JP2003099127A - 光波追尾装置及び光波追尾方法 - Google Patents

光波追尾装置及び光波追尾方法

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JP2003099127A
JP2003099127A JP2001289507A JP2001289507A JP2003099127A JP 2003099127 A JP2003099127 A JP 2003099127A JP 2001289507 A JP2001289507 A JP 2001289507A JP 2001289507 A JP2001289507 A JP 2001289507A JP 2003099127 A JP2003099127 A JP 2003099127A
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Yuichiro Goto
祐一郎 後藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標を正確に追尾することができると共に、
制御・データラインを簡素化する。 【解決手段】 走査駆動部12が撮像部11を水平方向
及び垂直方向に移動させ、撮像部が所定の領域を撮像し
て該領域の画像情報を得て、角度検出部13は、撮像部
の水平方向角度及び垂直方向角度を含む姿勢情報を検出
し、記憶部3は、撮像部からの画像情報と角度検出部か
らの姿勢情報とを対応付けて記憶し、信号処理部2は、
記憶された画像情報及び姿勢情報に基づき目標の位置を
演算し、得られた目標の位置に基づき該目標の予測位置
を演算し、得られた目標の予測位置に基づき該目標を追
尾するように制御指令により走査駆動部を制御する。光
伝送路15は、撮像部からの画像情報と角度検出部から
の姿勢情報とをフレーム毎に組み合わせて光通信により
記憶部に送信し、且つ制御指令を光通信により走査駆動
部に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波センサを用い
て、例えば所定の領域の監視又は該領域内における目標
の捜索や追尾を行う光波追尾装置及び光波追尾方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の光波追尾装置における光
波センサ及びジンバル機構と演算・記録装置との間の信
号の伝送を示す図である。
【0003】図10に示す従来の光波追尾装置におい
て、赤外線センサ等の光波センサ101は、所定の領域
を撮像して該領域の画像情報を得る。ジンバル機構11
2は、光波センサ101を水平方向及び垂直方向に移動
させ、角度検出器113は、光波センサ101の水平方
向角度及び垂直方向角度を含む姿勢情報(ステータス情
報)を検出する。
【0004】そして、光波センサ101からの画像情報
は、第1信号ライン103aで演算・記録装置102に
伝送され、光波センサ101からの同期信号は、第2信
号ライン103bで演算・記録装置102に伝送され
る。角度検出器113からの姿勢情報は、第3信号ライ
ン103cで演算・記録装置102に伝送される。
【0005】一方、演算・記録装置102では、光波セ
ンサ101からの画像情報と角度検出器113からの姿
勢情報とを記憶し、記憶された画像情報及び姿勢情報に
基づき目標の位置を演算し、得られた目標の位置に基づ
き該目標の予測位置を演算する。さらに、得られた目標
の予測位置に基づき該目標を追尾するように、制御指令
を第4信号ライン103dで、駆動指令を第5信号ライ
ン103eでジンバル機構112に伝送してジンバル機
構112を制御している。このようにして、1つの目標
を視軸追尾することができる。
【0006】なお、上記信号ライン103a,103b
としては、例えば、光ケーブルを用い、信号ライン10
3c,103d,103eとしては、例えば、電気テー
ブルとしての同軸ケーブルを用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光波追尾装置にあっては、光波センサ101及びジンバ
ル機構112と、演算・記録装置102との間に複数の
信号ライン103a〜103eが用いられていたため、
各部間の配線が複雑であった。
【0008】また、画像情報と姿勢情報とが別個の信号
ラインにより演算・記録装置102に入力されるため、
画像情報と姿勢情報との同期が取れていない場合には、
目標検出や画像合成のデータがずれる場合があった。こ
のため、目標を正確に追尾することができなくなる。
【0009】本発明の目的は、上述した事情を鑑みてな
されたものであり、目標を正確に追尾することができる
と共に、制御・データラインを簡素化することができる
光波追尾装置及び光波追尾方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために以下の構成とした。本発明の光波追尾装置
