JP6398522B2 - 発泡体用ゴム組成物とそれを用いた靴底 - Google Patents
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Description
ゴム材料としては、引張強度、伸び、引裂強度に優れ、かつ耐摩耗性のバランスに優れたゴム材料であるビニル・シスブタジエンゴム(VCR)をベースとして用いることとした。加硫剤との関係において、収縮率、及び熱収縮性を改善するための発泡剤処方について検討したところ、熱膨張を開始する温度が比較的低い特定の熱膨張特性を持つ熱膨張型発泡剤を用いることによって、上記課題を解決し得ることを見出した。
<(A)成分>
(A)のビニル・シスブタジエンゴム(以下、「VCR」と記載することがある。)について説明する。VCRは、沸騰n−ヘキサン不溶分;1〜25質量%で、沸騰n−ヘキサン可溶分;99〜75質量%であるビニル・シスブタジエンゴムである。ここで、沸騰n−ヘキサン不溶分は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン樹脂(以下、「SPB」と記載することがある。)である。また、沸騰n−ヘキサン可溶分は、高シス−1,4−ポリブタジエンであり、ミクロ構造はシス−1,4構造が90質量%以上である。また、沸騰n−ヘキサン不溶分とは、VCRを沸騰n−ヘキサン中に還流した時に不溶分として回収される部分をいう。沸騰n−ヘキサン可溶分とは、VCRを沸騰n−ヘキサン中で還流した時に溶解する部分をいう。
(B)のジエン系ゴムは、前記(A)以外のジエン系ゴムである。(B)ジエン系ゴムは、本発明の発泡体用ゴム組成物にロール加工性や機械的強度等を付与するために使用される。(B)ジエン系ゴムとしては、具体的に、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、アクリロニトリル−クロロプレンゴム、アクリロニトリル−イソプレンゴム、スチレン−クロロプレンゴム、スチレン−イソプレンゴムなどのジエン系ゴムが挙げられる。これらを単独で使用してもよいし、複数組み合わせて使用してもよい。
(C)熱可塑性樹脂は、本発明の発泡体用ゴム組成物に寸法安定性等を付与するために使用される。他のゴム成分との混練時に相溶性がよいことが好ましい。(C)熱可塑性樹脂としては、例えば、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン樹脂(SPB)、ポリエチレン及びその無水マレイン酸グラフト重合体、ポリイソブチレン、エチレン酢ビ共重合体、エチレンアクリレート−エチレンアクリル酸共重合体、ポリプロピレン及びその無水マレイン酸グラフト重合体、塩素化ポリプロピレン、4−メチルペンテン−1樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート等を挙げることができる。(C)熱可塑性樹脂として、寸法安定性を付与するとの理由から、1,2−ポリブタジエン樹脂が好ましい。さらに、配合時にゴム中に溶融させて混合することができるとの理由から、融点が70〜110℃である1,2−ポリブタジエン樹脂がより好ましい。これらの(C)熱可塑性樹脂は、単独で使用してもよいし、2種以上組み合わせて使用することもできる。
(D)発泡剤としては、一般に、熱膨張性のマイクロカプセルが用いられる。熱膨張性マイクロカプセルとは、合成樹脂製のマイクロカプセル中に、加熱することによって膨張する液体や気体を内包させたものである。押出成形や射出成形の際のスクリューなどによる混練溶融熱によって、内包された液体や気体が膨張することにより、外殻となるマイクロカプセルが膨張する。しかし、成形時の温度条件によって、溶融したり、破裂することなく膨張を完了させるものである。
熱膨張型発泡剤の粒径は、熱膨張前の粒径が18〜50μmである。好ましくは20〜40μmであり、より好ましくは20〜38μmである。当該範囲では、低密度化と寸法安定性の効果を期待できる。前記範囲より小さい熱膨張型発泡剤を使用すると、低密度化を図る効果が少なくなる。一方、前記範囲より大きい熱膨張型発泡剤を使用すると、成形品の表面肌が荒れて、平滑性が低下する。
本発明に係る発泡体用ゴム組成物に配合される過酸化物としては、ベンゾイールパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,1’−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチレンシクロヘキサン、1,3−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ジイソプロピルベンゼン等がある。特に、ジクミルパーオキサイド(以下、「DCP」と略記する)が好ましい。
過酸化物は、加硫工程の段階で組み込まれることが必要である。後述する加硫促進剤や加硫剤との組み合わせによって使用される。
