JP6400125B2 - ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス - Google Patents

ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス Download PDF

Info

Publication number
JP6400125B2
JP6400125B2 JP2016571238A JP2016571238A JP6400125B2 JP 6400125 B2 JP6400125 B2 JP 6400125B2 JP 2016571238 A JP2016571238 A JP 2016571238A JP 2016571238 A JP2016571238 A JP 2016571238A JP 6400125 B2 JP6400125 B2 JP 6400125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
polymer composition
reactor
solvent
pelletized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016571238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017519072A (ja
Inventor
ブライアン・ダブリュ・コルトハマー
マイケル・ジェイ・ゾッグ・ジュニア
Original Assignee
ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー
ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=51063875&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6400125(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー, ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー filed Critical ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー
Publication of JP2017519072A publication Critical patent/JP2017519072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6400125B2 publication Critical patent/JP6400125B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/02Making granules by dividing preformed material
    • B29B9/06Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
    • B29B9/065Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F10/06Propene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/04Polymerisation in solution
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/12Making granules characterised by structure or composition

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス、及びペレット化ポリマー組成物に関する。
ポリオレフィン、例えば、ポリエチレン及びポリプロピレンなどのポリマー材料は、通常、水中ペレタイザを介してペレットに形成される。ペレット化ポリマー形態は、このようなポリマー材料の輸送を容易にする。しかしながら、低粘度低分子量のポリマー材料は、追加の費用をかけることなく従来の連続プロセスを介してペレット化することが困難である。
したがって、いかなる追加の費用も制限しながら、従来の連続プロセスを介して低粘度低分子量のポリマー材料のペレット化を容易にするペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセスに対する必要性が存在する。
本発明は、ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス、及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
一実施形態では、本発明は、(1)1つ以上のα−オレフィンを1つ以上の溶液反応器中で重合し、これによって、1つ以上の溶媒を含む融解ポリマー組成物を生成することと、(2)該1つ以上の溶媒の少なくとも一部を除去し、これによって、低溶媒含有量(通常、重量ベースで、ポリマーの1,000百万分率未満の溶媒)を有するポリマー組成物を形成することと、(3)低溶媒含有量を有するポリマー組成物の結晶化点以上の範囲の温度から、(低溶媒含有量を有するポリマー組成物の結晶化点+20℃)の範囲の温度以下まで、低溶媒含有量を有する該ポリマー組成物から熱を除去し、これによって、粘性ポリマー溶融物を形成することと、(4)該粘性ポリマー溶融物を水中ペレタイザを介してペレット化し、これによって、該ペレット化ポリマー組成物を形成することと、を含む、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセスを提供する。
代替的な実施形態では、本発明は、本発明のプロセスを介して生成されたペレット化ポリマー組成物を更に提供し、各ペレット化ポリマー組成物は、6mm未満からの範囲の直径を有する。
代替的な実施形態では、本発明は、α−オレフィンが、エチレン、プロピレン、またはこれらの組み合わせであること以外は、前述の実施形態のいずれかに従う、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
