JP6407126B2 - 愛玩動物用の吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、犬や猫等の愛玩動物(ペット)の尿等の排泄物を吸収するための吸収性物品に関する。
従来、犬や猫等の愛玩動物の身体に着用させるための愛玩動物用の吸収性物品は公知である。例えば、特許文献1には、腹側域と、背側域と、吸収性コアを有する吸液層(吸液パッド)とを含む愛玩動物用の吸収性物品が開示されている。
特開平10−75679公報
特許文献1に開示された吸収性物品においては、雌の愛玩動物の排尿口が吸液層の尻尾開口側の端部と対向して位置するために、複数排泄を繰り返すことによって、吸液層全体に尿が拡散される前に尻尾開口側へ向かって拡散される。着用補助者は、吸収性物品を着用させた状態において排尿したことを視認することができないばかりでなく、尿が尻尾開口に向かって拡散されていることを外部から視認することができないので、吸収性物品を交換する時期を正確に把握することができず、拡散された体液が尻尾開口から外部に漏れ出てしまうおそれがある。
本発明は、従来の愛玩動物用の吸収性物品の改良であって、尿に接触して呈色するインジケータを備え、尻尾開口から尿が外部に漏れ出るのを防止することのできる吸収性物品の提供を課題にしている。
本発明は、縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、身体対向面及び非身体対向面と、腹側域と、背側域と、前記縦方向において前記腹側域と前記背側域との間に位置する中間域と、吸液性コアを有する吸液層とを含む愛玩動物用の吸収性物品に関する。
本発明に係る愛玩動物用の吸収性物品は、前記中間域の前記背側域側に位置する尻尾開口形成用の切断ラインと、前記吸液層の前記非身体対向側に位置し、尿に接触して呈色を示すインジケータとをさらに有し、前記吸液層は、前記切断ラインよりも前記腹側域側に位置しており、前記吸液性コアは、前記切断ラインと対向する第1端縁と、前記第1端縁と前記縦方向において対向する第2端縁とを有し、前記インジケータが、前記吸液性コアの前記第1端縁及び前記第2端縁の少なくとも前記第1端縁の前記縦方向の外側に位置することを特徴とする。
前記インジケータは、前記吸液性コアと前記厚さ方向において重なる積層部分と、前記吸液性コアの端縁から前記縦方向の外側に延在する非積層部分とを有することから、最初の排泄がされたことを知らせる機能と、吸液性コアの端縁から尿が滲出、拡散したことを知らせる機能とを有する。
前記インジケータが、前記吸液層の縦方向中心部よりも前記背側域側にのみ位置するので、愛玩動物の背面視において、呈色の有無を視認することができるとともに、材料コストを抑えることができる。
前記切断ラインが、前記背側域へ向かって凸曲した形状を有し、前記インジケータの前記非積層部分が、前記切断ライン内の領域に位置していることによって、着用状態において舌片の内側に位置した非積層部分が直接外部に露出されて、呈色による変化前後の色を見比べて、呈色を確認することができる。
前記吸液層は、前記吸液性コアのうちの前記身体対向面側及び前記非身体対向面側の少なくとも一方側を被覆する親水性のコアカバーシートとをさらに有し、前記コアカバーシートと前記インジケータとが前記厚さ方向において重なっていることから、排尿の拡散性が向上し、呈色を促進させることができる。
前記コアカバーシートは、前記吸液性コアの端縁から前記縦方向の外側へ延出する端部を有し、前記端部と前記インジケータとが前記厚さ方向において重なることによって、吸液性コアの端縁から滲出された尿のみならずコアカバーシートにおいて拡散した尿にも接触することによって、呈色が促進される。
外面視において視認可能な色を有する装飾域と、非装飾域とを有し、前記インジケータの少なくとも一部が前記非装飾域と前記厚さ方向において互いに重なることから、装飾域と重なる場合に比べて、外部からインジケータの呈色を視認しやすくなる。
