JP6395084B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、光源に給電する給電装置を内蔵して天井等の造営材に取り付けられる照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具は、天井に取り付けられる器具本体と、2つのソケット(第1ソケット及び第2ソケット)と、点灯装置(給電装置)と、反射板とを備える。
器具本体は、金属板によって下面が開口した矩形箱形に形成される。器具本体の内部は隔壁によって長手方向の一端側の第1収納空間と、長手方向の他端側の第2収納空間とに区切られている。第1収納空間の内底面には、反射板が取り付けられる。また、第1収納空間における長手方向に対向する内側面の一方に2つの第1ソケットが並設され、前記内側面の他方に2つの第2ソケットが並設される。第1ソケット及び第2ソケットには、光源である直管形のLEDランプの口金が着脱可能に装着される。なお、点灯装置のうち第1点灯部は、長尺箱形の筐体に収納された状態で第1収納空間の内底面に取り付けられて反射板で覆い隠される。
第1収納空間の内底面には、外部電源と接続される電源ケーブルの一端が接続される端子台が取り付けられる。この端子台と各点灯部との間には配線が設けられている。したがって、端子台に電源ケーブルの一端を接続することで、外部電源から各点灯部に給電される。なお、第1収納空間の内底面には、電源ケーブルを挿通させるための電線挿通孔が設けられている。
また、第1収納空間の内底面には、その長手方向に沿って一定の間隔を空けて、天井に取り付けられた1対の吊りボルトを挿通させるための1対のボルト挿通孔が設けられている。これらボルト挿通孔に天井から垂下される吊りボルトをそれぞれ挿通し、座金を嵌めてナットを締め付けることにより、器具本体が吊りボルトを介して天井に取り付けられる。
第2収納空間の内底面には、長尺箱形の筐体に収納した第2点灯部が取り付けられる。2次電池は、第2点灯部が収納された筐体とは別に取り付けられており、その一端にはコネクタが設けられている。このコネクタと、第2点灯部に設けられたコネクタとを接続することで、第2点灯部の充電回路により2次電池が充電される。また、商用電源の停電時には、2次電池から第2点灯部に給電される。第2収納空間は、矩形板状のカバーが取り付けられることにより閉塞される。
特開2013−145646号公報
ところで、特許文献1記載の照明器具の器具本体は、第1収納空間と第2収納空間を有するため、長手方向の寸法がLEDランプの長さ寸法よりも大きくなっている。しかしながら、従来の蛍光ランプを用いた照明器具からの置き換えを考慮すれば、器具本体を小型化することが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、従来よりも小型化を図ることを目的とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、給電装置と、接続部材とを備え、
前記器具本体は、造営材に取り付けられる底板部を有し、前記底板部は、厚み方向に貫通する孔が設けられ、前記給電装置は、電気回路と、ケースとを有し、前記電気回路は、電源線を介して外部から供給される電力を、光源に必要とされる電力に変換するように構成され、前記ケースは、箱状に形成されて前記電気回路を内部に収容するように構成され、前記接続部材は、前記電気回路と前記光源を電気的に接続するように構成され、さらに、前記ケースは、前記底板部の厚み方向から見て前記孔の少なくとも一部と重なり、かつ前記厚み方向に沿って前記底板部との距離が可変となるように前記底板部に取り付けられることを特徴とする。
本発明の照明器具は、従来よりも小型化を図ることができるという効果がある。
本発明に係る実施形態の照明器具を示す分解斜視図である。 同上の側面図である。 同上の平面図である。 同上を示し、器具本体の長手方向と直交する面の断面図である。 同上を示し、反射部材及び防水キャップを外した状態の平面図である。 同上の第2給電装置を下に移動させた状態を示す一部省略した斜視図である。 同上の第2給電装置を下に移動させた状態を示す一部省略した断面図である。 同上における配線図である。