代替的な実施形態では、本発明は、ペレット化ポリマー組成物が、ASTM D1084に従って測定される際、177℃において100,000cP未満の粘度を有すること以外は、前述の実施形態のいずれかに従う、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
本発明を例証する目的で、例示である形態が図面で示されているが、本発明は、図示された精密な配設及び手段に限定されるものではないことが理解される。
本発明の第1の実施形態を例示する図である。
本発明は、ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス、及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
本発明によるペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセスは、(1)1つ以上のα−オレフィンを1つ以上の溶液反応器中で重合し、これによって、1つ以上の溶媒を含む融解ポリマー組成物を生成することと、(2)該1つ以上の溶媒の少なくとも一部を除去し、これによって、低溶媒含有量(通常、重量ベースで、ポリマーの1,000百万分率未満の溶媒)を有するポリマー組成物を形成することと、(3)低溶媒含有量を有するポリマー組成物の結晶化点以上の範囲の温度から、(低溶媒含有量を有するポリマー組成物の結晶化点+20℃)の範囲の温度以下まで、低溶媒含有量を有する該ポリマー組成物から熱を除去し、これによって、粘性ポリマー溶融物を形成することと、(4)該粘性ポリマー溶融物を水中ペレタイザを介してペレット化し、これによって、該ペレット化ポリマー組成物を形成することと、を含む。
一実施形態では、本発明は、本発明のプロセスを介して生成されたペレット化ポリマー組成物を更に提供し、各ペレット化ポリマー組成物は、6mm未満からの範囲の直径を有する。
一実施形態では、本発明のプロセスは、ASTM D792に従って測定された0.850〜0.910g/cmの範囲の密度、ASTM D1084に従って測定された、177℃における100,000cP未満からの範囲の粘度、10,000〜50,000g/モルの範囲の重量平均分子量(M)、及び/または1.8〜3.5の範囲の分子量分布を有する、エチレン系組成物を生成するために採用される。
一実施形態では、本発明のプロセスは、ASTM D792に従って測定された0.850〜0.910g/cmの範囲の密度、ASTM D1084に従って測定された、177℃における100,000cP未満からの範囲の粘度、10,000〜50,000g/モルの範囲の重量平均分子量(M)、及び/または1.8〜3.5の範囲の分子量分布を有する、プロピレン系組成物を生成するために採用される。
代替的な実施形態では、本発明は、α−オレフィンが、エチレン、プロピレン、またはこれらの組み合わせであること以外は、前述の実施形態のいずれかに従う、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
代替的な実施形態では、本発明は、各ペレット化ポリマー組成物が、6mm未満からの範囲の直径を有すること以外は、前述の実施形態のいずれかに従う、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
代替的な実施形態では、本発明は、ペレット化ポリマー組成物が、ASTM D1084に従って測定される際、177℃において100,000cP未満の粘度を有すること以外は、前述の実施形態のいずれかに従う、ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス及びペレット化ポリマー組成物を提供する。
本発明による重合プロセスは、オレフィン系ポリマー、例えば、エチレンポリマーまたはプロピレンポリマーを生成するために、1つ以上の従来の反応器、例えば、ループ反応器、等温反応器、プラグ流反応器、及び/または撹拌タンク反応器を、連続またはバッチモードで、並列で、直列で、及び/またはこれらの任意の組み合わせで使用する、溶液重合プロセスである。
図1を参照すると、一般的には、溶液相重合プロセスは、100〜300℃の温度範囲で、例えば、120〜190℃で、300〜1,000psigの範囲の圧力で、例えば、400〜750psigで、1つ以上のループ反応器または1つ以上の等温反応器などの、1つ以上の十分に撹拌された反応器内で行われる。溶液相重合プロセスにおける滞留時間は、通常、2〜30分の範囲、例えば、5〜20分である。1つ以上のα−オレフィン、例えば、エチレンまたはプロピレン、溶媒、水素、1つ以上の触媒系、及び任意に1つ以上のコモノマーが、反応器に連続的に供給される。例示的な溶媒としては、イソパラフィン及びナフテン系溶媒が含まれるが、これらに限定されない。例えば、このような溶媒は、ExxonMobil Chemical Co.,Houston、Texasから商品名ISOPAR Eで、またはShell Chemicals Europeから商品名SBP100/140で市販されている。重合反応器(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解モノマーを収容する)からの流出液は、反応器を出て、これが不活性化剤及び任意に酸掃去剤(通常は、ステアリン酸カルシウム及び水和に伴う水)と接触されるゾーンに入り、反応を停止させ、かつ塩化水素を捕捉する。加えて、抗酸化剤などの種々の添加剤を、この時点で添加することができる。次いで、この流れは、ケニックスらせん状静的混合要素などの別の組の静的混合要素を通って進み、触媒キル及び添加剤を均一に分散させる。流出液(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解ポリマーを含有する)は、熱交換器を通過して、ポリマーを他の低沸点反応成分から分離するための調製において、この流れの温度を上昇させる。次いで、この流れは、特定の標的において、反応器の圧力を維持することを担う、圧力降下制御弁を通過する。次いで、この流れは、多段分離及び揮発分除去システムに流入し、ここでは、ポリマーが、溶媒、水素、ならびに未反応モノマー及びコモノマーから除去される。反応器に再度流入する前に、不純物が、再利用される低沸点反応成分から除去される。分離かつ揮発分除去されたポリマー溶融物は、熱交換器にポンプ圧送され、流れの温度を200℃未満の範囲の温度、例えば、170℃未満に、または50〜110℃の範囲に下降させ、これによって、冷却されたポリマー溶融物を生成する。その後、冷却されたポリマー溶融物は、水中ペレット化のために特別に設計されたダイにポンプ圧送され、均一の固体ペレットに切断され、乾燥され、ホッパーに移される。初期ポリマー特性の検証後に、固体ポリマーペレットは、保管装置に移される。揮発分除去ステップにおいて除去された部分は、再利用または破壊されてもよい。例えば、溶媒の大部分は、精製床を通過した後に、反応器に戻され再利用される。この再利用される溶媒は、未反応のコモノマーをその中に依然として有し、これは、反応器に再流入する前に、新しいコモノマーで強化される。この再利用溶媒は、依然としていくらかの水素を有する可能性があり、この水素は、その後、新しい水素で強化される。
