JP5695793B1 - 愛玩動物用の吸収性物品 - Google Patents

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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K23/00Manure or urine pouches

Abstract

【課題】愛玩動物の後肢が動くときに、吸収性コアが後肢の動きの妨げとなるのを抑えることができる吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収性物品10は、縦方向Y及び縦方向Yに直交する横方向Xを有し、腹側域11と、背側域12と、縦方向Yにおいて腹側域11と背側域12との間に位置する中間域13と、吸収性コア51を有する吸収体50とを含む。吸収体50は、愛玩動物2の尻尾1が挿通される切断ライン48よりも腹側域11側にのみ位置しており、横方向Xにおいて互いに対向する吸収両側縁50cと、愛玩動物2の排尿口に対向する第1吸収部53と、排尿口から外れた部位に対向する第2吸収部54とを有し、吸収性コア51は、縦方向Yにおける第1吸収部53と第2吸収部54との連動を分離する第1括れ部分(分離部分)61とを有している。【選択図】図8

Description

本発明は、犬や猫等の愛玩動物(ペット)の尿等の排泄物を吸収するための吸収性物品に関する。
従来、犬や猫等の愛玩動物の身体に着用させるための愛玩動物用の吸収性物品は公知である。例えば、特許文献1には、腹側域と、背側域と、吸収性コアを有する吸収体(吸液パッド)とを含む愛玩動物用の吸収性物品が開示されている。
特開平7−236380号公報
特許文献1に開示された吸収性物品においては、吸収体が縦方向へ延びる縦長矩形状であって、吸収体の端部に位置し、雄の愛玩動物の排尿口と対向する領域と、後肢の大腿部間に挟まれた排尿口と対向しない非対向領域とが連続しているので、大腿部の動きによって対向する領域が動いて、吸収性物品の位置ずれを生じるおそれがある。かかる場合には、吸収性物品の位置ずれを生じるのみならず、対向する領域が後肢の可動領域へ移動するので、歩行が阻害されるおそれがある。
本発明は、従来の愛玩動物用の吸収性物品の改良であって、後肢の可動時において、位置ずれを生じることなく、かつ、後肢の可動が阻害されることのない吸収性物品の提供を課題にしている。
本発明は、縦方向及び前記縦方向に直交する横方向を有し、腹側域と、背側域と、前記縦方向において前記腹側域と前記背側域との間に位置する中間域と、吸収性コアを有する吸収体とを含む愛玩動物用の吸収性物品に関する。
本発明に係る愛玩動物用の吸収性物品は、前記吸収体は、愛玩動物の尻尾が挿通される切断ラインよりも前記腹側域側にのみ位置しており、前記横方向において互いに対向する両側縁と、前記愛玩動物の排尿口に対向する第1吸収部と、前記排尿口から外れた部位に対向する第2吸収部とを有し、前記吸収性コアは、前記縦方向における前記第1吸収部と前記第2吸収部との連動を分離する分離部分とを有する
本発明の1つ以上の実施の形態に係る愛玩動物用の吸収性物品では、吸収体は、愛玩動物の排尿口に対向する第1吸収部と、排尿口から外れた部位に対向する後肢間に位置する第2吸収部と、縦方向における第1吸収部と第2吸収部との連動を分離する分離部分を有する吸収性コアとを有するので、後肢が前後方向へ移動したときに、第1吸収部を有する部分と第2吸収部を有する部分とが個別に動く。このため、愛玩動物の後肢が動くときに、吸収性コアが後肢の動きの妨げとなるのを抑えることができるとともに、吸収体に位置ずれが発生するのを抑えることができる。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る第1実施形態の愛玩動物用の吸収性物品の着用状態における斜視図。 各弾性体の最大伸長時(弾性材料の収縮作用によるギャザーがなくなる程度)まで縦方向及び横方向に伸展した吸収性物品の一部破断展開平面図。 図2のIII−III線に沿う模式的断面図。 図2のIV−IV線に沿う模式的断面図。 吸収性物品の着用状態において、図4とおなじ部位を示す模式的断面図。 図2に示す吸収性物品において、吸収体の中間域の詳細を示す一部破断展開平面図。 図6に示す吸収性物品から、内層シートとフラップシートと肌対向面側に位置するコアラップシートとサイド弾性体及びフラップ弾性体とを取り除いた状態を肌対向面側から示した模式的部分平面図。 雄の愛玩動物に吸収性物品を着用させた状態において、吸収性物品の縦中心線に沿った模式的断面図。 雌の愛玩動物に吸収性物品を着用させた状態において、吸収性物品の縦中心線に沿った模式的断面図。 第1実施形態の吸収性物品の変形例を示す図2と同様の一部破断展開平面図。 本発明に係る愛玩動物用の吸収性物品の変形例を示す図7と同様の模式的部分平面図。 本発明に係る愛玩動物用の吸収性物品の別の変形例を示す図7と同様の模式的部分平面図。 本発明に係る愛玩動物用の吸収性物品のさらに別の変形例を示す図7と同様の模式的部分平面図。 本発明に係る第2実施形態の愛玩動物用の吸収性物品を示す図7と同様の模式的部分平面図。
