JP6390796B2 - 二段昇圧式冷凍サイクル - Google Patents
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Description
本出願は、2015年9月1日に出願された日本出願番号2015−172160号に基づくものであって、ここにその記載内容を援用する。
本開示は、低段側圧縮機と高段側圧縮機とを備え、冷媒を多段階に昇圧させる二段圧縮式冷凍サイクルに関する。
従来、2つの圧縮機の両方を作動させる二段圧縮運転、2つの圧縮機のうち、一方を作動させる単段圧縮運転を実行可能な二段昇圧式の冷凍サイクルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、二段圧縮運転と単段圧縮運転とを選択的に実施できる構成とすることで、冷凍サイクルの負荷に対応した能力を発揮させて、サイクル全体としての運転効率の向上を図っている。
ところで、本発明者らは、2つの圧縮機を直列に接続すると共に、低段側の圧縮機を迂回して高段側の圧縮機に流すバイパス通路を追加して、低段側の圧縮機の作動停止した際に、バイパス通路を介して高段側の圧縮機に冷媒を導く構成を検討している。
ここで、蒸気圧縮式の冷凍サイクルでは、圧縮機の内部に配置された圧縮機構等の潤滑を目的として、冷媒に潤滑油が混入されているものがある。この種の冷凍サイクルでは、潤滑油を冷媒と共に圧縮機に吸入させることで、圧縮機の信頼性を確保している。
しかしながら、本発明者らが検討している二段昇圧式の冷凍サイクルの如く、冷凍サイクル中に、冷媒が流れない経路が存在する構成とすると、当該経路に潤滑油が溜まり、圧縮機に潤滑油を吸入させることが難しい。
例えば、単段圧縮運転時には、低段側の圧縮機に冷媒が流れなくなり、低段側の圧縮機における冷媒の吸入経路に潤滑油が溜まってしまうことがある。この場合、高段側の圧縮機への潤滑油の供給量が減少してしまう。
本開示は上記点に鑑みて、運転状態によって圧縮機への潤滑油の供給量が減少してしまうことを抑制可能な二段昇圧式冷凍サイクルを提供することを目的とする。
本開示は、二段昇圧式冷凍サイクルを対象としている。
本開示の二段昇圧式冷凍サイクルは、
潤滑油が混入された冷媒を圧縮して吐出する低段側圧縮機と、
低段側圧縮機から吐出された冷媒を圧縮して吐出する高段側圧縮機と、
低段側圧縮機の冷媒吸入側に接続された低段側吸入配管と、
低段側圧縮機の冷媒吐出側と高段側圧縮機の冷媒吸入側とを接続する低段側吐出配管と、
高段側圧縮機の冷媒吐出側に接続された高段側吐出配管と、
低段側吸入配管から分岐して低段側吐出配管に接続され、低段側圧縮機の停止時に、低段側圧縮機を迂回して高段側圧縮機に冷媒を導くバイパス配管と、
バイパス配管に設けられ、低段側吸入配管から低段側吐出配管に向かう冷媒の流れを許容すると共に、低段側吐出配管から低段側吸入配管に向かう冷媒の流れを遮断する逆流防止弁と、を備えている。
潤滑油が混入された冷媒を圧縮して吐出する低段側圧縮機と、
低段側圧縮機から吐出された冷媒を圧縮して吐出する高段側圧縮機と、
低段側圧縮機の冷媒吸入側に接続された低段側吸入配管と、
低段側圧縮機の冷媒吐出側と高段側圧縮機の冷媒吸入側とを接続する低段側吐出配管と、
高段側圧縮機の冷媒吐出側に接続された高段側吐出配管と、
低段側吸入配管から分岐して低段側吐出配管に接続され、低段側圧縮機の停止時に、低段側圧縮機を迂回して高段側圧縮機に冷媒を導くバイパス配管と、
バイパス配管に設けられ、低段側吸入配管から低段側吐出配管に向かう冷媒の流れを許容すると共に、低段側吐出配管から低段側吸入配管に向かう冷媒の流れを遮断する逆流防止弁と、を備えている。
本開示の1つの観点によれば、二段昇圧式冷凍サイクルは、低段側吸入配管におけるバイパス配管に分岐するバイパス分岐部から低段側圧縮機の冷媒吸入側に至る部位に、低段側圧縮機の冷媒吸入側からバイパス分岐部側に潤滑油を導く吸入側ガイド部が設けられている。そして、吸入側ガイド部は、その鉛直方向における位置が、バイパス分岐部の鉛直方向における位置以上であって、低段側圧縮機の冷媒吸入側の部位が、バイパス分岐部側の部位よりも鉛直方向において高い位置となっている。
これによれば、低段側圧縮機の停止時に、低段側吸入配管におけるバイパス分岐部から低段側圧縮機の冷媒吸入側に至る部位に滞留する潤滑油を、自重によってバイパス分岐部に導くことができる。そして、バイパス分岐部に導かれた潤滑油は、冷媒と共にバイパス通路を介して高段側圧縮機の冷媒吸入側に流れる。このため、低段側圧縮機の停止による低段側吸入配管の潤滑油の滞留を抑え、高段側圧縮機への潤滑油の供給量が減少してしまうことを抑制することが可能となる。
また、本開示の別の観点によれば、二段昇圧式冷凍サイクルは、低段側吸入配管に、バイパス配管に分岐するバイパス分岐部が設けられている。また、バイパス配管には、逆流防止弁側からバイパス分岐部側に潤滑油を導くバイパス側ガイド部が設けられている。そして、バイパス側ガイド部は、その鉛直方向における位置が、バイパス分岐部の鉛直方向における位置以上であって、逆流防止弁側の部位が、バイパス分岐部側の部位よりも鉛直方向において高い位置となっている。
これによれば、低段側圧縮機の作動時に、バイパス配管に滞留する潤滑油を、自重によってバイパス分岐部に導くことができる。そして、バイパス分岐部に導かれた潤滑油は、冷媒と共に低段側圧縮機の冷媒吸入側に流れる。このように、低段側圧縮機の作動時において、バイパス配管における潤滑油の滞留を抑えて、低段側圧縮機への潤滑油の供給量が減少してしまうことを抑制することが可能となる。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。
また、各実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。
以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10の全体構成図である。本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10は、冷凍庫を有するトレーラに適用されており、冷却対象空間である冷凍庫内へ送風される送風空気を−30℃〜−10℃程度の極低温となるまで冷却する機能を果たす。
