JP6406818B2 - 光伝送システム及び光伝送方法 - Google Patents
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Description
出力された光信号は、光ファイバで構成された伝送路を介して受信装置に伝送される。
この1波長当たりの伝送速度は、1ギガビット毎秒(Gbps)、10Gbpsから40Gbps、100Gbpsへと高速化している。特に、40Gbps以上の伝送速度では分散耐力が低くなることから、分散補償機能が必須となっている。
図1を参照して、実施の形態1の光伝送システムについて説明する。
図中、201は送信データ生成部である。送信データ生成部201は、送信装置(光伝送装置)2のインタフェース基板21に設けられている。送信データ生成部201は、所定の中心波長を含む異なる複数の波長の光にデータ信号をそれぞれ重畳した光信号を生成するものである。また、送信データ生成部201は、生成した光信号を、光ファイバで構成された伝送路3を介して受信装置(光伝送装置)1の装置内ファイバ12に出力するようになっている。
また、監視制御装置4は、図示しないタッチパネルなどの操作入力部を有している。これにより、故障した受信装置1から予備受信装置5への切替処理及び故障した送信装置2から予備送信装置6への切替処理の実行可否と、故障した受信装置1及び送信装置2の自動復旧処理の実行可否とを設定するものである。また、自動復旧処理の実行時刻を設定するものである。
まず、分散補償量監視部105は、以下に示す3通りの検出方法のうちの少なくとも1つの検出方法を用いて、受信装置1の故障、送信装置2の故障及び伝送路3の異常の発生を検出する。
伝送路3で生じる光信号の波長分散の分散量、及び装置内ファイバ12を通過した後の光信号の残留分散の分散量が予め分かっている場合は、正常と判断する閾値と、故障及び異常が発生したと判断する閾値とを予め設定しておく。分散補償量監視部105は、可変分散補償部103の分散補償量の値を設定された閾値と比較することで、故障及び異常の発生を検出する。
伝送路3で生じる光信号の波長分散の分散量、及び装置内ファイバ12を通過した後の光信号の残留分散の分散量が不明である場合は、分散補償量の変動を用いる。分散補償量監視部105は、可変分散補償部103の分散補償量の変動がなくなるか、または一定の変動以下となった際の分散補償量の値を正常値として保持する。分散補償量の値が正常値から一定範囲以上変動した場合、故障及び異常の発生を検出する。
分散補償量の変動に加えて、データ信号のBERの値の変動、及び光信号の受信レベルの値の変動を用いる。分散補償量監視部105は、BER及び受信レベルの変動について第2検出方法と同様の正常値を保持し、正常値から一定範囲以上変動した場合、故障及び異常の発生を検出する。
分散補償量監視部105は、第1検出方法〜第3検出方法のうちのいずれかを用いて受信装置1の故障、送信装置2の故障及び伝送路3の異常の発生を検出すると、故障及び異常の発生を監視制御装置4に通知する(ステップST1)。
次いで、自動復旧処理の実行可否を確認する(ステップST3)。自動復旧処理の実行を拒否する場合(ステップST3でNO)、監視制御装置4は処理を終了する。一方、自動復旧処理の実行を許可する場合(ステップST3でYES)、監視制御装置4は現在時刻が予め設定された自動復旧処理の実行時刻であるか否かを確認する(ステップST4)。
このとき、自動復旧処理の実行時刻を通信量(トラフィック)の少ない夜間の時間帯の時刻などに設定しておくことで、復旧処理にともなう回線断の影響を最小限に抑えることができる。
このように、冗長化した構成として切替処理を行うことで、復旧処理にともなう回線断時間を最短にすることができる。
このようにして、伝送装置の故障や伝送路の異常の発生を早期に発見して予防保全を実施することで、大規模な回線障害の発生を抑制することができる。
図3を参照して、送信装置に監視制御装置を接続した光伝送システムについて説明する。なお、図1に示す実施の形態1の光伝送システム300と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