下記の各実施の形態は、図1〜14に示す愛玩動物用の吸収性物品に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。
[第1実施形態]
図1〜4を参照すると、愛玩動物(ペット)2に着用させる吸収性物品(おむつ)10は、縦方向Y及び横方向Xを有し、愛玩動物2の身体と対向する身体側対向面(内面)とその反対側に位置する非身体側対向面(外面)と、腹側域11と、背側域12と、縦方向Yにおいて腹側域11と背側域12と間に位置する中間域13とを有する吸収パネル14、及び腹側域11の両側縁14cから横方向Xの外方へ延びるファスニングシステムを構成する一対のファスニングタブ15を含む。腹側域11は、愛玩動物2の後肢3よりも前方に位置する腹部4、および腰部5を被覆する領域であり、背側域12は、愛玩動物2の後肢3よりも前方に位置する背部6、および腰部5を被覆する領域であり、中間域13は、後肢3の大腿部間を含めて尻部7全体を被覆する領域である。腹側域11及び中間域13の一部には、尿等の排泄物を吸収するための吸収体50が配置される。吸収性物品10は、その横方向Xにおける寸法を2等分する縦中心線Pと、その縦方向Yにおける寸法を2等分する横中心線Qとを有する。
ファスニングタブ15の身体側対向面には、メカニカルファスナのフック群から形成された第1ファスニング要素20が設けられている。また、背側域12の外面には、ファスニングタブ15の第1ファスニング要素20を解放可能に掛け留めるための、横方向Xへ延びるメカ二カルファスナのループ群から形成された第2ファスニング要素21を有するランディング部22が例えばホットメルト接着剤(図示せず)を介して設けられている。
<吸収パネル>
吸収パネル14は、縦方向Yにおいて対向して横方向Xへ延びる第1端縁14a及び第2端縁14bと、第1及び第2端縁14a,14b間に位置して凹曲状に縦方向Yへ延びる両側縁14cとにより輪郭が画定されている。中間域13の両側縁14cは、腹側域11の内端11aから横方向Xの内側へ曲状に延びる一対の第1凹曲部分19aと、背側域12の内端12aから横方向Xの内側へ曲状に延びる一対の第2凹曲部分19bと、第1凹曲部分19aと第2凹曲部分19bとの間に位置する一対の直状部19cとを有する。吸収パネル14は、繊維不織布、多孔プラスチックフィルム、それらのラミネートシート等から形成され、身体側対向面側に位置する透液性の内層シート(内層)27と、透湿性プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートシート等から形成され、非身体側対向面側に位置する不透液性の外層シート(外層)28と、内外層シート27,28間の間に介在された吸収体50とを含む。内層シート27と外層シート28とは、吸収体50の周縁部から延出しており、該延出部位における内外層シート27,28のうちの少なくともいずれか一方の内面に塗布された例えばホットメルト接着剤(図示せず)を介して互いに接合されている。
図2及び図6を参照すると、中間域13は、説明の便宜上、腹側域11側に位置し、第1凹曲部分19aを含んで腹側域11の内端11aから横中心線Qへ向かって延びる第1区域16と、背側域12側に位置し、第2凹曲部分19bを含んで背側域12の内端12aから横中心線Qへ向かって延びる第2区域17と、第1及び第2区域16,17の間に位置する中央域18とに区分される。腹側域11と、中間域13の第1区域16及び中央域18には、吸収体50が位置している。第2区域17は、背側域12の内端12aと吸収体50の後記の第2端縁50bとの間に位置する。なお、中間域13において、第1区域16と第2区域17と中央域18とは、例えば中間域13の縦方向Yの寸法を三等分することによって画定してもよいし、第1および第2区域16,17の縦方向Yの寸法が、中央域18の縦方向Yの寸法よりも大きくてもよいし、その逆でもよい。
