JP6391268B2 - 安否確認システム - Google Patents

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Description

本発明は、被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムに関する。
本願に係る安否確認システムに類似のシステムとして特許文献1に開示される安否確認システムがある。この特許文献1には、当該明細書の図1に、契約者宅Aの電気、ガス、水道などの公共サービスの使用状況を検出する使用状況検出センサ7から、生活状況確認業者Bが運営するサーバー2に定期的に(例えば、数分間隔で)使用状況を送信する構成が開示されている。このシステムの場合、使用状況検出センサ7が本願における安否指標出力機器に、このセンサ7の出力情報をサーバー2に送信する機器が本願における通信機に、さらに、サーバー2が本願におけるセンターの役割を担う。そして、このシステムでは、サーバー2が、受信した使用状況のデータに基づいて異常か正常かを判定する判定手段5を備え、異常であると判定した場合に、契約者宅Aの連絡先Dに報知する。
従って、安否確認の確認判断主体はサーバー2となっている。
また、センサ7からサーバー2への通信に関しては、サーバー2に定期的に(例えば、数分間隔で)使用状況を送信する構成とされているため、断続的ではあるが常時通信の状態を取る。
一方、被確認者の安否を確認者に通知するための安否確認システムとしては、被確認者宅のガスメーターの動作状況に基づいて安否を確認するシステムが知られている。出願人等は、ガスメーターを用いた安否確認システムの具体的な構成として、本明細書の図5に示すような構成を採用することを考えている。
具体的には、まず、安否確認のサービス提供元であるセンター52が、所定の周期T1で定期的(図の例では、1日毎)に、被確認者宅のガスメーター54に設けられたNCU(Network Communication Unit)51に検針要求を行う。NCU51は、センター52からの要求に基づいてガスメーター54のメーター指針値を取得し、取得したメーター指針値を検針応答としてセンター52に返す。センター52では、取得したメーター指針値に基づいて、被確認者宅におけるガス使用量の演算を行い、演算したガス使用量(図中「本日の使用量」)を確認者に通知する。確認者自身が、センター52から通知されたガス使用量の大小から被確認者の異常の有無を判断する。
この構成を採用する場合も、基本的に常時、ガスメーター54からセンター52への検針情報の通信が行なわれる。さらに、センター52は、ガスメーターの使用量を算出し確認者に通知する役割を担い、異常の有無の判断は確認者が行う構成となっている。
特開2003−6337号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成においては、使用状況検出センサ7からサーバー2に常時定期的に通信を行うため、消費電力が大きくなるとともに通信コストが高くなるという問題がある。加えて、異常が発生しない状況が続くと、連絡先Dにおいて、安否確認システムが正常に動作しているかを知る術がないといった問題や、センター2の判定手段5が判定を誤った場合には、契約者宅Aにおける異常を全く発見できないという問題がある。
一方、本願明細書の図5に示す構成においても、被確認者に異常がない場合であっても、定期的にセンター52からNCU51に通信を行うため、NCU51の電池消費が大きくなるとともに、通信コストが高くなるという問題がある。また、確認者は、被確認者の安否に関わらずセンター52から定期的に通知が来るため、その都度、通知内容を確認し、異常があるかを判断する必要があり、確認者の負担が少なくなく、誤認識する可能性や、異常を見落とす可能性があった。
そこで、本願発明の目的は、ガスメーターに設けられるNCUのような通信機の電力消費、及び通信コストを抑えるとともに、確認者の負担を少なくし、誤認識や見落としを抑えられる安否確認システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明に係る安否確認システムの特徴構成は、被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
前記通信機が、
取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
前記センターが、
前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え
前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記安否指標量通知に加え、前記通信機及び前記安否指標出力機器が正常に作動しているか否かを通知する作動状況通知を行う点にある。