は、所定の領域を撮像して該領域の画像情報を得る撮像
手段と、この撮像手段を水平方向及び垂直方向に移動さ
せる駆動装置と、前記撮像手段の水平方向角度及び垂直
方向角度を含む姿勢情報を検出する姿勢情報検出手段
と、前記撮像手段からの画像情報と前記姿勢情報検出手
段からの姿勢情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された画像情報及び姿勢情報に基づ
き目標の位置を演算し、得られた目標の位置に基づき該
目標の予測位置を演算する演算手段と、この演算手段で
得た目標の予測位置に基づき該目標を追尾するように制
御指令により前記駆動装置を制御する制御手段と、前記
撮像手段からの画像情報と前記姿勢情報検出手段からの
姿勢情報とをフレーム毎に組み合わせて光通信により前
記記憶手段に送信し、且つ前記制御指令を光通信により
前記駆動装置に送信する光双方向通信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】この光波追尾装置の発明によれば、光双方
向通信手段が、撮像手段からの画像情報と姿勢情報検出
手段からの姿勢情報とをフレーム毎に組み合わせて光通
信により記憶手段に送信し、且つ制御指令を光通信によ
り駆動装置に送信する。すなわち、光双方向通信手段に
より光伝送の双方向通信が可能となり、従来のような複
数の信号ラインを設ける必要がなく、制御・データライ
ンを簡素化することができる。
【0012】また、本発明の光波追尾装置は、請求項1
記載の光波追尾装置において、前記光双方向通信手段
が、前記画像情報を含む電気信号を第1波長の光信号に
変換する第1電光変換器と、前記姿勢情報を含む電気信
号を前記第1波長とは異なる第2波長の光信号に変換す
る第2電光変換器と、前記第1波長の光信号と前記第2
波長の光信号とをフレーム毎に合波して多重化する合波
器と、多重化された光信号を伝送する光伝送路とを備え
ることを特徴とする。
【0013】この光波追尾装置の発明によれば、光伝送
路を用いることにより高速、大容量の光通信が可能とな
り、画像情報と姿勢情報とをフレーム毎に多重伝送で送
信することができ、目標検出処理において、画像情報と
姿勢情報との同期を改めてとる必要がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光波追尾装置
及び光波追尾方法の実施の形態について説明する。図1
は実施の形態の光波追尾装置の構成ブロック図である。
【0015】図1に示す光波追尾装置は、捜索領域の中
から目標の位置を検出するための光波センサ(本発明の
撮像手段に対応)1、この光波センサ1で検出された目
標位置情報を処理するマイクロコンピュータ等の信号処
理部(本発明の演算手段に対応)2、目標位置情報を記
憶する記憶部(本発明の記憶手段に対応)3、この記憶
部3に記憶された目標位置情報を表示する表示部4、目
標を選択指示したり、光波センサ1内に設けられた走査
駆動部(本発明の駆動手段に対応)12を駆動するため
の駆動指令や制御指令を入力する指示部5を備えるとと
もに、光波センサ1と信号処理部2とを光ケーブル(光
ファイバ)等からなる光伝送路15(本発明の光双方向
通信手段に対応)で接続して光双方向通信を可能とした
ことを特徴とするものである。
【0016】光波センサ1は、撮像部11、走査駆動部
12、角度検出部(本発明の姿勢情報検出手段に対応)
13、光波センサ1と信号処理部2との間の情報の入出
力を光伝送路15を介して司る入出力インターフェイス
(以下、入出力I/Fと略称する。)14を備えて構成
されている。
【0017】撮像部11は、例えば、赤外線センサやイ
メージセンサ等であり、ある領域を撮像して画像情報を
入出力I/F14に出力する。走査駆動部12は、ジン
バル機構等であり、撮像部11が取り付けられ、走査制
御部25からの駆動指令、制御指令情報に応じて、撮像
部11を水平方向及び垂直方向に移動することにより前
記領域を走査する。
【0018】角度検出部13は、走査駆動部12により
移動された撮像部11の水平方向角度、垂直方向角度、
及び撮像部走査時における角速度等の撮像部11の姿勢
情報(ステータス情報)を検出して、入出力I/F14
に出力する。この入出力I/F14(本発明の光双方向
通信手段に対応)は、光伝送路15を介して信号処理部
2に有する入出力I/F20(本発明の光双方向通信手
段に対応)に接続される。
【0019】図2は実施の形態の光波追尾装置における
光伝送路及び入出力I/Fの構成を示す図である。
【0020】入出力I/F14は、図2に示すように、
画像情報を含む電気信号を波長λの光信号に変換する
電光変換器(E/O)51a、姿勢情報を含む電気信号
を波長λの光信号に変換するE/O51b、波長λ
の光信号と波長λの光信号とを合波して多重化する合
波器53と、波長λと波長λとを含む多重化された
光信号を光伝送路15に送出し且つ光伝送路15からの
