JP6399756B2 - リハビリテーション支援装置 - Google Patents

リハビリテーション支援装置

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本発明は、リハビリテーション(以下「リハビリ」と略記することもある)の運動実績を反映した患者宛のレポートを作成するリハビリテーション支援装置及びリハビリテーションレポートに関する。
リハビリの運動実績を管理する装置が、例えば特許文献1及び特許文献2で開示されている。
特許文献1には、患者が行うリハビリテーション運動による運動情報を分析し、複数の患者の運動機能の履歴全般について管理するリハビリテーション管理装置が提案されている。特許文献2には、リハビリテーションの多数の評価項目の評価値が、総体として、良い方へ向かっているのか、変化が無いのか、或いは、悪い方へ向かっているのかを、所望の時点まで遡って容易に把握できるようにしたリハビリテーション支援装置が提案されている。
特開2005−352686号公報 特開2010−108430号公報
ところで、従来におけるリハビリの管理(つまり管理画面及び管理レポート)は、あくまでも医師、理学療法士、看護師などの医療従事者が見て分かり易いように表現されており、リハビリを行っている患者が見ることは想定されておらず、想定されていたとしても分かり易いものにはなっていなかった。
また、リハビリは持続して行うことが重要であるが、患者がモチベーションを維持できないと持続は困難である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、患者が自身のリハビリの状況、課題、目標を理解し易く、モチベーションを喚起することもできる患者宛のレポートを作成する、リハビリテーション支援装置及びリハビリテーションレポートを提供する。
本発明のリハビリテーション支援装置の一つの態様は、
患者のリハビリによる運動実績データと、前記患者の前記リハビリ中の生体情報とを入力する情報入力部と、
入力した前記運動実績データ及び前記生体情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記運動実績データ及び前記生体情報に基づいて患者宛のレポートを作成するレポート作成部と、
前記レポート作成部で作成したレポートを表示部あるいは印刷装置に出力する出力部と、
を有するリハビリテーション支援装置であ
前記レポート作成部は、
少なくともリハビリを行った初日とリハビリを行った直近の複数日のリハビリ時の生体情報を残し、この初日と直近の複数日の間の日に行われたリハビリ時の生体情報を間引いた、レポートを作成する
本発明のリハビリテーション支援装置の一つの態様は、
患者のリハビリによる運動実績データと、前記患者の前記リハビリ中の生体情報とを入力する情報入力部と、
入力した前記運動実績データ及び前記生体情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記運動実績データ及び前記生体情報に基づいて患者宛のレポートを作成するレポート作成部と、
前記レポート作成部で作成したレポートを表示部あるいは印刷装置に出力する出力部と、
を有するリハビリテーション支援装置であり、
前記レポート作成部は、
前記運動実績データを用いて、スタート地点と現在までの運動実績に基づく現地点とが含まれる絵を作成し、
さらに、少なくともリハビリを行った初日とリハビリを行った直近日のリハビリ時の生体情報を残し、この初日と直近日の間の日に行われたリハビリ時の生体情報を間引き、
前記スタート地点と前記現地点とが含まれる前記絵と、前記初日のリハビリ時の生体情報と前記直近日のリハビリ時の生体情報と、が前記表示部の1画面中、あるいは前記印刷装置により印刷される1枚の用紙中に収まるように配置したレポートを作成する
本発明によれば、患者が自身のリハビリの状況、課題、目標を理解し易く、モチベーションを喚起することもできる患者宛のレポートを作成できる。
実施の形態に係るリハビリテーションシステムの全体構成を示す図 実施の形態による患者宛レポートの例を示す図 実施の形態による患者宛レポートの例を示す図 実施の形態による患者宛レポートの例を示す図 実施の形態による患者宛レポートの例を示す図 実施の形態による患者宛レポートの例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るリハビリテーションシステムの全体構成を示す概略図である。
リハビリテーションシステム10は、センター装置100と、運動負荷装置200と、管理装置300と、を有する。センター装置100及び運動負荷装置200は、リハビリ室に配置されている。管理装置300は、リハビリ室に配置されていてもよいし、リハビリ室以外に配置されていてもよい。
