JP2015051746A - タイヤid登録システム - Google Patents

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泰宏 柴田
勝秀 熊谷
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勝秀 熊谷
啓 北川
Hiroshi Kitagawa
啓 北川
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Abstract

【課題】タイヤIDの誤登録が生じ難いタイヤID登録システムを提供する。【解決手段】TPMS受信機13は、受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの受信フレーム数をID毎に区別して計測する受信回数計測部25を備える。また、TPMS受信機13は、計測期間の経過に対する受信フレーム数が継続して走行輪用判定範囲内に入るタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定し、計測期間の経過に対する受信フレーム数が継続してスペア輪用判定範囲内に入るタイヤIDを自車のスペア輪のタイヤIDと判定するID判定部26を備える。さらに、TPMS受信機13は、自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数と等しい場合、及び自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数と等しい場合にそれぞれ該判定されたタイヤIDを登録する登録実行部27を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤID登録システムに関する。
従来、タイヤ空気圧検出器から送信されるタイヤ空気圧信号を受信機で受信することによりタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムにおいて、登録ツールを使用せずにタイヤID(識別符号)を受信機に登録する方法が種々提案されている。例えば特許文献1には、所定時間内に受信したタイヤ空気圧信号に含まれるタイヤIDのうち、受信頻度の高い方(受信回数の多い方)から順に所定個数のタイヤIDを自車のタイヤIDとして登録する方法が提案されている。
特開2000−233615号公報
ところで、タイヤ空気圧検出器には、例えばパンクの発生によりタイヤ空気圧の急減圧を検出すると、所定時間の間、タイヤ空気圧信号の送信頻度を高く(送信回数を多く)することで、タイヤ空気圧が急変したことを確実に受信機に通知するようにしたものがある。そのため、上記特許文献1の方法を用いてタイヤIDを登録する場合において、自車の近くに急減圧したタイヤがあると、該タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器から送信されるタイヤ空気圧信号の受信回数が多くなり、誤登録が生じる虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、タイヤIDの誤登録が生じ難いタイヤID登録システムを提供することにある。
上記課題を解決するタイヤID登録システムは、各タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器から圧力データを含むタイヤ空気圧信号を送信し、該タイヤ空気圧信号を車体の受信機において受信して前記タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムの一機能であり、前記タイヤ空気圧検出器に登録されたタイヤIDを前記受信機に登録するものにおいて、タイヤIDの受信回数をID毎に区別して計測する受信回数計測部と、前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が、前記タイヤ空気圧検出器が送信するタイヤIDを含む無線信号の送信周期に応じた判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車のタイヤIDと判定するID判定部と、前記ID判定部により自車のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合には、該自車のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録する登録実行部とを備えたことを要旨とする。
ここで、自車のタイヤは受信機の近くにあることから、通常、自車のタイヤIDの受信回数は、計測期間の経過に伴い無線信号の送信周期に応じて増加する。これに対し、他車のタイヤIDの受信回数は、自車と併走したり、すれ違ったりするときに一時的に増加するだけである。この点、上記構成によれば、ID判定部は、計測期間の経過に対する受信回数が継続して無線信号の送信周期に応じた判定範囲内に入るタイヤIDを自車のタイヤIDと判定し、登録実行部は、自車のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合に、該タイヤIDを登録する。そのため、例えば受信回数が多くなっても計測期間の途中から判定範囲内に入るタイヤIDや、受信回数が途中から増加しなくなるタイヤID等、他車のタイヤIDであると考えられるタイヤIDの登録が抑制される。これにより、タイヤIDの誤登録を生じ難くすることができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記ID判定部により自車のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えることが好ましい。
