JP6397974B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、自走手段を備えた自走式掃除機に関する。
近年、自律的に障害物を回避しながら自走する自走式掃除機が知られている。例えば、特許文献1には、本体の移動中に障害物検知手段が障害物を検知した場合、本体の移動方向を変える障害物回避制御モードを本体に具備した自走式掃除機が記載されている。
このような自走式掃除機においては、部屋又は作業領域の大きさに応じて作業時間を設定することが望ましい。例えば、特許文献2には、電池電圧の低下を検出した場合、スタート地点に向かって移動させて作業を終了する移動作業ロボットであって、走行距離測定手段により部屋の外周の距離を測定し、測定した部屋の外周の距離に基づいて、電池電圧の低下を判定する下限電圧値を最適値に修正するものが記載されている。
特開2002−078650号公報 特開2005−135274号公報
しかしながら、従来の自走式掃除機では、作業を終了する時間がバッテリ残量によって決定されるため、作業領域が広い場合には、未掃除の領域が存在するときでも掃除を終了してしまうものであった。一方、作業領域が狭い場合には、すでに掃除した領域を何度も掃除するものであった。すなわち、従来の自走式掃除機は、作業領域の大きさに応じた掃除を行うものではなかった。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、周囲の障害物の位置から自走式掃除機の作業領域を決定し、該作業領域の大きさに応じて効率的に掃除を行うことが可能な自走式掃除機を提供することにある。
この発明は、筐体と、前記筐体を走行させる走行部と、床面の掃除を行う清掃部と、前記筐体の周囲の障害物の位置を検知する障害検知部と、前記走行部、前記清掃部及び前記障害検知部を制御して前記筐体を自走させながら掃除を行わせる制御部とを備え、前記制御部は、前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、掃除を行う走行時間を決定することを特徴とする自走式掃除機を提供するものである。
この発明によれば、前記制御部は、前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、掃除を行う走行時間を決定するため、周囲の障害物の位置から自走式掃除機が自走し得る走行領域を決定し、前記走行領域の面積の大小によらず、一定の作業効率を確保可能な走行時間を設定して自走を行う自走式掃除機を実現できる。
この発明の自走式掃除機及び充電台の概略構成を示すブロック図である。(実施形態1) 図1に示す自走式掃除機の外観の一例を概略的に示す斜視図である。(実施形態1) この発明の自走式掃除機の準備動作処理のフローチャートである。(実施形態1) この発明の自走式掃除機の準備動作手順を示す説明図である。(実施形態1) この発明の自走式掃除機の掃除動作処理のフローチャートである。(実施形態2) この発明の自走式掃除機の掃除動作手順を示す説明図である。(実施形態2) この発明の自走式掃除機の掃除動作処理のフローチャートである。(実施形態3) この発明の自走式掃除機の掃除動作手順を示す説明図である。(実施形態3) この発明の自走式掃除機の掃除動作手順を示す説明図である。(実施形態4)
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
<自走式掃除機の構成>
この発明の実施形態1に係る自走式掃除機1について説明する。
以下、図1及び図2に基づき、この発明の自走式掃除機1の構成を説明する。
図1は、この発明の自走式掃除機1及び充電台100の概略構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示す自走式掃除機1の外観を概略的に示す斜視図である。
以下の実施形態では、主として、自走式掃除機1の概略構成と動作について説明する。
自走式掃除機1は、底面に吸気口35を有すると共に内部に集塵部31を有する筐体2、筐体2を走行させる一対の駆動輪13、並びに駆動輪13の回転、停止及び回転方向等を制御する走行制御部12を備え、自律的に掃除動作する。
図1に示すように、この発明の自走式掃除機1は、主として、制御部11、走行制御部12、駆動輪13、障害検知部14、充電池15、操作入力部17、音声入力部18、音声認識部19、音声出力部20、画像取得部22、照明部23、誘導信号受信部24、充電用接続部25、カウンタ27、通信部28、集塵部31、イオン発生部32、送風制御部33、排気口34、吸気口35及び記憶部51を備える。
以下、図1に示す各構成要素を説明する。
この発明の自走式掃除機1は、例えば円盤形、円柱形、あるいは直方体形等の立体形状の筐体2を有し、その筐体2の表面や内部に、各種構成要素が配置される。
例えば、上記した駆動輪13、障害検知部14、操作入力部17、音声入力部18、画像取得部22、照明部23、誘導信号受信部24及び充電用接続部25は、筐体2の表面の外部から視認できる位置に設けられ、その他の構成要素は筐体2の内部に設けられる。
また、掃除を行う部屋の所定の位置に充電台100を設置する。充電台100の設置場所は、商用電源のコンセント近辺、部屋の壁際、机の脇などで、電源電力の供給を受けられる場所であればよい。図1に示すように、充電台100は、充電端子部101及び誘導信号送信部102を備える。充電台100の充電端子部101と自走式掃除機1の充電用接続部25とを電気的に接触することにより、自走式掃除機1は充電台100からの電力の供給を受け、自走式掃除機1の充電池15が充電される。また、自走式掃除機1は、充電台100から離れ自動走行しながら掃除機能を実行する。
この発明の自走式掃除機1は、設置された場所の床面を自走しながら、床面上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除する掃除ロボットである。この発明の自走式掃除機1は、掃除が終了すると、自律的に充電台100に帰還する機能を有する。
図2に示すように、自走式掃除機1は、円盤形の筐体2を備え、この筐体2の外部及び内部に、天板2b、側板2c、蓋部3、回転ブラシ、サイドブラシ10、自走のために駆動される複数の駆動輪13、障害検知部14、操作入力部17、音声入力部18、音声出力部20、画像取得部22、照明部23、従動する車輪であって前輪及び後輪からなる車輪(図示せず)、誘導信号受信部24、通信部28(図示せず)、集塵部31(図示せず)、イオン発生部32(図示せず)、排気口34、電動送風機36、図1に示したその他の構成要素が設けられている。
