JP2013233230A - 自走式イオン放出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自装置の位置に応じて効果的にイオンを放出できる自走式イオン放出装置を提供する。
【解決手段】自走式イオン放出装置を適用した自走式空気清浄機110は、自機の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部525と、位置情報取得部525が取得した位置情報に応じて、排気口から放出される上記イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する制御部52と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自走しながらイオンを放出する自走式イオン放出装置に関するものである。
近年、一般家庭向けの自走式の電子機器が開発され、普及されてきている。例えば、特許文献1には、掃除に加えてイオンを発生させて空気清浄を行うロボット掃除機が開示されている。また、特許文献2には、空気の清浄度を測定して測定値に応じて空気を清浄する自走式空気清浄ロボットが開示されている。この自走式空気清浄ロボットは、所定の場所で空気の清浄度を検出して、清浄度が所定のレベルに下がるまで空気の浄化を行うこともできる。
特開2005−46616号公報(2005年2月24日公開) 特開2005−331128号公報(2005年12月2日公開)
しかしながら、特許文献1のロボット掃除機は、掃除とイオン発生とを選択的または同時に行うだけで、ロボット掃除機の位置に応じてイオンを発生させるような検討はなされていない。また、特許文献2の自走式空気清浄ロボットは、所定の場所で空気の清浄度を検出し、検出結果に応じて空気清浄を行うか否かの判断をするため、所定の場所において直ぐに空気を清浄化したい場合には対応しきれない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされ、その目的は、自装置の位置に応じて効果的にイオンを放出できる自走式イオン放出装置を提供することにある。
本願発明に係る自走式イオン放出装置は、上記課題を解決するために、排出口からイオンを放出するイオン放出部と、自装置を走行駆動する走行駆動部と、を備えた自走式イオン放出装置において、自装置の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部と、上記位置情報取得部が取得した位置情報に応じて、上記排出口から放出される上記イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更するイオン放出制御部と、を備えることを特徴としている。
上記構成によると、自装置の位置に関する位置情報を取得し、この位置情報に応じて、排出口から放出されるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。
例えば、位置情報として、自装置が壁際にあるという情報を取得した場合に、イオン放出方向を壁側に向かう方向にし、イオン放出量を多くなるように変更すると、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。また、例えば、位置情報として、自装置がごみ箱やペットのトイレといった所定位置付近にあることを示す情報を取得した場合に、イオン放出量を多くなるように変更すると、所定場所付近にて適切で効果的にイオンを放出して空気を浄化することができる。このように、上記構成によると、自装置の位置に応じて効果的にイオンを放出することが可能となる。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置では、上記構成に加え、上記イオン放出部は、イオンを発生するイオン発生部と当該発生したイオンを上記排出口から排出させる気流を発生する送風部とを備え、上記イオン放出制御部は、上記イオン発生部によるイオンの発生量および上記送風部による風量の少なくとも一方を変更することで、上記排出口から放出されるイオンの放出量を変更するイオン放出量制御部を備えていてもよい。
上記構成によると、イオンの発生量および風量の少なくとも一方を変更することで、容易に排出口から放出されるイオンの放出量を変更することができる。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置では、上記構成に加え、上記排出口に設けられたルーバーの仰角を変更するルーバー駆動部を備え、上記イオン放出制御部は、上記ルーバー駆動部が駆動するルーバーの仰角、および上記走行駆動部が駆動する自装置の水平方向の回転における回転角の少なくとも一方を変更することで、上記排出口から放出される上記イオンの放出方向を変更するイオン放出方向制御部を備えてもよい。
走行駆動部は自走式イオン放出装置には予め設けられている。また、ルーバーは多くのイオン放出装置に予め設けられている場合が多い。よって、ルーバーの仰角および自装置の水平方向の回転における回転角の少なくとも一方を変更することで、コストをかけずに、排出口から放出される上記イオンの放出方向を変更することができる。なお、水平方向の回転における回転角を変更することで、水平方向における放出方向を変更することができる。また、ルーバーの仰角を変更することで、垂直方向における放出方向を変更することができる。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置では、上記構成に加え、自装置が充電器の設置場所に帰還していることを検知する帰還検知部を備え、上記位置情報取得部は、上記帰還検知部による自装置の帰還の検知に基づき、上記位置情報を取得してもよい。
上記構成によると、充電器の設置場所に帰還していることの検知(帰還の検知)に基づき、位置情報、すなわち自装置が充電器の設置場所にあるとい情報を取得する。よって、上記構成によると、自装置の帰還の検知に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することができる。ここで、帰還の検知とは、移動先から帰還してきたことの検知でも、もともと帰還していることの検知でもよい。
帰還の検知の一例としては、充電器からの通電の検知が挙げられる。この場合、通電検知部が帰還検知部として作用し、通電の検知により、自装置が充電器にて通電される位置にあるという位置情報を得ることができる。自走式イオン放出装置が、充電器が壁際に設置されていることをわかっている場合に、帰還の検知をすると、自装置は壁際に近い位置にあるという位置情報を得ることができる。この場合、自走式イオン放出装置が、さらに、充電器からの充電を受け付ける充電部と排出口との相対位置がわかっていると、あるいは、自装置の進行方向に対する排出口の相対位置がわかっていると、通電を検知すると、排出口の向いている方向がわかる。つまり、通電の検知により、充電部は充電器のある壁面に向かっていることが検出され、充電部と排出口の相対位置あるいは装置の進行方向に対する排出口の相対位置から排出口の向いている方向の情報を得ることができる。