本発明の実施形態に係る照明器具について、図1〜図8を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の照明器具は、いわゆる直管LEDランプを常用照明及び非常用照明の光源に兼用する非常用照明器具である。ただし、常用照明のみを行う照明器具や、直管LEDランプ以外の光源、例えば、直管蛍光ランプなどの光源を用いる照明器具に本発明の技術思想を適用してもかまわない。
本実施形態の照明器具は、天井に直付けされる照明器具であって、図1〜図4に示すように、器具本体1と、一対のランプソケット4と、第1給電装置5と、第2給電装置6と、蓄電部7とを備える。ただし、以下の説明では、特に断りの無い限り、図1において上下、左右、前後の各方向を規定する。詳しくは、器具本体1の長手方向を左右方向とし、器具本体1の高さ方向を上下方向とし、器具本体1の短手方向を前後方向とする。
器具本体1は、底板部2と反射部材3で構成される。底板部2は、図1及び図4に示すように、鋼板などの金属板により、長尺の矩形平板状に形成される。なお、底板部2は、短手方向(前後方向)の両端部が長手方向(左右方向)の全長に渡って下向きに曲げ起こされることで強度の向上が図られている。また、底板部2は、長手方向の中央に矩形の孔(電源孔21)が設けられる。電源孔21は、商用交流電源のような外部電源8(図8参照)に電気的に接続される電源ケーブル80が挿通される。さらに、底板部2は、電源孔21を挟んだ左右両側に、円形の孔(取付孔22)がそれぞれ設けられる(図1および図5参照)。これら2つの取付孔22は、天井から鉛直下向きに突出する2本の吊りボルトがそれぞれ挿通される。そして、底板部2は、各取付孔22に挿通される吊りボルトにナットが締め付けられることによって天井に取り付けられる。
底板部2の左右両側の端部に、それぞれソケット台20がねじ止めされる。そして、各ソケット台20の下面に、それぞれランプソケット4が取り付けられる。右側のランプソケット4(第1ランプソケット4A)は、ランプ9の片方の口金91に設けられる一対の給電ピンと、第2給電装置6の一対の出力線61とを電気的に接続し、第2給電装置6の直流出力を出力線61を介してランプ9に供給するように構成される。左側のランプソケット4(第2ランプソケット4B)は、ランプ9のもう片方の口金91に設けられる接地ピンと、底板部2とを電線40を介して電気的に接続するように構成される(図5参照)。なお、これら2つのランプソケット(第1ランプソケット4A及び第2ランプソケット4B)は、電気的に接続する機能だけでなく、口金91を機械的に保持する機能を有している。
また、各ランプソケット4には、防水キャップ41が取り付けられる。防水キャップ41は、図2及び図3に示すように、ランプソケット4と口金91とを覆うことでランプソケット4内に雨水などが浸入することを阻止するように構成される。
反射部材3は、図1に示すように、矩形の底板30と、底板30の前後両側に配置される一対の反射板31と、底板30の左右両側に配置される一対の側板32とを有し、上面が開放された箱状に形成される。ただし、一対の反射板31は、底板30から離れるにつれて上に向かうように傾斜している(図4参照)。底板30の長手方向の両端には、矩形の孔300がそれぞれ設けられている(図1参照)。また、底板30の長手方向の両端において、各孔300から中央寄りにねじ挿通孔301がそれぞれ設けられる。反射部材3は、各孔300にランプソケット4を挿通するようにして底板部2に被せられる。そして、一対のねじ挿通孔301にそれぞれつまみねじ33が挿通され、各つまみねじ33がソケット台20の下面に設けられたねじ孔200にねじ込まれることで反射部材3が底板部2と結合されて器具本体1が組み立てられる(図2〜図4参照)。
第1給電装置5は、外部電源8から供給される交流電力を直流電力に変換する回路(例えば、全波整流器、DC/DCコンバータなど)と、当該回路を内部に収容する第1ケース50とを備える。第1ケース50は、例えば、アルミ又はアルミ合金の押出成形によって長尺の筒状に形成される(図1参照)。上記回路は、プリント配線板に種々の回路素子(トランジスタや抵抗、インダクタ、コンデンサなど)が実装されて構成され、第1ケース50の内部に収容される。なお、第1給電装置5の第1ケース50は、底板部2の下面における前側かつ右側の位置にねじ止めされる(図1及び図5参照)。
