JP6406808B2 - 車両用計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示ユニット(以下、LCDユニットと呼称する)の情報表示面の上に重ねて配置される計器用意匠板上の光輝用意匠部を光輝させる意匠を備える車両用計器装置に関する。
図5及び図6は、下記特許文献1に開示された車両用計器装置を示している。
この車両用計器装置100は、速度計や回転計などの複数の計器や警報器類を同一パッケージ内に配列したコンビネーションメータとして、車両のダッシュボードに配置される。
この車両用計器装置100は、車両の状態を示す種々の情報を情報表示面111に画像表示するLCDユニット110と、情報表示面111に表示する情報を制御する表示画像制御ユニット120と、情報表示面111が前面に露呈するようにLCDユニット110を支持する筐体である装置ケース130と、情報表示面111の上に配置される計器用意匠板140と、情報表示面111の情報を表示しない外周部の領域を隠す見返し板150と、情報表示面111上の計器用意匠板140を図5の矢印Y1方向に移動操作する枠移動機構160と、を備えている。
LCDユニット110は、その前面の略全域が、情報表示面111となっている。情報表示面111には、図5に示すように、エンジン回転数を表示する回転計画像111a、走行速度を表示する速度計画像111b、走行距離を表示する距離計画像111c、油圧を表示する油圧計画像111d、燃料の残量を表示する燃料計画像111e、ターンランプや各種の警報ランプなどの動作状態を表示するウォーニング画像111f,111g、など、車両の状態を示す各種の情報が画像表示される。
図示例の場合、回転計画像111aと速度計画像111bと距離計画像111cとは、円形に一塊になった表示画像である特定情報TDを構成している。
表示画像制御ユニット120は、LCDユニット110の背部に配置された回路基板121に搭載された制御回路である。この表示画像制御ユニット120は、情報表示面111に表示する情報の表示位置を図5の矢印Y1方向に変位させる制御を行い、情報表示面111における各種情報の表示形態を、複数の表示パターンに切り替えることができる。
装置ケース130は、LCDユニット110や表示画像制御ユニット120を収容すると共に、見返し板150を支持する。
計器用意匠板140は、情報表示面111に表示される指針型計器の情報(回転計画像111a)の周囲を縁取るリング状である。この計器用意匠板140は、回転計画像111aの周囲を囲って、回転計画像111aの外周輪郭を明確化すると共に、回転計の外周を装飾する装飾リングとして機能する。この計器用意匠板140は、回転計としての計器用意匠の一部を構成している。
計器用意匠板140には、周方向に等間隔で、光輝用意匠部143が装備されている。この光輝用意匠部143は、図7に示すように、計器用意匠板140に貫通形成された開口部1431と、開口部1431の内奥に配置された配線基板1432に実装されたLEDランプの光源1433と、開口部1431を覆う透明な窓板1434と、を備える。
この光輝用意匠部143は、光源1433を発光させることで、窓板1434を光輝させて、装飾効果を高める。
見返し板150は、情報表示面111の情報を表示しない外周部の領域を隠す。
特開2006−132951号公報
ところが、特許文献1の車両用計器装置100のように、計器用意匠板140上に設定された光輝用意匠部143の光輝を、専用の光源1433の発光によって行う場合では、光源1433だけでなく、光源1433を支持する配線基板1432、光源1433の点灯を制御するための専用の制御回路や、配線等の多数の部品が必要になり、部品増による高額化を招くという問題が生じた。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、液晶表示ユニットの情報表示面の上に重ねて配置される計器用意匠板上の光輝用意匠部を光輝させる意匠を安価に実現することのできる車両用計器装置を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される
) 車両の状態を示す種々の情報を情報表示面に画像表示する液晶表示ユニットと、
前記液晶表示ユニットの情報表示面が前面に露呈するように前記液晶表示ユニットを支持する装置ケースと、
前記液晶表示ユニットの前記情報表示面の上に重ねて配置されて計器用意匠の一部を構成する計器用意匠板と、
前記計器用意匠板上に設定された光輝用意匠部を光輝させる意匠光輝機構と、
