JP6399810B2 - 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の巻取り装置に設けられた旋回可能に支承されたパッケージフレームに用いられる摩擦式ダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の巻取り装置に設けられた旋回可能に支承されたパッケージフレームに用いられる摩擦式ダンパであって、繊維機械の圧縮空気システムに接続された空圧式に作業するパッケージフレーム持上げ装置と、巻取り運転の間に生じるパッケージフレーム振動を減少させるための減衰装置とを備えた摩擦式ダンパに関する。
綾巻きパッケージを製造する繊維機械、たとえばロータ式オープンエンド紡績機または自動綾巻きワインダには、巻取り運転の間、作業ユニットでの綾巻きパッケージの巻取り時にパッケージフレームが激しく振動する危険が常に付きまとっている。特にパッケージ形成過程の開始時ならびに比較的硬質の綾巻きパッケージの製造時には、巻取りプロセスが著しく損なわれるほど、すなわち、のちにもはや繰り出すことができず、ひいては、使用することができない綾巻きパッケージが製造されるほど、フレーム振動の振幅が大きくなる危険が多い。この理由から、一般的には、公知の巻取り・紡績機の巻取り装置に設けられた旋回可能に支承されたパッケージフレームがそれぞれ、綾巻きパッケージを自由に回転可能に保持するための2つのパッケージフレームアームを備えた旋回可能に支承されたパッケージフレームと、これに対応した減衰装置とを有している。すなわち、旋回可能に支承されたパッケージフレームが、それぞれ減衰装置を備えている。この減衰装置によって、全巻取り運転の間、パッケージフレーム振動が十分に減衰されることが保証されるようになっている。
旋回可能に支承されたパッケージフレームに用いられる前述したような減衰装置は、数年来知られており、特許文献に種々異なる実施の形態で比較的詳細に記載されている。
スイス国特許第374003号明細書には、たとえば減衰装置が記載されている。この減衰装置は、通電可能な電磁石を有している。この電磁石はアーマチュアプレートを作動させる。このアーマチュアプレート自体はロッドを介して、旋回可能に支承された減衰すべきパッケージフレームに接続されている。すなわち、この公知の減衰装置では、公知の通り、通電可能なコイルを有する電磁石によって、パッケージフレームに接続された強磁性のアーマチュアプレートを定置の受け部材に押し付ける力成分が発生させられる。したがって、この公知の減衰装置の減衰特性は、アーマチュアプレートと受け部材との間の機械的な摩擦に基づき得られる。
しかし、スイス国特許第374003号明細書に記載の減衰装置は種々異なる欠点を有しているので、実際には普及するに到らなかった。また、独国特許第10012005号明細書によっても、対応する減衰装置が公知である。
この公知の減衰装置は、可動の導電性の構成エレメントを有している。この構成エレメントは、少なくとも間接的にパッケージフレームに結合されていて、定置に配置された磁石システムの磁界に非接触式に交わるように配置されている。減衰装置の作用は、導電性の構成部材への渦電流の発生に基づいている。しかし、実際には、渦電流原理に基づく減衰装置の場合、パッケージフレーム振動により導電性の構成部材に生じる電圧が、満足のいく減衰を達成するのに十分でないことが判った。
さらに、たとえば独国特許出願公開第4121780号明細書または独国特許出願公開第10046603号明細書によって、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の巻取り装置が公知である。この公知の巻取り装置では、パッケージフレームに用いられる減衰装置が、液圧式シリンダとして形成されている。
独国特許出願公開第4121780号明細書に記載の減衰装置では、たとえば液圧式シリンダのピストンが複数の貫通孔を備えている。これらの貫通孔を通って、パッケージフレームの振動時に、シリンダ内に存在する減衰媒体が流れることができる。これによって、パッケージフレームの振動が減衰される。
また、独国特許出願公開第10046603号明細書に記載の振動減衰装置も液圧式シリンダによって作業する。しかし、この液圧式シリンダ内の減衰媒体は、磁界発生器によって変化させることができる粘度を有するレオロジー可変の液体である。
