JP6405657B2 - 活性エネルギー線硬化型平版印刷インキおよびその印刷物 - Google Patents
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Description
しかしながら、活性エネルギー線による硬化性印刷インキは油性インキに比べ安定した紙面品質を維持した連続印刷性能(長期間にわたる印刷で印刷初期と後期での色濃度変化が少ない、紙面上に汚れが発生しないこと)が劣る。そのため、刷り損じによる無駄紙の発生、頻繁なインキ交換など、油性インキに比べ作業性、コスト面での性能が劣りその改善余地は大きい。その要因は、(メタ)アクリレート化合物により乳化が著しく進みやすいこと、急速な乳化により流動特性が著しく劣化することが挙げられる。
チタニウムアルコキシドの含有量が、活性エネルギー線硬化性インキ組成物全量中0.5重量%以下であり、
チタニウムアルコキシドが、テトライソプロピルチタネート、テトラノルマルブチルチタネート、ターシャリーアミルチタネート、テトラターシャリーブチルチタネート、テトラステアリルチタネート、ブチルチタネートダイマー、およびテトラオクチルチタネートのいずれかである活活性エネルギー線硬化性平版印刷インキ組成物に関する。
例えばメタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(アルキレンオキサイドとして例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、以下同様)(メタ)アクリレート、
エタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート、
ブタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート、
ヘキサノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート、
オクタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート、
ドデカノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート、
ステアリルモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート等がある。
さらに、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノールまたはドデシルフェノールのポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(メタ)アクリレート等が例示される。
ジエチレングリコールモノまたはポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
トリエチレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
プロピレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ジプロピレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
トリプロピレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ポリプロピレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ブチレングリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレートポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート(通称マンダ)、
ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレートジカプロラクトネートポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,6ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,6ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、1,2−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,5−ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,5−ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,7−ヘプタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,8−オクタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−オクタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレートジ(メタ)アクリレート、
1,9−ノナンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−デカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,10−デカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−デカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2 〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,12−ドデカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−ドデカンジオールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,14−テトラデカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−テトラデカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,16−ヘキサデカンジオールモノまたはポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