図2において、障害検知部14が配置されている部分を筐体2の前方部、蓋部3が配置されている部分を筐体2の中間部、前方部から中間部を挟んで反対側の部分を筐体2の後方部とそれぞれ呼ぶ。ここで、前方とは、図2の矢符で示す自走式掃除機1の進行方向FDであり、自走式掃除機1の進行方向FDと逆向きの方向を後方とする。
筐体2は、裏面側(下面)に設けられ回転ブラシが設けられている吸気口35(図1参照)を有する平面視円形の底板と、筐体2に収容する集塵部31を出し入れする際に開閉する蓋部3を中央部分に有している天板2bと、底板及び天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。また、底板には、前方に前車輪、中間部に一対の駆動輪13及び後方に後車輪の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板2bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口34が形成されている。なお、側板2cは、前後に二分割されており、側板2cの前部はバンパーとして機能する。
さらに、自走式掃除機1は、充電台100の誘導信号送信部102から出射された信号を誘導信号受信部24で検知して充電台100のある方向を認識し、例えば、掃除が終了した場合、充電池15の充電残量が少なくなった場合、あるいは設定された掃除タイマーの設定時間が経過した場合に、充電台100のある方向のルートを自律的に走行して、充電台100まで帰還する。ただし、障害物があれば、それを避けながら充電台100の方向へ移動する。
以下、図1の自走式掃除機1の制御部分について説明する。
図1の制御部11は、自走式掃除機1の各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明の検知機能、算出機能、駆動機能などを実行する。
駆動輪13は、例えば筐体2の下部に配置され、筐体2を移動させる部分である。
走行制御部12は、自走式掃除機1の自律走行の制御を行う部分であり、主として駆動輪13の回転を制御して筐体2を自律的に走行させる部分である。
走行制御部12は、一対の駆動輪13を駆動又は停止させることにより、自走式掃除機1の前進、後退、回転、静止などの動作を行わせる。ここで、駆動輪13及び走行制御部12は、本発明に係る走行部の一例である。
障害検知部14は、自走式掃除機1の周囲に存在する机や椅子などの障害物を検知する部分であり、例えば、超音波センサ、赤外線測距センサ等からなる測距センサが用いられ、筐体2本体の前方部に配置される。また、障害検知部14を複数個設けてもよい。
制御部11にかかるCPUは、障害検知部14から出力された信号に基づいて、障害物の存在する位置を認識する。認識された障害物の位置情報に基づいて、その障害物を回避して次に走行すべき方向を決定する。
なお、自走式掃除機1は、障害検知部14に加えて、自走式掃除機1が障害物に接触したことを検知する接触センサを備えてもよい。
充電池15は、自走式掃除機1の各機能要素に対して電力を供給する部分であり、主として、撮影機能及び走行制御等を行うための電力を供給する部分である。例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、Ni−Cd電池などの充電池が用いられる。
充電池15の充電は、自走式掃除機1と充電台100とを接続した状態で行われる。
自走式掃除機1と充電台100との接続は、接続部である露出した充電用接続部25と充電端子部101とを電気的に接触させることにより行う。
操作入力部17は、ユーザーが自走式掃除機1の動作を指示入力する部分であり、自走式掃除機1の筐体2の表面、例えば、図2に示すように、筐体2の後方部の上面パネル上に操作パネル又は操作ボタンとして設けられる。
本体とは別にリモコンユニットを設け、リモコンユニットに設けられた操作ボタンを押すことによって赤外線や無線電波信号を送出し、無線通信により動作の指示入力をしてもよい。
操作入力部17としては、例えば、電源スイッチ、起動スイッチ、充電要求スイッチ、その他のスイッチ(運転モードスイッチ,タイマスイッチ)などが設けられる。
音声入力部18は、人の声あるいは音(以下、まとめて音声と呼ぶ)を入力する部分であり、例えばマイクが利用される。
音声入力部18から入力された音声は、例えば、AD変換され、所定のデジタル音声フォーマットで、入力音声データ54として記憶部51に記憶される。
音声認識部19は、入力された音声を認識する部分である。すなわち、音声入力部18から入力された音声(入力音声データ54)からその音声に含まれる単語あるいは文章を認識する部分である。また、その音声を発した人物を特定する部分として構成されてもよい。音声認識をするために、記憶部51に、予め音声登録情報53を記憶しておく。音声登録情報53は、例えば、音声データのサンプルなどから構成される。
音声出力部20は、ユーザーからの音声に対して応答するための音声や、その他ユーザーとのコミュニケーションのための音声等を出力する部分であり、スピーカーが利用される。音声出力部20は、自走式掃除機1の筐体2の前面の側方の位置に設けられている。なお、これは単なる一例で、任意の位置に設けることができる。
音声認識部19は、入力音声データ54と、音声登録情報53に記憶された音声データとのパターンマッチングを行う。そして、音声登録情報53の音声データの中に、所定の判定基準を満たす一致度の高い音声データがあれば、制御部11は、その音声データに対応づけられた機能を実行するように自走式掃除機1の各構成を制御する。
例えば、音声入力部18から、「きれいにして」という入力音声データ54が入力された場合、その入力音声データ54と音声登録情報53に予め記憶されている複数の音声データとのパターンマッチングを行い、入力音声データ54と一致すると判定された音声データに対応づけられた機能(例えば、掃除機能など)を実行する。
画像取得部22は、筐体2の外部の画像を取得する部分であり、例えば、カメラが利用される。画像取得部22は、図2に示すように、例えば、通常走行の前進時に、進行する方向の前方部の筐体2内に1つ配置する。なお、画像取得部22は、対象までの距離を測定するために、筐体2の前方左右に2個設けてもよい。
画像認識部21は、取得された画像を認識する部分である。後述する画像取得部22から取得された画像(取得画像データ56)からその画像に含まれる指定標識あるいは人物を認識し特定する部分である。
画像取得部22から取得された画像は、例えば、AD変換され、所定のデジタル画像フォーマットで、取得画像データ56として記憶部51に記憶される。
取得する画像は、静止画であっても動画であってもよい。取得された静止画は、取得画像データ56として記憶部51に記憶される。