本実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10の全体構成図である。本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10は、冷凍庫を有するトレーラに適用されており、冷却対象空間である冷凍庫内へ送風される送風空気を−30℃〜−10℃程度の極低温となるまで冷却する機能を果たす。
図1に示すように、二段昇圧式冷凍サイクル10は、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12といった2つの圧縮機を備えている。これにより、二段昇圧式冷凍サイクル10は、サイクルを循環する冷媒を多段階に昇圧可能となっている。
具体的には、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10は、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12の両方を作動させる二段圧縮運転、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12のうち、高段側圧縮機12を作動させる単段圧縮運転を実行可能となっている。なお、冷媒としては、通常のフロン系冷媒(例えば、R404A)を採用することができる。さらに、冷媒には、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12内の摺動部位を潤滑する潤滑油として冷凍機油(すなわち、オイル)が混入されている。オイルの一部は、冷媒とともにサイクルを循環している。
低段側圧縮機11は、低圧冷媒を中間圧冷媒となるまで圧縮して吐出する圧縮機構を有する。本実施形態の低段側圧縮機11は、冷媒の吐出容量が固定された固定容量型の圧縮機構で構成されている。低段側圧縮機11の圧縮機構としては、スクロール型圧縮機構、ベーン型圧縮機構、ローリングピストン型圧縮機構等の各種圧縮機構を採用できる。
低段側圧縮機11の冷媒吸入側には、後述する蒸発器18の冷媒出口側に接続された低段側吸入配管101が接続されている。また、低段側圧縮機11の冷媒吐出側には、低段側吐出配管102が接続されている。
高段側圧縮機12は、その冷媒吸入側に低段側吐出配管102が接続されている。高段側圧縮機12は、低段側吐出配管102を流れる冷媒を高圧冷媒となるまで圧縮して吐出する圧縮機構を有する。本実施形態の高段側圧縮機12は、低段側圧縮機11と同様に固定容量型の圧縮機構で構成されている。高段側圧縮機12の冷媒吐出側には、高段側吐出配管103が接続されている。この高段側吐出配管103には、放熱器13の冷媒入口側が接続されている。なお、各圧縮機11、12をトレーラに設置した際のレイアウトについては後述する。
ここで、本実施形態の低段側圧縮機11および高段側圧縮機12は、トレーラに搭載された冷凍庫専用の内燃機関(例えば、エンジンEG)30により回転駆動される。内燃機関30は、回転駆動力が各圧縮機11、12に伝達されるように、プーリおよびベルトを介して、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12の双方に接続されている。内燃機関30は、駆動装置55を介して制御装置50に接続されており、制御装置50からの制御信号に応じて、その作動が制御される。
また、本実施形態の低段側圧縮機11と内燃機関30との間には、内燃機関30から低段側圧縮機11への回転駆動力の伝達をオン・オフする電磁クラッチ31が設けられている。電磁クラッチ31は、後述する制御装置50からの制御信号に応じて、その作動が制御される。
放熱器13は、高段側圧縮機12から吐出された高圧冷媒と図示しない冷却ファンにより送風される庫外空気(すなわち、外気)とを熱交換させることによって、高圧冷媒を放熱させて冷却する放熱用熱交換器である。なお、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10では、冷媒としてフロン系冷媒を採用し、高圧側冷媒圧力が冷媒の臨界圧力を超えない亜臨界冷凍サイクルを構成している。このため、放熱器13は冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。
放熱器13の冷媒出口には、放熱器13から流出した冷媒の流れを分岐する分岐部14が接続されている。分岐部14は、3つの流入出口が形成された三方継手構造を有する。分岐部14は、流入出口のうち1つを冷媒流入口とし、2つを冷媒流出口としたものである。このような分岐部14は、配管を接合して構成してもよいし、金属ブロックや樹脂ブロックに複数の冷媒通路を設けて構成してもよい。
分岐部14の一方の冷媒出口には中間圧膨張弁15の入口側が接続され、分岐部14の他方の冷媒出口には中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aの入口側が接続されている。中間圧膨張弁15は、放熱器13から流出した高圧冷媒を中間圧冷媒となるまで減圧膨張させる温度式膨張弁である。
より具体的には、中間圧膨張弁15は、中間圧冷媒流路16bの出口側における冷媒の温度と圧力とに基づいて中間圧冷媒流路16bの出口側における冷媒の過熱度が予め設定された所定値となるように弁開度を調整するようになっている。また、中間圧膨張弁15の出口側には、中間圧冷媒流路16bの入口側が接続されている。
中間熱交換器16は、中間圧冷媒流路16bを流通する中間圧膨張弁15にて減圧膨張された中間圧冷媒と、高圧冷媒流路16aを流通する分岐部14にて分岐された他方の高圧冷媒との間で熱交換を行う熱交換器である。なお、冷媒は減圧されることによって温度低下する。このため、中間熱交換器16では、中間圧冷媒流路16bを流通する中間圧冷媒が加熱され、高圧冷媒流路16aを流通する高圧冷媒が冷却されることになる。
