JP6392075B2 - アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造 - Google Patents

アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6392075B2
JP6392075B2 JP2014217067A JP2014217067A JP6392075B2 JP 6392075 B2 JP6392075 B2 JP 6392075B2 JP 2014217067 A JP2014217067 A JP 2014217067A JP 2014217067 A JP2014217067 A JP 2014217067A JP 6392075 B2 JP6392075 B2 JP 6392075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor
fixed
pair
runner rail
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014217067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016084601A (ja
Inventor
智哉 長瀬
智哉 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP2014217067A priority Critical patent/JP6392075B2/ja
Publication of JP2016084601A publication Critical patent/JP2016084601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6392075B2 publication Critical patent/JP6392075B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

本願発明は、サッシ枠等の建材を無溶接で躯体に固定することができるアンカー装置、その装置による建材の躯体への固定方法及びその装置により構築される建材の躯体に対する固定構造に関する。
サッシ枠等の建材をコンクリート造の躯体に固定する場合の従来技術は、溶接工法が主流である。
溶接工法は、特許文献1のように、アンカー3に立上り片3Cを設け、一方、躯体側に棒鋼4を埋込み、この棒鋼4と立上り片3Cとを溶接接続するものである。
同様の溶接工法として、特許文献2に係るサッシ位置決め装置は、サッシの上下辺,左右辺の各辺にそれぞれ複数個ずつ着脱可能に配置されかつサッシを溶接によりサッシ取付用開口部2の周縁に取付ける際にサッシ溶接のための金具として用いられるアンカー4が開示されている。
実開昭56−74176号公報 特開平9−88431号公報
上記溶接工法の問題点を指摘すれば、次のようである。
(1) 溶接工法の作業は、所謂熟練工によらなければ、その作業が難しいとされており、熟練工の不足等で欠員が生じる場合には施工が困難である、
(2) 火花が出るため、サッシ枠を傷つけたり、完成品として出荷されるサッシ枠に既にセットされているガラスが破損する危険性がある、
(3) 事前に溶接機器の準備、電源の確保、消化器の準備が必要となり、作業中においても火花の養生が必要となり、躯体に建材を固定する場合の効率化が課題である、
(4) 施工場所によっては、作業員の感電防止のため、雨天での作業の見合わせ等が必要となり、環境に左右される、
(5) 火花や煙が作業員に与える悪影響が問題となり、かかる配慮は周囲の環境にも必要であり、また、電力を使うため省エネ、COの削減等の環境問題を考慮する必要がある、
(6) 溶接後の検査により、火花によるサッシの汚れが判明した場合に、溶接焼け補修費の負担が生じるおれそがある。
そこで、出願人は、建材を躯体に無溶接で取り付けることができるアンカー装置、その装置により構築される固定構造及びその装置による建材の躯体への固定方法を提供することにより、熟練工の労働力不足を改善させる、完成品出荷のガラスの保護を図る、サッシ固定の効率化を図る、環境に左右されずに、また環境に適合させる、溶接焼け補償費の低減を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明は、躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定されるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置であって、前記アンカー用固定金具は、一対の対称物からなり、それぞれ、前記ランナーレールにスライドされるスライド部と、引寄手段によって引き寄せられる引寄部と、その引寄部が引き寄せられるときに前記アンカーを締付ける締付部及び前記ランナーレールに向けて前記スライド部を突張らせる突張部を備えていることを特徴とするアンカー装置とした(請求項1に記載の発明)。
