3のピン20が挿入されることで、保管棚3に対して位置決めされる。本体部21は、底面側に、ガスの導入口24、逆止弁25、排気口26、及び逆止弁27を備える。導入口24および排気口26は、それぞれ、本体部21の内部Faと外部と連通する。逆止弁25、27は、それぞれ導入口24、排気口26に設けられる。
パージ装置4は、パージノズル30、排気ノズル31、流量制御装置32、及び排気側センサ33を備える。パージノズル30及び排気ノズル31は、保管棚3の上面に設けられる。パージノズル30及び排気ノズル31は、保管棚3に容器Fを載置した際に、それぞれ導入口24、排気口26と接続するように配置される。パージノズル30は、配管34および流量制御装置32を介して、パージガスの供給源(図2に示すパージガス源40)と接続される。排気ノズル31は、配管35及び排気側センサ33を介してパージガスの排気経路(図2に示すパージガス排気41)に接続される。
図2(A)は、パージ装置4の構成の一例を示すブロック図である。図2(A)に示すように、容器Fをパージする際、パージガス源40からのパージガスは、流量制御装置32および配管34を介して、容器Fの導入口24から内部Faに供給され、容器Fの内部Faに充填される。また、内部Faのガスは、排気口26から容器Fの外部に排出され、配管35を介してパージガス排気41により外部に排気される。なお、パージガス排気41は、ポンプなどによりガスを吸引する装置が設けられてよい。
流量制御装置32は、例えばマスフローコントローラであり、パージガス源40からパージノズル30へ流れるパージガスの流量を制御する。なお、流量制御装置32は、マスフローコントローラに代えて、例えば、ニードルバルブなどでもよく、作業者がニードルバルブを操作することによって流量を制御するものでもよい。
排気側センサ(検出装置)33は、配管35を流れるガスを監視して、容器Fにおけるパージの状態を検出する。排気側センサ33は、例えば流量計であり、配管35を流れるガスの単位時間あたりの流量を測定する。ただし、排気側センサ33は、流量計に限定されず、例えば、酸素濃度や水分濃度の少なくとも一方を検出するセンサなど、配管35を流れるガスの組成を検出するセンサであってもよい。また、排気側センサ33は、ガスの流量及び成分の双方を検出するセンサでもよい。
パージガス源40は、例えば窒素ガスなど、収納した物品に対して不活性なガスをパージガスとして供給する。パージガスは、容器Fに収容される物品に応じて選択され、例えば、物品に対する酸化抑制、分子汚染等を抑制するガスや、容器F内の水分を減少させるガスなどが用いられる。パージガスは、窒素ガスの他に、清浄乾燥空気(CDA)などでもよい。パージガス源40は、パージストッカ1の一部であってもよいし、パージストッカ1の外部の装置であってもよく、例えば、パージストッカ1が設けられる工場の設備であってもよい。
排気側センサ33は、例えばパージ時における配管35を流れるガスの流量を所定のタイミングで測定することで、ガスの流量を監視する。排気側センサ33は、その測定結果(測定値)を有線または無線により制御装置6に出力する。制御装置6は、判定部37により排気側センサ33の測定結果に対して信号処理を行い、パージの状態を判定する。排気側センサ33の測定値は、例えば、パージガスの供給開始時にほぼ0であり、パージガスの供給が進行するにつれて増加し、容器Fの内部Faがパージガスで充填されると飽和する。例えば、容器Fに所定の供給量でパージガスが供給され、かつ容器Fからのパージガスの漏れが所定値である場合、パージが適切に行われると、排気側センサ33の測定値はほぼ一定となる。
なお、容器Fからのパージガスの漏れは、主に蓋部22と本体部21との隙間から生じるが、本体部21や蓋部22が破損している場合や、蓋22が外れた場合にはパージガスの漏れが大きくなる。パージガスの漏れが多いほど、排気側センサ33の測定値は、所定値に対して低くなる。また、パージガス源40や流量制御装置32の動作不良、配管34、35の詰まりなどが発生した場合でも、排気側センサ33の測定値が所定値より低くなる。
判定部37は、例えば、排気側センサ33の出力信号を、予め設定した閾値と比較してパージの状態を判定する。判定部37は、測定値が閾値以上である場合にパージの状態が正常であると判定し、飽和した測定値が閾値未満である場合にパージの状態が異常であると判定する。なお、判定部37は、測定値が飽和するまでに判定するようにしてもよい。また、判定部37は、制御装置6に備えることに限定されず、例えば制御装置6とは別に設けられてもよい。この場合、排気側センサ(検出装置)33に判定部37を備えてもよい。