蓄電部7は、複数の2次電池と、1乃至複数の2次電池を収容する複数(図示例では2つ)の電池ケース70と、各電池ケース70を保護しかつ保持するカバー71とを有する(図1参照)。2次電池は、例えば、円筒形のニッケル水素電池が好ましい。電池ケース70は、合成樹脂材料又は金属材料によって円筒形に形成されて、内部に2次電池を収容するように構成される。また、電池ケース70の長手方向の一端からは、電気ケーブル72がそれぞれ引き出されている。各電気ケーブル72は、2本の電線がシースで被覆されてなる。一方の電線は、2次電池の正極と電気的に接続され、他方の電線は、2次電池の負極と電気的に接続される。また、2本の電気ケーブル72の先端には、プラグコネクタ73が設けられる(図5参照)。カバー71は、合成樹脂材料又は金属材料によって矩形の箱状に形成される。また、カバー71の中央に挿通孔が設けられる。カバー71は、図1に示すように器具本体1の底板部2との間に、2次電池を収容した2本の電池ケース70を挟み込むようにして底板部2に固定される。すなわち、底板部2に取り付けられるボルト75がカバー71の挿通孔に挿通され、挿通孔に挿通されたボルト75に蝶ナット74(ウイングナット)をねじ込むことでカバー71が固定される(図1、図5及び図7参照)。
第2給電装置6は、外部電源8から供給される直流電力で蓄電部7の2次電池を充電する充電回路、外部電源8及び2次電池を電源としてランプ9を点灯する点灯回路、切換回路などを備える。切換回路は、外部電源8の停電を検出していない場合、外部電源8と充電回路及び点灯回路とを電気的に接続し、外部電源8の停電を検出した場合、2次電池を点灯回路と電気的に接続するように構成される。点灯回路は、口金91の接触子と電気的に接続されたランプソケット4を介して、ランプ9に給電するように構成される。なお、充電回路、点灯回路、切換回路などの各回路は、プリント配線板に種々の回路素子(トランジスタや抵抗、インダクタ、コンデンサなど)が実装されて構成され、第2ケース60の内部に収容される。
第2ケース60は、例えば、ケース本体600と、2つの蓋部601とで構成される(図4及び図5参照)。ケース本体600は、例えば、アルミ又はアルミ合金が押出成形されることにより、軸方向の両端が開口した角筒状に形成されることが好ましい。蓋部601は、例えば、アルミダイカストによって平板状に形成されることが好ましい。これら2つの蓋部601は、ケース本体600の長手方向(左右方向)の端部にそれぞれねじ止めされることにより、ケース本体600の両端の開口を閉塞するように構成されることが好ましい。ただし、各蓋部601とケース本体600の端部との間に防水パッキンが挟み込まれ、ケース本体600内への雨水の浸入が防止されることが好ましい。また、各蓋部601には、それぞれ複数の電線挿通孔602が貫通している(図1および図4参照)。そして、これらの電線挿通孔602に出力線61などの電線がそれぞれ挿通される。なお、電線挿通孔602を通して第2ケース60内に引き込まれた各電線は、第2ケース60内に収容される回路と電気的に接続される。さらに、各蓋部601には、ケース本体600から離れる向きに突出する固定片603がそれぞれ一体に設けられる(図5参照)。これらの固定片603の中央には、円形のねじ挿通孔が設けられる。
第2給電装置6は、取付部材62を介して底板部2に取り付けられることが好ましい。取付部材62は、第2ケース60が固定される第1固定部620と、底板部2に固定される第2固定部621とを有する(図5参照)。第1固定部620は、長手方向の寸法が第2ケース60の長手方向の寸法よりも大きく、かつ短手方向の寸法が第2ケース60の短手方向の寸法よりも小さい、長尺の平板状に形成される。また、第2固定部621は、長手方向の寸法が第1固定部620の長手方向の寸法と等しく、かつ短手方向の寸法が第1固定部620の短手方向の寸法よりも小さい、長尺の平板状に形成される。さらに、第1固定部620と第2固定部621は、1枚の金属板がへの字状に曲げ加工されることで一体に構成されることが好ましい(図1および図4参照)。すなわち、第1固定部620は、図4に示すように、第2固定部621から遠い方の端部に向かって底板部2から離れる向き(下向き)に傾くように形成される。
第1固定部620は、長手方向の両端にねじ孔がそれぞれ設けられる。第2ケース60は、各固定片603のねじ挿通孔に挿通される固定ねじ6030がそれぞれねじ孔にねじ込まれることによって、第1固定部620にねじ止めされる(図1および図5参照)。