前記アンカー用固定金具の一対の対称物は、連結部により連結されていることを特徴とするアンカー装置とした(請求項2に記載の発明)。
前記連結部はバネからなると共に、前記引寄部と前記突張部の開口幅が略等しくされて連結されていることを特徴とするアンカー装置とした(請求項3に記載の発明)。
前記ランナーレールには、皿板が設けられることを特徴とするアンカー装置とした(請求項4に記載の発明)。
上記課題を解決するため、本願発明は、躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定され、且つ、一対の対称物からなるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置を用いて、建材を躯体に固定する固定方法において、前記一対の対称物のスライド部を前記ランナーレールに取り付け、前記一対の対称物の引寄部を引き寄せて、前記一対の対称物の締付部により、建材に取り付けられた前記アンカーを締付けると共に、前記スライド部をランナーレールに向けて突張らせることを特徴とする固定方法とした(請求項5に記載の発明)。
上記課題を解決するため、本願発明は、躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定され、且つ、一対の対称物からなるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置を用いて、建材が躯体に固定される固定構造において、前記一対の対称物の引寄部が引き寄せられ、前記一対の対称物の締付部により前記アンカーが締付けられ、前記一対の対称物のスライド部がランナーレールに突張られた状態で、前記アンカーが取り付けられた建材が固定されていることを特徴とする固定構造とした(請求項6に記載の発明)。
本願発明によれば、熟練を要することなく、建材を躯体に固定できるので、建設業の熟練工等の労働力不足を改善させることができる。また、完成品出荷のガラスの保護を図ることができる。また、サッシ固定の効率化を図ることができる。また、環境に左右されずに、環境に適合させることができる。さらに、溶接焼け補償費の低減を図ることができる。
本発明に係るアンカー装置を用いて構成される、建材の躯体に対する固定構造の断面図、 同装置を構成するランナーレールの正面図(A)及び平面図(B)、 同装置を構成するアンカー用固定金具の斜視図、 同正面図(A)及び側面図(B)、 同装置を構成するアンカーの平面図(A)及び正面図(B)、 下枠と皿板を躯体に固定する場合のアンカー装置を用いた、建材の躯体に対する固定構造の断面図、 同側面図、 本発明に係るアンカー装置を用いて建材を躯体に固定する固定方法における手順の詳細説明図、 同装置を用いて躯体に固定された建材の固定構造の要部詳細説明図である。
本願発明に係るアンカー装置1は、図1のようにコンクリート造の躯体10に固定されるランナーレール2と、このランナーレール2に固定されるアンカー用固定金具3と、このアンカー用固定金具3に固定されるアンカー4から構成され、前記アンカー4が無溶接にて躯体に固定されている構造となっている。
図1において、前記アンカー4が取り付けられている建材としてのサッシ枠は、上枠5であり、左右たて枠(図示せず)用のアンカー装置1も略同様のものとなっており、以下においては、このアンカー装置1の構成例を説明する。
なお、下枠6を固定する場合のアンカー装置1Aは、後述の図6及び図7に示されている。
前記ランナーレール(以下、単にレールとも称する)2は、図2に図示されているように、断面形状が略C字状に形成されているピース材状のもので、サッシ枠の上枠5及び左右たて枠用に、少なくとも1本が躯体10に固定される。
前記レール2は、その自由端20、20を介してアンカー用固定金具3をスライドさせたり、固定できるようになっている。
このピース材状のレール2は、サッシ枠の上枠5及び左右たて枠に対して、所定の角度で斜めに固定されるもので、そのレール2にアンカー用固定金具3介してサッシ枠を固定する際に、サッシ枠の出入り方向(室内外方向)の位置付が調整可能にされている。
前記アンカー用固定金具3は、図3及び図4に図示されているように、一対の対称物の金具片からなる本体30と、これらを連結する連結部としてのバネ31と、一対の金具片を引寄せる引寄手段であるネジ32を備えている。