本発明に係るゴム組成物に配合されるゴム補強剤としては、各種のカーボンブラック、ホワイトカーボン、シリカ、活性化炭酸カルシウム、超微粒子珪酸マグネシウムなどが挙げられる。これらの中では、シリカとカーボンブラックが好ましい。さらに、乾式法による無水ケイ酸、湿式法による含水ケイ酸、合成ケイ酸塩等の平均一次粒径5〜100nmのシリカ、及び粒子径が90nm以下、ジブチルフタレート(DBP)給油量が70ml/100g以上のカーボンブラックが好ましい。
本発明で用いられる加硫促進剤としては、例えばアルデヒド類、アンモニア類、アミン類、グアニジン類、チオウレア類、チアゾール類、チウラム類、ジチオカーバメイト類、キサンテート類等が挙げられる。より具体的には、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド(MBTS)、1,3-ジ-o-トリルグアニジン(DOTG)、N-オキシジエチレン-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(OBS)、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド(CBS)、ジンクジ-n-ブチルジチオカーバイド(ZnBDC)、ジンクジメチルジチオカーバイド(ZnMDC)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等が挙げられる。これらの中でも特に、ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド(MBTS)、1,3-ジ-o-トリルグアニジン(DOTG)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)が好ましい。
本発明で用いる加硫剤としては、硫黄、加熱により硫黄を生成させる化合物、酸化マグネシウム等の金属酸化物、多官能性モノマー、シラノール化合物等が挙げられる。加熱によって硫黄を生成させる化合物として、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド等が挙げられる。これらの中でも特に硫黄が好ましい。
本発明の発泡体用ゴム組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲内で、ゴム業界で通常用いられる各種添加剤を配合することができる。例えば、老化防止剤、加工助剤、プロセスオイル、スコーチ防止剤、亜鉛華、ステアリン酸などがある。
老化防止剤としては、例えば、アミン・ケトン系、イミダゾール系、アミン系、フェノール系、硫黄系、燐系等が挙げられる。
加硫助剤としては、公知の加硫助剤、例えば、アルデヒド類、アンモニア類、アミン類、グアニジン類、チオウレア類、チアゾール類、チウラム類、ジチオカーバメイト類、キサンテート類等が用いられる。
スコーチ防止剤(リターダー)としては、例えば、有機酸やニトロソ化合物、N-シクロヘキシルチオフタルイミド、スルホンアミド誘導体等が用いられる。
プロセスオイルとしては、ナフテン系及びパラフィン系のいずれを用いてもよい。
本発明の発泡体用ゴム組成物の製造方法について、具体例に基づいて説明する。
(A)沸騰n−ヘキサン不溶分;1〜25質量%で、沸騰n−ヘキサン可溶分;99〜75質量%であるVCR、(B)(A)以外のジエン系ゴム及び(C)熱可塑性樹脂からなる組成物に対して、(A)+(B)+(C)を全ゴム分100質量部として、加硫前の段階で、加硫剤、加硫促進剤とともに、過酸化物を0.20〜0.35質量部投入する。次いで、粒径が18〜50μmであり、熱膨張開始温度が115〜135℃であって、最大膨張温度が160〜210℃である熱膨張型発泡剤2.0〜10.0質量部からなる発泡剤を添加して、発泡体用ゴム組成物を作製する。当該一連の工程はロール等の開放式混練機、バンバリーミキサー等の密閉式混練機などの混練機を用いて、混練りすることによって行うことができる。成形加工後に所定の温度で加硫発泡を行い、発泡体用ゴム組成物を用いた発泡ゴム成形体を製造することができる。得られた発泡ゴム成形体は、ポストキュア工程が不要であり、低密度であって、寸法安定性に優れ、引張強度・破断伸びが大きく、モールド成型性に優れたものである。
本発明の発泡ゴム成形体は、組成や発泡剤の種類等を変えることによって、種々の密度や反撥弾性率を有したものとすることができる。特に、発泡ゴム成形体の密度としては、低密度の観点から、0.55〜0.85g/cm3が好ましく、0.60〜0.75g/cm3がより好ましい。また、発泡ゴム成形体の反撥弾性率としては、靴底等の用途における反撥力と衝撃吸収の観点から、40〜55%が好ましく、43〜50%がより好ましい。図1において、外側の四角で囲まれた範囲が好ましい範囲を示し、内側の四角で囲まれた範囲がより好ましい範囲を示す。後記する本発明の実施例はいずれも、外側の四角で囲まれた好ましい範囲に存在することが分かる。