また、中間熱交換器16の具体的構成としては、高圧冷媒流路16aを形成する外側管の内側に中間圧冷媒流路16bを形成する内側管を配置する二重管方式の熱交換器構成を採用している。もちろん、高圧冷媒流路16aを内側管として、中間圧冷媒流路16bを外側管としてもよい。さらに、高圧冷媒流路16aと中間圧冷媒流路16bとを形成する冷媒配管同士を接合して熱交換させる構成等を採用してもよい。
ここで、図1に示す中間熱交換器16では、高圧冷媒流路16aを流通する高圧冷媒の流れ方向と中間圧冷媒流路16bを流通する中間圧冷媒の流れ方向が同一となる並行流型の熱交換器を採用している。もちろん、中間熱交換器16としては、高圧冷媒流路16aを流通する高圧冷媒の流れ方向と中間圧冷媒流路16bを流通する中間圧冷媒の流れ方向が逆方向となる対向流型の熱交換器を採用してもよい。
中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16bの出口側は、中間圧冷媒配管104を介して、前述の低段側吐出配管102に接続されている。従って、本実施形態の高段側圧縮機12は、中間圧冷媒流路16bから流出した冷媒と低段側圧縮機11から吐出された冷媒との混合冷媒を吸入可能となっている。
一方、中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aの出口側には、低圧膨張弁17の入口側が接続されている。低圧膨張弁17は、放熱器13から流出した高圧冷媒を低圧冷媒となるまで減圧膨張させる温度式膨張弁である。この低圧膨張弁17の基本的構成は、中間圧膨張弁15と同様である。
より具体的には、低圧膨張弁17は、蒸発器18の出口側における冷媒の温度と圧力とに基づいて蒸発器18の出口側における冷媒の過熱度が予め設定された所定値となるように弁開度を調整するようになっている。
低圧膨張弁17の出口側には、蒸発器18の冷媒流入口側が接続されている。蒸発器18は、低圧膨張弁17にて減圧膨張された低圧冷媒と、図示しない送風ファンによって冷凍庫内を循環送風される送風空気とを熱交換させることによって、低圧冷媒を蒸発させて吸熱作用を発揮させる吸熱用熱交換器である。蒸発器18の冷媒流出口には、低段側吸入配管101が接続されている。
ここで、低段側吸入配管101には、蒸発器18の冷媒流出口と低段側圧縮機11の冷媒吸入側との間にバイパス分岐部22が設けられている。バイパス分岐部22の基本構成は、前述の分岐部14と同様である。具体的には、本実施形態のバイパス分岐部22は、1つの冷媒流入口、および2つの冷媒流出口が形成されたT字型の三方継手構造を有する。
そして、低段側吸入配管101には、バイパス分岐部22を介して、バイパス配管105が接続されている。バイパス配管105は、低段側圧縮機11の停止時に、低段側圧縮機11を迂回して高段側圧縮機12に冷媒を導く冷媒配管である。なお、低段側圧縮機11の停止時とは、高段側圧縮機12が作動している状態であって、電磁クラッチ31がオフされて低段側圧縮機11に対して内燃機関30からの回転駆動力の伝達が遮断された状態である。
具体的には、バイパス配管105は、冷媒流れ上流側の一端側がバイパス分岐部22に接続され、冷媒流れ下流側の他端側が低段側吐出配管102に設けられた合流部24に接続されている。
ここで、図1に示す合流部24は、中間圧冷媒配管104と低段側吐出配管102との接続部に対して冷媒流れ上流側に設けられている。もちろん、合流部24は、中間圧冷媒配管104と低段側吐出配管102との接続部に対して冷媒流れ下流側に設けてもよい。
また、バイパス配管105には、逆流防止弁19が設けられている。逆流防止弁19は、低段側吸入配管101側から低段側吐出配管102側に向かう冷媒の流れを許容すると共に、低段側吐出配管102側から低段側吸入配管101側に向かう冷媒の流れを遮断する弁部材である。逆流防止弁19としては、前後差圧により開閉する機械式の弁部材や、通電の有無により開閉する電動式の弁部材等を採用することができる。
本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10では、低段側圧縮機11の作動時に、低段側圧縮機11から吐出された冷媒が、低段側吐出配管102、バイパス配管105、低段側吸入配管101の順に流れてしまうことを逆流防止弁19によって防止している。
次に、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10の電気制御部を構成する制御装置50について説明する。制御装置50は、CPUおよびプログラムやデータ等を記憶するROMおよびRAM等の記憶部を含むマイクロコンピュータ、各種制御機器への制御信号等を出力する出力回路、各種センサの検出信号が入力される入力回路等から構成されている。
制御装置50の出力側には、制御対象機器として前述の電磁クラッチ31や内燃機関30の駆動装置55等が接続されている。制御装置50は、これらの制御対象機器の作動を制御する。なお、制御装置50は、各制御対象機器の作動を制御する制御部を統合したものであるが、制御装置50のうち、それぞれの制御対象機器の作動を制御するハードウェアおよびソフトウェアが、それぞれの制御対象機器の制御部を構成する。
本実施形態では、制御装置50における電磁クラッチ31の作動を制御するハードウェアおよびソフトウェアが、二段昇圧式冷凍サイクル10の作動を二段圧縮運転と単段圧縮運転と切り替える運転切替制御部50aを構成する。
また、制御装置50の入力側には、図示しないが、放熱器13にて高圧冷媒と熱交換する庫外空気(すなわち、外気)の温度を検出する外気温センサや、蒸発器18にて低圧冷媒と熱交換する送風空気の温度を検出する庫内温度センサ等が接続されている。制御装置50には、各センサの検出信号が入力される。
さらに、制御装置50の入力側には、操作パネル60が接続されている。操作パネル60には、冷凍庫の冷却を要求する作動要求信号や停止要求信号を出力する作動・停止スイッチ、庫内の目標冷却温度を設定する温度設定スイッチ等が設けられている。これら各スイッチの操作信号は、制御装置50へ入力される。
