JP6394002B2 - 追尾制御装置および追尾制御方法 - Google Patents

追尾制御装置および追尾制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6394002B2
JP6394002B2 JP2014037900A JP2014037900A JP6394002B2 JP 6394002 B2 JP6394002 B2 JP 6394002B2 JP 2014037900 A JP2014037900 A JP 2014037900A JP 2014037900 A JP2014037900 A JP 2014037900A JP 6394002 B2 JP6394002 B2 JP 6394002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
tracking
tracking control
mirror
fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014037900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015161630A (ja
Inventor
大木場 正
正 大木場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2014037900A priority Critical patent/JP6394002B2/ja
Publication of JP2015161630A publication Critical patent/JP2015161630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6394002B2 publication Critical patent/JP6394002B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

本発明は、追尾制御装置および追尾制御方法に関し、特に、目標物に対する光軸を補正する機能を備えた追尾制御装置および追尾制御方法に関する。
従来の光軸補正機能を備えた追尾制御装置は、図6のブロック構成図に示すような構成からなっている。図6は、従来の追尾制御装置の構成を示すブロック構成図である。図6に示す従来の追尾制御装置10Aは、特許文献1の特開2012−253484号公報「捕捉追尾制御装置」にも記載されているように、目標位置情報を検出する目標位置検出器20を備え、目標位置検出器20の検出結果に基づいて、指向させたい方向に追尾制御装置10Aの光学部全体を指向させる粗追尾駆動部31(大型ジンバル等)を制御する粗追尾制御部30と、光路途中に設けた偏光装置を駆動させることにより高精度に該光学部を指向させる精追尾駆動部41を制御する角度近似補正部40すなわち精追尾制御部と、を備えて構成されている。
粗追尾制御部30の他に、角度近似補正部40すなわち精追尾制御部を備えている理由は、粗追尾制御部30によって制御する粗追尾駆動部31は構造的に大型となることがあり、高精度に光軸の指向誤差角を補正し切れないことが生じる可能性があるためであり、角度近似補正部40すなわち精追尾制御部により、光路途中に設けた偏光装置すなわちミラーを駆動することにより、正しい指向位置まで光軸を補正するようにすることが必要である。
図6の従来の追尾制御装置10Aの動作を、図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートにおいて、粗追尾制御部30は、目標位置検出器20により検出した目標物に関する画像データを取得して(ステップS1)、追尾制御装置10Aの光学部全体を、検出した目標物の方向に指向させるための粗追尾用角度を算出して(ステップS2)、粗追尾駆動部31に対して出力する。
さらに、角度近似補正部40すなわち精追尾制御部において、光路途中に設けられた偏光装置すなわちミラーの反射角/駆動角と光学角との近似的な関係からミラーを駆動する駆動角を算出することにより(ステップS3)、ミラーの角度を補正する補正角度を算出する(ステップS4)。しかる後、算出した補正角度を平滑化フィルタにより平滑化して(ステップS5)、目標角度、目標角速度を算出し(ステップS6)、精追尾駆動部41に対して出力する(ステップS7)。而して、光学部全体を目標物の方向に指向させることができる。
ステップS3においてミラーの駆動角を近似的に算出する計算例を次に説明する。駆動されるミラーすなわち駆動ミラーのAZ軸傾き角度をX、駆動ミラーのEL軸傾き角度をY、ジンバルのEL角をθとすると、駆動ミラー射出光の傾きの近似値α2、β2は、次の式(1)で与えられる。
Figure 0006394002
一方、望遠鏡の入射角の近似値α3、β3、および、望遠鏡射出角の近似値α4、β4は、それぞれ、次の式(2)および式(3)で与えられる。
Figure 0006394002
ここで、鏡筒座標系において、AZ軸、EL軸に対する偏角量δAZ、δELは、次の式(4)で与えられる。
Figure 0006394002
以上の各式より、方位角と高度との変位から、駆動ミラーの角度は、以下の式(5)を用いて近似的に求めることができる。
Figure 0006394002
特開2012−253484号公報(第3−5頁)