前記本体30は、前記バネ31の先端310を取り付ける取付部300、300と、ネジ32により引き寄せられる引寄部301、301と、これらの引寄部301、301が引寄せられるときに、前記アンカー4の角部41(図5等参照)の外周を締付ける締付部302、302と、前記ランナー2の自由端20、20をスライドし、同自由端20、20に係止される前スライド部303、303及び後スライド部304、304と、前記引寄部301、301が引き寄せられるときに、前記前スライド部303、303を前記自由端20、20に突っ張らせる突張部305、305を備えている。
前記取付部300、300は、前記引寄部301、301及び前記突張部305、305の各自由端部に形成され、前記バネ31の先端310を挿通させる孔からなる。
よって、前記バネ31の付勢力が前記引寄部301、301及び前記突張部305、305を広げるように作用している。
前記引寄部301、301には、ネジ用の孔301A、301Bが形成され、そのネジ山が切られたタップ孔301Aにネジ32を旋回させることにより、引き寄せられるようになっている。
前記締付部302、302は、前記アンカー4の角部41の外形に合わせて形成されるもので、ここでは半円状に形成され、引寄部301、301が引き寄せられると略筒状に変化できるようにされている。
前後スライド部303、303、304、304は、前記引寄部301、301及び前記突張部305、305の各自由端部に形成され、且つ、前記ランナー2の自由端20、20をスムースに移動できるように、さらに、前記引寄部301、301が引寄せられるときに、前スライド部303、303が前記レール2の自由端20、20を噛むことができるような切欠から構成されている。
前記突張部305、305の間のスペースSは、バネ31により前記引寄部301、301の間のスペースSと同様に維持されているが、前記引寄部301、301が引寄せられると、前記前スライド部303、303を前記レール2の自由端20、20に押し当てて、ささえる状態を維持できるように、略ハの字状に変化される(図9参照)。
前記突張部305、305の自由端部には、アンカー用固定金具3を前記アンカー4の角部41に挿入させる場合に、その挿入をスムースに行わせるためのラウンド部306、306が形成されている。
前記バネ31は一枚の板バネを切り曲げたものであり、4枚のバネ片311〜314とこれらを結合させる結合部315からなり、各バネ片311〜314は、結合部315からX字状に延びる片持ばり状に構成される。
バネ片311〜314の各先端310に作用にされる付勢力により、本体30は、その前スライド部303、303と後スライド部304、304との開口幅W1が等しい状態で、連結されている。この開口幅W1は、前記レール2の自由端20、20の幅W2(図2参照)に略等しく形成されており、その結果、レール2に対する前記本体30の固定やスライドを容易にしている。
前記アンカー用固定金具3の一対の金具片を連結する連結部として、前記バネ31が用いられているが、この構成に限定されることなく、例えば前記引寄部301、301の各自由端部のみを連結するバネでもよい。
前記アンカー4は、図5のように、サッシ枠に取り付けられるアンカー本体40と、この本体40に固定される角部41からなる。
前記アンカー本体40は、その中央部に前記角部41を固定すると共に、サッシ枠のヒレを挟込む爪部42を備えている。
なお、角部41の形状は円形に限定されることはなく、例えば四角形や多角形でもよく、ネジのように円形に螺旋部を設けたものでもよい。
図6及び図7のように、下枠6には皿板60を取り付ける必要から、下枠6を固定する場合のアンカー装置1Aは、ランナーレール2A及びアンカー4Aを備えている。
前記ランナーレール2Aは、躯体10の傾斜にそった傾斜部21を備え、且つ、その側面に皿板60に取り付けられた皿板アンカー6Aが固定される。
なお、皿板60を下枠6にネジ止め(図示せず)した状態で、皿板アンカー6Aをランナーレール2Aと当接する位置まで、皿板60の長手方向を移動させることができる。
前記アンカー4Aは、アンカー本体40からL字状に折り曲げられた折曲部43が設けられ、ここに角部41が固定されている。
その他は、前記アンカー装置1と略同様の構成である。
以上の構成による前記アンカー装置1により、次のような作用効果を得ることができる。
(1) ネジ32による引寄部301、301の引寄せにより、締付部302、302による前記アンカー4の角部41の締付けと、前記突張部305、305による前記ランナー2の自由端20、20への固定を同時に行うことができ、施工性を向上させることができる。
(2) ネジ32による引寄部301、301の引寄せには、バラつきが生じにくく、熟練等が不要であって、この点でも施工性を向上させることができる。