また、排気側センサ33が容器Fの排出ガスの成分を検出する場合、判定部37は、排気側センサ33の検出結果を、予め設定した閾値と比較することによってパージの状態を判定する。例えば、排気側センサ33により排出ガスに含まれる酸素濃度や水分濃度(湿気)を測定し、判定部37は、酸素濃度等の測定値が閾値未満である場合にパージが正常であると判定し、酸素濃度等の測定値が閾値以上である場合に、パージが異常であると判定する。
上述したパージ装置4は、排気側センサ33により容器Fに対するパージを確認することから、パージを確認するための検査部45(図1参照)として機能する。また、パージ装置4は、図1に示すように、保管棚3ごとに設けられるが、一部の保管棚3に設けられなくてもよい。例えば、パージ装置4は、X方向に並ぶ複数の保管棚3(1段の保管棚群)のうち、1つに設けられてもよいし、2つ以上に設けられてもよい。また、パージ装置4は、Z方向に並ぶ複数の保管棚3(1列の保管棚群)のうち、1つに設けられてもよいし、2つ以上に設けられてもよい。パージ装置4がない保管棚3の場合、スタッカクレーン5は、パージ装置4を持つ保管棚3に容器Fを載置し、このパージ装置4によってパージが施された容器Fを、パージ装置4がない保管棚3に載置してもよい。また、パージ装置4は、保管棚3以外に設けられてもよい。
図2(B)は、パージ装置の他の例を示すブロック図である。なお、図2(A)に示すパージ装置4と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。図2(B)に示すように、パージ装置400は、配管34において流量制御装置32の下流側に圧力計(検出装置)38が接続される。圧力計38は、流量制御装置32を介して配管34を流れるパージガスの圧力を監視して、容器Fにおけるパージの状態を検出する。圧力計38は、その測定結果(測定値)を有線または無線により制御装置6に出力する。制御装置6の判定部37は、圧力計38の測定結果に対して信号処理を行い、パージの状態を判定する。圧力計38の測定値は、パージガスが適正に供給されている場合はほぼ一定値となるが、容器Fやパージ装置400の異常が生じると、所定範囲より大きくまたは小さくなる。これにより、容器Fに対するパージの異常を確認することができる。
なお、図2(A)や(B)に示すように、検出装置として排気側センサ33または圧力計38のいずれか一方を用いることに限定されず、双方が同時に使用されてもよい。この場合、制御装置6の判定部37は、双方の測定値のいずれか一方が閾値を超える場合または所定範囲から外れる場合にパージの異常と判断してもよい。
ところで、パージの異常の原因は、パージ装置4及び容器Fの少なくとも一方に起因する。判定部37は、パージ装置4によるパージガスの供給不足や、容器Fからパージガスの漏れが多い場合にパージの異常と判定する。本実施形態に係るパージストッカ1は、パージの異常を検出した場合、異常を検出した際のパージ装置4と別のパージ装置4を検査部45とし、この検査部45によって容器Fのパージを確認(検査)する。そのため、立ち入り検査を行わなくともパージの異常原因を調査することができ、立ち入り検査に要するパージストッカの停止時間を減らすことができる。
図3は、本実施形態に係るパージストッカ1の稼働方法の一例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、図1を参照して、容器Fのパージを検査する検査処理について説明する。なお、図1において、符号4aは、異常が検出されたパージを行ったパージ装置を示し、符号Fxは、異常が検出された際にパージが行われた容器を示す。また、符号4bは、パージ装置4aと別のパージ装置4bを示す。パージ装置4bは、例えば、水平方向(X方向)においてパージ装置4aの隣に配置されたパージ装置である。パージストッカ1は、パージ装置4bを検査部45として利用する。
図3に示すように、ステップS11において、スタッカクレーン5は、入出庫ポートに搬入された容器Fxをパージ装置4が設けられた保管棚3に搬送し、容器Fxをパージ装置4aに接続する。次に、ステップS12において、パージ装置4aは、流量制御装置32を介して容器Fxにパージガスを供給し、容器Fxのパージを行う。次に、ステップS13において、排気側センサ33は、測定値を所定のタイミングで制御装置6に出力することでパージの状態を検出する。