次に、上記構成における本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10の作動について説明する。前述の如く、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10は、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12の両方を作動させる二段圧縮運転、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12のうち、高段側圧縮機12を作動させる単段圧縮運転を実行可能となっている。
本実施形態の制御装置50は、二段昇圧式冷凍サイクル10の負荷状態に応じて、二段圧縮運転、および単段圧縮運転を切り替える。例えば、制御装置50は、冷凍庫の起動時等のように、庫内温度と設定温度(すなわち、目標冷却温度)との差が所定の基準温度差を超えて乖離している過渡状態である場合に、電磁クラッチ31をオンして二段圧縮運転を実行する。また、制御装置50は、庫内温度と設定温度(すなわち、目標冷却温度)との差が所定の基準温度差以内に収まる定常状態である場合に、電磁クラッチ31をオフして単段圧縮運転を実行する。
まず、二段圧縮運転時の二段昇圧式冷凍サイクル10では、高段側圧縮機12が、低段側圧縮機11から吐出された中間圧冷媒と中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16bから流出した中間圧冷媒との混合冷媒を吸入し、圧縮して吐出する。
そして、高段側圧縮機12から吐出された高温高圧冷媒が、放熱器13へ流入し、冷却ファンにより送風された庫外空気と熱交換して冷却される。放熱器13から流出した高圧冷媒の流れは、分岐部14にて分岐される。そして、分岐部14から中間圧膨張弁15へ流入した高圧冷媒は、中間圧冷媒となるまで減圧膨張される。
この際、中間圧膨張弁15の絞り開度は、中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16b出口側冷媒の過熱度が予め定めた所定値となるように調整される。さらに、中間圧膨張弁15にて減圧された中間圧冷媒は、中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16bへ流入して、分岐部14から中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aへ流入した高圧冷媒と熱交換して加熱され、高段側圧縮機12に吸入される。
一方、分岐部14から中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aへ流入した高圧冷媒は、中間熱交換器16にて冷却される。高圧冷媒流路16aから流出した高圧冷媒は、低圧膨張弁17へ流入して、低圧冷媒となるまで減圧膨張される。
さらに、低圧膨張弁17にて減圧された低圧冷媒は、蒸発器18へ流入して、送風ファンによって循環送風された送風空気から吸熱して蒸発する。これにより、冷却対象空間である冷凍庫内に送風される送風空気が冷却される。蒸発器18から流出した冷媒は、低段側圧縮機11に吸入され、再び圧縮される。
続いて、単段圧縮運転時の二段昇圧式冷凍サイクル10では、電磁クラッチ31がオフされて低段側圧縮機11が停止した状態となる。このため、高段側圧縮機12は、バイパス配管105を介して蒸発器18を通過した後の冷媒と、中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16bから流出した中間圧冷媒との混合冷媒を吸入し、圧縮して吐出する。
そして、高段側圧縮機12から吐出された高温高圧冷媒が、放熱器13へ流入し、冷却ファンにより送風された庫外空気と熱交換して冷却される。放熱器13から流出した高圧冷媒の流れは、分岐部14にて分岐される。そして、分岐部14から中間圧膨張弁15へ流入した高圧冷媒は、中間圧冷媒となるまで減圧膨張される。
さらに、中間圧膨張弁15にて減圧された中間圧冷媒は、中間熱交換器16の中間圧冷媒流路16bへ流入して、分岐部14から中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aへ流入した高圧冷媒と熱交換して加熱され、高段側圧縮機12に吸入される。
一方、分岐部14から中間熱交換器16の高圧冷媒流路16aへ流入した高圧冷媒は、中間熱交換器16にて冷却される。高圧冷媒流路16aから流出した高圧冷媒は、低圧膨張弁17へ流入して、低圧冷媒となるまで減圧膨張される。
さらに、低圧膨張弁17にて減圧された低圧冷媒は、蒸発器18へ流入して、送風ファンによって循環送風された送風空気から吸熱して蒸発する。これにより、冷却対象空間である冷凍庫内に送風される送風空気が冷却される。蒸発器18から流出した冷媒は、バイパス配管105を介して高段側圧縮機12に吸入され、再び圧縮される。
ここで、単段圧縮運転時には、低段側圧縮機11が停止している。このため、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入側に至る部位には、冷媒が流れないことになる。また、二段圧縮運転時には、低段側圧縮機11が作動している。このため、バイパス配管105には、冷媒が流れないことになる。
このように、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10では、低段側圧縮機11の作動の有無によって、サイクル内に冷媒が流れない経路ができてしまう。サイクル内における冷媒が流れない経路が存在すると、当該経路に潤滑油であるオイルが滞留し、各圧縮機11、12へのオイルの供給量が減少してしまう。
例えば、図2の比較例1に示すように、低段側吸入配管101が水平方向に延びる構成となっている場合、低段側圧縮機11の停止時には、オイルを含む冷媒の流れがバイパス分岐部22にてバイパス配管105側に向かって転向する。この際、冷媒よりも密度の大きいオイルには、強い慣性力が作用する。このため、オイルは、バイパス配管105側だけでなく、低段側吸入配管101のバイパス分岐部22よりも下流側の部位にも流れ、当該部位に滞留してしまうことがある。