(3) 前記アンカー用固定金具3の一対の対称物の金具片からなる本体30は、前記バネ31により連結されているので、レール2に対する前記本体30の固定やスライドを容易にしている。
以上のような構成のアンカー装置1、1Aを用いて、建材を躯体に固定する固定方法について説明する。
施工現場に合わせて、ランナーレール2、2Aを躯体10に固定すると共に、アンカー4、4Aをサッシ枠に取り付ける。ここで、ランナーレール2、2Aを躯体10に固定する工程と、アンカー4、4Aをサッシ枠に取り付ける工程の後先は問われることはない。
そして、サッシ枠の各枠と各ランナーレールが出入り方向で対向した状態となるように、サッシ枠を室内側から躯体側に設置する。
サッシ枠の固定順としては、まず下枠6を躯体に固定し、次に上枠5及び左右たて枠の出入り方向を調節しつつ、躯体に固定する。
上述のように、上枠5又は左右たて枠を固定するためのランナーレール1は、各枠の長手方向に対して、平行ではなく所定の角度で斜めに固定する。
また、下枠6を固定するためのランナーレール2Aは、躯体10の出入り方向における傾斜に沿わせるように、且つ、複数のピース材を所定間隔で固定する。
前記アンカー用固定金具3の使用方法は、上下枠5、6及び左右たて枠において共通することから、上枠5の場合を例示する。
まず、前記ランナーレール2にアンカー用固定金具3を挿入する。
即ち、図8のように、前記レール2の自由端20、20に、アンカー用固定金具3の前後スライド部303、303、304、304を取り付ける。
この場合、前記レール2の端部から、その自由端20、20に沿ってアンカー用固定金具3をスライドさせてもよいし、本体30を摘まんで開口幅W1を縮めて、前記自由端20、20に前後スライド部303、303、304、304を係止させてもよい。
次に、前記アンカー用固定金具3の突張部305、305のスペースSで形成されている開口305Aから、アンカー4の角部41を挿入するように、アンカー用固定金具3をスライド移動させ、その角部41を挟み込む。
その後、上枠5の位置を調整しつつ、アンカー用固定金具3の引寄部301、301をネジ32により引寄せ、締付部302、302により角部41を締め付け固定すると略同時に、アンカー用固定金具3の突張部305、305を開くようにして、前記レール2に突張らせる。その結果、前スライド部303、303の切欠が前記レール2の自由端20、20に噛み込まれ、強固に固定される。
なお、ねじ32によって引寄部301、301を引き寄せる際、現場や作業の状況によって、ねじ32の先端側の後スライド部304(図9において左側)がランナーレール2の自由端200に当接したまま、ねじ32の頭側の後スライド部304(図9において右側)のみが引き寄せられる場合もあるが、固定力が落ちることはない。
以上のような固定方法により、躯体10にランナーレール2、2Aが固定され、アンカー4が取り付けられたサッシ枠が固定されると共に、図9のように、前記アンカー用固定金具3の引寄部301、301が引き寄せられ、締付部302、302により前記アンカー4の角部41が締付けられ、前記前スライド部303、303が前記レール2に突っ張られた状態で、サッシ枠が躯体に固定される固定構造となっている。
以上のように構成されるアンカー装置、このアンカー装置による躯体に対するサッシ枠の固定方法、同固定構造による作用効果を纏めたると、次の通りである。
(4) アンカー用固定金具により、無溶接でサッシ枠等の建材を躯体に取り付けることができ、火花を出さないため、サッシ枠を傷つけたり、完成品として出荷されるサッシ枠に既にセットされているガラスが破損することはない。
(5) 無溶接工法であることから、熟練を要せずに、施工することができ、熟練工の不足、欠員が生じる場合の施工の困難性が解消される。
(6) 事前の溶接機器の準備、電源の確保、消化器の準備は不要となり、また、作業中においても火花の養生が不要となり、躯体に建材を固定する場合の効率化が図られる。
(7) 施工場所の環境に左右されずに、施工することができる。
(8) 火花や煙が作業員に与える悪影響が問題とならず、電力を使うことがないため省エネ、COの削減等の環境問題にも適合する。
(9) 溶接後の検査による溶接焼け補修費の負担が生じるおれそがない。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において、通常の知識を有する者により可能である。
例えば、アンカー用固定金具3は、ネジ32の頭部が室内側を向いていれば、前後スライド部303、303、304、304を逆にランナーレール2、2Aにスライドしてもよく、金具に勝手を設けてもよい。
また、皿板60は皿板アンカー6Aを介してランナーレール2Aに固定してから、下枠にネジ止めしてもよい。
1 1A アンカー装置
10 躯体

