JP6404599B2 - 給油用リテーナ - Google Patents

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Description

本発明は、給油用リテーナに関する。
従来、車両等の燃料タンクにガソリン等の燃料を注入するためのフューエルインレットが知られている。一般に、フューエルインレット(フィラーパイプ)は、給油口から燃料タンクへ燃料を導くインレットパイプを備えている。そして、インレットパイプの給油側端部には、インレットパイプとは別体の給油用リテーナが配設されている。
例えば、特許文献1には、給油ガンのノズルの挿入を案内する筒状の給油用リテーナ(ノズルガイド)を設けた給油口構造が開示されている。この給油口構造は、給油用リテーナに凹設した一対の内方突部によって給油ガンのノズルの挿入を規制するよう構成されている。
特許第5200586号公報
しかしながら、前記特許文献1の給油口構造では、次のような問題があった。すなわち、給油ガンには、様々な種類があり、一般には略ブーメラン形状をしているが、その曲げの位置が異なるものがある。また、ノズルの長さが比較的長いものや短いものがある。また、給油を停止するためのセンサの取り付け位置が異なるものがある。そのため、給油ガンの種類によって、給油口挿入時における給油ガンのノズルの向き(角度)や挿入位置(先端位置)、センサの位置等にばらつきが生じ、給油性が不安定となっていた。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、簡易な構造でありながら、給油ガンの種類によらずノズルの挿入位置、向き等を規制し、給油の安定性を確保することができる給油用リテーナを提供しようとするものである。
本発明は、燃料を燃料タンクに導くインレットパイプの給油側端部内に挿入配置される筒状の本体部を備え、該本体部の先端部には、その内周面を前記本体部の先端に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部と、前記本体部の先端から内方に折れ曲がって突出する爪部とが設けられていることを特徴とする給油用リテーナにある。
前記給油用リテーナにおいて、筒状の本体部の先端部には、その内周面を本体部の先端に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部が設けられている。そのため、給油ガン挿入時に、給油ガンの先端部分(ノズル)をテーパ部によって案内し、ノズルの向きを一定とすることができる。これにより、安定した給油が可能となる。
また、本体部の先端部には、本体部の先端から内方に折れ曲がって突出する爪部が設けられている。そのため、ノズルの長さにかかわらず、つまりノズルが比較的長い給油ガンも短い給油ガンも一律、その先端位置を爪部によって容易に規制できる。これにより、給油ガンの過挿入を防止すると共に、安定した給油が可能となる。また、給油を停止するためのセンサを取り付けた場合にも、そのセンサの位置が一定となるため、安定した給油が可能となる。また、爪部は、本体部の先端部分を折り曲げて形成できるため、プレス成形等を用いて容易に成形できると共に、その形状精度を高めることができる。
このように、本発明によれば、簡易な構造でありながら、給油ガンの種類によらずノズルの挿入位置、向き等を規制し、給油の安定性を確保することができる給油用リテーナを提供することができる。
前記給油用リテーナにおいて、前記本体部の少なくとも一部には、軸方向に直交する断面が楕円形状の楕円部が設けられていてもよい。この場合には、楕円部において給油ガンの径による規制が可能となる。例えば、大径の有鉛ガソリン用給油ガン等の挿入を楕円部において規制できる。
また、前記本体部の前記先端部には、前記本体部内に挿入された給油ガンのオートストップセンサを露出させるためのセンサ用切欠部が形成されていてもよい。この場合には、センサ用切欠部において給油ガンのオートストップセンサを露出させることにより、給油完了時に給油ガンのオートストップセンサを確実に反応させ、給油時の燃料の吹き返しを防止することができる。
なお、前記給油用リテーナの前記本体部において、先端部とは、本体部における給油側とは反対側(燃料タンク側)の端部のことである。また、テーパ部は、本体部の先端部の内周面において、周方向全周に渡って形成されていてもよいし、その一部に形成されていてもよい。