(A)沸騰n−ヘキサン不溶分;1〜25質量%で、沸騰n−ヘキサン可溶分;99〜75質量%であるVCR、(B)(A)以外のジエン系ゴム及び(C)熱可塑性樹脂からなる組成物に対して、(A)+(B)+(C)を全ゴム分100質量部として、加硫前の段階で、加硫剤、加硫促進剤とともに、過酸化物を0.20〜0.35質量部投入する。次いで、粒径が18〜50μmであり、熱膨張開始温度が115〜135℃であって、最大膨張温度が160〜210℃である熱膨張型発泡剤2.0〜10.0質量部からなる発泡剤とゴム補強剤10〜30質量部を添加して、発泡体用ゴム組成物を作製する。
かかる発泡体用ゴム組成物は、靴底発泡体用ゴム組成物として使用することができる。靴底用金型を用いて成形加工後に所定の温度で加硫発泡を行い、得られた発泡ゴム成形体である靴底用ゴム発泡体および靴底は、ポストキュア工程が不要であり、低密度であって、寸法安定性に優れ、引張強度・破断伸びが大きく、モールド成型性に優れたものである。
表1に実施例、比較例に用いる熱膨張型発泡剤とその性能を示した。尚、熱膨張型発泡剤の粒径はレーザー回折・散乱法によって測定することができる。また、熱膨張型発泡剤の膨張開始温度と最高膨張温度は、熱機械分析(TMA)法によって測定することができる。
(A)VCR;宇部興産社製、VCR450
(B)ジエン系ゴム;天然ゴム、SMR−L(標準マレーシアゴム)
(C)熱可塑性樹脂;1,2−ポリブタジエン樹脂、JSR社製、RB820、融点95℃
(D)熱膨張型発泡剤;
松本油脂社製、マツモトマイクロスフェアー(登録商標);F−82、FN−82D、FN−78D
AKZO NOBEL社製、EXPANCEL(登録商標);920DU40、009DU80、930DU120
(E)熱分解型発泡剤;三協化成社製、ADCA(分解温度200〜210℃)、OBSH(分解温度155〜165℃)
(F)添加剤
・ゴム補強剤;シリカ、東ソー・シリカ株式会社製、ウルトラジルVN3−GR
・ポリエチレングリコール;#4000、加硫反応活性化剤
・亜鉛華;堺化学工業製、Sazex1号
・ステアリン酸;旭電化株式会社製、アデカ脂肪酸SA−300
・老化防止剤;ユニロイヤル社製、ナウガード445
・加硫促進剤;大内新興化学工業株式会社製、ノクセラーDM(ジ-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド)、ノクセラーDT(1,3-ジ-o-トリルグアニジン)、ノクセラーTBzTD(テトラベンジルチウラムジスルフィド)
・加硫剤;硫黄、エスアンドエスジャパン社製、不溶性硫黄ストラクトール SU109
・過酸化物;ジクミルパーオキサイド(DCP)
表2に記載のVCR450/天然ゴム/RB820を配合比60/5/35(質量部)にし、ゴム補強剤であるシリカと亜鉛華とステアリン酸などの添加剤と共に1.7リットルの密閉式混練装置を使用して混錬した。その後、加硫促進剤と硫黄と過酸化物、並びに熱膨張型発泡剤F−82、3.0質量部をオープンロールで混合した。次いで、155℃で13分間加熱プレス機を用いて加硫、発泡させて、2mm厚のシートを作製した。かかるシートから評価用試験片を切り出した。
また、比較例1だけは、通常の評価用試験片の加硫時間を155℃で10分間とし、DIN摩耗性の評価用試験片の加硫時間を155℃で11分間とした。
得られた評価用試験片を用いて、比較例1以外は、ポストキュアを行わないで各種物性を評価した。
熱膨張型発泡剤F−82の量を6.0質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
熱膨張型発泡剤F−82の量を7.8質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
熱膨張型発泡剤の種類と量を、FN−82D、3.0質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
熱膨張型発泡剤の種類と量を、FN−82D、6.0質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
熱膨張型発泡剤の種類と量を、EXPANCEL009DU80、7.8質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
熱膨張型発泡剤の種類と量を、EXPANCEL930DU120、7.8質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
発泡剤の種類と量を、熱膨張型発泡剤EXPANCEL920DU40、1.0質量部、熱分解型発泡剤ADCA3.0質量部、OBSH3.0質量部を併用したものとした以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。その後、熱風乾燥機を用いて、70℃で2時間のポストキュアを行い、各種物性の評価に供した。