本発明によるポリマーペレットは、1,500ppm(重量ベースの百万分率)未満、例えば、1,000ppm未満の、または代替的に500ppm未満の、ペレット化の直後に測定された揮発性不純物を有する。
本発明によるポリマー組成物は、ASTM D1084に従って測定されるとき、100,000cP未満の、例えば、1,000〜30,000cPの範囲の粘度を有する。
一実施形態では、オレフィン系ポリマー、例えば、エチレンポリマーまたはプロピレンポリマーは、以下の手順に従って、ループ反応器内の溶液相重合プロセスを介して、触媒組成物を使用して調製されてもよい。全ての原材料(エチレン、及び任意に、プロピレンまたは1−オクテンなどの1つ以上のα−オレフィンコモノマー)及びプロセス溶媒(イソパラフィン溶媒、例えば、ISOPAR E)は、反応環境に導入される前に、分子篩で精製される。水素は、高純度グレードとして供給され、それ以上精製されない。反応器のモノマー供給(エチレン)流は、機械的コンプレッサを介して、反応圧力よりも高い圧力、例えば、750psigに加圧される。溶媒及びコモノマー(ポリプロピレンまたは1−オクテンなどの1つ以上のα−オレフィンコモノマー)供給は、機械的容積移送式ポンプを介して、反応圧力よりも高い圧力、例えば、750psigに加圧される。個々の触媒成分は、精製溶媒(ISOPAR E)で特定の成分濃度まで手動でバッチ希釈され、反応圧力よりも高い圧力、例えば750psigに加圧することができる。全ての反応供給流は、質量流量計で測定され、コンピュータによって自動化された弁制御システムで個々に制御することができる。
連続溶液重合反応器は、液体が満ちた、非断熱の、等温の循環ループからなってもよい。全ての新しい溶媒、モノマー、コモノマー、水素、及び触媒成分の供給の個々の制御が可能である。組み合わされた溶媒、モノマー、コモノマー、及び水素供給は、供給流を熱交換器に通過させることによって、5〜50℃のどこでも、通常は、40℃に温度制御される。重合反応器への新しいコモノマー供給は、コモノマーを再利用溶媒に添加するように整列される。重合反応器への新しい供給の全ては、例えば、2か所で、各注入位置間で反応器容積とほぼ等しい容積で反応器に注入される。新しい供給は、通常、例えば、新しい供給質量流量全体の半分を受容する、各注入器で制御される。触媒成分は、例えば、特別に設計された注入口装置を通して重合反応器の中に注入され、反応器への注入の前に、1つの混合された触媒前駆体/共触媒供給流に組み合わされる。触媒前駆体成分供給は、特定の対象において反応器のモノマー濃度を維持するようにコンピュータ制御される。共触媒成分は、計算された触媒前駆体成分に対する特定のモル比に基づいて供給される。それぞれの新しい注入位置(供給原料または触媒のいずれかの)にすぐ後で、供給流は、ケニックスらせん状静的混合要素などの静的混合要素で、循環する重合反応器の内容物と混合される。反応器の内容物は、反応物の熱の大部分を除去することを担う熱交換器を通して、かつ特定の温度において等温反応環境を維持することを担う冷却材側の温度で、連続的に循環される。反応器ループの周りの循環は、ねじポンプによって提供することができる。重合反応器(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解ポリマーを収容する)からの流出液は、反応器を出て、これが不活性化剤及び任意に酸掃去剤(通常は、ステアリン酸カルシウム及び水和に伴う水)と接触されるゾーンに流入して、反応を停止させ、かつ塩化水素を捕捉する。加えて、抗酸化剤などの種々の添加剤を、この時点で添加することができる。次いで、流れは、ケニックスらせん状静的混合要素などの別の組の静的混合要素を通って進み、触媒キル及び添加剤を均一に分散させる。流出液(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解ポリマーを含有する)は、熱交換器を通過して、ポリマーを他の低沸点反応成分から分離するための調製において、流れの温度を上昇させる。次いで、この流れは、特定の標的において、反応器の圧力を維持することを担う、圧力降下制御弁を通過する。次いで、この流れは、二段分離及び揮発分除去システムに流入し、ここでは、ポリマーが溶媒、水素、ならびに未反応モノマー及びコモノマーから除去される。反応器に再度流入する前に、不純物が、再利用される低沸点反応成分から除去される。分離かつ揮発分除去されたポリマー溶融物は、熱交換器にポンプ圧送され、流れの温度を200℃未満の範囲の温度、例えば、170℃未満に、または50〜110℃の範囲に下降させ、これによって、冷却されたポリマー溶融物を生成する。その後、冷却されたポリマー溶融物は、水中ペレット化のために特別に設計されたダイにポンプ圧送され、均一の固体ペレットに切断され、乾燥され、ホッパーに移される。初期ポリマー特性の検証後に、固体ポリマーペレットは、保管装置に移される。揮発分除去ステップにおいて除去された部分は、再利用されてもまたは破壊されてもよい。例えば、溶媒の大部分は、精製床を通過した後に、反応器に戻され再利用される。この再利用される溶媒は、未反応のコモノマーをその中に依然として有し、これは、反応器に再流入する前に、新しいコモノマーで強化される。この再利用溶媒は、依然としていくらかの水素を有する可能性があり、この水素は、その後、新しい水素で強化される。