照明部23は、自走式掃除機1の周囲を照明する部分であり、例えば、LEDが利用される。照明部23は、例えば、画像取得部22であるカメラの起動と連動され、当該カメラによる撮影を行う前に点灯される。
誘導信号受信部24は、例えばビーコン等、赤外線を受信するための赤外線センサであり、筐体2の前方部に配置される。誘導信号受信部24は、充電台100に設けられたLEDなどの誘導信号送信部102から出射された位置標識信号(ビーコン)を受信する。
誘導信号送信部102としてLEDを用いる場合、その一部に蓋をすることで、位置標識信号の放射範囲を制御することもできる。例えば、約30〜40度の放射角を有するLEDを用いる場合、その片側を覆うことで所望の放射角の位置標識信号の広がりを実現できる。
カウンタ27は、駆動輪13を駆動するモータの回転角度に基づくエンコード信号をカウントする部分である。なお、モータの回転角度に基づくエンコーダのほか、駆動輪13がパルスモータ駆動であれば、そのパルスをカウントしてもよい。駆動輪13の回転中、その回転角度はカウンタ27により計測されたカウント数CNに比例し、駆動輪13と床面との間にすべりの影響が全くない場合、筐体2の走行距離は駆動輪13自体の回転角度と比例関係にあるので、カウント数CNから筐体2の走行距離を見積もることができる。
通信部28は、ネットワークを介して、外部装置と通信する部分である。すなわち、自走式掃除機1以外の外部装置に対して、種々の情報を送信する部分であり、その外部装置から動作要求等のデータを受信する部分である。
ネットワークとしては、LAN、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)、専用の通信回線などいずれのネットワークを利用してもよい。
その無線通信規格としては、例えば、Bluetooth(登録商標)や無線LANの標準規格であるIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n等が挙げられる。
例えば、外部装置から画像撮影要求が受信された場合など、所定の画像送信条件が満たされた場合に、通信部28が、画像取得部22によって取得した取得画像データ56を外部装置へ送信する。外部装置としては、例えば、図示しないPC、携帯端末、サーバなどがある。
集塵部31は、室内のゴミやちりを集める掃除機能を実行する部分であり、主として、図示しない集塵容器と、フィルタ部と、集塵容器及びフィルタ部を覆う開閉可能なカバー部とを備える。
また、集塵部31は、吸気口35と連通する流入路と、排気口34と連通する排出路とを有し、吸気口35から吸い込まれた空気は、流入路を介して集塵容器内に導かれ、フィルタ部及び排出路を介して排気口34から外部へ放出される。また、空気を流通させるために電動送風機36及び電動送風機36を駆動する送風制御部33が設けられている。
なお、集塵部31は、制御部11にて制御されるものでなく、集塵部31が掃除機本体の収容部に収容されたか否かを検知する検知手段(機械式スイッチ、光検知スイッチ等)の検知信号を、制御部11へ送るものとして図示している。
イオン発生部32は、筐体2内部に収容され、イオンを発生する部分である。
具体的には、放電により空気中の水分子を電離し、正イオンとしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)、負イオンとしてO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)を生成する。
イオン発生部32は、排気経路に臨む部分に、正負のイオンを生成する場合、それぞれのイオン放出部を有している。
発生するイオンとしては、特に限定されないが、例えば、空気を浄化することの可能なイオン、美肌効果と肌表面の菌増殖を抑制する効果のあるイオンなどが挙げられ、特に、従来から用いられている、例えば、上述したようなプラズマクラスターイオン(登録商標)を用いることができる。イオン発生部32は、例えば、小型の直方体形状のイオン発生装置として提供される。
なお、発生するイオンは、負イオン又は正イオンのどちらかでもよい。また、静電霧化現象を利用して得られる帯電した微粒子水滴を含んでもよい。特に、負イオンを発生する場合には、ユーザーにリラックス効果を与えることができる。
送風制御部33は、主として、吸気口35より吸気を行うための送風ファンを駆動制御するものである。
イオン発生部32で発生したイオンは、集塵部31のフィルタ部を通過した清浄な空気中に放出され、該空気と共に排気口34から外部へ吹き出される。
排気口34は、例えば、筐体2の上面の位置に設けられ、イオン発生部32を駆動することで発生したイオンを含む空気を外部へ放出する開口である。また、イオンを含む空気は、筐体2の上面から後方であってやや斜め上方に放出されるようにしてもよい。
上述したように自走式掃除機1は、吸気口35を介して床面の塵埃を外部の空気と共に吸引し、該塵埃を集塵部31において分離した後、塵埃が取り除かれた空気を排気口34からイオンと共に排出するので、床面の掃除に加えて、排気によってイオンを部屋に行き渡らせることができ、空気の清浄効果がある。
以上は、自走式掃除機1であり、掃除機能を備えない自走式のイオン発生機については、吸気口35としては底板でなく天板2b側に設けられてもよい。この場合、集塵部31がなく吸気口35から排気口34への経路中に空気中に含まれる塵埃を除去するフィルタ部が設けられる。排気口34は、図2に示す位置に設けられている場合、吸気口35は排気口34とは別の位置に設けられる。
このイオン発生機によれば、イオン発生時以外には、少なくとも排気口34から異物、ほこり等、塵埃等が内部に入り込むのを避けるために、排気口34には排気用開閉蓋が設けられている。また必要に応じて吸気口35にも、吸気口35を開閉する吸気用開閉蓋が設けられる。
なお、以上のイオン発生機に対し、イオン発生部32を備えず、吸気口35から排気口34への経路中に空気中に含まれる塵埃を除去し、浄化するフィルタ部を備え、送風ファンを駆動することで空気を浄化する空気清浄機を構成することもできる。これらは、機能、役割を果たす装置はこの発明に含まれることは言うまでもない。
記憶部51は、自走式掃除機1の各種機能を実現するために必要な情報や、プログラムを記憶する部分であり、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体が用いられる。
記憶部51には、主として、走行特性情報52、入力音声データ54、取得画像データ56などが記憶される。その他、音声認識、撮影、通信などの機能、その他の機能を実行するときに必要な情報が一時的に記憶される。
走行特性情報52は、筐体2の走行特性に関するデータであり、例えば、筐体2の位置座標、走行距離、カウント数CN及び方向転換時の回転角度のデータである。
