JP3176632U - ペット用パンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】尿等を吸収するための吸水材の無駄を少なくし、かつ装着安定性を図った雌雄兼用のペット用パンツを提供する。
【解決手段】犬或いは猫等の四足のペットDに装着されるペット用パンツ1であって、後足Daの挿通孔21を有し、後足Daの股間部Dbから下腹部Dcにかけて宛がわれ、背部で合わせ部によって合わせられて、前記股間部Db及び下腹部Dcを含む胴部を包むよう装着する様にパンツ本体部2を形成する。さらに、前記パンツ本体部2から胸部Ddに沿って首部Deの前側にまで延びる繋ぎ部3と、前記繋ぎ部3の先端に設けられて首部Deに巻き掛けられる首輪部4と、前記パンツ本体部2及び繋ぎ部3の内側における前記下腹部Dcに相当する部位及び前記股間部Dbに相当する部位の2か所に設けられた吸水材収納用のポケット部5,6とを備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、犬や猫等の四足動物で、主に室内で飼われるペットのマーキングや粗相を防止するためのペット用パンツに関する。
近時、室内でペットを飼ったり、遊ばせたりすることも多くなった。特に、ペット可のマンションや、ペット同伴可能なホテル或いはレストラン等の普及で、室内犬や猫等のペットが人気を呼ぶようになり、人間とペットとの生活空間の共有化が増すようになってきた。このように、人間とペットとが生活空間を共有化するようになると、ペットのマーキングや粗相或いは生理による室内の汚れや匂いが問題となる。特に、訪問先での粗相等は、訪問先に対して大変な迷惑となる。
このような問題点を解決するため、特許文献1〜3では、ペットの排尿部に相当する部位に、吸水シート、吸水パッド或いは吸水繊維等の吸水材を配置して、ペットが排尿しても吸水材で吸水させて外部に漏れないようにしたペット用のパンツが提案されている。特に、最近では高吸水性樹脂を備えた吸水シートや吸水パッド等の使い捨ての吸水材が開発され、前記排尿部に相当する部位にポケットを形成し、このポケットに吸水材を収納させるようにしたペット用パンツも出回るようになった。このようなペット用パンツは、排尿があったときは、吸水材のみ取り出して廃棄し、新品の吸水材に取り換えてそのまま継続使用できるので、長時間の訪問でも訪問先に迷惑をかけることがなく、ペット愛好者には好評を博している。
実用新案登録第3079532号公報 特開2006−55011号公報 特許第4467512号公報
ところで、犬や猫等の四足動物の場合、排尿部の位置が雄と雌とで異なる。具体的には、雄の場合、下腹部に位置し、しかも構造上排尿口の位置が定まりにくいのに対し、雌の場合、概ね後足の股間部に位置し、ほぼその位置に定まっている。従って、特許文献1〜3では、雄及び雌のそれぞれに適した位置に吸水材を配置して雄用及び雌用のパンツとするか、雌雄の排尿部の両方をカバーし得る吸水材の配置部を設けて雌雄兼用のパンツとすることが提案或いは示唆されている。
しかし、雄用或いは雌用のペット用パンツとして区別されている場合、生産者はこれらを個別に生産する必要があるため生産効率が悪く、在庫管理も煩雑となる。また、需要者も、うっかり雄雌を意識せずに購入すると、購入品が飼っているペットに適さず無駄になることも起こり得る。一方、雌雄兼用のペット用パンツとするために、雌雄の排尿部の両方をカバーし得る広い範囲に吸水材の配置部(ポケット等)を設け、これに相当する大きさの吸水材を配置部に配置されることが考えられる。しかしながら、この場合、ペットが雌雄どちらであっても、それぞれの排尿部に関与しない部分にも吸水材が存在することになり、前記のような使い捨ての吸水材を用いる場合、吸水可能領域が残っているにも関わらず廃棄を余儀なくされ、無駄が生じることになる。また雌雄兼用専用の大きな吸水材が必要となる。
さらに近年、ペットグッズは、機能面だけでなく、ファッション性が求められる上、着せ易さや装着安定性も求められる。
本考案は、前記に鑑みなされたものであり、尿等を吸収するための吸水材の無駄を少なくし、かつ装着安定性を図った雌雄兼用のペット用パンツを提供することを目的とする。