このような課題に対して、本実施形態では、各圧縮機11、12周辺のレイアウトを変更することで対応している。以下、本実施形態の各圧縮機11、12周辺のレイアウトについて、図3を参照して説明する。
図3は、各圧縮機11、12をトレーラに設置した際のレイアウトを示す模式図である。図3に示す上下を示す矢印は、トレーラに設置した状態における鉛直方向を示している。なお、図3では、説明の便宜上、中間圧冷媒配管104の図示を省略している。また、鉛直方向とは、重力の方向、すなわち、水平面に対して垂直となる方向である。
本実施形態では、二段圧縮運転および単段圧縮運転の双方において、低段側吸入配管101のバイパス分岐部22に冷媒が流れることに着眼し、バイパス分岐部22にオイルが集まり易い構成としている。
図3に示すように、本実施形態の低段側吸入配管101には、バイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11aに至る部位に、吸入側ガイド部101aが設けられている。吸入側ガイド部101aは、低段側圧縮機11の停止時に、低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側からバイパス分岐部22側にオイルを導く部位である。
吸入側ガイド部101aは、その上下方向(すなわち、鉛直方向)における位置が、バイパス分岐部22の上下方向における位置以上となるように設定されている。これにより、バイパス分岐部22側に存在するオイルが、その自重によって、低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に流れ難くなっている。
さらに、吸入側ガイド部101aは、低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側の部位101bが、バイパス分岐部22側の部位101cよりも上下方向において高い位置となるように設定されている。本実施形態の吸入側ガイド部101aは、低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側の部位101bが、バイパス分岐部22側の部位101cよりも上下方向においてΔh1だけ高くなるように、上下方向に対して傾斜している。
本実施形態の吸入側ガイド部101aは、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11aに至る部位のうち、上方側に向けて曲折された部位で構成されている。なお、吸入側ガイド部101aは、単一の配管で構成してもよいし、複数の配管を連結して構成してもよい。
また、本実施形態の低段側吸入配管101は、バイパス分岐部22の位置が低段側圧縮機11の冷媒吸入部11aよりも下方側に位置するように配置されている。具体的には、本実施形態の低段側圧縮機11は、バイパス分岐部22よりも上下方向においてH1だけ高い位置に配置されている。
続いて、本実施形態のバイパス配管105には、バイパス分岐部22から逆流防止弁19に至る部位に、バイパス側ガイド部105aが設けられている。バイパス側ガイド部105aは、低段側圧縮機11の作動時に、逆流防止弁19側からバイパス分岐部22側にオイルを導く部位である。
バイパス側ガイド部105aは、その上下方向(すなわち、鉛直方向)における位置が、バイパス分岐部22の上下方向における位置以上となるように設定されている。これにより、バイパス分岐部22側に存在するオイルが、その自重によって、バイパス配管105側に流れ難くなっている。
さらに、バイパス側ガイド部105aは、逆流防止弁19側の部位105bが、バイパス分岐部22側の部位105cよりも上下方向において高い位置となるように設定されている。本実施形態のバイパス側ガイド部105aは、逆流防止弁19側の部位105bが、バイパス分岐部22側の部位105cよりも上下方向において高くなるように、上下方向に沿って延びている。
本実施形態のバイパス側ガイド部105aは、バイパス配管105におけるバイパス分岐部22から逆流防止弁19に至る部位で構成されている。なお、バイパス側ガイド部105aは、単一の配管で構成してもよいし、複数の配管を連結して構成してもよい。
また、本実施形態のバイパス分岐部22は、上下方向の位置が逆流防止弁19よりも下方側に位置するように配置されている。具体的には、本実施形態の逆流防止弁19は、バイパス分岐部22よりも上下方向においてH2だけ高い位置に配置されている。なお、図2では、H1がH2よりも大きくなっているが、H1とH2の大小関係は、逆転していたり、同等となったりしてもよい。
また、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10では、上下方向に沿って延びる低段側吐出配管102を介して低段側圧縮機11の冷媒吐出部11bと高段側圧縮機12の冷媒吸入部12aを接続している。そして、本実施形態では、低段側圧縮機11の上方側に配置された高段側圧縮機12の冷媒吐出部12bに高段側吐出配管103を接続している。
以上説明した本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10では、二段圧縮運転および単段圧縮運転の双方を切替可能であり、サイクルの負荷状態に応じて効率よく作動させることが可能である。
加えて、本実施形態では、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に至る部位に吸入側ガイド部101aを設ける構成としている。
これによれば、低段側圧縮機11の停止時に、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に至る部位に滞留するオイルを、図4に示すように、自重によってバイパス分岐部22側に導くことができる。そして、バイパス分岐部22に導かれたオイルは、冷媒と共にバイパス配管105を介して高段側圧縮機12の冷媒吸入部12a側に流れる。