再び、図1〜4を参照すると、内層シート27と外層シート28との間であって吸収体50の非身体側対向面側には、不透液性かつ透湿性のプラスチックフィルムから形成された防漏シート30が配置されており、内外層シート27,28のうちの少なくとも一方の対向面に塗布された例えばホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。また、内層シート27の身体側対向面における吸収体50の横方向Xの外方には、縦中心線Pに関して対称に位置する一対のフラップシート32が配置されている。
吸収性物品10の愛玩動物2に着用時において、一対のファスニングタブ15の第1ファスニング要素20と背側域12の外面に位置する第2ファスニング要素21とを互いに掛け留めることによって、ウエスト開口33及び一対のレッグ開口34が形成される(図1参照)。
図2および図3を参照すると、吸収パネル14の腹側域11には、外層シート28と防漏シート30との間において横方向Xへ延びる帯状の腹側リボン弾性体(腹側弾性要素)35が配置されている。腹側リボン弾性体35は、天然又は合成ゴム製や発泡性のポリウレタン製のストリング、平ゴム(ウレタンフォーム)やリボン状の弾性体から形成され、本実施形態においては、発泡性ポリウレタン製の弾性体が配置されている。腹側リボン弾性体35は、腹側域11の比較的に広い範囲に収縮力を作用して愛玩動物2の身体にフィットさせるために、所要の幅寸法(縦方向Yの寸法)および長さ寸法(横方向Xの寸法)を有する帯状であることが好ましい。図3及び図6を参照すると、吸収体50の腹側域11に位置する第1端縁50aは、腹側リボン弾性体35の縦方向Yの両端縁35a,35bの間に配置してある。
図2および図4を参照すると、外層シート28とフラップシート32とは、腹背側域11,12において、内層シート27と防漏シート30との両側縁からさらに横方向Xの外方へ延出して互いに重なり合い、腹側サイドフラップ38と背側サイドフラップ39が形成されている。腹側サイドフラップ38を形成する外層シート28とフラップシート32との両側縁部間には、一対のファスニングタブ15の近位部15aが一体的に介在しており、両シート28,32の内面に塗布された例えばホットメルト接着剤(図示せず)を介して固定されている。ファスニングタブ15を形成する基材シートは、例えば、プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネートやクラフト紙等の比較的に剛性及び引張強度の高いシート材料から形成することが好ましい。
フラップシート32は、両側縁14cの一部を形成する近位部41aと、腹背側域11,12において内層シート27及び外層シート28の身体側対向面に固定された前端固定部(固定部)42a及び後端固定部42bと、前後端固定部42a,42b間において縦方向Yへ延び、フラップシート32の内側縁を内方へ折り返すことによって形成された遠位部41bとを有する。防漏シート30の横方向Xの両側縁には、縦方向Yへ延びる例えば2条のストランド状又はストリング状のサイド弾性体(サイド弾性要素)43が、フラップシート32の近位部41aと防漏シート30の両側部との間にホットメルト接着剤(図示せず)を介して収縮可能に取り付けられている。また、フラップシート32の遠位部41bには、縦方向Yへ延びる例えば1条のストランド状又はストリング状のフラップ弾性体(フラップ弾性要素)44が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。図5は、吸収性物品10を愛玩動物2に着用させる際において、腹側域11の横断面を模式的に示す図であるが、遠位部41bは、フラップ弾性体44の収縮作用によって内層シート27の身体側対向面から離れ、横方向Xから排泄物が漏れるのを防止するための一対の封じ込めフラップ46と、該封じ込めフラップ46と内層シート27との間に空間部47とが形成される。
本実施形態において、サイド弾性体43とフラップ弾性体44とは、例えば繊度280〜500dtexのストリング状又はストランド状の弾性材料を約2.0〜3.0倍、好ましくは、2.2〜2.5倍に伸長して収縮可能に取り付けられたものであって、各弾性体43,44に求められる所要の収縮力によって、弾性体43,44の数を増加し、もしくは複数設けた弾性体43,44における離間寸法(ピッチ)を適宜設定することができる。また、各弾性体43,44を構成する弾性材料の繊度や伸長倍率を均一にせずに互いに異なるように設定することもできる。具体的には、例えば、サイド弾性体43を構成する複数条の弾性材料のうち、最も横方向Xの外側に位置する弾性材料の繊度を最も横方向Xの内側に位置する弾性材料の繊度に比して大きくしたり、又は、前者を後者よりも小さくしたり、さらには、横方向Xの内側から外側へ向かって各弾性材料の繊度又は伸長倍率を大きく(又は小さく)してもよい。