さらに、減衰・昇降シリンダを有する振動減衰装置が公知である。減衰・昇降シリンダは、パッケージフレームに保持された綾巻きパッケージをパッケージ駆動ドラムまたは支持ドラムから規定的に離反させるための空圧式に作業する装置と、巻取り運転の間に生じるパッケージフレーム振動の減少に影響を与える流れを有する減衰媒体としてのオイルで作業する液圧式に作業する減衰装置とを有している。このように形成された振動減衰装置は、たとえばSchlafhorst社のハンドブック「AUTOCONER 238(第01.3.9頁および第01.3.11頁)」に記載されている。
また、独国特許出願公開第19534333号明細書にも、振動減衰装置が記載されている。この振動減衰装置は、オイルダンパとして形成された線形に作業する液圧式の減衰シリンダを有している。この減衰シリンダは梃子を介して、旋回可能に支承されたパッケージフレームに接続されている。
この公知の減衰シリンダでは、ピストンロッドシール部材が、ピストンロッドの領域での減衰オイルの流出を阻止している。さらに、公知の減衰シリンダは、そのシリンダ下側部分とシリンダ上側部分との間に配置されたシールリングを有している。しかし、この公知の減衰シリンダのシールエレメントは、時間の経過と共に常に改善されてきたにもかかわらず、このような液圧式に作業する減衰シリンダには、減衰オイルが流出する危険が常に付きまとっている。このことは、周辺の汚染と、直ぐには気づかないことが多い減衰能の悪化とを招くだけでなく、繊維運転中に繊維ダストに相俟って火災の危険も大いにはらんでいる。
したがって、過去には、すでに、このような液圧式に作業する減衰装置を、減衰オイルを必要としない減衰装置に置き換えることが試みられた。独国特許出願公開第19924390号明細書には、繊維機械の作業ユニットの巻取り装置が記載されている。この巻取り装置では、繊維機械の機枠に旋回可能に支承されたパッケージフレームが、摩擦式ダンパとして形成された減衰装置を備えている。この公知の巻取り装置では、パッケージフレームに可動に案内ロッドが取り付けられている。この案内ロッドは、同じく繊維機械の機枠に配置された可動に支承されたシリンダ装置のピストンに対応している。このシリンダ装置のピストンの制動面は、ばね力によってまたは空圧式に作動させられて、案内ロッドに接触し、その際、巻取り運転の間のパッケージフレームの振動減衰に繋がる摩擦モーメントを発生させる。
また、独国特許出願公開第102007041554号明細書にも、繊維機械の巻取り装置が記載されている。この巻取り装置は摩擦式ダンパを備えている。この摩擦式ダンパは、機枠に定置に配置された空圧装置を有している。この空圧装置は摩擦エレメントを備えている。この摩擦エレメントは、旋回可能に支承されたパッケージフレームに配置された、このパッケージフレームを越えて後方に張り出した摩擦レバーの構成要素である摩擦面に巻取り運転の間に作用する。
摩擦式ダンパにより作業する公知の減衰装置では、特に巻取り装置の領域での摩擦式ダンパの嵩張った構成ならびに配置が欠点となっている。すなわち、独国特許出願公開第19924390号明細書に記載された、機枠への、パッケージフレームのほぼ中心に枢着された案内ロッドに対応する可動のシリンダ装置の別体での配置ならびに独国特許出願公開第102007041554号明細書に記載された、パッケージフレームを越えて後方に延長した摩擦面と、機枠に取り付けられた対応する制動エレメントとを備えた構成によって、巻取り装置の領域に、それぞれ多大なスペースが必要となってしまうかもしくは構成エレメントが集中してしまう。このことは、特に自動的に作業する保守ユニットの使用に関連して極めて欠点となる。
スイス国特許第374003号明細書 独国特許第10012005号明細書 独国特許出願公開第4121780号明細書 独国特許出願公開第10046603号明細書 独国特許出願公開第19534333号明細書 独国特許出願公開第19924390号明細書 独国特許出願公開第102007041554号明細書
AUTOCONER 238(第01.3.9頁および第01.3.11頁)