しかしながら、従来の光軸補正機能を備えた画像追尾制御装置においては、次のような問題があった。第1に、光軸補正機能を行なう駆動ミラーの制御に当たって、駆動ミラーの角度を微調整する際の補正量を正確に算出することが複雑であるため、近似計算を用いて簡易的に目標角を算出していた。このため、補正角度の目標値に誤差が生じてしまい、高精度に光軸を補正することができないという問題があった。さらに、第2に、取得される角度ずれ情報に画像処理分の遅延時間が含まれてしまうため、補正角度の目標値に誤差が生じてしまい、リアルタイムでの高精度な光軸補正ができないという問題もあった。
つまり、駆動ミラーの角度を微調整する際に、ジンバルを用いる場合においては、光軸を90°折り曲げるために45°の傾斜ミラーを採用している。このため、光軸の座標変換処理を行なったりすることが必要となり、補正量の算出が複雑になるので、前述のフローチャートにおいて説明したように、45°入射角を有した光の反射をモデルとして簡易的な近似計算を行なって目標角を算出していた。ところが、光路途中に配置した精追尾駆動部41によって光路を微調整した場合、精追尾駆動部41以降の経路において光軸が回転軸の交点を通過していないために、算出された近似値が、正確な目標値にはなっておらず、指向角度の正確な補正ができなかったり、角度補正に時間を要してしまったりする。このため、算出した補正値にゲインをかける等の処理をさらに追加することによって調整せざるを得ない事態を招いていた。
また、抽出される角度情報は、前述のように、画像処理分の遅延時間を含んでいるため、補正角度の目標値に誤差が生じてしまい、リアルタイムでの高精度な光軸補正ができないという問題もあった。
(本発明の目的)
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、正確な目標追尾性能を達成することが可能な追尾制御装置および追尾制御方法を提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による追尾制御装置および追尾制御方法は、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明による追尾制御装置は、目標物に対して光学部全体を指向させて該目標物を粗追尾する粗追尾駆動部と光路上に配置した駆動ミラー及び反射ミラーの角度を微調整して前記目標物を精追尾する精追尾駆動部とを少なくとも備えた追尾制御装置であって、前記粗追尾駆動部を制御する粗追尾制御部と前記精追尾駆動部を制御する精追尾制御部とを少なくとも備え、前記粗追尾制御部は、前記目標物の現在位置を予測推定して、予測推定した結果に基づいて、前記粗追尾駆動部を制御し、前記精追尾制御部は、前記粗追尾駆動部および前記精追尾駆動部からの情報に基づき、光路上に配置した前記駆動ミラー及び前記反射ミラーの法線ベクトルを算出し、算出した前記法線ベクトルに基づいて、前記精追尾駆動部を制御することを特徴とする。
(2)本発明による追尾制御方法は、目標物に対して光学部全体を指向させて該目標物を粗追尾する粗追尾駆動部と光路上に配置した駆動ミラー及び反射ミラーの角度を微調整して前記目標物を精追尾する精追尾駆動部とを少なくとも備えた追尾制御装置における追尾制御方法であって、前記粗追尾駆動部を制御する粗追尾制御ステップと前記精追尾駆動部を制御する精追尾制御ステップとを少なくとも有し、前記粗追尾制御ステップは、前記目標物の現在位置を予測推定して、予測推定した結果に基づいて、前記粗追尾駆動部を制御し、前記精追尾制御ステップは、前記粗追尾駆動部および前記精追尾駆動部からの情報に基づき、光路上に配置した前記駆動ミラー及び前記反射ミラーの法線ベクトルを算出し、算出した前記法線ベクトルに基づいて、前記精追尾駆動部を制御することを特徴とする。
本発明の追尾制御装置および追尾制御方法によれば、以下のような効果を奏することができる。
すなわち、本発明による追尾制御装置および追尾制御方法は、目標位置の高精度の予測を行ない、かつ、駆動ミラー、反射ミラーの各ミラーの法線ベクトルを利用して、光軸ベクトルを正確に演算しながら、各ミラーの駆動角度を制御することにより、追尾特性を大幅に向上させることが可能である。
本発明による追尾制御装置の一構成例を示すブロック構成図である。 図1の追尾制御装置に関する外観イメージの一例を示すイメージ図である。 図1の追尾制御装置の目標位置推定器すなわち粗追尾制御機能および協調制御補償器すなわち精追尾制御機能の動作アルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 図1の追尾制御装置に備えた駆動ミラーおよび反射ミラーにおける画像補正のイメージを説明するためのイメージ図である。 図1の追尾制御装置において駆動ミラーの目標角度およびジンバル目標値を算出する手順の一例を示すフローチャートである。 従来の追尾制御装置の構成を示すブロック構成図である。 図6の従来の追尾制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明による追尾制御装置および追尾制御方法の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による追尾制御装置および追尾制御方法について説明するが、かかる追尾制御方法をコンピュータにより実行可能な追尾制御プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、追尾制御プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。