上記特徴構成によれば、通信機と安否指標出力機器との間でのみ第1周期ごとに安否指標値の取得が行われ、通信機上で相対安否指標量の算出が行われる。また、通信機とセンターとの間での通信は、通信機上で相対安否指標量が被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなる。このため、通信機とセンターとの間での通信頻度を必要最小限に抑えることができ、通信機の電力消費、及び通信コストを下げることができる。また、センターから確認者への通知は、被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなるため、通知頻度が抑えられるとともに、確認者は必要な通知のみを受信するようになることから、確認者の通知確認にかかる負担を低減することができる。すなわち、確認者は、センターからの通知により異常の発生を容易に把握でき、誤認識や見落としを抑えることができる。以上のように、上記特徴構成により、通信機の電力消費、及び通信コストを抑えるとともに、確認者の負担を少なくし、誤認識や見落としを抑えられる安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、第1周期での相対安否指標量に基づく被確認者の安否確認に加えて、第1周期よりも長く設定された第2周期で、センターから確認者に第2周期の間の安否指標量情報が通知される。このため、第1周期単位での相対安否指標量の変化では気付き難い経時的な異常を発見することも可能となる。すなわち、確認者への負担を抑えつつ、被確認者の異常の発見をより実現可能で利便性の高い安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、通信機又は安否指標出力機器に異常が生じている場合にも、容易にそれらの異常を知ることができるため、早期に通信機及び安否指標出力機器の点検を実施することが可能となる。よって、通信機または安否指標出力機器の異常によって、被確認者の異常を見逃してしまうというおそれを低減することができる。すなわち、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
本願発明に係る安否確認システムの特徴構成は、
被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
前記通信機が、
取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
前記センターが、
前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え、
前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
前記センターが、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データの履歴を記憶する安否指標量履歴記憶部を備え、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データと、前記安否指標量履歴記憶部に記憶された過去の安否指標量周期データとを比較し、前記相対安否指標量の傾向の変化の有無を解析し、通知する傾向変化通知を行う点にある
上記特徴構成によれば、通信機と安否指標出力機器との間でのみ第1周期ごとに安否指標値の取得が行われ、通信機上で相対安否指標量の算出が行われる。また、通信機とセンターとの間での通信は、通信機上で相対安否指標量が被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなる。このため、通信機とセンターとの間での通信頻度を必要最小限に抑えることができ、通信機の電力消費、及び通信コストを下げることができる。また、センターから確認者への通知は、被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなるため、通知頻度が抑えられるとともに、確認者は必要な通知のみを受信するようになることから、確認者の通知確認にかかる負担を低減することができる。すなわち、確認者は、センターからの通知により異常の発生を容易に把握でき、誤認識や見落としを抑えることができる。以上のように、上記特徴構成により、通信機の電力消費、及び通信コストを抑えるとともに、確認者の負担を少なくし、誤認識や見落としを抑えられる安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、第1周期での相対安否指標量に基づく被確認者の安否確認に加えて、第1周期よりも長く設定された第2周期で、センターから確認者に第2周期の間の安否指標量情報が通知される。このため、第1周期単位での相対安否指標量の変化では気付き難い経時的な異常を発見することも可能となる。すなわち、確認者への負担を抑えつつ、被確認者の異常の発見をより実現可能で利便性の高い安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、第2周期を単位として生じた指標量の傾向の変化を確認者は知ることができる。すなわち、第1周期での相対安否指標量チェックからだけでは、知り得なかった異常を検知することができる可能性がある。具体的には、例えば、第2周期単位での被確認者のガスの利用傾向の変化から、被確認者のガス機器の利用が急激に増えているなどの異常を発見することができる。すなわち、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
本願発明に係る安否確認システムの特徴構成は、
被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
前記通信機が、
取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
