JP6401033B2 - 燃料電池式産業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池を動力源として動作する燃料電池式産業車両に関する。
燃料電池は、水素と酸素との化学反応によって発電する。この際、燃料電池からは水を含んだオフガスが生成される。燃料電池を動力源として動作する燃料電池式産業車両では、オフガスに含まれる水を一時的に貯留部に貯留しておき、所定の場所で排水することが行われている。
例えば、特許文献1に記載の燃料電池式産業車両は、オフガスを水とガスに分離する気液分離器と、気液分離器によって分離された水が貯留される貯留部を車体に備えている。貯留部には、排水管が連通している。排水管は、貯留部に連通している端部とは異なる端部が大気開放されている。そして、作業者の排水忘れなどにより貯留部に貯留される水の量が設定水位まで達すると、排水管から水が排出される。設定水位は、気液分離器におけるオフガスの入口よりも低い水位であり、作業者の排水忘れなどで、貯留部の水が気液分離器のオフガスの入口から溢れ出すことを抑制している。
特開2014−154283号公報
例えば、旋回などに伴い、燃料電池式産業車両に加速度が加わると、この加速度により貯留部に貯留された水が排水管に押し寄せる。これにより、貯留部内の水位が設定水位に達していないにも関わらず、排水管から水が排出されるおそれがある。
本発明の目的は、加速度による排水管からの水の排出を抑制することができる燃料電池式産業車両を提供することにある。
上記課題を解決する燃料電池式産業車両は、車体に、燃料電池と、前記燃料電池の発電に伴って排出される水が貯留される貯留部と、前記貯留部に連通する第1端部と大気開放された第2端部とを有し、前記貯留部内での水位が予め定められた設定水位まで達したときに前記第2端部から水が排出される排水管とを備えた燃料電池式産業車両であって、前記排水管内の前記水の流路には、前記水の流通方向における前記第2端部よりも上流に狭小部が設けられている。
これによれば、燃料電池式産業車両の旋回に伴う加速度などの加速度が燃料電池式産業車両に加わると貯留部内の水が排水管に押し寄せる。このとき、流路の狭小部によって生じる圧力損失によって、貯留部から排水管に流入する水の流量は制限され、大気開放されている第2端部に向かう水の流量が制限される。このため、貯留部の水が設定水位まで達していないにも関わらず、加速度によって排水管から水が排出されることが抑制される。
上記燃料電池式産業車両について、前記排水管は、前記第1端部、及び、前記排水管を開閉可能とする閉塞部材で閉塞された第3端部を有するとともに水平方向に延びる第1排水部と、前記第1排水部から前記車体の上方に向けて延びるとともに前記第1排水部に連通する端部とは異なる端部が前記第2端部となる第2排水部とを有し、前記第2排水部内に前記狭小部が設けられていることが好ましい。これによれば、第2排水部に狭小部を設けることで、貯留部の水が設定水位まで達していないにも関わらず排水管から水が排出されることが好適に抑制される。
上記燃料電池式産業車両について、前記第2排水部内に、フロートと、前記設定水位よりも前記車体の下方に位置し、前記フロートの上昇を規制するストッパと、を有することが好ましい。これによれば、第2排水部内の水位をフロートによって確認しやすい。
上記燃料電池式産業車両について、前記フロートが前記狭小部を有することが好ましい。これによれば、フロートを利用して狭小部を設けることができる。
上記燃料電池式産業車両について、前記ストッパは、前記狭小部を区画する切欠を有することが好ましい。これによれば、ストッパを利用して狭小部を設けることができる。
上記燃料電池式産業車両について、前記第2排水部は、前記貯留部での水位を計測するための水位計測部を有することが好ましい。これによれば、水位計測部の水位を確認することで、貯留部の水位を確認することができる。
本発明によれば、加速度による排水管からの水の排出を抑制することができる。
フォークリフトに搭載された燃料電池システムを示す概略構成図。 気液分離器のオフガスの入口と第2排水部の位置関係を示す図。 排水管を拡大して示す一部破断図。 フロートを示す図3の4−4線断面図。 フォークリフトに加速度が加わったときの排水管を拡大して示す一部破断図。 フォークリフトに加速度が加わったときの第2排水部の上昇水位と、貫通孔の直径と、旋回角度との関係を示す模式図。 (a)は貯留部の水位が設定水位に達したときの燃料電池システムを示す概略構成図、(b)は貯留部の水位が設定水位に達したときの排水管を拡大して示す一部破断図。 (a)は変形例の排水管を拡大して示す一部破断図、(b)は変形例のストッパを示す(a)の8b−8b線断面図。