従って、本実施形態では、簡易な構成によって、低段側圧縮機11の停止による低段側吸入配管101におけるオイルの滞留を抑えて、高段側圧縮機12へのオイルの供給量が減少してしまうことを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、低段側圧縮機11を、バイパス分岐部22よりも上下方向において高い位置に配置している。これによれば、低段側圧縮機11に滞留するオイルが自重によってバイパス分岐部22側に流れ易くなる。このため、低段側圧縮機11の停止による低段側吸入配管101におけるオイルの滞留を抑え、高段側圧縮機12への潤滑油の供給量の減少を抑制可能となる。
さらに、本実施形態では、バイパス配管105におけるバイパス分岐部22から逆流防止弁19側に至る部位にバイパス側ガイド部105aを設ける構成としている。これによれば、低段側圧縮機11の作動時に、バイパス配管105に滞留するオイルを、自重によってバイパス分岐部22側に導くことができる。そして、バイパス分岐部22に導かれたオイルは、冷媒と共に低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に流れる。
従って、本実施形態では、簡易な構成によって、低段側圧縮機11の作動によるバイパス配管105におけるオイルの滞留を抑えて、低段側圧縮機11へのオイルの供給量が減少してしまうことを抑制することが可能となる。
さらにまた、本実施形態では、逆流防止弁19を、バイパス分岐部22よりも上下方向において高い位置に配置している。これによれば、バイパス配管105に滞留するオイルが自重によってバイパス分岐部22側に流れ易くなる。このため、低段側圧縮機11の作動によるバイパス配管105のオイルの滞留を抑え、低段側圧縮機11へのオイルの供給量の減少を抑制可能となる。
(第1実施形態の変形例)
上述の第1実施形態では、吸入側ガイド部101aが上下方向に傾斜し、バイパス側ガイド部105aが上下方向に沿って延びる例について説明したが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、吸入側ガイド部101dが上下方向に沿って延び、バイパス側ガイド部105dが上下方向に対して傾斜する構成としてもよい。
上述の第1実施形態では、吸入側ガイド部101aが上下方向に傾斜し、バイパス側ガイド部105aが上下方向に沿って延びる例について説明したが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、吸入側ガイド部101dが上下方向に沿って延び、バイパス側ガイド部105dが上下方向に対して傾斜する構成としてもよい。
このような構成によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、吸入側ガイド部101dが上下方向に沿って延び、バイパス側ガイド部105dが上下方向に対して傾斜する構成は、以降の実施形態においても適用することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図6〜図8を参照して説明する。本実施形態では、オイル戻し配管20およびオイルセパレータ21を追加している点が第1実施形態と相違している。
次に、第2実施形態について、図6〜図8を参照して説明する。本実施形態では、オイル戻し配管20およびオイルセパレータ21を追加している点が第1実施形態と相違している。
図6に示すように、本実施形態の二段昇圧式冷凍サイクル10は、高段側吐出配管103にオイルセパレータ21が設けられている。オイルセパレータ21は、高段側圧縮機12から吐出された冷媒に含まれるオイルと冷媒とを分離する機器である。
また、本実施形態の高段側吐出配管103には、オイルセパレータ21で分離されたオイルを低段側吸入配管101に戻すオイル戻し配管20が接続されている。オイル戻し配管20は、一端側がオイルセパレータ21を介して高段側吐出配管103に接続され、他端側が低段側吸入配管101に接続されている。
これによれば、二段昇圧式冷凍サイクル10において、オイルの循環経路が、蒸発器18等の熱交換器にてオイルが冷却されない循環経路を構成となる。このため、蒸発器18等の熱交換器の内部にオイルが滞留してしまうことを抑えることが可能となる。
また、高段側吐出配管103を流れるオイルは、その温度が高いことから、粘度が低い状態となる。このため、高段側吐出配管103を流れるオイルを低段側吸入配管101に戻すことで、各圧縮機11、12における摩擦損失の低減を図ることができる。
ここで、低段側吸入配管101とオイル戻し配管20との接続部201は、図7の比較例2に示すように、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22よりも上流側の部位に設けることが考えられる。
ところが、図7に示す構成とすると、低段側圧縮機11が停止している際、冷媒よりも密度の大きいオイルに作用する慣性力によって、オイルが低段側圧縮機11の冷媒吸入側に流れやすくなってしまう。このことは、低段側圧縮機11が停止している際に、低段側吸入配管101にオイルが滞留してしまう要因となることから好ましくない。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、低段側吸入配管101におけるオイル戻し配管20との接続部201を、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に至る部位に設ける構成としている。