筐体2の走行距離又は回転角度は、走行又は回転に要したカウント数CNとともに走行特性情報52に記憶される。
このようにして、自走式掃除機1の走行履歴を記憶することができる。ここで、記憶部51は、本発明に係る走行履歴保持部の一例である。
音声登録情報53は、音声認識をする場合に、認識すべき単語と、その単語の音声データと、その音声データを発した人物名を特定する情報とを対応づけて予め記憶した情報である。
1つの音声登録情報53は、登録単語と、音声データと、その音声データを発声した人物名とが予め対応付けられて記憶される。
ただし、人物を特定する場合は、人物名を登録しておく必要があるが、不特定多数の人が発声した単語認識のみを行い、人物の特定をしない場合は、人物名は登録しなくてもよい。
音声データとしては、例えば、音声のアナログ波形そのものや、波形情報、周波数情報、音声ライブラリ、登録単語情報などのデジタル情報が、1つの音声ファイルとして記憶される。
入力音声データ54は、音声入力部18から入力された音声あるいは音のデータであり、例えば、デジタル化された音響データである。
取得画像データ56は、画像取得部22によって取得された画像である。画像としては、静止画あるいは動画のどちらでもよい。
<自走式掃除機の自走時の準備動作手順の具体例>
次に、図3及び図4に基づき、自走式掃除機1の準備動作手順の具体例について説明する。
図3は、この発明の自走式掃除機1の準備動作処理のフローチャートである。
図4は、この発明の自走式掃除機1の準備動作手順を示す説明図である。
図4(B)(C)において、図4(A)と共通部分の符号は省略する。
実施形態1では、掃除前の準備動作において自走式掃除機1が自走すべき掃除領域CA1を決定する方法について説明する。
準備動作の開始後、制御部11は、以下のステップに示す手順に従う。
図3のステップS1において、制御部11は、筐体2を前進させる(ステップS1)。
図4(A)に示すように、準備動作の開始時において、自走式掃除機1の筐体2は側壁SWに設置された充電台100に接続された状態から、充電台100の誘導信号送信部102から送信された誘導信号に沿って矢印で表された経路RT1を移動する。なお、自走式掃除機1は、必ずしも誘導信号に沿って経路を移動する必要はない。
図4(A)において、側壁SWに囲まれた矩形状の室内を想定し、室内の中間にはY軸方向に沿った内壁が形成されている。ここで、充電台100が設置された側壁SWに沿った方向をX軸方向とし、X軸方向に垂直な方向をY軸方向とする。
図6,図8及び図9においても同様である。
続くステップS2において、制御部11は、障害検知部14が筐体2の前方に障害物を検知したか否かを判定する(ステップS2)。
障害検知部14が筐体2の前方に障害物を検知しなかった場合(ステップS2の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS3へ進む。
一方、障害検知部14が筐体2の前方に障害物を検知した場合(ステップS2の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS4へ進む。
次に、ステップS3において、制御部11は、筐体2が充電台100から所定の距離(例えば、2m)だけ進んだか否かを判定する(ステップS3)。
筐体2が充電台100から所定距離だけ進んだ場合(ステップS3の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS4へ進む。
一方、筐体2が充電台100から所定距離進んでいない場合(ステップS3の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS1へ戻る。
次に、ステップS4において、制御部11は、周囲の障害物の検知のために筐体2を停止させる(ステップS4)。
ここで、検知の位置は1箇所に限られず、複数の位置で障害物を検知してもよい。このように複数の位置で検知することによって、障害検知部14の検知の精度が低くても、障害物の位置の正確な検知が可能になる。例えば、広い室内においては、充電台100から筐体2が2m進むごとに周囲の障害物を検知してもよい。
続くステップS5において、制御部11は、障害検知部14に筐体2の前方の方向と、筐体2から障害物までの距離を検知させ、記憶部51に保存する(ステップS5)。
このとき、図4(A)に示すように、筐体2が経路RT1に沿って前進した方向(Y軸正方向)を基準方向として、制御部11は、障害検知部14から筐体2の前方の障害物までの距離L1を記憶部51に保存する。
続いて、ステップS6において、制御部11は、筐体2を基準方向から右回りに90°方向転換させる(ステップS6)。
このとき、図4(B)に示すように、筐体2は基準方向(Y軸正方向)から右回り(RD方向)に90°方向転換する。
次に、ステップS7において、制御部11は、筐体2が基準方向から360°方向転換したか否かを判定する(ステップS7)。
筐体2が基準方向から360°方向転換している場合(ステップS7の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS8へ進む。
一方、筐体2が基準方向から360°方向転換していない場合(ステップS7の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS5に戻り、障害物の検知を続行する。
図4(B)において、筐体2が基準方向から90°の方向(X軸正方向)を向いているとき、制御部11は、その方向及び障害検知部14から筐体2の前方の障害物までの距離L2を記憶部51に保存する。
同様に、筐体2が基準方向から180°の方向(Y軸負方向)を向いているとき、制御部11は、その方向及び障害検知部14から筐体2の前方の障害物までの距離L3を、そして、筐体2が基準方向から270°の方向(X軸負方向)を向いているとき、その方向及び障害検知部14から筐体2の前方の障害物までの距離L4を記憶部51に保存する。
以下の表1は、このようにして検知された結果の一例を示す。
上の表1において、検知方向は、筐体2の前方から見た方向であり、図4(B)において、矢符MD1〜MD4の方向によって表される。回転角は、筐体2が充電台100を離れて掃除領域まで前進してきた方向(図4(A)の経路RT1に沿った方向)を基準とした角度を表す。障害物までの距離は、障害検知部14から筐体2の前方の障害物までの距離(m)を表す。