次に、ステップS14において、制御装置6の判定部37は、排気側センサ33の測定値と閾値とを比較することにより、パージが正常であるか異常であるかを判定する。判定部37によりパージの異常がないと判定された場合(ステップS14;No)、そのままパージ装置4aにより容器Fxに対するパージを継続する。また、判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS14;Yes)、ステップS15において、制御装置6は、スタッカクレーン5を駆動して容器Fxを保管棚3から+X方向に隣の保管棚3へ搬送し、検査部45としてのパージ装置4bに容器Fxを接続させる。次に、ステップS16において、パージ装置4bは、容器Fxに対してパージガスを供給し、容器Fxに対してパージを行う。
次に、ステップS17において、パージ装置4bの排気側センサ33は、測定値を所定のタイミングで制御装置6に出力することでパージの状態を検出する。次に、ステップS18において、判定部37は、排気側センサ33の測定値と閾値とを比較することにより、パージが正常であるか異常であるかを判定する。判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS18;Yes)、ステップS19に進み、制御装置6は、容器Fに異常原因があると判定する。この場合、制御装置6は、先に使用したパージ装置4aに異常原因がないと判定してもよい。
また、判定部37によりパージが正常であると判定された場合(ステップS18;No)、ステップS20に進み、制御装置6は、先に使用したパージ装置4aに異常原因があると判定する。この場合、制御装置6は、容器Fに異常原因がないと判定してもよい。ステップS19またはステップS20の処理が終了した場合、一連の処理が終了する。なお、ステップS20の後、容器Fxは、適正なパージが確保されており、そのままパージ装置4bを持つ保管棚3に保管されてもよいし、パージ装置4aと別の保管棚3に搬送されてもよい。また、ステップS19の後、容器Fxは、パージの異常を有するため、スタッカクレーン5により入出庫ポートに搬送されて、パージストッカ1から取り出されてもよい。
また、ステップS19の判定とステップS20の判定は、例えば作業者が行ってもよく、パージストッカ1が行わなくてもよい。また、制御装置6は、例えば、パージ装置4aにおける異常原因の有無、容器Fにおける異常原因の有無を、パージストッカ1に備える表示装置(図示せず)などに表示して作業者に報知してもよい。また、ステップS20の後、作業者によってパージ装置4aに対する立ち入り検査を行ってもよい。
また、パージ装置4bは、容器Fが接続されていないパージ装置4から任意に選択される。検査部45として、パージ装置4aに近いパージ装置を選択すると、スタッカクレーン5による搬送時間を短縮することができる。なお、パージ装置4bは、パージ装置4aと異なる段の保管棚3に設けられたパージ装置であってもよい。例えば、パージガス源からの配管(供給経路)が分岐して、2つ以上のパージ装置に接続されている場合、検査部45として、パージ装置4aと供給経路が異なるパージ装置を選択してもよい。また、検査部45として、保管棚3以外に設けられたパージ装置が使用されてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態において、上述した実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を簡略化あるいは省略する。図4は、本実施形態に係るパージストッカ100の構成および動作を示す図である。図4に示すように、パージストッカ100は、参照容器FRを備える。参照容器FRは、パージの異常が検出された場合、このパージを行ったパージ装置4のパージテストに利用される。参照容器FRは、容器Fと同一構造である(図1(B)参照)。参照容器FRが容器Fと同一構造である場合、容器Fに対するパージの結果と、参照容器FRに対するパージの結果との比較の条件を揃えることができる。ただし、参照容器FRは、容器Fと異なる構造であってもよく、例えば、蓋部22がない容器であってもよい。また、参照容器FRは、2個以上配置されてもよい。また、参照容器FRは、他の保管棚3において適切にパージされた容器Fが使用されてもよい。
参照容器FRは、筐体2の内部において複数の保管棚3のいずれかに載置される。参照容器FRが載置される保管棚3rは、例えば、パージストッカ100の定期メンテナンス時にアクセスしやすい位置に設定される。保管棚3rは、+X方向及び+Z方向の端側の保管棚3や、+X方向及び−Z方向の端側の保管棚3に設定される。なお、参照容器FRは、保管棚3r以外の保管棚3や、筐体2の内部Faにおいて保管棚3以外の場所に保管されていてもよく、筐体2の外部に保管されてもよい。参照容器FRが保管棚3rなど筐体2の内部Faに配置されることにより、この参照容器FRをスタッカクレーン5によって搬送することができる。