本考案に係るペット用パンツは、犬或いは猫等の四足のペットに装着されるペット用パンツであって、後足の挿通孔を有し、後足の股間部から下腹部にかけて宛がわれ、背部で合わせ部によって合わせられ、前記股間部及び下腹部を含む胴部を包むよう装着されるパンツ本体部と、前記パンツ本体部から胸部に沿って首部の前側にまで延びる繋ぎ部と、前記繋ぎ部の先端に設けられて首部に巻き掛けられる首輪部と、前記パンツ本体部及び繋ぎ部の内側における前記下腹部に相当する部位及び前記股間部に相当する部位の2か所に設けられた吸水材収納用ポケット部と、を備えたことを特徴とする。
本考案によれば、パンツ本体部の挿通孔にペットの後足を挿通し、合わせ部をペットの背部で合わせると、後足の股間部及び下腹部を含む胴部を包むようにパンツ本体部がペットに装着される。この場合、対象のペットが雄の場合、下腹部に相当する部位のポケット部に吸水材を収納させておけば、排尿部から排出される尿は逐次吸水材に吸収され、外部に漏れることがない。また、ペットが雌の場合、股間部に相当する部位のポケット部に吸水材を収納させておけば、排尿部から排出される尿は逐次吸水材に吸収され、外部に漏れることがない。そして、本考案のペット用パンツは、前記合わせ部をペットの胴部の背部で合わせ、前記繋ぎ部の先端に設けられた首輪部をペットの首部に巻き掛けることによってペットに装着されるから、着せ易く、またずれたり外れたりすることがなく、装着状態が極めて安定する。
本考案において、前記ポケット部がメッシュ生地からなるものとしても良い。これによれば、排尿部から排出された尿は、メッシュ生地を透過して速やかに吸水材に吸収される。また、ポケット部に対する吸水材の収納状態、或いは、吸水材における尿の吸収状態を簡易に視認することができる。
本考案において、前記合わせ部は、面ファスナーによって互いに接離可能とされ、当該面ファスナーを構成する一方の構成部片はペットの体軸方向に沿った1本の長尺帯状部片からなり、他方の構成部片は体軸方向に直交し、かつ、体軸方向に沿って配列された複数の短尺帯状部片からなるものとしても良い。これによれば、合わせ部が面ファスナーによって構成されるから、脱着操作が簡単である。また、面ファスナーの構成部片の一方及び他方の前記のような構造により、ペットの胴部の太さに応じ、パンツ本体部をペットの胴部にフィットさせるよう合わせ部の調整を簡易に行うことができる。
本考案において、前記首輪部は、前記繋ぎ部の先端から左右に分かれる一対の紐状部と、該紐状部の遊端同士を分離可能に接続する接続手段とを備え、該接続手段は、接続によって形成される輪体の大きさが調整自在とされているものとしても良い。これによれば、接続手段により首部に前記一対の紐状部を巻き掛けて、遊端同士を接続する操作は、ペットの首部の後側(上側)でされるため、煩わしさを伴わず、簡易に行うことができる。また、前記合わせ部が胴部の背部で合わせられ、繋ぎ部が胸部に沿って首部の前側(下側)にまで延びていること、及び、後足が挿通部に挿通されることとも相まって、ペットに対する本ペット用パンツの装着状態が極めて安定化される。さらに、接続手段は、接続によって形成される輪体の大きさが調整自在とされているから、ペットの首の太さに応じた対応ができる。
本考案に係るペット用パンツによれば、ペットの雌雄どちらにも対応でき、しかも、雌雄に応じて吸水材を選択使用することによって、吸水材の無駄をなくすことができる。また、じっとしていないペットに着せ易く、さらに装着安定性がよいので、ずれたり外れたりすることがないから、訪問先等にも安心してペットを同伴することができる。
本考案に係るペット用パンツの一実施形態を模式的に示す展開図である。 同ペット用パンツをペットに装着する際の外形状を模式的に示す斜視図である。 同ペット用パンツの使用状態を示す図であり、犬に装着した状態の概念図である。
以下、本考案のペット用パンツの実施の形態について図面に基づき説明する。図に示すように、本実施形態のペット用パンツ1は、大略的に、パンツ本体部2と、繋ぎ部3と、首輪部4と、前記パンツ本体部2の内側の2か所に設けられた吸水材収納用ポケット部5,6とからなる。パンツ本体部2と、繋ぎ部3とはコットン等の布地を一連に裁断してなり、その外周縁部には、バイアステープ10がゴム紐(不図示)を内装した状態で縫合されて縁取りされている。これによって、一連のパンツ本体部2及び繋ぎ部3に伸縮性が付与されている。
