JP7093931B2 - サーバ装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ装置及びプログラムに関する。
近年、高齢者等の安否見守りシステムに活用できるシステムが登場している(例えば、特許文献1)。例えば、冷蔵庫のドアの開閉を検知して安否を判定する。またトイレなどの場所に人感センサを設置し、人感センサからのセンサ情報に基づいて安否を判定する。また電力消費量に基づいて安否を判定する試みもなされている。
特開2007-179378号公報
この種の安否見守りシステムは警報が出されると周囲への影響が大きく、安否判定の精度が重要である。例えば、センサ情報に基づいて異常発生と判定されてしまうと、実際には安否見守り対象者(被見守り者)に問題が発生していなかったとしても、見守り者に異常発生が通知されてしまい、見守り者が何らかの対応をしなければならない。一方、安否見守り対象者に問題があった場合には、確実に異常発生を通知することが求められるため、センサ情報に基づいて異常発生と判定されにくくすることは困難である。
本発明の目的は、見守り対象者(被見守り者)の状況を精度良く判定することができるサーバ装置及びプログラムを提供することにある。
本実施形態に係るサーバ装置は、安否の被見守り者が居住する住宅に設置され、被見守り者の所定の生活行動に伴って動作する電池駆動式機器の電池ボックスに収納され、電池駆動式機器の動作を検知する電池形通信機器に対してインターネット回線網を介して接続され、被見守り者が所有する第1の携帯型情報通信端末にインターネット回線網及び公衆電話回線網を介して接続され、被見守り者を見守る見守り者が所有する第2の携帯型情報通信端末にインターネット回線網を介して接続される。電池形通信機器が電池駆動式機器の動作を検知したときに電池形通信機器から送信される第1種の生活行動データをインターネット回線網を介して受信し、被見守り者が第1の携帯型情報通信端末に対して特定の操作したとき第1の携帯型情報通信端末から送信される第2種の生活行動データをインターネット回線網を介して受信する受信部と、第1種の生活行動データの受信の有無及び第2種の生活行動データの受信の有無に基づいて、電池駆動式機器が動作せず、且つ第1の携帯型情報通信端末に対して特定の操作がされない状態が継続している時間長を無生活行動時間として推定する推定部と、無生活行動時間が予め設定された安否確認時間に達したとき、第1の携帯型情報通信端末に公衆電話回線網を介して電話発信をする発信部と、第1の携帯型情報通信端末で電話発信に対して受電が無い時間が所定の限界時間に達したとき第2の携帯型情報通信端末にインターネット回線網を介して受電が無い旨のメッセージを送信し、第1の携帯型情報通信端末で電話発信に対して受電が有り且つ第1の携帯型情報通信端末で所定のボタン操作がなされたとき第2の携帯型情報通信端末にインターネット回線網を介して被見守り者に異常事態が生じている旨のメッセージを送信し、第1の携帯型情報通信端末で電話発信に対して受電が有り且つ第1の携帯型情報通信端末で所定のボタン操作がなされなかったとき第2の携帯型情報通信端末には何らのメッセージ送信しない送信部とを具備する。
図1は、本実施形態に係る安否見守りサーバ装置を含む安否見守りシステムを示す図である。 図2は、図1の電池形通信機器の外観と縦断面を示す図である。 図3は、図1の電池形通信機器の等価回路図である。 図4は、図1の安否見守りサーバ装置の機能構成図である。 図5は、図4の生活行動データ記憶部に記憶される生活行動データの一例を示す図である。 図6は、図4の管理テーブル記憶部に記憶される管理テーブルの一例を示す図である。 図7は、図4の時表図作成部により作成される時表図の一例を示す図である。 図8は、図1の安否見守りサーバ装置の安否見守り処理の手順を示す流れ図である。
本実施形態に係る安否見守りサーバ装置が提供する安否見守りサービスは、安否を見守られる被見守り者(以下、対象者という)の生活行動に基づいて、対象者の異常事態を判定し、その判定結果を必要に応じて対象者を見守る見守り者(以下、見守り者という)が所有するスマートフォン等の携帯型情報通信端末や、見守り者が契約したセキュリティ会社の情報処理端末に送信するものである。それにより、例えば、安否見守りサービスを利用する見守り者であるユーザは、安否見守り対象者である両親に異常が発生していないかを、常に見守ることができる。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る安否見守りサーバ装置を説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1に示すように、安否見守りシステムは、安否見守りサービスを提供するための安否見守りサーバ装置11を有する。安否見守りサーバ装置11に対して、インターネット網13を介して、対象者が所有するスマートフォン等の通話機能を備えた携帯型情報通信端末21と、見守り者が所有するスマートフォン等の携帯型情報通信端末29とが接続される。以下、対象者が所有する携帯型情報通信端末21を対象者端末21、見守り者が所有する携帯型情報通信端末29を見守者端末29としてそれぞれを区別する。安否見守りサーバ装置11には、対象者端末21を介して電池形通信機器23が無線接続される。対象者端末21と電池形通信機器23(23-1,23-2)との間は、近距離無線通信規格として典型的にはBluetooth(登録商標)規格のもとで無線接続される。
