JP6407087B2 - 複合イオン交換体並びにそれを備えたイオン吸着装置及び水処理システム - Google Patents
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Description
(概要)
本発明の一実施形態に係る複合イオン交換体の製造方法は、第1の工程と、前記第1の工程の後に実施される第2の工程と、を含む。前記第1の工程は、層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩を生成する工程である。前記第2の工程は、前記第1の工程によって生成された層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩に、SiO2または加熱によりSiO2を生成するシリコン化合物などの混合物を混合して熱処理により両者を化学反応させ、層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩と、非晶質ケイチタン酸塩化合物を主体とする複合イオン交換体を生成する工程である。
(1−1)二チタン酸カリウムの合成方法
水100重量部に対して酸化チタンを26.2重量部混合・攪拌した。その後、23.8重量部の炭酸カリウムを加えて更に攪拌した。混合した溶液を200℃で噴霧乾燥(スプレードライ)し、800℃で3時間焼成した。得られた焼成物を蛍光X線分析装置及びX線回折分析装置で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムであった。
(1−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して2.3倍の水で1時間水洗することにより、脱カリウム処理を行い、脱水・乾燥後、850℃で2時間焼成した。得られた焼成物を蛍光X線分析装置及びX線回折分析装置で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.4)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。また、粒径は例えば20〜30μm程度であり、後述する実施例2〜13及び比較例1〜3においても、粒径は例えば20〜30μm程度である。
(1−2)で得られた複合物10kgと、SiO2が30重量%のコロイダルシリカ4.0kgを高速混合造粒機(ダルトン株式会社、RMO−4H)により、高速撹拌させた。その後、5重量%のポリビニルアルコール溶液3.7kgをスプレーしながら撹拌することにより造粒させた。得られた造粒体を電気マッフル炉にて大気雰囲気下、650℃で2時間焼成して造粒品(複合イオン交換体)を得た。上記した造粒品の粒径は例えば300〜600μm程度である。なお、後述する実施例2〜13及び比較例1〜3においても、造粒品の粒径は例えば300〜600μm程度である。
(2−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(2−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して6.4倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=3.0)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(2−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを2.7kgとすることおよび焼成温度を700℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(3−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(3−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して16.2倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=3.8)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(3−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを0.7kgとすることおよび焼成温度を850℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(4−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(4−1)で得られた二チタン酸カリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを3.3kgとすることおよび焼成温度を800℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(5−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(5−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して1.7倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.3)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(5−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを2.5kgとすることおよび焼成温度を900℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(6−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(6−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して9.4倍の水で水洗することにより脱カリウム処理を行い、脱水後、120℃で12時間乾燥した。得られた乾燥物を蛍光X線分析装置、X線回折分析装置、及び熱分析装置で分析した結果、K2О・nTiO2・mH2O(n=3.3、m=2.2)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの水和複合物であった。
(6−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを0.9kgとすることおよび焼成温度を950℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(7−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(7−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して6.4倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=3.0)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(7−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを0.3kgとすることおよび焼成温度を850℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(8−1)二チタン酸カリウムの合成方法
水100重量部に対して酸化チタンを24.1重量部混合・攪拌した。その後、25.9重量部の炭酸カリウムを加えて更に攪拌した。混合した溶液を200℃で噴霧乾燥(スプレードライ)し、800℃で3時間焼成した。得られた焼成物を(1−1)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=1.7)で表される二チタン酸カリウムを主体とするチタン酸カリウムであった。
(8−1)で得られたチタン酸カリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを5.0kgとすることおよび焼成温度を750℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(9−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(9−1)で得られた二チタン酸カリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを0.8kgとすることおよび焼成温度を900℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(10−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(10−1)で得られた二チタン酸カリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを5.7kgとすることおよび焼成温度を700℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(11−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(11−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して12.6倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=3.5)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(11−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを2.5kgとすることおよび焼成温度を800℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(12−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(12−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して22.5倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=4.1)で表される四チタン酸カリウム主体とするチタン酸カリウムであった。