前記センターが、
前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え、
前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
前記センターが、
前記通信機制御部からの通知を受信し、前記センター制御部により、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行う際に、
前記通信機の前記安否指標量周期データ記憶部に記憶された前記安否指標量周期データを取得し、取得した前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を通知するように構成された点にある
上記特徴構成によれば、通信機と安否指標出力機器との間でのみ第1周期ごとに安否指標値の取得が行われ、通信機上で相対安否指標量の算出が行われる。また、通信機とセンターとの間での通信は、通信機上で相対安否指標量が被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなる。このため、通信機とセンターとの間での通信頻度を必要最小限に抑えることができ、通信機の電力消費、及び通信コストを下げることができる。また、センターから確認者への通知は、被確認者の異常に係る所定の条件を満たしたときのみとなるため、通知頻度が抑えられるとともに、確認者は必要な通知のみを受信するようになることから、確認者の通知確認にかかる負担を低減することができる。すなわち、確認者は、センターからの通知により異常の発生を容易に把握でき、誤認識や見落としを抑えることができる。以上のように、上記特徴構成により、通信機の電力消費、及び通信コストを抑えるとともに、確認者の負担を少なくし、誤認識や見落としを抑えられる安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、第1周期での相対安否指標量に基づく被確認者の安否確認に加えて、第1周期よりも長く設定された第2周期で、センターから確認者に第2周期の間の安否指標量情報が通知される。このため、第1周期単位での相対安否指標量の変化では気付き難い経時的な異常を発見することも可能となる。すなわち、確認者への負担を抑えつつ、被確認者の異常の発見をより実現可能で利便性の高い安否確認システムを提供することができる。
上記特徴構成によれば、センターにより異常通知が行われる際に、合わせて安否指標量情報が確認者に通知される。これにより、確認者は、異常発生前の状況を確認することができ、より的確に被確認者の状況を把握することができる。すなわち、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
さらに、前記センターが、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データの履歴を記憶する安否指標量履歴記憶部を備え、
前記センター制御部が、
前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データと、前記安否指標量履歴記憶部に記憶された過去の安否指標量周期データとを比較し、前記相対安否指標量の傾向の変化の有無を解析し、通知する傾向変化通知を行う構成とすると好適である。
上記特徴構成によれば、第2周期を単位として生じた指標量の傾向の変化を確認者は知ることができる。すなわち、第1周期での相対安否指標量チェックからだけでは、知り得なかった異常を検知することができる可能性がある。具体的には、例えば、第2周期単位での被確認者のガスの利用傾向の変化から、被確認者のガス機器の利用が急激に増えているなどの異常を発見することができる。すなわち、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
さらなる特徴構成は、前記センターが、
前記通信機制御部からの通知を受信し、前記センター制御部により、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行う際に、
前記通信機の前記安否指標量周期データ記憶部に記憶された前記安否指標量周期データを取得し、取得した前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を通知するように構成される点にある。
上記特徴構成によれば、センターにより異常通知が行われる際に、合わせて安否指標量情報が確認者に通知される。これにより、確認者は、異常発生前の状況を確認することができ、より的確に被確認者の状況を把握することができる。すなわち、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
また、前記安否指標出力機器として、ガスメーターを用い、前記安否指標値として、前記ガスメーターのメーター指針値を用い、前記相対安否指標量として、相対ガス使用量を用いると、本願発明を好適に実施することができる。
安否確認システムの概要図 通信機及びセンターの構成図 みまもり通知のシーケンス図 情報レポート通知のシーケンス図 安否確認システムの従来図
〔システムの概要〕
図1に示すように本願発明に係る安否確認システムは、安否の確認対象である被確認者X宅の状況を、確認者Yに通知するように構成される。具体的には、被確認者X宅に設けられたガスメーター4、通信機1、センター2、及び確認者Yが利用する確認者利用端末3から構成され、ガスメーター4のメーター指針値に基づいて、センター2から確認者利用端末3への通信により、確認者Yが被確認者Xの安否を確認可能に構成される。ここで、ガスメーター4が本願発明における「安否指標出力機器」に相当し、メーター指針値が「安否指標値」に相当する。
確認者利用端末3としては、確認者Yがセンター2からの通知を表示可能な表示出力手段を備えた機器であれば良い。より具体的には、確認者利用端末3としては、確認者Yの利便性を考慮し、携帯端末を用いると好適である。本実施形態においては、いわゆるスマートフォンを用いる。
ガスメーター4は、被確認者Xの住居に設けられ、被確認者X宅におけるガス機器によるガス使用量を検出し、ガス使用量の積算値をメーター指針値として出力するように構成されている。本実施形態においては、被確認者Xとしては、一人暮らしの老人を想定している。また、確認者Yとしては、被確認者Xである老人の知人・親族等を想定している。
通信機1は、当該ガスメーター4のメーター指針値を第1周期T1ごとに取得するように構成されている。ここで、本実施形態においては、第1周期T1は1日に設定される。また、通信機1は、外部と通信を行えるように構成されている。具体的には、通信機1は、取得したメーター指針値を外部に送信する他、メーター指針値を取得するように外部からの要求命令を受信するように構成されている。本実施形態においては、通信機1としてガスメーター4に取り付け可能に構成されたNCUを用いる。NCUは、取得したガスメーター4のメーター指針値を、電話回線を介して、外部に送信するように構成される。なお、本実施形態においては、通信機1は、ガスメーター4とは別体として設けられる構成の場合を示しているが、通信機1がガスメーター4に内蔵されていても構わない。
センター2は、本願発明に係る安否確認システムの提供者により運営される設備で、通信機1と通信可能に構成される。具体的には、センター2と通信機1とは広域通信網を介して接続される。本実施形態においては、センター2と通信機1とは電話回線により接続される。詳しくは後述するが、センター2は、通信機1を介してガスメーター4のメーター指針値を取得し、当該メーター指針値に基づいて確認者利用端末3に被確認者Xの安否に関する通知を行う。通知の形態としては、確認者Yが認知可能なものであれば何でも良い。本実施形態においては、確認者利用端末3にメールの形態で被確認者Xの安否に関する情報を通知するように構成されている。以下では、被確認者Xの安否に関する情報の通知を、みまもり通知A1と呼ぶ(図3参照)。
本願発明においては、通信機1において、センター2がみまもり通知A1を送信するにあたり必要となる安否確認に関する基本的な処理を行う点に特徴を有する。また、センター2において、必要に応じてみまもり通知A1を確認者利用端末3に送信するとともに、定期的に情報レポート通知A2(図4参照。詳細は後述する。)を確認者利用端末3に送信する点に特徴を有する。以下では、本願発明の特徴構成について説明する。
〔通信機の構成〕
図2に、本実施形態に係る通信機1及びセンター2の内部構成を示す。通信機1の各部(図中12〜15、17、18)は、演算装置及び記憶装置により構成される。本実施形態においては、通信機1として、ガスメーターに取り付け可能なNCU(Network Communication Unit)を用いる。
本実施形態において、通信機1は、電話回線を通じてダイヤル発信を行うための通信部16を備える。また、ダイヤル発信先であるセンター2の番号を記憶する通知先番号記憶部17を備える。また、通信機1は、時計100を備え、現在時刻を取得可能に構成されている。また、通信機1内の各部を動作させるための電力源として電池101を備えている。
本実施形態において、通信機1は、安否確認に関する基本的な処理を行うため、メーター通信部11、及び指針記憶部12、比較処理部13、通知判定部14、制御部15、使用量周期データ記憶部18を備えている。
メーター通信部11は、時計100を用いて現在時刻を確認し、第1周期T1が経過する毎に、ガスメーター4のメーター指針値vを取得するように構成される。取得したメーター指針値vは比較処理部13に伝達するように構成される。
比較処理部13は、取得したメーター指針値vと過去に取得したメーター指針値v0とを比較して相対ガス使用量uを算出する。一般にガスメーター4は、積算量を計数するように構成されているため、一定期間の使用量を知るためには比較(具体的には演算)が必要となる。具体的には、比較処理部13は、メーター通信部11からメーター指針値vが伝達されると、メーター指針値vと指針記憶部12に記憶されたメーター指針値v0とを比較し、相対ガス使用量uを算出する。ここで、相対ガス使用量uは、メーター指針値vとメーター指針値v0との差として求められる。すなわち、相対ガス使用量uは、第1周期T1の間におけるガス使用量に相当する。比較処理部13は相対ガス使用量uを算出した後、相対ガス使用量uの算出に用いたメーター指針値vを、メーター指針値v0として指針記憶部12に記憶する。ここで、相対ガス使用量uは、本願発明における「相対安否指標量」に相当する。
なお、指針記憶部12にメーター指針値v0が記憶されていない場合には、比較処理部13は、相対ガス使用量uを算出せず、伝達されたメーター指針値vをメーター指針値v0として指針記憶部12に記憶する。また、メーター指針値vの取得に失敗した場合には、メーター指針値vの取得に失敗した旨を知らせる警報をセンター2に通知してもよい。
通知判定部14は、比較処理部13により算出した相対ガス使用量uが被確認者Xの異常に係る所定の条件を満たす場合にセンター2へのみまもり要求通知A0(図3参照)が必要と判定する。ここで、所定の条件としては、例えば、相対ガス使用量uがあらかじめ定められた範囲にある、といった条件を設定すると良い。本実施形態においては、相対ガス使用量uが0m3に近い場合に、センター2への通知が必要と判定するように構成されている。より具体的には、図3に示すように、通知判定部14は、相対ガス使用量uが0m3に近い場合に、センター2にみまもり通知A1を行う必要がある旨を伝えるためのみまもり要求通知A0を送信する。
さらに、本実施形態においては、図2に示すように、通信機1は、使用量周期データ記憶部18を備える。使用量周期データ記憶部18は、比較処理部13により算出した相対ガス使用量uの所定の使用量取得期間分である使用量周期データUを記憶する。すなわち、使用量周期データ記憶部18には使用量周期データUとして、使用量取得期間分の複数の相対ガス使用量uが記憶される。より詳しくは、比較処理部13により相対ガス使用量uが算出される度に、算出された相対ガス使用量uを記憶するように構成され、記憶された相対ガス使用量uの量が、使用量取得期間分に達すると、古いものから順に消去される。本実施形態においては、「使用量取得期間」は後述する第2周期T2と同一に設定される。ここで、使用量周期データU、使用量取得期間、使用量周期データ記憶部18は、それぞれ本願発明における「安否指標量周期データ」、「安否指標量取得期間」、「安否指標量周期データ記憶部」に相当する。
制御部15は、図3に示すように通知判定部14で、みまもり要求通知A0が必要と判定された場合に、センター2への通知処理を行う。ここで、制御部15は、本願発明に係る「通信機制御部」に相当する。制御部15は、通知判定部14からみまもり通知A1が必要な旨(すなわち、みまもり要求通知A0)を受け取ると、通知先番号記憶部17に記憶された送信先であるセンター2に、通信部16を介してみまもり要求通知A0を送信する。なお、みまもり要求通知A0には、比較処理部13により算出した相対ガス使用量uを含めると好適である。
〔センターの構成〕
センター2は、お客様情報記憶部20、通信履歴記憶部21、カレンダー22、お客様連絡通信部23、制御部24、広域通信網通信部25、使用量履歴記憶部26、使用量周期データ処理部27、使用量発呼発信処理部28から構成される。これらの各部は、演算装置及び記憶装置により構成される。ここで、制御部24、使用量履歴記憶部26、使用量周期データ処理部27は、それぞれ本願発明に係る「センター制御部」、「安否指標量履歴記憶部」、「安否指標量周期データ処理部」に相当する。
センター2の制御部24は、通信、使用量データ、お客様関連情報などの制御・管理を行うように構成されている。本実施形態において、通信機1の制御部15からのみまもり要求通知A0を受信した場合にのみ、確認者Yに被確認者Xに異常が生じた可能性がある旨を知らせるみまもり通知A1を行う。ここで、みまもり通知A1は、本願発明に係る「異常通知」に相当する。
センター2のお客様情報記憶部20には、被確認者X宅に設けられた通信機1及び確認者Yの確認者利用端末3に関する情報があらかじめ記憶されている。具体的には、通信機1及び確認者利用端末3の連絡先が記憶されている。通信履歴記憶部21には、通信機1及び確認者利用端末3との通信履歴が記憶される。カレンダー22は、通信のタイミングや、通信履歴、使用量データなどの日付を管理するために設けられ、現在の日付を取得可能に構成されている。
お客様連絡通信部23は、確認者Yの確認者利用端末3に、みまもり通知A1及び情報レポート通知A2を送信するための通信部で、本実施形態においては、インターネットに接続できるように構成されている。なお、確認者利用端末3に警報を通知する場合は、Push型配信方式を用い、確認者利用端末3からの過去の使用量データなどの閲覧要求に対しては、Pull型配信方式となるように構成すると、電力消費面で有利である。
広域通信網通信部25は、確認者Y宅に設置された通信機1と通信を行うための通信部で、本実施形態においては、電話回線を用いたダイヤル信号の送受信が可能に構成されている。なお、通信機1の通信部16と合わせて、インターネット回線を用いるように構成しても構わない。
使用量周期データ処理部27は、広域通信網通信部25を介して、通信機1の使用量周期データ記憶部18に記憶された使用量周期データUを取得し、一時的に記憶するように構成されている。本実施形態においては、センター2から通信機1へ第1周期T1よりも長く設定された第2周期T2ごとに使用量周期データUを要求することで、通信機1から使用量周期データUを受信する(いわゆる、ポーリング処理を行う)ように構成されている。本実施形態において、第2周期T2は、7日間に設定される。より具体的には、センター2は制御部24から、広域通信網通信部25を介して通信機1に、使用量周期データUを要求する通知を送信し、通信機1は当該通知を受けると、制御部15によって使用量周期データ記憶部18から使用量周期データUを取得し、通信部16を介して、使用量周期データUをセンター2に送信するように構成されている。なお、通信機1側から第2周期T2の周期でセンター2に使用量周期データUを送信する構成としても構わない。
使用量発呼発信処理部28は、通信機1より発呼されたみまもり要求通知A0を記憶するように構成されている。より具体的には、例えば、みまもり要求通知A0と、みまもり要求通知A0が発呼された日時を紐付けて記憶するように構成される。なお、本実施形態においては、使用量発呼発信処理部28は使用量履歴記憶部26とは別に記載したが、使用量発呼発信処理部28を別途備えず、使用量履歴記憶部26と同一の記憶領域に、みまもり要求通知A0が記憶されるように構成しても構わない。
また、本実施形態においては、センター2は、使用量周期データ処理部27に記憶された使用量周期データUの履歴を記憶する使用量履歴記憶部26を備える。すなわち、使用量履歴記憶部26は、使用量周期データ処理部27の使用量周期データUを随時記憶するように構成されており、第2周期T2分の相対ガス使用量uである使用量周期データUを、複数記憶する。使用量履歴記憶部26は、使用量周期データUを記憶するにあたり、カレンダー22により取得される日付と合わせて蓄積するように構成されている。なお、以下の説明のため、使用量履歴記憶部26に記憶された過去の使用量周期データUを、使用量周期データU0として区別する。
センター2は、図3に示すように、情報レポート通知A2を第2周期T2毎に、確認者Yの確認者利用端末3に送信する。また、センター2は、要求通知A0受信時に、ガスメーター4の使用量周期データ記憶部18から使用量周期データUを取得し、みまもり通知A1とともに情報レポート通知A2を送信してもよい。本実施形態においては、情報レポート通知A2には、使用量通知A21、作動状況通知A22、及び傾向変化通知A23の3種類の通知情報が含まれる。以下では、これら3種類の通知情報について個別に説明する。
使用量通知A21には、使用量周期データ処理部27に記憶された使用量周期データUに基づく使用量取得期間の使用量情報が含まれる。本実施形態においては、使用量情報としては、第2周期T2期間の相対ガス使用量uを逐次記憶した使用量周期データUを送信する。より具体的には、制御部24が、カレンダー22を用いて、使用量周期データUに含まれる相対ガス使用量uそれぞれに使用された日付を付与し、使用量情報として使用量通知A21を確認者利用端末3に通知する。ここで、使用量通知A21、使用量情報は、それぞれ本願発明に係る「安否指標量通知」、「安否指標量情報」に相当する。
作動状況通知A22には、通信機1及びガスメーター4が正常に作動しているか否かが含まれる。具体的には、作動状況通知A22として、例えば、通信機1が正常に機能しているか、ガスメーター4が正常に動作しているか、及び通信機1とガスメーター4が正常に通信できているか、が含まれる。これらの情報は、例えば、使用量周期データU内において相対ガス使用量uが正常に取得できなかった期間の存在を基に取得することができる。
傾向変化通知A23には、第2周期T2単位での相対ガス使用量uの傾向の変化の有無が含まれる。相対ガス使用量uの傾向の変化の有無は、制御部24によって、使用量周期データ処理部27に記憶された使用量周期データUと、使用量履歴記憶部26に記憶された過去の使用量周期データU0とを比較し、解析することで求められる。具体的には、相対ガス使用量uの傾向の変化とは、例えば、ガス使用量の平均値の変動が相当する。このような情報を取得することで、例えば、被確認者Xの認知症状の進行による1日あたりの入浴回数の増加や、ガス機器の停止忘れ頻度の増加などを、相対ガス使用量uの増加という形態で検知することが可能となる。これにより、使用量が所定の値よりも低いという条件からは、被確認者Xの安否を判定の難しい状況においても、異常が発生した旨を検知することができる可能性が上がる。すなわち、より精度の高い被確認者Xの安否確認を行うことができる。
このような構成により、例えば、被確認者Xが健康でみまもり通知A1が発生しない状況においても、確認者Yは、情報レポート通知A2を受け取ることで、本願発明にかかる安否確認システムを有効に活用することができる。
〔システムの動作〕
〔みまもり通知〕
図3に、みまもり通知A1が生じる場合の一例を示す。図4に示すように、通信機1は、ガスメーター4に検針を要求する命令を送信する。通信機1からの検針命令を受信すると、ガスメーター4は、現在のメーター指針値vを読み取り、検針応答として読み取ったメーター指針値vを通信機1に送信する。
通信機1は、ガスメーター4からのメーター指針値vを受信すると、比較処理部13によって相対ガス使用量u(図中「本日の使用量」)を算出し、通知判定部14により所定の条件と照合する。本例では、具体的には、0に近いか(例えば、小数点第1位を四捨五入して0になるか)否かを判断する。0に近くない場合には、通知の必要はないと判定し、通知処理を行わずに待機状態に移行する。以後、第1周期T1の周期で、定期的に、ガスメーター4に検針要求を送信し、検針応答を受信し、所定の条件に一致するかの判定処理を繰り返す。
図中、3回目の検針応答において、所定の条件である「相対ガス使用量uが0に近い」という条件に一致した場合には、センター2へのみまもり要求通知A0を行う。具体的には、相対ガス使用量uがほぼ0であった場合に、センター2に、異常が発生した可能性がある旨を通知する。
センター2は、みまもり要求通知A0を受信すると、相対ガス使用量uが0である旨の通知を確認者利用端末3に送信する。確認者Yは、確認者利用端末3に受信した通知を確認することで、被確認者X宅においてガスの使用がなかった旨を知ることができ、被確認者Xに何か異常が発生していないかを確認することができる。
以上のようにして、通信機1の電力消費、及び通信機1とセンター2との間の通信コストを抑えるとともに、確認者Yの負担を少なくし、誤認識や見落としを抑えられる安否確認システムを提供することができる。
〔情報レポート通知〕
図4に、情報レポート通知A2が生じる場合の一例を示す。図5に示すように、通信機1は、図4と同様に、第1周期T1の周期で、定期的に、ガスメーター4に検針要求を送信し、検針応答を受信し、所定の条件に一致するかの判定処理を繰り返す。
一方、センター2は、通信機1とは独立したタイミングで、通信機1が記憶している使用量周期データUを要求する命令(図中「7日間データ要求」)を通信機1に送信する。命令を受信した通信機1は、センター2に使用量周期データUを送信する(図中「7日間データ応答」)。
センター2は、使用量周期データUを受信すると、使用量周期データ処理部27に使用量周期データUが記憶されるとともに、制御部24により、使用量周期データUと通信履歴記憶部21の使用量周期データU0とを比較して解析を行い、相対ガス使用量uの傾向の変化の有無を取得する。使用量通知A21、作動状況通知A22、及び傾向変化通知A23を含めた形態で情報レポート通知A2を確認者利用端末3に通知する。確認者Yは、確認者利用端末3に受信した通知を確認することで、みまもり通知A1からだけでは把握できない、被確認者X宅におけるガスの利用傾向の変化を把握することができる。
以上のようにして、第1周期でのガス使用量チェックからだけでは、知り得なかった異常を検知可能な、より信頼性の高い安否確認システムを実現することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態においては、安否指標出力機器としてガスメーターを用いる場合の一例を示したが、本発明においては、被確認者Xの安否の判断に用いることができる指標値を累積した値を出力する機器であれば他の機器を用いても構わない。具体的には、電気メーター、水道メーター、もしくは、生活導線上に存在する(例えば、トイレや玄関等の)扉の開閉をカウントする開閉カウンターを用いることができる。ここで、開閉カウンターでの開閉回数のカウントには、扉に設けた磁石と、その磁石の接近を検知するリードスイッチと、の組み合わせを利用することができる。
(2)上記実施形態においては、センター2が情報レポート通知A2を行う構成の一例を示したが、センター2がみまもり通知A1のみを行う構成としても構わない。この場合、通信機1は、使用量周期データ記憶部18を備えない構成とすると良い。
(3)上記実施形態においては、センター2が情報レポート通知A2として、使用量通知A21、作動状況通知A22、及び傾向変化通知A23の3種類の情報通知全てを含む場合の一例を示したが、これら3種類のうちいずれかまたは任意の組み合わせを含むように構成しても構わない。
(4)上記実施形態においては、確認者Yとしては、被確認者Xである老人の知人・親族等を想定したが、自治体や福祉団体でも構わない。
(5)上記実施形態においては、通信方法として、電話、インターネットの例を示したが、PHS、LTEなどの携帯電話網や公衆無線LANも利用可能である。
1 :通信機
2 :センター
4 :ガスメーター(安否指標出力機器)
13 :比較処理部
14 :通知判定部
15 :制御部(通信機制御部)
18 :使用量周期データ記憶部(安否指標量周期データ記憶部)
24 :制御部(センター制御部)
26 :使用量履歴記憶部(安否指標量履歴記憶部)
27 :使用量周期データ処理部(安否指標量周期データ処理部)
A0 :要求通知
A1 :みまもり通知(異常通知)
A21 :使用量通知(安否指標量通知)
A22 :作動状況通知
A23 :傾向変化通知
T1 :第1周期
T2 :第2周期
U :使用量周期データ(安否指標量周期データ)
U0 :使用量周期データ(安否指標量周期データ)
X :被確認者
Y :確認者
u :相対ガス使用量(相対安否指標量)
v :メーター指針値(安否指標値)
v0 :メーター指針値(安否指標値)

Claims (6)

  1. 被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
    前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
    前記通信機が、
    取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
    前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
    前記センターが、
    前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え、
    前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
    取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記安否指標量通知に加え、前記通信機及び前記安否指標出力機器が正常に作動しているか否かを通知する作動状況通知を行う安否確認システム