対象者端末21には、安否見守りサービスに係る対象者側のアプリケーションプログラム(対象者アプリ)がインストールされている。対象者アプリはバックグラウンドで常時動作している。当該アプリは、対象者が対象者端末21に対してあらかじめ設定した複数の特定操作のいずれかがなされたことを判断し、その都度、生活行動データ(第2種)を生成し、サーバ装置11に送信する。生活行動データには、操作識別コード、操作時刻、対象者端末21を識別するための対象者端末IDとが含まれる。
具体的には、対象者端末21にインストールされたアプリケーションプログラムは、対象者端末21に対する特定の操作として例えば対象者端末21のロック状態を解除する操作(ロック解除操作)を検知し、検知した生活行動の種別「ロック解除操作」を示すコードをその操作時刻(タイムコード)、端末IDとともに生活行動データを生成し、安否見守りサーバ装置11に送信する。また、対象者端末21にインストールされたアプリケーションプログラムは、対象者端末21に対する特定の操作として対象者端末21を充電する操作(充電操作)を検知し、検知した生活行動の種別「充電操作」を示すコード、操作時刻(タイムコード)、端末IDとから生活行動データを生成し、安否見守りサーバ装置11に送信する。また、対象者端末21は、対象者端末21で計数された歩数が予め設定された所定数に達したことを検知し、検知した生活行動の種別「所定歩数を歩いた」を示すコード、検知時刻(タイムコード)、端末IDとから生活行動データを生成し、安否見守りサーバ装置11に送信する。さらに、対象者端末21は、電池駆動式機器25で生成された生活行動データを電池形通信機器23から受信し、安否見守りサーバ装置11に転送する。
なお、上記では対象者の3つの生活行動(「ロック解除操作」、「充電操作」、「所定歩数を歩く」)のうちいずれかが実施されたときに、対象者端末21は生活行動データを安否見守りサーバ装置11に送信するとしたが、生活行動の数、種類は上記に限定されない。生活行動の数を増やすことにより、対象者の異常発生の有無を検知する精度を向上できる。また、特定の操作は、「ロック解除操作」、「充電操作」に限定されることはなく、例えば、対象者端末21にインストールされている特定のアプリケーションソフトの起動操作、電源のオン/オフ操作などであってもよい。
なお、対象者が居住する住宅内のテレビリモコン等に装着された複数の電池形通信機器23は、対象者端末21を介してインターネット網13に接続する形態に限定されず、電池形通信機器23が直接的にインターネット網13に接続する形態であってもよい。また、対象者端末21が電池形通信機器23のゲートウェイとして機能するのではなく、ゲートウェイとして機能する無線通信機器が対象者の住宅に設置される構成としてもよい。また、図1では、2つの電池形通信機器23-1,23-2を示しているが、対象者が居住する住宅には任意の数の電池形通信機器を設置することができる。
電池形通信機器23(23-1,23-2)は、電池規格に準じた形状及び大きさを有しており、対象者が居住する住宅の屋内・屋外で使用又は設置される複数の電池駆動式機器25(25-1,25-2)の電池ボックスにそれぞれ装着される。図1に示す電池駆動式機器25-1は、手動操作部を備えた機器の例を示し、電池駆動式機器25-2は、人感センサなどのセンサあるいはスイッチを備えた機器の例を示している。手動操作部を備えた電池駆動式機器25-1としては、例えばテレビ、エアコン、室内灯などのリモコン、電池点火式のコンロ(ガスレンジ)、電池駆動式の血圧計や電動歯ブラシ、火災報知器、ネプライザなどがある。また、センサを備えた電池駆動式機器25-2としては、例えばセンサ検出に応じて自動噴霧する機能が設けられた芳香剤、ドアの開閉がセンサあるいはスイッチにより検出される冷蔵庫、門扉と玄関との間の通路に配置されるセンサライト、屋内屋外に分散配置される人感センサなどがある。
電池形通信機器23は、電池規格に準じた形状及び大きさを有する。例えば、電池形通信機器23-1は単三形として構成され、電池形通信機器23-2は単一形として構成される。電池形通信機器23-1,23-2の形状、大きさ等は電池駆動式機器25で使用される電池の種類に応じて任意である。以下、単三形の電池と同一の外観を有する電池形通信機器23-1の構成について説明する。電池形通信機器23-2は、電池形通信機器23-1とハウジング41のサイズが異なるだけで、電池形通信機器23-1と同様の電子回路が実装されるものとして説明を省略する。
図2(a)、図2(b)に示すように、電池形通信機器23-1は、単三形電池規格に準じた高さ及び直径の円筒形状のハウジング41を有する。ハウジング41の前後端面には、単三形電池規格に準じて外側正極端子43と外側負極端子44とが取り付けられる。ハウジング41の内側にはそれより小さい規格の単四形電池(内部電池)を収納する電池収納部42が設けられる。電池収納部42の収納電池の正負端子に接続する内側正極端子45と内側負極端子46とは外側正極端子43と外側負極端子44とにそれぞれ接続される。