第2固定部621は、長手方向の両端に支持部622がそれぞれ設けられる。支持部622は、いわゆる切り絞り加工によってブリッジ状に形成されることが好ましい(図6参照)。また、支持部622の中央には、円形の孔が設けられる。各支持部622の孔には、底板部2に設けられる一対の軸部24が挿通される(図1および図6参照)。これらの軸部24は、底板部2の下面から下向きに突出するように構成されることが好ましい。なお、このような軸部24は、例えば、長尺のボルトが底板部2に設けられる孔に下向きに挿通され、かつナットが締め付けられることで底板部2に固定されることが好ましい。
2つの軸部24は、2つの支持部622の孔に各別に挿通され、かつ蝶ナット25がそれぞれに装着される。つまり、各支持部622は、軸部24によって上下方向に移動可能に支持され、かつ蝶ナット25によって軸部24に対して抜け止めされる(図5〜図7参照)。
ここで、第1給電装置5、第2給電装置6、蓄電部7、第1ランプソケット4A及び外部電源8は、図6の配線図に示すように、互いに電気的に接続される。電源ケーブル80に含まれる3本の電線801〜803のうち、電線801が第1給電装置5の第1入力端子51Aと電気的に接続され、電線802が第2給電装置6の第1検出端子636と電気的に接続される。また、電線803は、点検スイッチ10の3つの端子101〜103のうちの1つの端子101と電気的に接続される。また、点検スイッチ10の端子102は、電線12を介して第2給電装置6の第1検出端子636と電気的に接続される。さらに、点検スイッチ10の端子103は、電線13を介して第1給電装置5の第2入力端子51Bと電気的に接続される。
第1給電装置5の第1出力端子52Aは、電線14を介して第2給電装置6の第1入力端子630と電気的に接続される。また、第1給電装置5の第2出力端子52Bは、電線15を介して第2給電装置6の第2入力端子631と電気的に接続される。
第2給電装置6の第1出力端子632及び第2出力端子633は、一対の出力線61を介して第1ランプソケット4Aと電気的に接続される。また、第2給電装置6の第1入出力端子634及び第2入出力端子635は、一対の電線16を介してレセプタクルコネクタ64と電気的に接続される。なお、このレセプタクルコネクタ64には、蓄電部7のプラグコネクタ73が差込接続される。つまり、第2給電装置6の第1入出力端子634及び第2入出力端子635は、一対の電線16、レセプタクルコネクタ64及びプラグコネクタ73を介して蓄電部7の2次電池と電気的に接続される。なお、第2給電装置6は、発光ダイオードからなるモニタランプ65を備えることが好ましい。モニタランプ65は、図5に示すように左側のソケット台20の下面に取り付けられ、蓄電部7の充電中に点灯するように構成される。ただし、モニタランプ65の光は、反射部材3の底板30の左端に設けられる円形の孔302を通して器具本体1の外に放射される(図3参照)。
点検スイッチ10は、図1に示すように引き紐100を備え、引き紐100が引かれる毎に、3つの端子101〜103同士を導通させるオン状態と、3つの端子101〜103同士を導通させないオフ状態とを切り替えるように構成される(図8参照)。つまり、点検スイッチ10がオフ状態になると、第2給電装置6の検出端子636、637に外部電源8の電源電圧が入力されなくなる。そのため、切換回路が停電を検出して2次電池を点灯回路と電気的に接続することにより、ランプ9を非常点灯させて動作確認を行うことができる(図8参照)。点検スイッチ10は、図5に示すように、底板部2の下面における、左側のソケット台20の近傍にねじ止めされる。なお、引き紐100は、反射部材3の底板30に設けられる矩形の孔303を通して器具本体1の外に引き出される(図1及び図2参照)。
次に、本実施形態の照明器具の施工手順を説明する。
まず、施工作業を行う作業者は、2つの蝶ナット25を反時計回りに回して、第2給電装置6が取り付けられている取付部材62を下向き(底板部2から離れる向き)に移動させる(図6及び図7参照)。それから、作業者は、天井の吊りボルトに器具本体1の底板部2を取り付ける。このとき、作業者は、天井から引き出されている電源ケーブル80を、底板部2の電源孔21に挿通して底板部2の下方に引き出しておく。ここで、第2給電装置6は、下から見て底板部2の電源孔21と重なっているが(図5参照)、事前に移動させられて底板部2との距離が大きくなっている(図7参照)。そのため、作業者は、底板部2の電源孔21に電源ケーブル80を容易に挿通することができる。