本実施形態において、パージストッカ100は、異常が検出された際のパージ装置4によって参照容器FRをパージすることによりパージの確認(検査)を行う。制御装置6は、パージ装置4の判定部37(図2参照)がパージの異常を検出した場合に、スタッカクレーン5により容器Fxを保管棚3aから搬送して、パージの異常を検出したパージ装置4に参照容器FRを接続させる。制御装置6は、参照容器FRに対するパージの状態を検出し、パージが適切に行われるかを確認する。制御装置6は、参照容器FRに対するパージの異常を検出した場合、パージの異常原因がパージ装置4a側にあると判定可能であり、参照容器FRに対するパージの異常を検出しない場合、パージの異常原因が容器Fx側にあると判定可能である。
次に、本実施形態に係るパージストッカ100の稼働方法について説明する。図5は、本実施形態に係るパージストッカの動作を示すフローチャートである。図4を参照しつつフローチャートを説明する。なお、図5において、ステップS11〜ステップS14の処理は、図3を参照して説明した処理と同様である。
判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS14;Yes)、ステップS21において、スタッカクレーン5は、容器Fxを保管棚3aから他の保管棚3へ搬送し、容器Fxをパージ装置4aから外すように動作する。次に、ステップS22において、スタッカクレーン5は、参照容器FRを保管棚3rから保管棚3aに搬送し、参照容器FRをパージ装置4aと接続する。次に、ステップS23において、パージ装置4aは、参照容器FRに対してパージを行う。次に、ステップS24において、排気側センサ33により排出ガスの流量を測定し、参照容器FRに対するパージの状態を検出して制御装置6に出力する。次に、ステップS25において、制御装置6の判定部37は、排気側センサ33の測定値と閾値とを比較してパージが正常であるか異常であるかを判定する。
判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS25;Yes)、ステップS26に進み、制御装置6は、パージ装置4aに異常原因があると判定する。この場合、制御装置6は、前の容器Fxに異常原因がないと判定してもよい。また、判定部37によりパージが正常であると判定された場合(ステップS25;No)、ステップS27に進み、制御装置6は、パージ装置4aに異常原因がないと判定する。この場合、制御装置6は、容器Fxに異常原因があると判定してもよい。
ステップS26またはステップS27の処理が終了した場合、一連の処理が終了する。なお、ステップS26やステップS27の判定は、例えば作業者が行ってもよい。また、制御装置6は、例えば、パージ装置4aにおける異常原因の有無、容器Fにおける異常原因の有無を、表示装置などに表示することにより作業者に報知してもよい。
なお、参照容器FRが配置される保管棚3rにパージ装置4が設けられている場合、このパージ装置4は、定期的、あるいは作業者の指令により非定期に、参照容器FRに対してパージを行い、パージの異常がないかを確認してもよい。また、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせてもよく、例えば、参照容器FRに対してパージ装置4aによりパージを行い、容器Fに対してパージ装置4bによりパージを行って、容器F及びパージ装置4aの異常を判断してもよい。
[変形例]
次に、変形例について説明する。容器Fおよびパージ装置4の双方に異常がない場合に、例えば容器Fをパージ装置4に接続する際の位置ずれ、姿勢などによって、パージの異常が生じる可能性がある。本変形例においては、パージの異常が検出された場合、まず、パージのリトライを行い、リトライにおいてもパージの異常が検出された場合に、上記した第1実施形態または第2実施形態の手法により検査を行う。
図6(A)は、パージストッカ1(100)の動作の変形例を示す図である。本変形例において、制御装置6は、パージ装置4aによって容器Fxにパージを行った際に異常が検出された場合、スタッカクレーン5により、容器Fxをパージ装置4aに再度接続させる。例えば、スタッカクレーン5は、容器Fxを保管棚3から持ち上げ、この保管棚3に再度載置する。制御装置6は、容器Fxとパージ装置4aが再度接続された後に、容器Fxに対してパージを行い、パージの状態を確認する。