サイド弾性体43は、例えば、吸収パネル14の縦方向Yの全域、すなわち、第1端縁14aと第2端縁14bとの間において縦方向Yへ一連に延びている。一方、フラップ弾性体44は、第1端縁14aから吸収体50の第2端縁50bよりも第2区域17側まで延在している。サイド弾性体43及びフラップ弾性体44は、実質的に伸縮性を発現する伸縮機能部分と、実質的に伸縮性を発現しない非伸縮機能部分とを有する。非伸縮機能部分は、それら弾性体43,44をシートに取り付けるとき、いわゆるスナップバック(弾性体43,44のうちシートに固着されていない非固着部分が、自らの収縮によりシートに固着されている接合端部近傍まで戻ること)により形成される。サイド弾性体43とフラップ弾性体44とは、それらの端部が腹側リボン弾性体35の両端部と平面視において互いに重なって位置しており、該端部が実質的に伸縮性を発現する伸縮機能部分であることが好ましい。縦方向Yにおいて、両弾性体43,44の収縮力によって吸収パネル14の第1端部14aを、背側域12側へ引っ張ろうとする力が作用して両側縁14c全体が緊張状態となるが、横方向Xにおいては、吸収性物品10の展開された形態が維持されるので、着用時において、吸収性物品10の一部を愛玩動物2の後肢3間に通過させるときに、吸収性物品10が大きく型崩れすることなくスムーズに着用操作をすることができる。
図3および図6を参照すると、中間域13の第2区域17には、愛玩動物2の尻尾1を挿通する開口(挿通孔)を形成するための切断ライン(ミシン目)48が配置される。切断ライン48は、略U字状であって、平面視において互いに重なる内層シート27、防漏シート30及び外層シート28を貫通する。該切断ライン48に沿って吸収パネル14の一部を切断し、各シート27,28,30が接合又は非接合された状態における舌片49を外面側へ向けて折り曲げることによって図1及び図8に示すように、尻尾1を挿通する開口が形成される。
図3および図6を参照すると、吸収体50は、内外層シート27,28間に介在され、不水溶性かつ自己質量の10倍以上の吸水力を有するいわゆる高吸収性ポリマー(SAP)粒子、木材フラッフパルプ、オプションとして熱可塑性繊維を僅かに含む混合物から形成された半剛性の吸収性コア51と、それを包被する、親水性かつ液拡散性を有する不織布又はティッシュペーパから形成されたコアラップシート52とを含む。吸収体50は、愛玩動物の尻尾1が挿通される切断ライン48よりも腹側域11側にのみ位置している。ただし、本発明において、吸収体50が、愛玩動物2の尻尾1が挿通される切断ライン48よりも腹側域11側にのみ位置していることとは、高吸収性ポリマー粒子及び木材フラッフパルプ等の実質的に排泄物を吸収する要素が、愛玩動物2の尻尾1が挿通される切断ライン48よりも腹側域11側にのみ位置していることをいい、製造の過程で切断ライン48よりも背側域12側へ飛び散った高吸収性ポリマー粒子及び木材フラッフパルプ、並びに縦方向Yへ背側域12側まで延ばしたコアラップシート52を含まない。コアラップシート52は、内層シート27及び/又は防漏シート30と例えばホットメルト接着剤を介して接合されており、吸収性コア51の側縁から横方向Xの外側に延在する。吸収体50は、さらに、横方向Xへ延び、縦方向Yにおいて互いに対向する第1端縁50a及び第2端縁50bと、縦方向Yへ延び横方向Xにおいて互いに対向する吸収両側縁(両側縁)50cとを有する。
図7は、吸収性物品10から、内層シート27と、フラップシート32と、肌対向面側に位置するコアラップシート52と、弾性体43,44とを取り除いた状態において、腹側域11及び中間域13を肌対向面側から示した図2と同様の図である。