波長λと波長λとを含む多重化された光信号を分波
器57に出力する方向性結合器55、方向性結合器55
からの多重化された光信号を駆動指令を含む波長λ
光信号と制御指令を含む波長λの光信号とに分離する
分波器57、駆動指令を含む波長λの光信号を電気信
号に変換する光電変換器(O/E)59a、制御指令を
含む波長λの光信号を電気信号に変換するO/E59
bを有している。
【0021】また、信号処理部2に有する入出力I/F
20は、駆動指令を含む電気信号を波長λの光信号に
変換するE/O61a、制御指令を含む電気信号を波長
λの光信号に変換するE/O61b、波長λの光信
号と波長λの光信号とを合波して多重化する合波器6
3と、波長λと波長λとを含む多重化された光信号
を光伝送路15に送出し且つ光伝送路15からの波長λ
と波長λとを含む多重化された光信号を分波器67
に出力する方向性結合器65、方向性結合器65からの
多重化された光信号を画像情報を含む波長λの光信号
と姿勢情報を含む波長λの光信号とに分離する分波器
67、画像情報を含む波長λの光信号を電気信号に変
換するO/E69a、姿勢情報を含む波長λの光信号
を電気信号に変換するO/E69bを有している。
【0022】すなわち、波長λと波長λとを含む多
重化された光信号が1つの光伝送路15を一方向に伝送
し、波長λと波長λとを含む多重化された光信号が
1つの光伝送路15を前記一方向とは逆方向に伝送し、
光波センサ1と信号処理部2との間で、双方向で且つ多
重通信が可能となっている。
【0023】記憶部3は、信号処理部2を介して入力し
た、撮像部11からの画像情報と角度検出部13からの
姿勢情報とを時刻情報に対応付けて記憶する。図5は画
像情報と姿勢情報とを対応付けて記憶したテーブルを示
す図である。図5において、例えば画像情報F1
(t)と姿勢情報(θ,φ)とが対応している。
ここで、F1は時刻tにおいて図3に示すフレームF
1の画像情報を表し、姿勢情報(θ,φ)はフレー
ムF1における撮像部11の水平方向角度θと垂直方
向角度φとを表している。その他の各画像情報及び各
姿勢情報も同様である。
【0024】信号処理部2は、入出力I/F20、絶対
位置換算部21、予測位置演算部23、走査制御部25
を有している。信号処理部2は、捜索中には、記憶部3
に記憶された全ての画像情報を読み出して表示部4に表
示させる。信号処理部2は、指示部5で選択指示された
目標に対応する画像情報及び姿勢情報を記憶部3から読
み出して絶対位置換算部21に出力する。また、このと
き、信号処理部2は、該目標に対応する画像情報を記憶
部3から読み出して画面上に表示させる。
【0025】絶対位置換算部21は、記憶部3から読み
出された画像情報及び姿勢情報に基づき、図6に示す画
面内座標における画面中心(視軸、ジンバルの中心)O
に対する目標Pの位置を絶対位置座標における絶対位置
に換算する。ここで、画面内座標における目標Pの位置
は、画面中心Oからx,yである。目標Pの絶対位
置とは、N極及びS極が予め固定された地球上における
目標の絶対的な位置である。
【0026】予測位置演算部23は、絶対位置換算部2
1で換算された目標Pの絶対位置に基づき、所定の演算
式を用いて目標の予測絶対位置を演算する。図6に示す
例では、目標P´における予測絶対位置は、画面中心O
からx,yである。
【0027】図7は目標の予測位置の演算方法の一例を
示す図である。図7に示すように、複数のフレームF2
1,F22,F23にわたって、目標Pが移動している
ものとする。フレームF21とフレームF22との間で
目標Pは時間△tで移動量△xだけ移動し、フレー
ムF22とフレームF23との間で目標Pは時間△t
で移動量△xだけ移動している。これらの情報から目
標Pの速度と移動方向がわかるので、目標の予測絶対位
置を演算することができる。
【0028】走査制御部25は、予測位置演算部23で
得られた目標の予測絶対位置を視軸系における目標の予
測位置に変換するとともに、姿勢情報も新たな姿勢情報
に変更する。図8は目標の予測位置を視軸系に変換した
状態を示す図である。図8に示すように、視軸系に変換
した目標の予測位置は、画面上の中心O(視軸)とな
る。
【0029】次に、このように構成された実施の形態の
光波追尾装置により実現される光波追尾方法を図9に示
すフローチャートを参照しながら説明する。
【0030】まず、図3に示すように、走査駆動部12
が撮像部11を水平方向及び垂直方向に移動させて撮像
部11によりある領域を捜索する(ステップS11)。
このとき、撮像部11からの画像情報と角度検出部13
からの姿勢情報とをフレーム毎に組み合わせて光伝送路
15により信号処理部2に送信する(ステップS1
3)。
【0031】次に、光伝送路15により送られてくる、
撮像部11からの画像情報と角度検出部13からの姿勢
情報とが、信号処理部2を介して、記憶部3にフレーム
毎に対応付けられて記憶される(ステップS15)。ま