2 2A ランナーレール
20、20 自由端 21 傾斜部

3 アンカー用固定金具
30 本体
300、300 取付部 301、301 引寄部
301A 301B ネジ用の孔 302、302 締付部
303、303 前スライド部 304、304 後スライド部
305、305 突張部 305A 開口
306、306 ラウンド部
31 バネ
310 バネの先端 311〜314 バネ片
315 結合部
32 ネジ

4 4A アンカー 40 アンカー本体
41 角部 42 爪部
43 折曲部

5 上枠
6 下枠
60 皿板 6A 皿板アンカー

W1 開口幅 W2 幅

Claims (6)

  1. 躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定されるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置であって、
    前記アンカー用固定金具は、一対の対称物からなり、それぞれ、前記ランナーレールにスライドされるスライド部と、引寄手段によって引き寄せられる引寄部と、その引寄部が引き寄せられるときに前記アンカーを締付ける締付部及び前記ランナーレールに向けて前記スライド部を突張らせる突張部を備えていることを特徴とするアンカー装置。
  2. 前記アンカー用固定金具の一対の対称物は、連結部により連結されていることを特徴とする請求項1に記載のアンカー装置。
  3. 前記連結部はバネからなると共に、前記引寄部と前記突張部の開口幅が略等しくされて連結されていることを特徴とする請求項2に記載のアンカー装置。
  4. 前記ランナーレールには、皿板が設けられることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のアンカー装置。
  5. 躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定され、且つ、一対の対称物からなるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置を用いて、建材を躯体に固定する固定方法において、
    前記一対の対称物のスライド部を前記ランナーレールに取り付け、
    前記一対の対称物の引寄部を引き寄せて、前記一対の対称物の締付部により、建材に取り付けられた前記アンカーを締付けると共に、前記スライド部をランナーレールに向けて突張らせることを特徴とする固定方法。
  6. 躯体に固定されるランナーレールと、このランナーレールに固定され、且つ、一対の対称物からなるアンカー用固定金具と、このアンカー用固定金具に固定されるアンカーからなるアンカー装置を用いて、建材が躯体に固定される固定構造において、
    前記一対の対称物の引寄部が引き寄せられ、前記一対の対称物の締付部により前記アンカーが締付けられ、前記一対の対称物のスライド部がランナーレールに突張られた状態で、前記アンカーが取り付けられた建材が固定されていることを特徴とする固定構造。
JP2014217067A 2014-10-24 2014-10-24 アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造 Active JP6392075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014217067A JP6392075B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014217067A JP6392075B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016084601A JP2016084601A (ja) 2016-05-19
JP6392075B2 true JP6392075B2 (ja) 2018-09-19

Family

ID=55972411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014217067A Active JP6392075B2 (ja) 2014-10-24 2014-10-24 アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6392075B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106050051A (zh) * 2016-06-15 2016-10-26 长沙市亘晟门窗有限公司 一种多点锁式门窗及其安装方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120676U (ja) * 1984-07-02 1986-02-06 積水ハウス株式会社 窓枠の取付装置
JPS6268990A (ja) * 1985-09-18 1987-03-30 不二サッシ株式会社 取替サツシに於ける旧枠の取り外し方法
JPH0665593U (ja) * 1993-02-23 1994-09-16 三協アルミニウム工業株式会社 枠体の取付け装置
JP2912276B2 (ja) * 1996-12-05 1999-06-28 有限会社福永博建築研究所 鋼製建具の設置方法及びそれに使用する設置金具
JP6140402B2 (ja) * 2012-07-30 2017-05-31 株式会社Lixil 枠部材の設置構造、及び、枠部材の設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016084601A (ja) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101456778B1 (ko) 파이프용 클램프
JP6205331B2 (ja) 壁つなぎ取付構造
JP6392075B2 (ja) アンカー装置、その装置を用いる建材の躯体に対する固定方法及び固定構造
JP2008286273A (ja) 接続具
WO2015049755A1 (ja) 外断熱建築物用の外装材取付具
JP6120119B1 (ja) 壁つなぎ具
JP2013108626A (ja) 配線・配管材支持具
JP2017057654A (ja) 皿板アンカー、これを用いた皿板の固定構造
KR20170000106U (ko) 벽체프레임 이탈 방지용 고정 브라켓
JP6140912B1 (ja) 仮設足場用取付金具
KR200469590Y1 (ko) 수직형 추락 방망 설치장치
JP4949183B2 (ja) 平行クレビス
JP6289810B2 (ja) 天井吊り金具及び天井下地材支持構造
JP6391227B2 (ja) 固定用金具およびその使用方法
KR101115411B1 (ko) 건축물의 패널 고정장치 및 이의 설치구조
JP5611738B2 (ja) 水平仮設装置
JP2011026024A (ja) エレベータの三方枠
KR20170042069A (ko) 복공판 체결장치 및 이에 의한 복공판 구조물
JP6613348B2 (ja) 固定用金具およびその使用方法
JP6638895B2 (ja) クランプ装置及び枠組構造体
KR20130128531A (ko) 데크플레이트용 앙카너트 및 그에 따른 고정핀 제조방법
KR101576742B1 (ko) 스프링쿨러 조인트 고정용 사이드 브라켓
JP6340645B1 (ja) スプライスプレート保持用治具
KR200292597Y1 (ko) 핸드레일 포스트 지그
JP5816208B2 (ja) 仮設用朝顔装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6392075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150