本発明によるポリマーペレットは、1,500ppm未満の、例えば、1,000ppm未満の、または代替的に500ppm未満の、ペレット化の直後に測定された揮発性不純物を有する。
本発明によるポリマーペレットは、ASTM D1084に従って測定されるとき、100,000cP未満の、例えば、1,000〜30,000cPの範囲の粘度を有する。
一実施形態では、以下の手順に従って、直列に連結された2つの断熱撹拌タンク反応器内で溶液相重合プロセスを介して、オレフィン系ポリマー、例えば、エチレンポリマーまたはプロピレンポリマーは、エチレンまたはプロピレンを重合するのに好適な1つ以上の触媒系、及び任意に1つ以上のα−オレフィンコモノマーを用いて調製されてもよい。エチレンモノマーまたはプロピレンモノマー、任意に1つ以上のα−オレフィンコモノマー、及び水素は、溶媒、例えば、ISOPAR Eなどのイソパラフィン溶媒と組み合される。水、二酸化炭素、イオウ系化合物などの不純物が、供給流から除去され、供給流は、反応器に入る前に、5〜60℃の範囲の温度、例えば、約13℃に冷却される。反応の大部分、すなわち、反応の85〜90パーセントは、第1の撹拌タンク反応器内で行うことができる。混合は、ポリマー/触媒前駆体/共触媒/溶媒/エチレンまたはプロピレン/任意に1つ以上のα−オレフィンコモノマー/水素溶液を、混合羽根を装備した1つ以上の撹拌器で循環させることを介して達成することができる。供給材料(エチレンまたはプロピレン/任意のコモノマー/溶媒/水素)は、例えば、底部から反応器に流入してもよく、触媒前駆体/共触媒は、供給材料からは別個に、また底部から反応器に流入してもよい。第1の反応器の温度は、120〜190℃の範囲、例えば、約175℃であり、反応器の圧力は、400〜1,000psigの範囲、例えば、約500psigである。第1の反応器と直列した第2の反応器の温度は、残りの反応の約10〜15パーセントが起こり、追加の触媒またはモノマーが添加されない状態で、175〜210℃の範囲の温度、例えば、約202℃まで上昇される。平均反応器滞留時間は、後反応器のこの目的のために特別に設計された流体による終結の前に、撹拌タンク反応器当たり2〜30分の範囲、例えば、約8分である。
重合反応器(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解ポリマーを収容する)からの流出液は、反応器を出て、これが不活性化剤及び任意に酸掃去剤(通常は、ステアリン酸カルシウム及び水和に伴う水)と接触されるゾーンに流入して、反応を停止させ、かつ塩化水素を捕捉する。加えて、抗酸化剤などの種々の添加剤を、この時点で添加することができる。次いで、流れは、ケニックスらせん状静的混合要素などの別の組の静的混合要素を通って進み、触媒キル及び添加剤を均一に分散させる。流出液(溶媒、モノマー、コモノマー、水素、触媒成分、及び融解ポリマーを含有する)は、熱交換器を通過して、ポリマーを他の低沸点反応成分から分離するための調製において、流れの温度を上昇させる。次いで、この流れは、特定の標的において、反応器の圧力を維持することを担う、圧力降下制御弁を通過する。次いで、この流れは、二段分離及び揮発分除去システムに流入し、ここでは、ポリマーが溶媒、水素、ならびに未反応モノマー及びコモノマーから除去される。反応器に再度流入する前に、不純物が、再利用される低沸点反応成分から除去される。分離かつ揮発分除去されたポリマー溶融物は、熱交換器にポンプ圧送され、流れの温度を200℃未満の範囲の温度、例えば、170℃未満に、または50〜110℃の範囲に下降させ、これによって、冷却されたポリマー溶融物を生成する。その後、冷却されたポリマー溶融物は、水中ペレット化のために特別に設計されたダイにポンプ圧送され、均一の固体ペレットに切断され、乾燥され、ホッパーに移される。初期ポリマー特性の検証後に、固体ポリマーペレットは、保管装置に移される。揮発分除去ステップにおいて除去された部分は、再利用されてもまたは破壊されてもよい。例えば、溶媒の大部分は、精製床を通過した後に、反応器に戻され再利用される。この再利用される溶媒は、未反応のコモノマーをその中に依然として有し、これは、反応器に再流入する前に、新しいコモノマーで強化される。この再利用溶媒は、依然としていくらかの水素を有する可能性があり、この水素は、その後、新しい水素で強化される。
本発明によるポリマーペレットは、1,500ppm未満の、例えば、1,000ppm未満の、または代替的に500ppm未満の、ペレット化の直後に測定された揮発性不純物を有する。
本発明によるポリマーペレットは、ASTM D1084に従って測定されるとき、100,000cP未満の、例えば、1,000〜30,000cPの範囲の粘度を有する。
以下の実施例は、本発明を例示するが、本発明の範囲を限定するように意図するものではない。本発明の実施例は、本発明のプロセスが、揮発分除去システムを離れる低粘度低分子量のポリマーの粘度を、それを、DSCを介して測定される結晶化温度よりも約20℃高い温度まで冷却することによって増加させ、したがって、低粘度低分子量のポリマーのペレット化を容易にすることを立証している。
本発明のポリマー組成物1〜3
本発明のポリマー(ポリエチレン)組成物1〜3(IPC 1〜3)を、以下のプロセスに従って、かつ表1に報告された反応条件に基づいて調製した。十分に混合された単相溶液重合反応器に、溶媒(ISOPAR E)、オクテン−1、エチレン、及び水素を、表1に明示された比率で供給した。均質な触媒、すなわち、CAT−A、FAB、及びMMAO−3A(表2に更に説明される)を、重合を持続するのに好適な比で、及び反応器に供給されたエチレンの特定の重量分画の変換を引き起こすための量で導入することによって、ポリエチレン重合を行った。反応温度及び圧力は、以下に示したレベルで制御された。
Figure 0006400125
Figure 0006400125
各反応は、低分子量コポリマーを、表3に記述した量で含有するポリマー溶液の比率で、表3に記述する特性を有するものをもたらした。
Figure 0006400125
それぞれの本発明のプロセスでは、溶媒を、2段階のフラッシュ操作でポリマーから分離し、第2の段階は、0.1重量%以下の残留揮発性物質がポリマーと共に残るような温度及び圧力下で行った。各実施例についてのポリマーの温度及び予測された揮発性物質レベルを下の表4に示す。
Figure 0006400125
