JP6397107B1 - ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉 - Google Patents

ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉 Download PDF

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Abstract

【課題】被焼却物の性状によらず被焼却物を連続投入でき、かつ、被焼却物の燃え残りを無くす。
【解決手段】フィーダ4から被焼却物を供給し、複数の固定火格子15と複数の移動火格子16を備えた乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13で、被焼却物を順次搬送しつつ、それぞれ乾燥、燃焼、及び後燃焼を行うストーカ炉において、乾燥段11は、搬送方向下流側が下向きとなるように傾斜して配置され、燃焼段12は、乾燥段11に接続され、搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置され、後燃焼段13は、燃焼段12に接続され、搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置されるごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉に関する。
ごみ等の被焼却物を焼却する焼却炉として、大量の被焼却物を選別することなく効率的に焼却処理することができるストーカ炉が知られている。ストーカ炉としては、ストーカを階段式に構成し、乾燥、燃焼、後燃焼の各機能が果たせるように乾燥段、燃焼段、及び後燃焼段を備えているものが知られている。
被焼却物を確実に燃焼させるために、ストーカの傾斜角について検討がなされている。ストーカの傾斜角は、例えば、特許文献1に記載されているように、乾燥段、燃焼段、後燃焼段の全ての段の据付面の搬送方向下流側が下向きとなるように傾斜しているものがある。なお、以下、例えば乾燥段の据付面の搬送方向下流側が下向きである場合、単に、乾燥段が下向きという(燃焼段、後燃焼段の場合も同様である)。
また、特許文献2に記載されているように、乾燥段が下向きに傾斜し、燃焼段及び後燃焼段が水平に配置されているもの、特許文献3に記載されているように、乾燥段及び燃焼段が下向きに傾斜し、後燃焼段の据付面の搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜しているもの、特許文献4に記載されているような全ての段が上向きに傾斜しているものがある。なお、例えば燃焼段の据付面の搬送方向下流側が上向きである場合、単に、燃焼段が上向きという(乾燥段、後燃焼段の場合も同様である)。
特開平6−265125号公報 実開平6−84140号公報 特公昭57−12053号公報 特開昭50−65062号公報
ところで、上記ストーカ炉では、様々な性状(素材、形状、含水率)の被焼却物が投入されるが、滑りやすい素材又は球形などの転がりやすい形状の被焼却物や、含水率の高い(水分量の多い)被焼却物については、いずれのストーカ炉でも、その他の被焼却物と同様の焼却が困難であった。
即ち、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に記載されているストーカ炉では、乾燥段が下向きに傾斜、かつ、燃焼段が下向きに傾斜または水平に配置されているため、滑りやすい素材又は転がりやすい形状の被焼却物が、その他の被焼却物に比べ、後燃焼段まで早く搬送されるため、十分に焼却されずに燃え残ったまま排出されるという課題があった。
また、特許文献4に記載されているストーカ炉では、乾燥段、燃焼段、後燃焼段の全てが上向きに傾斜しているため、滑りやすい素材又は転がりやすい形状の被焼却物や含水率の高い被焼却物が、フィーダと乾燥段の間に配置される段差(落差壁)の底に溜まって燃焼段まで搬送され難くなるため、投入量を制限したり、投入を一時的に停止したりする必要が生じる場合があるという課題があった。