本発明の1つ以上の実施の形態に係る愛玩動物用の吸収性物品では、インジケータが吸液性コアの端縁及び第2端縁の少なくとも一方端縁から縦方向の外側に位置することから、吸液層の一方端縁からさらに縦方向の外側に拡散した尿によってインジケータが呈色を示し、尿が吸液性コアの外側へ拡散したことを外部から容易に視認することができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の愛玩動物用の吸収性物品の一例における、第1実施形態のおむつの着用状態における斜視図。 各弾性体の最大伸長時(弾性材料の収縮作用によるギャザーがなくなる程度)まで縦方向及び横方向に伸展した吸収性物品の一部破断展開平面図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 図2のIV−IV線に沿う断面図。 図2の一点鎖線Vで囲んだ領域の一部拡大図。 吸収性物品を着用した愛玩動物の背面視を示す図。 変形例の一例における背面側から視たおむつの平面図。 第2実施形態における図2と同様の展開平面図。 第3実施形態における図2と同様の展開平面図。
下記の各実施の形態は、図1〜図9に示す愛玩動物用の吸収性物品に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
図1〜図4を参照すると、愛玩動物(ペット)用の吸収性物品の一例であるおむつ10は、縦方向Y、横方向X及び厚さ方向Zと、愛玩動物5の身体と対向する身体対向面とその反対側に位置する非身体対向面とを有し、腹側域11と、背側域12と、縦方向Yにおいて腹側域11と背側域12と間に位置する中間域13とを有するおむつ本体14と、腹側域11の両側縁から横方向Xの外方へ延びる一対のファスニングタブ15(係止手段)とを含む。腹側域11と背側域12とは、それぞれ、愛玩動物5の後肢7よりも前方に位置する腹部、腰部を被覆する領域であって、中間域13は、後肢7の大腿部間を含めて尻部全体を被覆する領域を意味する。吸収性物品10は、その横方向Xにおける寸法を2等分する縦断中心線Pと、その縦方向Yにおける寸法を2等分する横断中心線Qとを有する。
ファスニングタブ15の身体対向面には、メカニカルファスナのフック群から形成された第1ファスニング要素18が配置されている。また、背側域12の外面には、ファスニングタブ15の第1ファスニング要素18を脱離可能に止着するための、横方向Xへ延びるメカニカルファスナのループ群から形成された第2ファスニング要素19を有する受止部20がホットメルト接着剤(図示せず)を介して取り付けられている。吸収性物品10の着用時において、一対のファスニングタブ15の第1ファスニング要素18と背側域12の外面に位置する第2ファスニング要素19とを係合することによって、ウエスト開口及び一対のレッグ開口が画成される。
なお、第1ファスニング要素18と第2ファスニング要素19とからなるファスニングシステムにおいて、それが所要の剥離強度を有するものであれば、第1ファスニング要素18をフック群に替えて接着剤を塗布して形成してもよい。この場合には、第1ファスニング要素18を保護するために、シリコンを塗布したセパレータで第1ファスニング要素18の表面を被覆してもよい。ファスニングタブ15を形成する基材シートは、例えば、プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートやクラフト紙等の比較的に剛性及び引張強度の高いシート材料から形成することが好ましい。また、本発明の所要の効果を奏する限りにおいて、ファスニングタブ15を用いることなく、後記の腹側サイドフラップに設けられた第1ファスニング要素18を直接第2ファスニング要素19に脱離可能に係合してもよい。
おむつ本体14の外形寸法は、愛玩動物の身体の大きさによって適宜自由に設計しうるものであるが、標準的な小型犬や猫に使用する場合には、縦方向Yの寸法L1は、300〜600mm、横方向Xの寸法W1は、200〜400mmである。
<おむつ本体>
