JP6405910B2 - 耐食鋼材 - Google Patents
耐食鋼材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6405910B2 JP6405910B2 JP2014227933A JP2014227933A JP6405910B2 JP 6405910 B2 JP6405910 B2 JP 6405910B2 JP 2014227933 A JP2014227933 A JP 2014227933A JP 2014227933 A JP2014227933 A JP 2014227933A JP 6405910 B2 JP6405910 B2 JP 6405910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- corrosion
- amount
- resistant steel
- steel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
しかしながらこれまで、耐全面腐食性と耐局部腐食性を両立し得る鋼材は検討されておらず、その開発が望まれていた。
一方、Mnの添加量が増加するとCrやAlの添加効果である不動態化が阻害され、特に高塩害環境では、耐食性が劣化しやすくなる。更に、Sの含有量が増加すると、孔食の起点となるMnS介在物の増加や粗大化によって、局部腐食が発生しやすくなる。
そこで、本発明者は、Cr、Al、Mn、Sの含有量と耐食性との関係を評価した。その結果、Cr、Al、Mn、Sの含有量から求められるRc値が特定の範囲内となる場合に、粗大なフェライトの生成が抑制され、かつ、Mn添加に伴う不動態化の不安定化や、MnS介在物による局部腐食の発生も抑制されることを見出した。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、その要旨は以下のとおりである。
C:0.005〜0.20%、
Mn:1.60〜2.70%、
Cr:4.0〜9.0%、
Al:0.10〜1.15%、
Ti:0.005〜0.100%、
N:0.0020〜0.0080%
を含有し、Ti及びNの含有量が、Ti/N≧3.0を満足し、
更に、
Si:1.00%以下、
P:0.030%以下、
S:0.0050%以下
に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記(式1)で求められるRc値が0.40以上であることを特徴とする耐食鋼材。
Rc=(0.1Cr+0.2Al)/(0.3Mn+400S)・・・ (式1)
ここで、Cr、Al、Mn、Sは各元素の含有量(質量%)である。
[2]質量%で、更に、
Cu:0.50%以下、
Ni:0.50%以下
の一方又は両方を含有することを特徴とする上記[1]に記載の耐食鋼材。
[3]質量%で、更に、
Mo:1.0%以下、
W:1.0%以下、
V:0.50%以下、
Nb:0.150%以下、
B:0.010%以下、
Ta:0.040%以下、
Sb:1.00%以下、
Sn:1.00%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の耐食鋼材。
[4]質量%で、更に、
Ca:0.010%以下、
Mg:0.010%以下、
REM:0.010%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記[1]〜[3]の何れか1項に記載の耐食鋼材。
[5]上記[1]〜[4]の何れか1項に記載の耐食鋼材の表面に、金属亜鉛又は亜鉛合金を30質量%以上を含有する5〜100μmの厚みの無機ジンクリッチプライマー層を設けたことを特徴とする耐食鋼材。
[6]前記無機ジンクリッチプライマー層の表面に、20〜400μmの厚みのエポキシ系樹脂層又はシリコン系樹脂層を設けたことを特徴とする上記[5]に記載の耐食鋼材。
Rc=(0.1Cr+0.2Al)/(0.3Mn+400S)・・・ (式1)
なお、本発明の耐食鋼材の形状は特に限定せず、鋼板、鋼管、形鋼であって構わない。
Cは、強度を向上させる元素であり、この効果を得るためには0.005%以上を含有させることが必要である。好ましくはC量を0.01%以上とする。一方、C量が0.20%を超えると、Cr系炭化物の生成により耐食性が劣化するため、C量を0.20%以下とする。好ましくは、C量を0.10%以下とし、より好ましくは0.05%以下とする。
Mnは、オーステナイトを安定化させる元素であり、粗大なフェライトの形成を抑制するために添加される。本発明では、フェライトを安定化させるCr及びAlを多量に含有させるため、Mn量が1.60%よりも少ないと、粗大なフェライトの結晶粒が形成され、製造性や機械特性を損なう場合がある。したがって、Mn量は1.60%以上とする。好ましくはMn量を2.00%以上とし、更に好ましくは2.50%以上とする。一方、Mn量が2.70%を超えると、不動態化が不安定になり、耐食性が劣化するため、Mn量を2.70%以下とする。Mn量は、好ましくは2.60%以下とする。