前述した公知先行技術から出発して、本発明の課題は、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の巻取り装置に設けられた旋回可能に支承されたパッケージフレームに用いられる摩擦式ダンパを改良して、巻取り運転の間、パッケージフレームの確実な減衰が保証されているだけでなく、必要な場合には、常時、パッケージフレームの離反も可能となるようにすることである。なお、その際には、摩擦式ダンパから流出した減衰オイルによる作業ユニットの汚染が排除されていることが確実に保証されていなければならない。さらに、本発明の目的は、巻取り装置への保守ユニットの使用時に、作業ユニットの領域でのスペース不足に基づき、保守ユニットが妨害されないように、摩擦式ダンパを形成することである。
この課題を解決するために、本発明に係る摩擦式ダンパでは、減衰装置が、空圧式に操作可能な装置を有しており、該装置が、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の圧縮空気システムに接続されていて、摩擦式ダンパのピストンロッドに所定の摩擦モーメントを加えるように制御可能であり、減衰装置が、摩擦エレメントを有しており、該摩擦エレメントが、移動可能に支承されていて、相応の加圧時にピストンロッドに所定の摩擦モーメントを加えるようになっており、摩擦エレメントが、2つの半割シェルを有しており、両半割シェルが、ピストンロッドに対して軸方向にかつ半径方向に移動可能に支承されており、両半割シェルが、それぞれ円錐形の横断面を有していて、摩擦式ダンパの支持・案内装置に設けられた相応に形成された案内面に滑動するように案内されている。
本発明に係る摩擦式ダンパの好ましい態様では、摩擦エレメントを位置決めするために、押圧リングとして形成された下側の空圧式ピストンが設けられており、該下側の空圧式ピストンが、加圧時に両半割シェルをばねエレメントの力に抗して移動させるようになっている。
本発明に係る摩擦式ダンパの好ましい態様では、下側の空圧式ピストンが、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の圧縮空気システムに弁装置を介して接続された圧力室に接続されている。
本発明に係る摩擦式ダンパの好ましい態様では、パッケージフレーム持上げ装置が、軸方向に移動可能に支承された緊締要素を有しており、該緊締要素が、上側の空圧式ピストンによって作動可能である。
本発明に係る摩擦式ダンパの好ましい態様では、緊締要素が、複数のボールエレメントを有しており、該ボールエレメントが、上側の空圧式ピストンによって摩擦式ダンパのピストンロッドに押し付けられて、第2の空圧式ピストンの更なる進行時にピストンロッドを軸方向に移動させるようになっている。
本発明に係る摩擦式ダンパの好ましい態様では、上側の空圧式ピストンが、該上側の空圧式ピストンに「出発位置への位置決め」の方向で作用するばねエレメントによって押圧されている。
請求項1に記載した摩擦式ダンパ、つまり、減衰装置が設けられており、この減衰装置が、空圧式に操作可能な装置を有しており、この装置が、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の圧縮空気システムに接続されていて、摩擦式ダンパのピストンロッドに所定の摩擦モーメントを加えるように制御可能である摩擦式ダンパは、特にこのような摩擦式ダンパがコンパクトに形成されていて、ひいては、保守ユニットを決して妨害しないという利点を有している。さらに、本発明に係る摩擦式ダンパは、従来では幾分問題となることが多かったオイルダンパを備えたパッケージフレームを有する繊維機械の作業ユニットに比較的問題なく追補的に使用することもできる。すなわち、本発明に係る摩擦式ダンパを有利に使用することができるようにするためには、公知の繊維機械の作業ユニットの領域において、繊維機械の圧縮空気システムへの接続部に対するほんの僅かな小さな変更しか必要とならない。当然ながら新規の繊維機械にも有利に使用することができる本発明に係る摩擦式ダンパの使用によって、巻取り運転の間、パッケージフレームひいては綾巻きパッケージの整然とした減衰が保証されるだけでなく、減衰オイルの流出による作業ユニットの汚染が排除されていることも確保される。摩擦式ダンパの減衰装置は、摩擦エレメントを有しており、この摩擦エレメントは、移動可能に支承されていて、相応の加圧時に摩擦式ダンパのピストンロッドに対応し、その際、このピストンロッドに所定の摩擦モーメントを加えるようになっている。このような空圧式に作動可能な摩擦エレメントを使用することによって、確実な摩擦モーメントを発生させることが簡単に可能となる。この摩擦モーメントは、摩擦式ダンパのピストンロッドを介して「減衰」の意味でパッケージフレームに作用し、これによって、このパッケージフレームの振動を最小限に抑えるために利用することができる。
