JP6403523B2 - 研削装置 - Google Patents

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本発明は研削装置に関し、特に、研削装置の研削ホイールの装着構造に関する。
IC、LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ、個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウェーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、ダイシング装置によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスチップに分割され、分割されたデバイスチップは携帯電話、パソコン等の各種電子機器に広く利用されている。
ウェーハの裏面を研削する研削装置は、ウェーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウェーハを研削する研削砥石が配設された研削ホイールを回転可能に支持する研削手段と、を備えており、ウェーハを所望の厚みに加工することができる。
研削ホイールは、例えば、30000rpm等の高速で回転されるため、研削装置のスピンドルに回転バランスが取れる所定の位置に固定されることが重要である。そのため、研削ホイールをスピンドルに固定するホイールマウントには、研削ホイールを位置決めするための位置決め凸部が形成されている(例えば、特開2003−181767号公報参照)。
特開2003−181767号公報
研削装置では、ウェーハの大口径化に伴い装着する研削ホイールは大きくなっているが、逆に省スペース化が求められており、研削装置内に設けられた作業スペースは研削ホイールの大きさに逆比例して小さくなっている。
研削ホイールをホイールマウントに装着する際も、ホイールマウントの下の非常に限られたスペースに研削ホイールを挿入し、ねじ止め固定している。そのため、誤って研削砥石を装置内のどこかに衝突させ、破損させてしまう恐れがある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、研削ホイールをホイールマウントに対して容易に位置決めして装着可能な研削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、回転駆動されるスピンドルと、該スピンドルの先端に固定されたホイールマウントと、該ホイールマウントに着脱可能に装着された研削ホイールとを含み、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段と、を備えた研削装置であって、該研削ホイールは、環状のホイール基台と、該ホイール基台の下面外周部に固着された複数の研削砥石と、から構成され、該ホイールマウントは、該ホイール基台が装着される下面から突出し、該ホイールマウントに装着された該ホイール基台の開口に嵌合して該ホイール基台を該ホイールマウントの所定の位置に位置づける位置決め凸部を有し、該位置決め凸部は、該ホイールマウントの該下面から進退可能に自重で垂下していることを特徴とする研削装置が提供される。
本発明の研削装置によると、ホイールマウントから突出している位置決め凸部を進退可能に構成したことで、研削ホイールを装着する際には位置決め凸部を上方に退避させて作業スペースを広げ、研削ホイールを所定の位置に位置づけた際は位置決め凸部がホイール基台の開口に嵌合することで、研削ホイールをホイールマウントに対して確実に位置決めできる。
また、位置決め凸部は自重で垂下しているため、特に複雑な構成を必要とすることなく、作業スペースの拡大及び位置決め効果を発揮することができる。
研削装置の斜視図である。 研削ホイールの斜視図である。 本発明第1実施形態のホイールマウントの断面図であり、ホイールマウントに研削ホイールを装着する様子を示している。 本発明第2実施形態のホイールマウントの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るホイールマウントを具備した研削装置2の外観斜視図が示されている。4は研削装置2のベースであり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って研削ユニット(研削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を保持する支持部14を有しており、支持部14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台16に取り付けられている。
研削ユニット10は、スピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル18と、スピンドル18を回転するモータ20と、スピンドルの先端に固定されたホイールマウント22と、ホイールマウント22に着脱可能に装着された研削ホイール24とを含んでいる。
研削装置2は、研削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ30とパルスモータ32とから構成される研削ユニット送り機構34を備えている。パルスモータ32を駆動すると、ボールねじ30が回転し、移動基台16が上下方向に移動される。
ベース4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aにはチャックテーブル機構36が配設されている。チャックテーブル機構36はチャックテーブル38を有し、チャックテーブル38は図示しない移動機構によりウェーハ着脱位置Aと、研削ユニット10に対向する研削位置Bとの間でY軸方向に移動される。40,42は蛇腹である。ベース4の前方側には、研削装置2のオペレータが研削条件等を入力する操作パネル44が配設されている。
図2を参照すると、研削ホイール24の斜視図が示されている。研削ホイール24は、環状のホイール基台46と、ホイール基台46の下面外周部に固着された複数の研削砥石48とから構成される。