センター装置100は、生体情報を取得して表示することを主たる機能として有する。また、本実施の形態の場合、センター装置100は、運動負荷装置200を制御する機能も有する。管理装置300は、各患者の運動実績データ及び生体情報を含むデータを蓄積することを主たる機能として有する。
センター装置100は、運動負荷装置200に接続されており、運動負荷装置200に向けて制御信号を出力するとともに、運動負荷装置200から運動実績データを入力する。なお、本実施の形態では、センター装置100が運動負荷装置200に接続されている場合について述べるが、本発明はこれに限らない。つまり、運動負荷装置200をセンター装置100によって制御するのではなく、運動負荷装置200に直接設定値を入力するなどして運動負荷装置200を動作させてもよい。また、センター装置100による運動実績データの取得方法も、運動負荷装置200から入力する方法に限らない。運動実績データはキーボード111等の入力手段を使ってユーザーが入力するようにしてもよいし、患者がリハビリを実行したことをもってその患者が予め設定した設定値(スケジュール値)の運動を行ったと見なしてこの設定値を運動実績データとしてもよい。
センター装置100は、リハビリ中の患者の運動実績データ及び生体情報を一時保存し、それを表示部に表示する。また、センター装置100は、リハビリを行う患者の過去のデータを管理装置300から読み出して、これを現在のデータに対する比較参照のために表示部に表示することもできる。
リハビリが終了した患者の運動実績データ及び生体情報は、センター装置100から管理装置300に送られ、管理装置300に格納される。リハビリを行う度に運動実績データ及び生体情報が追加され、これが管理装置300に格納される。本実施の形態の例では、センター装置100はメモリに50件程度の運動実績データ、生体情報、患者情報を格納可能なのに対して、管理装置300はハードディスクに10万件程度の運動実績データ、生体情報、患者情報を格納可能となっている。
センター装置100には、ハブ11を介して複数(例えば8台)の運動負荷装置200が並列に接続可能とされており、センター装置100は複数の運動負荷装置200を独立かつ同時に制御できるとともに、複数の運動負荷装置200からの運動実績データを同時に入力できるようになっている。これにより、リハビリテーションシステム10は、複数人(例えば8人)の患者のリハビリを同時に行うことができる。
センター装置100は、患者ごとの運動負荷を設定可能である。センター装置100を使用するのは医療従事者であり、医療従事者はキーボード111やマウス112などの入力手段を用いて患者ごとの運動負荷を設定する。運動負荷装置200によるリハビリの開始及び終了のタイミングもセンター装置100によって制御される。例えば、医療従事者はリハビリを行っている患者の様子を見ながら、センター装置100を使って運動負荷装置200を緊急停止させることもできる。
実際には、センター装置100から出力された制御信号は、ハブ11及び負荷コントローラ203を介してトレッドミル201及びエルゴメータ202などからなる運動負荷装置200に供給される。また、運動負荷装置200から出力された回転数などの情報が負荷コントローラ203及びハブ11を介して運動実績データとしてセンター装置100に入力される。なお、センター装置100は、ディスプレイをタッチパネル構成とすることで、キーボード111やマウス112などの入力手段を省略してもよい。
負荷コントローラ203には血圧計204が接続可能となっており、血圧計204により得られた血圧値が負荷コントローラ203及びハブ11を介してセンター装置100に入力される。ハブ11には、テレメータ送信機401からの無線信号を受信するテレメータ受信機402が接続可能となっている。テレメータ送信機401は、リハビリを行っている患者に装着され、心電図データ(ECG)及び酸素飽和度(SpO)などを測定し、これを無線送信する。テレメータ受信機402は、テレメータ送信機401からの信号を受信しこれを復調する。復調後の信号はハブ11を介してセンター装置100に送られる。
このように、センター装置100には、リハビリを行っている患者の運動実績データに加えて、血圧値、心電図データ(ECG)及び酸素飽和度(SpO)などの生体情報が入力される。なお、センター装置100には、生体情報として、体重やBMI(Body Mass Index)などを入力してもよい。この生体情報は、センター装置100に体組成計などの計測装置を接続して計測装置から直接入力されてもよく、キーボード111やマウス112などの入力手段を用いて医療従事者によって入力されてもよい。