以下、燃料電池式産業車両の一実施形態について説明する。
図1に示すように、燃料電池式産業車両としてのフォークリフト10の車体11には、燃料電池システム20が搭載されている。燃料電池システム20は、燃料電池ユニット21と、気液分離器24と、タンク29と、排水管40とを備えている。なお、図では燃料電池システム20の各部材を模式的に示しており、実際の燃料電池システムの各部材の配置とは異なる。また、以下の説明において、上方及び下方とは、フォークリフト10の上方及び下方(鉛直方向)を示す。
燃料電池ユニット21は、燃料電池22を備え、燃料電池22では、車体11に搭載された水素ガス供給装置から供給される水素と、空気中の酸素との化学反応によって発電が行われる。燃料電池22で発電された電力は、燃料電池システム20に接続される走行用モータなどの負荷に供給される。
燃料電池ユニット21には流入路23を介して気液分離器24が連通している。気液分離器24の壁部には、内外を連通する入口25が設けられており、この入口25と流入路23が連通している。燃料電池22で排出された水とガスとを含むオフガスは、流入路23を介して気液分離器24に流入する。気液分離器24では、自然落下方式によりオフガスが水とガスに分離される。気液分離器24において、流入路23よりも上方には、排気路26が連通している。そして、気液分離器24で水と分離されたガスは、排気路26から排気される。
気液分離器24の流入路23よりも下方には、連通路28が連通している。気液分離器24の壁部には、入口25よりも下方に内外を連通する出口27が設けられており、この出口27と連通路28が連通している。連通路28は、気液分離器24よりも下方に設けられたタンク29に連通している。気液分離器24で分離された水は、タンク29に流入する。本実施形態では、気液分離器24及びタンク29が、水が貯留される貯留部30として機能している。
タンク29の壁部には、内外を連通する入口31が設けられており、この入口31と連通路28が連通している。タンク29の連通路28よりも下方には、排水管40が連通している。タンク29の壁部には、入口25よりも下方に内外を連通する出口32が設けられており、この出口32と排水管40が連通している。タンク29に流入した水は、排水管40に流入する。本実施形態の排水管40は、円筒状であり、排水管40の内部は、水の流路となっている。
排水管40は、タンク29から水平方向に延びる第1排水部41を有している。なお、水平方向とは、厳密な意味での水平方向(鉛直方向に直交する方向)のみを含むものではなく、若干の下り傾斜や、若干の上り傾斜が生じている状態で第1排水部41が設けられている状態も含む。本実施形態では、第1排水部41は、フォークリフト10の車幅方向に向けて延びている。第1排水部41は、タンク29と連通する端部49とは反対側の端部50が着脱可能な閉塞部材42によって閉塞されている。排水管40は、閉塞部材42の着脱によって開閉される。具体的にいえば、閉塞部材42の装着によって閉塞され、閉塞部材42の離脱によって開放される。
第1排水部41には、第1排水部41から上方に向けて延びる第2排水部43が連通されている。第2排水部43は、透明な樹脂製である。第2排水部43は、第1排水部41から上方に向けて延びる水位計測部44と、水位計測部44から水平に延びる導通部45と、導通部45から下方に延びる排出部46とを有している。第2排水部43は、第1排水部41を介してタンク29に連通している。よって、第2排水部43は、第1排水部41、タンク29、及び連通路28を介して気液分離器24にも連通しており、タンク29及び気液分離器24と同圧である。水位計測部44には、第2排水部43内の水位を確認するための目盛り47が一定間隔毎に付与されている。
図3及び図4に示すように、水位計測部44内には、フロート52が水位計測部44内を上下動可能に収容されている。フロート52は、水位計測部44内での水位の上昇、下降とともに水位計測部44内で上昇、下降する。フロート52は双円錐状である。フロート52には、高さ方向(軸方向)に貫通する貫通孔53が設けられている。この貫通孔53の直径は、水位計測部44の直径に比べて小さい。したがって、貫通孔53の断面積(貫通孔53の延びる方向に直交する方向の断面積)は、水位計測部44の断面積(水位計測部44の延びる方向に直交する方向の断面積)よりも小さく、貫通孔53内は水位計測部44内よりも狭い。
また、水位計測部44内には、円環状のストッパ51が固定されている。ストッパ51は、水位計測部44内の最上部44aよりも下方に位置している。ストッパ51の内径は、フロート52の赤道面の直径(フロート52の最大径)よりも小さい。フロート52がストッパ51と密着するまで水位計測部44内での水位が上昇し、更に水位が上昇していくと、水は貫通孔53を流通する。このため、貫通孔53は、水位計測部44とともに水の流通する流路を構成している。
排出部46の先端部48は、下方に向けて大気開放されている。したがって、排水管40において、タンク29に接続された第1排水部41の端部49が第1端部となり、大気開放された第2排水部43の先端部48が第2端部となる。また、閉塞部材42で閉塞された端部50が第3端部となる。
図2に示すように、導通部45の最下部45aは、気液分離器24の入口25(流入路23)の最下部25aよりも下方に位置している。このため、閉塞部材42によって排水管40が閉じられた状態では、排水管40内には水が流入する。水位計測部44内での水位は、排水管40の先端部48が大気開放されているので、タンク29及び気液分離器24、すなわち、貯留部30での水位を示している。したがって、貯留部30での水位が導通部45の最下部45aの高さに達すると、水位計測部44から導通部45に水が溢れだし、排出部46から外部に水が排出される。したがって、排水管40から水が排出される設定水位とは、導通部45の最下部45a(水位計測部44の最上部44a)と同一の高さであり、導通部45の高さを変更することで変更することができる。設定水位は、気液分離器24の入口25の最下部25aよりも低く、タンク29の出口32の最上部よりも高い範囲内、好ましくは、気液分離器24の入口25の最下部25aよりも低く、タンク29が満水となる水位よりも高い範囲内で任意に設定することができる。
次に、本実施形態のフォークリフト10の作用について説明する。
燃料電池22の発電に伴い、タンク29に水が貯留していくと、タンク29内の水位は上昇していき、次第に連通路28、及び、気液分離器24にも水が貯留していく。フォークリフト10の作業者は、水位計測部44によって水位を確認し、閉塞部材42を適宜取り外すことで、貯留部30内の水をフォークリフト10の外部に排出する。
図5に示すように、気液分離器24の水位が設定水位に達していない状態で、フォークリフト10が旋回し、加速度がフォークリフト10に加わると、タンク29内の水が出口32から排水管40内に押し寄せる。この水によって、第2排水部43の水位は上昇し、これに伴いフロート52も上昇していく。フロート52がストッパ51まで上昇すると、フロート52の外面とストッパ51の開口縁が密着する。この状態では、水位計測部44内のフロート52が設けられていない部分では水位計測部44が、水の流路となるのに対して、フロート52が設けられている部分ではフロート52に設けられた貫通孔53が、水の流路となる。このため、フロート52は、排水管40での流路を他の流路の部分に比べて狭くする狭小部として機能している。フロート52は、ストッパ51によって上昇が規制されるため、狭小部は、水の流通方向における第2排水部43の先端部48よりも上流に設けられている。
フロート52によって水の流路の断面積を小さくすることでフロート52の上下では圧力損失が生じ、水位計測部44内での水位上昇が抑えられる。これによりタンク29から排水管40に流入する水の流量が制限される。このため、フォークリフト10が旋回することで加わる加速度による水の押し上げによって、貯留部30内の水位が設定水位に達していないにも関わらず排水管40から水が排出されることが抑制されている。
図6に示すように、フォークリフト10が旋回したときに、水位計測部44内で上昇する水位は、貫通孔53の直径、及び、フォークリフト10の旋回角度によって異なる(図示では、旋回角度が90度と180度のときを例示)。貫通孔53の直径が小さくなれば、水位計測部44内で上昇する水位は低くなり、フォークリフト10の旋回角度が小さければ水位計測部44内で上昇する水位は低くなる。そして、水位計測部44内での水位の上昇を許容できる許容上昇水位と、フォークリフト10の使用環境における最大旋回角度から貫通孔53の直径、すなわち、貫通孔53の断面積を設定することで、フォークリフト10に加わる加速度で排水管40から水が排出されることを抑制することができる。
また、図7(a)及び(b)に示すように、第1排水部41から排水が行われることがないまま気液分離器24の水位が上昇していくと、第2排水部43での水位も上昇していき、これによりフロート52も上昇していく。フロート52が上昇していき、フロート52の外面とストッパ51の開口縁とが密着すると、フロート52の上昇はストッパ51によって規制される。ストッパ51によってフロート52の上昇が規制されている状態で、更に気液分離器24での水位が上昇していくと、第2排水部43内の水は、ストッパ51の貫通孔53内を流通して、ストッパ51よりも上方に流通する。そして、気液分離器24での水位が設定水位に達すると、第2排水部43から水が排出され、これにより貯留部30の水が入口25に溢れ出すことを抑止している。気液分離器24の水位の上昇速度は、旋回による水位計測部44内での水位の上昇速度よりも緩やかであるため、ストッパ51によって流路の断面積が小さくなっていることの影響が少ない。すなわち、狭小部を設けることによって貯留部30内の水位が設定水位に達したときの第2排水部43からの水の排出が阻害されることがない。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)フロート52の上下で生じる圧力損失によって、フォークリフト10に加速度が加わったときに貯留部30から排水管40に流入する水の流量を制限している。このため、貯留部30の水位が設定水位に達していないにも関わらず、フォークリフト10に加わる加速度によって排水管40から水が排出されることが抑制される。
(2)フロート52は、第2排水部43に設けられている。フォークリフト10に加速度が加わったときに水が排出されるのは第2排水部43であるため、この第2排水部43にフロート52を設けることで、フォークリフト10に加わる加速度によって排水管40から水が排出されることが好適に抑制される。
(3)フロート52は、第2排水部43内の水に浮いているため、第2排水部43内の水位をフロート52によって確認することができる。このため、第2排水部43内の水位を確認しやすい。
(4)フロート52に設けられた貫通孔53を狭小部としているため、第2排水部43内の水位を確認するためのフロート52を利用して狭小部を設けることができる。
(5)第2排水部43は、貯留部30の水位と同水位の水位計測部44を有している。このため、水位計測部44の水位を確認することで、貯留部30の水位を確認することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○図8(a)及び(b)に示すように、ストッパ61に切欠62が設けられていてもよい。フロート63の上昇に伴い、フロート63とストッパ61が密着すると、切欠62が設けられていない部分は、フロート63と密着することで水の流通を規制する一方で、切欠62が設けられている部分は、フロート63とともに水の流路を区画する。このため、フロート63とストッパ61によって、他の部分に比べ流路の断面積の小さい狭小部が区画される。切欠62は、単数でもよいし、複数でもよい。切欠62が複数設けられている場合には、各切欠62によって区画される流路の断面積の合計が狭小部の流路の断面積となる。また、この場合、フロート63には貫通孔が設けられていてもよいし、貫通孔が設けられていなくてもよい。
○第1排水部41に狭小部が設けられていてもよい。この場合、フロート52のように水の流通に伴い移動する部材ではなく、オリフィス板のように流路の断面積を他の部分に比べて小さくする部材を第1排水部41に固定する。この場合でも、実施形態の場合と同様に、排水管40に流入する水の流量が制限される。また、この場合、水位計測部44には、水位を確認することを目的として狭小部を有さないフロート及びストッパを収容してもよいし、フロート及びストッパを設けなくてもよい。
○水位計測部44の断面積よりも小さい断面積の狭小部を有するオリフィス板など、水位計測部44に固定する部材に狭小部を設けてもよい。
○排水管40は、第1排水部41及び第2排水部43を有しているが、第1排水部41と第2排水部43は分離されていてもよい。例えば、タンク29の出口27に、着脱可能な閉塞部材42で閉塞された第1排水部41を連通させる。そして、タンク29の出口27よりも上方に流出口を設けて、この流出口に排水管としての第2排水部43を連通させる。この場合であっても、実施形態と同様の効果を得ることができる。
○ 第2排水部43は、水位計測部44に加え、導通部45及び排出部46を備える構成であったが、水位計測部44の最上部が気液分離器24の入口25より下方に位置していれば、導通部45が無く、上方に水位計測部44が開口する筒状であってもよいし、形状は特に限定されない。
○閉塞部材42は、着脱可能として記載したが、排水管40を開閉可能なバルブを用いてもよい。
○水位計測部44は、内部の水位が確認できればよく、ガラス製などでもよい。
○気液分離器24に連通路28を介してタンク29を連通させ、気液分離器24とタンク29を貯留部30としているが、タンク29を設けず、気液分離器24のみを貯留部30としてもよい。換言すれば、気液分離器24とタンク29とを一体にしてもよい。この場合、排水管40は、気液分離器24に設けられる。
○排水管40、及び、貫通孔53の形状は、円筒でなくてもよく、四角筒状など多角筒状でもよい。フロート52及びストッパ51は、排水管40の形状に合わせて形状を変更してもよい。この場合であっても、貫通孔53の断面積が排水管40の断面積よりも小さければよい。
○ストッパ51は、四角環状など、多角環状でもよい。この場合、ストッパ51の形状に合わせてフロート52の形状も変更する。例えば、ストッパ51が四角環状であれば、フロート52の形状を双四角錐状(八面体状)にすることで、ストッパ51とフロート52が密着するようにする。
○フロート52の形状は、ストッパ51と密着することができる形状であればよい。例えば、フロート52は円柱状であってもよいし、円錐状であってもよい。また、狭小部を構成することができれば、フロート52とストッパ51が密着しない構成であってもよい。
○第1排水部41は、車体11の長さ方向(前後方向)に延びていてもよい。この場合、フォークリフト10の発進、停止に伴う加速度によって第2排水部43から水が排出されることが抑制される。
○燃料電池式産業車両は、フォークリフトに限られず、トラクターなどであってもよい。
○気液分離器24は、遠心分離方式であってもよい。
10…フォークリフト、11…車体、22…燃料電池、30…貯留部、40…排水管、41…第1排水部、42…閉塞部材、43…第2排水部、44…水位計測部、48…先端部、49…端部、51…ストッパ、52…フロート、53…貫通孔。

Claims (3)

  1. 車体に、
    燃料電池と、
    前記燃料電池の発電に伴って排出される水が貯留される貯留部と、
    前記貯留部に連通する第1端部と大気開放された第2端部とを有し、前記貯留部内での水位が予め定められた設定水位まで達したときに前記第2端部から水が排出される排水管とを備えた燃料電池式産業車両であって、
    前記排水管内の前記水の流路には、前記水の流通方向における前記第2端部よりも上流に狭小部が設けられており、
    前記排水管は、前記第1端部、及び、前記排水管を開閉可能とする閉塞部材で閉塞された第3端部を有するとともに水平方向に延びる第1排水部と、前記第1排水部から前記車体の上方に向けて延びるとともに前記第1排水部に連通する端部とは異なる端部が前記第2端部となる第2排水部とを有し、
    前記第2排水部内に前記狭小部が設けられ、
    前記第2排水部内に、
    フロートと、
    前記設定水位よりも前記車体の下方に位置し、前記フロートの上昇を規制するストッパと、を有し、
    前記フロートが前記狭小部を有する燃料電池式産業車両。
  2. 車体に、
    燃料電池と、
    前記燃料電池の発電に伴って排出される水が貯留される貯留部と、
    前記貯留部に連通する第1端部と大気開放された第2端部とを有し、前記貯留部内での水位が予め定められた設定水位まで達したときに前記第2端部から水が排出される排水管とを備えた燃料電池式産業車両であって、
    前記排水管内の前記水の流路には、前記水の流通方向における前記第2端部よりも上流に狭小部が設けられており、
    前記排水管は、前記第1端部、及び、前記排水管を開閉可能とする閉塞部材で閉塞された第3端部を有するとともに水平方向に延びる第1排水部と、前記第1排水部から前記車体の上方に向けて延びるとともに前記第1排水部に連通する端部とは異なる端部が前記第2端部となる第2排水部とを有し、
    前記第2排水部内に前記狭小部が設けられ、
    前記第2排水部内に、
    フロートと、
    前記設定水位よりも前記車体の下方に位置し、前記フロートの上昇を規制するストッパと、を有し、
    前記ストッパは、前記狭小部を区画する切欠を有する燃料電池式産業車両。
  3. 前記第2排水部は、前記貯留部での水位を計測するための水位計測部を有する請求項1又は請求項に記載の燃料電池式産業車両。
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