た、そのとき、捜索された領域における画像情報が表示
部4の画面上に表示される。すなわち、図2に示すよう
な捜索領域の画像が表示される。
【0032】次に、画面上に表示された捜索領域内の画
像情報の中から、指示部5により、目標(例えば、図3
に示すフレームF2の第1目標P1)を選択指示する
(ステップS17)。
【0033】信号処理部2は、記憶部3から目標P1を
含む画像情報F2と姿勢情報(θ,φ)とを読み出
す(ステップS19)。このとき、信号処理部2は、目
標P1に対応する画像情報を記憶部3から読み出して画
面上に表示させる。
【0034】次に、絶対位置換算部21は、記憶部3か
ら読み出された画像情報及び姿勢情報に基づき、画面内
座標における画面中心Oに対する目標P1の位置を絶対
位置座標における絶対位置に換算する(ステップS2
1)。
【0035】さらに、予測位置演算部23は、絶対位置
換算部21で換算された目標P1の絶対位置に基づき、
所定の演算式を用いて目標P1の予測絶対位置を演算す
る(ステップS23)。
【0036】次に、走査制御部25は、予測位置演算部
23で得られた目標P1の予測絶対位置を視軸系におけ
る目標P1の予測位置に変換するとともに、姿勢情報も
新たな姿勢情報に変更する(ステップS25)。
【0037】この目標P1の予測位置情報及び新たな姿
勢情報は、駆動指令及び制御指令として光伝送路15、
入出力I/F14を介して走査駆動部12に送信される
(ステップS27)。
【0038】走査駆動部12は、走査制御部25からの
駆動指令及び制御指令に基づき撮像部11を移動させ
て、目標P1を視軸追尾する(ステップS29)。すな
わち、図8に示すように、追尾された目標P1(図中で
はP´としている。)は、画面上の中心O(視軸)に表
示される。さらに、記憶部3に記憶された目標P1を含
む画像情報及び姿勢情報を新たな画像情報及び姿勢情報
に書き換える(ステップS31)。このようにして、目
標の視軸追尾が行われる。
【0039】このように実施の形態の光波追尾装置及び
光波追尾方法によれば、光波センサ1で得られた画像情
報と角度検出器13で得られた姿勢情報とをフレーム毎
に対応させて光伝送路15により信号処理部2に送信
し、信号処理部2からの駆動指令や制御指令を光伝送路
15により走査駆動部12に送信するようにした。すな
わち、1つの光伝送路15を用いて光波センサ1と信号
処理部2との間で、光双方向通信が可能となり、従来の
ような複数の信号ラインを設ける必要がなく、制御・デ
ータラインを簡素化することができる。
【0040】また、画像情報を含む電気信号を第1波長
の光信号に変換し、姿勢情報を含む電気信号を第2波長
の光信号に変換し、第1波長の光信号と第2波長の光信
号とをフレーム毎に合波して多重化し、多重化された光
信号を光伝送路15により伝送した。すなわち、光伝送
路15を用いることにより高速、大容量の光通信が可能
となり、画像情報と姿勢情報とをフレーム毎に多重伝送
で送信することができ、目標検出処理において、画像情
報と姿勢情報との同期を改めてとる必要がなくなる。こ
のため、目標を正確に追尾することができる。
【0041】なお、制御指令については、最初に非同期
で指令を与えて、光波センサ1及び走査駆動部12内部
でフィードバック制御を行えば済むので、双方向通信で
あっても問題はない。
【0042】また、光伝送路15は、損失が小さく、ノ
イズが小さく、高速、大容量の光通信が可能である。こ
のため、記憶部3として、大容量のハードディスクや光
ディスクを用いることで、画像情報と姿勢情報とをフレ
ーム毎に対応させて多量に記憶することができる。
【0043】なお、本発明は、上述した実施の形態の光
波追尾装置に限定されるものではない。実施の形態の光
波追尾装置では、光伝送路15を用いて光多重伝送の双
方向通信を行ったが、例えば、画像情報と姿勢情報とを
フレーム毎にシングル伝送で送信しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光波追尾
装置及び光波追尾方法によれば、目標を正確に追尾する
ことができると共に、制御・データラインを簡素化する
ことができる光波追尾装置及び光波追尾方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の光波追尾装置の構成ブロック図で
ある。
【図2】実施の形態の光波追尾装置における光伝送路及
び入出力I/Fの構成を示す図である。
【図3】撮像部によりある領域を捜索した状態を示す図
である。
【図4】1目標の視軸追尾を示す図である。
【図5】画像情報と姿勢情報とを対応付けて記憶したテ
ーブルを示す図である。
【図6】画面上に表示された目標の位置と視軸とを示す
図である。
【図7】目標の予測位置の演算方法の一例を示す図であ
る。
【図8】目標の予測位置を視軸系に変換した状態を示す
図である。
【図9】実施の形態の光波追尾装置により実現される光
波追尾方法を示すフローチャートである。