また、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明による追尾制御装置は、飛翔体等の目標物を捕捉追尾するために、粗追尾制御を行なう粗追尾駆動部と、精追尾制御を行なう精追尾駆動部と、粗追尾駆動部および精追尾駆動部を協調させて制御する協調制御器と、を少なくとも備えて構成されている。そして、光軸の制御方式として、協調制御器において目標物の運動および目標物に対する追尾動作の遅延を加味して目標物の位置を予測推定し、かつ、各ミラー部の、光の入射/反射ベクトルおよびミラーの法線ベクトルの関係を使用して、正確なミラー目標角度を決定する方式を導入することにより、高精度に目標を追尾することを主要な特徴としている。
すなわち、本発明による追尾制御装置においては、精追尾駆動部と粗追尾駆動部と協調制御器とを少なくとも備えた追尾制御装置において、追尾制御装置全体を制御する協調制御器に、画像情報から取得される目標物の位置情報の特定および追記動作等の遅延時間分の補正を行なうために、粗追尾駆動部を制御する粗追尾制御機能の中に予測推定機能を設けている。また、協調制御器に、光軸の補正を行なうために光路上に設けた2軸以上を駆動する精追尾駆動部の正確な制御を可能にするために、反射ミラー、駆動ミラーの法線ベクトルを利用して正確な目標駆動角度を演算する精追尾制御機能を設けている。而して、高精度な捕捉追尾を実現することを主要な特徴としている。すなわち、精追尾駆動部からの角度出力値と粗追尾駆動部からの角度出力値とに基づき、法線ベクトルを算出して、算出した法線ベクトルに基づいて、精追尾駆動部と粗追尾駆動部とを制御することによって、正確なミラー目標角度に調整することを可能にすることを主要な特徴としている。
(実施形態の構成例)
本発明による追尾制御装置の一実施形態としてその構成例について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本発明による追尾制御装置の一構成例を示すブロック構成図である。図1に示す追尾制御装置10は、飛翔体等の目標物を捕捉追尾するために、カメラ等の画像取得部200が撮像した目標物に関する画像情報(偏角情報、測距情報等の情報)を制御装置100において画像処理することにより得られる画面上の目標物の位置情報に基づいて、駆動部300の粗追尾駆動部301および精追尾駆動部302を制御して、高精度に角度補正を行なうことが可能な構成としている。ここで、粗追尾駆動部301は、AZ軸(アジマス軸)/EL軸(エレベーション軸)の2軸以上を駆動する大型ジンバル等を備え、また、精追尾駆動部302は、AZ軸/EL軸の2軸以上を高精度に駆動する高精度追尾機構を備えている。
制御装置100には、粗追尾駆動部301を制御するための粗追尾制御器101、精追尾駆動部302を制御するための精追尾制御器102、追尾制御装置10の各部を協調させて全体を制御する協調制御器103を少なくとも備えている。粗追尾制御器101には、シンバル制御補償器101a等を含み、精追尾制御器102には、高精度追尾機構用制御補償器102a等を含む。
また、協調制御器103には、画像取得部200が撮像した目標物に関する画像情報を画像処理し、粗追尾制御部として、大凡の目標物に関する目標角度と目標角速度とを精度良く推定する目標位置推定器103a、および、精追尾制御部として、目標位置推定器103aが推定した目標角度と目標角速度とを参照して、さらに、高精度に目標物に関する目標角度と目標角速度とを算出する協調制御補償器103b、を少なくとも備えている。つまり、目標位置推定器103aの中には、粗追尾制御機能の一つとして、目標物に関する画像情報から取得される目標位置情報の遅延時間分の補正を行ないながら目標物を予測推定する機能を備えている。また、協調制御補償器103bの中には、精追尾制御機能の一つとして、光軸の補正を行なうために、反射ミラー、駆動ミラーの法線ベクトルを管理して、正確な目標駆動角度を演算することによって、光路上に設けた2軸以上を駆動する精追尾駆動部302の正確な制御を行なう機能を備えている。
図2は、図1の追尾制御装置10に関する外観イメージの一例を示すイメージ図である。図2に示すように、追尾制御装置10は、カメラ等の目標撮像装置からなる画像取得部200の他、レーザ発生器等の発光部400、発光部400から出力されたレーザ光が入射される駆動ミラー500、駆動ミラー500からのレーザ光を反射させて目標物に向かって射出する反射ミラー600を備え、垂直方向のAZ軸の周りまたは水平方向のEL軸の周りを、ジンバル等により回動可能な構成とされている。駆動ミラー500は、アウターシンバル側に配置され、反射ミラー600は、光学部内反射ミラーであり、ELジンバル側の光学部内に配置されている。駆動ミラー500は、光軸を補正するために、図1に示した粗追尾駆動部301、精追尾駆動部302により任意の角度、角速度で、X軸、Y軸の周りを回動可能な構成とされている。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1に示した追尾制御装置10の動作について、追尾制御を実現するための主構成要素の一つである協調制御器103の目標位置推定器103aすなわち粗追尾制御機能および協調制御補償器103bすなわち精追尾制御機能における動作の一例を以下に説明する。