可変分散補償部202は、実施の形態1の可変分散補償部103と同様の構成を有しており、受信装置1の装置内ファイバ12で補償しきれない残留分散を、補償用データ通知部106から通知された分散補償量で補償するものである。可変分散補償部202に、インタフェース基板21に設けた分散補償量監視部203が接続されている。
すなわち、送信装置2は、第1検出方法〜第3検出方法のうちのいずれかを用いて受信装置1の故障、送信装置2の故障及び伝送路3の異常の発生を検出するとともに、故障及び異常の発生を監視制御装置4に通知する。また、監視制御装置4は、送信装置2からの通知を表示するとともに、受信装置1を予備受信装置5に切り替える切替処理、送信装置2を予備送信装置6に切り替える切替処理、並びに受信装置1及び送信装置2の自動復旧処理を実行する。
このようにして、伝送装置の故障や伝送路の異常の発生を早期に発見して予防保全を実施することで、大規模な回線障害の発生を抑制することができる。
図4を参照して、受信装置に複数のインタフェース基盤を設けた光伝送システムについて説明する。なお、図1に示す実施の形態1の光伝送システム300と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
監視制御装置4aは、図示しないディスプレイなどの表示出力部を有しており、検出した故障の発生を表示するものである。また、監視制御装置4aは、図示しないタッチパネルなどの操作入力部を有しており、故障の検出に用いる差分許容値の値を設定するものである。
監視制御装置4aは、第1分散補償量通知部107a〜第3分散補償量通知部107cからそれぞれ通知された分散補償量の値の平均値を算出する。次いで、第1分散補償量通知部107a〜第3分散補償量通知部107cからそれぞれ通知された値と算出した平均値との差分値を算出して、この差分値と予め設定された差分許容値とを比較する。
そこで、監視制御装置4aは、算出した差分値が差分許容値よりも大きくなった場合に、対応する第1インタフェース基板11a〜第3インタフェース基板11cの故障の発生を検出する。
このようにして、伝送装置の各インタフェース基板の故障の発生を早期に発見することで、大規模な回線障害の発生を抑制することができる。
このようにして、伝送装置の故障、各インタフェース基板の故障及び伝送路の異常の発生を早期に発見して予防保全を実施することで、大規模な回線障害の発生を抑制することができる。
Claims (3)
- 伝送路で生じた光信号の遅延差を補償する可変分散補償部と、前記光信号から得たデータ信号の誤り訂正値に応じて前記可変分散補償部の前記光信号に対する補償量を設定する分散補償量設定部と、前記補償量を外部に通知する分散補償量通知部とを設けた複数のインタフェース基板であって、波長分離部によって分離された波長ごとの前記複数のインタフェース基板を具備する光伝送装置と、
それぞれの前記分散補償量通知部から通知された前記補償量を用いてそれぞれの前記インタフェース基板の故障を検出する監視制御装置と、
を具備することを特徴とする光伝送システム。 - 前記監視制御装置は、それぞれの前記分散補償量通知部から通知された前記補償量を用いて前記光伝送装置の故障又は前記伝送路の異常を検出するように構成してなることを特徴とする請求項1記載の光伝送システム。
- 伝送路で生じた光信号の遅延差を補償する補償量を外部に通知する分散補償量通知部を設けた複数のインタフェース基板を具備する光伝送装置において、
波長分離部が、光信号を波長ごとに分離するステップと、
それぞれの前記波長に応じて前記複数のインタフェース基板に前記光信号が出力されるステップと、
分散補償設定部が前記光信号から得たデータ信号の誤り訂正値に応じて前記可変分散補償部の前記光信号に対する補償量を設定するステップと、
前記分散補償通知部が前記補償量を外部に通知するステップと、
監視制御装置が、それぞれの前記分散補償量通知部から通知された前記補償量を用いてそれぞれの前記インタフェース基板の故障を検出するステップと、
を具備することを特徴とする光伝送方法。
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