さらに、センター装置100及び管理装置300は、ハブ12を介してプリンター13及び院内ネットワークに接続されている。これにより、管理装置300によって作成された患者宛のレポートをプリンター13によって印刷することができる。また、センター装置100の表示部に表示されているリハビリ実行中の画面を院内ネットワークに接続された他の端末のディスプレイで見ることができる。また、管理装置300に格納されたリハビリに関するデータを院内ネットワークに接続された他の端末に送ることができる。さらに、センター装置100には外部ディスプレイ14が接続されている。外部ディスプレイ14は、例えばセンター装置100のディスプレイを見ることができない位置に配置されており、これにより医療従事者は外部ディスプレイ14によってセンター装置100の画面と同じ画面を見ながらリハビリを実施できる。さらに、センター装置100はリモコン15によって遠隔操作できるようになっており、これによりセンター装置100から離れたところにいる医療従事者はリモコン15を用いて運動負荷装置200を緊急停止させるなどの操作を行うことができる。
<患者宛レポートの作成>
管理装置300は、患者宛のレポートを作成するレポート作成部を有する。実際上、このレポート作成部のレポート作成機能は、プログラムによって実現される。管理装置300は、センター装置100からの運動実績データ及び生体情報と、自身に格納している運動実績データ及び生体情報と、に基づいて患者宛のレポートを作成する。このレポートは、管理装置300の表示部に表示されるとともに、プリンター13によって印刷されて患者に渡される。
因みに、1回のリハビリは、来診→問診→準備体操→運動療法→筋肉トレーニング(レジスタントトレーニング)→整理体操→問診→次回予約の順で行われる。運動療法にはエルゴメータやトレッドミル等の負荷装置を使った運動療法の他、歩行や踏み台昇降等の負荷装置を使わない運動療法も含まれる。本実施の形態で説明する患者宛レポートとは、1回毎のリハビリの最後に患者に渡されるものである。
図2−図6は、本実施の形態の管理装置300によって作成される患者宛レポートの例を示す。レポートは、リハビリによる運動距離(移動距離と言ってもよい)を地図上に示した絵を含む地図領域R10と、生体情報が時系列に並んだグラフ領域R20と、を有する。また、レポートには、リハビリを行った患者の識別情報や、数値情報(図中の「今回トレーニングデータ」)、患者へのメッセージ、次回のリハビリ実施予定日などが記載される領域を有する。
地図領域R10は、リハビリによる運動距離が地図上に示された運動距離表示領域R11と、現在の到達場所の風景又は名物が表示される風景表示領域R12と、からなる。
運動距離表示領域R11には、東海道五十三次の各宿場を表す地図が表示され、江戸をスタート地点として、トレッドミル201、エルゴメータ202によって運動した距離が地図上に表示される。スタート地点である江戸から現在の到達箇所までのルートが赤色で表示され、到達箇所以降のルートが緑色で表示される。このように、既に進んだルートの色を変えることで、どのくらいリハビリが進んだかをひと目で把握できる。また、リハビリを行っている患者は、恰も東海道五十三次を江戸から京に向かって旅しているかのような気分でリハビリを行うことができる。
風景表示領域R12には、到達した宿場の名所の風景又は名物が表示される。これにより、リハビリを行っている患者は、その宿場に到達した達成感をより感じることができる。また、到達した宿場ごとに風景又は名物が変わるので、リハビリを飽きずに続けることができる。
ところで、本実施の形態では、地図として、東海道五十三次を用いており、宿場間の距離が程良く決まっているので好適であるが、東海道五十三次以外の地図を用いる場合には、運動距離表示領域R11における1区間の距離を、1回のリハビリ(例えば20分のリハビリ)で進むことができる距離にしておくことが好ましい。このようにすると、患者がリハビリの目標とし易くなる。1区間の距離は2km以上で20km以下とすることが好ましい。因みに、エルゴメータで20分こぐと、通常は6km程度進む計算になるので、1区間の距離を6km前後とすることがより好ましい。
グラフ領域R20には、リハビリを行っている患者の生体情報として、METs(metabolic equivalents)、血圧、体重、BMIが表示される。因みに、血圧は図中の縦棒で示されている。METsは、運動の強度を示す値である。METsの計算は既知の様々な方法で計算できるのでここではその説明は省略する。なお、METsから消費カロリーを計算して表示してもよい。消費カロリーは、消費カロリー=METs×時間の式によって求めることができる。
図2−図6の例の場合、グラフ領域R20には、10日分の生体情報が表示されている。表示される10日の内訳は、リハビリを開始した初日(4/1)のデータ、及び、最新のリハビリ実施日を含む直近の9日分のデータ、である。これにより、患者は、リハビリ初日すなわち一番状態が悪かったときの生体情報と、最新の生体情報とから、自身の回復具合を鮮明に知ることができるので、モチベーションが喚起される。