表1に示すように、筐体2が矢符MD1の方向(Y軸正方向、回転角0°)を向いたとき、障害物までの距離はL1であり、筐体2が矢符MD2の方向(X軸正方向、回転角90°)を向いたとき、障害物までの距離はL2であり、筐体2が矢符MD3の方向(Y軸負方向、回転角180°)を向いたとき、障害物までの距離はL3であり、筐体2が矢符MD4の方向(X軸負方向、回転角270°)を向いたとき、障害物までの距離はL4である。
なお、筐体2の方向転換の回転角は、図4(B)に示すように90°単位である必要はなく、任意の回転角に設定してもよい。例えば、45°単位で筐体2を方向転換させてもよい。また、検知のために筐体2の回転動作を停止させる必要はなく、筐体2の回転動作を保ったまま、所定のタイミング(例えば、1秒間に10回の割合)で障害物を検知するようにしてもよい。
また、筐体2の側面に複数の障害検知部14を設け、一度に複数の方向の障害物を検知するようにしてもよい。例えば、筐体2の前部に検知角が40°異なる障害検知部14を3つ設け、同時に3方向の障害物を検知するようにしてもよい。
また、障害物を検知するために筐体2を必ずしも方向転換させる必要はなく、例えば、筐体2の前後左右に障害検知部14を設け、筐体2を方向転換させることなく前後左右方向の障害物の距離を一度に検知するようにしてもよい。また、障害検知部14を用いる代わりに、画像取得部22で取得した画像を画像認識部21で分析することによって、障害物までの距離及び方向を検知するようにしてもよい。
また、筐体2が充電台100から所定の距離だけ進んで検知を行う場合は、筐体2から充電台100に向かう方向への検知を省略してもよい。また、部屋が対称形であって、充電台100が側壁の中央に設置されている場合は、充電台100から見て部屋の左右いずれかの方向の検知だけをするものであってもよい。
次に、ステップS8において、制御部11は、ステップS5〜ステップS7の検知結果に基づき、自走すべき掃除領域の面積を推定する(ステップS8)。
ここで、掃除領域の面積の具体的な推定方法としては、例えば、図4(B)のように矩形状の掃除領域CA1を想定した場合、筐体2の直径をLD(m)として、以下の表2のように推定できる。
次に、ステップS9において、制御部11は、掃除領域の推定面積に基づき、掃除開始時から充電台100への帰還開始までの自走式掃除機1の走行時間を決定する(ステップS9)。
走行時間の具体的な決定方法として、制御部11は、例えば、下の表3のような掃除領域の推定面積(m2)と走行時間(分)との対応関係を参照して決定する。
例えば、図4(B)に示すような矩形状の掃除領域CA1の場合、その推定面積EA1は、X軸方向の長さ×Y軸方向の長さ、すなわち、EA1=(LD+L2+L4)×(LD+L1+L3)である。ここで、推定面積EA1が約24(m2)であった場合、推定面積が20〜30(m2)の間にあるため、表3の対応関係から、走行時間が40分であることがわかる。
ここで、表3の対応関係は、各推定面積の室内で自走式掃除機1をランダム走行で自走させたとき、例えば、室内領域の99%以上の領域を自走式掃除機1が走行するために要する平均所要時間から算出することができる。
また、4畳半、6畳、8畳といった和室の広さを単位として推定面積を定めてもよい。
最後に、走行時間を決定した後、制御部11は掃除動作を開始して、当該走行時間の間、ランダム走行で筐体2を自走させる。
このとき、自走式掃除機1は、掃除領域CA1内をランダム走行で自走し、走行時間が経過すると充電台100に帰還する。
このようにして、準備動作において周囲の障害物の位置から自走式掃除機1が自走し得る掃除領域を決定し、その推定面積から最適な走行時間を見積もることができる。
<実施形態1の変形例>
次に、実施形態1の変形例について説明する。
実施形態1において、矩形状の掃除領域CA1を想定したが、実施形態1の変形例においては、図4(C)に示すように、楕円形状の相似領域CA1を想定してもよい。この場合、筐体2を回転させながら多数の方向(図4(C)においては、MD1〜MD8の8方向)を測定することにより、障害物の位置を検知し、それに基づいて楕円形状の掃除領域CA1を決定する。そして、楕円形状の掃除領域CA1の面積に基づき、走行時間を決定する。
このように、楕円形状の掃除領域CA1を想定することにより、矩形上の掃除領域CA1を想定した場合と比べて、筐体2が自走可能な領域を考慮した、より現実的な掃除領域CA1の決定が可能となる。
<実施形態2>
次に、図5及び図6に基づき、実施形態2に係る自走式掃除機1の掃除動作手順の具体例について説明する。
図5は、この発明の自走式掃除機1の掃除動作処理のフローチャートである。
図6は、この発明の自走式掃除機1の掃除動作手順を示す説明図である。
図6(B)(C)において、図6(A)と共通部分の符号は省略する。
実施形態2においては、自走式掃除機1がランダム走行での自走中に掃除領域CA1の外に出た場合の動作について説明する。
実施形態2において、自走式掃除機1の掃除動作開始後、制御部11は、以下のステップに示す手順に従う。
図5のステップS11において、制御部11は、筐体2をランダム走行で自走させる(ステップS11)。
続くステップS12において、制御部11は、筐体2が自走中に掃除領域外に出たか否かを判定する(ステップS12)。
筐体2が掃除領域外に出たか否かの判定は、充電台100を基準とした座標を計算することにより行ってもよい。例えば、図6(A)に示すように、充電台100を基準(原点)として、X軸方向に−2m〜+2m、Y軸方向に+0m〜+6mの矩形状の掃除領域CA1を想定した場合、自走中の筐体2の位置座標が掃除領域CA1の(X,Y)座標の範囲外に出たとき、筐体2が掃除領域CA1外に出たものと判定する。
ステップS12において、筐体2が自走中に掃除領域外に出ていない場合、(ステップS12の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS16へ進む。
一方、筐体2が自走中に掃除領域外に出た場合、(ステップS12の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS13へ進む。
次に、ステップS16において、制御部11は、準備動作において決定された走行時間が経過したか否かを判定する(ステップS16)。
走行時間が経過した場合(ステップS16の判定がYesの場合)、制御部11は、筐体2を充電台100に帰還させる。
一方、走行時間が経過していない場合(ステップS16の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS17へ進む。
ここで、図6(A)に示すように、自走式掃除機1の筐体2が掃除領域CA1内の経路RT11を自走する場合を想定する。自走式掃除機1は、走行時間内は自走を継続する一方で、走行時間が経過すると直ちにランダム走行を終了して充電台100に帰還する経路RT12を走行する。