Crは、不動態化被膜を形成して鋼材の耐食性を向上させる元素であり、Alと同時に含有させることにより、この効果が顕著に発現する。本発明においてCr量は、優れた耐食性を得るために、4.0%以上とする。好ましくは5.0%以上、より好ましくは5.5%以上とする。一方、9.0%を超えてCrを含有させると、粗大なフェライトの結晶粒が形成され、製造性や機械特性を損なう。したがって、Cr量は9.0%以下とし、好ましくは8.0%以下、より好ましくは7.5%以下とする。
Alは、Crとの相互作用によって、耐食性を顕著に向上させる有用な元素である。この効果を得るためには、0.10%以上のAl量が必要であり、好ましくはAl量を0.20%以上とする。一方、AlNの形成を抑制による局部腐食の発生の抑制やフェライト相変態の温度範囲の過剰な拡大を回避する観点から、Al量を1.15%以下とすることが必要である。好ましくは、Al量を0.7%以下とする。
Tiは、AlNよりも高温で窒化物を形成する元素であり、AlNの生成を抑制し、局部腐食の抑制に寄与する。本発明では、Tiは重要な元素の1つであり、耐局部腐食性を向上させるために、0.005%以上を添加する。好ましくは、0.010%以上を添加する。一方、0.100%超のTiを添加すると、機械特性が劣化するため、Ti量の上限を0.100%以下とする。好ましくは、Ti量を0.050%以下、より好ましくは0.030%以下とする。
Nは、AlとともにAlNを形成すると耐局部腐食性を損なうが、Tiと窒化物を形成することにより、結晶粒の微細化に寄与する元素である。本発明では、粗大なフェライトの生成を抑制するため、N量を0.0020%以上とする。一方、N量が0.0080%を超えると、窒化物に起因して機械特性が劣化するため、上限を0.0080%以下とする。N量は、好ましくは0.0070%以下、より好ましくは0.0060%以下とする。
Siは、脱酸及び強度の向上に寄与する元素であるが、1.00%を超えて含有させると靱性が低下するため、Si量を1.00%以下に制限する。好ましくはSi量を0.50%以下とする。Si量の下限は限定せず、0%でもよいが、Alの酸化物の生成を抑制して、Alを鋼中に固溶させ、耐食性を向上させるためには、Si量を0.05%以上にすることが好ましい。より好ましくはSi量を0.10%以上とする。
Pは、不純物であり、鋼材の機械特性や製造性を低下させるため、P量を0.030%以下に制限する。好ましくはP量を0.020%以下とする。P量の下限は限定せず、0%でもよいが、製造コストの観点から0.001%以上とすることが好ましい。
Sは、不純物であり、局部腐食の起点となる硫化物を形成するので、S量を0.0050%以下に制限する。好ましくはS量を0.0020%以下、より好ましくは0.0010%以下とする。S量の下限は限定せず、0%でもよいが、製造コストの観点から0.0001%以上とすることが好ましい。
Tiは、鋼中のNを窒化物として固定し、AlNの形成を抑制するために添加される元素であるため、N量に応じてTi量を決定することが好ましい。Tiの窒化物は、主にTiNであり、Nの原子数と同等以上のTiを確保するために、質量%で表わされるTi及びNの含有量の比Ti/Nを3.0以上にすることが好ましい。Ti/Nの上限は、特に制限されるものではないが、Ti量の上限(0.10%)及びN量の下限(0.0020%)から50以下である。Ti/Nの好ましい上限は、Ti量の好ましい上限から25以下、より好ましくは15以下である。
Rc値は、耐食性を向上させるCr及びAlと、耐食性を劣化させるMn、Sとによる鋼材の耐食性への影響に着目した検討によって、本発明者が実験的に見出した指標であり、Cr、Al、Mn、Sの含有量によって下記(式1)から求められる。
Rc値が、0.40未満では、不動態が不安定になり、腐食起点になりやすいこと、また、MnS介在物が生成し、局部腐食を抑制しにくくなることが実験的に見出されたため、0.40以上とする。Rc値の増加とともに鋼材の耐食性は向上するため、Rc値の上限は特に限定しないが、Cr量の上限値(9.0%)、Al量の上限値(1.15%)、Mn量の下限値(1.60%)、S量の下限値(0%)から2.35となる。Rc値の好ましい上限は、上記のCr量及びAl量の上限値並びにMn量の下限値と、S量の好ましい下限値(0.0001%)とから2.17となる。また、Rc値を上げるに従い耐食性効果は次第に飽和する。耐食性の向上効果が顕著に発現する、より好ましいRc値の上限は1.50であり、1.00とすることがさらに好ましい。
Rc=(0.1Cr+0.2Al)/(0.3Mn+400S)・・・ (式1)
Cuは、耐食性を向上させる元素であり、好ましくは0.05%以上を添加する。より好ましくはCu量を0.10%以上とする。一方、0.50%を超えてCuを添加すると脆化が生じることがあるため、Cu量は0.50%以下が好ましい。より好ましくはCu量を0.30%以下とする。
Niは、耐食性を向上させる元素であり、好ましくは0.05%以上を添加する。より好ましくはNi量を0.10%以上とする。一方、Niは高価な元素であることから、Ni量の上限は0.50%以下が好ましい。より好ましくはNi量を0.30%以下とする。
Moは、Alに比べて窒化物を形成し難く、さらに固溶状態において、局部腐食の発生と成長を抑制することができる元素である。耐局部腐食性を向上させるには、Moを0.050%以上添加することが好ましい。ただし、Moは、1.0%を超えて含有させると、粗大なフェライトの結晶粒が形成され、製造性や機械特性を損なう。したがって、Moの含有量は1.0%以下とすることが好ましく、より好ましくは0.5%以下、更に好ましくは0.2%以下とする。
