JP6401661B2 - ペーパークラフト - Google Patents

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Description

本発明は、シート材に印刷された型紙から立体模型が形成されるペーパークラフトに関するものである。
特許文献1に開示されているように、一枚の紙に印刷された型紙を切り抜き、切り抜かれた各パーツを組み合わせることで、ロボットや人形などの立体模型が製作できることが知られている。
特許文献1に開示されたペーパークラフトでは、穴にストッパーを挿し込むことによって部位同士を接続していくため、穴とストッパーとの間に隙間があれば、挿し込んだ部位を少しは動かすことができる。
一方、特許文献2に開示されている折紙製ロボット玩具では、頭部と身体部及び身体部と手部とを円柱状の紙製連接筒によって接続させるため、頭部や手部を自由に回転させることができる。
実開昭59−76294号公報 実開昭56−81781号公報
しかしながら特許文献2に開示されている立体模型では、回転させたい関節に該当する箇所毎に紙製連接筒を挿し込まなければならず、細かい部品が多くなり組み立てに手間がかかる。
また、立体模型の中では紙製連接筒は小さいパーツになるため、挿し込みや固定などの組み付けが難しいうえに、可動時に外れたり損傷したりするおそれがある。
そこで、本発明は、複数の部位を簡単な構造で回転させることができるうえに、可動に対する耐久性の高いペーパークラフトを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のペーパークラフトは、シート材に印刷された型紙から立体模型が形成されるペーパークラフトであって、前記シート材には型紙として、前記立体模型を載せる台座部と、前記台座部に立てる円筒状の支柱部と、前記立体模型の部位を構成するとともに前記支柱部に挿し込ませる複数のパート部とが設けられ、前記パート部は、前記支柱部を中心に回転可能となることを特徴とする。
ここで、前記シート材には型紙として、前記支柱部と前記台座部との間に介在させるジョイント部が設けられる構成とすることができる。例えば、前記ジョイント部は、下端面が放射状に形成され、前記台座部の穴に前記ジョイント部を下方から通し、前記台座部の上方に突出されたジョイント部に前記支柱部を挿し込む構成であってもよい。
また、前記パート部には、それぞれ前記支柱部の外径より僅かに大きい内径の挿通穴が設けられる構成とすることができる。
さらに、前記パート部の少なくとも1つは、外殻の一面が三層構造となっており、前記三層構造の最外層には切抜部が形成されるとともに、中間層は前記切抜部に対して露出量が調整可能な可動部となる構成にすることができる。
このように構成された本発明のペーパークラフトは、台座部に立てる円筒状の支柱部に対して、立体模型の部位を構成する複数のパート部を挿し込んでいく。
このため、支柱部に挿し込まれたパート部は、支柱部を中心に回転させることができる。すなわち、複数の部位を1本の支柱部を中心に回転させることができる。
複数の部位の回転の中心が1本の支柱部であれば、簡単に組み立てることができる。また、比較的に太くできる支柱部を中心に回転させるため、可動に対する耐久性を高めることができる。
さらに、支柱部と台座部との間にジョイント部を介在させることによって、回転動作などで支柱部に外力が作用した場合にも、ジョイント部が緩衝材となって台座部に伝達されるので、倒れたり損傷したりすることを防ぐことができる。
特に、ジョイント部の下端面を放射状に形成し、台座部の穴に下方から通したジョイント部の突出部に支柱部を挿し込む構成であれば、弱い接着力でも支柱部を安定させることができる。
また、パート部のそれぞれに、支柱部の外径より僅かに大きい内径の挿通穴が設けられていれば、パート部を動かしたいときにだけ回転させて、所望する姿勢で維持させておくことが容易にできる。
さらに、パート部の外殻の一面を三層構造とし、中間層を最外層の切抜部に対して露出量が調整可能な可動部とすることで、瞳に対する瞼の開き具合などの様々な表情を持たせることが可能になる。