吸収体50は、縦方向Yにおいて、腹側域11及び中間域13の第1区域16の一部に位置する略長方形状の第1吸収部53と、第1吸収部53から横中心線Q側へ延びる第2吸収部54と、中央域18の背側域12側に位置する第3吸収部55とを有する。第1吸収部53と第3吸収部55とは横方向Xの寸法がほぼ同じであって、第1吸収部53の縦方向Yの寸法L1は、第3吸収部55の縦方向Yの寸法L3よりも大きくなっている。また、第2吸収部54の縦方向Yの寸法L2は、第1及び第3吸収部53,55の縦方向Yの寸法L1,L3よりも大きく、かつ、それらに比べて横方向Xの寸法が小さく、比較的に幅狭である。具体的には、第1吸収部53の縦方向Yの寸法L1と、第2吸収部54の縦方向Yの寸法L2と、第3吸収部55の縦方向Yの寸法L3とのおよその比率は、L1:L2:L3=1:2:1である。なお、説明の便宜上、図7において、第1吸収部53と第2吸収部54との第1境界ライン57、及び第2吸収部54と第3吸収部55との第2境界ライン58を仮想線(二点鎖線)で示してある。
図8は、雄の愛玩動物2に吸収性物品10を着用させた状態における縦中心線Pに沿った模式的断面図である。図8を参照すると、第1吸収部53は、吸収性物品10を雄の愛玩動物2に着用させた状態において、愛玩動物2の雄の性器8の排尿口8aに対向する部分である。第2吸収部54は、吸収性物品10を雄の愛玩動物2に着用させた状態において、雄の排尿口8aと肛門9との間の部分に対向する部分である。換言すれば、第2吸収部54は、愛玩動物2の雄の排尿口8aから外れた部位に対向する部分である。また、第3吸収部55は、愛玩動物2の肛門9の近傍に対向する部分である。
図7を参照すると、第2吸収部54は、中央部分54aと、縦方向Yにおいて第1吸収部53に隣接し、縦中心線Pへ向かって先鋭状に括れた第1括れ部分(第1分離部分)61と、縦方向Yにおいて第3吸収部55と隣接し、縦中心線Pへ向かって先鋭状に括れた第2括れ部分(第2分離部分)62とを有する。第1括れ部分61は、中央部分54aの両側縁50cの端縁60aから第1吸収部53の第1境界ライン57まで延びている。第2括れ部分62は、中央部分54aの両側縁50cの端縁60aから第3吸収部55との第2境界ライン58まで延びている。本明細書において、「吸収体の第1及び第2分離部分」とは、愛玩動物2の動作による吸収体50全体の連動性を抑制するために、吸収体50の横方向Xの長さ寸法を局所的に狭くした部分(第1及び第2括れ部分61,62)を意味し、本実施形態のように、両側縁50cが縦中心線Pへ向かって先鋭に延びる略三角形状のほかに、スリットや凹曲状であってもよい。
第1吸収部53は、排尿口8aと対向して排泄物を直接吸収する主たる吸収部であって、第2吸収部54は、第1及び第3吸収部53,55に吸収された排泄物が拡散するための従たる吸収部である(第3吸収部55は、後述するように雌の愛玩動物2に吸収性物品10を着用させた状態において、雌の排尿口に対向する吸収部である)。吸収体50は、横方向Xにおいて、第1及び第3吸収部53,55において最も幅広(横方向Xの寸法が最も大きい)であり、第2吸収部54の第1及び第2括れ部分61,62において最も幅狭であって、第2吸収部54の中央部分54aは、第1及び第2括れ部分61,62よりも幅広となっている。また、第1吸収部53は、排泄物を吸収する主たる吸収部として機能するので、比較的に幅広であることが好ましく、一方、第2吸収部54は、愛玩動物2の両後肢3間に位置することからその動きを阻害しないように、前者よりも幅狭であることが好ましい。したがって、吸収体50の各寸法は、第1吸収部53の横方向Xの寸法W1≧第2吸収部54の最広部分の横方向Xの寸法W3>第2吸収部54の最狭部分の寸法W2(第1括れ部分61の最狭部分の横方向Xの寸法)である。また、第3吸収部55は、雌の愛玩動物2に吸収性物品10を着用させた状態において、雌の愛玩動物2の排尿口に対向する部分であって、排泄物を吸収する主たる吸収部として機能するので、比較的に幅広であることが好ましいため、吸収体50の各寸法は、第3吸収部55の最狭部分の横方向Xの寸法W5≧第2吸収部54の最広部分の横方向Xの寸法W3>第2吸収部54の最狭部分の寸法W4(第2括れ部分62の最狭部分の横方向Xの寸法)である。
吸収体50は、第1及び第2括れ部分61,62を有することによって、第1及び第3吸収部53,55と、第2吸収部54との連動が非連続になるので、図7において仮想線64で示すように、第1及び第3吸収部53,55の内端53a,55aと中央部分54aの両端縁60aとをつないで両側縁50cが連続した凹曲状を有する場合に比して、第1及び第3吸収部53,55と第2吸収部54との連動性が抑制される。