Wは、Mo同様に、Alに比べて窒化物を形成し難く、さらに固溶状態において、局部腐食の発生と成長を抑制することができる元素である。その効果を発現するためには、0.050%以上添加することが好ましい。ただし、Wは1.0%を超えて含有しても、その効果は飽和し、また、鋼材コストの上昇を伴う。したがって、Wの含有量は、1.0%以下とすることが好まししく、より好ましくは0.5%以下、更に好ましくは0.2%以下とする。
Vは、Tiと同様に、窒化物を生成する元素であるが、主に、析出強化による強度の改善のために添加することができる。この効果を得るために、V量を0.005%以上とすることが好ましい。一方、0.50%超のVを添加すると、機械特性が劣化することがあるため、V量は0.50%以下が好ましい。V量は、より好ましくは0.20%以下であり、更に好ましくは0.30%以下とする。
Nbは、Tiと同様に、窒化物を生成する元素であり、AlNや粗大なフェライトの生成の抑制に寄与する。この効果を得るために、Nb量を0.005%以上とすることが好ましい。一方、0.150%超のNbを添加すると、機械特性が劣化することがあるため、Nb量は0.150%以下が好ましい。Nb量は、より好ましくは0.10%以下であり、更に好ましくは0.050%以下とする。
Bは焼入性を向上させ、強度を高める元素である。その効果を効果的に得るためには、0.0003%以上含有させることが好ましい。ただし、0.010%を超えてB添加しても効果が飽和し、また母材、HAZともに靭性が低下する場合がある。したがって、B量は0.010%以下が好ましい。より好ましいB量の上限は0.0050%以下である。
Taは、耐食性の向上に有効な元素である。メカニズムは必ずしも明らかでないが、Ta2O5の酸化物が、表面に形成される保護的な被膜の安定性や緻密性に作用していると考えられる。この効果を得るために、Ta量を0.001%以上とすることが好ましい。一方、0.040%を超えてTaを添加しても、大幅な耐食性向上は期待できず、かつ製造上のコスト増になるため、Ta量は0.040%以下が好ましい。より好ましくはTa量を0.020%以下とする。
(Sn:1.00%以下)
Sn及びSbは、耐食性の向上に有効な元素である。Sn及びSbの添加量は、好ましくは、それぞれ、0.01%以上、より好ましくは0.03%以上とし、更に好ましくは0.10%以上とする。一方、Sn及びSbの各添加量は、何れも、1.00%を超えると、熱間加工性が劣化する傾向にあるため、1.00%以下が好ましい。より好ましくは、それぞれ、0.50%以下、更に好ましくは0.30%以下とする。
(Mg:0.010%以下)
Ca及びMgは、一般には酸化物や硫化物の制御に用いられるが、Cr及びAlを含有する鋼では、環境中で選択的に溶解し、鋼板表面でアルカリ環境を形成することから耐食性向上に寄与する。この効果を得るには、Ca及びMgの何れも0.0005%以上を添加することが好ましい。一方、Ca及びMgは、0.010%を超えて添加しても耐食性を向上させる効果は飽和し、機械特性が損なわれる場合があるため、Ca及びMgの各添加量は0.010%以下が好ましい。より好ましくは、それぞれ、0.005%以下とする。
本発明では、酸化物や硫化物の制御を目的として、希土類元素(REM)を適宜添加してもよい。この効果を得るには、0.001%以上のREMを添加することが好ましい。一方、REMを0.010%を超えて添加しても耐食性を向上させる効果は飽和し、機械特性が損なわれる場合があるため、REMの添加量は0.010%以下が好ましい。より好ましくは、0.005%以下とする。
本発明の鋼材は、そのまま使用しても良好な耐食性を示すが、その表面を防食皮膜にて皮膜することで、耐食性を一層向上させることができる。
本発明の耐食鋼材は、前述の防食皮膜として、上記組成からなる下地鋼材の表面に、無機ジンクリッチプライマー層を設けてもよい。
次に、無機ジンクリッチプライマー層を形成させた試験片、及び、更にエポキシ系樹脂層又はシリコン系樹脂層を形成させた試験片には、幅0.6mm、長さ300mmの2本の直線が、互いに試験面の中央部で試験片上からみて30°で交わるXカットをカッターで入れ、地鉄面を露出させた。Xカットは、不可避的な欠陥を模擬するものである。
無機ジンクリッチプライマー層を形成した後、一部の試験片の表面には、無機ジンクリッチプライマー層上に、シリコン系樹脂塗料(大島工業株式会社製、商品名:パイロジンB#1000)を厚さ100μm狙いで塗布し、シリコン系樹脂層を形成させた。また、一部の試験片の表面には、無機ジンクリッチプライマー層上に、エポキシ系樹脂塗料(関西ペイント株式会社製、商品名:エポマリンSHB)を100μm狙いで塗布し、エポキシ系樹脂層を形成させた。
試験前後のポイントマイクロメータを用いた腐食深さ測定により、各試験片において最も腐食が深い点を3点選び、その平均の深さを、最大局部深さとした。その最大局部深さが、0.05mm以下を「◎」とし、0.05mm超、0.1mm以下を「○」とし、0.1mmを超えるものを「×」とした。
結果を表3に示す。
表3に示したように、鋼No.1〜17(本発明例)は、耐食性が良好である。