受信機が登録モードとなってから長時間経過しても、登録実行部による登録処理が完了しない場合には、例えば他車のタイヤIDを含む無線信号を受信し易い環境に自車が置かれている等の原因が考えられる。そのため、上記構成のように自車のタイヤIDと判定されるタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、受信機の動作モードを登録モード以外のモードに切り替えることで、作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記ID判定部により自車のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定数よりも少ない場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、自車のタイヤIDであると判定されるタイヤIDの数が規定数よりも少ない場合には、受信機の動作モードが登録モード以外のモードに切り替えられるため、早い段階で作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記判定範囲として前記タイヤが回転状態に入ったときに前記タイヤ空気圧検出器が送信する前記無線信号の送信周期に応じた走行輪用判定範囲が設定されるとともに、前記規定数として自車に設けられた走行輪の数を示す規定走行輪数が設定され、前記ID判定部は、前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が前記走行輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定し、前記登録実行部は、前記ID判定部により自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定走行輪数と等しい場合には、該走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録することが好ましい。
上記構成によれば、走行輪として用いられているタイヤのタイヤIDが誤登録され難くなる。
上記タイヤID登録システムにおいて、前記判定範囲として前記タイヤが回転状態に入っていないときに前記タイヤ空気圧検出器が送信する前記無線信号の送信周期に応じたスペア輪用判定範囲が設定されるとともに、前記規定数として自車に設けられたスペア輪の数を示す規定スペア輪数が設定され、前記ID判定部は、前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が前記スペア輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車のスペア輪のタイヤIDと判定し、前記登録実行部は、前記ID判定部により自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定スペア輪数と等しい場合には、該スペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録することが好ましい。
上記構成によれば、スペア輪として用いられているタイヤのタイヤIDが誤登録され難くなる。
本発明によれば、タイヤIDの誤登録を生じ難くすることができる。
タイヤID登録システムの概略構成図。 時間経過とタイヤIDの受信フレーム数との関係を示すグラフ。 時間経過とタイヤIDの受信フレーム数との関係を示すグラフ。
以下、タイヤID登録システムの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、各タイヤ2(2a〜2e)のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3が設けられている。本実施形態のタイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2a〜2eにタイヤ空気圧検出器4(4a〜4e:タイヤバルブとも言う)を設け、これらタイヤ空気圧検出器4a〜4eで検出されたタイヤ空気圧を、タイヤ空気圧信号Stpとして車体5に送信することにより、車体5において各タイヤ2a〜2eの空気圧を検出する所謂直接式のものである。なお、タイヤ2a〜2dは、車体5に走行輪として取り付けられ、タイヤ2eは、スペア輪として搭載されている。
タイヤ空気圧検出器4a〜4eには、タイヤ空気圧検出器4a〜4eの動作を制御するコントローラ6が設けられている。コントローラ6のメモリ7には、各タイヤ2a〜2eの固有のID(識別符号)としてタイヤID(バルブIDとも言う)が書き込み保存されている。タイヤ空気圧検出器4a〜4eには、タイヤ空気圧を検出する圧力センサ8と、タイヤ温度を検出する温度センサ9と、タイヤ2に発生する加速度(回転)を検出する加速度センサ(Gセンサ)10とが設けられている。そして、コントローラ6には、これら各センサ8〜10がそれぞれ接続されている。また、コントローラ6には、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信可能な送信アンテナ11が接続されている。