電池収納部42はその円筒中心軸がハウジング41の円筒中心軸に対して半径方向にオフセットされる。このオフセットにより、ハウジング41の内側にわずかなスペースが確保される。この僅かなスペースに電池形通信機器23-1の各種機能を実現する電子回路基板47が収納される。電子回路基板47とは反対側のハウジング41の周面部分は長円形状に切り欠かれている。この切り欠きの長さは単四形電池と同等又は若干短く、幅は単四形電池の幅より若干広い。これにより切り欠きを介して単四形の内部電池を電池収納部42に挿抜することができる。
図3は電池形通信機器23-1の電子回路基板47に実装される電子回路の等価回路図である。図3は、テレビリモコン25-1(電池駆動式機器25-1)に電池形通信機器23-1が装着された例を示している。内側正極端子45と外側正極端子43とは電気的に接続され、内側負極端子46と外側負極端子44とも電気的に接続されている。テレビリモコン25-1のチャンネル等の手動操作ボタンが押されたとき、その負荷変動に従って電子回路基板47の内部電流値、ここでは内側負極端子46と外側負極端子44との間の電流値は変動する。この内部電流を検出するために、内部電流を電圧に変換する検出抵抗401が設けられる。検出抵抗401の両端電圧(検出電圧)はコンパレータ407の入力端子(反転入力端子)に印加される。コンパレータ407の他の入力端子(非反転入力端子)には、内部電池48の正極電圧が分圧抵抗402,403で分圧されて参照電圧として印加される。コンパレータ407は検出電圧を参照電圧に対して比較する。テレビリモコン25-1のチャンネル等の手動操作ボタンが押されたとき、検出電圧は変動する。検出電圧の変動に従ってコンパレータ407の比較結果が変化して手動操作ボタンが押されたことを検出するように分圧抵抗402,403は調整されている。DCDCコンバータ404は電池収納部42に収納された内部電池48の電池電圧を用いてコンパレータ407及びRFIC405の電源電圧Vddを発生する。
コンパレータ407の比較結果によりテレビリモコン25-1のチャンネル等の手動操作ボタンが押されたことが検出されたとき、RFIC405は、電池形通信機器23-1を識別する識別番号(以下、電池形通信機器ID)とテレビリモコン25-1に対する操作時刻を表すタイムコードとを含む生活行動データ(第1種)を、アンテナ406を介して対象者端末21に送信する。なお、当該タイムコードは、対象者端末21で付加するようにしても良いし、安否見守りサーバ装置11で付加するようにしても良い。このとき、タイムコードとして、生活行動データの送信時刻または操作時刻と送信時刻との間の時刻が、テレビリモコン25-1に対する操作時刻に代わって付加されてもよい。なお、この生活行動データには、手動操作時に検出された検出電圧(電池電圧)を示す電圧データを含めるようにしても良い。
前述したように、手動操作部を備えた電池駆動式機器25-1(テレビリモコン)は、手動操作ボタンが押された場合に電池形通信機器23-1が生活行動データを生成し、送信する。また電池駆動式機器25-2がセンサを備えたセンサライトであり、その電池駆動式機器25-2に電池形通信機器23-2が装着されている。電池形通信機器23-2はセンサ検知に従って動作する電池駆動式機器25-2の内部電圧または内部電流の変動を検知して電池駆動式機器25-2の動作を検知し、それを契機として生活行動データを生成し、対象者端末21を介してサーバ装置11に送信する。このように様々な生活行動に伴って動作する複数の電池駆動式機器25-1,25-2に電池形通信機器23-1,23-2を装着することにより、広範な生活行動を検知することができる。
図4は安否見守りサーバ装置11の機能ブロックを示している。なお、これら機能(手段)をコンピュータとしての安否見守りサーバ装置11に実現させるための安否見守りサービスに係るサーバプログラムがインストールされている。安否見守りサーバ装置11は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ、プログラムやデータを記憶するメモリ、HDDやSSDなどの不揮発性記憶装置、通信装置などのコンピュータを構成する各種ハードウェアが実装される。プロセッサは、メモリに記憶された各機能に対応するプログラムを実行することで、各種ハードウェアを制御して、図4に示す各機能ブロックに相当する機能を実現する。
安否見守りサーバ装置11は、制御部111、生活行動データ受信部113、生活行動データ記憶部115、電話発信部117、通知部118、タイマー部119、タイマー制御部121、管理テーブル記憶部123、時表図作成部125及び自動音声データ記憶部126を有する。
複数の電池形通信機器23から対象者端末21を経由して送信される複数の生活行動データ(第1種)と、対象者端末21から複数種類の特定操作を契機として送信される複数の生活行動データ(第2種)とを優先順位などの制限をつけることなく、それらを並列的に用いて、いずれかの1つでも生活行動データを受信したときに、対象者が生活行動を実行したと判断することが重要である。制御部111は、それら生活行動データに基づいて、必要に応じて見守り者(見守者端末29)に対象者の安否確認に対する対応状況を通知する安否見守り処理を実行する。