(12−2)で得られたチタン酸カリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを1.0kgとすることおよび焼成温度を900℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(13−1)チタン酸ナトリウムの合成方法
水100重量部に対して酸化チタンを31.2重量部混合・攪拌した。その後、18.8重量部の炭酸ナトリウムを加えて更に攪拌した。混合した溶液を200℃で噴霧乾燥(スプレードライ)し、800℃で3時間焼成した。得られた焼成物を(1−1)と同じ方法で分析した結果、Na2О・nTiO2(n=2.3)で表されるチタン酸ナトリウムであった。
(13−1)で得られたチタン酸ナトリウムを用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを2.8kgとすることおよび焼成温度を900℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
<比較例1>
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(14−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して1.7倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.3)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(14−2)で得られた複合物を用いて、SiO2が30重量%のコロイダルシリカを8.3kgとすることおよび焼成温度を900℃とすること以外(1−3)と同じ工程で造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(15−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(15−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して1.7倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.3)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(15−2)で得られた複合物10kgを高速混合造粒機(ダルトン株式会社、RMO−4H)により、高速撹拌させた。その後、5重量%のポリビニルアルコール溶液5.6kgをスプレーしながら撹拌することにより造粒させた。得られた造粒体を電気マッフル炉にて大気雰囲気下、120℃で12時間乾燥して造粒品(複合イオン交換体)を得た。
(16−1)二チタン酸カリウムの合成方法
(1−1)と同じ工程でK2О・nTiO2(n=2.0)で表される二チタン酸カリウムを合成した。
(16−1)で得られた二チタン酸カリウムを、二チタン酸カリウムの重量に対して1.7倍の水で水洗すること以外(1−2)と同じ工程で焼成物を得た。得られた焼成物を(1−2)と同じ方法で分析した結果、K2О・nTiO2(n=2.3)で表される二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物であった。
(16−2)で得られた複合物1.0kgと、Al2O3が30重量%のアルミナゾル2.1kgを高速混合造粒機(ダルトン株式会社、RMO−4H)により、高速撹拌させた。その後、5重量%のポリビニルアルコール溶液3.7kgをスプレーしながら撹拌することにより造粒させた。得られた造粒体を電気マッフル炉にて大気雰囲気下、900℃で2時間焼成して造粒品(複合イオン交換体)を得た。
上記の実施例および比較例で使用した分析装置は、下記の通りである。
X線回折装置:株式会社リガク、Ultima4、Cu−Kα線による測定
蛍光X線分析装置:株式会社リガク、RIX1000
走査型電子顕微鏡/エネルギー分散型X線分析装置:日本電子株式会社、JSM−6510/JED−2300
熱分析装置:セイコーインスツル株式会社、TG/DTA7300
レーザ回折式粒度分布測定装置:株式会社島津製作所、SALD−2100
実施例1〜13及び比較例1〜3で得られた各多孔質イオン交換体を0.03g計量し、各ポリ容器(50mL遠沈管)に投入した。そして、安定同位体の塩化ストロンチウムをストロンチウム濃度が10mg/L、安定同位体の塩化セシウムをセシウム濃度が1mg/L、塩化ナトリウムを濃度が0.3質量%となるようにイオン交換水に溶解させた水溶液を用意し、当該水溶液を各々のポリ容器に30mL加えた。24時間振盪させた後、遠心分離機で固液分離し、上澄液をICP(株式会社島津製作所、ICPE−9000)に導入してイオン交換後のストロンチウム濃度を定量した。イオン交換前(ポリ容器投入前)のストロンチウム濃度に対するイオン交換後(24時間振盪後)のストロンチウム濃度の割合をイオン交換率とした。
実施例1〜13及び比較例1〜3で得られた各多孔質イオン交換体を0.3g計量し、各ポリ容器(50mL遠沈管)に投入した。そして、前記イオン交換性能の評価に用いたものと同じ水溶液30mLを各々のポリ容器に加え軽く振り混ぜた後、上澄液の濁度をJIS K0101(工業用水試験方法)に従い分光光度計(株式会社日立ハイテクノロジーズ、U−2800)を用いて計測した。造粒品の強度が低いほど、造粒品が崩壊し濁度が高くなる。すなわち、造粒品の強度と濁度との間には負の相関がある。
実施例1〜13及び比較例1〜3で得られた各多孔質イオン交換体を0.3g計量し、各ポリ容器(50mL遠沈管)に投入した。そして、中性水30gを各々のポリ容器に加えた。0.5時間振盪し、その後1時間静置してからpHをpH測定器(株式会社堀場製作所、F−74)を用いて測定した。
図4は、実施例5、13および比較例1〜3の評価結果を示すテーブルである。
1A 流入口
1B 流出口
2 配管
3 本発明に係るイオン交換体
4 メッシュ
Claims (10)
- 層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩と、非晶質ケイチタン酸塩化合物のみを主体とする複合イオン交換体。
- 前記層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩が、二チタン酸カリウムと四チタン酸カリウムの複合物若しくは四チタン酸カリウム単一物であり、
前記非晶質ケイチタン酸塩化合物が非晶質ケイチタン酸カリウムである、
又は、
前記層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩が三チタン酸ナトリウムであり、前記非晶質ケイチタン酸塩化合物が非晶質ケイチタン酸ナトリウムであることを特徴とする請求項1に記載の複合イオン交換体。 - チタン酸アルカリ金属塩または加熱によりチタン酸アルカリ金属塩を生成するチタン酸アルカリ金属塩水和物と、SiO2または加熱によりSiO2を生成するシリコン化合物を混合する工程と、
前記混合して得られた混合物を熱処理する工程と、を含む、層状構造を有する結晶質チタン酸アルカリ金属塩と、非晶質ケイチタン酸塩化合物を主体とする複合イオン交換体の製造方法。 - 前記チタン酸アルカリ金属塩はA 2 O・nTiO 2 (式中Aはアルカリ金属、1.8≦n≦4.0)で表され、
nとA 2O・nTiO21モルに対するSiO2の混合モル比xとの関係が、
−0.04n+0.21≦x≦−0.16n+1.00
であることを特徴とする請求項3に記載の複合イオン交換体の製造方法。 - nが2.1以上であり、nとA 2O・nTiO21モルに対するSiO2の混合モル比xとの関係が、
−0.30n+1.29≦x
であることを特徴とする請求項4に記載の複合イオン交換体の製造方法。 - 前記複合イオン交換体が、アルカリ金属と、nモルのチタンと、xモルのケイ素を含んでおり、
前記アルカリ金属に対する前記チタンのモル比が0.9以上2.0以下であり、
nとxとの関係が、
−0.04n+0.21≦x≦−0.16n+1.00
であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合イオン交換体。 - 前記アルカリ金属に対する前記チタンのモル比が1.05以上であることを特徴とする請求項6に記載の複合イオン交換体。
- アルミニウムを含む化合物、及び、マグネシウムを含む化合物を有さないことを特徴とする請求項1、2、6、7のいずれかに記載の複合イオン交換体。
- 請求項1、2、6、7、8のいずれかに記載の複合イオン交換体と、前記複合イオン交換体が充填される容器を備えることを特徴とするイオン吸着装置。
- 請求項9に記載のイオン吸着装置を備えることを特徴とする水処理システム。
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