この発明は、被焼却物の性状によらず被焼却物を連続投入でき、かつ、被焼却物の燃え残りを無くすることができるごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉は、フィーダから被焼却物を供給し、複数の固定火格子と複数の移動火格子を備えた乾燥段、燃焼段、及び後燃焼段で、前記被焼却物を順次搬送しつつ、それぞれ乾燥、燃焼、及び後燃焼を行うストーカ炉において、前記乾燥段は、前記搬送方向下流側が下向きとなるように傾斜して配置され、前記燃焼段は、前記乾燥段に接続され、前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置され、前記後燃焼段は、前記燃焼段に接続され、前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置され、前記後燃焼段の前記搬送方向下流側の端部は、鉛直方向において、前記燃焼段の前記搬送方向下流側の端部と同位置、または、前記燃焼段の前記端部よりも上方に配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、乾燥段の下向きの傾斜によって、どのような性状の被焼却物であっても燃焼段まで滞りなく搬送することができ、かつ、燃焼段及び後燃焼段の上向きの傾斜によって、燃焼段以降に被焼却物が容易に滑り落ちたり、転がり落ちたりすることなく、十分に燃焼されて搬送される。
即ち、滑りやすい素材又は転がりやすい形状の被焼却物の場合、乾燥段を転がるなどして燃焼段まで早期に搬送されるので、乾燥段では十分に乾燥されない可能性がある。しかしながら燃焼段と後燃焼段とが上向きに傾斜しているため、乾燥段を転がり落ちた被焼却物が燃焼段と後燃焼段を転がるなどして早期に搬送されることはなく、燃焼段で必ず十分に乾燥、焼却がなされる。含水率が高い被焼却物は、乾燥段に滞留することなく、乾燥されつつ燃焼段へ搬送されるので、やはり同様に、燃焼段で必ず十分に焼却される。
これにより、被焼却物の性状によらず被焼却物を連続投入でき、かつ、被焼却物の燃え残りを無くすることができる。
このような構成によれば、仮に乾燥段を被焼却物が転がり落ちる等した場合においても、被焼却物が十分に燃焼されないまま後燃焼段から排出されることを防止することができる。
上記ストーカ炉において、前記固定火格子及び前記移動火格子は、前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段の据付面に対して前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置されてよい。
このような構成によれば、移動火格子を、固定火格子上の被焼却物を撹拌しながら搬送方向下流側に送るように動作させることができる。
上記ストーカ炉において、前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段は、各々の備えた前記複数の移動火格子を駆動する駆動機構を、それぞれ別個に有し、前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段における前記駆動の速度を、互いに同じ速度または前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段の少なくとも一部で異なる速度としてよい。
このような構成によれば、投入される被焼却物の性状に応じて、各段の搬送速度を変更することができる。
上記ストーカ炉において、前記燃焼段と前記後燃焼段は、段差なく連続的に接続されてよい。
このような構成によれば、被焼却物をより連続的に焼却することができる。
上記ストーカ炉において、前記乾燥段の前記複数の移動火格子の少なくとも一部は、先端に突起を設けた突起付火格子であってよい。
このような構成によれば、移動火格子が往復運動する際の被焼却物の撹拌効果を向上させることができる。
上記ストーカ炉において、前記燃焼段の前記複数の移動火格子の少なくとも一部は、先端に突起を設けた突起付火格子であってよい。
上記ストーカ炉において、前記乾燥段のストーカ傾斜角は−15°乃至−25°の間の角度に配置され、前記燃焼段及び前記後燃焼段のストーカ傾斜角は+°乃至+12°の間の角度に配置され、前記後燃焼段のストーカ傾斜角は前記燃焼段のストーカ傾斜角と同じであってよい。
また、前記乾燥段のストーカ傾斜角は−20°であり、前記燃焼段のストーカ傾斜角は+10°に配置されると、さらに良い。
このような構成によれば、必要ストーカ長を短くすることができるため、小さいサイズかつ低コストなストーカ炉を提供することができる。
本発明によれば、被焼却物の性状によらず被焼却物を連続投入でき、かつ、被焼却物の燃え残りを無くすることができる。
本発明の第一実施形態のストーカ炉の概略構成図である。 本発明の第一実施形態のストーカ炉のストーカ傾斜角を説明する図である。 本発明の第一実施形態のストーカ炉の火格子形状を説明する側面図である。 乾燥段のストーカ傾斜角の適正範囲は−15°乃至−25°の間の角度であることを説明するグラフである。 燃焼段のストーカ傾斜角の適正範囲は+5°乃至+15°の間の角度であることを説明するグラフである。 乾燥段と燃焼段の双方を鑑みた場合、燃焼段のストーカ傾斜角の適正範囲は+8°乃至+12°の間の角度、最適値は+10°とする理由について説明するグラフである。 本発明の第二実施形態のストーカ炉のストーカ傾斜角を説明する図である。