図3は、図1に示した本追尾制御装置10の目標位置推定器103aすなわち粗追尾制御機能および協調制御補償器103bすなわち精追尾制御機能の動作アルゴリズムの一例を示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートにおいて、粗追尾制御機能側の動作に関しては、ステップS1、S2は、図7に示した従来の追尾制御装置における粗追尾制御機能と同様の動作を行なう。しかし、本追尾制御装置10の場合は、ステップS1とステップS2との間にステップS1Aをさらに挿入し、図3のフローチャートの左上側に飛翔体として例示しているように、移動する目標物に関する画像情報を取得し該目標物に対する光学部全体の指向動作を完了するまでの遅延時間分の補正を行ないながら、該目標物の位置を予測推定する動作が追加されている。ステップS1Aの動作の詳細については後述する。また、精追尾制御機能の動作に関しては、ステップS4ないしステップS7は、図7に示した従来の追尾制御装置における精追尾制御機能と同様の動作を行なう。しかし、本追尾制御装置10の場合は、ミラーの駆動角を正確に算出するために、従来の追尾制御装置における精追尾制御機能のステップS3の代わりに、粗追尾制御機能において予測推定した目標物の現在位置に関する3次元データを用いて、駆動ミラー、反射ミラーの法線ベクトルをまず算出し、その結果を用いて駆動ミラーの駆動角を算出するステップとして、ステップS3AないしステップS3Cを用いている。この結果、図3のフローチャートの左下側に例示しているように、目標物(飛翔体)の位置を画面中央に正確に移動させて表示することができる。ステップS3AないしステップS3Cの動作の詳細については後述する。
(1)粗追尾制御機能(目標位置推定器103a)
協調制御器103の目標位置推定器103aすなわち粗追尾制御機能においては、座標演算器から出力された目標物の現在位置(ただし、過去の情報を使用して計算されるため、実質は、過去の位置)を該目標物の運動を考慮した運動方程式および粗追尾駆動部301の動作遅延を加味し、図3のステップS1Aに示したように、目標位置を予測推定する。ここで、以下に示すような運動方程式を基本として、目標物の移動先を先読みして目標値を与えることによって、全体の系の制御帯域に制限されることなく、目標位置を予測推定することができる。
座標演算器において算出された目標物の位置情報P(k)、速度情報V(k)、加速度情報A(k)が式(6)で与えられるとすると、次の式(7)が成立する。
Figure 0006394002
そこで、状態ベクトルX、uを式(8)で定義すると、式(7)を基にして、追尾予測システムとしては、次の式(9)、式(10)によって与えられる状態方程式と観測方程式とからなる外部入力を伴う基本システムによって表現することができる。
Figure 0006394002
したがって、追尾予測システムとして例えばカルマンフィルタを適用した場合、以下のようなアルゴリズムを用いて、最終的に、状態ベクトルXの最小分散推定量を求めることができる。つまり、更新については、次の式(11)のフィルタ方程式、式(12)の最適カルマンゲイン、および、式(13)の推定共分散行列(更新誤差の共分散行列)を適用し、予測については、次の式(14)のフィルタ方程式(伝播計算)、および、式(15)の推定共分散行列(残差の共分散行列)を適用する。この結果、画像処理や粗追尾駆動部301の動作等における遅延時間を加味しつつ、目標物が移動した位置を予測推定することができる。
Figure 0006394002
以上により予測測定した目標位置に基づいて、図3のフローチャートに示すように、粗追尾用角度を算出して(ステップS2)、粗追尾駆動部301へ出力することにより、粗追尾駆動部301のジンバルを駆動させることになる。
(2)精追尾制御機能(協調制御補償器103b)
次に、 協調制御器103の協調制御補償器103bすなわち精追尾制御機能の動作について、図4を参照しながらその一例を説明する。図4は、図1の追尾制御装置10に備えた駆動ミラー500および反射ミラー600における画像補正のイメージを説明するためのイメージ図である。図4においては、光学部内に配置した光学部内反射ミラー600の座標系ΣmmmmX軸を光学部内反射ミラー600の法線ベクトルと一致させ、また、mmZ軸をLZZ軸と一致させる。
また、図4に示すように、各ベクトルを以下のように定義する。すなわち、光学部内反射ミラー600から目標物までのベクトルをmmと定義し、駆動ミラー500から光学部内反射ミラー600までのベクトルをmmと定義し、駆動ミラー500の法線ベクトルをnと定義し、光学部内反射ミラー600の法線ベクトルをnmmと定義する。
さらに、駆動ミラー500の駆動結果により補正した各ベクトルの補正ベクトルはすべてアポストリフィ付きの記号として定義する。例えば、光学部内反射ミラー600から目標物までのベクトルの補正後の補正ベクトルをmm’と定義し、駆動ミラー500から光学部内反射ミラー600までのベクトルの補正後の補正ベクトルをmm’と定義する。
(2.1)駆動ミラー500の法線ベクトルnと光学部内反射ミラー600の法線ベクトルnmmとの関係