さらに、摩擦エレメントは、2つの半割シェルを有しており、両半割シェルは、ピストンロッドに対して軸方向にかつ半径方向に移動可能に支承されていて、それぞれ円錐形の横断面を有している。さらに、両半割シェルは、摩擦式ダンパの支持・案内装置に設けられた相応に形成された案内面に滑動するように案内されている。これは、両半割シェルが、対応した下側の空圧式ピストンの相応の加圧時に軸方向に移動させられ、摩擦式ダンパの支承装置の支承面に沿って滑動すると同時にほぼ半径方向に変位させられることを意味している。この場合には、半割シェルがその内面で摩擦式ダンパのピストンロッドに押し付けられ、こうして、綾巻きパッケージを保持する接続されたパッケージフレームが巻取り運転の間に過度に振動してしまうことを阻止している。
請求項2に記載したように、好適な態様では、摩擦式ダンパが、両半割シェルを位置決めするために、押圧リングとして形成された下側の空圧式ピストンを有しており、この下側の空圧式ピストンが、加圧時に両半割シェルをばねエレメントの力に抗して軸方向に移動させるようになっていることが提案されている。押圧リングとしての下側の空圧式シリンダの構成は、ピストンロッドを備えたシリンダ状の摩擦式ダンパのハウジング内に有利に組込み可能である極めてコンパクトな構成の利点を有しているだけでなく、比較的大きな押圧面の構成も簡単に可能にする。このことは、半割シェルをその移動時に加圧しかつ摩擦式ダンパのピストンロッドに押し付ける力に対して極めてプラスの影響を与える。
摩擦式ダンパの、押圧リングとして形成された下側の空圧式シリンダは、有利には、請求項3に記載したように、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の圧縮空気システムに弁装置を介して接続された圧力室に接続されている。このような構成によって、摩擦式ダンパの、摩擦接続的に作業する減衰装置の規定された制御が簡単に可能となる。すなわち、繊維機械にいずれにせよ存在する圧縮空気システムを、僅かな変更後、摩擦式ダンパの減衰装置の操作のために利用することができる。
さらに、請求項4によれば、摩擦式ダンパが、パッケージフレームを持ち上げるための装置を有しており、この装置が、軸方向に移動可能に支承された緊締要素を有しており、この緊締要素が、上側の空圧式ピストンによって作動可能である。オイルダンパに相俟ってすでに数年来定評があるこのような持上げ装置は、極めてコンパクトなかつ保守の少ない構造の点で優れていて、本発明に係る摩擦式ダンパに問題なく組み込むことができる。
請求項5に記載したように、好適な態様では、摩擦式ダンパの緊締要素が、複数のボールエレメントを有しており、これらのボールエレメントが、摩擦式ダンパの上側の空圧式ピストンによってピストンロッドに押し付けられて、緊締エレメントをピストンロッドに位置固定する。次いで、上側の空圧式ピストンが、位置固定されたピストンロッドを軸方向に移動させる。これによって、パッケージフレームが持ち上げられ、綾巻きパッケージが、これに対応したパッケージ駆動ドラムから離反させられる。
請求項6に記載したように、有利には、上側の空圧式ピストンが、この空圧式ピストンに「出発位置への戻り」の方向で作用するばねエレメントによって押圧されるようになっていることが提案されている。単動式の空圧式シリンダの制御装置の自体公知のこのような構成によって、空圧式シリンダと、これに対応した弁ユニットとの廉価な構成だけでなく、確実なかつ長寿命の構成も可能となる。