を備える車両用計器装置であって、
前記意匠光輝機構は、前記液晶表示ユニットの前記光輝用意匠部の直下に位置する意匠部対応領域の画素の発光を制御する光輝制御回路を備え、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に照射して、前記光輝用意匠部を光輝させ、
前記意匠光輝機構は、前記光輝用意匠部を含む前記計器用意匠板上の意匠配置領域の裏面に配置されて前記計器用意匠板を支持する意匠板支持枠部と、該意匠板支持枠部から延出して前記装置ケースに装備されている機構部材に結合される枠部結合部と、を有する意匠板支持枠体を備え、前記機構部材は、前記計器用意匠板を移動操作する部材であり、
前記意匠板支持枠部は、前記光輝用意匠部に対向する領域に、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に到達させる切欠を備えている、
ことを特徴とする車両用計器装置。
) 前記意匠光輝機構は、前記計器用意匠板上の意匠配置領域と前記意匠板支持粋体の意匠板支持枠部とに挟持されて、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に誘導する導光板を備えている、
ことを特徴とする上記(1)記載の車両用計器装置。
) 前記計器用意匠板は、前記情報表示面に表示される指針型計器の情報の周囲を
縁取るリング状の装飾用枠板であり、
前記光輝用意匠部は、前記指針型計器の情報に関係する意匠の一部として計器用意匠板
上に配列される目盛り意匠で、略直線状の光透過構造に形成されている、
ことを特徴とする上記()に記載の車両用計器装置。
上記(1)の構成によれば、計器用意匠板上に設定された光輝用意匠部の光輝は、計器用意匠板の背面に位置する液晶表示ユニット上の画素の発光により実現する。即ち、液晶表示ユニット上の一部の領域の画素が、光輝用意匠部を光輝させる光源として機能する。そのため、光輝用意匠部を光輝させるための専用の光源が不要であり、専用の光源を支持する機構や、配線も不要になる。そのため、光輝用意匠部の光輝用に専用の光源を備える場合と比較すると、大幅に部品を削減することができ、部品削減により製造コストを低減させることができる。
従って、液晶表示ユニットの情報表示面の上に重ねて配置される計器用意匠板上の光輝用意匠部を光輝させる意匠を安価に実現することができる。
更に、上記()の構成によれば、計器用意匠板を支持する意匠光輝機構の意匠板支持枠体は、光輝用意匠部に対向する領域に、意匠部対応領域の画素の発光を光輝用意匠部に到達させる切欠を備えている。そのため、意匠板支持枠体が、光輝用意匠部の光輝を妨げることがない。
また、計器用意匠板を支持する意匠光輝機構の意匠板支持枠体は、装置ケースに装備されている機構部材に結合される。そのため、意匠板支持枠体が結合される機構部材が、例えば、前記情報表示面上を横断する直線に沿って移動可能な部品とすれば、光輝する計器用意匠板が液晶表示ユニットの情報表示面上で移動して、計器としての見映えを切り替える計器意匠を実現することができる。
上記()の構成によれば、意匠部対応領域の画素の発光を導光板により計器用意匠板上の光輝用意匠部に誘導するため、光の漏れで光輝用意匠部以外の部分が照明されることを抑止して、光輝用意匠部を確実に光輝させることができる。
また、導光板により照明光の配光を均一化することができるため、光輝用意匠部における輝度のバラツキを低減することができる。
上記()の構成によれば、装飾用枠板は、回転計や速度計などの指針型計器の周囲を縁取るリング状であり、該装飾用枠板には、回転計や速度計などの指針型計器の意匠の一部である目盛り意匠が装備され、その目盛り意匠が光輝される。即ち、指針型計器において光輝する目盛り意匠を安価に実現することができ、コストの増加を抑えつつ、指針型計器を備えるコンビネーションメータの見映えを向上させることができる。
本発明による車両用計器装置によれば、液晶表示ユニットの情報表示面の上に重ねて配置される計器用意匠板上の光輝用意匠部を光輝させる意匠を安価に実現することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係る車両用計器装置の一実施形態の斜視図である。 図2は図1に示した車両用計器装置における液晶表示ユニットと、計器用意匠板と、意匠板支持枠体と、の位置関係を示す斜視図である。 図3は図3に示した計器用意匠板の光輝用意匠部の構造を示す拡大断面図である。 図4は図3のB矢視図である。 図5は従来の車両用計器装置の正面図である。 図6は図5のA−A断面図である。 図7は図6に示した計器用意匠板上の光輝用意匠部の拡大図である。