駆動ミラー500、光学部内反射ミラー600の各ミラーのベクトルの関係は光の反射の法則に基づいて決定される。つまり、次の式(16)に示す通り、平面ミラーによる反射ベクトルPは、反射モデルとして、ミラーの法線ベクトルnと入射ベクトルPとの関係によって決定される。
Figure 0006394002
次に、駆動ミラー500による補正前における光学部内反射ミラー600から目標物までのベクトルmmを、ジンバル現在角θ、Ψおよび直距離rngを用いて示すと、次の式(17)によって与えられる。
Figure 0006394002
また、駆動ミラー500による補正後における駆動ミラー500から光学部内反射ミラー600までのベクトルの補正後の補正ベクトルmm’、および、光学部内反射ミラー600から目標物までの補正後の補正ベクトルmm’については、次の式(18)が成立する。すなわち、光学部内反射ミラー600および駆動ミラー500周りの光についても反射モデルを構築して、前述した式(16)に示す反射モデルの入射ベクトルPと法線ベクトルnとして、それぞれ、駆動ミラー500への入射ベクトルと駆動ミラー500の法線ベクトルn、および、光学部内反射ミラー600への入射ベクトルmm’と法線ベクトルnmmを適用することにより、式(18)が得られる。
Figure 0006394002
(2.2)駆動ミラー500の目標角度およびジンバル目標値の導出
次に、精追尾制御機能における駆動ミラー500の目標角度およびジンバル目標値を導出する手順についてその一例を、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。図5は、図1の追尾制御装置10において駆動ミラー500の目標角度およびジンバル目標値を算出する手順の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、目標位置推定器103aすなわち粗追尾制御機能における目標位置の推定動作およびジンバル目標値の導出の動作(図3に示したフローチャートのステップS1Aの動作)の詳細の一例を、ステップS11ないしS15に示している。また、協調制御補償器103bすなわち精追尾制御機能における駆動ミラー500の目標角度の導出の動作(図3に示したフローチャートのステップS3AないしS3Cの動作)の詳細の一例を、ステップS16ないしS19に示している。
図5のフローチャートにおいて、まず、粗追尾制御機能において、目標位置の推定およびジンバル目標値の算出を行なうために、画像取得部200、レーザセンサ等の上位装置、ジンバル、高精度指向機構等の情報を読み込んで、目標物の誤差角すなわち偏角量δΨ(AZ軸),δθ(EL軸)、直距離rng、ジンバル現在角Ψ(AZ軸),θ(EL軸)に関する情報をそれぞれ入手する(ステップS11)。さらに、入手した情報の異常値を除去する処理を施した後(ステップS12)、平滑化処理を行なう(ステップS13)。
次に、ジンバルから得たジンバル現在角Ψ、θおよび直距離センサから得た直距離rngを前述の式(17)に適用して、精追尾制御機能による補正前の現在位置(x、y、z)を算出する。精追尾制御機能による補正前の現在位置(x、y、z)が得られると、画像取得部200からの画像情報から得られた目標指向方向の誤差角すなわち偏角量δΨ,δθの情報を基にして、地球固定座標系において得られる目標位置を、次の式(19)を用いて現在位置推定演算を行なうことによって推定し、推定現在位置(xt_est、yt_est、zt_est)すなわち地球固定座標系における目標位置(x’、y’、z’)として算出する(ステップS14)。
Figure 0006394002
しかる後、式(19)の演算によって得られた地球固定座標系における目標位置(x’、y’、z’)を用いて、次の式(21)によって、ジンバル系のジンバル目標角度Ψgr,θgrを算出する(ステップS15)。ジンバル目標角度Ψgr,θgrを算出すると、算出したジンバル目標角度Ψgr,θgrを用いて、粗追尾駆動部301を制御することにより、光学部全体を目標物の方向に指向させることになる。
Figure 0006394002
粗追尾制御機能において地球固定座標系における目標位置(x’、y’、z’)を導出すると、正確な微調整を行なうべき駆動ミラー500の目標角度を高精度に導出するために、該目標位置(x’、y’、z’)に関する情報は、精追尾制御機能に引き継がれる。ただし、駆動ミラー500によって補正しようとする目標位置の算出においては、AZジンバル座標系において算出する必要がある。したがって、精追尾制御機能においては、AZジンバル座標系における目標物の現在の座標位置すなわち駆動ミラー500により補正する目標位置(az’、az’、az’)を、式(19)の目標位置(x’、y’、z’)からジンバル現在角Ψ(AZ軸)を削除することにより、次の式(20)として与えることになる(ステップS16、図3におけるステップS3A)。
Figure 0006394002
目標物の現在位置に関する3次元データとしてAZジンバル座標系における目標位置(az’、az’、az’)が得られると、次に、駆動ミラー500の目標角度の算出を、次の手順にしたがって行なう。まず、光学部内反射ミラー600の法線ベクトルazmm’を、次の式(22)を用いて算出する。
Figure 0006394002
さらに、駆動ミラー500から光学部内反射ミラー600までの光ベクトル azmm’および光学部内反射ミラー600から目標物までの光ベクトルmm az’を、次の式(23)を用いて算出する。