発泡剤の種類と量を、熱分解型発泡剤ADCA4.0質量部、OBSH1.5質量部を併用したものとした以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
発泡剤の種類と量を、熱膨張型発泡剤EXPANCEL920DU40、7.8質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
発泡剤の種類と量を、熱膨張型発泡剤FN−78D、7.0質量部に変えた以外は、実施例1と同様の条件で評価用試験片を作製した。
JIS K6300−1に準じて、100℃にて測定した。
ALPHA TECHNOLOGIES社製RPA2000(ロータレス型、ゴム加工性解析装置)を用いて、JIS K6300に従って155℃における10%及び90%加硫度に達する時間を測定した。
ALPHA TECHNOLOGIES社製RPA2000(ロータレス型、ゴム加工性解析装置)を用いて、JIS K6300に従って155℃における10%及び90%加硫度に達する発泡圧力を測定した。圧力の数値が高いほど良好であることを示す。
成型品作成後、室温で3時間経過後の長さL1を測定した。さらに室温で1日経過後の長さL2を測定した。L1に対するL2の膨張率を算出した。数値が大きいほど膨張していることを示す。
JIS K6268に準じて、A法で測定した。
JIS K6251に従って測定した。数値が高いほど良好であることを示す。
JIS K6252に従って測定した。アングル形とトラウザー形の試験片を用いて評価を行った。数値が高いほど金型から製品を剥がす際に引裂かれることがなく良好であることを示す。
JIS K6264に従って摩耗減量を測定した。DIN Indexの数値が小さいほどDIN摩耗性能が良好な物性を示す。
JIS K6264に従い摩耗減量を測定した。摩耗減量(cc)の数値が小さいほどアクロン摩耗性能が良好な物性を示す。
JIS K6255に準じて、トリプソ式を用いて測定した。反撥弾性率の数値(%)が大きいほど、反撥が大きいことを示す。
成型品作成後、室温で3時間経過後の長さL1を測定した。さらに室温で5日経過後の長さL2を測定した。L1に対するL2の収縮率を算出した。数値が小さいほど寸法安定性が良好であることを示す。
成型品作成した後、室温で1日経過後の試料に標線長さ10cmのL1を付記した。さらに70℃で6時間の加熱処理を行い、その後室温で1日経過後の長さL2を測定した。L1に対するL2の収縮率を算出した。数値が小さいほど寸法安定性が良好であることを示す。
比較例2は、従来タイプの熱分解型発泡剤を用いて、ポストキュアを行っていないものである。密度が同レベルの実施例2と比較例2とを比べると、実施例2は、比較例2よりも、引張強度、破断伸び、収縮率、熱収縮率において、優れたものであった。
比較例4は、本発明とは異なる種類の熱膨張型発泡剤を用いたものである。膨張開始温度が本発明に比べて低い範囲のものである。また、最高膨張温度も本発明に比べてやや低い範囲のものである。そのため、密度が近いレベルの実施例6と比較例4とを比べると、比較例4は、収縮率と熱収縮率は実施例6と同等であったが、引張強度、引裂強度(アングル型)において実施例6より劣るものであった。
Claims (7)
- (A)沸騰n−ヘキサン不溶分;1〜25質量%で、沸騰n−ヘキサン可溶分;99〜75質量%であるビニル・シスブタジエンゴム、
(B)前記(A)以外のジエン系ゴム、
(C)熱可塑性樹脂及び
(D)発泡剤
を含む発泡体用ゴム組成物であって、
前記(D)発泡剤は、粒径が18〜50μmであり、熱膨張開始温度が115〜135℃である熱膨張型発泡剤であり、
前記(D)発泡剤を全ゴム分100質量部に対して、2.0〜10.0質量部含有することを特徴とする発泡体用ゴム組成物。 - 前記(D)発泡剤の最大膨張温度が160〜210℃であることを特徴とする請求項1に記載の発泡体用ゴム組成物。
- 前記(B)ジエン系ゴムが天然ゴムであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発泡体用ゴム組成物。
- 前記(C)熱可塑性樹脂が、融点が70〜110℃である1,2−ポリブタジエン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発泡体用ゴム組成物。
- 加硫剤を全ゴム分100質量部に対して0.2〜2.0質量部、過酸化物を全ゴム分100質量部に対して0.20〜0.35質量部、および加硫促進剤を全ゴム分100質量部に対して0.5〜2.0質量部含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発泡体用ゴム組成物。
- 靴底用である請求項1〜5のいずれか1項に記載の発泡体用ゴム組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の発泡体用ゴム組成物を用いてなる靴底。
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