おむつ本体14は、縦方向Yにおいて互いに対向して横方向Xへ延びる第1及び第2端縁14a,14bと、第1及び第2端縁14a,14b間に位置して凹曲状に縦方向へ延びる両側縁(レッグ開口縁)14c,14dとを有する。おむつ本体14は、さらに、身体対向面側に位置する透液性の内層シート22と、おむつ本体14の外形をなし、透湿性プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートシート等から形成され、非身体対向面側に位置する不透液性の外層シート23と、内外層シート22,23間の間に介在された吸液層25とを含む。内層シート22と外層シート23とは、吸液層25の周縁部から延出しており、該延出部位における両シート22,23のうちの少なくともいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して互いに接合されている。内層シート22と外層シート23との間であって吸液層25の非身体対向面側には、不透液性かつ透湿性のプラスチックフィルムから形成された防漏シート26が配置されており、両シート22,23のうちのいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。
図2〜図4を参照すると、吸液層25よりも背側域12側には、愛玩動物5の尾部6を挿通する尻尾開口(挿通孔)を形成するための切断ライン(ミシン目)30が配置される。切断ライン30は、平面視において互いに重なる内層シート22、防漏シート26及び外層シート23を貫通する。
切断ライン30に沿っておむつ本体14の一部を切断し、各シート22,23,26が接合又は非接合された状態における舌片31(図1参照)を外側へ向けて折り曲げることによって尻尾開口が形成される。尻尾開口は、尾部6を挿通するだけでなく、尾部6の真下に位置する肛門から排泄される排泄物(糞)を外部に排出できるように、肛門と対向することができる程度の大きさを有することが好ましい。このように、尻尾開口に尾部6を挿通するとともに肛門を露出させることによって、おむつ本体14内に収容された排泄物が被毛に絡んでしまうことを防止することができる。また、舌片31は、おむつ本体14から分離(切り取り)可能であって、舌片31を分離することによって、舌片31に肛門から排泄された排泄物がそれに付着するのを防止することができる。
吸液層25は、尻尾開口を画成する切断ライン30よりも腹側域11側に位置しており、第1端縁14a側に位置する第1端域25Aと、第2端縁14b側(背側域12側)に位置する第2端域25Bと、第1端域25Aと第2端域25Bとの間に位置する、それらよりも幅狭の中間域25Cとを有する。
吸液層25は、吸液性コア40と、吸液性コア40の身体対向面側及び非身体対向面側のうちの少なくとも一方側を被覆するコアカバーシート41とを有する。吸液性コア40は、不水溶性かつ自己質量の10倍以上の吸水力を有するいわゆる高吸収性ポリマー(SAP)粒子、木材フラッフパルプ、オプションとして熱可塑性繊維を僅かに含む混合物から形成された半剛性のパネル状であって、横方向Xへ延びる前後端縁40a,40bと、縦方向Yへ凹状に延びる両側縁とから外形輪郭をなしている。コアカバーシート41は、親水性かつ液拡散性を有する不織布又はティッシュペーパから形成されており、吸液性コア40の前後端縁40a,40bから縦方向Yの外側へ延出する両端部43,44を有する。
本実施形態において、吸液層25は、腹側域11から中間域13へ延在しており、背側域12には延在していない。雄雌問わず愛玩動物5の排尿器は尾部6よりも腹側に位置していることから、通常の直立状態において尿が背側に回り込むことはなく、吸液層25は少なくとも排尿器と対向する中間域13と腹側域11とに配置されていればよい。したがって、このように吸液層25の特異な配置態様を採用することによって、尿が排泄されない背側域12に吸液層25を延在させる場合に比して、吸液層25による吸収効率を向上させることができるとともに、製造コストを低減できる。さらに、吸液層25によって背側域12がごわつくことを防止し、背側域12における通気性を向上して蒸れを防止することができる。
図2〜図5を参照すると、吸液層25と防漏シート26との間には、縦方向Yへ延びる、インジケータ50が配置されている。インジケータ50は、尿等の水分と接触して呈色反応を示す指示薬(例えば、PH指示薬)を含むホットメルト接着剤から形成されている。ここで、インジケータの呈色反応とは、おむつ10を構成するシート材料と同様の白色から赤色や青色等の有彩色に変化する場合と、有彩色から有彩色に色が変化する場合を意味するものである。インジケータ50は、図示例に限定されるものではなく、複数のラインから形成されたものであってもよいし、横方向Xへ延びる複数又は単数のラインであったり、スパイラル状に連続的又は非連続的に延びるラインであったり、ドット状、円形、矩形等の各種公知の形状であってもよい。なお、図示していないが、呈色の速度を適度にコントロールするために、インジケータ50は、疎水性及び耐水性を有するカバーシートによって、身体対向面側に一部が被覆されていてもよい。