タイヤ空気圧検出器4は、所定の時間間隔を空けて定期的にタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。なお、各タイヤ空気圧検出器4は、他のタイヤ空気圧検出器4と電波送信が重ならないように、ランダムな時間差をもってタイヤ空気圧信号Stpを送信する。本実施形態のタイヤ空気圧検出器4は、タイヤ2が回転状態に入ったと判定した場合(車両1が走行している場合)には、タイヤ2が回転状態に入っていないと判定した場合(車両1が停車している場合)よりも短い時間間隔でタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。
具体的には、コントローラ6には、タイヤ空気圧信号Stpの送信周期を切り替える送信制御部12が設けられている。そして、コントローラ6は、タイヤ2が回転状態に入ったと加速度センサ10からの検出信号に基づいて判定した場合には、第1の時間間隔(例えば、1分間隔)でタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。一方、コントローラ6は、タイヤ2が回転状態に入っていないと加速度センサ10からの検出信号に基づいて判定した場合には、第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔(例えば、2分間隔)でタイヤ空気圧信号Stpを車体5に送信する。また、本実施形態のタイヤ空気圧信号Stpは、タイヤ2が回転状態に入った場合には、複数のフレーム(例えば、4フレーム)から構築され、タイヤ2が回転状態に入っていない場合には、1フレームのみから構築されている。なお、各フレームは、タイヤID及び圧力データ等から構築されており、タイヤ2の回転状態に関係なく同一である。
車体5には、タイヤ空気圧検出器4a〜4eから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信して、各タイヤ2a〜2eの空気圧を監視する受信機(以下、TPMS受信機と記す)13が設けられている。TPMS受信機13には、TPMS受信機13の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)14と、UHF帯の電波を受信可能な受信アンテナ15とが設けられている。タイヤ空気圧監視ECU14のメモリ16には、各タイヤ2a〜2eのタイヤIDが、例えばタイヤ位置(右前、左前、右後、左後、スペア)と対応付けられて書き込み保存(登録)されている。また、TPMS受信機13には、例えば車内インストルメントパネル等に設置された表示部17が接続されている。
TPMS受信機13は、タイヤ空気圧検出器4a〜4eから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信アンテナ15で受信すると、タイヤ空気圧信号Stp内のタイヤIDをメモリ16に記憶されたタイヤIDと照合し、ID照合が成立すれば、同じタイヤ空気圧信号Stp内に含まれる圧力データを確認する。TPMS受信機13は、当該圧力データに示される値が低圧閾値以下であれば、この低圧となったタイヤを、そのタイヤ位置と対応付けて表示部17に表示する。そして、TPMS受信機13は、このタイヤ空気圧の判定を受信するタイヤ空気圧信号Stpごとに行うことで、各タイヤ2a〜2eの空気圧を監視する。
(タイヤID登録)
タイヤ空気圧監視システム3には、タイヤ2a〜2eのタイヤIDをTPMS受信機13に登録するときに作動するタイヤID登録機能(タイヤID登録システム18)が設けられている。本実施形態のタイヤID登録システム18は、TPMS受信機13が受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの中から、時間経過に対するタイヤID毎の受信フレーム数(受信回数)と、タイヤ空気圧検出器4が送信するタイヤ空気圧信号Stpの送信周期との関係に基づいて自車のタイヤIDを判定して登録する方式である。
詳しくは、タイヤ空気圧監視ECU14には、TPMS受信機13の動作モード(通常モード、登録モード)を切り替える動作モード切替部21と、車両1が走行しているか否かを検出する走行検出部22と、タイヤIDの登録状況を表示部17に表示して通知する状況通知部23とが設けられている。また、タイヤ空気圧監視ECU14には、作業者による操作に応じてTPMS受信機13のモードを切り替えるモード切替ボタン24が接続されている。
より詳しくは、動作モード切替部21は、例えばモード切替ボタン24への操作入力に応じてTPMS受信機13を通常モードと登録モードとの2モードの間で切り替える。なお、TPMS受信機13は、通常モード時には、タイヤ空気圧検出器4から送信されるタイヤ空気圧信号Stpに基づいてタイヤ空気圧を監視し、登録モード時には、後述するようにタイヤIDを登録する。走行検出部22は、例えばメータECU等から車速情報(車速データ)を取得し、この車速情報を基に車両が走行しているか否かを検出する。状況通知部23は、TPMS受信機13の動作モードが登録モードに切り替わると、その旨を示す標識(マーク)を表示部17に点灯させる。そして、状況通知部23は、ID登録作業を完了すると、表示部17の標識を消灯させる。一方、状況通知部23は、ID登録が未完了の状態で登録モードが終了した場合には、表示部17の標識を一定時間点滅させる。これにより、タイヤIDの登録状況が目視により確認可能となっている。