通常、この種の愛玩動物用のおむつ(吸収性物品)における吸収体は、吸収両側縁が直状または凹曲状に連続して延びる形状を有するものであって、かかるおむつを愛玩動物に着用させた場合には、歩行時等において後肢の前後方向への可動によって吸収体全体が連動しておむつの位置ずれを生じたり、比較的に幅広の排尿口と対向する対向域が後肢の可動領域に移動して、歩行が妨げられるおそれがある。特に、愛玩動物は、人に比べて、後肢の可動が妨げられるときには、それを嫌がって歩行自体をしなくなる傾向にある。また、吸収両側縁が後肢に沿う凹曲状を有する場合において、愛玩動物の動きによって吸収体が腹側(又は背側)へ引っ張られて全体的に腹側(又は背側)へ移動したときには、吸収両側縁の背側部分(又は腹側部分)によってその移動を妨げるおそれある。一方、吸収体全体の連動性を抑制するために、吸収体の一部を横方向Xにおいて完全に分断した場合には、排泄物の拡散性が阻害(例えば、第1吸収部から第2吸収部への排泄物の拡散性が阻害)されて、吸収体全体における吸収性能が著しく低下する。
本実施形態による吸収性物品10によれば、吸収体50は、第1括れ部分61によって第1吸収部53と第2吸収部54との連動性が抑制されることによって、腹側域11において、後肢3の前後方向への動きによって第1吸収部53が第2吸収部54側へ引き寄せられるように移動してその動きを阻害するおそれはない。また、第2括れ部分62によって中央部分54aと第3吸収部55との連動性が抑制されることによって、中間域13の第2区域17側の部分において、後肢3の前後方向への動きによって第3吸収部55が第2吸収部54側へ引き寄せられるように移動してその動きを阻害するおそれはない。しかも、愛玩動物2の後肢3の動きによって吸収体50の一部が移動したとしても、吸収体50の他の部分が連動して移動することを抑制することができるため、吸収体50の全体、ひいては吸収性物品10の全体が愛玩動物2に対して位置ズレするのを抑制し、吸収性物品10がフィットした状態を維持することができる。しかも、吸収体50は、括れ部分61,62においても縦方向Yにおいて連続しているため、排泄物の拡散性を保つことができ、吸収性能が著しく低下することを防止することができる。
吸収体50の縦方向Yにおける連動性を抑制するために、第1括れ部分61において、その幅寸法W2ができるだけ小さくなることが好ましく、具体的には、その幅寸法W2が第1吸収部53の幅寸法W1の約20〜50%の大きさであることが好ましい。同様に、第2括れ部分62において、その幅寸法W4ができるだけ小さくなることが好ましく、具体的には、その幅寸法W4が第3吸収部55の幅寸法W5の約20〜50%の大きさであることが好ましい。50%より大きい場合には、吸収体50の両側縁における動きの伝達を抑制することができず、20%より小さい場合には、第1及び第3吸収部53,55において吸収された排泄物が第2吸収部54に拡散し難くなるからである。また、第2吸収部54が副次的な吸収部として十分に機能を果たすためには、その最広部分の幅寸法W3が第1及び第2括れ部分61,62の最狭部分の幅寸法W2,W4の約2倍の大きさであることが好ましい。第1及び第2括れ部分61,62の括れの度合いや最狭部位の幅寸法W2,W4等は、自由に設定することができるが、第1吸収部53に吸収された尿等の排泄物が拡散しやすいように、第1括れ部分61の最狭部位の幅寸法W2が第2括れ部分62の最狭部位の幅寸法W4よりも大きいことが好ましい。
このように、吸収体50は、縦方向Yにおいて互いに離間対向する第1及び第2括れ部分61,62を有することによって、第1及び第3吸収部53,55と、第2吸収部54との連動性が抑制されているところ、吸収体50全体の連動性を抑制するために、第1及び第2括れ部分61,62のうちの少なくとも一方(好ましくは、第1括れ部分61のみ)のみを有するものであってもよい。また、上述した実施形態においては、第2吸収部54に第1及び第2括れ部分61,62が配置されるものを説明したが、本実施形態に係る発明を奏する限りにおいて、第1括れ部分61は、第1吸収部53に位置していてもよいし、第1吸収部53と第2吸収部54との間に位置していてもよいし、それらに跨るように位置していてもよく、同様に、第2括れ部分62は、第3吸収部55に位置してもよいし、第2吸収部54と第3吸収部55との間に位置してもよし、それらに跨るように位置していてもよい。
本実施形態に係る吸収性物品10は、雄雌兼用である。図9は、上述した吸収性物品10を雌の愛玩動物2に着用させた状態を模式的に示した図8と同様の図である。図9に示すように、この吸収性物品10を雌の愛玩動物2に使用する場合には、第3吸収部55が雌の愛玩動物2の排尿口8aと対向し、第2吸収部54は、排泄物が拡散される副次的な吸収部として機能する。