各ポリマー溶融物を、以下のプロセスに従って、従来の水中ペレタイザで処理する。ペレタイザシステムは、水中ペレタイザ(K−514)、ペレットスピンドライヤ(S−514、D−514)、ポンプ(P−514)、及び一組の熱交換器(E−514A/B)からなる。第2段階のフラッシュを出る融解ポリマーは、一連のダイス孔を通って水中ペレタイザの中にポンプで投入される。ポリマーがダイス孔から放出されると、これは、回転羽根によってペレットに切断され、コポリマーが切断チャンバを通過すると、冷水がそれを凝固させる。水がペレットをペレットスピンドライヤに輸送する。除去された水を冷却し、ペレタイザに戻しながら、乾燥されたペレットを、ペレットドライヤの上部から放出させる。K−514は、Gala Model SMUP−6D水中ペレタイザ(Gala Industries,Ins.,Eagle Rock,VA)である。K−514は、18個の0.125”−径のダイス孔を備えた取り外し可能な中心部の設計のダイプレートを有する。電気ヒータを、ダイプレートを加熱するために使用する。
全てのダイス孔が充填されることを確実にするのに十分に高い溶融粘度に溶融物を調整するために、及びペレタイザシステムが、実施例の低分子量ポリマーと機能することを可能にするのに十分な粘度及び圧力降下が存在するために、溶融−冷却熱交換器が、第2段階のフラッシュとK−514との間に置かれる。実施例で採用される交換器は、以下の特性を有する。
a.溶融クーラシステムは、2つの熱交換器(E−516及びE−526)、ポンプ(P−516)、及びインラインミキサ(M−516)からなる。Syltherm 800は、ポリマーをその結晶化温度(T)近くで冷却し、及びペレット化を容易にするために溶融粘度を増加させるための両方のために、E−516のシェル側で用いられる。
b.E−516は、ケニックスモデル21−29E型高効率熱交換器(Chemineer,Houston,TX)である。これは、内側に13”の全長及び135 1 1/4”のODチューブを有する。
3つの実施例についてのプロセス変数ならびに流出ポリマー粘度を、次の表5に示す。
Figure 0006400125
比較ポリマー組成物1〜4
比較ポリマー(ポリプロピレン)組成物1〜4(CPC1〜4)を、以下のプロセスに従って、かつ表6に報告された反応条件に基づいて調製した。
試料を、十分に混合された単(溶液)相の等温重合(ループ)反応器を用いて作製した。プロピレン、エチレン、及び水素を溶媒(すなわち、Isopar E)中で溶解し、表6に明示された比率で反応器に連続的に供給した。それぞれの本発明のプロセスのための分子触媒を含む触媒系を、表7に更に説明する。表7に更に説明されるように、全ての4つの実験について、一次触媒活性剤は、RIBS−2であって、二次触媒活性剤及び極性不純物の捕捉剤は、MMAO−3Aであった。触媒錯体を、プロピレン変換が、表6に特定された値で維持されるような速度で供給した。一次及び二次触媒活性剤を、触媒錯体を適切に活性化し、重合を持続させるように最適化された速度で供給した。反応温度及び圧力を、表6で定義されたレベルで制御した。
Figure 0006400125
Figure 0006400125
各実験について、各樹脂についての「ポリマー溶解粘度」が表8に特定されたものと等しいことを確実にするために、水素レベルを、表6に特定された値で制御した。各実験について、「ペレット密度」を表8に特定された値で制御することを確実にするために、エチレンレベルを、表6に特定された値で制御した。
Figure 0006400125
溶媒ならびに未反応プロピレン、エチレン、及び水素を、第2段階の揮発分除去で、ポリマーから分離した。ペレット化プロセスは、溶融クーラ熱交換器を含まず、したがって、溶融クーラ熱交換器なしで各ポリマーをペレット化する努力において、「第2段階揮発分除去装置ポリマープール温度」を最小限に抑えた。ポリマー温度は、十分に低いレベルには制御することができず、その結果として、試料をペレット化することができなかった。代わりに、融解ポリマー試料を、第2段階の揮発分除去装置から、シリコーンで裏張りしたボックスに汲み上げ、ベールとして回収した。それぞれの凝固したポリマー試料は、約30lbの重量であった。
Figure 0006400125
試験法
試験法は以下を含む。
密度(g/cm)を、イソプロパノール中で、ASTM−D792−03、方法Bに従って測定した。測定前に、熱平衡を達成するために、検体をイソプロパノール浴中で23℃にて8分間調整した後に、成形の1時間以内に測定した。検体を、ASTM D−4703−00別紙Aに従って、手順Cによる約190℃での5分間の初期加熱及び15℃/分の冷却速度を用いて、圧縮成形した。検体を、「触れると冷たい」ようになるまで、押し型中で冷却を続行しながら、45℃まで冷却した。
重量平均分子量(M)及び数平均分子量(M)を、本明細書の以下に記載される、従来のGPCを用いて、当該技術分野において既知の方法に従って決定した。
エチレンポリマーの分子量分布を、ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)によって決定した。クロマトグラフィシステムは、Precision Detectors(Amherst,MA)2角度レーザ光散乱検出器モデル2040を装備したWaters(Millford,MA)の150℃高温ゲル浸透クロマトグラフィからなる。計算の目的には、光散乱検出器の15°の角度を用いた。データ収集は、Viscotek TriSECソフトウェアバージョン3及び4チャネルViscotek Data Manager DM400を用いて行った。このシステムは、Polymer Laboratoriesからのオンライン溶媒脱気装置を装備した。カルーセル区画を140℃で動作させ、カラム区画を150℃で動作させた。使用したカラムは、4本のShodex HT 806M 300mm、13μmカラム及び1本のShodex HT803M 150mm、12μmカラムであった。使用した溶媒は、1,2,4−トリクロロベンゼンであった。試料を、50ミリリットルの溶媒中、0.1グラムのポリマーの濃度で調製した。クロマトグラフィ用溶媒及び試料調製用溶媒は、200μg/gのブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)を含有した。