JP6408226B2 - 嵌合容器の蓋体 - Google Patents

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本発明は、嵌合容器を構成する容器本体に嵌合されて、容器本体内の密閉性を確保し得るようにした蓋体に関するものである。
嵌合容器は、容器本体内の保湿性を確保したり、中身の液汁が外に漏れ出ないようにするため、容器本体と、これに嵌合される蓋体とからなっている。従って、容器本体内から中身を取り出すためには、当然に、蓋体の容器本体に対する嵌合を解く、つまり、蓋体を外さなければならない。
この蓋体の容器本体からの取り外しを容易にするために、例えば特許文献1や特許文献2にて提案されているように、一般的には蓋体側に「つまみ」を設けておき、この「つまみ」を引き上げること等によって蓋体の取り外しが容易に行えるようにしてある。
特開2013−18525号公報 特開2012−91832号公報
特許文献1の容器では、その要約にも記載されているように、「蓋縁部の蓋鍔部に外側に向けて上側に反りあがった板状体である押下操作部が突設され、内嵌合溝部が開口縁部の内側に嵌合して容器本体に蓋体が合着した状態において、押下操作部を押し下げることによって押下操作部が開口縁部の容器鍔部の上端部に当接してこれが押し下げ、容器本体と蓋体との合着を解除する」ものである。このため、もし、「蓋縁部の蓋鍔部に外側に向けて上側に反りあがった板状体である押下操作部」が破損したり、この「押下操作部」が「容器鍔部の上端部」に当接してこれを押し潰してしまうと、本来の機能が果たせなくなるものと思われる。
同様なことが、特許文献2の「容器」の「平面視において嵌合部から外側へはみ出しかつ外方へ向かって膨らむ単一の屈曲可能な膨出部」についても言える。特に、この「膨出部」は単一のものであるから、これが破損してしまうと蓋体の取り外しが困難になる。
そして、上記特許文献1の「押下操作部」も、特許文献2の「膨出部」も、一般的な「つまみ」と同様、機能だけを追究したものであって、デザイン上の美観や面白みを有するものではないと言える。
そこで、本発明者等は、容器本体に対する密閉性の確保が十分行えることは勿論、この容器本体からの取り外しが容易に行え、さらにはデザイン上でも優れた蓋体とするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、容器本体に対する密閉性確保が十分にできて、容器本体からの取り外しに際しても、自身に変形や破損を生じることなく容易に行え、さらにデザイン上でも優れたものとすることができる蓋体を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「容器本体20の被嵌合部21に、嵌合部11にて内嵌合され、天板部13が前記容器本体20に収容された収容物を覆う蓋体10であって、
嵌合部11の外周に形成されたフランジ部11aに、当該フランジ部11aよりも外側に突出し、平面視で面状に広がる複数の凸部12が、前記蓋体10の周方向に全周にわたって連続形成されており、
前記各凸部12を、前記フランジ部11aよりも上側に、当該フランジ部11aから斜め上方に向けて膨出したものとし、さらに、前記各凸部12を、前記容器本体20の外周よりも外側へ突出したものとしたことを特徴とする蓋体10」
である。
本発明に係る蓋体10は、合成樹脂シートの所謂「シート成形」によって製造されるものであり、図7の(a)または(b)に示すように、その嵌合部11を容器本体20側の被嵌合部21に「内嵌合」して、当該容器本体20内の密閉を行うものである。勿論、この蓋体10に対しては、図7に示す「内嵌合」に代えて、「外嵌合」ができるようにもなされるものである。
この請求項1に係る蓋体10では、図1または図4の各(a)に示すように、嵌合部11の外周に形成されたフランジ部11aに、周方向に互いに連続する状態で凸部12が複数形成されている。各凸部12が「周方向に互いに連続する状態」とは、フランジ部11aの端縁及びその近傍において各凸部12が全周に連なっていることを言い、一つの凸部12を摘んでこれを引き上げる際には、その力は周囲の凸部12及びこれに連なっているフランジ部11aに伝達あるいは分散されるようにしてあることを意味する。
これら各凸部12は、互いに連続するという条件を満たせば、図1の(a)に示すような独立しているようなイメージのものであっても、図4の(a)に示すような互いに重なり合っているようなイメージのものであってもよく、また、それぞれの大きさが異なっていてもよいものである。勿論、これら各凸部12の数や大きさは、図1または図4の各(a)に示すようなものには限定されない。
これら各凸部12は、図7の(a)または(b)にも示すように、嵌合部11の外周に形成されたフランジ部11aの外側に突出した複数のものが、周方向に連続形成されている文字通りの「凸部」であるから、当該蓋体10の嵌合部11を容器本体20の被嵌合部21に嵌合したとき、容器本体20側の被嵌合部21から外側に突出することになるものであり、指で摘み易くなっているものである。