本発明に係る摩擦式ダンパを備えたパッケージフレームを有する、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットの概略的な側面図である。 公知先行技術に係るオイルダンパの断面図である。 本発明に係る摩擦式ダンパの断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、全体を符号1で示した、綾巻きパッケージを製造する繊維機械、本実施の形態ではロータ式オープンエンド紡績機の1つの作業ユニット2が概略的に側面図で示してある。このようなロータ式オープンエンド紡績機1は、公知のように、多数の同様の作業ユニット2を有している。これらの作業ユニット2は機械長手方向に相並んで配置されていて、それぞれオープンエンド紡績装置3と巻取り装置4とを有している。公知のように、オープンエンド紡績装置3では、紡績ケンス5内に収容された繊維束6が紡績されて、糸7が形成され、次いで、この糸7が巻取り装置4で巻き上げられて、綾巻きパッケージ8が形成される。
巻取り装置4は、クレードルとも呼ばれる旋回可能に支承されたパッケージフレーム9を備えている。このパッケージフレーム9はローディング・アンローディング装置30によって作動させられ、本発明に係る摩擦式ダンパ20に接続されている。旋回可能に支承されたパッケージフレーム9のパッケージフレームアームの間には、巻取り運転中、たとえばパッケージ駆動ドラム11により摩擦接続的に駆動される空管もしくは綾巻きパッケージ8が自由に回転可能に支承されている。さらに、上述したような作業ユニット2は、オープンエンド紡績装置3のほぼ上方に配置された糸引出し装置19と、巻取り装置4の領域に位置決めされた糸綾振り装置18とを有している。
さらに、このようなロータ式オープンエンド紡績機1は、一般的に、各作業ユニット2の間に配置された、完成した綾巻きパッケージ8を取り出すための機械長さのパッケージ搬送装置12を有している。
さらに、ロータ式オープンエンド紡績機1には、しばしば、案内レール13と支持レール15とに支持されて、走行可能な保守ユニット16が配置されている。このような保守ユニット16は、たとえば巻取り運転の間にロータ式オープンエンド紡績機1に沿って巡回し、複数の作業ユニット2のうちの1つに作業要求が生じた場合に自動的に介入する。このような作業要求は、たとえば、複数の作業ユニット2のうちの1つにおいて、完成した綾巻きパッケージ8が新たな空管と交換され、次いで、再び新たに紡績が開始されなければならない場合に生じる。この目的のために、保守ユニット16は、公知のように、数多くのハンドリング装置を有している。これらのハンドリング装置によって、綾巻きパッケージと空管との整然とした交換が可能となる。
図1に引き続き示し、すでに簡単に前述したように、作業ユニット2の巻取り装置4は、それぞれ特に本発明に係る摩擦式ダンパ20の形態の振動減衰装置を備えている。このような本発明に係る摩擦式ダンパ20は、図3に概略的に断面図で示してある。図2には、公知先行技術により公知であるようなオイルダンパ20’が、比較のための断面図で示してある。
図2に示したように、公知のオイルダンパ20’は、減衰装置21’と、一般的にシリンダ上側部分22に取り付けられたパッケージフレーム持上げ装置23とを有している。減衰装置21’は、減衰媒体、好ましくは減衰オイル17で満たされたシリンダ下側部分14と、このシリンダ下側部分14内に軸方向で移動可能に支承された、ピストンロッド24を備えたピストン25とを有している。このような液圧式ダンパでは慣用であるように、ピストン25は、減衰媒体のための通流開口を備えているかまたはピストン25は、その軸方向の運動時に圧力媒体がピストン外側輪郭とシリンダ下側部分14の内壁との間を遅れて通流することができるように寸法設定されている。これによって、ピストン25ひいてはピストンロッド24の、たとえばパッケージフレーム振動により生じた軸方向運動が十分に減衰されるようになっている。
シリンダ下側部分14は、シリンダ上側部分22に対してシールリング26とピストンロッドシール部材27とによって密封されている。すでに前述したように、シールリング26は、このようなオイルダンパ20’の弱化箇所を形成している。なぜならば、シールリング26が、特にオイルダンパ20’への組付け作業に関連して、しばしば損傷されるかまたは規定通りに組み付けられないからである。