【図10】従来の光波追尾装置における光波センサ及び
ジンバル機構と演算・記録装置との間の信号の伝送を示
す図である。
【符号の説明】
1…光波センサ、2…信号処理部、3…記憶部、4…表
示部、5…指示部、11…撮像部、12…走査駆動部、
13…角度検出部、14,20…入出力I/F、15…
光伝送路、21…絶対位置換算部、23…予測位置演算
部、25…走査制御部、51a,51b,61a,61
b…E/O、59a,59b,69a,69b…O/
E、53,63…合波器、57,67…分波器、55,
65…方向性結合器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01S 3/782 Fターム(参考) 2C014 DA01 DB03 DD11 DD12 2F065 AA04 BB15 FF04 JJ03 LL02 PP04 PP05 5H303 AA30 BB03 BB07 FF11 GG25 HH04 5K002 AA05 BA03 BA05 GA01 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域を撮像して該領域の画像情報
    を得る撮像手段と、この撮像手段を水平方向及び垂直方
    向に移動させる駆動装置と、前記撮像手段の水平方向角
    度及び垂直方向角度を含む姿勢情報を検出する姿勢情報
    検出手段と、前記撮像手段からの画像情報と前記姿勢情
    報検出手段からの姿勢情報とを対応付けて記憶する記憶
    手段と、この記憶手段に記憶された画像情報及び姿勢情
    報に基づき目標の位置を演算し、得られた目標の位置に
    基づき該目標の予測位置を演算する演算手段と、この演
    算手段で得た目標の予測位置に基づき該目標を追尾する
    ように制御指令により前記駆動装置を制御する制御手段
    と、前記撮像手段からの画像情報と前記姿勢情報検出手
    段からの姿勢情報とをフレーム毎に組み合わせて光通信
    により前記記憶手段に送信し、且つ前記制御指令を光通
    信により前記駆動装置に送信する光双方向通信手段とを
    備えることを特徴とする光波追尾装置。
  2. 【請求項2】 前記光双方向通信手段は、前記画像情報
    を含む電気信号を第1波長の光信号に変換する第1電光
    変換器と、前記姿勢情報を含む電気信号を前記第1波長
    とは異なる第2波長の光信号に変換する第2電光変換器
    と、前記第1波長の光信号と前記第2波長の光信号とを
    フレーム毎に合波して多重化する合波器と、多重化され
    た光信号を伝送する光伝送路とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の光波追尾装置。
  3. 【請求項3】 駆動装置により撮像手段を水平方向及び
    垂直方向に移動させて撮像手段により所定の領域を撮像
    して該領域の画像情報を得るとともに、姿勢情報検出手
    段により前記撮像手段の水平方向角度及び垂直方向角度
    を含む姿勢情報を検出し、 光双方向通信手段により前記撮像手段からの画像情報と
    前記姿勢情報検出手段からの姿勢情報とをフレーム毎に
    組み合わせて送信し、 前記光双方向通信手段から送られてくる前記撮像手段か
    らの画像情報と前記姿勢情報検出手段からの姿勢情報と
    を対応付けて記憶手段に記憶し、 前記記憶手段に記憶された画像情報及び姿勢情報に基づ
    き演算手段により目標の位置を演算し、得られた目標の
    位置に基づき該目標の予測位置を演算し、 得られた目標の予測位置に基づき該目標を追尾するよう
    に前記駆動装置を制御するための制御指令を前記光双方
    向通信手段により前記駆動装置に送信することを特徴と
    する光波追尾方法。
  4. 【請求項4】 第1電光変換器により前記画像情報を含
    む電気信号を第1波長の光信号に変換し、第2電光変換
    器により前記姿勢情報を含む電気信号を前記第1波長と
    は異なる第2波長の光信号に変換し、合波器により前記
    第1波長の光信号と前記第2波長の光信号とをフレーム
    毎に合波して多重化し、多重化された光信号を光伝送路
    により伝送することを特徴とする請求項3記載の光波追
    尾方法。
JP2001289507A 2001-09-21 2001-09-21 光波追尾装置及び光波追尾方法 Pending JP2003099127A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015161630A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 日本電気株式会社 追尾制御装置および追尾制御方法

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