前記パンツ本体部2は、ペットとしての犬D(図2,3参照、以下同じ)の後足Daを挿通させるための挿通孔21,21を有し、後足の股間部Dbから下腹部Dcにかけて宛がわれ、ペットDの背部Dfで合わせ部22によって合わせられる。パンツ本体部2は、ペットDの背部Dfで合わせ部22によって合わせられることによって、前記股間部Db及び下腹部Dcを含む胴部を包むように犬Dに装着される。前記挿通孔21,21の内周縁部にはバイアステープ21a,21aがゴム紐(不図示)を内装した状態で縫合されて縁取りされている。これによって、当該内周縁部が周方向に伸縮性を備え、挿通された前記後足Daの大腿部の付け根部に程よくフィットする。前記合わせ部22は、パンツ本体部2の左右に延出する一対の舌片状合わせ片22a,22bからなり、該合わせ片22a,22bは、面ファスナー23によって互いに接離可能とされている。面ファスナー23は、前記合わせ部22の一方の合わせ片22aの内側面に縫合された一方の構成部片23aと、他方の合わせ片22bの外側面に縫合された他方の構成部片23bとからなる。前記面ファスナー23の一方の構成部片23aは、当該ペット用パンツ1が犬Dに装着されたときに犬Dの体軸Doに沿う1本の長尺帯状部片からなる。また、前記面ファスナー23の他方の構成部片23bは、前記体軸方向Doに直交し、かつ、体軸方向Doに沿って配列された複数(図例では3個)の短尺帯状部片からなる。前記合わせ片22a,22bにおける前記面ファスナー23の構成部片23a,23bが縫合される部位の内側面には、補強用のバッカー布22aa,22baが縫合されている。面ファスナー23の構成部片23a,23bを剥離させる際に、合わせ片22a,22bに対する構成部片23a,23bの縫合部に強いストレスがかかるが、バッカー布22aa,22baを設けることにより、構成部片23a,23bの縫合部の破断を防止することができる。
前記繋ぎ部3は、前記パンツ本体部2から犬Dの胸部Ddに沿って首部Deの前側(下側)にまで延びるよう前記パンツ本体部2に一体に連成されている。そして、該繋ぎ部3の先端には、前記犬Dの首部Deに巻き掛けられる首輪部4が縫合によって取付けられている。この首輪部4は、前記繋ぎ部3の先端から左右に分かれる一対の紐状部4a,4bと、該紐状部4a,4bの遊端同士を分離可能に接続する接続手段40とを備えている。該一対の紐状部4a,4bは、図例では1本の紐状体からなる。この接続手段4の接続によって形成される紐状部4a,4bによる輪体は、その大きさ(径)が調整自在とされている。前記接続手段40としては、図例では、紐状部4a,4bのそれぞれの長手方向に等間隔で取付けられたそれぞれ3個のメスホック40a及びオスホック40bとからなるホック(ジャンパホック)が採用されている。なお、接続手段40の構成は、調性自在に接続できれば特に限定されないが、図例のようなホックとすれば、毛が長い品種のペットに着用させる場合でも、毛がからみにくいものとすることができる。
前記吸水材収納用のポケット部5,6は、いずれもメッシュ生地を前記パンツ本体部2及び繋ぎ部3の内側であって、犬Dの下腹部Dc及び股間部Dbに相当する部位に縫合することによって構成されている。下腹部Dcに相当する部位に形成されるポケット部5には、その開口部5a,5bより吸水材7が差し入れられて保持される。図例のポケット部5の開口部5a,5bは、挿通孔21,21側と首輪部4側とに形成された例を示しているが、これに限定されず、吸水材7が保持できれば、ポケット部5の中央に開口部を設けてもよいし、両サイド5c,5cが開口しているようにしてもよい。また、股間部Dbに相当する部位に形成されるポケット部6には、その開口部6a,6b,6bより吸水材8が差し入れられて保持される。図例のポケット部6の開口部6a,6b,6bは、ポケット部5側と挿通孔21の両サイド側とに形成された例を示しているが、吸水材8が保持できれば、これに限定されず、ポケット部6の中央に開口部を設けてもよい。吸水材7,8としては、高吸水性樹脂を層内に担持して構成される吸水シート或いは吸水パッド等が望ましく採用されるが、フエルトや不織布のような多繊維の吸水性素材からなるものであっても良い。また、吸水材7,8は、ポケット部5,6のそれぞれに対応する大きさのものを純正品として調製しておくことが望ましいが、ポケット部5,6のそれぞれに差し入れることができる大きさの市販のこの種の吸水材やタオル等を、需要者が適宜選択して使用することも可能である。なお、ポケット部5,6のメッシュ生地の構成は図例に限定されず、吸水材7,8による吸水を阻害しない構成であれば、さらに細かいメッシュ生地でもよいし、ネット状のものを用いてもよい。また吸水材7,8の形状は、図例のような縦長の長方形状に限定されるものではない。