以下、本発明に係る車両用計器装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は本発明に係る車両用計器装置の一実施形態を示したもので、図1は一実施形態の車両用計器装置の斜視図、図2は図1に示した車両用計器装置における液晶表示ユニットと、計器用意匠板と、意匠板支持枠体と、の位置関係を示す斜視図、図3は図3に示した計器用意匠板の光輝用意匠部の構造を示す拡大断面図、図4は図3のB矢視図である。
この一実施形態の車両用計器装置1は、図1及び図2に示すように、車両の状態を示す種々の情報を情報表示面11に画像表示するLCDユニット10と、情報表示面11に表示する情報を制御する表示画像制御ユニット20と、情報表示面11が前面に露呈するようにLCDユニット10を支持する筐体である装置ケース30と、情報表示面11の上に配置される計器用意匠板としての装飾用枠板40と、装飾用枠板40上に設定された光輝用意匠部である目盛り意匠41を光輝させる意匠光輝機構50と、情報表示面11の情報を表示しない外周部の領域を隠す不図示の見返し板と、情報表示面11上の装飾用枠板40を図1の矢印Y4方向に移動操作する不図示の枠移動機構と、を備えている。
LCDユニット10は、その前面が、情報表示面11となっている。LCDユニット10は、図5に示したLCDユニット110と同様な機能を備えたものである。従って、図示はしていないが、このLCDユニット10の情報表示面11には、エンジン回転数を表示する回転計画像、走行速度を表示する速度計画像、走行距離を表示する距離計画像、油圧を表示する油圧計画像、燃料の残量を表示する燃料計画像、ターンランプや各種の警報ランプなどの動作状態を表示するウォーニング画像、など、車両の状態を示す各種の情報が画像表示される。
本実施形態の場合、情報表示面11に表示される回転計画像と速度計画像と距離計画像とは、円形に一塊になった表示画像である特定情報TDを構成している。なお、図1では、特定情報TDは、単に画像の領域だけを示しており、具体的な画像は表示していない。
表示画像制御ユニット20は、図6に示した表示画像制御ユニット120と同様な制御機能を有している。この表示画像制御ユニット20は、情報表示面11に表示する情報の表示位置を制御し、情報表示面11における各種情報の表示形態を、複数の表示パターンに切り替えることができる。
ここに、各表示パターンは、特定情報TDの表示領域の位置を図1の矢印Y4方向に相異させると共に、特定情報TDの位置に応じて、他の表示画像の配列を変更したものである。
言い換えると、表示画像制御ユニット20は、表示パターンの切り替えによって、特定情報TDの表示領域の位置を図1の矢印Y4方向に変位させて、表示内容や見栄えの異なるメータ配列を実現する。
更に、本実施形態の表示画像制御ユニット20には、意匠光輝機構50を構成する後述の光輝制御回路53が備えられている。この光輝制御回路53については、後述する。
装置ケース30は、LCDユニット10や表示画像制御ユニット20を収容すると共に、見返し板を支持している。
本発明に係る計器用意匠板としての装飾用枠板40は、図1及び図2に示すように、情報表示面11の上に重ねて配置される。また、装飾用枠板40は、図1に示すように、情報表示面11に表示される円形の特定情報TDの周囲を縁取るリング状である。この装飾用枠板40は、特定情報TDに含まれる指針型計器(例えば、図5に示した回転計)の情報(画像)の周囲を縁取って、当該装飾用枠板40自体が、計器用意匠の一部を構成する。
本実施形態の装飾用枠板40は、速度計や回転計などの指針型計器としての意匠の一部として機能する複数の目盛り意匠41が備えられている。それぞれの目盛り意匠41は、光輝することによって意匠としての見映えを向上させる光輝用意匠部である。
各目盛り意匠41は、リング状の装飾用枠板40の前面に、周方向に等間隔で装備されている。
本実施形態の場合、目盛り意匠41は、光が透過可能な光透過構造に形成される。本実施形態の場合、目盛り意匠41は、図4に示すように、リング状の装飾用枠板40の半径方向に延びる略直線状の切欠穴である。
意匠光輝機構50は、計器用意匠板上に設定された目盛り意匠41を光輝させる機構である。この意匠光輝機構50は、図2及び図3に示すように、意匠板支持枠体51と、導光板52と、光輝制御回路53と、を備えている。
意匠板支持枠体51は、図2に示すように、意匠板支持枠部511と、一対の枠部結合部512と、を備えている。