1,2−ヘキサデカンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2−メチル−2,4−ペンタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
3−メチル−1,5−ペンタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,4−ジメチル−2,4−ペンタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオ−ルモノまたはポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノまたはポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
ジメチロールオクタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2−メチル−1,8−オクタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、
2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールポリ(2〜20)アルキレン(C2 〜C20)オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート等が例示される。
トリメチロールプロパンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体トリ(メタ)アクリレート、
トリメチロールエタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体トリ(メタ)アクリレート、
トリメチロールヘキサンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体トリ(メタ)アクリレート、
トリメチロールオクタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体トリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体トリ(メタ)アクリレート等が例示される。
ペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジトリメチロールプロパンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジトリメチロールプロパンポリ(2〜20)アルキレンオキサイドテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラカプロラクトネートテトラ(メタ)アクリレート
ジトリメチロールエタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジトリメチロールブタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジトリメチロールヘキサンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジトリメチロールオクタンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体テトラ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールポリ(5〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ペンタ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ヘキサ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサカプロラクトネートポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体ヘキサ(メタ)アクリレート
トリペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2 〜C20)オキサイド付加体ヘプタ(メタ)アクリレート、
トリペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2 〜C20)オキサイド付加体オクタ(メタ)アクリレート、
トリペンタエリスリトールポリ(2〜20)アルキレン(C2 〜C20)オキサイド付加体ヘキサ(メタ)アクリレート、
等が例示されるがこれに限るものではない。
・アシルフォスフィンオキサイド化合物
2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイドまたは2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニルエトキシホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルフォスフィンオキサイド等
・アセトフェノン化合物
2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルホリノフェニル)- 2-ベンジル-1-ブタノンまたは2(ジメチルアミノ)2(4メチルベンジル)1(4モルホリノフェニル)ブタン1オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2-ヒドロキシ-1-[4-[4-(2-ヒドロキシ-2-メチル-プロピオニル)-ベンジル]-フェニル]-2-メチル-プロパン-1-オンまたはオリゴ[2-ヒドロキシ-2-メチル-1-[4-(1-メチルビニル)フェニル]プロパノン]等
・ベンゾフェノン化合物
4,4´−ビス−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベン ゾフェノン等の4,4’−ジアルキルアミノベンゾフェノン類、4−ベンゾイル−4’−メチルジ フェニルスルフィド等。これらの中では、安全性面から、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベ ンゾフェノンが好ましい。
・チオキサントン化合物
2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−ジイソプロピルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、2,4-ジクロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、2−ヒドロキシ−3−(3,4−ジメチル−9−オキソ−9Hチオキサントン−2−イロキシ−N,N,N−トリメチル−1−プロパンアミン塩酸塩等。これらの中で好ましくは、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4-ジクロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントンが挙げられる。