〔第一実施形態〕
以下、本発明の第一実施形態のストーカ炉について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態のストーカ炉は、ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉であり、図1に示すように、被焼却物Tを一時的に貯留するホッパ2と、被焼却物Tを燃焼させる焼却炉3と、焼却炉3に被焼却物Tを供給するフィーダ4と、焼却炉3の底部側に設けられたストーカ5(乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13の火格子15、16を含む)と、ストーカ5の下方に設けられた風箱6と、を備えている。
フィーダ4は、ホッパ2を介して連続的にフィードテーブル7上に供給された被焼却物Tを焼却炉3内に押し出す。フィーダ4は、フィーダ駆動装置8によってフィードテーブル7上を所定のストロークで往復運動する。
風箱6は、送風機(図示せず)からの一次空気をストーカ5の各部に供給する。
焼却炉3は、ストーカ5の上方に設けられ、一次燃焼室と二次燃焼室からなる燃焼室9を有している。焼却炉3には、燃焼室9に二次空気を供給する送風機10が接続されている。
ストーカ5は、火格子15、16を階段状に並べた燃焼装置である。被焼却物Tは、ストーカ5上で燃焼する。
以下、被焼却物Tが搬送される方向を搬送方向Dと呼ぶ。被焼却物Tは、ストーカ5上を搬送方向Dに搬送される。図1、図2、及び図3において、右側が搬送方向下流側D1である。また、火格子15、16が取り付けられる面を据付面と呼び、
乾燥段、燃焼段、又は後燃焼段の上流側の端部(11b、12b、13b)を中心として、水平面と据付面とによって形成される搬送方向D側の角度をストーカ傾斜角(据付角度)と呼ぶ。据付面の搬送方向下流側が水平面より上向きの場合は、ストーカ傾斜角は正の値とし、据付面の搬送方向下流側が水平面より下向きの場合は、ストーカ傾斜角は負の値として、ここでは説明する。
ストーカ5は、被焼却物Tの搬送方向上流側から順に、被焼却物Tを乾燥させる乾燥段11と、被焼却物Tを焼却する燃焼段12と、未燃分を完全に焼却(後燃焼)する後燃焼段13と、を有している。ストーカ5では、乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13で、被焼却物Tを順次搬送しつつ、それぞれ乾燥、燃焼、及び後燃焼を行う。
各々の段11、12、13は、複数の固定火格子15と、複数の移動火格子16と、を有している。
固定火格子15と移動火格子16とは、搬送方向Dで交互に配置されている。移動火格子16は、被焼却物Tの搬送方向Dに往復運動する。移動火格子16の往復運動によってストーカ5上の被焼却物Tが搬送されるとともに攪拌される。即ち、被焼却物Tの下層部が動かされ、上層部と入れ替えられる。
乾燥段11は、フィーダ4によって押し出されて焼却炉3内に落下した被焼却物Tを受け、被焼却物Tの水分を蒸発させるとともに一部熱分解する。燃焼段12は、下方の風箱6から供給される一次空気によって、乾燥段11で乾燥した被焼却物Tに着火させ、揮発分および固定炭素分を燃焼させる。後燃焼段13は、燃焼段12で燃焼されずに通過してきた固定炭素分等の未燃分を完全に灰になるまで燃焼させる。
後燃焼段13の出口には、灰出し口17が設けられている。灰は、灰出し口17を通じて焼却炉3から排出される。
乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13の各々は、移動火格子16を駆動する駆動機構18を有している。即ち、乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13は、複数の移動火格子16を駆動する駆動機構18をそれぞれ別個に有している。
駆動機構18は、ストーカ5に設けられている梁19に取り付けられている。駆動機構18は、梁19に取り付けられている油圧シリンダ20と、油圧シリンダ20によって動作するアーム21と、アーム21の先端に接続されているビーム22と、を有している。ビーム22と移動火格子16とは、ブラケット23を介して接続されている。
本実施形態の駆動機構18によれば、油圧シリンダ20のロッドの伸縮によって、アーム21が動作する。アーム21の動作に伴いストーカ5の据付面11a、12a、13aに沿って移動するように構成されているビーム22が移動し、ビーム22に接続されている移動火格子16が駆動する。