続いて、作業者は、第1給電装置5の第1入力端子51Aと電気的に接続されている電線53と、電源ケーブル80の電線801とを電気的に接続する。また、作業者は、第2給電装置6の第1検出端子636と電気的に接続されている電線66と、電源ケーブル80の電線802とを電気的に接続する。さらに、作業者は、点検スイッチ10の端子101と電気的に接続されている電線17と、電源ケーブル80の電線803とを電気的に接続する(図6及び図8参照)。なお、作業者は、各電線53、66、17の導体と電源ケーブル80(電線801〜803)の導体とを直接接続してもよいし、コネクタを介して接続してもよい。それから、作業者は、蓄電部7のプラグコネクタ73をレセプタクルコネクタ64に差込接続する。
作業者は、結線作業の完了後、蝶ナット25を時計回りに回し、取付部材62の第2固定部621が底板部2に接するまで第2給電装置6を上向きに移動させる(図4参照)。ここで、第1固定部620が第2固定部621に対して下向きに傾いているため、第1固定部620、すなわち、第2給電装置6と底板部2の間に空間が形成される。したがって、作業者が第2給電装置6を上向きに移動させる際、電源ケーブル80や電線53、66、17などが取付部材62と底板部2の間に挟み込まれる可能性が低くなる。それから、作業者は、第2固定部621の後側の左右両端に設けられた孔にねじ623を挿通し、そのねじを底板部2のねじ孔にねじ込むことで第2固定部621を底板部2にねじ止めする(図5参照)。
次に、作業者は、底板30の孔302とモニタランプ65の位置を合わせ、点検スイッチ10の引き紐100を底板30の孔303に通した後、反射部材3を下から底板部2に被せる。さらに、作業者は、底板30の2つのねじ挿通孔301にそれぞれつまみねじ33を挿通し、各つまみねじ33を各ソケット台20のねじ孔200にねじ込むことで反射部材3を底板部2に取り付ける。続いて、作業者は、各ランプソケット4(第1ランプソケット4A及び第2ランプソケット4B)に口金91を接続する。最後に、作業者は、あらかじめランプ本体90を挿入していた一対の防水キャップ41を、第1ランプソケット4A及び第2ランプソケット4Bに固定してランプ9を照明器具に装着する(図2及び図3参照)。本実施形態の照明器具は、このような手順で施工される。
ここで、特許文献1記載の照明器具は、第2点灯部(第2給電装置6に相当)を収納するために、器具本体に第2収納空間を有している。そのため、特許文献1記載の照明器具は、器具本体の長手方向の寸法がLEDランプ(ランプ9に相当)の長さ寸法よりも大きくなっている。
これに対して、本実施形態の照明器具は、底板部2の厚み方向(上下方向)から見て底板部2の電源孔21の少なくとも一部と重なり、かつ厚み方向に沿って底板部2との距離が可変となるように、第2ケース60を底板部2に取り付けている。そのため、本実施形態の照明器具では、第2給電装置6を収容するための専用のスペースを器具本体1に設ける必要が無いので、器具本体1の長手方向の寸法をランプ9の長さ寸法と同程度にできる。さらに、第2ケース60と底板部2との距離が可変であるから、電源孔21に電源ケーブル80を挿通する際に第2給電装置6が邪魔になり難い。そのため、本実施形態の照明器具では、器具本体1の長手方向及び短手方向において、第2給電装置6を底板部2の電源孔21と重なる位置に配置することができる。したがって、本実施形態の照明器具は、特許文献1記載の照明器具よりも小型化を図ることができる。
なお、第2給電装置6は、底板部2の厚み方向から見て、底板部2の電源孔21の代わり、あるいは、電源孔21とともに、取付孔22の少なくとも一部と重なるように底板部2に取り付けられてもよい。
上述のように本実施形態の照明器具は、器具本体1と、給電装置(第2給電装置6)と、接続部材(ランプソケット4)とを備える。器具本体1は、