次に、ステップS13において、制御部11は、筐体2が掃除領域を(X,Y)方向にはみ出た経路の長さ(dLX,dLY)を計測する(ステップS13)。
ここで、図6(B)に示すように、筐体2が掃除領域CA1をはみ出して経路RT13を走行し、掃除領域CA1からX軸の正方向に2mはみ出した場合を想定する。このとき、(X,Y)方向にはみ出した経路の長さ(dLX,dLY)は、(2m,0)となる。
続くステップS14において、制御部11は、ステップS13において計測した長さ(dLX,dLY)に基づき、新たな掃除領域の面積を推定する(ステップS14)。
ここで、新たな掃除領域の面積の具体的な推定方法としては、例えば、図6(B)のような矩形状の掃除領域CA2を想定した場合、筐体2の直径をLD(m)として、以下の表4に示すように推定できる。
次に、ステップS15において、制御部11は、更新された掃除領域に基づき、帰還開始までの走行時間を修正する(ステップS15)。
具体的には、更新された掃除領域のサイズに基づき、表3の対応関係から新たな走行時間を求める。
例えば、図6(B)に示すような矩形状の掃除領域CA2を想定した場合、その推定面積EA2は、X軸方向の長さ×Y軸方向の長さ、すなわち、EA1=(LD+L2+L4+dLX)×(LD+L1+L3+dLY)である。ここで、推定面積EA2が約36(m2)であった場合、推定面積が30〜40(m2)の間にあるため、表3の対応関係から、走行時間が50分であることがわかる。
それゆえ、自走式掃除機1の走行時間は、直前の掃除領域CA1に対応した走行時間40分から、新たな掃除領域CA2に対応した走行時間50分に更新されることになる。
このように、実施形態2に係る自走式掃除機1は、自走中に筐体2が新たな領域に入る都度、掃除領域の更新を行うため、更新された掃除領域の面積に基づき、走行時間をリアルタイムに修正することが可能となる。
最後に、ステップS17において、制御部11は、自走式掃除機1のバッテリ残量を参照してバッテリ残量が十分にあるか否かを確認する(ステップS17)。
バッテリ残量が十分にある場合(ステップS17の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS11に戻り、引き続き自走式掃除機1の掃除動作を継続させる。
一方、バッテリ残量が十分にない場合(ステップS17の判定がNoの場合)、制御部11は、筐体2を充電台100に帰還させる。
なお、掃除領域の推定面積が大きいほど、自走式掃除機1が充電台100まで帰還するのに多くのバッテリ残量を要することから、自走中の掃除領域の推定面積に応じて、バッテリ残量の判定基準を変化させてもよい。
このようにすれば、自走式掃除機1の充電台100への帰還のタイミングを掃除領域の推定面積に応じて適切に設定できる。
ここで、図6(C)に示すような矩形状の掃除領域CA3内を自走式掃除機1がランダムな経路RT14を走行する場合を想定する。掃除領域CA3の推定面積が約42(m2)の場合、表3の対応関係から走行時間は60分であることがわかる。
なお、複数の掃除領域にまたがって掃除をする場合、2つの掃除領域間に存在する側壁SWの長さも考慮に入れて推定面積の大きさを見積もってもよい。
また、図6(C)に示すように、自走中にバッテリ残量が足りなくなった場合、自走式掃除機1は、直ちにランダム走行を終了して充電台100に帰還する経路RT15を走行する。
なお、本実施形態においては、筐体2が掃除領域外に出た場合、自走式掃除機1は、はみ出た経路の長さに基づいて推定面積及び走行時間を修正する場合について説明したが、それだけに限られない。例えば、はみ出た走行領域外に出た時間に基づいて推定面積及び走行時間を修正してもよい。
<実施形態3>
次に、図7及び図8に基づき、実施形態3に係る自走式掃除機1の掃除動作手順の具体例について説明する。
図7は、この発明の自走式掃除機1の掃除動作処理のフローチャートである。
図8は、この発明の自走式掃除機1の掃除動作手順を示す説明図である。
図8(B)(C)において、図8(A)と共通部分の符号は省略する。
実施形態3においては、自走式掃除機1が順次掃除領域を特定しながら着実に掃除動作を行う場合について説明する。
実施形態3において、自走式掃除機1の掃除動作開始後、制御部11は、以下のステップに示す手順に従う。
図7のステップS21において、制御部11は、筐体2をランダム走行で自走させる(ステップS21)。
続くステップS22において、制御部11は、筐体2が自走中に掃除領域外に出たか否かを判定する(ステップS22)。
筐体2が自走中に掃除領域外に出た場合(ステップS21の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS23へ進む。
一方、筐体2が自走中に掃除領域外に出ていない場合(ステップS22の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS26へ進む。
ステップS23において、制御部11は、筐体2が新たな掃除領域内に入ったか否かを判定する(ステップS23)。
筐体2が新たな掃除領域内に入った場合(ステップS23の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS24へ進む。
一方、筐体2が新たな掃除領域内に入っていない場合(ステップS23の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS25へ進む。
ここで、新たな掃除領域内に入ったか否かは、筐体2の現在座標が、これまで掃除の対象となった掃除領域の範囲内にあるか否かで判定できる。
次に、ステップS24において、制御部11は、筐体2の現在の座標及び方向を記憶部51に記録する(ステップS24)。
続くステップS25において、制御部11は、直前の掃除領域内に戻る(ステップS25)。
ここで、直前の掃除領域内に戻る具体的な動作としては、その場で筐体2を180°方向転換した後に前進させる動作や一旦筐体2を後進移動させた後、左右に方向転換して直前の掃除領域内に戻すなどの動作が挙げられる。
このように動作させることによって、ランダム走行での自走中に偶然、筐体2が掃除領域外に出るようなことがあっても、再び掃除領域内に戻すことができる。また、ステップS24において記憶された新たな掃除領域の位置座標を参照することによって、それ以後は、筐体2が自走中に新たな掃除領域内に入ることがないようにしてもよい。
図8(A)において、自走式掃除機1が掃除領域CA1外に出た場合(経路RT21)、自走式掃除機1は、現在の座標及び方向を記録した上で筐体2を方向転換させて、掃除領域CA1内に戻って自走を再開させる(経路RT22)。
