JP6407807B2 - タイヤ空気圧検出装置、タイヤ空気圧監視装置 - Google Patents
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Description
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記受信側制御部は、前記受信部によって受信された前記空気圧が前記警報閾値よりも低く設定された低圧閾値未満である場合、前記走行時間に関わらず、前記報知部に報知を行わせる。
図1に示すように、車両11は、ホイール13にタイヤ14を装着した車輪12を4つ備えている。また、車両11には、エンジンの始動や、停止など車両11の動作を統括的に制御する制御装置15が搭載されている。制御装置15には、車両11の運転者によるエンジンの始動及び停止を可能にするイグニッションスイッチ16、及び、車両11の走行速度を検出する速度計17が接続されている。
図4(e)に示すように、受信機40は、設定時刻t2までは警報器45による報知を行わせないため、時刻t3以前に受信した空気圧が警報閾値未満であっても、警報器45による報知を行わせない。また、設定時刻t2の時点では、空気圧が警報閾値以上となっているため、受信機40は警報器45による報知を行わない。受信機40は、走行時間が設定時刻t2になると、直近に受信した空気圧に応じて警報器45に報知を行わせるか否かを判断する。仮に、通信環境などの影響によって、時刻t3以降に送信された送信信号を設定時刻t2までに受信機40が受信できなかった場合、受信機40は、時刻t3になる前に受信した空気圧によって警報器45に報知を行わせるか否かを判断するため、警報器45に報知を行わせることになる。本実施形態では、送信信号を受信できないことによる報知と報知停止との切り替わりを抑制するために、低頻度送信時刻t1から設定時刻t2までの間には、高頻度で送信信号を送信させている。
(1)送信機20は、走行時間が低頻度送信時刻t1までの間は第1の送信頻度で送信信号を送信し、低頻度送信時刻t1から設定時刻t2までは第1の送信頻度よりも高頻度な第2の送信頻度で送信信号を送信している。すなわち、設定時刻t2が経過する直前に、高頻度で送信信号の送信を行っている。走行時間が設定時刻t2になると、受信機40は直近に受信した空気圧データに応じて警報器45に報知を行わせるか否かを判断する。低頻度送信時刻t1から設定時刻t2までの間に一時的に送信信号の送信頻度を高頻度とすることで、受信回路42に送信信号を受信させやすい。したがって、設定時刻t2前にタイヤ14の空気圧が警報閾値以上になったにも関わらず受信機40が送信信号を受信できないことで設定時刻t2を経過したときに警報器45による報知が行われることが抑制される。このため、走行に伴うタイヤ14内の温度変化によって警報器45による報知と報知停止が切り替わることが抑制される。
(3)送信機20は、車輪側温度センサ22によって検出されるタイヤ14内の温度が低温閾値未満のときに、送信頻度可変送信を行う。走行に伴うタイヤ14内の温度変化による報知と報知停止の切り替わりが生じるのは、寒冷地や冬季など、環境温度が著しく低い場合である。このため、低温閾値を設定し、環境温度が報知と報知停止の切り替わりが生じるほど低いときに送信頻度可変送信を行う。寒冷地や、冬季での走行以外では、送信頻度可変送信が行われないため、高頻度で送信信号を送信することによる電力消費が低減される。
・図7(a)〜(c)に示すように、警報器45に警報を行わせる閾値として、警報閾値に加えて、低圧閾値を設定してもよい。低圧閾値としては、警報閾値よりも低い値が設定され、空気圧が過剰に低下した場合に警報を行うことができる値に設定される。そして、受信コントローラ41は、空気圧データが示すタイヤ14空気圧が、低圧閾値未満の場合、走行時間に関わらず、警報器45に報知を行わせる。これによれば、走行による温度変化に伴うタイヤ14の空気圧の変動を無視できるほどタイヤ14の空気圧が低下している場合には、このことを運転者に報知することができる。
・報知部として、表示器44を用いて、表示器44に表示を行うことで報知を行ってもよい。また、報知部は、車体に備えられた部材とは異なる部材でもよく、例えば、運転者の所有する携帯端末などでもよい。