本実施の形態のペーパークラフトの組み立て方法を説明する説明図である。 本実施の形態のペーパークラフトが印刷されたシート材の構成を説明する平面図である。 台座部に支柱部を組み付ける方法を説明する斜視図である。 脚部の上に腰部を組み付ける方法を説明する斜視図である。 顔部の三層構造を説明するための分解斜視図である。 可動部の操作による顔部の変化を説明する斜視図であって、(a)は可動部を下げた状態を示した図、(b)は可動部を途中まで引き上げた状態を示した図、(c)は可動部をさらに引き上げた状態を示した図である。 ペーパークラフトの完成形を例示した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態のペーパークラフトについて図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のペーパークラフトの組み立て方法の概念を示した説明図である。
また、図2は、ペーパークラフトである人形模型1となる型紙が印刷されたシート材11の表面側を示した図である。この型紙をシート材11から切り抜いて組み付けると、立体模型となる人形模型1が形成される。
シート材11には、紙が使用できる。なおシート材11は、紙に限定されるものではなく、合成樹脂などのシート、膜、薄板など、厚みが薄い可撓性の面状材であればよい。
このシート材11には、少なくとも表面に、型紙及び人形模型1の露出面として必要となる図や文字情報などの印刷が施されている。また、シート材11の裏面にも、組み立て方法や広告などの図や文字情報などの印刷を施すことができる。
シート材11には、図2に示すように型紙として、人形模型1を載せる台座部2と、台座部2に立てる円筒状の支柱部3と、人形模型1の各部位を構成する複数のパート部(5,6,7,8)とが主に設けられている。
台座部2となる型紙には、3つの正方形が並んで印刷される。そして、それぞれの正方形が折り重なるように型紙を折り曲げると、台座部2の上層21と中層22と下層23とが形成される。
上層21の中央には、後述するジョイント部4を通すための正方形の穴21aの位置を示す印刷が施される。この穴21aや台座部2の外縁のように、切取線となる箇所は、例えば点状にアンカット部を残して予め切り込ませておくことができる。また、ミシン目状の切取線や印刷のみの切取線であってもよい。以下、各型紙の切取線については、同様の構成となる。
一方、支柱部3となる型紙には、円筒状の周面となる長方形部分と、片側の側縁から張り出される糊代31とが設けられる。支柱部3の周面は、組み立て後に露出しないが、必要に応じて肌色などの印刷を施しておくことで、回転動作時に露出しても目立たないようにすることができる。
また、シート材11には型紙として、支柱部3と台座部2との間に介在させるジョイント部4も設けられる。このジョイント部4は、四角筒状に形成される突出部41と、突出部41の下端面に放射状に形成される放射部42とによって主に構成される。
ジョイント部4の台座部2から上方に突出される突出部41は、図3に示すように、糊代43の接着によって四角筒状に形成される。この突出部41の対角線の長さは、支柱部3の内径の長さより短くなっており、ジョイント部4に支柱部3を挿し込んで突出部41を収容させることができる。
支柱部3に挿し込ませる複数のパート部には、脚部5と、腰部6と、胸部7と、頭部8とがある。以下、順を追ってシート材11に設けられるそれぞれの型紙について説明する。
脚部5の型紙は、扇形状に設けられる。脚部5は、図4に示すように、下側が先細りする截頭円錐状に形成される。筒状の脚部5は、糊代51による接着によって形成される。
また、脚部5の上端面からは、一対の挿込片52,52が上方に向けて突出される。この挿込片52,52は、脚部5を腰部6に接続させて、一体に回転させるために使用される。
腰部6は、下面部61と上面部63とによって上下に蓋がされた截頭円錐状に形成される。下面部61は、中央に支柱部3を挿し込むための挿通穴61aが設けられた円環状に形成される。
挿通穴61aの両脇には、脚部5の挿込片52,52を挿し込むためのスリット61b,61bがそれぞれ設けられる。図2に示すように扇形に形成される周面部62の片側の側縁には糊代64Aが設けられるとともに、下側円弧と上側円弧に沿って、間隔を置いて糊代64B,・・・,64C,・・・がそれぞれ設けられる。