より具体的には、本実施形態の接続部201は、低段側吸入配管101におけるバイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に至る部位のうち、吸入側ガイド部101aよりも冷媒流れ上流側に設ける構成としている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の構成によれば、第1実施形態の構成で得られる作用効果に加えて、以下の特徴的な効果を得ることができる。すなわち、本実施形態では、低段側吸入配管101におけるオイル戻し配管20との接続部201を、バイパス分岐部22から低段側圧縮機11の冷媒吸入部11a側に至る部位に設けている。これによれば、低段側圧縮機11が停止している際、図8に示すように、オイル戻り配管20を介して低段側吸入配管101に戻すオイルに対して慣性力が作用しないので、オイルが低段側圧縮機11の冷媒吸入側に流れてしまうことを抑制可能となる。
また、本実施形態の如く、オイルを自重でバイパス分岐部22に導く構成では、オイルがバイパス分岐部22まで流れる際に放熱することから、バイパス分岐部22における冷媒とオイルとの不必要な熱交換を抑制することができる。これにより、冷媒の温度が低い温度に維持される。このため、低段側圧縮機11の停止時に、高段側圧縮機12の冷媒吸入側におけるエントロピが小さくなる。この結果、高段側圧縮機12における動力の増加を抑えて、二段昇圧式冷凍サイクル10の運転効率の向上を図ることできる。
(第2実施形態の変形例)
上述の第2実施形態では、オイル戻し配管20を低段側吸入配管101に接続する例について説明したが、これに限定されない。例えば、図9に示すように、オイル戻し配管20Aをバイパス配管105に接続してもよい。具体的には、オイル戻し配管20におけるバイパス配管105との接続部202を、バイパス分岐部22から逆流防止弁19に至る部位に設ける構成とすればよい。
上述の第2実施形態では、オイル戻し配管20を低段側吸入配管101に接続する例について説明したが、これに限定されない。例えば、図9に示すように、オイル戻し配管20Aをバイパス配管105に接続してもよい。具体的には、オイル戻し配管20におけるバイパス配管105との接続部202を、バイパス分岐部22から逆流防止弁19に至る部位に設ける構成とすればよい。
これによれば、低段側圧縮機11が作動している際に慣性力が作用しないバイパス配管105に対して、オイル戻り配管20を接続することになる。このため、低段側圧縮機11が作動している際、オイルがバイパス配管105側に流れてしまうことを抑制可能となる。
また、本実施形態の如く、オイルを自重でバイパス分岐部22に導く構成では、オイルがバイパス分岐部22まで流れる際に放熱する。このため、本実施形態の構成によれば、第2実施形態と同様に、バイパス分岐部22における冷媒とオイルとの不必要な熱交換を抑制することができる。この結果、低段側圧縮機11の作動時における冷媒吸入側のエントロピを抑えて、二段昇圧式冷凍サイクル10の運転効率の向上を図ることできる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図10、図11を参照して説明する。図10に示すように、本実施形態では、オイル戻し配管20と低段側吸入配管101との接続部203を吸入側ガイド部101aに設けている。
次に、第3実施形態について、図10、図11を参照して説明する。図10に示すように、本実施形態では、オイル戻し配管20と低段側吸入配管101との接続部203を吸入側ガイド部101aに設けている。
その他の構成は、第2実施形態と同様である。本実施形態の構成によれば、第2実施形態の構成で得られる作用効果に加えて、以下の特徴的な効果を得ることができる。すなわち、本実施形態では、オイル戻し配管20と低段側吸入配管101との接続部203を吸入側ガイド部101aに設けている。これによれば、低段側圧縮機11が停止している際、図11に示すように、オイル戻し配管20から低段側吸入配管101に戻すオイルが、その自重によって、吸入側ガイド部101aに沿ってバイパス分岐部22側に流れる。このため、低段側圧縮機11の停止時における低段側吸入配管101のオイルの滞留を抑え、高段側圧縮機12へのオイルの供給量の減少を抑制可能となる。
(他の実施形態)
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、以下のように種々変形可能である。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の各実施形態では、放熱器13の下流側に分岐部14を設け、分岐部14で分岐した冷媒の一部を中間圧膨張弁15、および中間熱交換器16を介して、高段側圧縮機12の冷媒吸入側に戻すサイクル構成について説明したが、これに限定されない。例えば、分岐部14、中間圧膨張弁15、および中間熱交換器16を廃止して、中間圧冷媒を高段側圧縮機12の冷媒吸入側に戻さないサイクル構成としてもよい。
(2)上述の各実施形態の如く、低段側吸入配管101に吸入側ガイド部101aを設けると共に、バイパス配管105にバイパス側ガイド部105aを設ける構成とすることが望ましいが、これに限定されない。例えば、低段側吸入配管101に吸入側ガイド部101aを設け、バイパス配管105のバイパス側ガイド部105aを廃止してもよい。また、バイパス配管105にバイパス側ガイド部105aを設け、低段側吸入配管101の吸入側ガイド部101aを廃止してもよい。
(3)上述の各実施形態の如く、低段側圧縮機11をバイパス分岐部22よりも上方側に配置することが望ましいが、これに限定されない。低段側吸入配管101に吸入側ガイド部101aを設ける構成とすれば、低段側吸入配管101におけるオイルの滞留を抑えることができる。このため、低段側圧縮機11は、バイパス分岐部22の下方側に配置されていてもよい。
(4)上述の各実施形態の如く、逆流防止弁19をバイパス分岐部22よりも上方側に配置することが望ましいが、これに限定されない。バイパス配管105にバイパス側ガイド部105aを設ける構成とすれば、バイパス配管105におけるオイルの滞留を抑えることができる。このため、逆流防止弁19は、バイパス分岐部22の下方側に配置されていてもよい。
(5)上述の実施形態では、中間圧膨張弁15および低圧膨張弁17として、温度式膨張弁を採用した例を説明したが、中間圧膨張弁15および低圧膨張弁17として、電気式膨張弁を採用してもよい。