以上のような凸部12を複数有した蓋体10を容器本体20から取り外すには、いずれか少なくとも1個の凸部12を「つまみ」として指で摘み、これを引き上げればよい。このとき、上述したように、各凸部12については、指で摘み易くなっているものであるから、当該凸部12のつまみ操作及び蓋体10の取り外し操作を容易に行えるのである。
また、各凸部12は互いに連続するものであるから、仮に1個の凸部12を摘んで引き上げたときでも、その引き上げ力は隣接する他の凸部12にも伝えられて分散し、単独で突出している従来の「つまみ」のように、破損したりすることはない。
そして、これら各凸部12を、実施形態を説明する図1または図4の各(a)に示すように、「花びら型」に形成すると、当該蓋体10を平面視したときにこれら連続した凸部12によって「咲いた花」のようなイメージを醸し出すことができる。また、このような凸部12を有する蓋体10によって容器本体20を密閉すると、容器本体20内の「カット野菜」等の収納物を花で包み込んだようなイメージとするだけでなく、新鮮なイメージを与えることができて、当該密閉容器での商品の販売促進に繋がることになる。
従って、この請求項1に係る蓋体10は、容器本体20に対する密閉性確保が十分にできて、容器本体20からの取り外しに際しても、自身に変形や破損を生じることなく容易に行え、さらにデザイン上でも優れたものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の蓋体10について、
「各凸部12を、フランジ部11aよりも上側に膨出したものとしたこと」
である。
この請求項1の蓋体10では、各凸部12を、図2または図5の各(a)〜(d)、及び図7に示すように、フランジ部11aに対して、積極的に、外側上方に膨出させたものである。こうすれば、各凸部12の裏面は、フランジ部11aから大きく離れることになるから、当該凸部12の裏面に対する指掛けが行い易くなるのである。
従って、この請求項1に係る蓋体10は、開蓋時における、各凸部12に対する指掛けが容易となっていて、容器本体20からの取り外しがより容易なものとなっている。
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の蓋体10について、
「各凸部12の端縁を、上方に凸となるように湾曲させたこと」
である。
この請求項2の蓋体10では、図1または図4に示すように、各凸部12について、その端縁が、上方に凸となるように湾曲させてある。そうすると、各凸部12に当たる光の方向がどのようであっても、各凸部12については個別に光輝く部分の存在が多くなり、各凸部12の存在を個別に目立たせるだけでなく、蓋体10全体として見ても数多くの部分でキラキラ輝くものとなるのである。
勿論、各凸部12の端縁を上方に凸となるように湾曲させたことにより、各凸部12の裏面に外側から指を挿入し易い空間が形成されることにもなるから、当該凸部12の裏面に対する指掛けも行い易くなるのである。
従って、この請求項2に係る蓋体10は、請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、各凸部12が個別に輝いて美しいものになるだけでなく、開蓋時における容器本体20からの取り外しも容易となっている。
そして、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1又は請求項2に記載の蓋体10について、
「嵌合部11の平面視形状が多角形である場合に、各凸部12の中心が前記多角形の各角部に位置するようにしたこと」
である。
平面視形状が多角形である蓋体10において、その嵌合部11の各角部における剛性は高いものとなっている。そこで、この各角部に各凸部12の中心が位置するようにすれば、当該凸部12の剛性についても高いものとなる。
各凸部12は、当該蓋体10を容器本体20から取り外す際に指が掛けられる部分ともなるのであったが、嵌合部11の平面視形状が多角形であれば、特にその角部に位置する凸部12が「つまみ」として使用され易い。しかも、この角部の凸部12は、上述したように剛性が高いから、潰れにくく、破損しにくいものなのである。
従って、この請求項3に係る蓋体10は、上記請求項1又は2のそれと同様な機能を発揮する他、容器本体20から取り外す際に、凸部12が潰れたり破損したりすることがより少なくなっているのである
さらに、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓋体10について、
「天板部13を立ち上げ壁14によって持ち上げるとともに、この立ち上げ壁14に縦リブ15を多数形成したこと」
である。
この請求項4の蓋体10は、まず、天板部13を立ち上げ壁14によって持ち上げることによって、図1及び図4の各(b)と(c)、そして図7に示すように、当該蓋体10による内容積を増大させている。また、この請求項4の蓋体10では、図4及び図5に示すように、上記立ち上げ壁14に縦リブ15を多数形成することによって、立ち上げ壁14の剛性を確保しており、天板部13上への他の嵌合容器の積み上げを十分可能にしている。