また、上面部63も、中央に支柱部3を挿し込むための挿通穴63aが設けられた円環状に形成される。下面部61は糊代64B,・・・によって周面部62に接合され、上面部63は糊代64C,・・・によって周面部62に接合される。
一方、胸部7は、截頭円錐状の周面部72の上に、同じく截頭円錐状の上周面部721が繋がれた楕円体状に形成される。扇形に形成される周面部72の片側の側縁には糊代74Aが設けられるとともに、上周面部721の片側の側縁にも糊代74Bが設けられる。
また、下面部71は、中央に支柱部3を挿し込むための挿通穴71aが設けられた円環状に形成される。さらに、上面部73は、中央に支柱部3を挿し込むための挿通穴73aが設けられた円環状に形成される。
そして、下面部71は糊代74C,・・・によって周面部72に接合され、上面部73は糊代74E,・・・によって上周面部721に接合される。また、周面部72と上周面部721とは、糊代74D,・・・によって接合される。
また、上周面部721の肩位置には、それぞれスリット722,722が設けられる。このスリット722には、図1に示すように腕部75の上端の挿込片751が挿し込まれる。
続いて頭部8は、前面となる顔部81と、支柱部3に挿し込まれる下面部82と、上部及び側部を形成する毛髪部83とによって主に構成される。下面部82の中央には、図2に示すように支柱部3を通すための挿通穴82aが設けられる。
頭部8は、外殻の一面となる顔部81が、図5に示すように三層構造となっている。三層構造は、最も表面側に配置される最外層811と、中間層となる可動部812と、下地層813とが前後方向に積層されて構成される。
最外層811では、目に該当する箇所が切抜部811a,811aとなって穴が穿孔される。また、最外層811の上部中央からは、栞状に保持片811bが突出される。
そして、最外層811の背面に重ねられる可動部812は、最外層811及び下地層813のいずれにも接着されずに、上下方向の移動が可能な可動部材となる。
この可動部812は、切抜部811a,811aから視認可能となる瞼部812a,812aと、上部中央から栞状に突出される操作片812bとによって主に構成される。
可動部812は、最外層811との上下方向の相対的な位置関係によって、切抜部811a,811aに対する露出量を調整することができる。可動部812の瞼部812a,812aの位置によって、下地層813の露出量も変化することになる。
下地層813は、可動部812を挟んで最外層811の背面に接着される。詳細には、下地層813の両側縁の糊代813a,813aと、上縁の両脇の糊代813b,813bとが、最外層811の背面に接着される。
接着後の最外層811と下地層813との間には、可動部812が上下できるだけの隙間が形成される。図6には、可動部812と最外層811との相対的な位置関係の違いによる顔部81の表情の変化を示している。
図6(a)は、可動部812が最も下がった状態を示している。この状態では、切抜部811a,811aは、可動部812の瞼部812a,812aによって覆われてしまうので、顔部81は目を閉じた表情になる。
一方、図6(b)に示すように、保持片811bを持って最外層811が移動しないようにしながら、可動部812の操作片812bを途中まで引き上げると、顔部81は半眼した表情になる。
さらに操作片812bを引き上げると、図6(c)に示すように下地層813に印刷された瞳が完全に切抜部811a,811aから露出されて、顔部81は目を開いた表情になる。すなわちこの状態では、瞼部812a,812aは完全に最外層811の背面に隠れている。
この顔部81の上方に突出させる保持片811b及び操作片812bは、図2に示した毛髪部83のスリット84に挿し込まれて、図1に示すように頭部8の上方に突出される。
この頭部8は、糊代85A−85Jを所定の位置に接着させることで形成される。また、独立した型紙となるエクステ部831は、後頭部832に貼り付けられる。
次に、本実施の形態のペーパークラフトの組み立て方法について説明する。ペーパークラフトとして配布されるシート材11は、図2に示すように一枚の平面状である。
シート材11に設けられた台座部2、支柱部3、ジョイント部4及び人形模型1の各パート部(5,6,7,8)となる型紙は、点状に残されたアンカット部やミシン目によってシート材11と繋がっている場合は、簡単に取り外すことができる。