意匠板支持枠部511は、目盛り意匠41を含む装飾用枠板40上の意匠配置領域42に相応するリング状に形成されている。
本実施形態の場合、装飾用枠板40はリング状であり、その前面に目盛り意匠41が配置されている。そのため、装飾用枠板40上の意匠配置領域42とは、目盛り意匠41が配置されている装飾用枠板40のリング状の前面全域を意味する。本実施形態の意匠板支持枠部511は、装飾用枠板40上の意匠配置領域42の裏面に配置されて、装飾用枠板40を支持する。
また、本実施形態の意匠板支持枠部511は、図2に示すように、目盛り意匠41に対向する領域に、LCDユニット10上の意匠部対応領域IR(図4参照)の画素の発光を目盛り意匠41に到達させる切欠511aを備えている、
一対の枠部結合部512は、意匠板支持枠部511から延出して設けられている。それぞれの枠部結合部512は、装置ケース30に装備されている機構部品である不図示の枠移動機構に結合される。
なお、枠部結合部512が結合される不図示の枠移動機構は、本実施形態の場合は、図1の矢印Y4方向に往復移動可能な機構部品である。その機構部品に枠部結合部512が結合されることで、装飾用枠板40が矢印Y4方向に移動可能になる。
導光板52は、光が透過可能な透明な樹脂材料によって形成されている。また、導光板52は、図3に示すように、装飾用枠板40上の意匠配置領域42と意匠板支持枠体51の意匠板支持枠部511とに挟持されて、LCDユニット10上の意匠部対応領域IRの画素の発光を目盛り意匠41に誘導する。
本実施形態の場合、導光板52には、図3に示すように、目盛り用突起部521と、受光用突起部522と、を備えている。目盛り用突起部521は、目盛り意匠41としての切欠に突入して目盛り意匠41の一部として機能する。受光用突起部522は、意匠板支持枠体51の切欠511aから情報表示面11側に突出した突起部で、LCDユニット10上の意匠部対応領域IRの画素の発光を受光する。
本実施形態の導光板52は、LCDユニット10上の意匠部対応領域IRの画素の発光を受光用突起部522に受けると、受けた光を目盛り用突起部521に導き、目盛り用突起部521及び目盛り意匠41としての切欠の縁を光輝させる。
光輝制御回路53は、LCDユニット10における画像の表示を制御する表示画像制御ユニット20に組み込まれた回路である。この光輝制御回路53は、LCDユニット10の目盛り意匠41の直下に位置する意匠部対応領域IRの画素の発光を制御する。光輝制御回路53は、車両用計器装置1が稼働するとき、意匠部対応領域IRの画素を発光させる。意匠部対応領域IRの画素の発光色は、白色、赤色、青色など、目盛り意匠41としての見映えが良い適宜色を選定することができる。また、光輝制御回路53は、装飾用枠板40が図2の矢印Y4方向に移動するとき、移動した装飾用枠板40の位置に相応して、目盛り意匠41の直下に位置する意匠部対応領域IRを算出し直す。
本実施形態の場合、意匠部対応領域IRの形状は、図3及び図4に示すように、直径Dの円形に設定されている。この意匠部対応領域IRの直径Dは、図4に示すように、目盛り意匠41の幅寸法Wよりも大きく、且つ、目盛り意匠41の長さLよりも小さい値に設定している。このように意匠部対応領域IRの形状及び寸法を設定することで、意匠部対応領域IRが過剰な大きさになることを抑止して、節電を図ることができる。
本実施形態の車両用計器装置1に装備される不図示の見返し板は、図5に示した見返し板150に相当するもので、情報表示面11の情報を表示しない外周部の領域を隠すと共に、情報表示面11の情報を表示する領域は、切欠により、装置前面に露呈させる。この不図示の見返し板は、主に、コンビネーションメータとしての外周部の意匠を構成し、車両用計器装置1としての見栄えを向上させる。
装飾用枠板40を図1の矢印Y4方向に移動させる不図示の枠移動機構は、表示画像制御ユニット20による表示パターンの切り替えによって特定情報TDの表示領域が図1の矢印Y4方向に移動するとき、移動した特定情報TDの周囲が装飾用枠板40で囲われるように、装飾用枠板40を支持している意匠板支持枠体51を、特定情報TDの移動方向(図1の矢印Y4方向)に沿って移動させる。この枠移動機構は、直線移動機構である。
以上に説明した一実施形態の車両用計器装置1の場合、装飾用枠板40上に設定された目盛り意匠41の光輝は、装飾用枠板40の背面に位置するLCDユニット10上の画素の発光により実現する。即ち、LCDユニット10上の一部の領域(意匠部対応領域IR)の画素が、目盛り意匠41を光輝させる光源として機能する。そのため、目盛り意匠41を光輝させるための専用の光源が不要であり、専用の光源を支持する機構や、配線も不要になる。そのため、目盛り意匠41の光輝用に専用の光源を備える場合と比較すると、大幅に部品を削減することができ、部品削減により製造コストを低減させることができる。