本実施形態の駆動機構18は、油圧シリンダ20を用いているがこれに限ることはなく、例えば、油圧モータ、電動シリンダ、電導リニアモータ等を採用することができる。また、駆動機構18の形態は、上記した形態に限らず、移動火格子16を往復運動させることができれば、どのような形態のものでもよい。例えば、アーム21を配置せずに、ビーム22と油圧シリンダ20を直結して駆動してもよい。
本実施形態のストーカ炉1は、乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13における移動火格子16の駆動の速度を、互いに同じ速度または乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13の少なくとも一部で異なる速度とすることができる。
例えば、燃焼段12で十分に燃焼させることが求められる被焼却物Tが投入された場合に、燃焼段12の移動火格子16の駆動の速度を遅くして、燃焼段12上の被焼却物Tの搬送速度を遅くし、十分に燃焼させることができる。
図2、及び図3に示すように、固定火格子15及び移動火格子16は、乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13の据付面11a、12a、13aに対して搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置されている。また、火格子15、16は、火格子15、16の先端が搬送方向下流側D1を向くように配置されている。これにより、移動火格子16は、固定火格子15上の被焼却物Tを搬送方向下流側D1に送るように動作する。
乾燥段11の移動火格子16の一部は、突起付火格子16Pである(他は、後述のノーマル火格子である)。図2に示すように、乾燥段11の搬送方向の長さのうち、搬送方向下流側から50%乃至80%の範囲R1の移動火格子16が突起付火格子16Pとなっている。突起付火格子16Pを使用することで、撹拌力を向上することができる。
図3に示すように突起付火格子16Pは、板状の火格子本体25と、火格子本体25の先端に設けられた三角形状の突起26とを有している。突起26は、火格子本体25の上面から上方に突出している。突起26の形状は、これに限ることはなく、例えば、台形状や、丸形状とすることもできる。
ここで、図3の固定火格子15は、先端の上面に突起のない火格子であり、この形状をノーマル火格子という。
なお、本実施形態では、移動火格子16のみを突起付火格子16Pとしたが、これに限ることはなく、移動火格子16及び固定火格子15の両方を突起付火格子としてもよい。
また、突起付火格子16Pを設ける範囲も上述した範囲に限ることはなく、例えば、乾燥段11の全ての火格子を突起付火格子16Pとしてもよい。
さらに、被焼却物Tの性状や種類によっては、乾燥段におけるすべての火格子(固定火格子及び移動火格子)をノーマル火格子としてもよい。
乾燥段11と同様に、燃焼段12の移動火格子16のうち、一部は、突起付火格子16Pである。具体的には、燃焼段12の搬送方向の長さのうち、搬送方向下流側から50%乃至80%の範囲R2の移動火格子16が突起付火格子16Pとなっている。燃焼段12のその他の移動火格子16は、ノーマル火格子である。乾燥段と同様に、被燃焼物Tの性状や種類によって、移動火格子16及び固定火格子15の両方を突起付火格子としてもよいし、すべての火格子(固定火格子及び移動火格子)をノーマル火格子としてもよい。
後燃焼段13の火格子は、図2では移動火格子16及び固定火格子15はいずれも全てノーマル火格子として示しているが、乾燥段11及び燃焼段12と同様に、突起付火格子を採用してもよい。
次に、乾燥段11、燃焼段12、及び後燃焼段13のストーカ傾斜角(据付角度)について説明する。
図2に示すように、本実施形態のストーカ5の乾燥段11は下向きに配置されている。すなわち、乾燥段11の据付面11aは、搬送方向下流側が低くなるように傾斜している。具体的には、乾燥段11の上流側の端部11bを中心とした水平面と据付面11aの搬送方向側の角度である乾燥段11のストーカ傾斜角θ1は、−15°(マイナス15度)から−25°(マイナス25度)の間の角度である。
本実施形態のストーカ5の燃焼段12は上向きに配置されている。すなわち、燃焼段12の据付面12aは、搬送方向下流側が高くなるように傾斜している。具体的には、燃焼段12の上流側の端部12bを中心とした水平面と据付面12aの搬送方向側の角度である燃焼段12のストーカ傾斜角θ2は、+5°(プラス5度)から+15°(プラス15度)の間の角度である。
本実施形態のストーカ5の後燃焼段13は上向きに配置されている。すなわち後燃焼段13の据付面13aは、搬送方向下流側が高くなるように傾斜している。具体的には、後燃焼段13の上流側の端部13bを中心とした水平面と据付面13aの搬送方向側の角度である後燃焼段13のストーカ傾斜角θ3は、+5°(プラス5度)から+15°(プラス15度)の間の角度である。