また、タイヤ空気圧監視ECU14には、TPMS受信機13が受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの受信フレーム数をID毎に区別して計測する受信回数計測部25が設けられている。また、タイヤ空気圧監視ECU14には、受信フレーム数に基づいてタイヤIDが自車のものか他車のものかを判定するID判定部26と、TPMS受信機13にタイヤIDを登録する登録実行部27とが設けられている。
より詳しくは、受信回数計測部25は、TPMS受信機13の動作モードが登録モードであり、かつ車両1が走行している状態において、受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの受信フレーム数をID毎に区別して計測する。なお、本実施形態の受信回数計測部25は、TPMS受信機13が登録モードとなり、かつ車両1が走行してから車両1が停車した場合、タイヤIDの計測を一時中止し、再び車両1が走行してから計測を再開する。
ID判定部26は、受信回数計測部25による計測期間の経過に対する受信フレーム数がタイヤ空気圧信号Stpの送信周期に応じた判定範囲内に継続して入るか否かに基づいて、受信したタイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDか否か、及び自車のスペア輪のタイヤIDであるか否かをタイヤ空気圧監視ECU14の演算周期毎に判定する。なお、ID判定部26は、タイヤIDを自車のものか他車のものか判定する際において、受信回数計測部25がタイヤIDの計測を一時中止している期間(車両1が停止している期間)は、計測期間に含めない。
具体的には、ID判定部26は、受信回数計測部25による計測期間の経過に対する受信フレーム数が、タイヤ2が回転状態に入っているときのタイヤ空気圧信号Stpの送信周期に応じた走行輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定する。一方、ID判定部26は、受信フレーム数が計測開始時には走行輪用判定範囲に入っていたものの途中から入らなくなったタイヤIDは、同範囲に入っている間は自車のタイヤIDと判定し、入らなくなった時点で他車のタイヤIDであると判定する。また、ID判定部26は、受信フレーム数が計測期間の途中から走行輪用判定範囲に入ったタイヤIDは、自車のタイヤIDとは判定せず、最初から他車のタイヤIDと判定する。つまり、ID判定部26により自車の走行輪のタイヤIDであると判定されるタイヤIDの数(種類)は、計測期間の経過につれて少なくなっていく。
ここで、走行輪用判定範囲の上限値(フレーム数)Fr_upは、タイヤ空気圧検出器4が第1の時間間隔でタイヤ空気圧信号Stpを送信した場合において、計測期間内での最大送信回数にタイヤ空気圧信号Stpを構築するフレーム数を乗算した値である。また、走行輪用判定範囲の下限値Fr_loは、計測開始時点から所定の期間(例えば、第1の時間間隔よりも長い期間)はゼロであり、該期間経過後は上限値Fr_upに対して最低受信率を乗算した値となる。なお、最低受信率は、例えばTPMS受信機13の搭載位置や受信アンテナ15の形状等、システムの設計によって決まる受信率の範囲のうち、経年劣化や製品毎のばらつき等を考慮して最も低くなる受信率であり、予め実験やシミュレーション等により求められている。一例として、最低受信率が60%である場合、計測期間が5分経過した時点では、最大送信回数は6回となるため、走行輪用判定範囲の上限値は24フレームとなり、下限値は14フレームとなる。また、計測期間が10分経過すると、最大送信回数は11回となるため、同範囲の上限値は44フレームとなり、下限値は26フレームとなる。
また、ID判定部26は、受信回数計測部25による計測期間の経過に対する受信フレーム数が、タイヤ2が回転状態に入っていないときのタイヤ空気圧信号Stpの送信周期に応じたスペア輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車のスペア輪のタイヤIDと判定する。一方、ID判定部26は、走行輪の判定と同様に、受信フレーム数が計測開始時にはスペア輪用判定範囲に入っていたものの途中から入らなくなったタイヤIDや、受信フレーム数が計測期間の途中から一時的にスペア輪用判定範囲に入ったタイヤIDは、他車のタイヤIDと判定する。
ここで、スペア輪用判定範囲の上限値Fs_upは、タイヤ空気圧検出器4が第2の時間間隔でタイヤ空気圧信号Stpを送信した場合において、計測期間内での最大送信回数にタイヤ空気圧信号Stpを構築するフレーム数を乗算した値である。また、スペア輪用判定範囲の下限値Fs_loは、計測開始時点から所定の期間(例えば、第2の時間間隔よりも長い期間)はゼロであり、該期間経過後は上限値Fs_upに対して最低受信率を乗算した値となる。一例として、最低受信率が60%である場合、計測期間が5分経過した時点では、最大送信回数は3回となるため、スペア輪用判定範囲の上限値は3フレームとなり、下限値は1フレームとなる。また、計測期間が10分経過すると、最大送信回数は6回となるため、同範囲の上限値は6フレームとなり、下限値は3フレームとなる。