両溶媒源を、窒素スパージした。ポリエチレン試料を、160℃で4時間、穏やかに撹拌した。使用した注入容積は200マイクロリットルであり、流量は0.67ミリリットル/分であった。GPCカラムセットの補正を、個々の分子量間の少なくとも10個の分離で6つの「カクテル」混合物に配置された、580〜8,400,000g/モルの範囲の分子量を有する21の狭い分子量分布のポリスチレン標準物質で実施した。この標準物質は、Polymer Laboratories(Shropshire,UK)から購入した。ポリスチレン標準物質は、1,000,000g/モル以上の分子量については、50ミリリットルの溶媒中、0.025グラムで調製し、1,000,000g/モル未満の分子量については、50ミリリットルの溶媒中、0.05グラムで調製した。ポリスチレン標準物質を、80℃で穏やかに30分間撹拌して溶解させた。狭い分子量の標準物質混合物を最初に溶出させ、分解を最小化するために、分子量が最も高い成分の順番で溶出させた。以下の等式(Williams and Ward,J.Polym.Sci.Polym.Let.,6,621(1968)に記載)を用いて、ポリスチレン標準物質のピーク分子量を、ポリエチレンの分子量に変換した。
Mポリエチレン=A×(Mポリスチレン)(1)、
式中、Mは、分子量であり、Aは、0.41の値を有し、Bは、1.0に等しい。多検出器オフセットの決定のための体系的なアプローチを、社内のソフトウェアを用いて、Dowの広い分子量分布ポリスチレン1683からの二重検出器ログ結果を、狭い分子量分布標準検量線からの狭い分子量分布標準カラム補正結果に対して最適化する、Balke、Mourey等によって公開されたもの(Mourey and Balke,Chromatography Polym.Chpt 12,(1992)及びBalke,Thitiratsakul,Lew,Cheung,Mourey,Chromatography Polym.Chpt 13,(1992))に合致する方法で行った。オフセット決定のための分子量データを、Zimmによって公開されたもの(Zimm,B.H.,J.Chem.Phys.,16,1099(1948))及びKratochvil(Kratochvil,P.,Classical Light Scattering from Polymer Solutions,Elsevier,Oxford,NY 1987))と合致する方法で得た。分子量の決定に使用した全体の注入された濃度を、試料の屈折率領域、及びNISTポリエチレンホモポリマー標準1475を参照して測定された、115,000g/モルの分子量の直鎖ポリエチレンホモポリマーからの屈折率検出器補正から得た。クロマトグラフィ濃度は、第2のビリアル係数効果(分子量に及ぼす濃度効果)を扱うことを排除するのに十分に低いと仮定した。分子量計算は、社内のソフトウェアを用いて行った。数平均分子量、重量平均分子量、及びz−平均分子量の計算は、屈折計の信号が、重量分画に正比例すると仮定する、以下の等式に従って行った。以下の等式において、ベースラインが差し引かれた屈折計信号は、重量分画に直接置き換えることができる。この分子量は、従来の検量線からのものであり得るか、または光散乱の屈折計に対する比からの絶対分子量である得ることに留意されたい。以下の等式(2)において、z−平均分子量の改善された概算値の、ベースラインが差し引かれた光散乱信号は、重量平均分子量と重量分画との積に置き換えることができる。
Figure 0006400125
粘度は、ASTM D1084を介して測定した。
揮発性物質パーセントは、ASTM D3030を介して測定した。
本発明は、その趣旨及び本質的な属性から逸脱することなく、他の形態で具体化されてもよく、したがって、本発明の範囲を指示しているために、前述の明細書よりはむしろ、添付の特許請求の範囲を参照されたい。

Claims (2)

  1. ペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセスであって、
    1つ以上の溶液反応器中で1つ以上のα−オレフィンを重合し、これによって、1つ以上の溶媒を含む融解ポリマー組成物を生成することと、
    揮発分除去システムにおいて前記1つ以上の溶媒の少なくとも一部を除去し、これによって、重量ベースでポリマーの1,000百万分率未満の低溶媒含有量を有するポリマー組成物を形成することと、
    熱交換器において、TcからTc+20℃の範囲の温度まで低溶媒含有量を有する前記ポリマー組成物から熱を除去し、これによって、粘性ポリマー溶融物を形成することと、ここでTcは前記ポリマー組成物の結晶化点を表し、
    前記粘性ポリマー溶融物を水中ペレタイザを介してペレット化し、これによって、前記ペレット化ポリマー組成物を形成することと
    を含む前記プロセス。
  2. 前記α−オレフィンが、エチレン、プロピレン、またはこれらの組み合わせである、請求項1に記載のペレット化ポリマー組成物を生成するためのプロセス。
JP2016571238A 2014-06-12 2014-06-12 ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス Active JP6400125B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2014/042078 WO2015191066A1 (en) 2014-06-12 2014-06-12 An improved process for producing pelletized polymer compositions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017519072A JP2017519072A (ja) 2017-07-13
JP6400125B2 true JP6400125B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=51063875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016571238A Active JP6400125B2 (ja) 2014-06-12 2014-06-12 ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10858463B2 (ja)