前記のように構成されたペット用パンツ1の使用要領について、図2及び図3をも参照して説明する。本実施形態のペット用パンツ1は、図1に示すような展開状態から、図3に示すように対象ペットとしての犬Dに装着される。まず、装着対象の犬Dが雄犬の場合には前記ポケット部5に吸水材7を、雌犬の場合には前記ポケット部6に吸水材8を、それぞれ差し入れて保持させておく。そして、2本の後足Daを挿通孔21,21に挿入させるとともに、パンツ本体部2を犬Dの股間部Db及び下腹部Dcに宛がう。この状態で、舌片状に左右に延びる合わせ片22a,22bを、犬Dの胴部の両側部から背部Dfに回し、背部Dfにおいて互いに重ね合わせ、前記面ファスナー23によって接合する。このとき、面ファスナー23の一方の構成部片23aが、前記体軸方向Doに沿って長尺帯状部片からなり、他方の構成部片23bが、前記体軸方向Doに直交し、かつ、体軸方向Doに沿って配列された3個の短尺帯状部片からなるから、両構成部片23a,23bの接合位置を適宜調整することができる。両構成部片23a,23bの接合位置の調整は、犬dの胴部の太さに応じてすることができるから、犬Dに多少の個体差があっても、股間部Db及び下腹部Dcを含む胴部を包むように、かつ、胴部に程よくフィットさせた状態でパンツ本体部2を装着することができる。そして、合わせ部22の合わせ片22a,22bによる合わせ操作は、背部Dfでされ、左程煩わしさを伴わず簡易かつ的確に行うことができる。
次いで、繋ぎ部3を犬Dの胸部Ddを沿うようにして首部Deの前側(下側)にまで延ばし、首輪部4の紐状部4a,4bを首部Deの両側部から後側(上側)に引き上げ、首部Deに巻き掛けるようにして、接続手段40によって接続する。このとき、接続によって形成される輪体の大きさを、首部Deの太さに適合するよう、それぞれ3個の前記メスホック40a及びオスホック40b同士の結着位置を変えることによって調整することができる。従って、犬Dに多少の個体差があっても、首輪部4をそれぞれの犬Dに適度にフィットさせるよう首部Deに巻き掛けることができる。そして、この接続手段40による紐状部4a,4bの接続操作も、首部Deの後側(上側)で行うことができ、パンツ本体部2と同様に左程煩わしさを伴わず簡易かつ的確に行うことができる。首輪部4を首部Deに巻き掛けることによって、本実施形態のペット用パンツ1の犬Dに対する装着操作が完了する。なお、合わせ部22による前記合わせ操作の前に、首輪部4の巻き掛け操作を行っても良い。
前記のようなペット用パンツ1の装着状態では、対象ペットが雄犬の場合には、ポケット部5に保持された吸水材7がその排尿部及びその近傍部に宛がわれ、また雌犬の場合には、ポケット部6に保持された吸水材8がその排尿部に宛がわれることになる。従って、犬Dが排尿しても、尿は吸水材7又は吸水材8に吸収され、外部への漏れ、生活環境等を汚すことを防止することができる。雌犬の生理の場合でも、同様に体液が吸収材8に吸収されるので、生活環境等を汚すことを防止できる。この場合、尿等の吸収は、ポケット部5,6を介して吸収されるが、ポケット部5,6は、メッシュ生地によって構成されるから、ポケット部5,6が吸収の障害とならず、尿等は、吸水材7又は吸水材8に速やかに吸収される。そして、前記ファスナー23の構成部片23a,23bを剥離させることによって、前記合わせ片22a,22bの接合による合わせ部22の合わせ状態を簡易に解除できるから、吸水材7又は吸水材8に尿が吸収されたか否かが目視で判断することができる。吸水材7又は吸水材8に尿が吸収されている場合は、前記開口部5a,6aから出し入れすることによって、簡易に新品の吸水材7又は吸水材8に交換することができる。パンツ本体部2の前記のような構成により、胴部に装着した状態では、図2及び図3に示すように、尾部Dg及び肛門部Dhは、装着状態のパンツ本体部2から露出した状態となる。従って、装着時に尾部Dgが邪魔にならず、糞によってパンツ本体部2が汚れることを防止できる。