取り外された各型紙の糊代31,43,51,64A−64C,74A−74E,85A−85J,813a,813bには、組み立てる際に糊などの接着剤を塗布することになる。
これに対して、糊代31,43,51,64A−64C,74A−74E,85A−85J,813a,813bに、予めアクリル系粘着剤などのシール用の糊を塗布した粘着層を設けておくことができる。
この場合は、UVシリコーンなどのコーティング剤が塗布された剥離面となるシート材11と同じ大きさのシートを重ねておき、型紙を切り抜いたときに粘着層が露出されるようにしておけばよい。
ペーパークラフトの組み立てに際しては、まず、図3に示すように、四角筒状のジョイント部4を製作する。ジョイント部4の突出部41は、糊代43を所定の位置に接着することによって組み立て、放射部42は、突出部41の各側面に対して直角となるようにそれぞれ折り曲げることによって形成される。
続いて、台座部2の上層21の穴21aに突出部41を下方から通し、放射部42の上面を上層21の下面に接触させる。さらに、上層21の下面と中層22の上面とを接着する。
このようにして台座部2に突出部41を立てた後に、円筒状に組み立てられた支柱部3を突出部41に挿し込む。そして、台座部2の中央に立てられた支柱部3に対して、図4に示すように、脚部5を挿し込む。
続いて、截頭円錐状に組み立てられた腰部6の挿通穴61a,63aに支柱部3を通し、支柱部3に沿って腰部6を降ろしていく。腰部6が脚部5に近づいたら、脚部5の挿込片52,52を下面部61のスリット61b,61bに挿し込んで、脚部5と腰部6とを接続させる。
このようにして支柱部3に組み付けられた脚部5と腰部6は、支柱部3を中心に一体に回転させることができる。同様にして、図1に示すように、胸部7と頭部8とを支柱部3に挿し込ませる。
このようして組み付けられた胸部7と頭部8も、支柱部3を中心に回転させることができる。また、上周面部721のスリット722に挿込片751が挿し込まれる腕部75は、自由な角度で広げることができる。
図7は、人形模型1が完成した状態の斜視図を示している。この図7に示した人形模型1の姿勢は一例であり、腰部6と胸部7との相対的な向き、胸部7と頭部8との相対的な向きは、好みの向きに自由に動かすことができる。
また、頭部8は、下面部82の挿通穴82aが支柱部3に通されているだけなので、向きだけでなく支柱部3に対する傾きも好みの角度にすることができる。この際、腕部75,75を頭部8の下端が接触する角度に調整しておくことで、頭部8の傾きを安定させることができる。
また、毛髪部83から上方に突出された保持片811bを押さえて操作片812bを上下に移動させることで、瞼部812a,812aの露出量を調整して顔の表情を好みの表情にすることができる。
次に、本実施の形態のペーパークラフトであるシート材11から製作される人形模型1の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態のペーパークラフトは、台座部2に立てる円筒状の支柱部3に対して、人形模型1の各部位となる脚部5、腰部6、胸部7及び頭部8を挿し込んでいく。
このため、支柱部3に挿し込まれたパート部(5−8)は、支柱部3を中心にそれぞれ回転させることができる。すなわち、複数の部位(5−8)を1本の支柱部3を中心に回転させることができる。
複数の部位(5−8)の回転の中心が1本の支柱部3であれば、簡単に組み立てることができる。また、比較的に太くできる支柱部3を中心に回転させるため、可動に対する耐久性を高めることができる。
さらに、支柱部3と台座部2との間にジョイント部4を介在させることによって、回転動作などで支柱部3に外力が作用した場合にも倒れにくくすることができる。
例えば、胸部7を回転させる際に支柱部3に横方向の力が加わると、その力はまずジョイント部4に伝達される。このジョイント部4は、シート材11によって形成されているので、伝達されてきた力を撓んで吸収させることができる。
すなわち、ジョイント部4が緩衝材となって台座部2に力が伝達されることになるので、人形模型1や支柱部3が倒れたり損傷したりすることを防ぐことができる。
特に、ジョイント部4の下端面を放射部42にし、台座部2の穴21aに下方から通したジョイント部4の突出部41に支柱部3を挿し込む構成であれば、台座部2の上層21と中層22とが軽く接着されているだけでも、支柱部3を安定させることができる。