制御部111は、第1種の生活行動データの受信の有無と第2種の生活行動データの受信の有無により、対象者が生活に伴って本来的に生じるべき行動(生活行動)が生じていない無生活行動時間を“最後に生活行動を実行した以後の経過時間”として推定し、推定した無生活行動時間が予め設定された時間(安否確認時間)に達したとき、対象者に異常が発生した可能性があると判定し(異常事態発生の可能性判定処理)、対象者(対象者端末21)に対して、公衆回線網14を介して安否確認のための確認を電話発信により実行し(異常事態発生の確認処理)、安否確認の通知(電話発信)に対する対象者の応答状況に基づいて、見守り者(見守者端末29)への通知が必要か判定し、通知が必要と判定された場合に、見守り者(見守者端末29)に対して要安否確認通知を典型的にはメール等によるメッセージにより送信する。
安否確認の電話に対する対象者の応答としては、例えば「受電無し」、対象者端末21に対する予め決められた「所定操作(例えば、ダイヤル「1」をプッシュ)によらない受電あり」、「所定操作による受電あり」がある。本実施形態では、例えば「受電無し」と「所定操作による受電あり」の場合に、見守り者に要安否確認通知の送信が必要であると判定する。
生活行動データ受信部113は、対象者端末21から生活行動データを受信する。生活行動データ受信部113により受信された生活行動データは、生活行動データ記憶部115に時系列に登録される。
生活行動データ記憶部115は、生活行動データ受信部113により受信された生活行動データを記憶する。生活行動データ記憶部115において、生活行動データは対象者ごとに管理される。図5に示すように、生活行動データ記憶部115では、生活行動種別に対して日にち、時刻が関連付けられた生活行動履歴テーブルが記憶されている。生活行動履歴テーブルにおいて1つのレコードは対象者の1回の生活行動を示している。生活行動種別は、対象者の生活行動を特定するものであり、「ロック解除操作」、「充電操作」、「所定歩数を歩いた」、「テレビリモコン動作」、「センサライト動作」などがある。
なお、生活行動履歴テーブルにおいて、対象者の無生活行動時間が安否確認時間に達した時刻、対象者に対して確認通知を発信した時刻、確認通知に対して対象者が受電した時刻及び受電後の応答内容、見守り者に対して要安否確認通知を送信した送信時刻が管理されていてもよい。
電話発信部117は、無生活行動時間が安否確認時間に達したとき、管理テーブル(後述する)に設定された対象者電話番号をもとに対象者(対象者端末21)に対して安否確認のための電話を発信し、この発信に対する対象者端末21による応答を受信する。電話発信部117は、電話発信により、自動音声データ記憶部126に記憶された音声データを用いて対象者に対する音声ガイダンスを通知し、対象者に対して安否確認のための対応を促す。
通知部118は、要安否確認が必要と判定された場合に、管理テーブルに設定された見守者通知先をもとに見守り者(見守者端末29)に対して要安否確認通知を送信する。また、通知部118は、対象者端末21及び見守者端末29からの時表図の取得要求に応じて、対象者端末21及び見守者端末29に時表図のデータを送信する。
タイマー部119は、時間を計測するためのもので、例えば生活行動データ受信部113によって受信された生活行動データをもとに、対象者の状況を判定するために予め決められた時間(安否確認時間)の計測をする場合に用いられる。
タイマー制御部121は、タイマー部119による時間計測の開始、及びリセットを制御する。
管理テーブル記憶部123は、安否見守りサービスを利用するために必要な各種データが登録された管理テーブルを記憶する。例えば、管理テーブルには、対象者の住宅において使用される電池駆動式機器25の電池ボックスに収納される電池形通信機器23に関する情報、対象者への電話先に関する情報、見守り者への通知先に関する情報が含まれる。例えば、管理データは、対象者端末21あるいは見守者端末29を用いて安否見守りサービスにより提供される登録ページにアクセスした対象者又は見守り者により入力された登録データに基づいて作成される。
図6には、管理テーブルの一例を示している。例えば、管理テーブルには、安否見守りサービスを利用する利用者IDに対して、対象者端末21を識別するための対象者端末ID、電池形通信機器23を識別するための電池形通信機器ID、電池形通信機器23が装着された電池駆動式機器25の名称(電池駆動式機器名)、対象者が所有する対象者端末21の公衆回線網14で使用される電話番号(対象者電話番号)、見守り者の連絡先(見守者端末29の電話番号、電子メールアドレス、SNS(Social Networking Service)の利用者IDなど)を示す見守者連絡先、対象者の安否を確認する必要があると判定する基準となる時間(安否確認時間)、安否確認のために対象者に対して発信をした際に対象者の受電を待つ時間(受電限界時間)、対象者への電話が可能な時間帯を示す電話有効時間帯に関するデータが対応づけて登録されている。
制御部111は、管理テーブルを参照することにより、生活行動データ受信部113により受信された生活行動データに含まれる対象者端末IDによって対象者を特定することができる。また、制御部111は、管理テーブルを参照することにより、生活行動データに含まれる電池形通信機器IDによって、どの電池駆動式機器25が動作したかを判別することができる。さらに、制御部111は、生活行動データに含まれる生活行動種別または電池形通信機器IDによって、対象者の生活行動を判別することができる。