実施形態1における、給油用リテーナを含むフューエルインレットの構造を示す説明図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 実施形態1における、給油用リテーナを示す斜視図である。 実施形態1における、給油用リテーナのセンサ用切欠部側を示す斜視図である。 図1のB−B線矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(実施形態1)
図1〜図5に示すように、本実施形態の給油用リテーナ1は、燃料を燃料タンクに導くインレットパイプ5の給油側端部内に挿入配置される筒状の本体部2を備えている。本体部2の先端部202には、その内周面を本体部2の先端に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部43と、本体部2の先端から内方に折れ曲がって突出する爪部44とが設けられている。以下、これを詳説する。
図1、図2に示すように、本実施形態の給油用リテーナ1は、フューエルインレットの一部を構成している。フューエルインレットは、自動車用の部品であって、燃料タンクに燃料を注入するために用いられるものである。フューエルインレットは、給油用リテーナ1、インレットパイプ5、ブリーザチューブ(図示略)等を備えている。
インレットパイプ5は、給油口から燃料タンクへ燃料(ガソリン等)を導くための燃料供給経路を形成する円筒状のパイプであり、本実施形態では金属製である。インレットパイプ5の給油側端部、つまり燃料供給経路の上流側となる端部(上流端部)には、拡径された注入部51が形成されている。注入部51の上流端部外周には、エアフィルタ(図示略)が設けられている。
ブリーザチューブは、燃料タンク内の燃料蒸気を含む空気、いわゆるベーパーをインレットパイプ5の上流側へ導き、燃料タンクの内圧を低減させるためのエア抜き経路を形成する円筒状のパイプであり、本実施形態では金属製である。ブリーザチューブは、その先端部がインレットパイプ5を貫通した状態で、インレットパイプ5に接続されており、例えばロウ付けにより固定されている。
図1〜図3に示すように、インレットパイプ5の注入部51には、インレットパイプ5とは別部品の給油用リテーナ1が設けられている。給油用リテーナ1は、給油ガン6のノズル61が挿入される筒状部品であり、本実施形態では金属製である。給油用リテーナ1は、インレットパイプ5の注入部51内に挿入配置される筒状の本体部2を備えている。
本体部2は、その一部がインレットパイプ5の注入部51内に挿入された状態で、溶接等により固定されている。また、本体部2は、2つの別々の部品である第1部品21及び第2部品22から構成されている。第1部品21は、本体部2の基端部201を含む基端側部分を構成しており、第2部品22は、本体部2の先端部202を含む先端側部分を構成している。
第1部品21は、両端部211、212に開口が形成された筒状の部品であり、絞り加工により形成されている。第1部品21は、所定の強度が要求される給油口部分を構成する部品であるため、インレットパイプ5等と比較して板厚の厚い材料(例えば板厚1.2mmのステンレス製の板材)で形成されている。
第1部品21の外径は、その軸方向に応じて異なるが、それら各外径の中心軸の位置は一定(同軸)である。具体的には、第1部品21において、燃料供給経路の上流側となる端部(上流端部)211には、注入部51の内径よりも外径の大きい部分が形成されている。上流端部211は、注入部51の外側に露出した状態で配置され、給油ガン6のノズル61を挿入するための給油口を形成する。また、上流端部211の内周面には、給油キャップ(図示略)を脱着するための脱着機構であるネジ部(螺旋係合部)31が形成されている。このネジ部31は、給油ガン6挿入時において給油ガン6(ノズル61)をラッチング(係止)する役割を果たす。
一方、第1部品21において、燃料供給経路の下流側となる端部(下流端部)212は、その外径が注入部51の内径よりも小さい円筒状に形成されている。下流端部212の端面は、全周に渡って平坦に(軸方向に直交する平面で切断された形に)形成されている。
また、第1部品21において、上流端部211及び下流端部212の間に挟まれた中央部213は、注入部51の内径に対応した(例えば注入部51の内径と同じ又はやや小さい寸法の)外径の円筒状に形成されている。そして、中央部213は、注入部51に挿入され、注入部51の上流端部において全周に渡って隙間がないように溶接等により注入部51に固定されている。
第2部品22は、両端部221、222に開口が形成された筒状の部品であり、巻きパイプで構成されている。第2部品22は、ステンレス製の板材を筒状に巻き、その板材の一方の端縁部と他方の端縁部とを突き合わせ、その突き合わせ部41を溶接して接合されている。なお、本実施形態では、第2部品22は、第1部品21と板厚及び材質が同じ材料で形成されている。