EP (2) EP3155020B1 (ja)
JP (1) JP6400125B2 (ja)
KR (1) KR102282049B1 (ja)
CN (1) CN106507675B (ja)
BR (1) BR112016028489B1 (ja)
ES (2) ES2923147T3 (ja)
SG (1) SG11201610110UA (ja)
WO (1) WO2015191066A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016100060A1 (en) 2014-12-18 2016-06-23 Dow Global Technologies Llc System and method for processing of low viscosity polymers
WO2018098796A1 (en) 2016-12-02 2018-06-07 Dow Global Technologies Llc Process to form a composition containing functionalized and un-functionalized ethylene-based polymers
KR102533429B1 (ko) 2017-03-17 2023-05-22 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 섬유 및 부직포에 사용하기 위한 중합체, 그의 물품, 및 그의 복합체
ES2891358T3 (es) 2017-07-14 2022-01-27 Dow Global Technologies Llc Polimerización y aislamiento de polímeros de baja viscosidad utilizando tecnología de pastillación
AU2019329801A1 (en) 2018-08-30 2021-04-08 Dow Global Technologies Llc Apparatus and method for granulating low viscosity materials
CN110204637B (zh) * 2019-06-21 2021-08-17 中国神华煤制油化工有限公司 管式法高压制备低晶点聚乙烯的方法以及低晶点聚乙烯

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316317A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Mitsui Chemicals Inc ブテン系重合体ペレットの製造方法およびペレット
GB0110161D0 (en) * 2001-04-25 2001-06-20 Bp Chem Int Ltd Polymer treatment
WO2004046214A2 (en) 2002-10-15 2004-06-03 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Multiple catalyst system for olefin polymerization and polymers produced therefrom
WO2004058480A1 (en) 2002-12-20 2004-07-15 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing bales of amorphous and semi-crystalline polyolefins and bales produced thereby
WO2006101926A2 (en) 2005-03-17 2006-09-28 Dow Global Technologies Inc. Interpolymers of ethylene/alpha-olefins blends and profiles and gaskets made therefrom
JP5186082B2 (ja) 2005-04-26 2013-04-17 出光興産株式会社 軟質ポリオレフィン系樹脂の造粒方法及び造粒物
ATE515533T1 (de) * 2005-05-11 2011-07-15 Basell Poliolefine Srl Polymerisationsverfahren zur herstellung von polyolefinblends
JP2007253500A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Asahi Kasei Chemicals Corp 樹脂ストランドとその製造方法、及びペレット
US7771635B2 (en) 2006-04-20 2010-08-10 Gala Industries, Inc. Melt cooler and valving system for an underwater pelletizing process
US7625980B2 (en) 2006-07-11 2009-12-01 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method for improving extrusion surface smoothness in thermoplastic vulcanizates
JP5369383B2 (ja) * 2007-03-27 2013-12-18 住友化学株式会社 ポリエチレン樹脂ペレット粒子、及びポリエチレン樹脂ペレット粒子の気流搬送方法
EP2217421A1 (en) * 2007-11-08 2010-08-18 ExxonMobil Chemical Patents Inc. Method and apparatus for pelletizing a polymer feed
JP5486442B2 (ja) 2009-09-04 2014-05-07 出光興産株式会社 重合溶液の揮発成分除去装置、その方法、および、重合装置