Figure 0006394002
次いで、駆動ミラー500の法線ベクトルn’=[a,b,c]を、次の式(24)を用いて算出する(ステップS17、図3におけるステップS3B)。
Figure 0006394002
最後に、駆動ミラー500の法線ベクトルn’を用いて、駆動ミラー500の駆動角度(X、Y)を、次の式(25)により導出して(ステップS18、図3におけるステップS3C)、協調制御用フィルタとして設定する(ステップS19)。
Figure 0006394002
しかる後、以上により導出した駆動ミラー500の駆動角度(X、Y)に基づいて、図3のフローチャートに示すように、精追尾用として補正すべき補正角度を算出して(ステップS4)、平滑化フィルタにより平滑化することにより(ステップS5)、目標角度、目標角速度を算出し(ステップS6)、精追尾用として精追尾駆動部302へ出力する(ステップS7)ことにより、駆動ミラー500を目標位置まで正確な角度まで駆動させて、角度を微調整することができる。
なお、図3のフローチャートの説明においては、説明を分かり易くするために、対象とする目標物が飛翔体であった場合について説明したが、本発明は、かかる場合に限るものではなく、対象とする目標物として、目標位置情報を抽出することが可能であって、かつ、目標物に対して高精度に指向させる追尾性能の必要性があれば、如何なる対象物であっても構わないことは言うまでもない。
(実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては次のような効果が得られる。
すなわち、本実施形態における追尾制御装置10は、目標位置の高精度の予測を行ない、かつ、駆動ミラー500、反射ミラー600の各ミラーの法線ベクトルを利用して、光軸ベクトルを正確に演算しながら、各ミラーの駆動角度を制御することにより、追尾特性を大幅に向上させることが可能である。
さらに、説明すると、次の通りである。本実施形態における追尾制御装置10は、光軸の補正を行なうためのAZ/EL2軸以上を駆動する大型ジンバル等の粗追尾駆動部301と2軸以上を高精度に駆動する精追尾駆動部302と、全体を制御する協調制御器103とを少なくとも備えて構成している。そして、カメラ等の画像取得部200で撮像した目標物の画像情報を画像処理することにより得られた画面上の位置情報を基にして、正確に角度補正することを可能にするために、協調制御器103には、まず、粗追尾駆動部301を制御する目標位置推定器103a(粗追尾制御機能)の中に、画像情報から取得される目標位置情報の遅延時間分の補正を行ないながら予測推定する機能を設けている。さらに、協調制御器103には、粗追尾制御機能により予測推定された目標位置情報に基づき、反射ミラー600、駆動ミラー500の法線ベクトルを算出し、算出した結果に基づいて、正確な目標駆動角度を演算することによって、光路上に設けた2軸以上を駆動する精追尾駆動部302の正確な制御を行なう協調制御補償器103b(精追尾制御機能)を設けている。而して、光軸上の補正誤差の発生を防止し、高精度な目標物の捕捉追尾を可能にしている。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
10 追尾制御装置
10A 追尾制御装置
20 目標位置検出器
30 粗追尾制御部
31 粗追尾駆動部
40 角度近似補正部(精追尾制御部)
41 精追尾駆動部
100 制御装置
101 粗追尾制御器
101a シンバル制御補償器
102 精追尾制御器
102a 高精度追尾機構用制御補償器
103 協調制御器
103a 目標位置推定器
103b 協調制御補償器
200 画像取得部
300 駆動部
301 粗追尾駆動部
302 精追尾駆動部
400 発光部
500 駆動ミラー
600 反射ミラー

Claims (8)

  1. 目標物に対して、光路上に配置された反射ミラー及び駆動ミラーを有する光学部全体を指向させて該目標物を粗追尾する粗追尾駆動部と、前記駆動ミラーの角度を微調整して前記目標物を精追尾する精追尾駆動部とを少なくとも備えた追尾制御装置であって、
    前記粗追尾駆動部を制御する粗追尾制御部と前記精追尾駆動部を制御する精追尾制御部とを少なくとも備え、
    前記反射ミラーは、前記光路上において前記駆動ミラーに比べて前記目標物側に配置されており、
    前記粗追尾制御部は、前記目標物の運動及び前記目標物に対する追尾動作の遅延を加味して前記目標物が移動した位置を予測推定して、予測推定した結果に基づいて、前記粗追尾駆動部を制御し、
    前記精追尾制御部は、前記粗追尾制御部により制御された前記粗追尾駆動部から得た、前記光学部全体の指向方向を示す角度情報に基づき、前記目標物が移動した位置まで前記目標物を精追尾させる目標となる、前記駆動ミラーの法線ベクトルを算出し、算出した前記法線ベクトルに基づいて、前記精追尾駆動部を制御する
    ことを特徴とする追尾制御装置。
  2. 前記精追尾制御部は、前記目標物が移動した位置に関する3次元データを算出し、算出した前記3次元データに基づいて、前記法線ベクトルを算出することを特徴とする請求項1に記載の追尾制御装置。
  3. 前記精追尾制御部は、前記角度情報、前記目標物を撮像した画像情報から得られる目標指向方向の誤差角、及び直距離センサにより得られる前記目標物までの直距離に基づいて、前記3次元データを算出することを特徴とする請求項2に記載の追尾制御装置。