因みに、リハビリの期間は150日程度であり、リハビリの頻度は週に3日程度が理想とされている。よって、リハビリ中の全ての生体情報を表示しようとすると、リハビリ後期には150日近くの生体情報を表示することになるが、表示スペースは限られているので全ての日数分の生体情報を表示することは現実的ではなく、データを間引いたり、平均化して表示することが現実的である。この際、例えば生体情報を一定間隔で間引けば全体のトレンドを把握し易いトレンドグラフを得ることができる。このようなトレンドグラフは医療従事者がリハビリの効果を確認するのに便利である。しかし、本実施の形態では、このようなトレンドグラフとは異なり、上述したように、リハビリを開始した初日のデータ、及び、最新のリハビリ実施日を含む直近の複数日分のデータを表示して、残りのデータを表示しないようにする。これにより、リハビリ初日すなわち一番状態が悪かったときの生体情報と、最新の生体情報とから、回復具合を鮮明に知ることができ、患者のモチベーションを喚起し易いレポートとすることができる。
次に、図2、図3、図4、図5及び図6の患者宛レポートそれぞれについて詳しく説明する。
図2のレポートは、2013年4月1日に行われたリハビリ初日のレポートである。風景領域R12には、現在、江戸から品川までを移動中であることと、江戸から品川までの距離と、江戸の風景と、が表示される。運動距離表示領域R11には、江戸から品川までのルートが赤色で表示され、品川以降のルートが緑色で表示される。グラフ領域R20には、リハビリ初日(4/1)の生体情報が表示される。
図3のレポートは、2013年7月30日に行われたリハビリのレポートである。風景領域R12には、現在、原から吉原までを移動中であることと、原から吉原までの距離と、原の風景と、が表示される。運動距離表示領域R11には、江戸から吉原までのルートが赤色で表示され、吉原以降のルートが緑色で表示される。グラフ領域R20には、リハビリ初日(4/1)の生体情報と、最新のリハビリ実施日(7/30)を含むリハビリを行った直近の複数日(7/5、7/8、7/10、7/12、7/15、7/18、7/22、7/28、7/30)分の生体情報とが表示される。
図4のレポートは、2013年9月16日に行われたリハビリのレポートである。風景領域R12には、現在、嶋田から金谷までを移動中であることと、嶋田から金谷までの距離と、嶋田の風景と、が表示される。運動距離表示領域R11には、江戸から金谷までのルートが赤色で表示され、金谷以降のルートが緑色で表示される。グラフ領域R20には、リハビリ初日(4/1)の生体情報と、最新のリハビリ実施日(9/16)を含むリハビリを行った直近の複数日分の生体情報とが表示される。
図5のレポートは、2013年10月28日に行われたリハビリのレポートである。風景領域R12には、現在、二川から吉田までを移動中であることと、二川から吉田までの距離と、二川の風景と、が表示される。運動距離表示領域R11には、江戸から吉田までのルートが赤色で表示され、吉田以降のルートが緑色で表示される。グラフ領域R20には、リハビリ初日(4/1)の生体情報と、最新のリハビリ実施日(10/28)を含むリハビリを行った直近の複数日分の生体情報とが表示される。
図6のレポートは、2013年12月22日に行われたリハビリのレポートである。風景領域R12には、現在、京に到着したことと、京の風景及び名物と、が表示される。運動距離表示領域R11には、江戸から京までの全ルートが赤色で表示される。グラフ領域R20には、リハビリ初日(4/1)の生体情報と、最新のリハビリ実施日(12/22)を含むリハビリを行った直近の複数日分の生体情報とが表示される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、リハビリによる運動距離を地図上に示した絵を含む地図領域R10を設けたことにより、自分がどのくらいリハビリしたかを、ひと目で、楽しく、達成感をもって、把握できる患者宛のレポートを得ることができる。この結果、レポートを受け取った患者は、リハビリの状況、課題、目標を容易に理解でき、モチベーションも喚起される。
また、リハビリを開始した初日の生体情報と、最新のリハビリ実施日を含む直近の生体情報と、を表示したグラフ領域R20を設けたことにより、患者は、リハビリ初日すなわち一番状態が悪かったときの生体情報と、最新の生体情報とから、回復具合を鮮明に知ることができるので、リハビリの状況、課題、目標をより理解でき、モチベーションもより喚起されるようになる。
このように、本実施の形態においては、レポートに、リハビリによる運動距離、及び、METs、血圧、体重、BMIといった患者が気になるパラメータを記載するようにしたことにより、医師などの医療従事者用のレポートと比較して、患者が見るのに適したレポートを実現できる。
なお、上述の実施の形態では、グラフ領域R20に、日単位の生体情報を表示する場合について述べたが、複数の日の生体情報を平均した代表値を表示してもよい。また、例えば月ごとの代表値を表示してもよい。要は、それぞれ異なるリハビリ実施日に得られたN(Nは正の整数)個の生体情報から、このN個よりも少ないM(Mは正の整数)個の生体情報を選択して、このM個の生体情報が時系列に並んだグラフを含むレポートを作成し、このM個の生体情報は、初回のリハビリ実施日の生体情報と、最新のリハビリ実施日を含む直近の(M−1)個の生体情報と、からなるようにすれば、上述の実施の形態と同様に、患者がリハビリ初日すなわち一番状態が悪かったときの生体情報と、最新の生体情報とから、回復具合を鮮明に知ることができるようになる。