乾燥段11と燃焼段12との間には、段差(落差壁)27が形成されている。乾燥段11の搬送方向下流側の端部11cは、燃焼段12の搬送方向上流側の端部12bよりも鉛直方向に高くなるように形成されている。
同様に、燃焼段12と後燃焼段13との間には、段差(落差壁)28が形成されている。燃焼段12の搬送方向下流側の端部12cは、後燃焼段13の搬送方向上流側の端部13bよりも鉛直方向に高くなるように形成されている。
また、燃焼段12の搬送方向下流側の端部12cと後燃焼段13の搬送方向下流側の端部13cとは、鉛直方向で実質的に同位置か、または、後燃焼段13の端部13cが燃焼段12の端部12cよりも上方に配置されている。本実施形態のストーカ炉1は、燃焼段12の搬送方向下流側の端部12cと後燃焼段13の搬送方向下流側の端部13cを、鉛直方向で同一の位置とした例である。
次に、乾燥段11のストーカ傾斜角を−15°(マイナス15度)から−25°(マイナス25度)の間の角度とする理由について説明する。
乾燥段11の機能は、被焼却物Tの上方にある火炎からの輻射熱及び火格子下からの一次空気の顕熱により効率良く被焼却物T中の水分を乾燥させることである。
ここで、火炎からの輻射熱の方が、一次空気の顕熱に比べて乾燥への寄与度が高く、被焼却物Tの上層部の乾燥が進行しやすい。
このため、火格子による撹拌動作によって、被焼却物Tの下層部を上方へ動かし、上層部と入れ替えることで乾燥速度を向上させている。
しかし、撹拌動作を行っても、乾燥段11においては基本的に燃焼させるわけではないので、水分蒸発が十分に進むだけの長さの確保は必要となる。長さが長くなればなるほど装置が大型化しコストもかかるので、ストーカ長を可能な限り短くすることが求められる。
ストーカ傾斜角の絶対値が被焼却物Tの安息角よりも大きいと、自重で崩れ、被焼却物Tの層が形成されないため、ストーカ5として成り立たない。一方、ストーカ傾斜角の絶対値を被焼却物Tの安息角より小さくしていくと、ストーカとして成り立つが、
被焼却物Tの重力による移動(自重による移動)が減ってゆく。さらに、据付面が上向き、すなわちストーカ傾斜角が正の値(プラスの値)で傾斜している場合、重力は被焼却物Tを搬送方向から押し戻す方向に働く。
ストーカ5による被焼却物Tの搬送量が投入された被焼却物Tの量を下回ると、搬送限界となり処理不能となる。
最適なストーカ傾斜角は、投入される被焼却物Tの量と被焼却物Tの含水率により異なる。ここでは、投入される被焼却物Tの量が多くかつ含水率が高い(水分量が多い)場合を、投入被焼却物負荷が大きい場合として説明を進める。逆に、投入される被焼却物Tの量が少なくかつ含水率が低い場合は、投入被焼却物負荷が小さい場合となる。
図4は、横軸を乾燥段11のストーカ傾斜角、縦軸を乾燥段11の必要ストーカ長とし、投入被焼却物負荷が最も大きい場合(1)から順に、投入被焼却物負荷が最も小さい場合(4)まで、乾燥段11のストーカ傾斜角と乾燥段11の必要ストーカ長との関係をプロットした例を示すものである。
ここで、必要ストーカ長とは、投入される被焼却物Tの水分の95%が乾燥する距離である。横軸の「安息角」は、被焼却物Tの安息角を示すものである。
図4のグラフに示すように、ストーカ傾斜角−30°が被焼却物Tの層を形成する限界である。この層形成限界のストーカ傾斜角に対して、ストーカ傾斜角が緩くなるに従って、必要ストーカ長は減少するが、ストーカ傾斜角が正の値に転じると、必要ストーカ長は、徐々に長くなる。これは、ストーカ傾斜角が正の値になると、据付面が上向きになり、搬送速度が遅くなる結果、被焼却物Tの層が厚くなり、下層部の被焼却物Tの乾燥が進行しにくくなるからである。
投入される被焼却物Tの負荷が最も大きい場合(1)から投入される被焼却物Tの負荷が最も小さい場合(4)までの4つのケースから、被焼却物Tがいかなる性状、量であっても適正に処理でき、かつ、ストーカ長を最も短くできる最適な乾燥段11のストーカ傾斜角は、−15°(マイナス15度)から−25°(マイナス25度)の間の角度が適正範囲であることが分かる。そして、最適値は−20°(マイナス20度)となる。
次に、乾燥段11のストーカ傾斜角を上述のように適正範囲のものとした場合において、燃焼段12のストーカ傾斜角を+5°(プラス5度)乃至+15°(プラス15度)の間の角度にすることが適している理由について説明する。
燃焼段12の機能は、火炎からの輻射熱、自己燃焼熱により被焼却物Tの層の温度を維持し、揮発分の熱分解による可燃ガスの発生促進、熱分解後に残った固定炭素の燃焼を行うものである。