なお、見守者通知先は1箇所に限らず、複数であってもよい。また、対象者電話番号は、典型的には対象者端末21の電話番号であるが、住宅内に設置された固定電話の電話番号であってもよい。また、管理テーブルに登録された全ての電池形通信機器IDに対応する電池形通信機器23を安否見守り処理に使用する必要はなく、例えば見守者端末29からの指示に応じて利用する機器を選択できるようにしても良い。この場合、管理テーブルには、安否見守り処理に使用する機器を示すデータが、電池形通信機器IDと対応づけられているものとする。これにより、対象者の行動を検知できる電池形通信機器(電池駆動式機器)を適切に使用することができ、また対象者の行動パターンが変化した場合(例えば、テレビの視聴をしない)や電池駆動式機器25の故障等であっても柔軟に対応することができる。これは、対象者の異常発生の判定精度を向上させることに寄与する。
時表図作成部125は、生活行動データ記憶部115に記憶された生活行動データに基づいて、時表図(タイムチャート)を作成する。時表図作成部125により作成された時表図のデータは、対象者端末21及び見守者端末29からの時表図の取得要求に応じて、対象者端末21及び見守者端末29に送信される。それにより、対象者端末21及び見守者端末29には図7に示すような時表図が表示される。
図7に示すように、時表図は、対象者端末21により収集された対象者の生活行動履歴を表す。生活行動履歴は、電池駆動式機器(テレビリモコン)25-1の操作履歴、電池駆動式機器(センサライト)25-2の動作履歴、対象者端末21のロック解除操作履歴、対象者端末21の充電操作履歴、対象者端末21を保持する対象者の歩数履歴を含む。各履歴では、その生活動作が行われた時刻に対応する位置に「〇」が表記される。これにより、見守り者は、対象者が何時にどのような生活行動を行ったかを確認することができる。見守り者は、対象者の生活行動を確認できることで、対象者に異常が発生する予兆をとらえられる。例えば、普段寝ている時間帯に長時間にわたってテレビリモコン25-1を操作している日が続く場合、見守り者は、対象者に何かしらの異常が発生していることを予想でき、実際に安否見守りサービスで異常が検知される前に、対象者を病院に連れていくなどの対応をとることができる。なお、図7に示す時表図において、カレンダーボタンをタップすることで、時表図の表示対象とする日を変更することができる。図7に示す時表図の表示形態は一例であって、他の表示形態を用いることも可能である。例えば、時表図には、対象者への確認通知の発信時刻、確認通知に対する応答内容、及び見守り者への要安否確認通知の発信に関する情報が記載されていてもよい。それにより、見守り者は、いつ上記の事象が発生したのかを過去を遡って確認することができ、異常が発生していないにもかかわらず、無生活行動時間が安否確認時間に達する事態が繰り返されるとき、見守り者は電池形通信機器23を装着する電池駆動式機器25を容易に変更することができ、また安否確認時間をより長い時間に容易に更新することができる。これは対象者の異常発生の有無の判定精度を向上させることに寄与する。
次に、本実施形態に係る安否見守りサーバ装置11の動作について説明する。図8には本実施形態による安否見守りサーバ装置11による安否見守り処理手順を示している。なお、安否見守りサービスを利用するにあたって、対象者端末21では対象者アプリが起動しているものとする。また、見守り者は利用者IDを用いて安否見守りサービスにログインし、図6に示す管理テーブルで管理される各種情報が登録されているものとする。
制御部111は、見守者端末29に表示された安否見守りサービスのサービス画面上の開始ボタンが見守り者によりタップされたのを契機に、対象者の安否見守り処理が開始される。制御部111は、管理テーブルを参照して、利用者IDに関連付けられている安否確認時間をセットするとともに、タイマー制御部121に対してタイマー部119の起動を指示する(ステップS1)。それにより、経過時間の計測が開始される。タイマー部119により計測される時間は、対象者が生活行動をしていない時間(無生活行動時間)であり、例えば、最後に生活行動データを受信してからの経過時間である。
制御部111は、経過時間が安否確認時間に達するまでの間、生活行動データの受信を待機する(ステップS2;No、ステップS4;No)。経過時間が安否確認時間に達するまでの間に生活行動データが受信された場合(ステップS2;Yes)、制御部111は、タイマー制御部121に対して経過時間のリセットを指示する。タイマー制御部121は、制御部111からの指示に応じて、タイマー部119による時間計測をリセットする(ステップS3)。そして、ステップS1に処理が戻り、制御部111は、タイマー制御部121に対して経過時間の計測開始を指示する。タイマー制御部121は、制御部111からの指示に応じて、タイマー部119による時間計測を開始させる。
このように、経過時間が安否確認時間に達するまでの間に生活行動データを受信できた場合、対象者は日常生活を平穏におくっている、つまり、対象者には異常が発生していないと判断できる。経過時間が安否確認時間に達しない限り、対象者に対して確認通知は発信されないし、見守り者に対して要確認通知は送信されない。