・受信側走行検知部は、速度計17に限られない。例えば、受信側走行検知部としての受信コントローラ41は、送信信号を受信してる間は、車両11が走行していると判定してもよい。
・受信機40は、車両のGPSによる位置情報に基づき、車両11が寒冷地で走行をするときにのみ、設定時刻t2を経過するまでは警報器45による報知を行わないようにしてもよい。
・受信機40は、過去の走行時に報知と報知停止の切り替わりが生じているか否かによって設定時刻t2を経過するまでは警報器45に報知を行わせないか否かを判定してもよい。例えば、前回の走行時に報知と報知停止が切り替わっている場合には、設定時刻t2を経過するまでは報知を行わせないようにしてもよいし、直近の複数回の走行のうち、報知と報知停止の切り替わりが生じている割合から判定を行ってもよい。
Claims (6)
- タイヤの空気圧が警報閾値未満であり、かつ、車両の走行時間が予め定められた設定時刻を経過している場合には報知部に報知を行わせるタイヤ空気圧監視装置に、前記タイヤの空気圧データを含む送信信号を送信するタイヤ空気圧検出装置であって、
前記タイヤ内の温度を検出する車輪側温度センサと、
前記タイヤの空気圧を検出する圧力センサと、
前記圧力センサによって検出された前記タイヤの空気圧データを含む送信信号を前記タイヤ空気圧監視装置に送信する送信部と、
前記車両の走行を検知する走行検知部と、
前記走行検知部によって前記車両の走行が検知されている時間を走行時間として計測する走行時間計測部と、
前記車両の走行時間が前記設定時刻よりも早い時刻である低頻度送信時刻までは第1の送信頻度で前記送信信号を送信し、前記低頻度送信時刻から前記設定時刻までは前記第1の送信頻度よりも高頻度である第2の送信頻度で前記送信信号を送信する送信頻度可変送信を前記送信部に行わせる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記走行時間が前記低頻度送信時刻を経過すると、前記車輪側温度センサによって検出される前記タイヤ内の温度が、低温閾値未満の場合、前記送信頻度可変送信を前記送信部に行わせ、前記低温閾値以上の場合、前記走行時間に関わらず、前記第1の送信頻度で送信を行わせるタイヤ空気圧検出装置。 - 前記制御部は、前記走行検知部により車両の走行が継続して検知されなかった時間が所定時間を超えた後に前記走行検知部により車両の走行が検知された場合、前記送信頻度可変送信を再度行わせる請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
- 請求項1又は請求項2に記載のタイヤ空気圧検出装置から送信されるタイヤの空気圧データを含んだ送信信号を受信して、前記タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置であって、
前記送信信号を受信する受信部と、
前記車両の走行を検知する受信側走行検知部と、
前記受信側走行検知部によって前記車両の走行が検知されている時間を走行時間として計測する受信側走行時間計測部と、
前記受信部によって受信された前記空気圧が警報閾値を下回っているときに報知部に報知を行わせることができる受信側制御部と、を備え、
前記受信側制御部は、前記低温閾値未満の場合、前記走行時間が前記設定時刻を経過するまでは、前記空気圧が前記警報閾値未満であっても、前記報知部に報知を行わせないタイヤ空気圧監視装置。 - 前記受信側制御部は、前記走行時間が前記設定時刻を経過すると、直近に受信した前記空気圧が前記警報閾値を下回っているときに前記報知部に報知を行わせる請求項3に記載のタイヤ空気圧監視装置。
- 前記受信側制御部は、前記受信部によって受信された前記空気圧が前記警報閾値よりも低く設定された低圧閾値未満である場合、前記走行時間に関わらず、前記報知部に報知を行わせる請求項3又は請求項4に記載のタイヤ空気圧監視装置。
- 前記受信側制御部は、外気温を検出する外気温センサによって検出される温度が、外気温用低温閾値未満の場合、前記走行時間が前記設定時刻を経過するまでは、前記空気圧が前記警報閾値未満であっても、前記報知部に報知を行わせない請求項3〜請求項5のうちいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視装置。
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