よって、通電の検知により、例えば、自装置が壁際に近い位置にあるという情報、排出口の向いている方向が壁とは反対方向であるという情報を得た場合、例えば、次のようにイオン放出を制御することで、効果的なイオン放出を行える。ルーバーの仰角を排出口からの気流が壁に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁に向かう方向に変更し、イオン放出部を制御してイオン放出量を多くなるよう変更すると、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。また、ルーバーの仰角を排出口からの気流が壁とは反対側の下方に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁とは反対に向かう方向に変更し、イオン放出部を制御してイオン放出量を少なくなるように変更すると、部屋の床に向け、通常生活への影響を最小限にして、部屋の中のニオイの原因に対して、イオンを放出すること可能となる。このように、効果的にイオンを放出することが可能になる。
もちろん、自装置の帰還の検知は、通電の検知に限らない。自装置の帰還の検知は、例えば、自装置に設けられたマイクロスイッチが充電器の一部によって押されることで行われてもよい。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置では、上記構成に加え、信号発信装置からの信号を受信する信号受信部を備え、上記位置情報取得部は、上記信号受信部が受信した信号の強度に基づき、自装置の上記信号発信装置に対する相対位置の情報を、上記位置情報として取得してもよい。
上記構成によると、受信した信号の強度に基づく、自装置の信号発信装置に対する相対位置の情報を、位置情報として取得する。よって、自装置の信号発信装置に対する相対位置の情報に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することができる。ここで、信号発信装置が、例えば充電器に備えられているビーコン発信装置であってもよい。充電器に、自走式イオン放出装置を帰還させるための帰還信号(ビーコン)を発信するビーコン発信装置が備えている場合、これを上記信号発信装置として利用することで、位置情報を取得するための余分なコストがかかるのを防ぐことができる。
信号を検知し強度を検出すると、自装置が信号発信装置からどれだけ離れた位置にあるという情報、また、信号の受信した方角の情報を得ることができ、つまり、自装置の信号発信装置に対する相対位置の情報を得ることができる。
さらに、自走式イオン放出装置が、信号を受信する信号受信部と排出口との相対位置がわかっていると、信号発信装置からの信号を検知すると、排出口の向いている方向がわかる。つまり、信号の検知により信号受信部は信号発信装置に向かっていることが検出され、信号受信部と排出口の相対位置から排出口の向いている方向の情報を得ることができる。
よって、自走式イオン放出装置が、信号発信装置が壁際に設置されていることがわかっており、信号発信装置からの信号を検知し強度を検出することで、例えば、信号発信装置からに近い位置(例えば50cm以内)にあるという情報、排出口の向いている方向が、信号発信装置とは反対方向であるという情報を検出した場合、次のようにイオン放出を制御することで、効果的なイオン放出を行える。ルーバーの仰角を排出口からの気流が信号発信装置側すなわち壁側に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁に向かう方向に変更し、イオン放出部を制御してイオン放出量を多くなるよう変更すると、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。また、ルーバーの仰角を排出口からの気流が、信号発信装置側、すなわち壁側とは反対側の下方に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁とは反対に向かう方向に変更し、イオン放出部を制御してイオン放出量を少なくなるように変更すると、部屋の床に向け、通常生活への影響を最小限にして、部屋の中のニオイの原因に対して、イオンを放出すること可能となる。このように、効果的にイオンを放出することが可能になる。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置は、上記構成に加え、自装置から壁面までの距離の情報を取得する距離情報取得部を備え、上記位置情報取得部は、上記距離情報取得部により得られた上記壁面までの距離の情報を、上記位置情報として取得してもよい。
上記構成によると、距離情報取得部が取得した自装置から壁面までの距離の情報に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することができる。よって、上記と同様に、壁面方向へのイオン放出と、その反対方向へのイオン放出を制御でき、効果的にイオン放出を行うことが可能となる。
距離情報取得部は、自装置から壁面までの距離の情報に加え、自装置の進行方向と壁面との成す角度の情報を位置情報として取得できるように構成されていてもよい。距離情報取得部の一例として、壁面との距離を超音波あるいは赤外線等で測定する距離センサが挙げられる。
また、本発明に係る自走式イオン放出装置は、上記構成に加え、識別子の画像を撮影する撮影部を備え、上記位置情報取得部は、上記撮影部が撮影した識別子の画像に基づき、自装置の上記識別子に対する相対位置の情報を、上記位置情報として取得してもよい。
上記構成によると、撮影した識別子の画像に基づき、自装置の上記識別子に対する相対位置の情報を位置情報として取得する。例えば、自装置が予め基準画像を記憶していると、この基準画像のサイズと撮影した識別子の画像のサイズを比較し、基準画像に対する撮影した識別子の画像の歪みを検出することで、自装置と識別子の間の距離および自装置と識別子との成す角度、すなわち、自装置の識別子に対する相対位置の情報を取得できる。なお、撮影した画像と基準画像とを比較することで、撮影した装置の撮影された画像が存在する場所に対する相対位置の検出は、従来公知の技術を利用できる。
よって、自装置の識別子に対する相対位置の情報に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することができる。
本発明に係る自走式イオン放出装置は、以上のように、自装置の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部と、上記位置情報取得部が取得した位置情報に応じて、上記排出口から放出される上記イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更するイオン放出制御部と、を備えている。
上記構成によると、自装置の位置に関する位置情報を取得し、この位置情報に応じて、排出口から放出されるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。そのため、自装置の位置に応じて効果的にイオンを放出することが可能となる。
本発明の一実施形態である自走式空気清浄機の機能的構成を示すブロック図である。 上記空気清浄機の側面断面図である。 上記自走式空気清浄機の斜視図である。 上記自走式空気清浄機の底面図である。 上記自走式空気清浄機の斜視図であり、吸気ポータを取り外した場合を示している。 上記自走式空気清浄機における場所に応じたイオン放出の動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態として、本発明の自走式イオン放出装置を自走式空気清浄機に適用した場合について、図を参照して説明すれば、以下の通りである。