例えば、(アルキル)フェノール、ハイドロキノン、カテコール、レゾルシン、p −メトキシフェノール、t −ブチルカテコール、t −ブチルハイドロキノン、ピロガロール、1,1−ピクリルヒドラジル、フェノチアジン、p −ベンゾキノン、ニトロソベンゼン、2,5−ジ−tert−ブチル−p −ベンゾキノン、ジチオベンゾイルジスルフィド、ピクリン酸、クペロン、アルミニウムN−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン、トリ−p −ニトロフェニルメチル、N−(3−オキシアニリノ−1,3−ジメチルブチリデン)アニリンオキシド、ジブチルクレゾール、シクロヘキサノンオキシムクレゾール、グアヤコール、o−イソプロピルフェノール、ブチラルドキシム、メチルエチルケトキシム、シクロヘキサノンオキシム等の重合禁止剤が例示される。
(1)アシルフォスフィンオキサイド化合物 0.1〜20重量%
(2)アセトフェノン化合物 0.1〜20重量%
(3)ベンゾフェノン化合物及び/またはチオキサントン化合物 0.1〜20重量%
(4)ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート 0.5〜50重量%
(5)ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート以外のエチレン性二重結合を有する化合 物(例えば(メタ)アクリル基含有化合物) 0〜70重量%
(6)樹脂 20〜50重量%
(7)顔料 1〜60重量%
(8)金属キレートまたは金属アルコキシド化合物 0.5重量%以下
(9)その他添加剤 0〜10重量%
などが好ましい組成として挙げられるが、この範囲に限定されるわけではない。また、光重合開始剤は1つ以上含まれていればよく、2つ以上の組み合わせで使用することも可能であり、光重合開始剤の触媒を併用することも可能である。
・樹脂ワニス製造プロセス
樹脂20〜50重量部、(メタ)アクリレート化合物50〜80重量部、ラジカル重合禁止剤0.01〜1重量部を仕込み、温度80〜120℃、空気気流下で30分〜1時間で熱溶解する樹脂ワニスの製造プロセスにおいて任意のタイミングで添加することが可能である。
・インキ製造プロセス
常温から100℃の間で、前記顔料、樹脂、、(メタ)アクリレート化合物、重合禁止剤、光重合開始剤、その他添加剤などインキ組成物成分を、ニーダー、三本ロール、アトライター、サンドミル、ゲートミキサーなどの練肉、混合、調整機を用いて製造されるインキ製造のプロセスにおいて任意のタイミング添加することが可能である。
活性エネルギー線硬化型インキを製造するに先立ちワニス1を製造した。ワニス1は、ジアリルフタレート樹脂/ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート/ハイドロキノンを40/59.9/0.1の比率で仕込み、空気気流下、100℃で熱溶解させて製造した。
ジアリルフタレート樹脂:ダイソーダップA(ダイソー(株)製)
ハイドロキノン:ハイドロキノン(精工化学(株)製)
活性エネルギー線硬化型インキを製造するに先立ちワニス2を製造した。ワニス2は、ジアリルフタレート樹脂/ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート/ハイドロキノン/チタニウムアルコキシドを40/58.9/0.1/1の比率で仕込み、空気気流下、100℃で熱溶解させて製造した。
ジアリルフタレート樹脂:ダイソーダップA(ダイソー(株)製)
ハイドロキノン:ハイドロキノン(精工化学(株)製)
チタニウムアルコキシド化合物:TPT-30(三菱ガス化学(株)製)
・ワニス3
チタニウムアルコキシド化合物の代わりにチタンキレート化合物を用いた以外はワニス2と同様の製造方法で作製した。
チタンキレート化合物:オルガチックスTC-710(松本ファインケミカル株式会社製)
チタニウムアルコキシド化合物の代わりにジルコニウムアルコキシドを用いた以外はワニス2と同様の製造方法で作製した。
ジルコニウムアルコキシド化合物:オルガチックスZA-45(松本ファインケミカル株式会社製)
チタニウムアルコキシド化合物の代わりにジルコニアキレート化合物を用いた以外はワニス2と同様の製造方法で作製した。
ジルコニアキレート化合物:オルガチックスZC-150(松本ファインケミカル(株)製)
上記ワニス1、藍顔料としてリオノールブルーFG7330(フタロシアニン:トーヨーカラー(株))、体質顔料としてハイ・フィラー#5000PJ(タルク:松村産業(株)製)、重合禁止剤としてハイドロキノン(精工化学(株)製)、さらに(メタ)アクリレート化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとエチレンオキサイド変性ペンタエリスリトールテトラ(トリ)アクリレートと、さらに光重合開始剤として2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイドと、2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルホリノフェニル)-2-ベンジル-1-ブタノンと、オリゴ[2-ヒドロキシ-2-メチル-1-[4-(1-メチルビニル)フェニル]プロパノン]と、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンと、その他添加剤としてCERAFLOUR991(ポリエチレンワックス:BYK製)と、金属アルコキシドまたは金属キレート化合物を、表1の組成(部)に従ってバタフライミキサーを用いて攪拌混合し、3本ロールにて最大粒径が7.5μm以下になるように分散して実施例1〜4に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス2、藍顔料としてリオノールブルーFG7330(フタロシアニン:トヨーカラー(株))、体質顔料としてハイ・フィラー#5000PJ(タルク:松村産業(株)製)、重合禁止剤としてハイドロキノン(精工化学(株)製)、さらに(メタ)アクリレート化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートと、エチレンオキサイド変性ペンタエリスリトールテトラ(トリ)アクリレートと、さらに光重合開始剤として2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイドと、2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルホリノフェニル)-2-ベンジル-1-ブタノンと、オリゴ[2-ヒドロキシ-2-メチル-1-[4-(1-メチルビニル)フェニル]プロパノン]と、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンと、その他添加剤としてCERAFLOUR991(ポリエチレンワックス:BYK製)を、表1の組成(部)に従ってバタフライミキサーを用いて攪拌混合し、3本ロールにて最大粒径が7.5μm以下になるように分散して実施例5に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス2の代わりに上記ワニス3を用いた以外は実施インキ作製(2)と同様の方法で実施例6に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス2の代わりに上記ワニス4を用いた以外は実施インキ作製(2)と同様の方法で実施例7に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス2の代わりに上記ワニス5を用いた以外は実施インキ作製(2)と同様の方法で実施例8に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス1、藍顔料としてリオノールブルーFG7330(フタロシアニン:トーヨーカラー(株))、体質顔料としてハイ・フィラー#5000PJ(タルク:松村産業(株)製)、重合禁止剤としてハイドロキノン(精工化学(株)製)、さらに(メタ)アクリレート化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとエチレンオキサイド変性ペンタエリスリトールテトラ(トリ)アクリレートと、さらに光重合開始剤として2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイドと、2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルホリノフェニル)-2-ベンジル-1-ブタノンと、オリゴ[2-ヒドロキシ-2-メチル-1-[4-(1-メチルビニル)フェニル]プロパノン]と、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンと、その他添加剤としてCERAFLOUR991(ポリエチレンワックス:BYK製)と、金属アルコキシドまたは金属キレート化合物を、表1の組成(部)に従ってバタフライミキサーを用いて攪拌混合し、3本ロールにて最大粒径が7.5μm以下になるように分散して実施例9〜12に示す活性エネルギー線硬化性インキ組成物を作製した。
上記ワニス1、藍顔料としてリオノールブルーFG7330(フタロシアニン:トーヨーカラー(株)製)、体質顔料としてハイ・フィラー#5000PJ(タルク:松村産業(株)製)、重合禁止剤としてハイドロキノン(精工化学(株)製)、さらに(メタ)アクリレート化合物としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートと、エチレンオキサイド変性ペンタエリスリトールテトラ(トリ)アクリレートと、さらに光重合開始剤として2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-フォスフィンオキサイドと、2-(ジメチルアミノ)-1-(4-モルホリノフェニル)-2-ベンジル-1-ブタノンと、オリゴ[2-ヒドロキシ-2-メチル-1-[4-(1-メチルビニル)フェニル]プロパノン]と、4,4´−ビス−(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンと、その他添加剤としてCERAFLOUR991(ポリエチレンワックス:BYK製)を表1の組成(部)に従ってバタフライミキサーを用いて攪拌混合し、3本ロールにて最大粒径が7.5μm以下になるように分散して比較例1に示す活性エネルギー線硬化性オフセットインキ組成物を作製した。
<連続印刷性>
印刷機:LITHRONE 26(小森コーポレーション社製)
PS版:XP-F (FFGS社製)
用紙:パールコートN(三菱製紙社製)
湿水:「水道水/アストロマーク3(株式会社日研化学研究所社製)/イソプロピルアルコール
=95重量%/2重量%/3重量%」の組成で混合
印刷条件:室温25±1℃/印刷速度 8000枚/時(52.5m/min)
印刷操作条件:湿し水供給装置の目盛りを15に設定し、500枚程度印刷時に地汚れが発生しないことを確認する。1000枚印刷するごとに湿し水供給装置の目盛りを1ずつ低下させ地汚れが発生した印刷枚数を1000枚単位で記録し連続印刷性として評価した。
(評価基準)
汚れの発生状況を印刷枚数1000枚単位で評価
汚れなし:○
僅かに汚れ:△
汚れ:×
当該インキを60℃の環境下に一定期間保存しゲル化の状態を確認することで保存安定性として評価した。
(評価基準)
ゲル化が発生する期間で評価。
60℃4週間ゲル化なし:○
60℃2週間ゲル化なしかつ60℃4週間ゲル化:△
60℃2週間より短い期間でゲル化:×
60°に傾けた傾斜板の上にインキを垂らし10分間で流れた長さを測定し静置流動性として評価した。
(評価基準)
金属アルコキシドまたは金属キレート化合物を使用しないインキ(比較例1)と同等である場合を○とした。
Claims (3)
- (メタ)アクリレート化合物と、ジアリルフタレート樹脂と、チタニウムアルコキシドとを含有し、
チタニウムアルコキシドの含有量が、活性エネルギー線硬化性インキ組成物全量中0.5重量%以下であり、
チタニウムアルコキシドが、テトライソプロピルチタネート、テトラノルマルブチルチタネート、ターシャリーアミルチタネート、テトラターシャリーブチルチタネート、テトラステアリルチタネート、ブチルチタネートダイマー、およびテトラオクチルチタネートのいずれかである活性エネルギー線硬化性平版印刷インキ組成物。 - 湿し水を使用した平版印刷用である請求項1記載の活性エネルギー線硬化性平版印刷インキ組成物。
- 請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化性平版印刷インキ組成物を、基材に積層してなる平版印刷インキ積層体。
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