JP5623043B2 (ja) 2009-09-04 2014-11-12 出光興産株式会社 ポリオレフィンの製造方法、その製造装置、および、重合装置
US8425847B2 (en) 2010-01-14 2013-04-23 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Processes and apparatus for continuous solution polymerization
JP2011178056A (ja) 2010-03-02 2011-09-15 Idemitsu Kosan Co Ltd ポリオレフィンの造粒方法、その装置、および、重合装置
CN102781641B (zh) * 2010-03-08 2015-09-23 住友化学株式会社 乙烯系聚合物颗粒及使用该颗粒的挤出成型方法
EP2721077B1 (en) * 2011-06-17 2021-01-06 ExxonMobil Chemical Patents Inc. Cooling and pelletizing process for semi-crystalline polymers
WO2013052308A1 (en) * 2011-10-04 2013-04-11 Dow Global Technologies Llc A system and process for olefin polymerization
CN104245744B (zh) * 2012-03-09 2016-10-12 埃克森美孚化学专利公司 聚烯烃粘合剂组合物及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015191066A1 (en) 2015-12-17
BR112016028489A2 (pt) 2017-08-22
JP2017519072A (ja) 2017-07-13
EP3514183B1 (en) 2022-05-04
US20170129976A1 (en) 2017-05-11
EP3155020A1 (en) 2017-04-19
EP3155020B1 (en) 2019-03-27
KR20170017944A (ko) 2017-02-15
KR102282049B9 (ko) 2023-05-02
KR102282049B1 (ko) 2021-07-28
EP3514183A1 (en) 2019-07-24
BR112016028489B1 (pt) 2022-02-15
CN106507675A (zh) 2017-03-15
ES2728532T3 (es) 2019-10-25
ES2923147T3 (es) 2022-09-23
US10858463B2 (en) 2020-12-08
CN106507675B (zh) 2019-09-24
SG11201610110UA (en) 2017-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6400125B2 (ja) ペレット化ポリマー組成物を生成するための改善されたプロセス
JP6017532B2 (ja) 溶融強度が増大したエチレン/α−オレフィンコポリマーおよびその物品を製造する方法
EA012959B1 (ru) Способ полимеризации олефинов в присутствии катализатора полимеризации олефина
KR101149708B1 (ko) 바이모달 폴리올레핀 제조에 있어서의 촉매 배치
JP6998766B2 (ja) 低ヘイズポリエチレンポリマー組成物
US11034784B2 (en) Process for obtaining low volatile plastomers
WO2021014244A1 (en) Rotomolded parts prepared from bimodal polyethylene
KR20200032113A (ko) 파스틸화 기술을 사용한 저점도 중합체의 중합 및 단리
BR112020003500B1 (pt) Processo para preparar uma composição de poliolefina
US8835569B2 (en) Fractional melt index polyethylene composition and films made therefrom
US11603418B2 (en) Process for reducing the VOC content of plastomers
US20170210890A1 (en) A polyethylene blend composition and film made therefrom
SA517381578B1 (ar) عملية لإنتاج كريات بوليمرات مشتركة من البروبيلين
WO2023217859A1 (en) Process for producing a multimodal polyolefin composition in an extruder device
JP2023546523A (ja) 二峰性又は多峰性ポリエチレンを含むポリエチレン組成物を調製するためのプロセス
CA3204364A1 (en) Bimodal polyethylene composition
EP1648671A1 (en) Process for granulating powders of thermoplastic polymers under improved economic conditions
WO2020046936A1 (en) Apparatus and method for granulating low viscosity materials
US20060175725A1 (en) Process for granulating powders of thermoplastic polymers under improved economic conditions

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6400125

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250