図2〜4に、ぞれぞれ、本実施形態の自走式空気清浄機(自走式イオン放出装置)110の側面断面図、斜視図、底面図を示す。
自走式空気清浄機110は、図3に示すように、外枠が平面視円形の本体筐体200で形成された自走式空気清浄機110本体と、図2に示すように、バッテリー(二次電池)14を電力供給源として駆動される駆動輪29とを有し、自走しながら空気を浄化する装置である。なお、本実施形態では本体筐体200は、その上面及び底面が円形を成す形状とするが、この形状に限定されることはない。
図示しないが、本体筐体200には、自走式空気清浄機110に対して各種の指示入力を行う操作部および各種情報を表示する表示部を備えた操作パネルが設けられている。
自走式空気清浄機110は、図示しないモータ(送風部)により回転ファン(送風部)104を回転駆動させて気流を発生させ、吸気口101から吸気した空気を内部のフィルタ105を通過させて、イオン発生装置(イオン発生部)62にて発生させたイオンを気流に混入して排気口(排出口)102から排気する。図3に示すように、排気口102にはルーバー65が設けられており、ルーバー65の仰角の変更より気流の排気方向が変更する。図2の白抜きの矢印は、回転ファン104を回転させたときの空気の流れを示している。
図3に示すように、本体筐体200の上面には、吸気ポート103が設けられている。吸気ポート103は、本体筐体200の上面の一部を覆うもので、吸気口101に異物やごみや埃等が入らないようにするために、自走式空気清浄機110が回転ファン(送風部)104を稼働させない状態では、吸気ポート103は吸気口101を塞ぐ位置まで下方に下がっている。図3は、装置が動作中で吸気ポートが上方に移動している状態を示している。吸気ポート103がこのように上方へ移動している状態にあると吸気可能となる。なお、吸気ポート103を本体筐体200から取り外すと、自走式空気清浄機110は、図5に示す状態となる。ただし、吸気ポート103は、通常の使用状態においては、取り外せないようになっていてもよい。
フィルタ105は、吸気口101から吸気した空気のごみ、埃等を捕集するものである。フィルタ105は、フィルタ保持部材107により本体筐体200に取り付けられる。フィルタ105には、例えば、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタや活性炭フィルタなど公知のフィルタが使用できる。
イオン発生装置62は、図2に示すように、回転ファン104付近に設けられておりイオンを発生させる装置である。イオン発生装置62にて発生したイオンは、フィルタ105を通過した空気に混入され、排気口102から放出される。放出されたイオンにより空気中の浮遊細菌を除去して、空気の浄化を行うことができる。
イオン発生装置62によるイオンの発生量およびモータにより駆動される回転ファン104による風量は、後述の制御部52により制御される。
図2の点線はイオン発生装置62から発生したイオンの流れを示している。イオン発生装置62から発生したイオンを含んだ空気は吸入口106から排出され、回転ファン104の回転により発生する気流に吸い込まれて、排気口102から放出される。なお、図2において、自走式空気清浄機110の進行方向は、矢印Xのように図面右から左である。従って、自走式空気清浄機110は、進行方向に対して後側から空気を吸気して前側に空気を排出する。
図2、4に示すように、本体筐体200の底面には、底面から突出して水平な回転軸29aで回転する一対の駆動輪29が配されている。駆動輪29の回転軸29aは本体筐体200の中心線(中心軸)C上に配置されている。駆動輪29の両輪が同一方向に回転すると自走式空気清浄機110が進退し、互いに逆方向に回転すると自走式空気清浄機110が中心線Cの回りに回転する。駆動輪29がバッテリー14から電力を供給された走行駆動部58により駆動されることで、自走式空気清浄機110は自走する。以下で、自走式空気清浄機110が自走する際の進行方向における前を前方、後ろを後方と称する。また、本体筐体200の周面(側面)において、進行方向の前方に対向する面を前面、後方に対向する面(前面と反対側に位置する面)を背面と呼ぶ。本体筐体200の周面(側面)の前面には撮影部59、背面には充電端子4が設けられている。また、本体筐体200の周面や底面には各種センサが設けられている。
自走中、本体筐体200が走行領域の周縁に到達した場合や進路上の障害物に衝突すると、駆動輪29が停止される。そして、駆動輪29の両輪を互いに逆方向に回転し、本体筐体200の中心線Cを中心に自走式空気清浄機110を回転して向きを変え、旋回する。これにより、所望の走行領域全体に自走式空気清浄機110を自走させるとともに障害物を避けて自走させることができる。なお、駆動輪29の両輪を前進時の回転とは反対に回転(反転)して自走式空気清浄機110を後退させてもよい。
さらに、本体筐体200の底面の前方にローラー形状の前輪27が設けられている。また、本体筐体200の底面の後方(後端)に、自在車輪から成る後輪26が設けられている。自走式空気清浄機110は、本体筐体200の中心に配した駆動輪29に対して前後方向に重量が配分され、前輪27は床面Fから離れて、後輪26は床面Fに接地して自走する。前輪27は進路上に現れた段差に接地し、自走式空気清浄機110が段差を容易に乗り越えられるようになっている。
また、本体筐体200には、周囲の画像を撮影する撮影部59が設けられている。撮影部59は、光学レンズ、カラーフィルタ、受光素子であるCCD(Charge Coupled Device)等により構成されている。自走式空気清浄機110は自走中に撮影部59にて画像を撮影する。撮影する画像は、動画であっても静止画であってもよい。
本体筐体200の周囲にはバンパー5が設けられており、自走式空気清浄機110への衝撃や振動を緩衝させる。自走式空気清浄機110は、自走中に障害物にバンパー5が接触したことを検知すると、進行方向を変更して自走を継続する。ここで、例えば、バンパー5の内側にマイクロスイッチを設けることで、バンパー5が障害物に接触したことを検知することができる。
また、本体筐体200内には、制御基板150および着脱可能のバッテリー14が配される。制御基板150には自走式空気清浄機110の各部を制御する制御部52や記憶部57が設けられる。バッテリー14は、自走式空気清浄機110全体の電力供給源である。バッテリー14としては、繰り返し充放電が可能な大容量の充電池が望ましい。例えば鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池あるいはキャパシタ等を使用すればよい。
本体筐体200の周面の背面(後端)には、バッテリー14の充電を行う充電端子4が露出して設けられている。バッテリー14は充電端子4を介して充電器40から充電され、制御基板150、駆動輪29、回転ファン104、イオン発生装置62等の各部に電力を供給する。本実施形態では、充電端子4は本体筐体200の周面の背面の上下に2つ設けられているが、1つあるいは3つ以上設けられていてもよい。自走式空気清浄機110は、走行領域の空気浄化後、あるいはバッテリー14の充電量が所定値を下回ると、充電器40の設置されている場所に帰還する。そして、充電器40に設けられた給電端子41に充電端子4を接してバッテリー14を充電する。商用電源に接続される充電器40の背面(本体筐体200の周面と対向しない面)は通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