従って、LCDユニット10の情報表示面11の上に重ねて配置される装飾用枠板40上の目盛り意匠41を光輝させる意匠を安価に実現することができる。
また、一実施形態の車両用計器装置1の場合、装飾用枠板40を支持する意匠光輝機構50の意匠板支持枠体51は、目盛り意匠41に対向する領域に、意匠部対応領域IRの画素の発光を目盛り意匠41に到達させる切欠511aを備えている。そのため、意匠板支持枠体51が、目盛り意匠41の光輝を妨げることがない。
また、装飾用枠板40を支持する意匠光輝機構50の意匠板支持枠体51は、装置ケース30に装備されている機構部材に結合される。そのため、意匠板支持枠体51が結合される機構部材が、例えば、情報表示面11上を横断する直線に沿って移動可能な部品とすれば、光輝する装飾用枠板40がLCDユニット10の情報表示面11上で移動して、計器としての見映えを切り替える計器意匠を実現することができる。
また、一実施形態の車両用計器装置1の場合、意匠部対応領域IRの画素の発光を導光板52により装飾用枠板40上の目盛り意匠41に誘導するため、光の漏れで目盛り意匠41以外の部分が照明されることを抑止して、目盛り意匠41を確実に光輝させることができる。
また、導光板52により照明光の配光を均一化することができるため、目盛り意匠41における輝度のバラツキを低減することができる。
また、一実施形態の車両用計器装置1の場合、装飾用枠板40は、回転計や速度計などの指針型計器の周囲を縁取るリング状であり、該装飾用枠板40には、回転計や速度計などの指針型計器の意匠の一部である目盛り意匠41が装備され、その目盛り意匠41が光輝される。即ち、指針型計器において光輝する目盛り意匠41を安価に実現することができ、コストの増加を抑えつつ、指針型計器を備えるコンビネーションメータの見映えを向上させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、光輝用意匠部を有する計器用意匠板は、指針型計器の周囲を縁取るリング状の装飾用枠板40に限らない。例えば、LCDユニット10の情報表示面11の情報を表示しない外周部の領域を隠してコンビネーションメータとしての外周部の意匠を構成する見返し板や、LCDユニット10の情報表示面11の上に配置される文字板や、その他の構造用板材を、本発明に係る計器用意匠板とすることも可能である。
また、本発明に係る計器用意匠板上に配置される光輝用意匠部も、上記実施形態に示した目盛り意匠に限らない。例えば、ウォーニング用に装備される各種の図柄の意匠を、光輝用意匠部とすることが可能である。
また、上記実施形態では、意匠部対応領域IRの発光の光を、導光板52を介して光輝用意匠部である目盛り意匠41に導くようにしたが、光輝用意匠部と情報表示面11との間の距離が小さい場合には、導光板52を省いた構成とすることもできる。即ち、本発明の車両用計器装置では、導光板を省いた構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、計器用意匠板である装飾用枠板40は、情報表示面11の上を移動するリング部材であるため、意匠板支持枠体51を介して不図示の枠移動機構に結合した。しかし、計器用意匠板が情報表示面11の上を移動しない、装置ケース30に固定の意匠板である場合には、意匠板支持枠体を設けずに、計器用意匠板を直接装置ケース30に固定する構造としても良い。即ち、本発明の車両用計器装置では、意匠板支持枠体を省いた構成とすることも可能である。
ここで、上述した本発明に係る車両用計器装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両の状態を示す種々の情報を情報表示面(11)に画像表示する液晶表示ユニット(10)と、
前記液晶表示ユニット(10)の情報表示面(11)が前面に露呈するように前記液晶表示ユニット(10)を支持する装置ケース(30)と、
前記液晶表示ユニット(10)の前記情報表示面(11)の上に重ねて配置されて計器用意匠の一部を構成する計器用意匠板(40)と、
前記計器用意匠板(40)上に設定された光輝用意匠部(41)を光輝させる意匠光輝機構(50)と、
を備える車両用計器装置(1)であって、