また、この請求項4の蓋体10では、上記立ち上げ壁14に縦リブ15を多数形成することによって、図4の(a)に示すように、上記複数の各凸部12とも関連して、蓋体10全体の平面視形状を豪華なものとしている。特に、各凸部12が花びら型であれば、この縦リブ15が「花のおしべやめしべ」のイメージを醸しだし、当該蓋体10の平面視形状を美しいものとするのである。
従って、この請求項4に係る蓋体10は、上記請求項1〜3のそれと同様な機構を発揮する他、当該蓋体10の上への他の嵌合容器の積み上げを可能にするだけでなく、平面視形状がより豪華なものになっているのである。
以上説明した通り、本発明においては、
「容器本体20の被嵌合部21に、嵌合部11にて内嵌合され、天板部13が前記容器本体20に収容された収容物を覆う蓋体10であって、
嵌合部11の外周に形成されたフランジ部11aに、当該フランジ部11aよりも外側に突出し、平面視で面状に広がる複数の凸部12が、前記蓋体10の周方向に全周にわたって連続形成されており、
前記各凸部12を、前記フランジ部11aよりも上側に、当該フランジ部11aから斜め上方に向けて膨出したものとし、さらに、前記各凸部12を、前記容器本体20の外周よりも外側へ突出したものとしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、容器本体20に対する密閉性確保が十分にできて、容器本体20からの取り外しに際しても、自身に変形や破損を生じることなく容易に行え、さらにデザイン上でも優れたものとすることができる蓋体10を提供することができるのである。
本発明に係る蓋体10の第1実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)中の1−1線に沿って見た縦断面図、(c)は(a)中の2−2線に沿って見た縦断面図である。 同第1実施例に係る蓋体10の側面形状を示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。 同第1実施例に係る蓋体10を示すもので、(a)は底面図、(b)は図2の(a)中の3−3線に沿って見た横断面図である。 本発明に係る蓋体10の第2実施例を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)中の4−4線に沿って見た縦断面図、(c)は(a)中の5−5線に沿って見た縦断面図である。 同第2実施例に係る蓋体10の側面形状を示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。 同第2実施例に係る蓋体10を示すもので、(a)は底面図、(b)は図5の(a)中の6−6線に沿って見た横断面図である。 本発明に係る蓋体10を中皿20を介して容器本体20に嵌合した状態を示すもので、(a)は容器本体20が浅型である場合の縦断面図、(b)は容器本体20が深型である場合の縦断面図である。 容器本体20に嵌合した同蓋体10上に、他の容器本体20を積み上げた様子を示すもので、(a)は容器本体20が深型である場合の部分縦断面図、(b)は容器本体20が浅型である場合の部分縦断面図である。 蓋体10が嵌合される容器本体20の一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 蓋体10が嵌合される容器本体20の他の例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 本発明に係る蓋体10が容器本体20に嵌合されるに際して使用されることがある中皿20を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 同中皿20を示すもので、(a)は右側面図、(b)は左側面図、(c)は縦断面図である。
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である蓋体10について説明するが、この実施形態に係る蓋体10は、第1実施例と第2実施例に係るものがあり、上記各請求項に係る発明を全て含むものである。
また、本発明に係る蓋体10は、合成樹脂シートをシート成形することにより一体成形されるものであり、別途成形される容器本体20の被嵌合部21に内嵌合される嵌合部11を有したものである。この嵌合部11の外周には、図7に示したように、後述する各凸部12が連続形成されることになるフランジ部11aが一体成形してある。なお、この嵌合部11内には、図1の(a)等に示したように、ブロッキング防止突起11bが形成されることがあるが、このブロッキング防止突起11bは、複数の蓋体10を積み重ねる際に、各蓋体10同士が嵌合部11にて嵌り合ってしまうのを防止するものである。
嵌合部11の外周に形成されたフランジ部11aには、その外側に突出した状態で、複数の凸部12が周方向に連続形成してある。各凸部12は、図1及び図4の各(a)に示したように、嵌合部11の外周から大きく飛び出したように形成したものであり、かつ、これら各凸部12は互いに連続した状態で形成したものである。
これら各凸部12は、図7に示したように、フランジ部11aに対して、外側上方に膨出したものとすることがある。この場合には、各凸部12の裏面は、フランジ部11aから大きく離れることになるから、当該凸部12の裏面に対する指掛けが行い易くなる。