充電器40は、自走式空気清浄機110のバッテリー14を充電させるための装置であり、充電器40は内部には、バッテリー14への充電を制御する充電回路等を備えている。
充電器40の前面(本体筐体200の周面と対向する面)には、自走式空気清浄機110の充電端子4と接触可能な位置に、自走式空気清浄機110の充電端子4と同数の、給電端子41が設けられている。給電端子41は、何とも接触していない状態では、充電器40の前面から突出しており、給電端子41の先端面と充電器40の前面とがほぼ平らになるまで押し戻すことが可能になっている。自走式空気清浄機110の充電端子4が充電器40の給電端子41と接触(電気的接続)したまま、給電端子41の先端面が充電器40の前面とほぼ平らになるまで押されると、接点と導通して、充電器40が接続した商用電源からの電流が、自走式空気清浄機110に流れる。この状態にてバッテリー14を充電させることができる。
また、充電器40は、充電器40の設置場所及び給電端子41の位置を示す帰還信号(ビーコン)を発信するように構成されている。自走式空気清浄機110は、空気浄化の終了を検知した場合あるいはバッテリー14の充電量が所定値を下回った場合には、充電器40から発せられた帰還信号を検知して充電器40の設置されている場所に自動的に帰還する。ここで、空気浄化終了の検知は、例えば、自走式空気清浄機110が、一定距離移動あるいは一定時間経過したことを検知、あるいは、センサ等で走行領域の空気の状態を検知することにより行われてもよい。または、自走式空気清浄機110が、操作パネルあるいは後述するリモコン装置や無線通信により接続した端末装置から、空気浄化を終了する指示や中断する指示等の充電器40への帰還を促す指示を受け付けることで、行われてもよい。
本実施形態では、充電器40の設置場所及び給電端子41の位置を示す帰還信号として赤外線信号が発信されるものとするが、赤外線信号以外の信号が発信されてもよい。帰還信号は、充電器40が商用電源に接続されており、自走式空気清浄機110が充電器40から離れていれば、常時発信される。
本実施形態では、自走式空気清浄機110は、帰還信号を検知して、前進(言い換えれば、前面を進行方向に向けて進行)して充電器40の設置場所付近まで戻ってくると、一時停止し、充電端子4が給電端子41と対向する位置に来るまで、本体筐体200の中心線C周りに旋回する。その後、本体筐体200は後退(言い換えれば、背面を進行方向に向けて進行)を開始する。自走式空気清浄機110は、充電端子4が給電端子41に接触した後、さらに後退して、充電端子4と接触している給電端子41の先端面と充電器40の前面とがほぼ平らになる位置(給電端子41の押し戻しが止まる位置、ドッキング位置)まで来ると、給電端子41からの通電を検知し、後退を停止する。この停止した状態で、充電が行われる。なお、自走式空気清浄機110の帰還および充電端子4と給電端子41とのドッキング(自走式空気清浄機110と充電器40とのドッキング)に関する処理は、上述の処理に限定されるものではなく、その他の公知の技術を用いることができる。
充電端子4と給電端子41とのドッキングは、例えば、本体筐体200の背面(後端)に後方センサを設置し、後方センサで帰還信号を検知しながら、自走式空気清浄機110を後退させることで行うことができる。後方センサが、帰還信号を検知しなくなると、自走式空気清浄機110を中心線C周りに微量に正転(時計回り)または逆転(反時計回り)させ、帰還信号を検知してから、後退を行う。このように、常に帰還信号の検知を維持しながら本体筐体200を後退させることで、充電端子4と給電端子41との位置を合わせることができる。
なお、後方センサ及び充電端子4は共に駆動輪29の回転軸29aと平行な線上に設けられるのが好ましい。このように設けられていると、後方センサが充電器40からの帰還信号の検知を維持しながら後退して、充電端子4を給電端子41に接続させることが適切に行える。
また、自走式空気清浄機110は図示しない各種センサを備えており、障害物を回避して段差や階段から落ちることなく自走することができるように構成されている。このようなセンサとして、例えば、クリフセンサ(段差検知センサ)、障害物検知センサ、人感センサ、CCD(Charge-Coupled Device)カメラなどが挙げられる。これらは単なる例示であり、またこれら全てを備えている必要はない。クリフセンサや人感センサは、例えば赤外線センサ、また、障害物検知センサは、例えば超音波センサにて構成することができる。
また、自走式空気清浄機110は、例えば、温度センサ、加速度センサ、距離検知センサ、角度センサなどを備えており、自走中の動作が制御されてもよい。また、自走式空気清浄機110は、例えば臭気センサやイオン濃度センサ等を備え、これらのセンシング結果に応じたイオン放出を行うように制御されてもよい。
また、本実施形態では、自走式空気清浄機110は、自機に備えられた操作パネルだけでなく、IrDA、IrSS(登録商標)などの赤外線通信によってリモコン装置(図示せず)からも操作が行えるようになっていてもよい。また、自走式空気清浄機110は、Bluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの無線通信により接続したスマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の端末装置(図示せず)を介して操作を行うこともできるようになっていてもよい。また、自走式空気清浄機110は、広域の無線ネットワークに接続してもよい。この場合には、広域の無線ネットワークに接続した端末装置から自走式空気清浄機110に対する操作が行うことができる。さらに、自走式空気清浄機110は、音声による入力操作が可能に構成されていてもよい。
(自走式空気清浄機の機能的構成)
次に、自走式空気清浄機110の機能的構成について説明する。自走式空気清浄機110は、図1に示すように、制御部52、データ通信部53、自走式空気清浄機110に対して各種の指示入力を行う操作パネル50、電圧検出部55、充電端子4、バッテリー14、通電検知部(帰還検知部)56、記憶部57、撮影部59、走行駆動部58、駆動輪29、および、送風装置(送風部)61とイオン発生装置(イオン発生部)62とを有するイオン放出部63、ルーバー駆動部64、ルーバー65、距離センサ(距離情報取得部)66を備えている。上記で説明した部材については説明を省略する。
制御部52は、記憶部57に記憶されたプログラムやデータ、さらに、操作パネル50、リモコン装置、無線通信により接続した端末装置から入力されたプログラム、データに基づき、自走式空気清浄機110の各ブロックの各種動作の制御を行うブロックである。
データ通信部53は、外部装置とのデータの送受信を行うブロックである。前出したリモコン装置あるいは無線通信により接続した端末装置から、自走式空気清浄機110を制御するための制御信号などを受信する。また、無線通信により接続した端末装置に対して、自走式空気清浄機110の記憶部57に記憶しているデータや自走式空気清浄機110にて測定可能なデータを送信するようになっていてもよい。データ通信部53は、また、充電器40からの帰還信号(ビーコン)を受信するビーコン受信部(信号受信部)530を備えている。