また、掃除領域CA1を自走中にバッテリ残量が十分でなくなった場合、自走式掃除機1は直ちに充電台100に帰還する(経路RT23)。
次に、ステップS26において、制御部11は、走行時間が経過したか否かを判定する(ステップS26)。
走行時間が経過した場合(ステップS26の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS28へ進む。
一方、走行時間が経過していない場合(ステップS26の判定がNoの場合)、制御部11は、ステップS27へ進む。
次に、ステップS27において、制御部11は、自走式掃除機1のバッテリ残量を参照してバッテリ残量が十分にあるか否かを確認する(ステップS27)。
バッテリ残量が十分にある場合(ステップS27の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS21に戻り、引き続き自走式掃除機1の掃除動作を継続させる。
一方、バッテリ残量が十分にない場合(ステップS27の判定がNoの場合)、制御部11は、筐体2を充電台100に帰還させる。
次に、ステップS28において、制御部11は、新たな掃除領域が存在するか否かを判定する(ステップS28)。
新たな掃除領域が存在する場合(ステップS28の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS29へ進む。
一方、新たな掃除領域が存在しない場合(ステップS28の判定がNoの場合)、制御部11は、筐体2を充電台100に帰還させる。
続いて、ステップS29において、制御部11は、自走式掃除機1のバッテリ残量を参照してバッテリ残量が十分にあるか否かを確認する(ステップS29)。
バッテリ残量が十分にある場合(ステップS29の判定がYesの場合)、制御部11は、ステップS30へ進む。
一方、バッテリ残量が十分にない場合(ステップS29の判定がNoの場合)、制御部11は、筐体2を充電台100に帰還させる。
最後に、ステップS30において、制御部11は、現在の筐体2の位置座標と、記憶部51に保存された新たな掃除領域の位置座標とを参照して、新たな掃除領域までの距離及び方向を算出し、新たな掃除領域へ向かって筐体2を走行させる。
この場合、図8(B)に示すように、掃除領域CA1の走行時間の終了時が近づいたときに、制御部11は、筐体2を側壁SWに沿った経路RT24を走行させる。このように壁際を走行させることによって、新たな掃除領域を確実に見つけることができる。
制御部11はその後、ステップS1に戻り、新たな掃除領域内での準備動作を実行させる。
図8(B)に示すように、走行時間が経過して掃除領域CA1の掃除が完了した後、新たな掃除領域CA4がある場合は、自走式掃除機1は、記録した座標及び方向を参照して、新たな掃除領域CA4へ向かう(経路RT24)。
新たな掃除領域CA4に入った後、自走式掃除機1は、実施形態1の場合と同様に新たな掃除領域内を前進させて、筐体2の前方に障害物を検知するか、又は新たな掃除領域CA4内を所定距離移動させてから停止させる(経路RT25を走行したのち、基準点CP2で筐体2を停止させる)。
その後、実施形態1の場合と同様に、自走式掃除機1は、筐体2を90°単位で方向転換させて、新たな掃除領域CA4の推定面積を推定し、それに基づき走行時間を決定する。
その後、図8(C)に示すように、自走式掃除機1は、新たな掃除領域CA4内をランダム走行で自走させる(経路RT26)。
このようにして、順次掃除領域を特定しながら着実に掃除動作を行わせることが可能となる。
<実施形態4>
最後に、図9に基づき、実施形態4に係る自走式掃除機1の掃除動作手順の具体例について説明する。
図9は、この発明の自走式掃除機1の掃除動作手順を示す説明図である。
図9(B)において、図9(A)と共通部分の符号は省略する。
実施形態4において、自走式掃除機1が掃除動作の開始後、制御部11は、充電台100の誘導信号送信部102から放射された誘導信号BSの領域を自走式掃除機1が通過した回数を検知する。
図9(A)において、誘導信号BSは、側壁SWに設置された充電台100からY軸方向に一定の放射角で放射されている(図9の網掛け部分)。
自走式掃除機1は、掃除領域CA1内をランダムな経路RT31で自走し、誘導信号BSの領域を誘導信号受信部24が通過する度に、誘導信号BSの検知回数をカウントする。そして、予め定められた検知回数(最低検知回数)に到達したとき、制御部11は、自走式掃除機1を充電台100に帰還させる。
最低検知回数の決定方法として、制御部11は、例えば、下の表5のような掃除領域の推定サイズ(m2)と最低検知回数(回)との対応を示す表を参照して決定する。
表5によれば、例えば、掃除領域CA1(推定面積約24(m2))の場合は、最低検知回数は10回となる。
一方、図9(B)に示すように、掃除領域CA3内をランダムな経路RT32で自走する場合、掃除領域CA3の推定面積が約42(m2)とすると、最低検知回数は20回となる。
表5の対応関係は、任意のサイズの室内を誘導信号BSが横切るように室内の壁面中央に充電台100を設置して自走式掃除機1をランダム走行で自走させたとき、例えば、室内領域の99%以上の領域を自走式掃除機1が走行するために要する平均の最低検知回数をカウントすることによって求めることができる。
このようにして、掃除領域の推定サイズから誘導信号BSの検知回数を見積もることにより、室内の間取りが複雑な場合であっても、極めて簡単に終了時間を見積もることが可能となる。
以上に述べたように、
(i)この発明の自走式掃除機は、筐体と、前記筐体を走行させる走行部と、床面の掃除を行う清掃部と、前記筐体の周囲の障害物の位置を検知する障害検知部と、前記走行部、前記清掃部及び前記障害検知部を制御して前記筐体を自走させながら掃除を行わせる制御部とを備え、前記制御部は、前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、掃除を行う走行時間を決定することを特徴とする。
この発明において、「自走式掃除機」とは、底面に吸気口を有すると共に内部に集塵部を有する筐体、筐体を走行させる駆動輪、駆動輪の回転、停止及び回転方向等を制御する制御部などを備え、自律的に掃除動作する掃除機を意味し、前述の図面を用いた実施形態によって一例が示される。
また、「障害検知部」は、自走式掃除機が備え、自走式掃除機の周囲の壁や家具などの障害物を検知するものであり。その具体的な態様は、例えば、自走式掃除機の筐体の前部に超音波センサ又は赤外線測距センサ等からなる障害物センサを搭載し、周囲の障害物から所定の距離隔てた位置において、筐体を360°方向転換させながら複数の方向で周囲の障害物までの距離を取得して方向及び距離を保持するものであってもよい。あるいは、自走式掃除機の筐体側面の各部に異なる方向を向いた複数の障害物センサを搭載し、同時に複数の方向の障害物を計測するものであってもよい。あるいは、自走式掃除機がカメラを搭載しそのカメラで撮影した画像から障害物の方向と距離を取得して保持するものであってもよい。また、これらを組み合わせたものであってもよい。