経過時間(無生活行動時間)が安否確認時間に達するまでの間に生活行動データが受信されなかった場合(ステップS4;Yes)、制御部111は、対象者に異常が発生した可能性があると判定する。制御部111は、タイマー制御部121に対して時間計測のリセット及び停止を指示する。タイマー制御部121は、制御部111からの指示に応じて、タイマー部119による時間の計測をリセットさせるとともに、タイマー部119による時間の計測の開始を待機させる(ステップS5)。
経過時間が安否確認時間に達した時刻(現在時刻)が予め対象者に対して設定されている電話有効時間帯(電話発信可能時間帯)ではない場合(ステップS6;No)、制御部111は、管理テーブルを参照して見守り者の通知先を特定し、通知部118によって見守り者(見守者端末29)に対して、経過時間が安否確認時間に達した旨を通知するためのメッセージを送信させる(ステップS7)。電話有効時間帯は、例えば、電話に出る事が困難な就寝中の深夜の時間帯や、定期的に外出する時間帯などに対象者又は見守り者により予め設定されている。電話有効時間帯を設けることで、確認通知のための電話で不要に起こされる事態や外出中の電話に出にくいときに電話がかかってくる事態を回避することができ、対象者の精神的ストレスの増加を抑制することができる。ただし、電話有効時間帯外であっても、実際に対象者に異常が発生している可能性がある。そこで、対象者に対して安否確認のための電話発信をしないが、見守り者に対しては経過時間が安否確認時間に達した旨を通知する。見守り者は、安否見守りサーバ装置11から送信された対象者の異常の可能性を通知するメッセージを見守者端末29で受け取ることで、対象者の状況に気を留めることができる。例えば、見守り者は、以前から対象者が不調を訴えていた場合には対象者に電話をする、対象者を訪問するなどの対応をすればよいし、対象者が特に不調を訴えていなかった場合には、特に対応することなく、引き続き安否見守りサービスからの通知を待機すればよい。
経過時間が安否確認時間に達した時刻(現在時刻)が対象者に対して設定されている電話有効時間帯である場合(ステップS6;Yes)、制御部111は、管理テーブルを参照して、対象者の電話番号を特定し、電話発信部117によって対象者(対象者端末21)に対して安否確認のための電話発信を実行させる(ステップS8)。
電話発信部117は、対象者端末21への電話発信より受電があった場合(ステップS9;Yes)、自動音声データ記憶部126に記憶された音声データを用いて、例えば、「こちらは、見守りサービスです。一定時間、見守り機器の利用が確認出来なかったため、お電話しております。問題ない場合は、このまま電話をお切り下さい。何かお困りの際は、ダイヤルボタンの「1」を押していただくと、見守っているご家族の方にこちらから御連絡致します」の音声ガイダンスを出力し(ステップS10)、対象者に対して安否確認のための対応を促す。
ここで、対象者によって対象者端末21に対するダイヤルボタンの「1」を押す操作なしで通信が切断された場合(ステップS11;No)、電話発信部117は、制御部111に通信が切断されたことを通知する。制御部111は、安否確認のための電話発信に対して、受電ありで所定操作がされることなく切断されことにより、対象者に異常が発生していないものと判定して、見守り者に対する要安否確認通知を送信することなく、ステップS2に処理を戻し、引き続き、対象者に対する安否見守り処理を継続する。
一方、対象者によって対象者端末21に対するダイヤルボタンの「1」を押す操作がされた場合(ステップS11;Yes)、電話発信部117は、ダイヤルボタン「1」が操作されたことを検知して制御部111に通知する。制御部111は、受電ありで所定操作がされたことにより、対象者に異常が発生しているものと判定して、管理テーブルを参照して見守り者の通知先を特定し、通知部118によって見守り者(見守者端末29)に対して、異常が発生していることを通知するためのメッセージを送信させる(ステップS12)。
なお、前述した説明では、安否確認のための電話発信に対して受電後の所定操作として、ダイヤルボタンの「1」を押す操作を例にしているが他の操作を利用することも可能である。また、対象者に生じている問題の内容を、操作の違いによって通知できるように、複数の所定操作が設定されていても良い。この場合、見守り者に送信されるメッセージに、対象者に生じている異常の内容を含めることも可能である。見守り者は、安否見守りサーバ装置11から送信された対象者の異常を通知するメッセージを見守者端末29で受け取ることで、直ちに、対象者に対して何らかの対応(各所への連絡、対象者の住宅への訪問など)をすることができる。
なお、対象者(対象者端末21)に対する安否確認のための電話発信に対して受電がない場合(ステップS9;No)、電話発信部117は、電話発信をしてからの経過時間が、管理テーブルに設定された受電限界時間になるまで受電を待機する(ステップS13;No)。電話発信部117は、受電限界時間に達しても受電がない場合(ステップS13;Yes)、「受電無し」と判別し、制御部111に対して「受電無し」を通知する。
制御部111は、「受電無し」が判定されたことにより、対象者に異常が発生しているために受電できない状態にあるものと判定して、管理テーブルを参照して見守り者の通知先を特定し、通知部118によって見守り者(見守者端末29)に対して、受電がない旨を通知するためのメッセージを送信させる(ステップS14)。見守り者は、安否見守りサーバ装置11から送信された対象者による受電がない旨を通知するメッセージを見守者端末29で受け取ることで、直ちに、対象者に対して何らかの対応(各所への連絡、対象者の住宅への訪問など)をすることができる。