電圧検出部55は、バッテリー14の電圧を検出するブロックであり、検出した電圧からバッテリー14の充電量を求める。バッテリー14には充電端子4が電気的に接続されている。
通電検知部56は、充電器40からバッテリー14への通電を検知するブロックである。ここで、通電検知部56は、自走式空気清浄機110が充電器40に帰還したことを検知する帰還検知部の一例である。例えば、自走式空気清浄機110の帰還の検知は、自走式空気清浄機110に設けられたマイクロスイッチが充電器40の一部によって押されることで行われてもよい。
記憶部57は、(1)自走式空気清浄機110の制御部52が実行する制御プログラム、(2)制御部52が実行するOSプログラム、(3)制御部52が、自走式空気清浄機110が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム、および、(4)該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データを記憶する。あるいは、(5)制御部52が各種機能を実行する過程で演算に使用するデータおよび演算結果等を記憶する。例えば、上記の(1)〜(4)のデータは、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、HDD(Hard Disc Drive)などの不揮発性記憶装置に記憶される。例えば、上記の(5)のデータは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置に記憶される。
また、記憶部57は、操作パネル50、あるいは、データ通信部53を介して前出のリモコン装置や端末装置から受け付けた、自走式空気清浄機110の動作に係る各種条件設定を、記憶する。さらに、記憶部57は、自走式空気清浄機110の設置場所周辺の走行マップを記憶してもよい。走行マップとは、自走式空気清浄機110の走行経路や走行速度などといった走行に関する情報、あるいは、走行領域に関する情報等が盛り込まれた地図情報である。走行マップには、後述するイオン放出マップが含まれていてもよい。走行マップは、予めユーザが作成して記憶部57に記憶させてもよいし、自走式空気清浄機110が走行中に自身で作成や更新するようになっていてもよい。この走行マップの作成については、従来公知の技術を用いればよい。
走行駆動部58は、モータドライバ、駆動輪モータ等を備え、制御部52からの制御信号に基づき、回転方向、回転角度等を決定して、駆動輪29を駆動させるブロックである。
送風装置61は、モータ(送風部)や回転ファン(送風部)104を備え、本体筐体200の内部への吸気及び内部からの排気を行う装置である。
イオン発生装置62は、イオンを発生させる装置である。本実施形態では、イオン発生装置62は、プラズマクラスターイオン(登録商標)発生装置であるとする。よってイオン発生装置62には、プラズマクラスターイオン発生素子が設けられており、プラズマクラスターイオン発生素子は、正イオンを発生する正イオン発生部と、負イオンを発生する負イオン発生部とを備えている。なお、このようなイオン発生素子は、本願発明の出願人が先に出願した特開2002−58731号に詳しく開示されている。なお、本実施形態のイオン発生装置62は、プラズマクラスターイオン発生装置に限定されるものではなく、正イオン及び負イオンの少なくとも一方を発生させるイオン発生装置を広く含むのは当然である。
イオン発生装置62により発生されたイオンは、送風装置61により発生された気流に乗って排気口102から本体筐体200の外部に放出される。放出されたイオンにより空気中の浮遊細菌を除去して、空気の浄化を行うことができる。
ルーバー駆動部64は、排気口02に設けられたルーバー56の仰角を変更させるよう駆動するブロックである。
距離センサ66は、障害物や壁面との距離を測定するブロックである。距離センサ66として、超音波センサや赤外線センサを用いることができる。
さらに、自走式空気清浄機110の制御部52は、自機の位置情報を取得する位置情報取得部525と、排気口102から放出されるイオンの放出量と放出方向とを制御するイオン放出制御部520とを備えている。イオン放出制御部520は、イオン発生装置62と送風装置61とを含むイオン放出部63の制御を行うイオン放出量制御部523と、イオンの放出方向の制御を行うイオン放出方向制御部524と、を備えている。
イオン放出量制御部523は、イオン発生装置62によるイオン発生の開始および停止に加え、イオンの発生量の制御を行う。また、イオン放出量制御部523は、送風装置による送風の開始および停止に加え、風量の制御を行う。
イオン放出方向制御部524は、走行駆動制御部521とルーバー駆動制御部522とを備え、イオンの放出方向を変更する。走行駆動制御部521は、走行駆動部58を制御して自機を移動あるいは回転させ、排気口102の向かう方向を変更する。ルーバー駆動制御部522は、ルーバー駆動部64を駆動制御し、排気口102からの排気の方向が変更されるルーバーを動かす。
本実施形態では、イオン放出制御部520は、位置情報取得部525が取得した位置情報に応じて、排気口102から放出されるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。なお、放出方向とは、水平方向における方向であってもよいし、垂直方向における方向であってもよい。
上記のように、自走式空気清浄機110は、自機の位置に関する位置情報を取得し、この位置情報に応じて、排気口102から放出されるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。例えば、位置情報として、自機が壁際にあるという情報を取得した場合に、イオン放出方向を壁側に向かう方向にし、イオン放出量を多くなるように変更すると、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。また、例えば、位置情報として、自機がごみ箱やペットのトイレといった所定位置付近にあることを示す情報を取得した場合に、イオン放出量を多くなるように変更すると、所定場所付近にて適切で効果的にイオンを放出して空気を浄化することができる。このように、上記構成によると、自機の位置に応じて効果的にイオンを放出することが可能となる。
次に、位置情報の取得と位置情報に応じたイオン放出の制御の流れについて説明する。
(位置情報に応じたイオン放出の制御)
図6に示すように、自走式空気清浄機110は、位置情報取得部525にて自機の位置情報を取得する(ステップ10、以下ではS1のように省略する)。その後、S10で取得した位置情報に応じたイオンの放出量を決定し(S20)、S10で取得した位置情報に応じたイオンの放出方向を決定する(S30)。
S20において、イオンの放出量は、位置情報とイオンの放出量とを対応付けた放出量テーブルを記憶部57に格納しておきこの放出量テーブルを参照して決定してもよい。放出量テーブルは、自走式空気清浄機110の出荷時に定められていてもよいし、あるいは、操作パネル50やリモコンあるいは無線通信により接続した端末装置などから、ユーザが適宜設定して入力してもよい。