また、上述の実施の形態では、トレッドミル201による運動とエルゴメータ202による運動とを地図上で区別しなかったが、例えばトレッドミル201による運動距離は赤色、エルゴメータ202による運動距離はオレンジ色とすることにより、どちらの機器による運動距離なのかを区別してもよい。
また、地図上に各地点を通過した日付を表示してもよい。このようにすれば、患者はどの程度のペースで移動しているかを把握できるようになり、リハビリが進行して移動のペースが速くなることを実感できれば、モチベーションも上がる。
また、上述の実施の形態では、リハビリによる運動距離を地図上に示した絵を表示したが、例えばリハビリによる運動実績に基づいて富士山を登っていくような絵を表示してもよい。つまり、リハビリの実績を地図以外の絵で表現することができる。
また、人物の絵を表示し、リハビリの運動実績及び又は生体情報に基づいて、人物の体型や表情など変更してもよい。例えばリハビリが進むにつれて人物の体型を細くしたり、健康的に見えるようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態では、トレッドミル201及びエルゴメータ202からなる運動負荷装置200により得られた運動実績データに基づいてレポートを作成する場合について述べたが、歩数計などの活動量計に記録された運動実績データをセンター装置100に入力し、その運動実績データに基づいてレポートを作成してもよい。このようにすれば、自宅などのリハビリ室以外の場所でのリハビリ活動もレポートに反映できるようになる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、リハビリテーション支援装置に広く適用可能である。
10 リハビリテーションシステム
11、12 ハブ
13 プリンター
14 外部ディスプレイ
15 リモコン
100 センター装置
111、311 キーボード
112、312 マウス
200 運動負荷装置
201 トレッドミル
202 エルゴメータ
203 負荷コントローラ
204 血圧計
300 管理装置
401 テレメータ送信機
402 テレメータ受信機
R10 地図領域
R11 運動距離表示領域
R12 風景表示領域
R20 グラフ領域

Claims (3)

  1. 患者のリハビリによる運動実績データと、前記患者の前記リハビリ中の生体情報とを入力する情報入力部と、
    入力した前記運動実績データ及び前記生体情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記運動実績データ及び前記生体情報に基づいて患者宛のレポートを作成するレポート作成部と、
    前記レポート作成部で作成したレポートを表示部あるいは印刷装置に出力する出力部と、
    を有するリハビリテーション支援装置であ
    前記レポート作成部は、
    少なくともリハビリを行った初日とリハビリを行った直近の複数日のリハビリ時の生体情報を残し、この初日と直近の複数日の間の日に行われたリハビリ時の生体情報を間引いた、レポートを作成する、
    リハビリテーション支援装置。
  2. 患者のリハビリによる運動実績データと、前記患者の前記リハビリ中の生体情報とを入力する情報入力部と、
    入力した前記運動実績データ及び前記生体情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記運動実績データ及び前記生体情報に基づいて患者宛のレポートを作成するレポート作成部と、
    前記レポート作成部で作成したレポートを表示部あるいは印刷装置に出力する出力部と、
    を有するリハビリテーション支援装置であり、
    前記レポート作成部は、
    前記運動実績データを用いて、スタート地点と現在までの運動実績に基づく現地点とが含まれる絵を作成し、
    さらに、少なくともリハビリを行った初日とリハビリを行った直近日のリハビリ時の生体情報を残し、この初日と直近日の間の日に行われたリハビリ時の生体情報を間引き、
    前記スタート地点と前記現地点とが含まれる前記絵と、前記初日のリハビリ時の生体情報と前記直近日のリハビリ時の生体情報と、が前記表示部の1画面中、あるいは前記印刷装置により印刷される1枚の用紙中に収まるように配置したレポートを作成する、
    リハビリテーション支援装置。
  3. 前記絵は地図である、
    請求項2に記載のリハビリテーション支援装置。
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