登録実行部27は、ID判定部26により自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が予め設定された規定数としての規定走行輪数と等しい場合には、該走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDをメモリ16に記憶して登録する。また、登録実行部27は、ID判定部26により自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が予め設定された規定スペア輪数と等しい場合には、該スペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDをメモリ16に記憶して登録する。本実施形態では、規定走行輪数は、車両1に設けられた走行輪である各タイヤ2a〜2dの数を示す4個に設定され、規定スペア輪数は、車両1に設けられたスペア輪であるタイヤ2eの数を示す1個に設定されている。なお、登録実行部27による走行輪及びスペア輪のタイヤIDの登録処理が完了すると、動作モード切替部21は、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに戻す。
また、タイヤ空気圧監視ECU14には、登録実行部27による登録処理が未完了の状態であっても、TPMS受信機13の動作モードを登録モードから通常モードに切り替えて登録モードを終了する登録中止部28が設けられている。具体的には、登録中止部28は、ID判定部26により自車の走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数と等しくない状態が予め設定された所定登録期間以上継続する場合には、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに切り替える。同様に、登録中止部28は、ID判定部26により自車のスペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに切り替える。なお、自車の走行輪のタイヤIDであると判定された数が規定走行輪数と等しくない場合の所定登録期間と、自車のスペア輪のタイヤIDであると判定された数が規定スペア数と等しくない場合の所定登録期間とは、同一の長さの期間であっても、異なる長さの期間であってもよい。
また、登録中止部28は、自車の走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数よりも少ない場合、及び自車のスペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数よりも少ない場合には、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに切り替える。
なお、登録実行部27による登録処理が未完了の状態で通常モードに切り替えられた場合、TPMS受信機13には、登録モードに切り替える前のタイヤIDが登録されたままとなる。ただし、走行輪及びスペア輪のタイヤIDのうち、いずれか一方の登録が完了している場合、当該タイヤIDの登録は有効なものとなる。
次に、図2及び図3を参照して本実施形態のタイヤID登録システム18によるタイヤIDの登録(作用)について説明する。なお、図2及び図3では、説明の便宜上、自車の走行輪であるタイヤ2a〜2dのタイヤIDを「ID1」〜「ID4」とし、自車のスペア輪であるタイヤ2eのタイヤIDを「ID5」とし、他車のタイヤIDを「ID6」〜「ID8」とする。
タイヤIDをTPMS受信機13に登録するには、作業者は、先ずモード切替ボタン24を操作してTPMS受信機13を通常モードから登録モードに切り替え、車両1を走行させる。これにより、受信回数計測部25によりタイヤIDの受信フレーム数の計測が開始される。
ここで、例えば図2に示すように、走行輪用判定範囲の下限値Fr_loがゼロよりも大きくなる時刻t1までの計測期間では、「ID1」〜「ID6」の受信フレーム数が走行輪用判定範囲に継続して入っているため、ID判定部26によりこれら6個のタイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDと判定される。このように時刻t1では、自車の走行輪と判定されるタイヤIDの数が6個であり、規定走行輪数の4個よりも多いため、受信回数計測部25によるタイヤIDの受信フレーム数の計測が継続される。
続いて、時刻t2において、スペア輪である「ID5」の受信フレーム数が走行輪用判定範囲から外れると、ID判定部26により「ID1」〜「ID4」、「ID6」の5個のタイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDと判定される。その結果、時刻t2では、自車の走行輪と判定されるタイヤIDの数が5個であり、規定走行輪数の4個よりも多いため、受信回数計測部25によるタイヤIDの受信フレーム数の計測が継続される。