また、障害物は、必ずしも実在する物体である必要はなく、例えば、バーチャルウォール信号から作られた電子的な障害物であってもよい。
この発明において、「前記筐体が自走し得る走行時間」は、室内で自走式掃除機をランダム走行で自走させたときに、室内の面積のうち、例えば、99%以上の面積を自走式掃除機が走行するために要する平均所要時間である。その具体的な態様は、例えば、任意の面積の室内で自走式掃除機をランダム走行で自走させたときに、予め定められた比率の面積を自走式掃除機が走行するために要する平均所要時間のデータを自走式掃除機内に予め記憶させ、記憶されたデータを制御部が参照して走行時間を決定するものであってもよい。あるいは、制御部が予め定められたアルゴリズムに基づき前記走行時間を決定するものであってもよい。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)この発明による自走式掃除機において、前記制御部は、前記障害物の位置に基づいて、前記筐体が自走し得る走行領域を決定するものであってもよい。
このようにすれば、筐体が自走し得る走行領域を決定する自走式掃除機を実現できる。
この発明において、「筐体が自走し得る走行領域」とは、例えば、筐体を取り囲む矩形状又は(楕)円形状の領域である。
また、走行領域は、三角形状、正方形状、多角形状又はその他の形状であってもよい。走行領域が多角形状の場合、筐体が自走し得る走行領域は、筐体を取り囲む複数の障害物の位置を結ぶ線内に囲まれる多角形の領域である。
(iii)この発明による自走式掃除機において、前記制御部は、前記走行領域内を自走
中の前記筐体が前記走行領域外に出たとき、前記走行時間を修正するものであってもよい。
このようにすれば、自走式掃除機が自走中に走行領域外に出てしまった場合であっても、既に決定した走行時間を修正する自走式掃除機を実現できる。
(iv)この発明による自走式掃除機において、前記走行領域内を自走中の前記筐体が前記走行領域外に出たとき、前記走行領域外を前記筐体が走行した距離及び/又は時間に基づき前記走行領域及び前記走行時間を修正するものであってもよい。
このようにすれば、自走式掃除機が室内の間取りの複雑な領域を自走する場合であっても、1つ1つの走行領域及び走行時間を順次決定して走行するため、全ての領域を確実に走行する自走式掃除機を実現できる。
(v)この発明による自走式掃除機において、前記制御部は、前記走行領域内を自走中
の前記筐体が前記走行領域外に出たとき、前記障害検知部に周囲の前記障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づき前記走行時間を修正するものであってもよい。
このようにすれば、筐体の周囲の障害物の位置に基づき、適切な走行時間で走行する自走式掃除機を実現できる。
(vi)この発明による自走式掃除機において、予め定められた放射角で充電台から発せられた誘導信号を受信する誘導信号受信部をさらに備え、前記制御部は、前記筐体の自走中に前記誘導信号受信部が前記誘導信号を受信した回数が予め定められた基準回数以上になったとき、前記筐体の自走を終了させて前記筐体を前記充電台まで帰還させるものであってもよい。
このようにすれば、室内の間取りが複雑なため走行領域全体の形状や面積を正確に把握できなくても、適切なタイミングで筐体の自走を終了させることが可能な自走式掃除機を実現できる。特に、走行領域の形状や面積を把握するためにジャイロセンサやカメラといった機器やマッピング機能のような複雑な機能も不要であるため、コストの削減が可能である。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味及び前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:自走式掃除機、 2:筐体、 2b:天板、 2c:側板、 3:蓋部、 10:サイドブラシ、 11:制御部、 12:走行制御部、 13:駆動輪、 14:障害検知部、 15:充電池、 17:操作入力部、 18:音声入力部、 19:音声認識部、 20:音声出力部、 22:画像取得部、 23:照明部、 24:誘導信号受信部、 25:充電用接続部、 27:カウンタ、 28:通信部、 31:集塵部、 32:イオン発生部、 33:送風制御部、 34:排気口、 35:吸気口、 電動送風機36、 51:記憶部、 52:走行特性情報、 53:音声登録情報、 54:入力音声データ、 56:取得画像データ、 100:充電台、 101:充電端子部、 102:誘導信号送信部、 CN:カウント数、 FD:進行方向、 SW:側壁

Claims (3)

  1. 筐体と、前記筐体を走行させる走行部と、床面の掃除を行う清掃部と、前記筐体の周囲の障害物の位置を検知する障害検知部と、前記走行部、前記清掃部及び前記障害検知部を制御して前記筐体を自走させながら掃除を行わせる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、掃除を行う走行領域を決定して掃除動作を開始した後、前記走行領域内を自走中に前記筐体が前記走行領域外に出た場合、前記走行領域外の領域を新たな走行領域として座標および方向を記録した上で前記筐体を直前の走行領域に戻し、前記走行領域内での自走を再開させることを特徴とする自走式掃除機。
  2. 前記制御部は、前記走行領域内における掃除動作を終了した後、前記新たな走行領域が存在する場合、前記座標および方向を参照して前記新たな掃除領域へ向かって前記筐体を走行させ、前記新たな掃除領域内において、前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、掃除を行う走行領域を決定して掃除動作を開始する請求項1に記載の自走式掃除機。
  3. 前記制御部は、掃除動作開始前の準備動作として、前記障害検知部が前記筐体の前方に障害物を検知した後か、または前記走行部に予め定められた距離だけ前記筐体を前進させた後、前記筐体の方向転換を360°まで実行させ、前記方向転換の際、前記筐体を任意の角度回転させる毎に前記障害検知部に周囲の障害物の位置を検知させ、前記障害物の位置に基づいて、前記筐体が自走し得る走行領域及び走行時間を決定する請求項1または2に記載の自走式掃除機。
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