吸液層25は、縦方向Yの寸法L2が、吸収性物品10の縦方向Yの寸法L1の30〜50%、好ましくは、約40%の大きさであって、その横方向Xの寸法W2が吸収性物品10の幅寸法W1の約30〜50%、好ましくは、約40%の大きさである。また、インジケータ50は、吸液層25に吸収、拡散された尿によって呈色したときに着用補助者が容易に外部から変化後の色を視認できるようにするために、縦方向Yの寸法L3が吸液層25の縦方向Yの寸法L2の約70〜90%の大きさであって、その横方向Xの寸法W3が、吸液層25の横方向Xの寸法W2の約1〜10%、好ましくは、2〜5%の大きさであることが好ましい。また、後記のように愛玩動物5の背面視においてインジケータ50が視認できるように、吸液層25の縦方向Y中央部から背側域12側に延びていることが好ましい。
図6を参照すると、インジケータ50は、さらに、厚さ方向Zにおいて吸液性コア40と重なる積層部分51と積層部分51から第2端縁14b側へ延びる、吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側へ延びる非積層部分(延出部分)52とを有する。インジケータ50の非積層部分52は、吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側に延びるコアカバーシート41の前端部43と重なっており、その一部は、第2端縁14bへ向かって凸曲した切断ライン30内の領域からなる舌片31内に位置している。具体的には、非積層部分52の一部が、切断ライン30の両端縁30a,30bの間においてそれらを越えて頂点へ向かって延びている。このように、インジケータ50が、切断ライン30内の舌片31内に位置することによって、切断ライン30を切断して尻尾開口を形成して愛玩動物5の尾部6を挿通させたときに、舌片31が裏返って内面が露出し、その内面に位置するインジケータ50の非積層部分52が直接的に外部に視認される(図7参照)。
再び、図2及び図3を参照すると、内層シート22の身体対向面における吸液層25の横方向Xの外方には、縦断中心線Pに関して対称に位置する一対のバリアカフシート53が取り付けられている。バリアカフシート53は、おむつ本体14の両側部の一部を形成する近位部61と、腹背側域11,12において内層シート22及び外層シート23の身体対向面に固定された前端固定部及び後端固定部と、前後端固定部間において縦方向Yへ延びる、バリアカフシート53の内側縁を内方へ折り返すことによって形成された遠位部(自由縁部)64とを有する。遠位部64には、縦方向Yへ延びる、糸状、ストリング状又はストランド状の弾性材料から形成された、1条又は複数条のカフ弾性体65が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。遠位部64は、吸収性物品10の着用状態において、カフ弾性体65の収縮作用によって内層シート22の身体対向面から離間し、排泄物の横漏れを防止するための一対の防漏カフが形成される。
また、バリアカフシート53の近位部61と防漏シート26との間には、縦方向Yへ延びる、糸状、ストリング状又はストランド状の弾性材料から形成された1条又は複数条のサイド弾性体66が伸長状態で収縮可能に取り付けられている。外層シート23とバリアカフシート53とは、腹背側域11,12において、内層シート22と防漏シート26との両側縁からさらに横方向Xの外方へ延出して互いに重なり合い、腹側サイドフラップと背側サイドフラップが形成されている。腹側サイドフラップを形成する外層シート23とバリアカフシート53との両側縁部間には、一対のファスニングタブ15の固定部15aが介在されており、両シート23,53の内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。