ここで、揮発性可燃ガスの揮発に要する時間に比べて固定炭素の燃焼に要する時間の方が長いため、燃焼段12の必要ストーカ長は、固定炭素の燃焼に必要な時間によって決まる。
図5は、乾燥段11のストーカ傾斜角を上述のように適正範囲のものとした場合において、横軸を燃焼段のストーカ傾斜角、縦軸を燃焼段の必要ストーカ長とし、投入被焼却物負荷が最も大きい場合(1)から順に、投入被焼却物負荷が最も小さい場合(4)まで、燃焼段のストーカ傾斜角と燃焼段の必要ストーカ長との関係をプロットしたものである。ここで、燃焼段の必要ストーカ長とは、可燃分の95%が揮発または燃焼する距離である。
図5に示すように、ストーカ傾斜角−30°が被焼却物Tの層を形成する限界である。この層形成限界のストーカ傾斜角に対して、角度が緩くなるに従って、必要ストーカ長は減少する。搬送限界を考慮すると、ストーカ傾斜角の適正範囲は、図5に示す一点鎖線で囲む範囲とすることができる。
乾燥段11において投入被焼却物負荷が大きい場合であっても、乾燥段11はストーカ傾斜角が適正範囲であるため、ごみの含水率低減及び体積減少が促進される。このため、例えば乾燥段11で負荷が(1)に相当するものであっても燃焼段12では負荷は(3)、(4)に相当するものに変化するので、燃焼段12では、より大きなストーカ傾斜角を採用できるようになる。すなわち、燃焼段を上向きとすることができることで固定炭素の燃焼に必要な滞留時間の確保ができ、さらにストーカ長さを短くできる。
図6は、横軸を燃焼段12のストーカ傾斜角、縦軸を乾燥段11と燃焼段12の両方で必要なストーカ長とし、投入される被焼却物Tの負荷が最も大きい場合(1)から順に、投入される被焼却物Tの負荷が最も小さい場合(4)まで、燃焼段12のストーカ傾斜角と乾燥段11と燃焼段12の両方で必要なストーカ長との関係をプロットしたものである。ここで、乾燥段11のストーカ傾斜角は最適値の−20°(マイナス20度)としている。
図6に示すように、搬送限界を考慮すると、燃焼段12のストーカ傾斜角の適正範囲は、+8°(プラス8度)乃至+12°(プラス12度)の間の角度であることが分かる。また、乾燥段11のストーカ傾斜角が最適値の−20°(マイナス20度)の場合、燃焼段12のストーカ傾斜角の最適値は+10°(+10度)である。
乾燥段11と燃焼段12の必要ストーカ長は、各々のストーカ傾斜角を適正範囲、特に最適値とすることで可能な限り短いストーカ長とすることができるので、後燃焼段13まで含めても、比較的小さなサイズかつ低コストなストーカ炉とすることができる。
上記実施形態によれば、乾燥段11が下向きに傾斜していることによって、どのような性状の被焼却物Tであっても燃焼段12まで滞りなく搬送することができ、かつ、燃焼段12及び後燃焼段13は上向きに傾斜していることによって、燃焼段12の下流に被焼却物Tが容易に滑り落ちたり、転がり落ちたりすることなく、十分に燃焼されて搬送される。
即ち、滑りやすい素材又は転がりやすい形状の被焼却物Tの場合、乾燥段11を転がるなどして燃焼段12まで早期に搬送されるので、乾燥段11では十分に乾燥できない可能性がある。しかしながら、燃焼段12と後燃焼段13とが上向きに傾斜していため、乾燥段11を転がり落ちた被焼却物Tが燃焼段12と後燃焼段13をさらに転がり落ちることはなく、燃焼段12で必ず十分に乾燥、焼却がなされる。含水率が高い被焼却物Tは、乾燥段11に滞留することなく、乾燥されつつ燃焼段12へ搬送されるので、やはり同様に、燃焼段12で必ず十分に焼却される。
これにより、被焼却物Tの性状によらず被焼却物Tを連続投入でき、かつ、被焼却物Tの燃え残りを無くすることができる。
また、後燃焼段13の搬送方向下流側の端部13cを、鉛直方向において、燃焼段12の搬送方向下流側の端部12cと実質的に同位置、または、燃焼段12の端部12cよりも上方に配置した。これにより、仮に乾燥段11を被焼却物Tが転がり落ちる等した場合においても、被焼却物Tが十分に燃焼されないまま後燃焼段13から排出されることを防止することができる。
〔第二実施形態〕
以下、本発明の第二実施形態のストーカ炉について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のストーカ5の燃焼段12と後燃焼段13との間には段差(落差壁)がない。即ち、本実施形態の燃焼段12と後燃焼段13とは、連続的に接続されている。換言すれば、燃焼段12の搬送方向下流側の端部12cと後燃焼段13の搬送方向上流側の端部13bとが同じ高さになるように形成されている。