  4. 前記追尾制御部は、前記角度情報として仰角をθ とし、前記誤差角として方位角の誤差角をδΨ、仰角の誤差角をδθとし、前記直距離をrngとして、下式により、前記3次元データとしての前記目標物が移動した位置( az x′ az y′ az z′ )を算出する、
    az x′ =rng・cos(θ +δθ)・cos(δΨ)
    az y′ =rng・cos(θ +δθ)・sin(δΨ)
    az z′ =−rng・sin(θ +δθ)
    ことを特徴とする請求項に記載の追尾制御装置。
  5. 目標物に対して、光路上に配置された反射ミラー及び駆動ミラーを有する光学部全体を指向させて該目標物を粗追尾する粗追尾駆動部と、前記駆動ミラーの角度を微調整して前記目標物を精追尾する精追尾駆動部とを少なくとも備えた追尾制御装置における追尾制御方法であって、
    前記粗追尾駆動部を制御する粗追尾制御ステップと前記精追尾駆動部を制御する精追尾制御ステップとを少なくとも有し、
    前記反射ミラーは、前記光路上において前記駆動ミラーに比べて前記目標物側に配置されており、
    前記粗追尾制御ステップは、前記目標物の運動及び前記目標物に対する追尾動作の遅延を加味して前記目標物が移動した位置を予測推定して、予測推定した結果に基づいて、前記粗追尾駆動部を制御し、
    前記精追尾制御ステップは、前記粗追尾制御ステップで制御された前記粗追尾駆動部から得た、前記光学部全体の指向方向を示す角度情報に基づき、前記目標物が移動した位置まで前記目標物を精追尾させる目標となる、前記駆動ミラーの法線ベクトルを算出し、算出した前記法線ベクトルに基づいて、前記精追尾駆動部を制御する
    ことを特徴とする追尾制御方法。
  6. 前記精追尾制御ステップは、前記目標物が移動した位置に関する3次元データを算出し、算出した前記3次元データに基づいて、前記法線ベクトルを算出することを特徴とする請求項5に記載の追尾制御方法。
  7. 前記精追尾制御ステップは、前記角度情報、前記目標物を撮像した画像情報から得られる目標指向方向の誤差角、及び直距離センサにより得られる前記目標物までの直距離に基づいて、前記3次元データを算出することを特徴とする請求項6に記載の追尾制御方法。
  8. 前記追尾制御ステップは、前記角度情報として仰角をθ とし、前記誤差角として方位角の誤差角をδΨ、仰角の誤差角をδθとし、前記直距離をrngとして、下式により、前記3次元データとしての前記目標物が移動した位置( az x′ az y′ az z′ )を算出する、
    az x′ =rng・cos(θ +δθ)・cos(δΨ)
    az y′ =rng・cos(θ +δθ)・sin(δΨ)
    az z′ =−rng・sin(θ +δθ)
    ことを特徴とする請求項に記載の追尾制御方法。
JP2014037900A 2014-02-28 2014-02-28 追尾制御装置および追尾制御方法 Active JP6394002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037900A JP6394002B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 追尾制御装置および追尾制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037900A JP6394002B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 追尾制御装置および追尾制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015161630A JP2015161630A (ja) 2015-09-07
JP6394002B2 true JP6394002B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=54184803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014037900A Active JP6394002B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 追尾制御装置および追尾制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6394002B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112630773A (zh) * 2020-12-16 2021-04-09 航天科工微电子系统研究院有限公司 基于共架雷达复合探测的光电跟踪与控制装备
CN113589313B (zh) * 2021-07-12 2022-09-27 长春理工大学 一种用于机载高能激光武器的高精度跟踪系统装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454482Y2 (ja) * 1986-05-02 1992-12-21
JPH02234088A (ja) * 1989-03-08 1990-09-17 Fujitsu Ltd 追尾信号処理装置