一方、Ti/Nが本発明の範囲に満たない鋼No.21、Rc値が本発明の範囲に満たない鋼No.22は耐食性(特に、耐局部腐食性)が低下している。また、Cr量が不足している鋼No.23、C量、Al量、及びMn量がそれぞれ過剰である鋼No.24、25、及び26は、耐食性(特に、耐局部腐食性)が低下している。
Claims (6)
- 質量%で、
C:0.005〜0.20%、
Mn:1.60〜2.70%、
Cr:4.0〜9.0%、
Al:0.10〜1.15%、
Ti:0.005〜0.100%、
N:0.0020〜0.0080%
を含有し、Ti及びNの含有量が、Ti/N≧3.0を満足し、
更に、
Si:1.00%以下、
P:0.030%以下、
S:0.0050%以下
に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記(式1)で求められるRc値が0.40以上であることを特徴とする耐食鋼材。
Rc=(0.1Cr+0.2Al)/(0.3Mn+400S)・・・ (式1)
ここで、Cr、Al、Mn、Sは各元素の含有量(質量%)である。 - 質量%で、更に、
Cu:0.50%以下、
Ni:0.50%以下
の一方又は両方を含有することを特徴とする請求項1に記載の耐食鋼材。 - 質量%で、更に、
Mo:1.0%以下、
W:1.0%以下、
V:0.50%以下、
Nb:0.150%以下、
B:0.010%以下、
Ta:0.040%以下、
Sb:1.00%以下、
Sn:1.00%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の耐食鋼材。 - 質量%で、更に、
Ca:0.010%以下、
Mg:0.010%以下、
REM:0.010%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の耐食鋼材。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の耐食鋼材の表面に、金属亜鉛又は亜鉛合金を30質量%以上を含有する5〜100μmの厚みの無機ジンクリッチプライマー層を設けたことを特徴とする耐食鋼材。
- 前記無機ジンクリッチプライマー層の表面に、20〜400μmの厚みのエポキシ系樹脂層又はシリコン系樹脂層を設けたことを特徴とする請求項5に記載の耐食鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227933A JP6405910B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 耐食鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227933A JP6405910B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 耐食鋼材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016089246A JP2016089246A (ja) | 2016-05-23 |
JP6405910B2 true JP6405910B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=56018954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014227933A Active JP6405910B2 (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 耐食鋼材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6405910B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106191708B (zh) * | 2016-08-16 | 2018-10-12 | 安徽瑞泰新材料科技有限公司 | 一种耐磨耐腐蚀钢球及其制备方法 |
JP6992499B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2022-01-13 | 日本製鉄株式会社 | 鋼材 |
JP7196537B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2022-12-27 | 日本製鉄株式会社 | 石炭専用船又は鉱炭兼用船の船倉用耐食鋼 |
JP7196538B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2022-12-27 | 日本製鉄株式会社 | 石炭専用船又は鉱炭兼用船の船倉用耐食鋼 |
CN112272712A (zh) * | 2018-10-31 | 2021-01-26 | 日本制铁株式会社 | 煤专用船或矿/煤兼用船的船舱用耐蚀钢及船舱 |
JP7196539B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2022-12-27 | 日本製鉄株式会社 | 石炭専用船又は鉱炭兼用船の船倉用耐食鋼 |
KR20200049013A (ko) * | 2018-10-31 | 2020-05-08 | 주식회사 포스코 | 방청 피막 |