上記実施形態によれば、仮に乾燥段11を転がり落ちた被焼却物Tの勢いが強く、燃焼段12をその勢いで通過したとしても、少なくとも後燃焼段13で停止し、後燃焼段13から排出されることはない。そして、後燃焼段13と燃焼段12が段差なく連続的に接続されていることにより、万一、後燃焼段13まで十分に燃焼されない被焼却物Tが転がる等して進んだとしても、自重により燃焼段12まで戻され、燃焼を行うことができる。すなわち、不完全に燃焼された被焼却物Tの排出を極力低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、火格子15、16の先端が搬送方向下流側D1を向くように配置されているが、これに限ることはなく、例えば、乾燥段11の火格子15、16の先端が搬送方向上流側を向くように配置されてもよい。
1 ストーカ炉
2 ホッパ
3 焼却炉
4 フィーダ
5 ストーカ
6 風箱
7 フィードテーブル
8 フィーダ駆動装置
9 燃焼室
10 送風機
11 乾燥段
11a 乾燥段の据付面
12 燃焼段
12a 燃焼段の据付面
13 後燃焼段
13a 後燃焼段の据付面
15 固定火格子
16 移動火格子
16P 突起付火格子
17 灰出し口
18 駆動機構
19 梁
20 油圧シリンダ
21 アーム
22 ビーム
23 ブラケット
25 火格子本体
26 突起
27、28 段差(落差壁)
D 搬送方向
D1 搬送方向下流側
T 被焼却物
θ1、θ2、θ2 ストーカ傾斜角

Claims (8)

  1. フィーダから被焼却物を供給し、複数の固定火格子と複数の移動火格子を備えた乾燥段、燃焼段、及び後燃焼段で、前記被焼却物を順次搬送しつつ、それぞれ乾燥、燃焼、及び後燃焼を行うストーカ炉において、
    前記乾燥段は、前記搬送方向下流側が下向きとなるように傾斜して配置され、
    前記燃焼段は、前記乾燥段に接続され、前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置され、
    前記後燃焼段は、前記燃焼段に接続され、前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置され、前記後燃焼段の前記搬送方向下流側の端部は、鉛直方向において、前記燃焼段の前記搬送方向下流側の端部と同位置、または、前記燃焼段の前記端部よりも上方に配置されていることを特徴とするごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  2. 前記固定火格子及び前記移動火格子は、前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段の据付面に対して前記搬送方向下流側が上向きとなるように傾斜して配置されていることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  3. 前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段は、各々の備えた前記複数の移動火格子を駆動する駆動機構を、それぞれ別個に有し、
    前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段における前記駆動の速度を、互いに同じ速度または前記乾燥段、前記燃焼段、及び前記後燃焼段の少なくとも一部で異なる速度とすることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  4. 前記燃焼段と前記後燃焼段は、段差なく連続的に接続されていることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  5. 前記乾燥段の前記複数の移動火格子の少なくとも一部は、先端に突起を設けた突起付火格子であることを特徴とする請求項又は請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  6. 前記燃焼段の前記複数の移動火格子の少なくとも一部は、先端に突起を設けた突起付火格子であることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  7. 前記乾燥段のストーカ傾斜角は−15°乃至−25°の間の角度に配置され、前記燃焼段のストーカ傾斜角は+°乃至+12°の間の角度に配置され、前記後燃焼段のストーカ傾斜角は前記燃焼段のストーカ傾斜角と同じであることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
  8. 前記乾燥段のストーカ傾斜角は−20°であり、前記燃焼段のストーカ傾斜角は+10°であることを特徴とする請求項に記載のごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉。
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