本実施形態において、カフ弾性体65とサイド弾性体66とは、繊度280〜500dtexの糸状、ストリング状又はストランド状の弾性材料を約2.0〜3.0倍、好ましくは、2.2〜2.5倍に伸長して収縮可能に取り付けられたものであって、各弾性体65,66に求められる所要の収縮力によって、複数条の弾性体における離間寸法(ピッチ)を適宜設定することができる。また、各弾性体65,66を形成する弾性材料の繊度や伸長倍率を均一にせずに互いに異なるように設定することもできる。本実施形態においては、サイド弾性体66は、おむつ本体14の縦方向Yの全域、すなわち、第1端縁14aと第2端縁14bとの間において縦方向Yへ一連に延びている。一方、カフ弾性体65は、第1端縁14aから吸液層25よりも背側域12側まで延在している。
おむつ本体14の腹側域11と背側域12とには、それぞれ、内層シート22と防漏シート26との間において第1及び第2端縁14a,14bに沿って横方向Xへ延びる、帯状の腹側弾性体71と背側弾性体72とが配置されている。腹背側弾性体71,72は、天然又は合成ゴム製や発泡性のポリウレタン製の糸ゴム、平ゴム(ウレタンフォーム)やリボン状の弾性体から形成されるものであって、本実施形態においては、発泡性ポリウレタン製の平ゴムが配置されている。腹背側弾性体71,72は、腹背側域11,12の比較的に広い範囲に収縮力を作用して身体にフィットさせるために、所要の幅寸法(縦方向Yの寸法)を有するものであることが好ましい。サイド弾性体66の両端部は、腹背側弾性体71,72の横方向両端部と平面視において互いに重なっている。
図6を参照すると、吸収性物品10の着用状態における背面視において、インジケータ50は愛玩動物5の腹部から尻尾開口まで直状に延びている。したがって、愛玩動物5が排尿したときには、インジケータ50が呈色することによって、着用補助者は、おむつ10を脱がすことなく、着用させた状態のまま排尿したことを容易に認識することができる。また、インジケータ50が着用状態において愛玩動物5の腹部側にのみ位置する場合には、愛玩動物5を仰向けにして確認する必要があるが、腹部から尻尾開口まで延びていることによって、歩行時を含む立位状態で排尿の有無を識別することができる。
乳幼児や介護を必要とする老人を対象とするおむつ等の吸収性物品の場合には、おむつかぶれや不快感を取り除くために、1度の排尿によって新しい吸収性物品に交換することが一般的であるが、愛玩動物用の吸収性物品においては、人の肌に比べてかぶれ等が生じ難いことに加えて、着用操作中に愛玩動物が体を硬直させたり動かしたりしてスムーズに着用させることが困難であるために、1度の排尿で交換をすることはなく、複数回の排尿後、吸収性物品を交換することが多くみられる。したがって、インジケータによって排尿を確認しても、着用補助者が吸収性物品を交換しないことも考えられるが、雌の愛玩動物の場合には、排泄器が吸液層の背側域側の端部と対向することから、吸液性コアに吸収された尿が該端部から腹側域側へ向かって拡散される前に、吸液性コアの後端縁から縦方向の外側に尿が拡散して、尻尾開口から外部に漏れ出てしまうおそれがある。
本実施形態に係るおむつ10においては、雌の愛玩動物5が排尿したときに、排泄器と対向する第2端域25Bから中間域25Cへ尿が拡散される。このとき、インジケータ50の積層部分51は体液によって呈色して外部から変化後の色が視認されるので、着用補助者は(最初の)排泄がされたことを認識することができる。かかる状態において、吸液層25の第2端域25B及びその近傍の使用効率が100%未満の場合には、尿が吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側へ滲出することはなく、非積層部分52には尿が接触せずに呈色を示さないので、着用補助者は、尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれはないと判断することができる。