制御部111は、要安否確認通知を送信した後、安否見守り処理を継続する設定となっている場合には(ステップS15;Yes)、ステップS2に処理を戻し、引き続き、対象者の安否見守り処理を継続する。安否見守り処理を継続するかの設定は、見守り者が操作する見守者端末29からの指示に応じて適宜変更することができる。
制御部111は、要安否確認通知を送信した後、安否見守り処理を継続しない設定となっている場合には(ステップS15;No)、対象者の安否見守り処理を終了する。安否見守り処理を終了した場合には、安否見守りサーバ装置11は、例えば見守者端末29からの指示に応じて安否見守り処理を再開する。
このようにして、安否見守りサーバ装置11は、対象者が対象者の住宅において使用される電池駆動式機器25を操作したか、対象者端末21に対して特定の操作をしたか、対象者端末21を所持して歩いたかなど、日常的な複数種類の生活行動に基づいて対象者の異常の有無を判定し、対象者に異常発生の可能性があれば、その旨を見守り者に通知することができる。日常的な複数種類の生活行動に基づいて対象者の異常発生の有無を判定するため、その精度は単一の生活行動に基づく判定に比べて高い。
また、対象者端末21だけで取得可能な生活行動データ(第2種)の受信の有無と住宅内の電池駆動式機器25に装着された電池形通信機器23で取得可能な生活行動データ(第1種)の受信の有無とを組み合わせて対象者が生活行動をしていない時間を推定することで、対象者が住宅に居るが対象者端末21を所持していない場合や、対象者が住宅に居るが対象者端末21に対して何らの操作をしていない場合や、対象者が住宅に居ない場合などにも柔軟に対応することができる。このように生活行動データの取得元となる機器が複数にわたることにより、対象者の異常発生の有無の判定精度を向上させることができる。
また、安否見守りサーバ装置11は対象者の生活行動を確認できないときに対象者に対して安否確認のための電話を発信し、安否確認の電話に対する対象者の対応に応じて、本当に対象者に異常が発生しているか判定するので、確実に対象者の状況を把握することができる。安否見守りサーバ装置11は、対象者に異常が発生している可能性があれば、見守り者の安否確認のための電話に対する対象者の対応状況に応じたメッセージを通知するため、見守り者は対象者を確実に見守ることができ、メッセージ内容を確認して対応することができる。
安否見守りサーバ装置11が提供する安否見守りサービスを利用する場合、対象者に所持させるための携帯型情報通信端末21と住宅内の電池駆動式機器25に装着する電池形通信機器23とを用意すればよい。現在、スマートフォンなどの携帯型情報通信端末の普及率は高く、実質的には電池形通信機器23を用意し、既に住宅内にあるリモコンやセンサライトなどの電池駆動式機器25に装着するだけでよい。したがって、見守り者は、監視カメラなどの特別な機器を購入して設置する必要がなく、サービス導入の手間やコストを抑制することができる。また、日常的に対象者が使用する携帯型情報通信機器とリモコンなどの電池駆動式機器とを利用して生活行動データを収集するため、対象者は日常的な生活行動をしているだけでよく、監視カメラが設置される場合に比べて、見守られていることに対する対象者の精神的ストレスを緩和することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11…安否見守りサーバ装置、13…インターネット網、21,29…携帯型情報通信端末、23(23-1,23-2)…電池形通信機器、25(25-1,25-2)…電池駆動式機器。

Claims (7)

  1. 安否の被見守り者が居住する住宅に設置され、前記被見守り者の所定の生活行動に伴って動作する電池駆動式機器の電池ボックスに収納され、前記電池駆動式機器の動作を検知する電池形通信機器に対してインターネット回線網を介して接続され、前記被見守り者が所有する第1の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網及び公衆電話回線網を介して接続され、前記被見守り者を見守る見守り者が所有する第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して接続されるサーバ装置において、
    前記電池形通信機器が前記電池駆動式機器の動作を検知したときに前記電池形通信機器から送信される第1種の生活行動データを前記インターネット回線網を介して受信し、前記被見守り者が前記第1の携帯型情報通信端末に対して特定の操作したとき前記第1の携帯型情報通信端末から送信される第2種の生活行動データを前記インターネット回線網を介して受信する受信部と、
    前記第1種の生活行動データの受信の有無及び前記第2種の生活行動データの受信の有無に基づいて、前記電池駆動式機器が動作せず、且つ前記第1の携帯型情報通信端末に対して前記特定の操作がされない状態が継続している時間長を無生活行動時間として推定する推定部と、
    前記無生活行動時間が予め設定された安否確認時間に達したとき、前記第1の携帯型情報通信端末に前記公衆電話回線網を介して電話発信をする発信部と、