  2. 被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
    前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
    前記通信機が、
    取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
    前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
    前記センターが、
    前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え、
    前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
    取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
    前記センターが、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データの履歴を記憶する安否指標量履歴記憶部を備え、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データと、前記安否指標量履歴記憶部に記憶された過去の安否指標量周期データとを比較し、前記相対安否指標量の傾向の変化の有無を解析し、通知する傾向変化通知を行う安否確認システム
  3. 被確認者の住居に設けられ、前記被確認者の安否を判断する際に指標となる安否指標値を累積的に出力可能な安否指標出力機器と、当該安否指標出力機器の出力する安否指標値を第1周期ごとに取得し外部と通信を行う通信機と、当該通信機と通信可能に構成されたセンターと、
    前記センターからの通信により、前記安否指標値に基づいて、確認者が前記被確認者の安否を確認可能に構成された安否確認システムであって、
    前記通信機が、
    取得した前記安否指標値と過去に取得した安否指標値とを比較して相対安否指標量を算出する比較処理部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量が前記被確認者の異常に係る所定の条件を満たす場合に前記センターへの通知が必要と判定する通知判定部と、
    前記通知判定部で通知が必要と判定された場合に、前記センターへの通知処理を行う通信機制御部と、
    前記比較処理部により算出した前記相対安否指標量の所定の安否指標量取得期間分である安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ記憶部と、を備え、
    前記センターが、
    前記通信機制御部からの通知を受信した場合にのみ、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行うセンター制御部を備え、
    前記安否指標量周期データ記憶部の前記安否指標量周期データを、前記第1周期よりも長く設定された第2周期ごとに取得するように構成され、
    取得した前記安否指標量周期データを記憶する安否指標量周期データ処理部を備え、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を、前記第2周期ごとに通知する安否指標量通知を行い、
    前記センターが、
    前記通信機制御部からの通知を受信し、前記センター制御部により、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行う際に、
    前記通信機の前記安否指標量周期データ記憶部に記憶された前記安否指標量周期データを取得し、取得した前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を通知するように構成された安否確認システム
  4. 前記センターが、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データの履歴を記憶する安否指標量履歴記憶部を備え、
    前記センター制御部が、
    前記安否指標量周期データ処理部に記憶された前記安否指標量周期データと、前記安否指標量履歴記憶部に記憶された過去の安否指標量周期データとを比較し、前記相対安否指標量の傾向の変化の有無を解析し、通知する傾向変化通知を行う請求項に記載の安否確認システム。
  5. 前記センターが、
    前記通信機制御部からの通知を受信し、前記センター制御部により、前記確認者に前記被確認者に異常が生じた可能性がある旨を知らせる異常通知を行う際に、
    前記通信機の前記安否指標量周期データ記憶部に記憶された前記安否指標量周期データを取得し、取得した前記安否指標量周期データに基づいて、前記確認者に前記安否指標量取得期間の安否指標量情報を通知するように構成された請求項1又は2に記載の安否確認システム。
  6. 前記安否指標出力機器として、ガスメーターを用い、
    前記安否指標値として、前記ガスメーターのメーター指針値を用い、
    前記相対安否指標量として、相対ガス使用量を用いる請求項1〜のいずれか一項に記載の安否確認システム。
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