続いて、時刻t3において、例えば一時的に車両1が他車とすれ違うことで、「ID7」を含むタイヤ空気圧信号Stpを2フレームだけ受信したとする。このとき、「ID7」の受信フレーム数は、走行輪用判定範囲に入らず、ID判定部26により自車の走行輪と判定されるタイヤIDの数は変化しない。また、時刻t4において、例えば車両1がパンク等により急減圧したタイヤの付近を通過することで、「ID8」を含むタイヤ空気圧信号Stpを大量に受信したとする。このとき、「ID8」の受信フレーム数は、走行輪用判定範囲内に入るが、計測期間の開始時点からではなく、途中から同範囲内に入ったため、ID判定部26により自車の走行輪のタイヤIDとは判定されず、その数は変化しない。
そして、例えば車両1と並走していた他車両が遠ざかり、該他車両に設けられたタイヤの「ID6」の受信フレーム数が増加しなくなってからしばらく経過し、時刻t5において「ID6」の受信フレーム数が走行輪用判定範囲から外れると、ID判定部26により「ID1」〜「ID4」の4個のタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定される。その結果、時刻t5において、自車の走行輪と判定されるタイヤIDの数が規定走行輪数と等しくなるため、登録実行部27により「ID1」〜「ID4」が自車の走行輪のタイヤIDとして登録される。
また、図3に示すように、スペア輪用判定範囲の下限値Fs_loがゼロよりも大きくなる時刻t6までの計測期間では、「ID5」、「ID7」の受信フレーム数がスペア輪用判定範囲に継続して入っているため、ID判定部26によりこれら2個のタイヤIDが自車のスペア輪のタイヤIDと判定される。このように時刻t6では、自車のスペア輪と判定されるタイヤIDの数が2個であり、規定スペア輪数の1個よりも多いため、受信回数計測部25によるタイヤIDの受信フレーム数の計測が継続される。
続いて、上記時刻t4において、「ID8」を含むタイヤ空気圧信号Stpが受信されるが、その受信フレーム数がスペア輪用判定範囲に入らず、ID判定部26により自車のスペア輪と判定されるタイヤIDの数は変化しない。
そして、上記時刻t3において受信した「ID7」の受信フレーム数が増加しなくなってからしばらく経過し、時刻t7において「ID7」の受信フレーム数がスペア輪用判定範囲から外れると、ID判定部26により「ID5」の1個のタイヤIDが自車のスペア輪のタイヤIDと判定される。その結果、自車のスペア輪と判定されるタイヤIDの数が規定走行輪数と等しくなるため、登録実行部27により「ID5」が自車のスペア輪のタイヤIDとして登録される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)ID判定部26は、計測期間の経過に対する受信フレーム数が継続して走行輪用判定範囲内に入るタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定し、登録実行部27は、自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数と等しくなると、該自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDを登録するようにした。そのため、例えば「ID8」のように急に受信フレーム数が多くなったタイヤIDや、「ID6」のように受信フレーム数が途中から増加しなくなるタイヤID等、他車のタイヤIDであると考えられるタイヤIDの登録が抑制される。これにより、走行輪として用いられているタイヤのタイヤIDの誤登録を生じ難くすることができる。
(2)ID判定部26は、計測期間の経過に対する受信フレーム数が継続してスペア輪用判定範囲内に入るタイヤIDを自車のスペア輪のタイヤIDと判定し、登録実行部27は、自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数と等しくなると、該自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDを登録するようにした。そのため、例えば「ID7」のように受信フレーム数が途中から増加しなくなるタイヤID等、他車のタイヤIDであると考えられるタイヤIDの登録が抑制される。これにより、スペア輪として用いられているタイヤのタイヤIDの誤登録を生じ難くすることができる。
(3)登録中止部28は、自車の走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数と等しくない状態、及び自車のスペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに切り替えるようにした。
ここで、TPMS受信機13が登録モードとなってから長時間経過しても、登録実行部27による登録処理が完了しない場合には、例えば他車のタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信し易い環境に自車が置かれている等の原因が考えられる。そのため、上記構成のように所定登録期間以上継続して登録実行部27による登録処理が完了しない場合には、TPMS受信機13の動作モードを登録モード以外のモードに切り替えることで、作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