KR102255111B1 (ko) * | 2019-07-31 | 2021-05-24 | 주식회사 포스코 | 내식성이 우수한 배기계용 페라이트계 강판 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004162121A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-06-10 | Nippon Steel Corp | 溶接熱影響部靱性・耐食性に優れた高強度非調質鋼板 |
JP4441295B2 (ja) * | 2004-03-15 | 2010-03-31 | 新日本製鐵株式会社 | 耐食性および切削性に優れた溶接用高強度鋼および溶接用高強度鋼板の製造法 |
JP4317517B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2009-08-19 | 新日本製鐵株式会社 | 加工性・溶接熱影響部靭性に優れた高耐食性熱延鋼板およびその製造法 |
JP5053213B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2012-10-17 | 新日本製鐵株式会社 | 海岸地区における塗装時の耐食性に優れた高強度鋼およびその製造法 |
WO2010113828A1 (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 新日本製鐵株式会社 | 天然ガス焚きまたは液化石油ガス焚きプラント煙突・煙道用耐食鋼 |
CA2793294C (en) * | 2010-03-29 | 2015-09-29 | Arcelormittal Investigacion Y Desarrollo Sl | Steel product with improved weathering characteristics in saline environment |
JP5569493B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-08-13 | 新日鐵住金株式会社 | 揚貯運炭設備用耐食鋼材、揚貯運炭設備用部材及び耐食鋼材の使用方法 |
-
2014
- 2014-11-10 JP JP2014227933A patent/JP6405910B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016089246A (ja) | 2016-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6405910B2 (ja) | 耐食鋼材 | |
JP5058574B2 (ja) | 電気防食される船舶バラストタンク用防錆鋼板および船舶バラストタンクの防錆方法 | |
JP4502075B1 (ja) | 原油タンカー用耐食鋼材 | |
JP5119595B2 (ja) | 造船用耐食鋼 | |
JP5691350B2 (ja) | 耐候性に優れた構造用鋼材および鋼構造物 | |
JP4577158B2 (ja) | 原油タンク用耐食鋼材 | |
JP4844197B2 (ja) | 耐候性、耐塗装剥離性に優れた鋼材の製造方法 | |
JP4495668B2 (ja) | 高耐食性鋼材 | |
KR102483143B1 (ko) | 구조용 강재 및 구조물 | |
JP2003277992A (ja) | 耐食性に優れたステンレス鋼製の自動車用燃料タンクまたは給油管 | |
JP4687531B2 (ja) | 原油タンク用鋼およびその製造方法 | |
JP2006169626A5 (ja) | ||
JP2012057236A (ja) | バラストタンク用鋼材 | |
JP4924775B2 (ja) | 溶接変形が小さく耐食性に優れた鋼板 | |
JP5526859B2 (ja) | 原油タンカー用鋼材 | |
JP5446278B2 (ja) | 耐候性に優れた構造用鋼材 | |
JPWO2018066018A1 (ja) | 船舶バラストタンク用鋼材および船舶 | |
JP4483107B2 (ja) | 塗膜寿命性に優れた船舶用鋼材 | |
JPWO2010113828A1 (ja) | 天然ガス焚きまたは液化石油ガス焚きプラント煙突・煙道用耐食鋼 | |
JP2014201758A (ja) | 耐食性に優れる原油タンク用鋼材および原油タンク | |
JP3785271B2 (ja) | 高溶接性高耐候性鋼 | |
JP5413392B2 (ja) | 造船用耐食鋼 | |
JP6405909B2 (ja) | 耐食鋼材 | |
JP5600986B2 (ja) | 耐候性に優れた構造用鋼材 | |
JP3846218B2 (ja) | 耐候性に優れた構造用鋼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180903 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6405910 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |