JP6400974B2 - 非常時led灯 - Google Patents

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Description

本発明は非常時LED灯に関し、特に既存の照明器具に簡単にセットでき、必要に応じて携帯可能な非常灯や誘導灯を構成することができるようにしたLED灯に関する。
ビルディング、ホテル、工場、地下街などでは照明器具のスイッチをOFFにしても一定時間点灯(時限点灯)させ、あるいは照明器具が消灯しても非常灯や誘導灯を一定時間点灯させることが求められている。
そこで、商用電源を整流しあるいは照明の光を受けたソーラパネルの起電力をコンデンサや充電池に充電し、照明器具のスイッチがOFFされたときにコンデンサや充電池から照明器具に通電して時限点灯させ、あるいは照明器具が消灯したときにコンデンサや充電池から非常灯や誘導灯に通電して時限点灯させることが行われている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。
特開2008−192591号公報 特開2006−012674号公報 特開2010−73334号公報 特開2011−198735号公報
しかし、特許文献1〜4記載の時限点灯装置では照明器具の製造時に予め組み込まれる必要があり、既存の照明器具に簡単に設置することは難しかった。
本発明はかかる問題点に鑑み、既存の照明器具の所望の箇所に簡単に設置することができるようにした非常時LED灯を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る非常時LED灯は、照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電し、照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに、上記充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯において、2本のアーム部で照明灯ランプ管を着脱可能に挟持させるか、2本のアーム部の先端部分を相互に着脱可能に係合させて該2本のアーム部を照明灯ランプ管に抱きつかせるか、あるいは照明灯リフレクタに着脱可能に磁着されることによって、照明灯ランプ管又は照明灯リフレクタに着脱可能に取付けられる携帯可能なベースと、該ベースに照明灯ランプ管に対面するように設けられ、照明灯の光を受光して発電するソーラパネルと、上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する一方、電源から照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに上記LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つはベースに取付けられた2本のアーム部で照明灯ランプ管を着脱可能に挟持させるか、2本のアーム部の先端部分を相互に着脱可能に係合させて照明灯ランプ管に抱きつかせるか、照明灯リフレクタに着脱可能に磁着することによって、LED灯を照明灯ランプ管や照明灯リフレクタに着脱自在に取付けるようにした点にある。
これにより、LED灯を既存の照明灯ランプ管に吊り下げ、リフレクタに磁着することによって、照明器具の所望の箇所に簡単に設置することができる。
また、アーム部を照明灯ランプ管から取り外すか、照明灯リフレクタへの磁着を外すことによって、LED灯を簡単に取り外して時限点灯させながら持ち運ぶことができ、使い勝手のよい非常灯や誘導灯を得ることができる。
また、LED灯を既存の照明灯ランプ管やリフレクタに取付けたままで、照明灯の光によって充電池やコンデンサを充電するとともにLEDを点灯させる一方、充電が停止したときは時限点灯させることによって、誘導灯として利用することもできる。
即ち、本発明に係る非常時LED灯は、照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電する一方、充電した電力によって時限点灯して誘導灯を構成するようにした非常時LED灯において、逆U字状の抱持部に照明灯ランプ管を挿通させるか、照明灯リフレクタに磁着されるか、又は照明灯前面カバーに接着又は粘着されることによって、照明灯ランプ管、照明灯リフレクタ又は照明灯前面カバーに取付けられるベースと、該ベースに照明灯ランプ管に対面するように設けられ、照明灯の光を受光して発電するソーラパネルと、上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電するとともに上記LEDを点灯させる一方、充電池又はコンデンサへの充電が停止した後は充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ上記LEDを時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする。
ここで、LEDをベースに対して着脱可能なLED灯を構成すると、携帯式の誘導灯として利用することができる。
充電池又はコンデンサへの充電を長時間継続すると、充電池又はコンデンサが過充電され、動作の信頼性が損なわれるおそれがある。そこで、充電池又はコンデンサの充電電圧が基準電圧に達したときに充電を停止させるようにすると、充電池又はコンデンサが過充電されることはなく、動作信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る非常時LED灯は高輝度ランプ管を傘に内蔵した構造を有し、屋外照明等に利用される高輝度放電灯、例えば水銀灯、メタルハライドランプあるいはナトリウムランプの傘に取付けて使用することもできる。即ち、本発明に係る非常時LED灯は、高輝度ランプ管を傘に内蔵した構造の高輝度放電灯の点灯時に高輝度放電灯の光を受けて充電し、高輝度放電灯への通電が遮断され又は高輝度放電灯が消灯したときに、上記充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯であって、少なくとも3本の吊り具の係止手段を高輝度放電灯の傘に着脱可能に係止することによって、高輝度ランプ管から50°C以下の温度領域に着脱可能に吊り下げられる携帯可能なベースと、該ベースに高輝度ランプ管に対面するように設けられ、高輝度ランプ管の光を受光して発電するソーラパネルと、上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する一方、電源から高輝度放電灯への通電が遮断され又は高輝度放電灯が消灯したときに上記LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする。
また、上記の吊り下げタイプの非常時LED灯は水銀灯型LED灯に適用することもできる。即ち、本発明に係る非常時LED灯は、ランプ管に傘を設けた構造の高輝度放電灯型の照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電し、照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに、上記充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯であって、少なくとも3本の吊り具の係止手段を照明灯の傘に着脱可能に係止することによって、照明灯の傘に着脱可能に吊り下げられる携帯可能なベースと、該ベースに照明灯ランプ管に対面するように設けられ、ランプ管の光を受光して発電するソーラパネルと、上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する一方、電源から照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに上記LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る非常時LED灯の実施形態を示す概略斜視図である。 上記実施形態を示す底面図である。 上記実施形態の蛍光灯ランプ管への取付け状態を示す概略斜視図である。 上記実施形態における回路構成例を示す図である。 第2の実施形態を示す概略斜視図である。 第3の実施形態を示す概略斜視図である。 第3の実施形態における回路構成例を示す図である。 第4の実施形態を示す要部斜視図である。 上記実施形態を示す分解斜視図である。 第5の実施形態を示す要部斜視図である。 上記実施形態を示す要部側面図である。 第6の実施形態を示す概略斜視図である。 上記実施形態の蛍光灯リフレクタへの取付け状態を示す概略図である。 第7の実施形態を示す概略斜視図である。 上記実施形態の蛍光灯前面カバーへの取付け状態を示す概略図である。 第8の実施形態における回路構成例を示す図である。 第9の実施形態を示す構成図である。 上記実施形態の変形例を示す図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る非常時LED灯の第1の実施形態を示す。非常時LED灯10では円筒状のベース11の側壁面に半筒状の取付け部11Aが180°の角度間隔をあけて形成され、取付け部11Aには2本のアーム片12が差し込まれて下端の大径部によって抜け止めされ、アーム片12は軟質の合成樹脂材料で製作されて可撓性を有し、一方のアーム片12の先端部には筒状の連結部材12Aが固定され、連結部材12Aに他方のアーム片12の先端部分が抜き差し可能に差し込まれて、2本のアーム片12の先端部分が相互に着脱可能に係合されるようになっている。
また、ベース11の頂面にはソーラパネル13が設けられ、ベース11の底面にはLED14が設けられ、ベース11内にはソーラパネル13の起電力を電源としてスーパーキャパシタ21を充電する一方、電源から照明灯への通電が遮断されたことを検知してLED14をスーパーキャパシタ21の放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路20、及びスーパーキャパシタ21の充電電圧を基準電圧と比較して充電電圧が基準電圧に達したときに通電回路20による充電を停止させる充電制御回路22が内蔵されている。
図4は通電回路20及び充電制御回路22の回路構成例を示す。図において、ソーラパネル13は通電回路20及びスーパーキャパシタ21が直列に接続され、通電回路20及びスーパーキャパシタ21は相互に並列に接続されている。
通電回路20ではトランジスタ20B、20C、20D、チョークコイル20F、コンデンサ20D、20H、ショットキーバリアダイオード20J、抵抗20K、20L及びCdSセル20Eによってブロッキング発振回路が構成されており、通電停止や故障などによって照明灯が消灯されたときに発振してLED14をスーパーキャパシタ21の放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させるようになっている。
また、スーパーキャパシタ21には充電制御回路22が設けられている。この放電制御回路22はトランジスタ22Aと比較器22Bを有し、ソーラパネル13の発電電圧を抵抗で降圧した電圧を基準電圧とし、スーパーキャパシタ21の充電電圧と比較し、充電電圧が基準電圧に達したときにトランジスタ22AをOFFとし、スーパーキャパシタ21の充電を停止させるようになっている。
次に、動作について説明する。照明灯の点灯中にはソーラパネル13が受光して電力を発電し、スーパーキャパシタ21を充電している。スーパーキャパシタ21の充電電圧が基準電圧に達すると、充電制御回路22では比較回路22Bの出力が’L’となり、トランジスタ22AがOFFとなるので、スーパーキャパシタ21の充電は停止され、これによって過充電は未然に防止される。
他方、通電回路20ではトランジスタ23Bのベースにはスーパーキャパシタ21の電圧がCdSセル20E及び抵抗20Kの抵抗値によって決まる電圧が印加されるが、照明灯が点灯して明るい状態ではCdSセル20Eの抵抗値は低く、トランジスタ23Bのベースには高電圧が印加されてトランジスタ23BはONとなり、通電回路20はブロッキング発振を行わず、LED14は点灯しない。
また、通電の停止や照明器具の故障などによって照明灯が消灯すると、CdSセル20Eの抵抗値が大きくなり、トランジスタ23Bのベース電圧は低くなり、トランジスタ23BはOFFとなる。すると、トランジスタ20BもOFFとなり、発振回路がブロッキング発振をしてLED14をスーパーキャパシタ21の放電時定数によって決まる時間の間点灯(時限点灯)させる。
したがって、本例の非常時LED灯10の2本のアーム片12を既存の照明器具の照明灯ランプ管50の下側から挟み込み、アーム片12の先端部分を係合させると、非常時LED灯10を照明灯ランプ管50から吊り下げることができる。
照明灯が点灯中には非常時LED灯10のソーラパネル13が照明灯ランプ管50の光を受けて発電してスーパーキャパシタ21を充電する一方、照明灯が消灯し、あるいは照明器具が故障すると、非常時LED灯10のLED14が時限点灯するので、誘導灯として利用することができ、又アーム片12の係合を外すと、非常時LED灯10を手に持って一定時間だけ、したがって避難するのに十分な時間だけ点灯する非常灯として利用することもできる。
図5は第2の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では2本のアーム片12の下端部がベース11の両側面のブラケットに揺動自在に枢支され、2本のアーム片12はその基部12Cにおいてコイルばね(図示せず)によって相互に接近する方向に揺動付勢され、アーム片12の先端部には円弧状の挟持片12Bが設けられ、照明灯ランプ管50を挟持できるようになっている。このように、アーム片12で照明灯ランプ管50を着脱可能に挟持させるようにしてもよい。
図6は第3の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではベース11の両側面に抱持部12’の両端部が金具や接着によって固定されており、照明灯ランプ管50を照明器具から外して抱持部12’に通し、照明器具にセットすることによって、本例の非常時LED灯10’を照明灯ランプ管50から吊り下げることができる。
図7は第3の実施形態における通電回路20及び充電制御回路22の回路構成例を示し、図において図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではCdSセル20Eに代えて高抵抗値の抵抗20Mが設けられており、照明灯の点灯中にはソーラパネル13が照明を受光して発電してスーパーキャパシタ21に充電するとともに、通電回路20がブロッキング発振してLED14を点灯させる一方、照明灯の消灯時にはソーラパネル13はスーパーキャパシタ21への充電を停止するが、通電回路20がブロッキング発振してLED14を、スーパーキャパシタ21の放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させるようになっている。
図8及び図9は第4の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではベース11は長楕円筒状に製作され、ベース11の両側壁面に嵌込み凹部11Bが形成され、嵌込み凹部11Bには金属板製の抱持片12”の両下端が嵌め込まれて抱持片12”がベース11に取付けられるようになっている。
図10及び図11は第5の実施形態を示し、図において図8及び図9と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではベース11は両端下部が丸くなった矩形ボックス状に製作され、ベース11の両端両側面に係合ピン(図示せず)が設けられ、係合ピンには金属板製の抱持片12”の両下端の係止フック12”Aが嵌め込まれて抱持片12”がベース11に取付けられるようになっている。
図12及び図13は第6の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例の非常時LED灯10”ではベース11’はボックス状をなし、磁石(図示せず)によって照明灯リフレクタ51に磁着可能に設けられ、ベース11’の上面にはソーラパネル13が固定され、又ベース11’の上面側部にはLED灯14’が取外し可能に装着されている。
本例の非常時LED灯10”ではソーラパネル13が照明灯ランプ管50に対面するように照明灯リフレクタ51にベース11’を磁着させる。すると、第3の実施形態と同様に、照明灯の点灯中にはソーラパネル13が照明を受光して発電してスーパーキャパシタに充電するとともに、通電回路がブロッキング発振してLED灯14’を点灯させる一方、照明灯の消灯時にはソーラパネル13はスーパーキャパシタへの充電を停止するが、通電回路はブロッキング発振してLED灯14’を、スーパーキャパシタの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる。
したがって、本例の非常時LED灯10”では誘導灯として利用することもでき、LED灯14’をベース11’から抜き出して、時限点灯する非常灯として利用することもできる。
図14及び図15は第7の実施形態を示し、図において図12ないし図13と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例の非常時LED灯10”ではベース11”はホルダー状をなし、ベース11”の側方にはソーラパネル13が固定され、又ベース11”の下面にはLED灯14”が取外し可能に装着されている。
本例の非常時LED灯10”では照明灯の前面が透明カバー52で覆われているときに、ソーラパネル13が照明灯ランプ管50に対面するように照明灯前面カバー52にベース11’を接着又は粘着させる。すると、第6の実施形態と同様に、照明灯の点灯中にはソーラパネル13が照明を受光して発電してスーパーキャパシタに充電するとともに、通電回路がブロッキング発振してLED灯14”を点灯させる一方、照明灯の消灯時にはソーラパネル13はスーパーキャパシタへの充電を停止するが、通電回路はブロッキング発振してLED灯14”を、スーパーキャパシタの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる。
なお、通電回路及び充電制御回路その他の電気系はベース11’に搭載してもよいが、上述のようにLED灯14’をベース11’から引き抜いて使用する場合には通電回路及び充電制御回路その他の電気系はLED灯14’に内蔵する必要がある。
図16は第8の実施形態を示し、図において図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではソーラパネル13は通電回路20及びスーパーキャパシタ21が直列に接続され、通電回路20及びスーパーキャパシタ21は相互に並列に接続されている。
通電回路20はトランジスタ20N、抵抗20L及びCdSセル20Mによって構成され、通電停止や故障などによって照明灯が消灯されたときにLED14をスーパーキャパシタ21の放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させるようになっている。
次に、動作について説明する。照明灯の点灯中にはソーラパネル13が受光して電力を発電し、スーパーキャパシタ21を充電している。他方、通電回路20ではトランジスタ23Nのベースにはスーパーキャパシタ21の電圧がCdSセル20M及び抵抗20Lの抵抗値によって決まる電圧が印加されるが、照明灯が点灯して明るい状態ではCdSセル20Mの抵抗値は低く、トランジスタ23Nのベースには低電圧が印加されてトランジスタ23NはOFFとなっており、LED14は点灯しない。
また、通電の停止や照明器具の故障などによって照明灯が消灯すると、CdSセル20Mの抵抗値が大きくなり、トランジスタ23Nのベース電圧は高くなり、トランジスタ23NはONとなる。すると、LED14はスーパーキャパシタ21の放電時定数によって決まる時間の間点灯(時限点灯)する。
図17は第9の実施形態を示す。図において、水銀灯(高電圧放電灯)60は傘61内水銀灯ランプ管62を内蔵して構成され、傘61の下端61Aには3つのクリップ(係止手段)71が等しい角度間隔をあけて着脱可能に係止され、クリップ71はワイヤー(吊り具)70の先端に取付けられ、ワイヤー70は非常時LED灯10のベースに固定されており、こうして非常時LED灯10は水銀灯ランプ管62から40°C〜50°Cの温度領域に吊り下げられている。
水銀灯60の点灯時には水銀灯60の光を受けたソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する。他方、商用電源から水銀灯60への通電が遮断され又は水銀灯60が消灯したときに、LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させるようになっている。なお、非常時LED灯10の構造はアーム片12や抱持片12’、12''を除き第1ないし第6の実施形態と実質的に同一であるので、その詳細な説明は省略する。
図18は第9の実施形態の変形例を示す。図において図17と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では水銀灯型のLED灯80の下端81Aに非常時LED灯10を少なくとも3つのクリップ71はワイヤー70とによって吊り下げ、LED灯80の点灯時にはLED82の光を受けたソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する。他方、商用電源からLED灯80への通電が遮断され又はLED灯80が消灯したときに、LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させるようになっている。
10、10’、10” 非常時LED灯
11、11’、11” ベース
12 アーム片(アーム部)
12’、12” 抱持片(抱持部)
13 ソーラパネル
14 LED
14’:14” LED灯
20 通電回路
21 スーパーキャパシタ
22 CdSセル
50 照明灯ランプ管
51 照明灯リフレクタ
60 水銀灯(高輝度放電灯)
61 傘
62 水銀灯ランプ管
70 ワイヤー(吊り具)
71 クリップ(係止手段)
80 水銀灯型LED灯
81 傘
82 LED

Claims (6)

  1. 照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電し、照明灯への通電が遮断されたときに充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯において、
    2本のアーム部(12)で照明灯ランプ管(50)を着脱可能に挟持させるか、2本のアーム部(12)の先端部分を相互に着脱可能に係合させて該2本のアーム部(12)を照明灯ランプ管(50)に抱きつかせることによって、照明灯ランプ管(50)に着脱可能に取付けられる携帯可能なベース(10)と、
    該ベース(10)に照明灯ランプ管(50)に対面するように設けられ、照明灯の光を受光して発電するソーラパネル(13)と、
    上記ベース(10)に設けられ、充電された充電池(21)又はコンデンサを電源として点灯するLED(14)と、
    上記ベース(10)に内蔵され、上記ソーラパネル(13)の起電力を電源として充電池(21)又はコンデンサを充電する一方、電源から照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに上記LED(14)を充電池(21)又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路(20)と、
    を備えたことを特徴とする非常時LED灯。
  2. 照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電する一方、充電した電力によって時限点灯して誘導灯を構成するようにした非常時LED灯において、
    逆U字状の抱持部(12’)に照明灯ランプ管(50)を挿通させるか又は照明灯前面カバー(52)に接着又は粘着されることによって、照明灯ランプ管(50)又は照明灯前面カバー(52)に取付けられるベース(11、11’、11”)と、
    該ベース(11、11’、11”)に照明灯ランプ管(50)に対面するように設けられ、照明灯の光を受光して発電するソーラパネル(13)と、
    上記ベース(11、11’、11”)に設けられ、充電された上記充電池(21)又はコンデンサを電源として点灯するLED(14)と、
    上記ベース(11、11’、11”)に内蔵され、上記ソーラパネル(13)の起電力を電源として充電池(21)又はコンデンサを充電するとともに上記LED(14)を点灯させる一方、充電池(21)又はコンデンサへの充電が停止した後は充電池(21)又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ上記LED(14)を時限点灯させる通電回路(20)と、
    を備えたことを特徴とする非常時LED灯。
  3. 上記LED(14)は、上記ベース(11’、11”)に対して着脱可能なLED灯(14’、14”)を構成している請求項2記載の非常時LED灯。
  4. 上記充電池(21)又はコンデンサの充電電圧を基準電圧と比較し、充電電圧が基準電圧に達したときに上記通電回路(20)による充電を停止させる充電制御回路(21)を、さらに備えた請求項1又は2記載の非常時LED灯。
  5. 高輝度ランプ管を傘に内蔵した構造の高輝度放電灯の点灯時に高輝度放電灯の光を受けて充電し、高輝度放電灯への通電が遮断され又は高輝度放電灯が消灯したときに、上記充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯であって、
    少なくとも3本の吊り具(70)の係止手段(71)を高輝度放電灯(60)の傘(61)に着脱可能に係止することによって、高輝度ランプ管(62)から50°C以下の温度領域に着脱可能に吊り下げられる携帯可能なベースと、
    該ベースに高輝度ランプ管(62)に対面するように設けられ、高輝度ランプ管(62)の光を受光して発電するソーラパネルと、
    上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、
    上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する一方、電源から高輝度放電灯(60)への通電が遮断され又は高輝度放電灯(60)が消灯したときに上記LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする非常時LED灯。
  6. ランプ管に傘を設けた構造の高輝度放電灯型照明灯の点灯時に照明灯の光を受けて充電し、照明灯への通電が遮断され又は照明灯が消灯したときに、上記充電した電力によって時限点灯して携帯可能な非常灯又は誘導灯を構成するようにした非常時LED灯であって、
    少なくとも3本の吊り具(70)の係止手段(71)を照明灯(80)の傘(81)に着脱可能に係止することによって、照明灯(80)の傘(81)に着脱可能に吊り下げられる携帯可能なベースと、
    該ベースに照明灯ランプ管(82)に対面するように設けられ、照明灯ランプ管(82)の光を受光して発電するソーラパネルと、
    上記ベースに設けられ、充電された上記充電池又はコンデンサを電源として点灯するLEDと、
    上記ベースに内蔵され、上記ソーラパネルの起電力を電源として充電池又はコンデンサを充電する一方、電源から照明灯(80)への通電が遮断され又は照明灯(80)が消灯したときに上記LEDを充電池又はコンデンサの放電定数によって決まる時間だけ時限点灯させる通電回路と、を備えたことを特徴とする非常時LED灯。
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