JP6402401B2 - レール間幅規定装置 - Google Patents
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Description
1は敷設地盤で、この地盤1上には、バラスである埋設基盤2が扁平台形断面をしたものとして敷設されている。これらの図における埋設基盤2は軌道装置の直線誘導部分に相当して設けられている。
そして、レール5,5間の間隔が経時変化で変動しないようにするため、まず、既設の埋設基盤2のうち所望の一対の枕木3,3間に相当するレール下部分に取付基材8を通すための通し路9を造っておくとともに、この通し路9を利用して前記レール固定具12,13をもつ取付基材8を持ち上げながら図4の矢印のように通してレール固定具12,13が左右のレール5,5に係るように押し進めてゆき、図2のようにレール固定具12,13先端がレール5の各ウェブ5aに当たるようにして保持する。その保持は図示しない底ブロックを差し込んだりジャッキで一時的に持ち上げたりして行う。
前記レール固定具12,13はアングルを備えたZ形のものとされていたが、図3の右欄に示すように、取付用の下フランジと当接による幅規定用の円弧部とを一体にした形にしてもよい。
また、図3の実施形態ではレール5のウェブ5aにレール固定具12,13が当るようにしてあったが、図5に示すように、レール5の基部フランジ5bにレール固定具12,13が当って幅を規定するようにしてもよい。この場合、レール固定具12,13をZ形にしてもよいが、不要な部分をできるだけ省いた右上欄のようなL形にしたり、その下欄図のように平板状にしてもよい。
同実施形態は、施工後には調節規定機構7の要部である1本の取付基材8を図12の右欄に示すような金属製で長尺状をしたフラットバーとしこれを既設で木製の朽廃化した(あるいは朽廃化が想定される)枕木3の所望のものの側脇に枕木3と上面を合わせた形で添接するとともに枕木3と連結しさらにレール5,5間の幅Wが常に一定に確保されるように締結して配置したものである。
尚、取付基材8の長手方向中央にも中央連結板20を止め付けて枕木3側と止着具22により連結固定して強度アップを図ってもよい。
前記取付基材8は、枕木3と一体化されて1本の強い枕木となっており、その上でレール固定具12,13を備えているので、レール間幅の規定機能が安定かつ確実に発揮されることになる。
レール固定具12,13は図13の左上欄に示すようにプレス成形品としてもよい。
また、取付基材8は、前記実施形態ではフラットバー型にしたが、図13の右欄に示すように、金属製アングルにより形成してもよく、この場合、止着具25により枕木3へ取付基材8を連結するようにすると取付基材8側が安定確実に固定化される。
尚、レール固定具12,13のずれを防止するため、同レール固定具12,13の裏面には図14の下欄に示すように粗目加工を施しておくようにする。また、レール固定具12,13には進退調整具31を付してレール固定具12,13をレール面により精確に当て付けるようにしてもよい。また、止着具11の緩みを防止するため、図14に示すように、ロックナット33を装着してもよい。
また、図18および図19に示すように、アイボルトなどの通し部を備えたアンカーボルト38をレール固定具12,13における止着具11近傍位置にねじ込み、このアンカーボルト38の通し部と止着具11の通し孔39とを回り止め線材40により連結したものである。これら回り止め線材36,40は、ばね線材やSUS線材のような変形可能なものを使うものとする。
1は敷設地盤で、この地盤1上には、バラスである埋設基盤2が台形盛土状に形成されている。これらの図における埋設基盤2は軌道の直線誘導部分に相当して設けられている。
取付基材8は、金属製のアングルや四角パイプ、あるいは溝形鋼、H鋼などを使用することもでき、硬質樹脂さらにはPC製など材質は問わない。
受ねじ49は、図25の左右の関係において逆ねじであるメスネジが形成されたものである。
図25の通し路9にはバラスが埋め合わされて図24のようにしっかりとした埋設基盤2が造成される。
また、調節規定機構48はターンバックル機構を採用しているが、取付基材8,8の間隔をねじ機構により長短に調節できるもの(軸長可変調節機構)であればよく、例えば、図25において右側にねじ部を備えたねじ軸を左側のジョイント内で回転自在に支持する一方右端のねじ部は右側の受ねじ49で進退自在に螺合して構成されたものにしてもよい。
図26の通し路9にはバラスが埋め合わされてしっかりとした埋設基盤2が再造成される。
60は調節規定機構で、両端にねじ部61aを形成したねじ軸61を備えるとともに、このねじ軸61の各端部には先部が下フランジ5b、5b上に乗り掛かり押え板62および平座金・バネワッシャ・ナットなどによる止着具63による螺着によってレール5を両側から固定する通孔付きL字形レール固定具64,64を備えている。
尚、図30の左上欄のようにレール5の下フランジ5b周りに絶縁被覆材66を付したり、あるいは図30の下欄のような絶縁パイプ67をねじ軸61周りに装備することで、左右のレール5,5間が絶縁状態になって独自に信号を伝播できるようにしてもよい。
このように左右のねじ軸61,61をバックル軸70の操作で前後調節可能にしておくことで、先にレール固定具64,64をレール5に固定したあとでバックル軸70を操作すれば簡単確実に所望の間幅Wを得ることができるようになる。
前記各実施形態においてレール間幅とはレール中心間の幅として説明したが、レール上部の内面同士あるいは外面同士の間隔とすることもある。
埋設基盤74に一定寸法離間して配備した枕木75…のうちの図示したものの側部に通し路を形成してその通し路を通じてレール幅方向に向く調節規定機構76を設けることによりレール5の内幅を一定に維持するようにしたものである。
Claims (1)
- 埋設基盤に埋設された枕木上に一対のレールを固定した軌道装置の枕木に平行な関係で設けられるレール間幅規定装置であって、両端に設けられたねじ部が左右のレールのそれぞれ底側を通るようにして設けられる取付基材と、各取付基材の各ねじ部外周に対応して進退調節可能に取り付けられた一対ずつのレール固定具とを備えるとともに、前記取付基材は、左右に分離した一対のねじ軸でなり、これらねじ軸間は長さ調節可能な軸により連結されているレール間幅規定装置。
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