ここで、排気口102から放出されるイオンの放出量は、イオン発生装置62でのイオンの発生量および送風装置61での風量が変化すると、変化する。そのため、位置情報と風量とを対応付けた風量テーブルを記憶部57に格納しておき、この風量テーブルを参照して風量を決定することで、イオンの放出量を決定してもよい。あるいは、位置情報とイオン発生量とを対応付けたイオン発生量テーブルを記憶部57に格納しておき、このイオン発生量テーブルを参照してイオン発生量を決定することで、イオンの放出量を決定してもよい。あるいは、風量テーブルとイオン発生量テーブルとの両方用いて、イオンの放出量を決定してもよい。あるいは、上記放出量テーブルでは、位置情報と風量およびイオン発生量の両方とが対応づけられていてもよい。
また、放出量テーブルではなく、例えば、位置情報とイオンの放出量との関係を示す関数からイオンの放出量を決定してもよい。
同様に、S30では、イオンの放出方向は、位置情報とイオンの放出方向とを対応付けた放出方向テーブルを記憶部57格納しておきこの放出方向テーブルを参照して決定してもよい。放出方向テーブルは、自走式空気清浄機110の出荷時に定められていてもよいし、あるいは、操作パネル50やリモコンなどから、ユーザが適宜設定して入力してもよい。
ここで、排気口102から放出されるイオンの放出方向は、ルーバー65の仰角または自走式空気清浄機110の水平方向の回転における回転角が変化すると、変化する。なお、水平方向の回転角が変化すると排気口102の向く方向が変化するために、イオンの放出方向も変化する。そのため、位置情報とルーバー65の仰角とを対応付けた仰角テーブルを記憶部57に格納しておき、この仰角テーブルを参照してルーバー65の仰角を決定することで、イオンの放出方向を決定してもよい。あるいは、位置情報と自走式空気清浄機110の水平方向の回転角とを対応付けた回転角テーブルを記憶部57に格納しておき、この回転角テーブルを参照して自走式空気清浄機110の水平方向の回転角を決定することで、イオンの放出方向を決定してもよい。あるいは、仰角テーブルと回転角テーブルとの両方用いて、イオンの放出方向を決定してもよい。あるいは、上記放出方向テーブルでは、位置情報と、仰角および回転角の両方とが対応づけられていてもよい。
また、放出方向テーブルではなく、例えば、位置情報とイオンの放出方向との関係を示す関数からイオンの放出量を決定してもよい。
なお、S20とS30とはどちらが先に行われても、同時に行われても構わない。また、S20とS30のどちらか一方だけが行われても構わない。その後、イオン放出量制御部523は、S20で決定した放出量となるようイオン放出部63を制御し、かつ、イオン放出方向制御部524は、S30で決定した方向にてイオンが放出されるよう、走行駆動部58およびルーバー駆動部64の少なくとも一方を制御し、イオンを排気口102から放出する(S40)。
次に、具体的な位置情報の取得方法とその位置情報に応じたイオンの放出制御(放出量および放出方向の変更)の例(a)〜(e)を説明する。
(a)位置情報取得部525は、帰還検知部による自走式空気清浄機110の帰還の検知に基づき、位置情報を取得する。帰還検知部による自走式空気清浄機110の帰還の検知に応じて、イオン放出制御部520は、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。ここで、帰還の検知とは、移動先から帰還してきたことの検知でも、もともと帰還していることの検知でもよい。帰還検知部の一例として、以下では、通電検知部56を用いて説明する。
位置情報取得部525は、通電検知部56による充電器40からの通電の検知に基づき、位置情報を取得する。通電を検知しているということは、自走式空気清浄機110が充電器40にて通電される位置にあるということであり、これは自走式空気清浄機110の位置を示す情報である。この場合、通電の検知に応じて、イオン放出制御部520は、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。
例えば、自走式空気清浄機110が、充電器40が壁際に設置されていることがわかっている場合に、通電を検知すると、自走式空気清浄機110は壁際に近い位置にあるという情報を得ることができる。さらに、自走式空気清浄機110が、充電器40からの充電を受け付ける充電端子4と排気口102との相対位置がわかっていると、通電を検知すると、排気口102の向いている方向がわかる。つまり、通電の検知により、充電端子4は充電器40のある壁面に向かっていることが検出され、充電端子4と排気口102の相対位置から排気口102の向いている方向の情報を得ることができる。
自走式空気清浄機110は、通電の検知により、例えば、壁際に近い位置にあるという情報、排気口102の向いている方向が、壁とは反対方向であるという情報を得た場合、例えば、次のようにイオン放出を制御することで、効果的にイオン放出を行うことができる。イオン放出方向制御部524は、ルーバー65の仰角を排気口102からの気流が壁に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁に向かう方向に変更し、イオン放出量制御部523は、イオン放出部63を制御してイオン放出量を多くなるよう変更する。このようにイオンの放出を制御することによって、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。イオンが部屋全体に行き渡ることで、除菌効果や脱臭効果を向上させることができる。
また、イオン放出方向制御部524が、ルーバー65の仰角を排気口102からの気流が壁とは反対側の下方に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁とは反対に向かう方向に変更し、イオン放出量制御部523が、イオン放出部63を制御してイオン放出量を少なくなるように変更すると、部屋の床に向け、通常生活への影響を最小限にして、部屋の中のニオイの原因に対して、イオンを放出することが可能となる。
(b)位置情報取得部525は、ビーコン受信部530が受信した充電器40からのビーコンの強度に基づき、自走式空気清浄機110の充電器40に対する相対位置の情報を、位置情報として取得する。この場合、自走式空気清浄機110の充電器40に対する相対位置の情報に応じて、イオン放出制御部520は、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。なお、ビーコンを発信する装置は充電器40でなくてもよい。
ビーコンを検知し強度を検出すると、位置情報取得部525は、自走式空気清浄機110の充電器40からの距離に関する情報及びビーコンを受信した方向(方角)に関する情報を得ることができる。つまり、位置情報取得部525は、自走式空気清浄機110の充電器40に対する相対位置の情報を得ることができる。
さらに、ビーコン受信部530と排気口102との相対位置がわかっていると、ビーコンを検知すると、排気口102の向いている方向がわかる。つまり、位置情報取得部525は、ビーコンの検知によりビーコン受信部530が充電器40に向かっていることを検出し、ビーコン受信部530と排気口102との相対位置から排気口102の向いている方向の情報を得ることができる。