図6(B)は、動作の変形例を示すフローチャートである。図6(B)に示すように、ステップS14においてパージが異常であると判定された場合(ステップS14;Yes)、ステップS31において、スタッカクレーン5は、容器Fxを保管棚3から持ち上げた後、この保管棚3aに再度配置し、パージ装置4aと容器Fxとを再度接続させる。次に、ステップS32において、パージ装置4aは、容器Fxに対してパージを行う。次に、ステップS33において、排気側センサ33により排出ガスの流量を測定し、容器Fxに対するパージの状態を検出して制御装置6に出力する。次に、ステップS34において、判定部37は、排気側センサ33の測定値と閾値とを比較し、容器Fxに対するパージが正常であるか異常であるかを判定する。
判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS34;Yes)、図3に示したステップS15、または図5に示したステップS21に進む。ステップS15以降の処理、またはステップS21以降の処理は上記のとおりである。また、判定部37によりパージの異常がないと判定された場合(ステップS34;No)、終了に進む。なお、判定部37によりパージが異常であると判定された場合(ステップS34;Yes)、ステップS31に戻り、容器Fxとパージ装置4aとの接続(リトライ)を1回以上行い、所定回数のリトライでもパージが異常であると判定されたときにステップS15またはステップS21に進むようにしてもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態において、上述した実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を簡略化あるいは省略する。図7は、第3実施形態に係るパージストッカ200の構成を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図である。図7に示すように、パージストッカ200は、ストッカ本体46及び検査部450を備える。ストッカ本体46は、例えば、図1に示すパージストッカ1と同様の構成を有している。ストッカ本体46の内部は、スタッカクレーン5(図1参照)の可動範囲5aが設定されている。検査部450は、ストッカ本体46内であって可動範囲5aから離れて配置されている。検査部450が配置されるエリアAは、スタッカクレーン5の可動範囲5aから隔離された空間であり、例えば、インターロックが作動することなくストッカ本体46内に人の立ち入りが可能なエリアである。
検査部45は、容器Fを載置可能な検査台450aを備える。パージの異常が検出された場合、スタッカクレーン5は、異常が検出された際の容器Fを入出庫ポートに搬送する。容器Fは、作業者または別の搬送装置などにより入出庫ポートから検査台450a上に搬送され、検査台450a上で検査される。
図8は、検査部450の一例を示すブロック図である。容器Fが検査台450aに載置されると、容器Fの導入口24(図1(B)参照)は、配管34および流量制御装置32を介して、パージガス源40に接続される。なお、配管34や流量制御装置32は、検査部450に予め設置されなくてもよく、容器Fの検査時に検査部450に接続されてもよい。パージガス源40は、ストッカ本体46にパージガスを供給するパージガス源と別に設けられてもよい。また、容器Fの排気口26(図1(B)参照)は、配管35及び外付けセンサ(検出装置)47を介してパージガス排気41に接続される。なお、配管35や外付けセンサ47は、検査部450に予め設置されなくてもよく、容器Fの検査時に検査部450に接続されてもよい。
外付けセンサ47は、例えば、図2(A)にした排気側センサ33と同様のものが用いられる。判定部48は、例えば、外付けセンサ47の測定値と閾値との比較などによりパージの状態を判定し、判定結果を制御装置6に出力する。なお、判定部48は、外付けセンサ47に備えてもよい。このように、作業者は、スタッカクレーン5の可動範囲5aの外側において、容器Fを持ち運んで検査することができる。その際、スタッカクレーン5の動作を停止する必要がなく、パージストッカ200の稼働を継続できる。また、検査部450として、保管棚3(図1参照)に備えるパージ装置4と同様の構成を採用することにより、保管棚3でのパージとほぼ同じ状況を再現して容器Fxのパージを確認できる。
図9は、変形例に係るパージストッカ300を示し、(A)は斜視図、(B)は上面図である。図9に示すように、パージストッカ300において、検査部451は、ストッカ本体46の外側に突出した状態で設けられる。従って、ストッカ本体46において、スタッカクレーン5の可動範囲5bは、上記した第3実施形態の可動範囲5aより広い範囲に設定できる。なお、検査部451は、ストッカ本体46と接して設けられてもよいし、ストッカ本体46から離れて配置されてもよい。