前記意匠光輝機構(50)は、前記液晶表示ユニット(10)の前記光輝用意匠部(41)の直下に位置する意匠部対応領域(IR)の画素の発光を制御する光輝制御回路(53)を備え、前記意匠部対応領域(IR)の画素の発光を前記光輝用意匠部(41)に照射して、前記光輝用意匠部(41)を光輝させる
ことを特徴とする車両用計器装置(1)。
[2] 前記意匠光輝機構(50)は、前記光輝用意匠部(41)を含む前記計器用意匠板(40)上の意匠配置領域(42)の裏面に配置されて前記計器用意匠板(40)を支持する意匠板支持枠部(511)と、該意匠板支持枠部(511)から延出して前記装置ケース(30)に装備されている機構部材に結合される枠部結合部(512)と、を有する意匠板支持枠体(51)を備え、
前記意匠板支持枠部(511)は、前記光輝用意匠部(41)に対向する領域に、前記意匠部対応領域(IR)の画素の発光を前記光輝用意匠部(41)に到達させる切欠(511a)を備えている、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車両用計器装置(1)。
[3] 前記意匠光輝機構(50)は、前記計器用意匠板(40)上の意匠配置領域(42)と前記意匠板支持粋体(51)の意匠板支持枠部(511)とに挟持されて、前記意匠部対応領域(IR)の画素の発光を前記光輝用意匠部(41)に誘導する導光板(52)を備えている、
ことを特徴とする上記[2]に記載の車両用計器装置(1)。
[4] 前記計器用意匠板(40)は、前記情報表示面(11)に表示される指針型計器の情報の周囲を縁取るリング状の装飾用枠板であり、
前記光輝用意匠部(41)は、前記指針型計器の情報に関係する意匠の一部として計器用意匠板(40)上に配列される目盛り意匠で、略直線状の光透過構造に形成されている、
ことを特徴とする上記[3]に記載の車両用計器装置(1)。
1 車両用計器装置
10 LCDユニット(液晶表示ユニット)
11 情報表示面
30 装置ケース
40 装飾用枠板(計器用意匠板)
41 目盛り意匠(光輝用意匠部)
42 意匠配置領域
50 意匠光輝機構
51 意匠板支持枠体
52 導光板
53 光輝制御回路
511 意匠板支持枠部
511a 切欠
512 枠部結合部
IR 意匠部対応領域

Claims (3)

  1. 車両の状態を示す種々の情報を情報表示面に画像表示する液晶表示ユニットと、
    前記液晶表示ユニットの情報表示面が前面に露呈するように前記液晶表示ユニットを支持する装置ケースと、
    前記液晶表示ユニットの前記情報表示面の上に重ねて配置されて計器用意匠の一部を構成する計器用意匠板と、
    前記計器用意匠板上に設定された光輝用意匠部を光輝させる意匠光輝機構と、
    を備える車両用計器装置であって、
    前記意匠光輝機構は、前記液晶表示ユニットの前記光輝用意匠部の直下に位置する意匠部対応領域の画素の発光を制御する光輝制御回路を備え、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に照射して、前記光輝用意匠部を光輝させ、
    前記意匠光輝機構は、前記光輝用意匠部を含む前記計器用意匠板上の意匠配置領域の裏面に配置されて前記計器用意匠板を支持する意匠板支持枠部と、該意匠板支持枠部から延出して前記装置ケースに装備されている機構部材に結合される枠部結合部と、を有する意匠板支持枠体を備え、前記機構部材は、前記計器用意匠板を移動操作する部材であり、
    前記意匠板支持枠部は、前記光輝用意匠部に対向する領域に、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に到達させる切欠を備えている、
    ことを特徴とする車両用計器装置。
  2. 前記意匠光輝機構は、前記計器用意匠板上の意匠配置領域と前記意匠板支持粋体の意匠板支持枠部とに挟持されて、前記意匠部対応領域の画素の発光を前記光輝用意匠部に誘導する導光板を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用計器装置。
  3. 前記計器用意匠板は、前記情報表示面に表示される指針型計器の情報の周囲を縁取るリング状の装飾用枠板であり、
    前記光輝用意匠部は、前記指針型計器の情報に関係する意匠の一部として計器用意匠板上に配列される目盛り意匠で、略直線状の光透過構造に形成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用計器装置。
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