愛玩動物5が、さらに複数回に渡って排泄を繰り返すことによって、吸液層25の第2端域25B及びその近傍の使用効率が100%以上となって尿が吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側へ滲出し、インジケータ50の非積層部分52に尿が接触して呈色される。それによって、着用補助者は、尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれがあることを認識し、速やかにおむつ10を交換することができる。このように、インジケータ50は、吸液性コア40と厚さ方向Z(又は展開状態における平面視)において重なる積層部分51によって(最初の)排尿がなされたことを認識できる機能と、吸液性コア40と厚さ方向Zにおいて重ならない非積層部分52によって、尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれがあることを知らせる機能とを備えている。インジケータ50がかかる2つの機能を備えることによって、着用補助者は、最初の排尿時と複数の排尿後とにおいて、適正なおむつ10の交換時期を判断ことができる。
再び、図5を参照すると、インジケータ50の非積層部分52の一部は、吸液性コア40の後端縁40bからさらに縦方向Yの外側へ延出するコアカバーシート41の後端部44と厚さ方向Zにおいて重なっている。したがって、非積層部分52は、コアカバーシート41においてその後端縁41bまで拡散された尿によっても呈色される。このように、コアカバーシート41を拡散した尿によってインジケータ50の非積層部分52が呈色されるので、非積層部分52の呈色が促進されるとともに、吸液性コア40の後端縁40bから尿が完全に外部に滲出する前に、事前に非積層部分52が呈色することによって、これ以上の排泄によって尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれがあることを着用補助者に知らせることができる。ただし、尿が尻尾開口から外部に漏れ出ることなくおむつ10を適切な時期に交換することができるように非積層部分52の呈色反応速度を調整することができる限りにおいて、コアカバーシート41が吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側へ延出せずに、非積層部分52がコアカバーシート41と厚さ方向Zにおいて重なっていなくてもよい。
また、コアカバーシート41が切断ライン30の一部と重なっていないことから、着用状態においてコアカバーシート41の後端縁41bまで拡散された体液が尻尾開口の開口縁から外部に漏れ出るおそれはない。さらに、インジケータ50の非積層部分52の一部が舌片31と重なって位置することによって、着用状態において、舌片31の内面に位置する非積層部分52が外部に露出される。したがって、インジケータ50の呈色前後の色を視認することができ、非重畳部分52が呈色による色変化を容易に認識することができる。
本実施形態に係るおむつ10を雄の愛玩動物5が着用したときには、雌の愛玩動物の場合と異なり、排泄器が吸液層25の第1端域25Aと対向して位置する。したがって、排泄された尿が吸液層25の第1端域25Aに吸収されて中間域25C及び第2端域25B側へ拡散され、吸液層25全体の使用効率が100%以上になったときに、吸液性コア40の後端縁40bから外部に尿が滲出して、尿が非積層部分52に接触して呈色反応を示す。したがって、雌の愛玩動物の場合には、吸液層25全体の使用効率が100%以下であっても、排泄器と対向する第2端域25B及びその近傍の使用効率が100%以上になることによって後端縁40bから滲出した尿によって非積層部分52が呈色するのに対し、雄の愛玩動物の場合には非積層部分52の呈色は吸液層25全体の使用効率が100%以上となったことを意味するので、より吸液層25の保液量が上限に達した状態でおむつ10を交換することができる。
インジケータ50は、愛玩動物5の背面視において視認されるように、吸液層25の縦方向中央部から背側域12側に延びていればよく、縦方向中心部から腹側域11側に延びていなくてもよい。かかる場合であっても、愛玩動物5の背面視において、腹部から尻尾開口まで連続してインジケータ50が延びることになるので、視認が容易であって、呈色を確認しやすくなる。また、愛玩動物5を仰向した状態で確認される吸液層25の縦中心部よりも腹側域11側に位置する部分に延在させないことによって、材料コストを抑えることができる。また、インジケータ50は、おむつ本体14の横断中心線Qから背側域12側に延びている部分のみから形成されていてもよい。かかる場合であっても、吸液性コア40の後端縁40bから尿が滲出したことを確認することができ、より材料コストを抑えることができる。
