JP6407799B2 - 電源装置及び溶接用電源装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、溶接用電源装置では出力要求が大きく変化するため、パルス幅変調制御(PWM制御)と位相シフト制御(PSM制御)とを切り替えて出力要求に広く対応可能な構成とする意義は大きい。
以下、溶接用電源装置(電源装置)の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、プラズマアーク溶接機等に用いられる本実施形態の溶接用電源装置10は、主回路としてチョッパ回路11を備え、溶接負荷12に対して適切な出力電力を生成すべくそのチョッパ動作の制御が行われる。チョッパ回路11は、本実施形態では降圧型チョッパ回路にて構成され、第1及び第2スイッチTR1,TR2、還流ダイオードDR1、リアクトルL1、平滑コンデンサC1,C2を備える。
図2(a)は、PWM制御の実施範囲で高出力動作を行っている場合の波形変化が示され、図2(b)は、同範囲で低出力動作を行っている場合の波形変化が示されている。
図2(c)は、極低出力要求によりPSM制御を行っている場合の波形変化が含まれている。
(1)チョッパ回路11のスイッチとして直列接続される第1及び第2スイッチTR1,TR2に対し、高出力要求時には、第1及び第2スイッチTR1,TR2に出力する制御パルス信号の第2スイッチTR2側のオンパルス幅αの調整により出力調整を行うパルス幅変調制御(PWM制御)が行われる。これに対し、低出力要求時には、第1及び第2スイッチTR1,TR2に出力する制御パルス信号の相互の位相差βの調整により出力調整を行う位相シフト制御(PSM制御)に制御が切り替わる。つまり、PWM制御において低出力要求になる程、制御パルス信号のオンパルス幅αが幅狭に設定されてチョッパ回路11のスイッチTR1,TR2が正常にオンできなくなる状況に近づくため、所定低出力要求になると制御パルス信号のオンパルス幅αが十分確保可能なPSM制御に切り替わる。これにより、チョッパ回路11のスイッチTR1,TR2のオンオフ動作がより確実に行われるようになるため、電源装置10の出力安定化を図ることができる。
以下、溶接用電源装置(電源装置)の第2実施形態について説明する。
図3に示すように、本実施形態の溶接用電源装置10aの主回路として備えるチョッパ回路11aは、上記第1実施形態のチョッパ回路11に還流ダイオードDR2が付加されて構成されている。即ち、第2スイッチTR2の後段の電源線La,Lb間に接続される還流ダイオードDR1(第1還流ダイオード)と並列となるように、第1スイッチTR1の後段の電源線La,Lb間に第2還流ダイオードDR2が接続、この場合アノード側が電源線Lbに、カソード側が電源線Laにそれぞれ接続されている。
(1)〜(3)上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(4)リアクトルL1による還流電流が最も大きい期間で各還流ダイオードDR1,DR2上を分岐して流れ、また第2還流ダイオードDR2側への電流集約時にはその電流値が小さくなっていることから、個々の還流ダイオードDR1,DR2の電流にかかる負担を軽減することができる。また、第2スイッチTR2がオンする際の逆回復電流も各還流ダイオードDR1,DR2に分岐することから、このことでも各還流ダイオードDR1,DR2の電流にかかる負担を軽減することができる。従って、還流ダイオードDR1,DR2の小容量化、低発熱化、長寿命化等が期待できる。
・PWM制御時において、第1スイッチTR1側をオン固定、第2スイッチTR2側をオンオフ動作としたが、逆に第1スイッチTR1側をオンオフ動作、第2スイッチTR2側をオン固定としてもよい。また、第1及び第2スイッチTR1,TR2の両者をオンオフ動作させてもよい。
・溶接用電源装置10,10aに適用したが、その他の電源装置に適用してもよい。
11,11a チョッパ回路
12 溶接負荷
14 制御回路(制御切替手段、パルス幅変調制御手段、位相シフト制御手段)
14a 制御切替部(制御切替手段)
14b パルス幅算出部(パルス幅変調制御手段)
14c 位相差算出部(位相シフト制御手段)
TR1 第1スイッチ(スイッチ)
TR2 第2スイッチ(スイッチ)
DR1 第1還流ダイオード(還流ダイオード)
DR2 第2還流ダイオード
L1 リアクトル
La,Lb 電源線
α オンパルス幅
β 位相差
Claims (5)
- 電源線上に接続されるスイッチとその後段の電源線間に接続される還流ダイオードとその後段の電源線上に接続されるリアクトルとを含んで構成されるチョッパ回路と、前記チョッパ回路のスイッチのオンオフ動作を制御して出力調整を行う制御回路とを備える電源装置であって、
前記チョッパ回路のスイッチは、直列接続の第1及び第2スイッチにて構成され、
前記制御回路は、
前記第1及び第2スイッチに出力する制御パルス信号の少なくとも一方側のオンパルス幅の調整により出力調整を行うパルス幅変調制御手段と、
前記第1及び第2スイッチに出力する制御パルス信号の相互の位相差の調整により出力調整を行う位相シフト制御手段と、
高出力要求時には前記パルス幅変調制御手段とし、低出力要求時には前記位相シフト制御手段に切り替える制御切替手段と
を備えたことを特徴とする電源装置。 - 請求項1に記載の電源装置において、
前記パルス幅変調制御手段は、前記第1及び第2スイッチの一方側をオン固定、他方側をオンオフ動作させる制御パルス信号をそれぞれ生成するように構成されていることを特徴とする電源装置。 - 請求項1又は2に記載の電源装置において、
前記位相シフト制御手段は、前記第1及び第2スイッチに出力する制御パルス信号のオンパルス幅を中間幅に固定すると共に、相互間に位相差が設定された制御パルス信号を生成するように構成されていることを特徴とする電源装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の電源装置において、
前記チョッパ回路は、還流ダイオードが第1及び第2還流ダイオードにて構成されるものであり、後段側に位置する前記第2スイッチの後段の電源線間に第1還流ダイオードが接続され、前段側に位置する前記第1スイッチの後段の電源線間に第2還流ダイオードが接続され、
前記位相シフト制御手段は、前記第1スイッチよりも前記第2スイッチの方が相対的に遅れてオフするような位相差となる制御パルス信号を生成するように構成されていることを特徴とする電源装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の電源装置を備え、溶接負荷に対する出力生成を行うように構成されていることを特徴とする溶接用電源装置。
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