第2部品22において、燃料供給経路の上流側となる端部(上流端部)221は、第1部品21における下流端部212の外径に対応した(例えば下流端部212の外径と同じ又はやや大きい寸法の)内径の円筒状に形成されている。
一方、第2部品22において、燃料供給経路の下流側となる端部(下流端部)222には、軸方向に直交する断面が楕円形状の楕円部42が形成されている。楕円部42は、本体部2の先端部202を構成している。
図5に示すように、楕円部42の内周面の形状(内周形状)は、楕円形状であり、その楕円において長径D1>短径D2である。短径D2は、給油ガン6のノズル61の外径よりもやや大きい(多少の余裕が生じる程度の)寸法に設定されている。ただし、短径D2は、有鉛ガソリン用給油ガンのノズルの外径よりも小さく設定されている。
また、車両上下方向Xに対する楕円部42の長径方向E1の傾斜角α(図示略)は、75°以下に設定されている。本実施形態において、傾斜角αは、0°である。すなわち、楕円部42の長径方向E1は、車両上下方向Xと同じ方向である。また、楕円部42の短径方向E2は、車両上下方向Xと直交する方向である。
また、図3〜図5に示すように、第2部品22の下流端部222(本体部2の先端部202)には、その内周面を第2部品22の下流端(本体部2の先端)に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部43が設けられている。テーパ部43は、給油ガン6のノズル61を案内すると共にノズル61先端の向きを第2部品22の下流端部222の開口(本体部2の先端部202の開口)に向け、給油性を高める役割を果たす。なお、テーパ部43は、周方向全周に渡って形成されているわけではなく、その一部において形成されている。もちろん、周方向全周に渡って形成されていてもよい。
また、第2部品22の下流端部222(本体部2の先端部202)には、楕円部42の先端から内方に折れ曲がって突出する一対の爪部44が設けられている。一対の爪部44は、楕円部42の短径方向E2に対向する位置に設けられている。爪部44は、本体部2の先端部分をプレス成形によって折り曲げて形成されている。
また、図3、図4に示すように、第2部品22の下流端部222(本体部2の先端部202)には、第2部品22の下流端(本体部2の先端)から切り欠かれ、給油ガン6のノズル61に配設されたオートストップセンサ62を露出させるためのセンサ用切欠部45が形成されている。オートストップセンサ62は、燃料が一定量を超えたときに給油ガン6のノズル61からの燃料の供給を停止するためのものである。
また、第2部品22において、上流端部221及び下流端部222の間に挟まれた中央部223は、その内径が上流端部221の内径よりも小さく、下流端部222の内径よりも大きく円筒状に形成されている。中央部223には、上流端部221から下流端部222に向かって徐々に径(内径及び外径)が小さくなる縮径部46が形成されており、挿入された給油ガン6のノズル61を案内する役割を果たす。
また、図3に示すように、第2部品22の中央部223には、ブリーザチューブからインレットパイプ5の上流側へ供給されたベーパーを通過させて外部へ排出されるようにするための複数のエア抜き孔47が形成されている。ブリーザチューブからのベーパーは、インレットパイプ5において、給油用リテーナ1よりも燃料供給経路の下流側へ供給されるため、外部へ排出されるためには、給油用リテーナ1を通過する(通り抜ける)必要がある。エア抜き孔47は、その際のベーパーの通過経路を形成するものである。
また、図1、図2に示すように、第2部品22は、第1部品21に固定されており、第1部品21と共に本体部2(給油用リテーナ1)を構成している。具体的には、第2部品22の上流端部221が、第1部品21の下流端部212を外側から覆うように装着され、溶接等(例えばスポット溶接)により固定されている。これにより、給油ガン6のノズル61を挿入する際に、第1部品21と第2部品22との固定部分においてノズル61の引っ掛かりを防止し、ノズル61を円滑に挿入することができる。
次に、本実施形態の給油用リテーナ1の作用効果について説明する。
本実施形態の給油用リテーナ1において、筒状の本体部2の先端部202には、その内周面を本体部2の先端に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部43が設けられている。そのため、給油ガン6挿入時に、給油ガン6の先端部分(ノズル61)をテーパ部43によって案内し、ノズル61の向きを一定とすることができる。これにより、安定した給油が可能となる。