    前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が無い時間が所定の限界時間に達したとき前記第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して受電が無い旨のメッセージを送信し、前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が有り且つ前記第1の携帯型情報通信端末で所定のボタン操作がなされたとき前記第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して前記被見守り者に異常事態が生じている旨のメッセージを送信し、前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が有り且つ前記第1の携帯型情報通信端末で前記所定のボタン操作がなされなかったとき前記第2の携帯型情報通信端末には何らのメッセージを送信しない送信部とを具備するサーバ装置。
  2. 前記特定の操作は、前記第1の携帯型情報通信端末のロック解除操作及び前記第1の携帯型情報通信端末の充電操作である、請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記受信部は、前記被見守り者が前記第1の携帯型情報通信端末に対して前記特定の操作したとき又は前記第1の携帯型情報通信端末が計数する歩数が所定数に達したときに前記第1の携帯型情報通信端末から送信される前記第2種の生活行動データを受信し、
    前記推定部は、前記第1種の生活行動データの受信の有無及び前記第2種の生活行動データの受信の有無に基づいて、前記電池駆動式機器が動作せず、前記第1の携帯型情報通信端末に対して前記特定の操作がなされず、且つ前記歩数が所定数に達していない状態が継続している時間長を前記無生活行動時間として推定する、請求項1記載のサーバ装置。
  4. 前記発信部は、前記無生活行動時間が前記安否確認時間に達したときの時刻が予め設定された電話有効時間帯でないとき、前記第1の携帯型情報通信端末に電話発信をしない、請求項1に記載のサーバ装置。
  5. 前記送信部は、前記無生活行動時間が前記安否確認時間に達したときの時刻が前記電話有効時間帯でないとき、前記第2の携帯型情報通信端末に前記無生活行動時間が前記安否確認時間に達した旨のメッセージを送信する、請求項4記載のサーバ装置。
  6. 前記生活行動データに基づいて前記被見守り者の生活行動履歴を表す時表図を作成する時表図作成部をさらに具備し、
    前記時表図のデータは前記第2の携帯型情報通信端末からの要求に呼応して前記第2の携帯型情報通信端末に送信される請求項1記載のサーバ装置。
  7. 安否の被見守り者が居住する住宅に設置され、前記被見守り者の所定の生活行動に伴って動作する電池駆動式機器の電池ボックスに収納され、前記電池駆動式機器の動作を検知する電池形通信機器に対してインターネット回線網を介して接続され、前記被見守り者が所有する第1の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網及び公衆電話回線網を介して接続され、前記被見守り者を見守る見守り者が所有する第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して接続されるコンピュータに、
    前記電池形通信機器が前記電池駆動式機器の動作を検知したときに前記電池形通信機器から送信される第1種の生活行動データを前記インターネット回線網を介して受信し、前記被見守り者が前記第1の携帯型情報通信端末に対して特定の操作したとき前記第1の携帯型情報通信端末から送信される第2種の生活行動データを前記インターネット回線網を介して受信する受信手段と、
    前記第1種の生活行動データの受信の有無及び前記第2種の生活行動データの受信の有無に基づいて、前記電池駆動式機器が動作せず、且つ前記第1の携帯型情報通信端末に対して前記特定の操作がされない状態が継続している時間長を無生活行動時間として推定する推定手段と、
    前記無生活行動時間が予め設定された安否確認時間に達したとき、前記第1の携帯型情報通信端末に前記公衆電話回線網を介して電話発信をする発信手段と、
    前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が無い時間が所定の限界時間に達したとき前記第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して受電が無い旨のメッセージを送信し、前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が有り且つ前記第1の携帯型情報通信端末で所定のボタン操作がなされたとき前記第2の携帯型情報通信端末に前記インターネット回線網を介して前記被見守り者に異常事態が生じている旨のメッセージを送信し、前記第1の携帯型情報通信端末で前記電話発信に対して受電が有り且つ前記第1の携帯型情報通信端末で前記所定のボタン操作がなされなかったとき前記第2の携帯型情報通信端末には何らのメッセージを送信しない送信手段と、
    を実現させるためのプログラム。
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