JPH05313742A (ja) * 1990-11-30 1993-11-26 Fujitsu Ltd 画像追尾装置
JPH07307703A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Mitsubishi Electric Corp 光空間通信装置および光空間通信装置用のミラー駆動機構
US6195044B1 (en) * 1998-06-19 2001-02-27 Hughes Electronics Corporation Laser crosslink satellite attitude determination system and method
JP4581111B2 (ja) * 2001-04-16 2010-11-17 独立行政法人情報通信研究機構 光空間通信装置
JP2003099127A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Toshiba Corp 光波追尾装置及び光波追尾方法
JP2004363669A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Olympus Corp 光通信装置
US10649087B2 (en) * 2012-02-06 2020-05-12 The Boeing Company Object detection system for mobile platforms

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015161630A (ja) 2015-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10928838B2 (en) Method and device of determining position of target, tracking device and tracking system
EP3454008B1 (en) Survey data processing device, survey data processing method, and survey data processing program
JP5955449B2 (ja) ビーム・ステアリング素子のフィードフォアワード・コマンドを補助するアーキテクチャ
JP5459678B2 (ja) 移動体画像追尾装置
WO2018076572A1 (zh) 一种目标跟踪方法及目标跟踪装置、存储介质
US8243142B2 (en) Mobile object image tracking apparatus and method
US9154769B2 (en) Parallel online-offline reconstruction for three-dimensional space measurement
JP6349737B2 (ja) 移動体追尾装置及び、移動体追尾方法
JP6394002B2 (ja) 追尾制御装置および追尾制御方法
US20160034607A1 (en) Video-assisted landing guidance system and method
JP5888115B2 (ja) 追尾装置および追尾方法
JP2009260564A (ja) 移動体画像追尾装置
CN107270904B (zh) 基于图像配准的无人机辅助引导控制系统及方法
JP5659109B2 (ja) 移動物体追跡装置及び参照点追跡方法
JP6601418B2 (ja) 協調制御装置及び協調制御方法
US10698069B2 (en) Method for adjusting an equatorial or altazimuth mount
JP4677613B2 (ja) 三次元形状測定システム
Presnov et al. Robust range camera pose estimation for mobile online scene reconstruction
KR102574895B1 (ko) 패닝 및 틸팅 제어가 되는 카메라의 프라이버시 마스크 최적화방법 및 프라이버시 마스크 최적화가 적용된 촬상장치
CN110536065A (zh) 一种基于双光光电吊舱自动对焦方法
CN117495900B (zh) 基于相机运动趋势估计的多目标视觉跟踪方法
RU2795367C1 (ru) Способ программно-корректируемого сопровождения цели
FILONOV et al. INVESTIGATION OF THE ACCURACY OF TRIANGULATION LASER MEASUREMENT SYSTEMS USING THE INDUSTRIAL ROBOT.
RU2020141185A (ru) Способ программно-корректируемого сопровождения цели
CN117495900A (zh) 基于相机运动趋势估计的多目标视觉跟踪方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6394002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150