また、本体部2の先端部202には、本体部2の先端から内方に折れ曲がって突出する爪部44が設けられている。そのため、ノズルの長さにかかわらず、つまりノズルが比較的長い給油ガンも短い給油ガンも一律、その先端位置を爪部によって容易に規制できる。これにより、給油ガン6の過挿入を防止すると共に、安定した給油が可能となる。また、給油を停止するためのセンサ(オートストップセンサ62)を取り付けた場合にも、そのセンサ(オートストップセンサ62)の位置が一定となるため、安定した給油が可能となる。また、爪部44は、本体部2の先端部分を折り曲げて形成できるため、プレス成形等を用いて容易に成形できると共に、その形状精度を高めることができる。
また、本実施形態の給油用リテーナ1において、本体部2には、軸方向に直交する断面が楕円形状の楕円部42が設けられている。そのため、楕円部42において給油ガン6の径による規制が可能となる。例えば、大径の有鉛ガソリン用給油ガン等の挿入を楕円部42において規制できる。
また、本体部2の先端部202には、本体部2内に挿入された給油ガン6のオートストップセンサ62を露出させるためのセンサ用切欠部45が形成されている。そのため、センサ用切欠部45において給油ガン6のオートストップセンサ62を露出させることにより、給油完了時に給油ガン6のオートストップセンサ62を確実に反応させ、給油時の燃料の吹き返しを防止することができる。
このように、本実施形態によれば、簡易な構造でありながら、給油ガン6の種類によらずノズル61の挿入位置、向き等を規制し、給油の安定性を確保することができる給油用リテーナ1を提供することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、前述の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)前記実施形態では、図5等に示すように、爪部44は、楕円部42の短径方向E2に対向する位置に一対設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、他の位置に爪部を設けてもよい。ただし、爪部が給油ガンから供給される燃料の流れを阻害しない位置に設けることが好ましい。
(2)前記実施形態では、図5等に示すように、楕円部42は、本体部2の先端部202に設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、本体部2の先端部202以外の部分に設けられていてもよい。
(3)前記実施形態では、図1等に示すように、本体部2は、第1部品21と第2部品22との2つの部品で構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、本体部を1つの部品で構成してもよいし、3つ以上の部品で構成してもよい。
(4)本発明の各構成要素は概念的なものであり、前記実施形態に限定されない。例えば、1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、前記実施形態の構成の少なくとも一部を同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。
1…給油用リテーナ
2…本体部
202…先端部
43…テーパ部
44…爪部
5…インレットパイプ

Claims (3)

  1. 燃料を燃料タンクに導くインレットパイプの給油側端部内に挿入配置される筒状の本体部を備え、
    前記本体部における燃料供給経路の下流側となる端部には、軸方向に直交する断面が楕円形状の楕円部が設けられ、
    前記楕円部には、その内周面を前記本体部の先端に向かって径方向内側に傾斜させたテーパ部と、前記楕円部の先端から内方に折れ曲がって突出する一対の爪部とが設けられ
    前記一対の爪部は、前記楕円部の短径方向に対向する位置に設けられていることを特徴とする給油用リテーナ。
  2. 前記楕円部の内周面の形状は、短径が、有鉛ガソリン用給油ガンのノズルの外径よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の給油用リテーナ。
  3. 前記楕円部には、前記本体部内に挿入された給油ガンのオートストップセンサを露出させるためのセンサ用切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油用リテーナ。
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