図10は、吸収性物品10の変形例の一例における吸収体50の一部破断平面図である。本変形例においては、吸収体50の輪郭形状を形成するコアラップシート52を両側縁50cが連続して凹曲状に延びるように形成する一方、それに包被された吸収性コア51が第1及び第2括れ部分61,62を有する形状をなしている。かかる場合には、吸収性コア51の第1及び第2括れ部分61,62に相当する部分の両側には、コアラップシート52のみからなる、吸収性コア51の存在しない非存在域63が形成される。非存在域63においては、吸収性コア51が存在しないことから、吸収性コア51の存在域(吸収体50における非存在域63を除いた部位)に比して剛性が低くなっている。
かかる場合においては、コアラップシート52によって吸収体50の両側縁50cは縦方向Yへなだらかに連続して延びているものの非存在域63によって剛性が変化していることから、第1及び第3吸収部53,55と第2吸収部54との連動性が抑制される。
図11〜図13は、本発明に係る吸収性物品10の他の変形例の一例における模式的な平面図である。図11を参照すると、本変形例は、雄用の吸収体50を有する吸収性物品10であって、吸収体50が横中心線Qよりも腹側域11側にのみ配置されている。より具体的には、吸収体50は、中央域18の背側域12側には配置されておらず、腹側域11及び第1区域16の腹側域11側に位置する第1吸収部53、及び横中心線Qよりも腹側域11側に位置する第2吸収部54のみを有する。
図12を参照すると、本変形例の吸収性物品10は、雌用の吸収体50を有するものであって、吸収体50は、腹側域11及び第1区域16の腹側域11側には配置されておらず、横中心線Qと交差する第2吸収部54、及び第2吸収部54の背側域12側に位置する第1吸収部53のみを有する。
図13を参照すると、本変形例の吸収性物品10は、雄雌兼用の吸収性物品10であって、その吸収性物品10の吸収体50は、直状の第1及び第2端縁50a,50bとそれらの間において縦方向Yへ直状に延びる両側縁50cとから画定された略矩形状を有し、横中心線Qよりも腹側域11側における第1区域16に第1括れ部分61が配置され、横中心線Qを含むように第2括れ部分62が配置される。
<第2実施形態>
図14は、第2実施形態に係る吸収性物品10の図7と同様の図であって、以下の点が第1実施形態の吸収性物品10と異なるが他の基本構成は同じである。
本実施形態においては、第2吸収部54には、第1吸収部53側と第3吸収部55側とにおいて、縦中心線Pに関して対称となるように、横方向Xにおいて離間対向して位置する一対の第1及び第2スリット(第1及び第2分離部分)65,66が配置される。第1及び第2スリット65,66によって、吸収体50の両側縁50cにおける力の伝達が分断されて、全体的な連動性が抑制されるので、第1実施形態と同様に、吸収体が位置ずれして後肢3の動きを阻害するおそれはない。なお、同様の技術的効果を奏する限りにおいて、吸収性コア51に第1及び第2スリット65,66を形成し、該部分においてコアラップシート52が存在していてもよい。なお、図示省略するが、第1実施形態の吸収性物品10と同様、雄専用の吸収性物品には、第3吸収部55及び第2スリット66を設ける必要はなく、雌専用の吸収性物品には、第1吸収部53及び第1スリット65を設ける必要はない。また、吸収性物品10には、第1実施形態の括れ部分61,62と第2実施形態のスリット65,66とを適宜、組合せることができる。例えば、吸収性物品には、第1分離部分に第1括れ部分61を適用し、第2分離部分に第2スリット66を適用してもよいし、第1分離部分に第1スリット65を適用し、第2分離部分に第2括れ部分62を適用してもよい。
吸収性物品10を構成する部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書において使用されている「第1」および「第2」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
縦方向及び前記縦方向に直交する横方向を有し、腹側域と、背側域と、前記縦方向において前記腹側域と前記背側域との間に位置する中間域と、吸収性コアを有する吸収体とを含む愛玩動物用の吸収性物品において、前記吸収体は、愛玩動物の尻尾が挿通される切断ラインよりも前記腹側域側にのみ位置しており、前記横方向において互いに対向する両側縁と、前記愛玩動物の排尿口に対向する第1吸収部と、前記排尿口から外れた部位に対向する第2吸収部とを有し、前記吸収性コアは、前記縦方向における前記第1吸収部と前記第2吸収部との連動を分離する分離部分とを有する