(4)登録中止部28は、自車の走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数よりも少ない場合、及び自車のスペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定スペア輪数よりも少ない場合には、TPMS受信機13の動作モードを通常モードに切り替えるようにした。そのため、所定登録期間の経過を待たずに、早い段階で作業者にID登録作業のやり直しを促すことができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、受信回数計測部25は、TPMS受信機13が登録モードであり、かつ車両1が走行しているときに受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの受信フレーム数を計測するようにした。しかし、これに限らず、車両1が走行しているか否かにかかわらず、TPMS受信機13の動作モードが登録モードであり、かつ車両1が停止しているときに受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDの受信フレーム数を計測するようにしてもよい。なお、この場合には走行輪とスペア輪とは区別せずに登録することになる。
・上記実施形態では、ID判定部26は、受信したタイヤ空気圧信号Stpに含まれるタイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDか否か、及び自車のスペア輪のタイヤIDであるか否かを判定するようにした。しかし、これに限らず、タイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDか否かの判定のみ、又は自車のスペア輪のタイヤIDであるか否かの判定のみを行うようにしてもよい。
・上記実施形態において、自車の走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定走行輪数よりも多い状態が所定登録期間以上継続しても、通常モードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。同様に、自車のスペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定スペア数よりも多い状態が所定登録期間以上継続しても、通常モードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。
・上記実施形態において、自車の走行輪のタイヤIDであると判定された数が規定走行輪数より少なくなっても、通常モードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。同様に、自車のスペア輪のタイヤIDであると判定された数が規定スペア輪数より少なくなっても、通常モードに切り替えず、登録モードのままとしてもよい。
・上記実施形態では、ID判定部26は、タイヤIDが自車の走行輪のタイヤIDか否か、及び自車のスペア輪のタイヤIDであるか否かをタイヤ空気圧監視ECU14の演算周期毎に判定するようにしたが、該演算周期よりも十分に長い期間毎に判定してもよい。
・上記実施形態において、タイヤ空気圧検出器4がタイヤ空気圧信号Stpを送信する時間間隔は、車両1が走行しているときの方が停車しているときよりも短くなくてもよく、例えば走行しているときの時間間隔と停車しているときの時間間隔とが等しくてもよい。
・上記実施形態において、走行検出部22による車両1が走行しているか否かの判定は、例えば車速センサから取得するデータに基づいて行う等、他の方式でもよい。
・上記実施形態において、状況通知部23による通知は、表示部17で行うことに限らず、例えばハザード、ブザー、スピーカなど、他の機器を用いてもよい。
・上記実施形態では、登録実行部27による登録処理が未完了の状態で登録モードが終了した場合、状況通知部23が表示部17に標識を一定時間点滅させるようにしたが、これに限らず、例えば単に標識を消灯させることで、登録モードが異常終了したことを報知しなくてもよい。なお、この場合には、例えばTPMS受信機13が、一定期間、登録されたタイヤIDを含むタイヤ空気圧信号Stpを受信できない旨を表示部17に表示することにより、登録処理が未完了の状態で登録モードが終了したことを認識可能となる。
・上記実施形態では、モード切替ボタン24の操作によりTPMS受信機13の動作モードを切り替えたが、これに限らず、例えばブレーキペダルを所定回数踏むなど、TPMS受信機13の動作モードを切り替える方式は、適宜変更可能である。また、イグニッションスイッチがオンする度に、登録モードとなるようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両1が走行しているときには、タイヤ空気圧信号Stpを複数フレームから構築したが、これに限らず、例えば1フレームのみから構築してもよい。また、車両1が停車しているときに、タイヤ空気圧信号Stpを複数フレームから構築してもよい。