環状のホイール基台46は開口50を有しており、その上面には複数の(本実施形態では4個)ねじ穴47が形成されている。52はスピンドル18及びホイールマウント22を介して供給された研削水を研削砥石48に向かって供給する研削水供給孔である。
図3(A)を参照すると、本発明第1実施形態に係るホイールマウント22の断面図が示されている。ホイールマウント22は、一様な直径の円形凹部54と、円形凹部54に接続されたテーパー凹部56を有している。位置決め凸部60が円形凹部54及びテーパー凹部56に嵌合している。
位置決め凸部60は、円形凹部54に嵌合する一様な直径の基部62と、基部62に連続して形成されたホイールマウント22のテーパー凹部56に嵌合するテーパー部64とを含んでいる。
位置決め凸部60は、円形凹部54及びテーパー凹部56内で自重で垂下しており、テーパー部64がテーパー凹部56に当接することにより、位置決め凸部60のホイールマウント22の下面22aからの突出量が決められている。即ち、位置決め凸部60は、ホイールマウント22の下面22aから進退可能に突出している。
ここで、図2に示す環状のホイール基台46の開口50の直径をD1とすると、位置決め凸部60の下端面64aの直径D2はD1よりも僅かばかり小さくなるように形成されている。ホイールマウント22には、ホイールマウント22に対して研削ホイール24をねじ止め固定するための複数の(本実施形態では4個)丸穴66が形成されている。
研削ホイール24をホイールマウント22に装着するには、図3(B)に示すように、研削ホイール24をホイールマウント22に対して横方向下側から近づけて、研削ホイール22の上面を位置決め凸部60の下面64aに当接して位置決め凸部60を矢印Aで示すように押し上げる。
そして、研削ホイール24をホイールマウント22に対して整列するようにスライドさせると、図3(C)に示すように、位置決め凸部60のテーパー部64が研削ホイール24のホイール基台46の開口50に落ち込む。これにより、研削ホイール24はホイールマウント22に対して所定位置に位置決めされたことになる。
研削ホイール24をホイールマウント22に対してこのように位置決めした状態で、研削ホイール24を回転してホイールマウント22の丸穴66を研削ホイール22のねじ穴47に合わせる。
そして、図示しないねじをホイールマウント22の丸穴66を介し研削ホイール24のねじ穴47に螺合して締め付けることにより、研削ホイール24はホイールマウント22に固定される。
図4を参照すると、本発明第2実施形態のホイールマウント22Aの断面図が示されている。本実施形態の説明において、図3に示した第1実施形態のホイールマウント22と実質的に同一構成部分については同一符合をし、重複を避けるためその説明を省略する。
本実施形態のホイールマウント22Aでは、下側にテーパー凹部を有する複数の(例えば120°離間して3個)小径凹部68を形成し、この小径凹部68内に基部70aとテーパー部72bとからなる位置決め凸部70を挿入する。
そして、位置決め凸部70をコイルばね72で下方に突出するように付勢する。これにより、位置決め凸部70はホイールマウント22Aの下面から進退可能に突出することになる。
本実施形態のホイールマウント22Aに研削ホイール24を装着するには、図3に示した第1実施形態と同様に、研削ホイール24をホイールマウント22Aの横方向下側から押し当て、位置決め凸部70をコイルばね72の付勢力に抗して円形凹部68内に押し込みながらスライドさせる。
研削ホイール24をホイールマウント22Aに対して整列するまでスライドさせると、位置決め凸部70のテーパー面70bがホイール基台46の開口50を画成する壁部に押し当てられ、研削ホイール24はホイールマウント22Aに対して位置決めされる。
この状態で研削ホイール24のねじ穴47がホイールマウント22Aの丸穴66に整列するまで研削ホイール24を回転する。そして、図示しないねじをホイールマウント22Aの丸穴66を介して研削ホイール24のねじ穴47に螺合して締め付けることにより、研削ホイール24はホイールマウント22Aに固定される。
上述した実施形態の研削ホイール装着構造では、ホイールマウント22,22Aから突出している位置決め凸部60,70を進退可能に構成したことにより、研削ホイール24をホイールマウント22,22Aに装着する際は、位置決め凸部60,70がホイールマウント内に退避して作業スペースを広げることができ、研削ホイール24を所定の位置に位置づけた際は、位置決め凸部60,70がホイール基台46の開口50に嵌合することで研削ホイール24をホイールマウント20,22Aに対して確実に位置決めすることができる。
2 研削装置
10 研削ユニット
18 スピンドル
22,22A ホイールマウント
24 研削ホイール
46 ホイール基台
47 ねじ穴
48 研削砥石
50 開口
54 円形凹部
56 テーパー凹部
60 位置決め凸部
68 円形凹部
70 位置決め凸部
72 コイルばね

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、回転駆動されるスピンドルと、該スピンドルの先端に固定されたホイールマウントと、該ホイールマウントに着脱可能に装着された研削ホイールとを含み、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段と、を備えた研削装置であって、
    該研削ホイールは、環状のホイール基台と、該ホイール基台の下面外周部に固着された複数の研削砥石と、から構成され、
    該ホイールマウントは、該ホイール基台が装着される下面から突出し、該ホイールマウントに装着された該ホイール基台の開口に嵌合して該ホイール基台を該ホイールマウントの所定の位置に位置づける位置決め凸部を有し、
    該位置決め凸部は、該ホイールマウントの該下面から進退可能に自重で垂下していることを特徴とする研削装置。
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