(6)上述の各実施形態では、冷凍庫を有するトレーラに二段昇圧式冷凍サイクル10を適用する例について説明したが、これに限定されない。例えば、二段昇圧式冷凍サイクル10を空調装置や冷蔵庫等に適用してもよい。また、二段昇圧式冷凍サイクル10は、トレーラ等の移動体ではなく、定置型の冷凍庫や空調装置等に適用してもよい。
(7)上述の各実施形態では、低段側圧縮機11および高段側圧縮機12の双方を内燃機関30により駆動する例について説明したが、これに限定されず、例えば、電動モータにより低段側圧縮機11および高段側圧縮機12の双方を駆動するようにしてもよい。この場合、低段側圧縮機11を駆動する電動モータのオン・オフにより、二段圧縮運転と単段圧縮運転とを切り替えるようにすればよい。
(8)上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
(9)上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
(10)上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
Claims (7)
- 二段昇圧式冷凍サイクルであって、
潤滑油が混入された冷媒を圧縮して吐出する低段側圧縮機(11)と、
前記低段側圧縮機から吐出された冷媒を圧縮して吐出する高段側圧縮機(12)と、
前記低段側圧縮機の冷媒吸入側に接続された低段側吸入配管(101)と、
前記低段側圧縮機の冷媒吐出側と前記高段側圧縮機の冷媒吸入側とを接続する低段側吐出配管(102)と、
前記高段側圧縮機の冷媒吐出側に接続された高段側吐出配管(103)と、
前記低段側吸入配管から分岐して前記低段側吐出配管に接続され、前記低段側圧縮機の停止時に、前記低段側圧縮機を迂回して前記高段側圧縮機に冷媒を導くバイパス配管(105)と、
前記バイパス配管に設けられ、前記低段側吸入配管から前記低段側吐出配管に向かう冷媒の流れを許容すると共に、前記低段側吐出配管から前記低段側吸入配管に向かう冷媒の流れを遮断する逆流防止弁(19)と、を備え、
前記低段側吸入配管における前記バイパス配管に分岐するバイパス分岐部(22)から前記低段側圧縮機の冷媒吸入側に至る部位には、前記低段側圧縮機の冷媒吸入側から前記バイパス分岐部側に前記潤滑油を導く吸入側ガイド部(101a、101d)が設けられており、
前記吸入側ガイド部は、その鉛直方向における位置が、前記バイパス分岐部の鉛直方向における位置以上であって、前記低段側圧縮機の冷媒吸入側の部位(101b)が、前記バイパス分岐部側の部位(101c)よりも鉛直方向において高い位置となっている二段昇圧式冷凍サイクル。 - 前記低段側圧縮機は、前記バイパス分岐部よりも鉛直方向において高い位置に配置されている請求項1に記載の二段昇圧式冷凍サイクル。
- 前記バイパス配管には、前記逆流防止弁側から前記バイパス分岐部側に前記潤滑油を導くバイパス側ガイド部(105a、105d)が設けられており、
前記バイパス側ガイド部は、その鉛直方向における位置が、前記バイパス分岐部の鉛直方向における位置以上であって、前記逆流防止弁側の部位(105b)が、前記バイパス分岐部側の部位(105c)よりも鉛直方向において高い位置となっている請求項1または2に記載の二段昇圧式冷凍サイクル。 - 前記逆流防止弁は、前記バイパス分岐部よりも鉛直方向において高い位置に配置されている請求項3に記載の二段昇圧式冷凍サイクル。
- 前記高段側吐出配管には、冷媒に混入された前記潤滑油を分離するオイルセパレータ(21)が設けられると共に、前記オイルセパレータで分離された前記潤滑油を前記低段側吸入配管へ導くオイル戻し配管(20)が接続されており、
前記低段側吸入配管における前記オイル戻し配管との接続部(201、203)は、前記低段側吸入配管における前記バイパス分岐部から前記低段側圧縮機の冷媒吸入側に至る部位に設けられている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の二段昇圧式冷凍サイクル。 - 前記高段側吐出配管には、冷媒に混入された前記潤滑油を分離するオイルセパレータ(21)が設けられると共に、前記オイルセパレータで分離された前記潤滑油を前記バイパス配管へ導くオイル戻し配管(20A)が接続されており、
前記バイパス配管における前記オイル戻し配管との接続部(202)は、前記バイパス分岐部から前記逆流防止弁に至る部位に設けられている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の二段昇圧式冷凍サイクル。 - 二段昇圧式冷凍サイクルであって、
潤滑油が混入された冷媒を圧縮して吐出する低段側圧縮機(11)と、
前記低段側圧縮機から吐出された冷媒を圧縮して吐出する高段側圧縮機(12)と、
前記低段側圧縮機の冷媒吸入側に接続された低段側吸入配管(101)と、
前記低段側圧縮機の冷媒吐出側と前記高段側圧縮機の冷媒吸入側とを接続する低段側吐出配管(102)と、
前記高段側圧縮機の冷媒吐出側に接続された高段側吐出配管(103)と、
前記低段側吸入配管から分岐して前記低段側吐出配管に接続され、前記低段側圧縮機の停止時に、前記低段側圧縮機を迂回して前記高段側圧縮機に冷媒を導くバイパス配管(105)と、
前記バイパス配管に設けられ、前記低段側吸入配管から前記低段側吐出配管に向かう冷媒の流れを許容すると共に、前記低段側吐出配管から前記低段側吸入配管に向かう冷媒の流れを遮断する逆流防止弁(19)と、を備え、
前記低段側吸入配管には、前記バイパス配管に分岐するバイパス分岐部(22)が設けられており、
前記バイパス配管には、前記逆流防止弁側から前記バイパス分岐部側に前記潤滑油を導くバイパス側ガイド部(105a、105d)が設けられており、
前記バイパス側ガイド部は、その鉛直方向における位置が、前記バイパス分岐部の鉛直方向における位置以上であって、前記逆流防止弁側の部位(105b)が、前記バイパス分岐部側の部位(105c)よりも鉛直方向において高い位置となっている二段昇圧式冷凍サイクル。
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