よって、自走式空気清浄機110が、充電器40が壁際に設置されていることがわかっており、ビーコンを検知し強度を検出することで、例えば、充電器40からに近い位置(例えば50cm以内)にあるという情報、排気口102の向いている方向が、充電器40とは反対方向であるという情報を検出した場合、例えば、次のようにイオン放出を制御することで、効果的イオン放出を行える。イオン放出方向制御部524は、ルーバー65の仰角を排気口102からの気流が充電器40側すなわち壁側に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁に向かう方向に変更する。このとき、排気口102からの気流排出方向が壁と垂直になるよう自機の水平方向の回転角を変更してもよい。また、イオン放出量制御部523は、イオン放出部63を制御してイオン放出量を多くなるよう変更する。このように変更すると、多くのイオンを壁に沿わせて効率的に部屋全体に拡散させることが可能になる。また、イオン放出方向制御部524が、ルーバー65の仰角を、排気口102からの気流が充電器40側すなわち壁側とは反対側の下方に向かう角度にすることで、イオン放出方向を壁とは反対に向かう方向に変更し、イオン放出量制御部523が、イオン放出部63を制御してイオン放出量を少なくなるように変更すると、部屋の床に向け、通常生活への影響を最小限にして、部屋の中のニオイの原因に対して、イオンを放出すること可能となる。このように、効果的にイオンを放出することが可能になる。
(c)位置情報取得部525は、距離センサ66により得られた壁面までの距離の情報を、位置情報として取得する。この場合、自機から壁面までの距離の情報に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。距離センサ66により、壁面までの距離の情報に加え、例えば、自機の進行方向と壁面との成す角度(進行方向を0°としたときの障害物の方角)の情報を、位置情報として取得してもよい。この場合、自機から壁面までの距離の情報および自機の進行方向と壁面との成す角度の情報に応じて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。
よって、上記(a)や(b)と同様に、壁面方向へのイオン放出と、その反対方向へのイオン放出を制御でき、効果的にイオン放出を行うことが可能となる。
(d)自走式空気清浄機110の走行領域に識別子が設置されている場合、撮影部59はこの識別子の画像を撮影する。ここで、識別子が設置されている場合、例えば、特定のマークが壁や物体に張り付けられている状態、である。そして、位置情報取得部525は、撮影部59が撮影した識別子の画像に基づき、自走式空気清浄機110の識別子に対する相対位置の情報を、位置情報として取得する。
予め、自走式空気清浄機110は、識別子の画像の比較対象となる基準画像を記憶部57に記憶している場合には、位置情報取得部535は、この基準画像に対する撮影部59が撮影した識別子の画像のサイズおよび歪みに基づき、自走式空気清浄機110の識別子に対する相対位置の情報を、位置情報として取得してもよい。この場合、基準画像のサイズと撮影した識別子の画像のサイズを比較し、基準画像に対する撮影した識別子の画像の歪みを検出することで、自走式空気清浄機110と識別子の間の距離および自走式空気清浄機110と識別子との成す角度、すなわち、自走式空気清浄機110の識別子に対する相対位置の情報を取得できる。なお、撮影した画像と基準画像比較することで、撮影した装置の撮影された画像が存在する場所に対する相対位置の検出は、従来公知の技術を利用できる。
そして、位置情報取得部525が取得した自走式空気清浄機110の識別子に対する相対位置の情報に基づき、基準画像に対する撮影部が撮影した識別子の画像のサイズおよび歪みが許容範囲に入る位置まで自機を移動するように、走行駆動制御部521は、走行駆動部58を制御する。この許容範囲に入る位置をユーザの希望位置として設定しておくことで、自走式空気清浄機110をユーザの希望位置まで移動させることができる。
ここで、自走式空気清浄機110は、識別子との相対位置に基づき移動の方向を決定して自走し、この自走中、撮影部59により識別子の画像を撮影しては基準画像と比較して、基準画像に対するサイズおよび歪みが許容範囲に入っているかを確認し、許容範囲に入る識別子の画像を取得したら停止する、という動作により、許容範囲に入る位置、つまりユーザの希望位置まで、移動することができる。
例えば、ごみ箱に識別子としてマークのシールを貼っておくことで、ごみ箱付近まで移動させることが可能となる。そしてこのゴミ箱付近で、例えば通常よりも多く放出するといった効果的なイオン放出を行うことが可能となる。
さらに、識別子の画像が、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を規定する情報である放出制御情報に対応づけられていてもよい。この場合、撮影部69が識別子の画像を撮影すると、その識別子の画像に対応付けられた放出制御情報に基づき、制御部52は、排気口102から放出されるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。
このように、識別子に放出量制御情報を対応づけておくことで、撮影部にて識別子の画像を取得するという容易な操作により、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することが可能となる。例えば、識別子Aにはイオンの放出量をイオン放出部63が放出可能な最大量にする情報、識別子Bにはイオンの放出量を最大量の50%する情報、というように、異なる識別子に異なるイオン放出に関する情報を対応づけておくことで、撮影部59が撮影した識別子の画像に応じたイオン放出の制御を行える。この識別子への放出制御情報の対応付けは、予めユーザが設定できるようになっていてもよい。ユーザが設定できると、ユーザ希望のイオン放出についての制御を行うことが可能となる。この設定は、例えば、操作パネル50や、に通信するリモコンやスマートフォンやタブレット端末などにより行う。
(e)予め、自走式空気清浄機110の走行領域の特定位置におけるイオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を規定したイオン放出マップを記憶部57に記憶しておく。位置情報取得部525は、自走式空気清浄機110の走行領域における現在地の情報である座標情報を位置情報として取得する。そして、イオン放出マップと位置情報取得部525が取得した座標情報とに基づき、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更する。この場合、イオン放出マップの特定位置をユーザが希望位置として登録しておくことで、ユーザの希望位置にて、イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更することが可能となる。
なお、座標情報は、次のように取得できる。自走式空気清浄機110にいったん走行経路を覚えさせておき、この走行経路に沿った自走を行う場合には、駆動輪29の回転数や回転角度から、座標情報を取得する。あるいは、走行領域の映像を映像マップとして記憶しておき、現在撮影している周囲の画像と比較し、現在地の情報である座標情報を取得する。このような座標情報の取得は、上述の処理に限定されるものではなく、その他の公知の技術を用いることができる。