本実施形態のペット用パンツ1では、犬Dが雄か雌かによって、吸水材7,8のいずれかを選択して、ポケット部5,6のいずれかに差し入れて保持させればよいから、雌雄の排尿部の両方をカバーし得るような大きな吸水材を不要とする。これによって、尿が吸収されていない部分が残っているにも関わらず、吸水材を廃棄するなど、吸収材の無駄な消費を少なくすることができる。また、パンツ本体部2の挿通孔21,21に後足Daが挿通されること、パンツ本体部2が胴部を包むように背部Dfで合わせられること、及び、首輪部4が首部Deに巻き掛けることによって、ペット用パンツ1の装着が極めて安定的となる。従って、犬Dが走り回るような激しい運動をしても、ペット用パンツ2がずれたり、外れたりしにくい。
なお、前記実施形態では、ペットが犬の場合を例に採って述べたが、これに限らず猫等の四足動物であって、ペットとして愛玩される動物も対象とされる。また、合わせ部22の合わせ片22a,22bを接合させる手段として面ファスナー23によるものを例示したが、これに限らず、同様の機能を奏するもの、例えば、結わえ紐等も採用可能である。さらに、首輪部4の紐状部4a,4bの接続手段40としてホックによるものを例示したが、これに限らず、例えば、ワンタッチで操作し得る公知のパッチン式連結具等も採用可能である。この場合、紐状部4a,4bの一方又は両方に長さ調整手段が設けられることが望ましい。さらにパンツ本体部2及び首輪部4等に使用する布地の種類や柄は特に限定されず、例えば夏場ではあれば麻の混合素材、冬場であればフリース素材を用いてもよい。また雌雄問わないデニム色としてもよいし、胴部にアップリケ等を刺繍してもよい。さらにバイアステープ10,21a部分にレース等を施してもよい。
1 ペット用パンツ
2 パンツ本体部
21 挿通孔
22 合わせ部
23 面ファスナー
23a,23b 面ファスナーの構成部片
3 繋ぎ部
4 首輪部
4a,4b 紐状部
40 接続手段
5,6 吸水材収納用ポケット部
7,8 吸水材
D 犬(ペット)
Da 後足
Db 股間部
Dc 下腹部
Dd 胸部
De 首部
Df 背部
Do 体軸方向

Claims (4)

  1. 犬或いは猫等の四足のペットに装着されるペット用パンツであって、
    後足の挿通孔を有し、後足の股間部から下腹部にかけて宛がわれ、背部で合わせ部によって合わせられ、前記股間部及び下腹部を含む胴部を包むよう装着されるパンツ本体部と、
    前記パンツ本体部から胸部に沿って首部の前側にまで延びる繋ぎ部と、
    前記繋ぎ部の先端に設けられて首部に巻き掛けられる首輪部と、
    前記パンツ本体部及び繋ぎ部の内側における前記下腹部に相当する部位及び前記股間部に相当する部位の2か所に設けられた吸水材収納用のポケット部と、を備えたことを特徴とするペット用パンツ。
  2. 請求項1に記載のペット用パンツにおいて、
    前記ポケット部がメッシュ生地からなることを特徴とするペット用パンツ。
  3. 請求項1又は2に記載のペット用パンツにおいて、
    前記合わせ部は、面ファスナーによって互いに接離可能とされ、当該面ファスナーを構成する一方の構成部片はペットの体軸方向に沿った1本の長尺帯状部片からなり、他方の構成部片は前記体軸方向に直交し、かつ、体軸方向に沿って配列された複数の短尺帯状部片からなることを特徴とするペット用パンツ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のペット用パンツにおいて、
    前記首輪部は、前記繋ぎ部の先端から左右に分かれる一対の紐状部と、該紐状部の遊端同士を分離可能に接続する接続手段とを備え、該接続手段は、接続によって形成される輪体の大きさが調整自在とされていることを特徴とするペット用パンツ。
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