また、腰部6、胸部7及び頭部8のそれぞれに、支柱部3の外径より僅かに大きい内径の挿通穴61a,63a,71a,73a,82aが設けられていれば、パート部(6−8)を動かしたいときにだけ回転させて、所望する姿勢で維持させておくことが容易にできる。
さらに、パート部(5−8)の一部を自分の好みに改変したり、自分で作成したパート部を加えたりする場合も、支柱部3に挿し込める挿通穴を設けておくだけで、簡単にオリジナルの立体模型にすることができる。
そして、頭部8の外殻の一面となる顔部81を三層構造とし、最外層811の切抜部811a,811aに対して露出量が調整可能な可動部812を挟む構成とすることで、下地層813に印刷された瞳に対する瞼部812a,812aの開き具合を変化させて様々な表情を持たせることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、ペーパークラフトとして人形模型1を例に説明したが、これに限定されるものではなく、ロボット、動物、乗り物などの回転する箇所のあるペーパークラフトにも、本発明を適用することができる。
また、前記実施の形態では、ジョイント部4を介して台座部2と支柱部3とを接続させたが、これに限定されるものではなく、ジョイント部4を省略して支柱部を台座部に直接、接着させることもできる。
さらに、前記実施の形態では、顔部81を三層構造として瞼部812a,812aが上下に可動する構成としたが、これに限定されるものではなく、口が開閉したり、洋服の模様が変化したりする構成の三層構造とすることもできる。また、三層構造となる箇所を省略することもできる。
1 人形模型(立体模型)
11 シート材
2 台座部
3 支柱部
4 ジョイント部
41 突出部
42 放射部
5 脚部(パート部)
6 腰部(パート部)
61a,63a 挿通穴
7 胸部(パート部)
71a,73a 挿通穴
8 頭部(パート部)
81 顔部(外殻の一面)
811 最外層
811a 切抜部
812 可動部(中間層)
813 下地層
82a 挿通穴

Claims (5)

  1. シート材に印刷された型紙から立体模型が形成されるペーパークラフトであって、
    前記シート材には型紙として、
    前記立体模型を載せる台座部と、
    前記台座部に立てる円筒状の支柱部と、
    前記立体模型の部位を構成するとともに前記支柱部に挿し込ませる複数のパート部と
    前記支柱部と前記台座部との間に介在させるジョイント部とが設けられ、
    前記パート部は、前記支柱部を中心に回転可能となることを特徴とするペーパークラフト。
  2. 前記ジョイント部は、下端面が放射状に形成され、前記台座部の穴に前記ジョイント部を下方から通し、前記台座部の上方に突出されたジョイント部に前記支柱部を挿し込むことを特徴とする請求項に記載のペーパークラフト。
  3. 前記パート部の少なくとも1つは、外殻の一面が三層構造となっており、前記三層構造の最外層には切抜部が形成されるとともに、中間層は前記切抜部に対して露出量が調整可能な可動部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のペーパークラフト。
  4. 前記パート部には、それぞれ前記支柱部の外径より僅かに大きい内径の挿通穴が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のペーパークラフト。
  5. シート材に印刷された型紙から立体模型が形成されるペーパークラフトであって、
    前記シート材には型紙として、
    前記立体模型を載せる台座部と、
    前記台座部に立てる円筒状の支柱部と、
    前記立体模型の部位を構成するとともに前記支柱部に挿し込ませる複数のパート部とが設けられ、
    前記パート部は、前記支柱部を中心に回転可能であるとともに、
    前記パート部の少なくとも1つは、外殻の一面が三層構造となっており、前記三層構造の最外層には切抜部が形成されるとともに、中間層は前記切抜部に対して露出量が調整可能な可動部であることを特徴とするペーパークラフト。
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