なお、自走式空気清浄機110は、上記(a)〜(e)の全てを行わなくてもよく、いずれかを1以上を行えばよい。あるいは、上記(a)〜(e)以外の位置情報に応じたイオン放出の制御を行ってもよい。また、上記(a)〜(e)の位置情報の取得を組み合わせた情報応じて、イオン放出の制御を行ってもよい。例えば、信号発信装置に近くかつ壁から近い位置にいるという情報を位置情報として取得し、それに応じたイオンの放出の制御を行ってもよい。
ここで、上記では、水平方向でのイオン放出方向は、排気口102の向かう所定方向であった。しかし、例えば、中心線Cを軸として自走式空気清浄機110が回転するよう走行駆動部58を制御することで、水平方向のイオンの放出方向を360°まで広げることができる。また、1対の駆動輪29の内の片方のみを駆動させるよう走行駆動部58を制御することで、回転半径を大きくすることもさせることもできる。このように自走式空気清浄機110の水平方向の回転を制御し、水平方向のイオン放出範囲(角度)を変更することが、イオン放出方向の変更であってもよい。回転しながらイオンを放出することで、四方八方にイオンを放出でき、自走式空気清浄機110周辺の臭気の抑制、除去を効果的に行うことができる。
(自走式イオン放出装置の他の適用例)
以上では、本発明の自走式イオン放出装置を、自走式空気清浄機に適用した例を説明したが、本発明のイオン放出装置は、イオン放出部を有し自走する様々な電子機器に適用することができる。例えば、自走式掃除機に適用してもよい。この場合、自走式空気清浄機は、掃除機能を有していれば、床面の塵芥を吸い込む吸引式であっても、床面をモップ清掃するモップ式やブラシで清掃するブラシ式であっても構わない。吸引式の場合には、掃除のための気流の経路をイオン放出のための気流の経路として利用してもよい。
また、自走式イオン放出装置を、床面をワックス掛けする自走式装置に適用してもよいし、自走式の加湿器や除湿器に適用してもよい。
また、自走式空気清浄機110は、家庭用だけでなく、業務用のものであってもよい。
また、上記では、駆動輪29により自走式空気清浄機110本体を駆動輪29で自走させたが、例えば、歩行脚であってもよく、つまり、走行駆動部58が走行駆動する対象は、自走式空気清浄機110が自走できるものであれば、どのような形状のものであってもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
上記した自走式空気清浄機110の制御部52は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、自走式空気清浄機110は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである自走式空気清浄機110の各制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、自走式空気清浄機110に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、PLD(Programmable logic device)等の論理回路類などを用いることができる。
また、自走式空気清浄機110を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、イオン放出部を有し自走する各種電子機器に適用することができる。例えば、自走式空気清浄機、自走式掃除機等に利用可能である。
4 充電端子
5 バンパー
14 バッテリー
29 駆動輪
40 充電器
41 給電端子
52 制御部
53 データ通信部
55 電圧検出部
56 通電検知部(帰還検知部)
57 記憶部
58 走行駆動部
59 撮影部
61 送風装置(送風部)
62 イオン発生装置(イオン発生部)
63 イオン放出部
64 ルーバー駆動部
65 ルーバー
66 距離センサ(距離情報取得部)
101 吸気口
102 排気口(排出口)
104 回転ファン(送風部)
105 フィルタ
110 自走式空気清浄機(自走式イオン放出装置)
150 制御基板
200 本体筐体
520 イオン放出制御部
521 走行駆動制御部
522 ルーバー駆動制御部
523 イオン放出量制御部
524 イオン放出方向制御部
525 位置情報取得部
530 ビーコン受信部(信号受信部)
C 中心線(中心軸)

Claims (7)

  1. 排出口からイオンを放出するイオン放出部と、自装置を走行駆動する走行駆動部と、を備えた自走式イオン放出装置において、
    自装置の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部と、
    上記位置情報取得部が取得した位置情報に応じて、上記排出口から放出される上記イオンの放出量および放出方向の少なくとも一方を変更するイオン放出制御部と、を備えることを特徴とする自走式イオン放出装置。
  2. 上記イオン放出部は、イオンを発生するイオン発生部と当該発生したイオンを上記排出口から排出させる気流を発生する送風部とを備え、
    上記イオン放出制御部は、上記イオン発生部によるイオンの発生量および上記送風部による風量の少なくとも一方を変更することで、上記排出口から放出されるイオンの放出量を変更するイオン放出量制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の自走式イオン放出装置。
  3. 上記排出口に設けられたルーバーの仰角を変更するルーバー駆動部を備え、
    上記イオン放出制御部は、上記ルーバー駆動部が駆動するルーバーの仰角、および上記走行駆動部が駆動する自装置の水平方向の回転における回転角の少なくとも一方を変更することで、上記排出口から放出される上記イオンの放出方向を変更するイオン放出方向制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の自走式イオン放出装置。
  4. 自装置が充電器の設置場所に帰還していることを検知する帰還検知部を備え、
    上記位置情報取得部は、上記帰還検知部による自装置の帰還の検知に基づき、上記位置情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自走式イオン放出装置。
  5. 信号発信装置からの信号を受信する信号受信部を備え、
    上記位置情報取得部は、上記信号受信部が受信した信号の強度に基づき、自装置の上記信号発信装置に対する相対位置の情報を、上記位置情報として取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自走式イオン放出装置。
  6. 自装置から壁面までの距離の情報を取得する距離情報取得部を備え、
    上記位置情報取得部は、上記距離情報取得部により得られた上記壁面までの距離の情報を、上記位置情報として取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の自走式イオン放出装置。
  7. 識別子の画像を撮影する撮影部を備え、
    上記位置情報取得部は、上記撮影部が撮影した識別子の画像に基づき、自装置の上記識別子に対する相対位置の情報を、上記位置情報として取得することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の自走式イオン放出装置。
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