・上記実施形態において、ID登録に使用する無線信号としてタイヤ空気圧信号Stpを用いたが、これに限らず、タイヤIDを含む無線信号であれば、他の信号を用いてもよい。
・上記実施形態において、タイヤ空気圧監視システム3は、タイヤIDがタイヤ位置(右前、左前、右後、左後)と対応付けられず、単にIDのみが登録される構成であってもよい。
・上記実施形態において、車両1にスペア輪(タイヤ2e)を搭載せず、ID登録するタイヤ2にスペア輪を含めなくてもよい。
1…車両、2a〜2e…タイヤ、3…タイヤ空気圧監視システム、4a〜4e…タイヤ空気圧検出器、5…車体、12…送信制御部、13…受信機、16…メモリ、18…タイヤID登録システム、25…受信回数計測部、26…ID判定部、27…登録実行部、28…登録中止部、Fr_up,Fs_up…上限値、Fr_lo,Fs_lo…下限値、Stp…タイヤ空気圧信号。

Claims (5)

  1. 各タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出器から圧力データを含むタイヤ空気圧信号を送信し、該タイヤ空気圧信号を車体の受信機において受信して前記タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムの一機能であり、前記タイヤ空気圧検出器に登録されたタイヤIDを前記受信機に登録するタイヤID登録システムにおいて、
    タイヤIDの受信回数をID毎に区別して計測する受信回数計測部と、
    前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が、前記タイヤ空気圧検出器が送信するタイヤIDを含む無線信号の送信周期に応じた判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車のタイヤIDと判定するID判定部と、
    前記ID判定部により自車のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が規定数と等しい場合には、該自車のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録する登録実行部とを備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  2. 請求項1に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記ID判定部により自車のタイヤIDであると判定されたタイヤIDの数が規定数と等しくない状態が所定登録期間以上継続する場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  3. 請求項1又は2に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記ID判定部により自車のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定数よりも少ない場合には、前記受信機の動作モードを該受信機にタイヤIDを登録する登録モードから他のモードに切り替える登録中止部を備えたことを特徴とするタイヤID登録システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記判定範囲として前記タイヤが回転状態に入ったときに前記タイヤ空気圧検出器が送信する前記無線信号の送信周期に応じた走行輪用判定範囲が設定されるとともに、前記規定数として自車に設けられた走行輪の数を示す規定走行輪数が設定され、
    前記ID判定部は、前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が前記走行輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車の走行輪のタイヤIDと判定し、
    前記登録実行部は、前記ID判定部により自車の走行輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定走行輪数と等しい場合には、該走行輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録することを特徴とするタイヤID登録システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のタイヤID登録システムにおいて、
    前記判定範囲として前記タイヤが回転状態に入っていないときに前記タイヤ空気圧検出器が送信する前記無線信号の送信周期に応じたスペア輪用判定範囲が設定されるとともに、前記規定数として自車に設けられたスペア輪の数を示す規定スペア輪数が設定され、
    前記ID判定部は、前記受信回数計測部による計測期間の経過に対する受信回数が前記スペア輪用判定範囲内に継続して入るタイヤIDを自車のスペア輪のタイヤIDと判定し、
    前記登録実行部は、前記ID判定部により自車のスペア輪のタイヤIDと判定されたタイヤIDの数が前記規定スペア輪数と等しい場合には、該スペア輪のタイヤIDであると判定されたタイヤIDを登録することを特徴とするタイヤID登録システム。
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