なお、図示していないが、おむつ10を製造する工程において、ミシン目状の切断ラインを形成した後に、インジケータ50を配置することが好ましい。おむつ10は、構成する資材を機械方向へ高速に搬送する生産ラインで製造するので、インジケータ50を配置した後に切断ラインを形成する場合には、インジケータ50の一部を囲むように切断ラインを形成するので位置合わせの調整が難しく、切断手段(カッター)が位置ずれしてインジケータ50を切断してしまうおそれがある。生産ラインにおいて切断ラインの形成工程後に、インジケータの配置工程を設けることによって、かかる事態を避けることができる。
図7は、変形例の一例におけるおむつ10を背面側から視た平面図である。本変形例においては、おむつ本体14の外面(外層シート23の非身体対向面側)全体には、意匠性を付与するために、外部から視認可能な色を有する装飾域(着色域)65と、色を有しない非装飾域(非着色域)66とが配置されている。装飾域68は、色彩の他に、文字、図柄、キャラクターデザイン等の装飾要素を含むことができ、図示例では、ドット状に示す有色の背景に有色又は白抜きされた星形の装飾要素が配置されている。装飾域68は、防漏シート26の非身体対向面側に印刷されることによって外層シート23を透過して視認されるようにしてもよいし、外層シート23の外面に印刷されていてもよい。防漏シート26に印刷されている場合には、外層シート23は、装飾域68が外部から明確に視認される程度の全光線透過率を有することが好ましい。
装飾域68は、おむつ本体14の両側において縦方向Yへ延びており、非装飾域69は、横方向Xにおいて装飾域68の間に位置して、縦断中心線Pと重なって縦方向Yへ延びている。非装飾域69は、吸液層25を縦断するインジケータ50と厚さ方向Zにおいて重なって位置している。インジケータ50の全体が装飾域68と厚さ方向Zにおいて重なる場合には、インジケータ50に尿が接触して呈色しても変化後の色が、装飾域68の色と重なることによって視認され難くなるおそれがあるが、非装飾域69とインジケータ50とが、かかる配置態様を有することによって、インジケータ50の色を外部から明確に視認することができる。かかる効果を有するために、インジケータ50の少なくとも一部が非装飾域69と重なっていればよく、非積層部分52が非装飾域69と重なって位置することが好ましい。また、非装飾域69は、おむつ本体14の両端縁14a,14b間に連続して延びていなくてもよく、インジケータ50の少なくとも一部と重なる限りにおいて、局所的又は断続的に配置された複数の部分から形成されていてよい。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係るおむつ10の図2と同様の展開平面図である。本実施形態に係るおむつ10の基本構造は、第1実施形態のそれとほぼ同様であるので、相違する点についてのみ以下に説明する。
図8を参照すると、本実施形態に係るおむつ10のインジケータ70は、吸液性コア40と厚さ方向Zにおいて互いに重なっておらず、後端縁40bから背側域12側へ向かって縦方向Yの外側へ延びる部分のみから形成されている。かかる形状及び配置態様を有するインジケータ70は、吸液性コア40と重なっていないことから最初の排尿があったことを識別できる機能を有するものではないが、吸液性コア40の後端縁40bから滲出する尿によって呈色されることから、複数回の排尿後において尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれがあることを知らせる機能を有するものである。
<第3実施形態>
図9を参照すると、本実施形態に係るおむつ10のインジケータ80は、吸液層25を縦断するように縦方向Yへ延びており、吸液性コア40の前端縁40aから縦方向Yの外側へ延びる第1非積層部分80Aと、吸液性コア40の後端縁40bから縦方向Yの外側へ延びる第2非積層部分80Bと、第1非積層部分80Aと第2非積層部分80Bとの間に位置する、吸液性コア40と厚さ方向Zにおいて重なる積層部分80Cとを有する。インジケータ80がかかる形状、配置態様を有することによって、愛玩動物5が排尿したときに吸液性コア40と厚さ方向Zにおいて重なる積層部分80Cが排尿によって呈色するので、着用補助者は最初の排尿があったことを認識することができる。また、雌の愛玩動物5が着用するときには、吸液層25の第2端域25Bと対向する排泄器から尿が排泄され、排泄が複数繰り返されることによって吸液性コア40の後端縁40bから尿が滲出してインジケータ80の第2非積層部分80Bが呈色し、着用補助者は、尿が尻尾開口から外部に漏れ出るおそれがあることを認識することができる。