シリンダ上側部分22に配置されたパッケージフレーム持上げ装置23は、押圧リングとして形成された単動式の上側の空圧式ピストン28を有している。この空圧式ピストン28はその出発位置にばねエレメント29によって位置決めされるかもしくは押圧されない状態でその出発位置に押し戻される。上側の空圧式ピストン28の上方には、圧力チャンバ31が配置されている。この圧力チャンバ31は、弁装置32を介して繊維機械1の圧縮空気システム33に接続されている。必要な場合には、上側の空圧式ピストン28が、弁装置32の相応の制御によって押圧され、軸方向に移動させられるようになっている。図2に引き続き示したように、上側の空圧式ピストン28は、圧力チャンバ31と反対の側に、円錐形に形成された当付け面34を備えている。この当付け面34は、上側の空圧式ピストン28の操作時に、ピストンロッド24に対して軸方向に移動可能に支承された緊締要素36の複数のボールエレメント35に対応する。これは、圧力チャンバ31の加圧時に上側の空圧式ピストン28が軸方向に移動させられ、その際、緊締要素36のボールエレメント35をピストンロッド24に向かって押圧して、空圧式ピストン28とピストンロッド24との間で確実な力伝達が行われるようになっていることを意味している。これによって、さらに下方に滑動する上側の空圧式ピストン28がピストンロッド24を連行する。これによって、パッケージフレーム9が持ち上げられ、ひいては、綾巻きパッケージ8が、これに対応したパッケージ駆動ドラム11から離反させられる。
図3に示した本発明に係る摩擦式ダンパ20は、前述したオイルダンパ20’に対して、減衰装置21の点でのみ変更されている。すなわち、図3に示した、摩擦式ダンパ20のシリンダ上側部分22内に配置されたパッケージフレーム持上げ装置23は、すでにオイルダンパ20’(図2参照)に関連して前述したパッケージフレーム持上げ装置23にほぼ相当している。しかし、摩擦式ダンパ20は、シリンダ下側部分14内に配置された減衰装置21に関して、図2に示した公知のオイルダンパ20’と大幅に異なっている。
図3に示したように、本発明に係る摩擦式ダンパ20は、シリンダ下側部分14の上側の領域に圧力室37を有している。この圧力室37は弁装置38を介して繊維機械1の圧縮空気システム33に接続されている。摩擦式ダンパ20のシリンダ下側部分14の下側の領域には、支持・案内装置39が配置されている。この支持・案内装置39の中心の貫通開口10内には、摩擦式ダンパ20のピストンロッド24が滑動するように案内されている。さらに、支持・案内装置39はその上側の端部に、円錐形に形成された案内面40を有している。この案内面40は、軸方向にかつ半径方向に移動可能に支承された摩擦エレメント41に対応している。この摩擦エレメント41は、たとえば縦断面台形に形成されていて、その円錐形の外面で案内面40に適合される半割シェルとして形成されている。この半割シェルの内面は、摩擦エレメント41とピストンロッド24との間に摩擦力もしくは摩擦モーメントが生じるように、ピストンロッド24に接触している。本発明に係る摩擦式ダンパ20の減衰能に対して重要となるこの摩擦モーメントの強度は、摩擦エレメント41がピストンロッド24にどのくらい強く押し付けられるかに関連している。この押付け力の強さは、押圧リングとして形成された下側の空圧式ピストン42によって調整することができる。この下側の空圧式ピストン42は、案内装置43と案内・密封エレメント44との間に案内されて、圧力室37に接続されていて、下面で摩擦エレメント41に載置されている。さらに、単動式の下側の空圧式ピストン42は、好ましくは、その出発位置の方向にばねエレメント45によって押圧される。
摩擦式ダンパ20の摩擦エレメント41とピストンロッド24との間に、規定された摩擦モーメントを発生させるためには、弁装置38によって圧力室37内に正圧が発生させられる。これによって、空圧式ピストン42がばねエレメント45の力に抗して下方に滑動させられ、横断面円錐形に形成された摩擦エレメント41をも下方に押し進める。このとき、支持・案内装置39の案内面40に外面で載置された摩擦エレメント41が、ほぼ半径方向内向きに変位させられ、ピストンロッド24に押し付けられる。その後、この場合に生じた摩擦モーメントによって、パッケージフレーム9と、このパッケージフレーム9に回転可能に保持された、回転するパッケージ駆動ドラム11により駆動される綾巻きパッケージ8とが、巻取り運転の間に整然と減衰されるようになっている。