造営材に取り付けられる底板部2を有する。底板部2は、厚み方向(上下方向)に貫通する孔(電源孔21)が設けられる。給電装置(第2給電装置6)は、電気回路と、ケース(第2ケース60)とを有する。電気回路は、電源線(電源ケーブル80)を介して外部から供給される電力を、光源(直管LEDランプ9)に必要とされる電力に変換するように構成される。ケース(第2ケース60)は、箱状に形成されて電気回路を内部に収容するように構成される。接続部材(ランプソケット4)は、電気回路と光源(直管LEDランプ9)を電気的に接続するように構成される。さらに、ケース(第2ケース60)は、底板部2の厚み方向(上下方向)から見て孔(電源孔21)の少なくとも一部と重なり、かつ厚み方向に沿って底板部2との距離が可変となるように底板部2に取り付けられる。
本実施形態の照明器具は上述のように構成されるので、給電装置(第2給電装置6)を収容するための専用のスペースを器具本体1に設ける必要が無く、従来よりも小型化を図ることができる。
また、本実施形態の照明器具において、ケース(第2ケース60)は、取付部材62を介して底板部2に取り付けられるように構成されることが好ましい。取付部材62は、厚み方向(上下方向)に沿って底板部2との距離が可変となるように底板部2に取り付けられることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように構成されれば、底板部2に対して移動可能に取り付けるための構造がケース(第2ケース60)に不要となるので、ケース(第2ケース60)の形状や構造の簡素化を図ることができる。
さらに、本実施形態の照明器具において、底板部2は、厚み方向に沿った1乃至複数の軸部24を有することが好ましい。取付部材62は、ケース(第2ケース60)が固定される固定部(第1固定部620)と、軸部24に支持される1乃至複数の支持部622とを有することが好ましい。固定部(第1固定部620)は、底板部2に対して傾くように形成されることが好ましい。支持部622は、軸部24に沿って移動可能に形成されることが好ましい。
本実施形態の照明器具が上述のように構成されるので、固定部(第1固定部620)と底板部2との間に形成される空間に電源線(電源ケーブル80)などを配置することができる(図1参照)。
なお、第2給電装置6に代えて、あるいは第2給電装置6とともに、第1給電装置5が底板部2に対して移動可能に取り付けられてもよい。また、常用照明のみに用いられる照明器具のように、給電装置を1つしか有しない照明器具の場合、当該1つの給電装置が底板部2に対して移動可能に取り付けられる。さらに、取付部材62も本実施形態の構成に限定されない。
1 器具本体
2 底板部
4 ランプソケット(接続部材)
6 第2給電装置(給電装置)
9 直管LEDランプ(光源)
21 電源孔(孔)
24 軸部
60 第2ケース(ケース)
62 取付部材
80 電源ケーブル(電源線)
620 第1固定部(固定部)
622 支持部

Claims (3)

  1. 器具本体と、給電装置と、接続部材とを備え、
    前記器具本体は、造営材に取り付けられる底板部を有し、前記底板部は、厚み方向に貫通する孔が設けられ、
    前記給電装置は、電気回路と、ケースとを有し、前記電気回路は、電源線を介して外部から供給される電力を、光源に必要とされる電力に変換するように構成され、前記ケースは、箱状に形成されて前記電気回路を内部に収容するように構成され、
    前記接続部材は、前記電気回路と前記光源を電気的に接続するように構成され、
    さらに、前記ケースは、前記底板部の厚み方向から見て前記孔の少なくとも一部と重なり、かつ前記厚み方向に沿って前記底板部との距離が可変となるように前記底板部に取り付けられることを特徴とする照明器具。
  2. 前記ケースは、取付部材を介して前記底板部に取り付けられるように構成され、前記取付部材は、前記厚み方向に沿って前記底板部との距離が可変となるように前記底板部に取り付けられるように構成されることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記底板部は、前記厚み方向に沿った1乃至複数の軸部を有し、
    前記取付部材は、前記ケースが固定される固定部と、前記軸部に支持される1乃至複数の支持部とを有し、前記固定部は、前記底板部に対して傾くように形成され、前記支持部は、前記軸部に沿って移動可能に形成されることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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