一方、雄の愛玩動物5が着用するときには、吸液層25の第1端域25Aと対向する排泄器から尿が排泄され、排泄が複数繰り返されることによって、吸液性コア40の前端縁40aから尿が外部に滲出して第1非積層部分80Aが呈色する。それによって、着用補助者は、これ以上排尿を繰り返すことによってさらに多量の尿が前端縁40aから第1端縁14aへ向かって滲出すること認識して、おむつ10の適切な交換時期を判断することができる。
吸収性物品10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」、「第2」及び「第3」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
5 愛玩動物
10 愛玩動物用の吸収性物品(おむつ)
11 腹側域
12 背側域
13 中間域
25 吸液層
30 切断ライン
40 吸液性コア
40a 吸液性コアの前端縁(第2端縁)
40b 吸液性コアの後端縁(第1端縁)
41 コアカバーシート
50,70,80 インジケータ
51 積層部分
52 非積層部分
68 装飾域
69 非装飾域
X 横方向
Y 縦方向
Z 厚さ方向

Claims (7)

  1. 縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、身体対向面及び非身体対向面と、腹側域と、背側域と、前記縦方向において前記腹側域と前記背側域との間に位置する中間域と、吸液性コアを有する吸液層とを含む愛玩動物用の吸収性物品において、
    前記中間域の前記背側域側に位置する尻尾開口形成用の切断ラインと、前記吸液層の前記非身体対向側に位置し、尿に接触して呈色を示すインジケータとをさらに有し、
    前記吸液層は、前記切断ラインよりも前記腹側域側に位置しており、
    前記吸液性コアは、前記切断ラインと対向する第1端縁と、前記第1端縁と前記縦方向において対向する第2端縁とを有し、
    前記インジケータが、前記吸液性コアの前記第1端縁及び前記第2端縁の少なくとも前記第1端縁の前記縦方向の外側に位置することを特徴とする前記吸収性物品。
  2. 前記インジケータは、前記吸液性コアと前記厚さ方向において重なる積層部分と、前記吸液性コアの端縁から前記縦方向の外側に延在する非積層部分とを有する請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記インジケータが、前記吸液層の縦方向中心部よりも前記背側域側にのみ位置する請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記切断ラインが、前記背側域へ向かって凸曲した形状を有し、前記インジケータの前記非積層部分が、前記切断ライン内の領域に位置している請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記吸液層は、前記吸液性コアのうちの前記身体対向面側及び前記非身体対向面側の少なくとも一方側を被覆する親水性のコアカバーシートとをさらに有し、前記コアカバーシートと前記インジケータとが前記厚さ方向において重なっている請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記コアカバーシートは、前記吸液性コアの端縁から前記縦方向の外側へ延出する端部を有し、前記端部と前記インジケータとが前記厚さ方向において重なる請求項5に記載の吸収性物品。
  7. 外面視において視認可能な色を有する装飾域と、非装飾域とを有し、前記インジケータの少なくとも一部が前記非装飾域と前記厚さ方向において互いに重なる請求項1〜6のいずれかに記載の吸収性物品。
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