1 繊維機械
2 作業ユニット
3 オープンエンド紡績装置
4 巻取り装置
5 紡績ケンス
6 繊維束
7 糸
8 綾巻きパッケージ
9 パッケージフレーム
10 貫通開口
11 パッケージ駆動ドラム
12 パッケージ搬送装置
13 案内レール
14 シリンダ下側部分
15 支持レール
16 保守ユニット
17 減衰オイル
18 糸綾振り装置
19 糸引出し装置
20 摩擦式ダンパ
20’ オイルダンパ
21 減衰装置
21’ 減衰装置
22 シリンダ上側部分
23 パッケージフレーム持上げ装置
24 ピストンロッド
25 ピストン
26 シールリング
27 ピストンロッドシール部材
28 空圧式ピストン
29 ばねエレメント
30 ローディング・アンローディング装置
31 圧力チャンバ
32 弁装置
33 圧縮空気システム
34 当付け面
35 ボールエレメント
36 緊締要素
37 圧力室
38 弁装置
39 支持・案内装置
40 案内面
41 摩擦エレメント
42 空圧式ピストン
43 案内装置
44 案内・密封エレメント
45 ばねエレメント

Claims (6)

  1. 綾巻きパッケージを製造する繊維機械(1)の巻取り装置(4)に設けられた旋回可能に支承されたパッケージフレーム(9)に用いられる摩擦式ダンパ(20)であって、繊維機械(1)の圧縮空気システム(33)に接続された空圧式に作業するパッケージフレーム持上げ装置(23)と、巻取り運転の間に生じるパッケージフレーム振動を減少させるための減衰装置(21)とを備えた摩擦式ダンパにおいて、
    減衰装置(21)が、空圧式に操作可能な装置を有しており、該装置が、綾巻きパッケージを製造する繊維機械(1)の圧縮空気システム(33)に接続されていて、摩擦式ダンパ(20)のピストンロッド(24)に所定の摩擦モーメントを加えるように制御可能であり、
    減衰装置(21)が、摩擦エレメント(41)を有しており、該摩擦エレメント(41)が、移動可能に支承されていて、相応の加圧時にピストンロッド(24)に所定の摩擦モーメントを加えるようになっており、
    摩擦エレメント(41)が、2つの半割シェルを有しており、両半割シェルが、ピストンロッド(24)に対して軸方向にかつ半径方向に移動可能に支承されており、
    両半割シェルが、それぞれ円錐形の横断面を有していて、摩擦式ダンパ(20)の支持・案内装置(39)に設けられた相応に形成された案内面(40)に滑動するように案内されていることを特徴とする、摩擦式ダンパ。
  2. 摩擦エレメント(41)を位置決めするために、押圧リングとして形成された下側の空圧式ピストン(42)が設けられており、該下側の空圧式ピストン(42)が、加圧時に両半割シェルをばねエレメント(45)の力に抗して移動させるようになっている、請求項1記載の摩擦式ダンパ。
  3. 下側の空圧式ピストン(42)が、綾巻きパッケージを製造する繊維機械(1)の圧縮空気システム(33)に弁装置(38)を介して接続された圧力室(37)に接続されている、請求項2記載の摩擦式ダンパ。
  4. パッケージフレーム持上げ装置(23)が、軸方向に移動可能に支承された緊締要素(36)を有しており、該緊締要素(36)が、上側の空圧式ピストン(28)によって作動可能である、請求項1記載の摩擦式ダンパ。
  5. 緊締要素(36)が、複数のボールエレメント(35)を有しており、該ボールエレメント(35)が、上側の空圧式ピストン(28)によって摩擦式ダンパ(20)のピストンロッド(24)に向かって押し付けられて、第2の空圧式ピストン(28)の更なる進行時にピストンロッド(24)を軸方向に移動させるようになっている、請求項4記載の摩擦式ダンパ。
  6. 上側の空圧式ピストン(28)が、該上側の空圧式ピストン(28)に「出発位置への位置決め」の方向で作用するばねエレメント(29)によって押圧されている、請求項4記載の摩擦式ダンパ。
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