また、これら各凸部12は、その端縁を、図1または図4の(b)及び(c)に示したように、上方に凸となるように湾曲させることがある。この場合には、各凸部12に当たる光の方向がどのようであっても、各凸部12については個別に光輝く部分の存在が多くなり、各凸部12の存在を個別に目立たせるだけでなく、蓋体10全体として見ても数多くの部分でキラキラ輝くものとすることができる。また、この場合には、各凸部12の裏面に外側から指を挿入し易い空間を形成することにもなる。
そして、嵌合部11の内側周縁には、天板部13を持ち上げるための立ち上げ壁14が一体的に形成してあり、この立ち上げ壁14の上端は天板部13の外周に連なっている。この立ち上げ壁14は、天板部13を持ち上げるようにして当該蓋体10の内容積を増大させるものであり、容器本体20内に収納される収納物を当該蓋体10内まで収納可能にしたり、図11及び図12に示した中皿20を採用する場合には、この中皿20上にドレッシング等の調味料や、小さなスプーン等が収納できるようにするものである。
(第1実施例)
さて、図1〜図3には、本発明の第1実施例に係る蓋体10が示してあるが、この蓋体10では、上述してきたことを前提としながら、各凸部12について、これを均等に連続する「花びら型」としたものである。勿論、各凸部12の「花びら型」については、図1の(a)に例示したものに限るものではなく、種々なものに変更できることは言うまでもない。
各凸部12が、図1の(a)に示したような花びら型であれば、当該蓋体10を平面視したときに、全体として花が咲いているような雰囲気を醸し出すことになり、当該蓋体10を使用した嵌合容器全体の豪華さを演出することができることになる。その結果、当該蓋体10が嵌合されることになる容器本体20内の、例えばカット野菜のような収納物を豪華に見せることができて、この蓋体10を使用した商品の販売促進に役立てることができる。
(第2実施例)
一方、図4〜図6には、本発明の第2実施例に係る蓋体10が示してあるが、この蓋体10では、上述してきたことを前提としながら、各凸部12について、これを互いに重なり合うように連続する「花びら型」としたものであるため、仮に1個の凸部12を摘んで引き上げたときでも、その引き上げ力は周囲の凸部12及びこれに連なっているフランジ部11aに伝達あるいは分散される。勿論、各凸部12の「花びら型」についても、図4の(a)に例示したものに限るものではなく、種々なものに変更できることは言うまでもない。
各凸部12の端部は、図5の(a)〜(d)に示したように、上方に凸になるように湾曲させると、その端部の全周は波型に連続して、所謂「立体カット」されることになる。これにより、各凸部12と容器本体20との間に指を掛ける空間が形成され、当該蓋体10を容器本体20から取り外す際に、非常に有効なものとなる。勿論、これらの凸部12は、上記第1実施例の場合と同様に、当該蓋体10の平面視形状に豪華さを与えることができる。
また、この第2実施例に係る蓋体10では、図4及び図5、そして図7にも示したように、天板部13を持ち上げる立ち上げ壁14に縦リブ15を多数形成したものであるが、縦リブ15の形成によって立ち上げ壁14の剛性を確保していて、図8に示したように、天板部13上への他の嵌合容器の積み上げを十分可能にしている。
また、この第2実施例の蓋体10では、上記立ち上げ壁14に縦リブ15を多数形成することによって、図4の(a)に示したように、上記複数の各凸部12とも関連して、蓋体10全体の平面視形状を豪華なものとしている。特に、各凸部12が花びら型であるから、この縦リブ15が「花のおしべやめしべ」のイメージを醸し出し、当該蓋体10の平面視形状を美しいものとするのである。
10 蓋体
11 嵌合部
11a フランジ部
11b ブロッキング防止突起
12 凸部
13 天板部
14 立ち上げ壁
15 縦リブ
20 容器本体
21 被嵌合部
30 中皿

Claims (4)

  1. 容器本体の被嵌合部に、嵌合部にて内嵌合され、天板部が前記容器本体に収容された収容物を覆う蓋体であって、
    前記嵌合部の外周に形成されたフランジ部に、当該フランジ部よりも外側に突出し、平面視で面状に広がる複数の凸部が、前記蓋体の周方向に全周にわたって連続形成されており、
    前記各凸部を、前記フランジ部よりも上側に、当該フランジ部から斜め上方に向けて膨出したものとし、さらに、前記各凸部を、前記容器本体の外周よりも外側へ突出したものとしたことを特徴とする蓋体。
  2. 前記各凸部の端縁を、上方に凸となるように湾曲させたことを特徴とする請求項1に記載の蓋体。
  3. 前記嵌合部の平面視形状が多角形である場合に、前記各凸部の中心が前記多角形の各角部に位置するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋体。
  4. 天板部を立ち上げ壁によって持ち上げるとともに、この立ち上げ壁に縦リブを多数形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の蓋体。
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