検査部451の構成は、図8に示す検査部450と同様の構成が用いられる。また、検査部451は、ストッカ本体46において容器Fを入出庫する入出庫ポート(不図示)の近傍に配置されてもよい。これにより、入出庫ポートに搬送された容器Fxを容易に検査部451まで搬送できる。検査部451への容器Fの搬送は、作業者または他の搬送装置のいずれによって行ってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は、上記した実施形態あるいは変形例に限定されない。また、上記した実施形態あるいは変形例で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。例えば、第1実施形態のパージストッカ1のように、保管棚3のパージ装置4を検査部45として用いる構成と、第3実施形態等のパージストッカ200、300のように、ストッカ本体46に検査部450、451が設けられてもよい。
1、100、200、300・・・パージストッカ
3・・・保管棚
4、400・・・パージ装置
5・・・スタッカクレーン(搬送装置)
5a・・・可動範囲
6・・・制御装置
33・・・排気側センサ(検出装置)
38・・・圧力計(検出装置)
45、450、451・・・検査部
F、Fx・・・容器
FR・・・参照容器

Claims (10)

  1. 容器内にパージガスを供給する複数のパージ装置と、
    前記容器におけるパージの状態を検出する検出装置と、
    前記検出装置がパージの異常を検出した場合に前記容器のパージを確認する検査部と、
    前記容器を搬送する搬送装置と、を備え、
    前記検査部として、複数の前記パージ装置のうち、パージの異常を検出した際の前記パージ装置と別の前記パージ装置が用いられ、
    前記搬送装置は、前記容器を別の前記パージ装置に搬送するパージストッカ。
  2. 前記容器を保持する複数の棚を備え、
    前記パージ装置は、前記複数の棚のそれぞれに設けられる、請求項1に記載のパージストッカ。
  3. 前記検査部は、前記搬送装置の可動範囲から離れて配置される、請求項1または請求項2記載のパージストッカ。
  4. 容器内にパージガスを供給するパージ装置と、
    前記容器を搬送する搬送装置と、
    前記容器におけるパージの状態を検出する検出装置と、
    前記検出装置がパージの異常を検出した場合に、前記搬送装置によって搬送されかつ前記容器に代えて前記パージ装置に接続される参照容器と、を備えるパージストッカ。
  5. 前記参照容器は、前記容器と同一構造である請求項4に記載のパージストッカ。
  6. 記搬送装置は、前記検出装置がパージの異常を検出した場合に、前記パージ装置に対して前記容器を再度接続する動作を行う、請求項1記載のパージストッカ。
  7. 前記検出装置は、前記容器から排出されるパージガスを監視することによって、パージの状態を検出する、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のパージストッカ。
  8. 前記検出装置は、前記容器から排出されるパージガスについて、単位時間あたりの流量、酸素濃度、及び水分濃度のうち少なくとも1つに基づいて前記容器におけるパージの状態を検出する、請求項7に記載のパージストッカ。
  9. 容器内にパージガスを供給する複数のパージ装置を備えるパージストッカの稼働方法であって、
    前記容器におけるパージの状態を検出することと、
    パージの異常を検出した場合に、前記パージストッカに備える検査部により前記容器に対するパージを確認することと、を含み、
    前記検査部として、前記パージ装置が用いられ、
    前記検査部によるパージの確認は、複数の前記パージ装置のうち、パージの異常を検出した際の前記パージ装置と別の前記パージ装置により行い、
    前記容器を搬送装置により別の前記パージ装置に搬送することと、を含むパージストッカの稼働方法。
  10. 容器内にパージガスを供給するパージ装置を備えるパージストッカの稼働方法であって、
    前記容器におけるパージの状態を検出することと、
    パージの異常を検出した場合に、前記パージストッカに備える参照容器を前記容器に代えて前記パージ装置に接続することと、を含むパージストッカの稼働方法。
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