上記段落[0043]に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1) 前記吸収性物品は、前記横方向の寸法を二等分して前記縦方向へ延びる縦中心線をさらに有し、前記分離部分は、前記両側縁から前記縦中心線へ向けて延びる。
(2) 前記分離部分は、前記吸収性コアの非存在領域である。
(3) 前記吸収性物品は、前記縦方向の寸法を二等分して前記横方向へ延びる横中心線をさらに有し、前記吸収体は、前記縦方向において互いに対向する第1端縁及び第2端縁をさらに有し、前記分離部分は、前記第1又は第2端縁から前記横中心線へ向けて前記横方向の長さ寸法が徐々に小さくなっている箇所に位置する。
(4) 前記吸収体は、前記第1吸収部と前記縦方向において離間対向して位置し、雌雄の前記愛玩動物のうちの一方の排尿口と対向する第3吸収部をさらに有し、前記第2吸収部は、前記第1吸収部と前記第3吸収部との間に位置する。
(5) 前記中間域は、前記腹側域側に位置する第1区域と、前記背側域側に位置する第2区域と、前記第1及び第2区域の間に位置する中央域とを有し、前記中間域の両側縁は、前記第1区域において、前記腹側域の内端から前記横方向の内方へ向けて徐々に幅狭となる幅狭部分を有し、前記分離部分は、前記横方向において一対の前記幅狭部分の間に配置してある。
2 愛玩動物
8a 排尿口
10 吸収性物品
11 腹側域
12 背側域
13 中間域
14c 両側縁
16 第1区域
17 第2区域
18 中央域
19a 第1凹曲部分(幅狭部分)
48 切断ライン
50 吸収体
50a 第1端縁
50b 第2端縁
50c 吸収両側縁(両側縁)
51 吸収性コア
53 第1吸収部
54 第2吸収部
55 第3吸収部
61 第1括れ部分(第1分離部分)
62 第2括れ部分(第2分離部分)
63 非存在領域
65 第1スリット(第1分離部分)
66 第2スリット(第2分離部分)
P 縦中心線
Q 横中心線
X 横方向
Y 縦方向

Claims (6)

  1. 縦方向及び前記縦方向に直交する横方向を有し、腹側域と、背側域と、前記縦方向において前記腹側域と前記背側域との間に位置する中間域と、吸収性コアを有する吸収体とを含む愛玩動物用の吸収性物品において、
    前記吸収体は、愛玩動物の尻尾が挿通される切断ラインよりも前記腹側域側にのみ位置しており、前記横方向において互いに対向する両側縁と、前記愛玩動物の排尿口に対向する第1吸収部と、前記排尿口から外れた部位に対向する第2吸収部とを有し、
    前記吸収性コアは、前記縦方向における前記第1吸収部と前記第2吸収部との連動を分離する分離部分とを有する前記吸収性物品。
  2. 前記吸収性物品は、前記横方向の寸法を二等分して前記縦方向へ延びる縦中心線をさらに有し、
    前記分離部分は、前記両側縁から前記縦中心線へ向けて延びる請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記分離部分は、前記吸収性コアの非存在領域である請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品は、前記縦方向の寸法を二等分して前記横方向へ延びる横中心線をさらに有し、
    前記吸収体は、前記縦方向において互いに対向する第1端縁及び第2端縁をさらに有し、
    前記分離部分は、前記第1又は第2端縁から前記横中心線へ向けて前記横方向の長さ寸法が徐々に小さくなっている箇所に位置する請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体は、前記第1吸収部と前記縦方向において離間対向して位置し、雌雄の前記愛玩動物のうちの一方の排尿口と対向する第3吸収部をさらに有し、前記第2吸収部は、前記第1吸収部と前記第3吸収部との間に位置する請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記中間域は、前記腹側域側に位置する第1区域と、前記背側域側に位置する第2区域と、前記第1及び第2区域の間に位置する中央域とを有し、
    前記中間域の両側縁は、前記第1区域において、前記腹側域の内端から前記横方向の内方へ向けて徐々に幅狭となる幅狭部分を有し、
    前記分離部分は、前記横方向において一対の前記幅狭部分の間に配置してある請求項1〜5のいずれかに記載の吸収性物品。
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